JP6011388B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、主走査方向に配置された複数の加熱体と、前記複数の加熱体の温度を検出する複数の温度センサとを有する定着装置を含む画像形成装置に関する。
従来の画像形成装置では、熱応答性の良いサーマルヘッドやレーザ光線等を用いた定着装置を備えたものがある。定着装置を備える画像形成装置では、例えば特許文献1に記載されているように、デジタルの画像データに基づいて、記録材上のトナーが乗っている所のみ、あるいはその近傍のみを選択的に加熱して未定着トナーを定着させる技術が知られている。
上記従来の定着装置は、複数の加熱体で構成されるヒータの表面温度を検出するために、複数の温度センサを有している。しかしながら従来の定着装置では、温度センサの製造誤差や経年劣化によるセンサ出力のオフセットにばらつきが生じ、ヒータの表面温度を正しく検出できないという問題があった。
本発明は、上記事情を鑑みてこれを解決すべく成されたものであり、ヒータの表面温度の検出精度を向上させることが可能な画像形成装置を提供することを目的としている。
本発明は、上記目的を達成すべく以下の如き構成を採用した。
本発明は、主走査方向に配置された複数の加熱体と、前記複数の加熱体の温度を検出する複数の温度センサとを有する定着装置を含む画像形成装置であって、所定間隔毎の前記複数の温度センサにおける出力値の変化量を算出する算出部と、前記変化量が所定値以下となったとき、前記複数の温度センサの出力を補正する補正部と、を有する。
本発明によれば、ヒータの表面温度の検出精度を向上させることができる。
本実施形態の画像形成装置の構成を説明する図である。 定着部の構成を説明する図である。 加熱体の温度と時間の関係を説明する図である。 温度センサの補正を説明する図である。 エンジンCPUによる温度の補正を説明するフローチャートである。
以下に図面を参照して本発明の実施形態について説明する。図1は、本実施形態の画像形成装置の構成を説明する図である。
本実施形態の画像形成装置100は、外部I/F(インターフェイス)110、コントローラ制御部120、エンジン制御部130、定着部140を有する。
外部I/F110は、外部から画像データを読み込む。コントローラ制御部120は、画像処理装置121、メモリ122を有する。画像処理装置121は、入力された画像データにデジタル処理等を行う。メモリ122は、画像データ等を保持する。
エンジン制御部130は、エンジンCPU131、メモリ132、ヒータ駆動回路133を有する。エンジンCPU131は、画像処理装置121から送信された画像データに基づき、ヒータ駆動回路133を制御する。メモリ132は、ヒータ駆動回路133の制御に必要となる情報を一時的に保持する。ヒータ駆動回路133は、定着部140の有するヒータを制御する。
定着部140は、ヒータ300と、温度センサ400とを有する。本実施形態のヒータ300は、例えばサーマルヘッド等の加熱体を主走査方向に複数設けた構成とした。温度センサ400は、ヒータ300の有する加熱体と対応して複数設けられており、ヒータ300の温度を検出する。本実施形態の温度センサ400は、例えばサーモパイル等である。
本実施形態の画像形成装置100は、画像データが外部I/F110から入力されると、メモリ122に格納される。画像処理装置121は、メモリ122に格納された画像データに基づき、画像位置の算出、加熱体のオン・オフ信号の生成、加熱開始までの遅延時間の算出を行う。画像処理装置121は、加熱体のオン・オフ信号、加熱開始までの遅延時間等をエンジンCPU131へ渡す。エンジンCPU131は、この情報に基づきヒータ駆動回路133の制御を行う。
また本実施形態のエンジンCPU131は、温度センサ400によりヒータ300を構成する各加熱体の温度を監視してフィードバック制御を行う。また本実施形態のエンジンCPU131は、温度センサ400の補正を行う。温度センサ400の詳細は後述する。
図2は、定着部の構成を説明する図である。
本実施形態の定着部140は、複数の加熱体301〜30Nを含むヒータ300と、加熱体301〜30Nと対応した温度センサ401〜40Nを含む温度センサ400と、を有する。
本実施形態のヒータ300において、加熱体301〜30Nは、例えばサーマルヘッド等の発熱素子を主走査方向に複数並べられている。また本実施形態の温度センサ400において、温度センサ401〜40Nは、例えばサーモパイル等であり、主走査方向に複数並べられている。
尚図2に示す定着部140では、ヒータ300がN個の加熱体301、302、・・・、30Nを有し、温度センサ400がN個の温度センサ401、402、・・・、40Nを有する構成としたが、これに限定されない。加熱体300と温度センサ400の数は同数でなくても良い。
次に、図3を参照して各加熱体30Nの温度と時間の関係について説明する。図3は、加熱体の温度と時間の関係を説明する図である。
本実施形態の加熱体30Nの温度は、印刷動作が終了した後に次の印刷要求が無い場合、印刷終了後から徐々に下がり、外気温と同程度の温度で一定になる。
本実施形態では、加熱体30Nの温度が一定となった状態において、各温度センサ40Nの温度を検出する。そして本実施形態のエンジンCPU131は、このとき検出した温度に基づき、製造誤差や経年劣化による各温度センサ40Nの出力のオフセットのばらつきを補正する。
図3の例では、エンジンCPU131は、印刷終了後の時刻t0において各加熱体30Nが検出した温度T0をセンサ出力値としてメモリ132に格納する。次にエンジンCPU131は、所定時間経過後の時刻t1において再び各加熱体30Nの温度T1を検出し、メモリ132にセンサ出力値として格納する。
次にエンジンCPU131は、メモリ132に記憶した2つのセンサ出力値から温度変化量を算出する。図3の場合は、時刻t0から時刻t1までの間の温度変化量はT0−T1となる。
本実施形態では、エンジンCPU131により、以上の処理を温度変化量が所定値以下になるまで繰り返し行う。温度変化量が所定値以下になったら、エンジンCPU131は、各加熱体30Nの温度が一定の状態になったと判断し、温度センサ40Nの補正を開始する。
尚本実施形態では、温度変化量として温度差を用いたが、これに限定されない。例えば温度変化量として、温度勾配を用いても良い。
次に図4を参照して本実施形態のエンジンCPU131による温度センサ40Nの補正について説明する。図4は、温度センサの補正を説明する図である。図4では、各加熱体30Nの温度が一定となった状態において、各温度センサ40Nにより検出された温度のばらつきを示している。
温度センサ40Nにより検出される温度には、製造誤差や経年劣化によるばらつきにより、図4に示すように実温度との差が生じる。
そこで本実施形態では、このばらつきを低減させるために、基準温度Trefを設け、温度センサ40Nが検出した温度を基準温度Trefと一致させるように、温度センサ40Nのオフセット値を補正する。
本実施形態の基準温度Trefは、例えば各温度センサ40Nの検出温度の平均値としても良い。その場合、図4を例とすると、基準温度TrefおよびN番目の温度センサ40Nの補正量Tcnは以下のようになる。
基準温度Tref=(T1+T2+T3+・・・+T(N−1)+TN)/N
補正量Tcn=TN−Tref
尚本実施形態では、例えば画像形成装置100本体表面等に外気温測定用の温度センサを設け、その温度センサが検出した温度を基準温度Trefとしても良い。
以下に図5を参照して本実施形態のエンジンCPU131の処理を説明する。図5は、エンジンCPUによる温度の補正を説明するフローチャートである。
本実施形態のエンジンCPU131は、印刷動作が終了したか否かを判断する(ステップS501)。ステップS501において印刷動作が終了していない場合、エンジンCPU131は印刷動作が終了するまで待機する。ステップS501において印刷動作が終了した場合、エンジンCPU131は、印刷動作終了後からの経過時間のカウントを開始する(ステップS502)。
続いてエンジンCPU131は、所定時間が経過したか否かを判断する(ステップS503)。ステップS503で所定時間が経過していない場合、エンジンCPU131は所定時間が経過するまで待機する。ステップS503で所定時間が経過した場合、エンジンCPU131は、各温度センサ40Nにより各加熱体30Nの温度を検出する(ステップS504)。続いてエンジンCPU131は、検出した温度をセンサ出力値としてメモリ132に格納する(ステップS505)。
続いてエンジンCPU131は、温度検出が一回目か否かを判断する(ステップS506)。ステップS506において1回目であった場合、エンジンCPU131はステップS503へ戻る。
ステップS506において1回目でない場合、エンジンCPU131は、メモリ132に格納されたセンサ出力値に基づき温度変化量を算出する(ステップS507)。続いてエンジンCPU131は、温度変化量が予め設定された所定値以下であるか否かを判断する(ステップS508)。ステップS508において温度変化量が所定以下でない場合、エンジンCPU131はステップS503へ戻る。
ステップS508において温度変化量が所定値以下であった場合、エンジンCPU131は、加熱体30Nの温度が一定の状態に遷移したと判断する(ステップS509)。続いてエンジンCPU131は、各温度センサ40Nの補正の処理を行う(ステップS510)。具体的にはエンジンCPU131は、各温度センサ40Nにより検出された温度と基準温度Trefとの差分である補正量Tcnを算出する。そしてエンジンCPU131は、各温度センサ40Nの温度が基準温度Trefとなるように、各温度センサ40Nのセンサ出力値(温度)に対して補正量Tcnを加算又は減算する。
尚本実施形態では、印刷動作の終了後に補正を開始するものとしたが、これに限定されない。例えばエンジンCPU131は、各加熱体30Nの温度が一定の状態であるときに補正を行えば良い。具体的には例えばエンジンCPU131は、電源投入直後や省エネルギーモードからの復帰直後に温度の補正を行っても良い。
またステップS503の所定時間は、温度変化検出のための温度検知時間であるが、この所定時間は例えば等間隔で無くても良い。
また本実施形態の画像形成装置100では、印刷する画像の位置や濃度によって、印刷終了後の各加熱体30Nの温度が異なる。よって本実施形態のエンジンCPU131は、ステップS507の処理を各温度センサ40Nについて実施し、全ての温度センサ40Nが条件を満足したらステップS510の補正を開始する。
本実施形態では、以上のように各温度センサ40Nの出力値のオフセットを補正することで、複数の温度センサ40Nの出力のばらつきを抑制し、ヒータ300の表面温度の検出精度を向上させることができる。
以上、各実施形態に基づき本発明の説明を行ってきたが、上記実施形態に示した要件に本発明が限定されるものではない。これらの点に関しては、本発明の主旨をそこなわない範囲で変更することができ、その応用形態に応じて適切に定めることができる。
100 画像形成装置
130 エンジン制御部
131 エンジンCPU
132 メモリ
140 定着部
300 ヒータ
400 温度センサ
特開平7−225524号公報

Claims (5)

  1. 主走査方向に配置された複数の加熱体と、前記複数の加熱体の温度を検出する複数の温度センサとを有する定着装置を含む画像形成装置であって、
    所定間隔毎の前記複数の温度センサにおける出力値の変化量を算出する算出部と、
    前記変化量が所定値以下となったとき、前記複数の温度センサの出力を補正する補正部と、を有する画像形成装置。
  2. 前記補正部は、
    前記複数の温度センサのそれぞれの出力値が、予め設定された基準温度となるように補正する請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記基準温度は、前記複数の温度センサの出力値の平均値である請求項2記載の画像形成装置。
  4. 前記定着装置の外部又は当該画像形成装置本体の表面に外気温測定用センサを設け、
    前記基準温度を前記外気温測定用センサにより検出された温度とする請求項2記載の画像形成装置。
  5. 前記算出部と前記補正部とは、
    少なくとも当該画像形成装置による印刷動作の終了後、当該画像形成装置の電源投入後、又は当該画像形成装置の省エネルギーモードからの復帰後のうち何れかのタイミングで前記変化量の算出と、前記複数の温度センサの出力の補正を行う請求項1ないし4の何れか一項に記載の画像形成装置。
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