JP5341530B2 - 舶用推進機 - Google Patents

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Description

この発明は、舶用推進機に関し、特に、船体に対して推進機本体を左右方向に回動させるモータを有する舶用推進機に関する。
従来、船体に対して推進機本体を左右方向に回動させるモータを有する舶用推進機が知られている(たとえば、特許文献1参照)。上記特許文献1には、船外機(推進機本体)を回動させるための駆動力を発生させる操舵用電動モータを備えた船外機の操舵装置が開示されている。上記特許文献1による船外機の操舵装置は、ステアリングホイールが回転されるのに伴って船外機が回動するように操舵用電動モータに電気信号が送信されるとともに、送信された電気信号に基づいて、操舵用電動モータが駆動されるように構成されている。そして、船外機は、操舵用電動モータが駆動されるのに伴って左右方向に回動されるように構成されている。
特開2006−199189号公報
しかしながら、上記特許文献1の船外機(推進機本体)の操舵装置では、航行中、水から受ける反力が常時、操舵用電動モータに付与されるため、操舵用電動モータの負担が大きくなるという問題点がある。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、この発明の1つの目的は、推進機本体を回動させるための駆動力を発生させるモータの負担が大きくなるのを抑制することが可能な舶用推進機を提供することである。
課題を解決するための手段および発明の効果
この発明の一の局面による舶用推進機は、推進機本体と、船体に対して推進機本体を左右方向に回動可能に取り付けるスイベル部と、スイベル部に設けられ、推進機本体を回動させるための駆動力を発生させる推進機回動用モータと、推進機回動用モータにより発生される駆動力を推進機本体側に伝達するとともに、推進機本体側から伝達される反力を推進機回動用モータ側に伝達しないことにより推進機本体が左右方向に回動しないようにロックするロック部と、ロック部よりも推進機回動用モータ側に設けられ、ロック部よりも推進機回動用モータ側から推進機回動用モータの駆動力を利用せずに手動で推進機本体を回動させる手動操舵部とを備え、推進機回動用モータは、モータ軸およびモータ本体をさらに含み、モータ軸は、ロック部側およびロック部側とは反対側の両端部がモータ本体から外側に突出するように構成されており、手動操舵部は、モータ軸のロック部側とは反対側に設けられ、モータ軸をスイベル部の外部から回転させることが可能なように構成された回転部材を含む
この一の局面による舶用推進機では、上記のように、推進機回動用モータにより発生される駆動力を推進機本体側に伝達するとともに、推進機本体側から伝達される反力を推進機回動用モータ側に伝達しないことにより推進機本体が左右方向に回動しないようにロックするロック部を設けることによって、航行中、水により発生される反力が推進機本体に対して左右方向に付与される場合にも、ロック部により、操舵方向を維持するために推進機回動用モータを駆動させる必要がない。これにより、推進機本体を回動させるための駆動力を発生させる推進機回動用モータの負担が大きくなるのを抑制することができる。また、ロック部よりも推進機回動用モータ側から推進機回動用モータの駆動力を利用せずに推進機本体を手動で回動させる手動操舵部をロック部よりも推進機回動用モータ側に設けることによって、推進機回動用モータが停止している場合において、ロック部を設けたためにユーザが推進機本体の外面部を手で把持して左右方向に回動させるのが困難である場合にも、ユーザがロック部よりも推進機回動用モータ側の手動操舵部を操作することにより、推進機本体を左右方向に回動することができる。また、手動操舵部が操作されるのに基づいてモータ軸を回転させることができるので、ロック部を介して推進機本体側に推進機回動用モータの回転を伝達することができる。これにより、推進機回動用モータが電気的に停止している場合にも、推進機本体を左右方向に回動させることができる。また、外部から回転部材を回転させることにより、容易に、モータ軸をユーザにより回転させることができる。そして、回転部材を、ロック部などが配置されていない比較的スペースに余裕がある部分に配置することができるので、回転部材にモータ軸を回転させるための工具を係合させ易い。これにより、容易に、モータ軸を回転させるための工具などを手動操舵部の回転部材に係合させることができる。
上記一の局面による舶用推進機において、好ましくは、手動操舵部は、所定の工具を使用して直接的にモータ軸を回転させることが可能なように構成されている。このように構成すれば、所定の工具を使用して、容易に、モータ軸を回転させることができる。
上記一の局面による舶用推進機において、好ましくは、手動操舵部は、モータ軸と略同軸上で回転可能に構成されており、モータ軸は、手動操舵部が回転されるのに伴って回転されるように構成されている。このように構成すれば、モータ軸をモータ軸線上で直接的に回転させることができるので、手動で効率良く推進機本体を左右方向に回動させることができる。
上記一の局面による舶用推進機において、好ましくは、推進機回動用モータは、スイベル部の内部に配置されており、スイベル部は、手動操舵部に対応する部分に所定の工具を挿入可能な開口部を有する。このように構成すれば、スイベル部の外部から開口部を介して、容易に、手動操舵部に工具を係合させることができる。
この場合において、好ましくは、スイベル部の開口部を塞ぐ着脱可能な蓋部材をさらに備える。このように構成すれば、手動操舵部を使用しない場合に、蓋部材により開口部を塞ぐことができるので、スイベル部の内部に水などが浸入するのを抑制することができる。また、手動操舵部を使用する場合には、容易に蓋部材を取り外して、手動操舵部を用いてモータ軸を回転させることができる。
上記一の局面による舶用推進機において、好ましくは、推進機回動用モータは、電気により駆動するように構成されており、手動操舵部は、電気により駆動する推進機回動用モータが故障した場合に、ユーザにより、推進機本体を左右方向に回動することが可能なように構成されている。このように構成すれば、ロック部が設けられた構造において、推進機回動用モータが故障して操舵することができなくなった場合にも、手動操舵部により操舵することができるので、ユーザが所望する方向に船体を進行させることができる。
本発明の実施形態による船外機が搭載された船舶を示した斜視図である。 図1に示した実施形態による船外機の全体構成を示した側面図である。 図1に示した実施形態による船外機のスイベルブラケットの構成を説明するための斜視図である。 図1に示した実施形態による船外機のスイベルブラケットの構成を説明するための側面図である。 図1に示した実施形態による船外機のスイベルブラケットの構成を説明するための平面図である。 図1に示した実施形態による船外機のスイベルブラケットの構成を説明するための平面図である。 本発明の参考例による船外機の全体構成を示した側面図である。 本発明の参考例による船外機のスイベルブラケットの構成を説明するための平面図である。 本発明の参考例による船外機のスイベルブラケットの構成を説明するための側面図である。
以下、本発明を具体化した実施形態を図面に基づいて説明する。
実施形態)
図中、FWDは、船舶の前進方向を示している。まず、図1〜図6を参照して、本発明の実施形態による船舶1に搭載された船外機3の構成について説明する。
実施形態による船舶1には、図1に示すように、水面に浮かべられる船体2と、船体2の後部に取り付けられた船体2を推進するための2機の船外機3と、船体2を操舵するための操舵部4と、操舵部4の近傍に配置され、船体2を前進または後進させる操作を行うためのコントロールレバー部5とが設けられている。なお、船外機3は、本発明の「舶用推進機」の一例である。また、船外機3と、操舵部4およびコントロールレバー部5とは、それぞれ、共通LANケーブル6により電気的に接続されている。具体的には、共通LANケーブル6は、ユーザが操舵部4を回転した際の電気信号を船外機3のスイベルブラケット31内のドライバ7(図5参照)に伝達する機能を有しているとともに、ユーザがコントロールレバー部5を回動した際の電気信号を船外機3の後述する船外機本体30内のECU303に伝達する機能を有する。なお、船外機3は、舵を有しておらず、船外機3自体で舵を切る構造になっている。すなわち、後述する船外機3の船外機本体30を左右方向に回動させることにより後述するプロペラ304(図2参照)の向きを変えることによって、そのプロペラ304の推力で船体2が方向を変えられるように構成されている。
船外機3は、図2に示すように、船外機本体30と、スイベル軸310を中心に船外機本体30と相対的に回動可能に取り付けられたスイベルブラケット31と、チルト軸320を中心にスイベルブラケット31と相対的に回動可能に取り付けられたチルトブラケット32とを含んでいる。なお、船外機本体30は、本発明の「推進機本体」の一例であり、スイベルブラケット31は、本発明の「スイベル部」の一例である。
船外機本体30は、図1および図2に示すように、船外機本体30の上部を構成するカウリング部300と、カウリング部300の下方に設けられたケース部301とを有しており、カウリング部300の内部には、エンジン302、および、エンジン302に電気的に接続されたECU(エンジン・コントロール・ユニット)303(図1参照)などが収納されている。ECU303は、図1に示すように、上記した共通LANケーブル6によりコントロールレバー部5と接続されており、コントロールレバー部5が操作されるのに基づいて、エンジン302を制御する機能を有する。また、ケース部301の下部には、図2に示すように、プロペラ304が設けられている。プロペラ304は、エンジン302が駆動するのに伴って回転されるように構成されている。
また、スイベル軸310は、船外機本体30の上下方向(Z方向)に延びるように配置されている。つまり、船外機本体30は、スイベル軸310を中心に船体2に対して左右方向(図1の矢印X1方向および矢印X2方向)に回動可能に保持されている。なお、スイベルブラケット31の構成について、後ほど詳細に説明する。また、チルトブラケット32のチルト軸320は、スイベル軸310と直交するとともに、船体2の幅方向(図1の矢印X1方向および矢印X2方向)に延びるように配置されている。つまり、スイベルブラケット31に保持された船外機本体30は、チルト軸320を中心に上下方向(垂直方向)に回動可能に保持されている。また、チルトブラケット32は、船体2の後進方向(矢印BWD方向)側に設けられた船尾板2aに固定されている。
次に、実施形態による船外機3のスイベルブラケット31の構造について、詳細に説明する。
スイベルブラケット31は、図2および図3に示すように、船外機本体30(図2参照)の上下方向(Z方向)に沿ってスイベル軸310を配置可能なスイベル軸保持部31aと、スイベル軸310を回動するための回動機構部311(図3参照)を収納する回動機構収納部31bとにより主に構成されている。スイベル軸保持部31aは、スイベル軸310を収納するために、船外機本体30の上下方向(Z方向)に沿って延びるように構成されている。また、スイベル軸保持部31aの上部は、回動機構収納部31bの内部と接続されており、スイベル軸保持部31aに配置されているスイベル軸310の上部は、回動機構収納部31bの内部まで突出している。
回動機構収納部31bは、上記したようにスイベル軸保持部31aの上部に設けられており、前方(矢印FWD方向)に突出するように構成されている。また、回動機構収納部31bは、図3に示すように、上部が開口した箱形状を有しており、図3および図4に示すように、側方から見て、前方に向かうにつれて次第に高さ方向が大きくなる一対の側壁部31cと、一対の側壁部31cの前部を接続する前壁部31dとを有している。そして、回動機構収納部31bの開口した上部は、図4に示すように、開口全面を覆うことが可能なカバー部材312を取付可能に構成されている。つまり、回動機構収納部31bは、内部を密閉することが可能なように構成されている。また、矢印X1方向側の側壁部31cには、側壁部31cの外部側(矢印X1方向側)を覆うプレート部材33aが取り付けられている。また、矢印X2方向側の側壁部31cには、側壁部31cの外部側(矢印X2方向側)を覆うプレート部材33bが取り付けられている。
ここで、実施形態では、図5に示すように、回動機構収納部31bの内部に収納されたスイベル軸310を回動するための回動機構部311は、電気により駆動するとともに、モータ軸313aを有するモータ313と、モータ313のモータ軸313aと接続されたロッククラッチ314と、ロッククラッチ314と接続されたギヤ部315とにより構成されている。また、回動機構部311は、さらに、モータ軸313aの回転がロッククラッチ314およびギヤ部315を介して伝達されるボールネジ316と、ボールネジ316上を移動可能に係合されたボールナット317と、ボールナット317が移動されるのに伴って、スイベル軸310を中心に回動するように構成された伝達プレート318とにより構成されている。なお、ロッククラッチ314は、本発明の「ロック部」の一例である。
モータ313は、スイベルブラケット31の前壁部31d近傍の矢印X1方向側に配置されており、船外機本体30(図2参照)を回動させるための駆動力を発生させる機能を有する。また、モータ313は、ドライバ7と電気的に接続されている。ドライバ7は、ユーザが操舵部4(図1参照)を操舵した際に共通LANケーブル6により送信される信号に基づいてモータ313の駆動を制御するように構成されている。具体的には、ドライバ7は、操舵部4(図1参照)がA1方向(図1参照)に回転された場合には、モータ軸313aがA2方向に回転されるように制御するとともに、操舵部4(図1参照)がB1方向(図1参照)に回転された場合には、モータ軸313aがB2方向に回転されるように制御する。
また、モータ313は、モータ軸313aが船体2の幅方向(矢印X1方向および矢印X2方向)に延びるように配置されている。モータ軸313aは、矢印X1方向側(ロッククラッチ314側とは反対側)および矢印X2方向側(ロッククラッチ314側)の両端部がモータ本体313bから外側に突出するように構成されている。
ここで、実施形態では、モータ軸313aの矢印X1方向側(ロッククラッチ314とは反対側)の端部には、回転部材319が取り付けられている。なお、回転部材319は、本発明の「手動操舵部」の一例である。この回転部材319は、モータ313が停止している場合に、モータ313の駆動力を利用せずに手動で船外機本体30(図2参照)を回動させるために設けられている。
具体的には、実施形態では、回転部材319は、モータ軸313aと略同軸上で回転可能に構成されており、モータ軸313aは、回転部材319が回転されるのに伴って回転部材319と一体的に回転されるように構成されている。また、回転部材319の矢印X1方向側の面には、六角レンチ80(図6参照)を係合することが可能な六角穴319aが形成されている。これにより、ユーザが六角レンチ80(図6参照)を六角穴319aに係合させるとともに、六角レンチ80を回転させることによって、回転部材319を回転させることが可能となる。つまり、回転部材319は、モータ軸313aを直接的に回転させることが可能なように構成されている。なお、六角レンチ80は、本発明の「所定の工具」の一例である。
また、スイベルブラケット31のモータ313に隣接している側(矢印X1方向側)の側壁部31cおよびプレート部材33aの回転部材319に対応する部分には、開口部31eが形成されている。開口部31eは、六角レンチ80(図6参照)をスイベルブラケット31の外部からスイベルブラケット31の内部の回転部材319の六角穴319aにアクセスするために設けられている。また、開口部31eは、六角レンチ80(図6参照)を用いて回転部材319を回転させる場合以外の場合に、開口部31eに対して着脱可能な蓋部材34を用いることによって、塞ぐことが可能なように構成されている。
具体的には、開口部31eは、内周面にネジ加工が施されたネジ部31fと、ネジ部31fよりも小さな径を有するとともに、ネジ部31fの矢印X2方向側に隣接する穴部31gと、ネジ部31fと穴部31gとの間の段差部31hとを有している。また、蓋部材34は、開口部31eのネジ部31fと螺合可能に形成されたネジ部34aと、ユーザが手により摘むことが可能な摘み部34bとにより主に構成されている。つまり、蓋部材34は、ユーザが摘み部34bを摘むとともに開口部31eのネジ部31fに螺合することにより、開口部31eを塞ぐことが可能なように構成されている。
また、開口部31eの段差部31hには、Oリング35が設けられている。このOリング35は、蓋部材34がネジ部31fに係合された際に、蓋部材34の底部34cと段差部31hとの間に挟み込まれるように配置されている。これにより、六角レンチ80(図6参照)を用いて回転部材319を回転させる場合以外の場合に、スイベルブラケット31の内部を密閉することが可能となる。
また、実施形態では、ロッククラッチ314は、モータ313により発生される駆動力を船外機本体30(図2参照)側に伝達するとともに、船外機本体30側から伝達される反力をモータ313側に伝達しないことにより船外機本体30が左右方向に回動しないようにロックする機能を有する。このロッククラッチ314は、内部に図示しないラチェット機構などを有する機械的構造を有している。これにより、モータ軸313aが回転された場合に、モータ軸313aの回転をロッククラッチ314に接続されたギヤ部315に伝達することが可能である。その一方で、航行中などに、船外機本体30(図2参照)が左右方向に回動される力が付与されるのに伴ってギヤ部315に回転する力が付与された場合にも、ロッククラッチ314により、ギヤ部315が回転しようとするのをロックする。つまり、航行中、水から受ける反力が船外機本体30に対して左右方向に付与される場合にも、ロッククラッチ314により、操舵方向を維持するためにモータ313を駆動させる必要がない。すなわち、モータ313を常時駆動させる必要がない。
このようなロッククラッチ314を設けた場合にも、上記した回転部材319は、電気により駆動するモータ313が故障などした場合に、ロッククラッチ314によるロックの影響のないモータ軸313aを回転させることにより、船外機本体30(図1参照)を左右方向に回動することが可能なように構成されている。
また、ギヤ部315は、図4および図5に示すように、3つの平歯車315a(図5参照)、315bおよび315cにより構成されており、矢印X2方向側の側壁部31cの開口部31i(図5参照)の内部に配置されている。開口部31iは、図5に示すように、プレート部材33bにより塞がれている。平歯車315aは、ロッククラッチ314の下流側(矢印X2方向側)から突出する軸部材315dと接続されており、軸部材315dと共に回転するように構成されている。平歯車315bは、平歯車315aと噛合されているとともに、平歯車315cに噛合されている。つまり、平歯車315bは、平歯車315aの回転を平歯車315cに伝達する中間ギヤの機能を有する。平歯車315cは、ボールネジ316と接続されており、ボールネジ316と一体的に回転するように構成されている。
ボールナット317は、ボールネジ316が回転されるのに伴って矢印X1方向および矢印X2方向に移動されるように構成されている。つまり、モータ軸313aがA2方向に回転されるのに伴って、ギヤ部315を介してボールネジ316がA3方向に回転された場合に、ボールナット317は、矢印X1方向に移動されるように構成されている。その一方で、モータ軸313aがB2方向に回転されるのに伴って、ギヤ部315を介してボールネジ316がB3方向に回転された場合に、ボールナット317は、矢印X2方向に移動されるように構成されている。
また、伝達プレート318は、ボールナット317と接続されている。また、伝達プレート318は、スイベル軸310と係合されている。これにより、伝達プレート318は、ボールナット317が矢印X1方向および矢印X2方向に移動されるのに伴って、スイベル軸310を中心に回動することが可能となる。その結果、スイベル軸310を回動させることが可能となる。
また、伝達プレート318の矢印X1方向側には、回動軸部36aの回動量を検知する回動センサ36が設けられている。回動センサ36は、リンク部材37により伝達プレート318と接続されており、リンク部材37は、伝達プレート318がスイベル軸310を中心に回動された際に移動するように構成されている。そして、リンク部材37が移動するのに伴って、回動センサ36の回動軸部36aは、回動されるように構成されている。このように回動軸部36aの回動量を検知することによって、ECU303などにより伝達プレート318の回動量を演算することが可能である。
次に、図1および図6を参照して、本発明の実施形態による船外機3のモータ313が停止している場合に、ユーザにより船外機本体30を左右方向に回動させる動作について説明する。ここで、船外機本体30を矢印X1方向に回動させる動作を説明する。
図6に示すように、蓋部材34が開口部31eから取り外された状態で、六角レンチ80を開口部31eに挿入するとともに、回転部材319の六角穴319aに係合させる。そして、六角レンチ80をA2方向に回転することにより、回転部材319を回転させる。これにより、回転部材319と共にモータ軸313aは、A2方向に回転される。その後、モータ軸313aがA2方向に回転されるのに伴って、軸部材315dは、ロッククラッチ314を介してA2方向に回転され、平歯車315aはA2方向に回転される。
そして、平歯車315aがA2方向回転するのに伴って、平歯車315bを介して、平歯車315cは、A3方向に回転される。これにより、ボールネジ316は、A3方向に回転されるので、ボールナット317は、矢印X1方向に移動される。そして、ボールナット317が矢印X1方向に移動されるのに伴って、伝達プレート318は、スイベル軸310を中心に矢印X1方向に回動される。これにより、伝達プレート318と係合されているスイベル軸310は、A4方向に回動される。その結果、船外機本体30(図1参照)は、矢印X1方向に回動される。
なお、実施形態では、回転部材319を30〜40回ほど回転することにより、船外機本体30を直進状態から旋回状態まで操舵することが可能である。
実施形態では、上記のように、モータ313により発生される駆動力を船外機本体30側に伝達するとともに、モータ313が駆動していない場合に、船外機本体30が左右方向に回動しないようにロックするロッククラッチ314を設けている。このため、航行中、水により発生される反力が船外機本体30に対して左右方向に付与される場合にも、ロッククラッチ314により、操舵方向を維持するためにモータ313を駆動させる必要がない。これにより、船外機本体30を回動させるための駆動力を発生させるモータ313の負担が大きくなるのを抑制することができる。また、モータ313が停止している場合に、ロッククラッチ314よりもモータ313側からモータ313の駆動力を利用せずに船外機本体30を手動で回動させる回転部材319をロッククラッチ314よりもモータ313側に設けている。これにより、ロッククラッチ314を設けたためにユーザが船外機本体30の外面部を手で把持して左右方向に回動させるのが困難である場合にも、ユーザがロッククラッチ314よりもモータ313側の回転部材319を操作することにより、船外機本体30を左右方向に回動することができる。
また、実施形態では、上記のように、回転部材319を、モータ313のモータ軸313aを回転するように構成することによって、回転部材319が回転(操作)されるのに基づいてモータ軸313aを回転させることができるので、ロッククラッチ314を介して船外機本体30側にモータ313の回転を伝達することができる。これにより、モータ313が電気的に停止している場合にも、船外機本体30を左右方向に回動させることができる。
また、実施形態では、上記のように、回転部材319を、ユーザが六角レンチ80(所定の工具)を使用することにより直接的にモータ軸313aを回転させることが可能なように構成することによって、一般的な工具である六角レンチ80(所定の工具)を使用して、容易に、モータ軸313aを回転させることができる。
また、実施形態では、上記のように、モータ軸313aを、ロッククラッチ314側(矢印X2方向側)およびロッククラッチ314側とは反対側(矢印X1方向側)の両端部がモータ本体313bから外側に突出するように構成するとともに、回転部材319を、モータ軸313aのロッククラッチ314側とは反対側(矢印X1方向側)に設けることによって、回転部材319を、ロッククラッチ314などが配置されていない比較的スペースに余裕がある部分に配置することができるので、回転部材319にモータ軸313aを回転させるための工具(六角レンチ80)を係合させ易い。これにより、容易に、モータ軸313aを回転させるための工具などを回転部材319に係合させることができる。
また、実施形態では、上記のように、回転部材319を、モータ軸313aと略同軸上で回転可能に構成することによって、モータ軸313aをモータ軸313a線上で直接的に回転させることができるので、手動で効率良く船外機本体30を左右方向に回動させることができる。
また、実施形態では、上記のように、スイベルブラケット31の開口部31eを塞ぐ着脱可能な蓋部材34を設けることによって、回転部材319を使用しない場合に、蓋部材34により開口部31eを塞ぐことができるので、スイベルブラケット31の内部に水などが浸入するのを抑制することができる。また、回転部材319を使用する場合には、容易に蓋部材34を取り外して、回転部材319を用いてモータ軸313aを回転させることができる。
参考例
以下、図7〜図9を参照して、本発明の参考例による船外機の構成について詳細に説明する。この参考例では、上記実施形態とは異なり、ユーザにより、モータ軸913aと略直交する方向からモータ軸913aを手動で回転させることが可能な構成について説明する。
参考例による船外機9(図7参照)では、図8に示すように、モータ913は、モータ軸913aが矢印X1方向および矢印X2方向に延びるように配置されている。モータ軸913aは、矢印X2方向側(ロッククラッチ314側)の端部がモータ本体913bから外側に突出するように構成されている。
ここで、参考例では、モータ軸913aの矢印X2方向側(ロッククラッチ314側)に突出している部分には、ベベルギヤ919aが取り付けられている。このベベルギヤ919aは、モータ913が停止している場合に、モータ913の駆動力を利用せずに船外機本体90(図7参照)を左右方向に回動させるために設けられている。
具体的には、参考例では、ベベルギヤ919aは、モータ軸913aと略同軸上で回転可能に構成されており、モータ軸913aは、ベベルギヤ919aが回転されるのに伴ってベベルギヤ919aと一体的に回転されるように構成されている。また、ベベルギヤ919aには、ベベルギヤ919bが噛合されている。このベベルギヤ919bは、ユーザによりモータ軸913aと略直交する軸線を中心に回転可能に構成されている。このようにベベルギヤ919aおよび919bを構成することによって、ベベルギヤ919bが回転された場合に、ベベルギヤ919aが回転されるのに伴ってモータ軸913aが回転することが可能である
また、ベベルギヤ919bには、船体2側(矢印FWD方向側)に突出する軸部材919cが取り付けられている。この軸部材919cは、軸受919dにより支持されており、ベベルギヤ919bをモータ軸913aと略直交する軸線を中心に安定した状態で回転させることが可能なように構成されている。また、軸部材919cの船体2側(矢印FWD方向側)の端部には、ドライバー溝919eが形成されている。このドライバー溝919eは、所定のマイナスドライバー980(図9参照)と係合することが可能なように構成されている。なお、マイナスドライバー980は、本発明の「所定の工具」の一例である。
また、スイベルブラケット91の前壁部91dの軸部材919cに対応する部分には、開口部91eが形成されている。開口部91eは、マイナスドライバー980(図9参照)をスイベルブラケット91の外部からスイベルブラケット91の内部の軸部材919cのドライバー溝919eにアクセスするために設けられている。また、開口部91eは、マイナスドライバー980(図9参照)を用いて軸部材919cを回転させる場合以外の場合に、開口部91eに対して着脱可能な蓋部材94を用いることによって、塞ぐことが可能なように構成されている。
具体的には、開口部91eは、内周面にネジ加工が施されたネジ部91fと、ネジ部91fよりも小さな径を有するとともに、ネジ部91fの後方に隣接する穴部91gと、ネジ部91fと穴部91gとの間の段差部91hとを有している。また、蓋部材94は、開口部91eのネジ部91fと螺合可能に形成されたネジ部94aと、ユーザが手により摘むことが可能な摘み部94bとにより主に構成されている。つまり、蓋部材94は、ユーザが摘み部94bを摘むとともに開口部91eのネジ部91fに螺合することにより、開口部91eを塞ぐことが可能なように構成されている。
また、開口部91eの段差部91hには、Oリング95が設けられている。このOリング95は、蓋部材94がネジ部91fに係合された際に、蓋部材94の底部94cと段差部91hとの間に挟み込まれるように配置されている。これにより、マイナスドライバー980(図9参照)を用いて軸部材919cを回転させる場合以外の場合に、スイベルブラケット91の内部を密閉することが可能となる。
次に、図7〜図9を参照して、本発明の参考例による船外機9のモータ913が停止している場合に、ユーザにより船外機本体90を左右方向に回動させる動作について説明する。ここで、船外機本体90を矢印X1方向に回動させる動作を説明する。
図9に示すように、蓋部材94(図8参照)が開口部91eから取り外された状態で、マイナスドライバー980を開口部91eに挿入するとともに、軸部材919cのドライバー溝919eに係合させる。そして、図8に示すように、マイナスドライバー980をA5方向に回転することにより、軸部材919cを回転させる。これにより、軸部材919cと共にベベルギヤ919bは、A5方向に回転され、ベベルギヤ919bがA5方向に回転されるのに伴って、ベベルギヤ919aは、A2方向に回転される。そして、モータ軸913aは、ベベルギヤ919aと共にA2方向に回転され、ロッククラッチ314および軸部材315dを介して、平歯車315aはA2方向に回転される。
なお、参考例のその他の構造および動作は、上記実施形態と同様である。
参考例では、上記のように、ベベルギヤ919aを、モータ軸のロック部側に取り付けるとともに、モータ軸913aと一体的に回転可能に構成することによって、モータ軸913aと同軸上でモータ軸913aを直接的に回転させることが困難なモータ913とロッククラッチ314との間の領域でも、モータ軸913aと同軸上に設けられたベベルギヤ919aにベベルギヤ919bを組み合わせることにより、モータ軸913aを間接的に回転させることができる。
また、参考例では、上記のように、ベベルギヤ919bから船体2側(矢印FWD方向)に向かって突出する軸部材919cを設けるとともに、軸部材919cを、ユーザがマイナスドライバー980を使用することにより回動可能に構成することによって、船体2側(矢印FWD方向)に向かって軸部材919cが突出しているので、ユーザが船体2から、容易に、マイナスドライバー980を使用して軸部材919cを回転させることができる。これにより、容易に、モータ軸913aと略直交する軸線を中心にベベルギヤ919aを回転させることができる。
なお、今回開示された実施形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
たとえば、上記実施形態および参考例では、回転部材または軸部材を、それぞれ、六角レンチまたはマイナスドライバーにより回転させるように構成した例について示したが、本発明はこれに限らず、六角レンチおよびマイナスドライバー以外の工具により回転させるように構成してもよい。また、工具などを使用せずに、たとえば、ユーザの手により直接的に回転部材および軸部材を回転することが可能なダイヤルレバーを回転部材および軸部材に設けるようにしてもよい。
また、上記実施形態および参考例では、ロック部の一例として、機械的構造を有するロッククラッチを適用した例について示したが、本発明はこれに限らず、たとえば、電気的に作動する電磁クラッチなど、機械的構造を有するロッククラッチ以外のロック機構を適用してもよい。
また、上記実施形態および参考例では、所定の工具の一例として六角レンチおよびマイナスドライバーを適用して、回転部材または軸部材を回転するように構成した例について示したが、本発明はこれに限らず、六角レンチおよびマイナスドライバー以外の、たとえば、プラスドライバーおよび二面幅など、六角レンチおよびマイナスドライバー以外の工具を適用して、回転部材または軸部材を回転するよう構成してもよい。
また、上記実施形態および参考例では、本発明を、船外機を2機設置した船舶に適用した例について示したが、本発明はこれに限らず、本発明を、船外機を1機のみ設置した船舶、または、船外機を3機以上設置した船舶に適用してもよい。
2 船体
3 船外機(舶用推進機)
30 船外機本体(推進機本体)
31、91 スイベルブラケット(スイベル部)
31e、91e 開口部
34、94 蓋部材
80 六角レンチ(所定の工具)
313、913 モータ
313a、913a モータ軸
313b、913b モータ本体
314 ロッククラッチ(ロック部)
319 回転部材(手動操舵部
80 マイナスドライバー(所定の工具)

Claims (6)

  1. 推進機本体と、
    船体に対して前記推進機本体を左右方向に回動可能に取り付けるスイベル部と、
    前記スイベル部に設けられ、前記推進機本体を回動させるための駆動力を発生させる推進機回動用モータと、
    前記推進機回動用モータにより発生される駆動力を前記推進機本体側に伝達するとともに、前記推進機本体側から伝達される反力を前記推進機回動用モータ側に伝達しないことにより前記推進機本体が左右方向に回動しないようにロックするロック部と、
    前記ロック部よりも前記推進機回動用モータ側に設けられ、前記ロック部よりも前記推進機回動用モータ側から前記推進機回動用モータの駆動力を利用せずに手動で前記推進機本体を回動させる手動操舵部とを備え
    前記推進機回動用モータは、モータ軸およびモータ本体をさらに含み、
    前記モータ軸は、前記ロック部側および前記ロック部側とは反対側の両端部が前記モータ本体から外側に突出するように構成されており、
    前記手動操舵部は、前記モータ軸のロック部側とは反対側に設けられ、前記モータ軸を前記スイベル部の外部から回転させることが可能なように構成された回転部材を含む、舶用推進機。
  2. 前記手動操舵部は、所定の工具を使用して直接的に前記モータ軸を回転させることが可能なように構成されている、請求項に記載の舶用推進機。
  3. 前記手動操舵部は、前記モータ軸と略同軸上で回転可能に構成されており、
    前記モータ軸は、前記手動操舵部が回転されるのに伴って回転されるように構成されている、請求項1または2に記載の舶用推進機。
  4. 前記推進機回動用モータは、前記スイベル部の内部に配置されており、
    前記スイベル部は、前記手動操舵部に対応する部分に所定の工具を挿入可能な開口部を有する、請求項1〜のいずれか1項に記載の舶用推進機。
  5. 前記スイベル部の開口部を塞ぐ着脱可能な蓋部材をさらに備える、請求項に記載の舶用推進機。
  6. 前記推進機回動用モータは、電気により駆動するように構成されており、
    前記手動操舵部は、前記電気により駆動する推進機回動用モータが故障した場合に、ユーザにより、前記推進機本体を左右方向に回動することが可能なように構成されている、請求項1〜のいずれか1項に記載の舶用推進機。
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