JP6011351B2 - 内燃機関の制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、内燃機関の制御装置に関する。
特許文献1、3には、油圧により多段で機関弁の動作特性を変更する可変動弁装置が開示されている。特許文献2には、油圧の大きさ等に応じて可変動弁装置への油の供給を禁止する技術が開示されている。
特開2001−329819号公報 特開2004−301101号公報 特開2006−299875号公報
このような油圧式の可変動弁装置を吸気弁側と排気弁側とにそれぞれ設けた場合、双方が同時に駆動すると油が足りなくなり、適切に吸気弁及び排気弁の動作特性を変更できなくなるおそれがある。特に油圧が低くなる運転状態の場合にこのような事態が生じるおそれがある。
また、内燃機関のトルクを向上させるために、吸気弁の閉じるタイミングを進角させて燃焼室内に導入される空気量を増大することが考えられる。しかしながら、吸気弁の位相を進角させると吸気弁の開くタイミングも進角する。これにより、吸気弁及び排気弁の双方が開いたオーバーラップ期間が拡大する。オーバーラップ期間が拡大すると、内燃機関の気筒の燃焼室内に残留するガス、いわゆる内部EGR量が増大して、内燃機関に意図したトルクを発揮させることはできない恐れがある。
そこで、可変動弁装置の応答性を向上させ内燃機関のトルクを向上させた内燃機関の制御装置を提供することを目的とする。
上記目的は、内燃機関の複数の気筒の各吸気弁の動作特性を油圧により変更する可変動弁装置と、前記内燃機関の複数の気筒の各排気弁の作用角を油圧により変更する多段可変動弁装置と、油圧が所定の閾値よりも低い場合に前記可変動弁装置により前記各吸気弁の動作特性を維持した状態で、油圧が前記閾値よりも低くない場合に比して前記多段可変動弁装置により前記排気弁が開くタイミングを遅角させるように前記排気弁の作用角を縮小させる制御部と、を備え、前記制御部は、前記多段可変動弁装置により前記排気弁の作用角を縮小させた後に前記可変動弁装置により前記吸気弁の位相を進角させる、内燃機関の制御装置によって達成できる。また、上記目的は、内燃機関の複数の気筒の各吸気弁の動作特性を油圧により変更する可変動弁装置と、前記内燃機関の複数の気筒の各排気弁の作用角を油圧により変更する多段可変動弁装置と、油圧が所定の閾値よりも低い場合に前記可変動弁装置により前記各吸気弁の動作特性を維持した状態で、油圧が前記閾値よりも低くない場合に比して前記多段可変動弁装置により前記排気弁が開くタイミングを遅角させるように前記排気弁の作用角を縮小させる制御部と、を備え、前記多段可変動弁装置は、カムシャフトと共に回転するカムベース部と、前記カムベース部の外周から突出した高位置と前記高位置よりも低い低位置間を揺動可能に前記カムベース部に連結されたカムロブ部と、前記カムロブ部を前記高位置側へ付勢する付勢部材と、前記カムロブ部を前記低位置側へ付勢するカムフォロアと、前記カムロブ部に保持され前記高位置及び低位置で前記カムロブ部を前記カムベース部にロックするロック部材と、前記カムベース部に形成され、前記高位置にある前記カムロブ部のロックを切り替えるように前記ロック部材に油圧を作用させ、前記低位置にある前記カムロブ部のロックを切り替えるように前記ロック部材に油圧を作用させる経路と、を含む、内燃機関の制御装置によっても達成できる。
前記制御部は、油の温度及び前記内燃機関の回転数の少なくとも一方に基づいて前記油圧が低いか否かを判定してもよい。
前記内燃機関により駆動されるオイルポンプにより前記可変動弁装置及び前記多段可変動弁装置に油が供給してもよい。
可変動弁装置の応答性を向上させ内燃機関のトルクを向上させた内燃機関の制御装置を提供できる。
図1は、本実施例のエンジンシステムの説明図である。 図2は、排気側可変動弁装置の外観図である。 図3は、排気側可変動弁装置の外観図である。 図4A、4Bは、軸方向からみたカムユニットの断面図である。 図5A、5Bは、カムユニットの内部構造を示した断面図である。 図6A〜6Cは、カムロブ部のロックの説明図である。 図7A、7Bは、カムロブ部のロックの説明図である。 図8は、ECUが実行する制御の一例を示すフローチャートである。 図9A〜9Cは、排気弁と吸気弁の動作特性を示した図である。 図10A、10Bは、それぞれ吸気弁の閉タイミングに応じた体積効率、残留ガス割合を示したグラフである。 図11は、クランク角度に応じて吸気圧力、排気圧力の変化を示したグラフである。 図12は、排気弁の作用角が拡大している場合と排気弁の作用角を縮小し開タイミングを遅角させた場合との排気圧力を示したグラフである。 図13A〜13Dは、作用角が大きい場合と小さい場合とでの体積効率等示したグラフである。
図1は、本実施例に係るエンジンシステムAの模式図である。図1に示すエンジンシステムAは、エンジンENを含み、エンジンENは、4つの気筒42(図1では1つのみ図示)を有している。気筒42は、4つに限定されず複数あればよい。このエンジンENでは、吸気通路43を流れる空気が燃焼室45に充填され、筒内燃料噴射弁44によって燃料が噴射され、空気と燃料との混合気が生成される。この混合気に対し点火プラグ46による点火が行われると、混合気が燃焼してピストン47が往復動し、エンジンENの出力軸であるクランク軸48が回転駆動される。そして、各燃焼室45での燃焼により生じた排気は排気通路49等を通ってエンジンENの外部へ排出される。
エンジンENの出力調整は、吸気通路43に設けられたスロットル弁51をアクチュエータ52等によって駆動して、そのスロットル弁51の開度を調節することによって実現される。スロットル開度の開度調節は、運転者によって操作されるアクセルペダル53の踏込み量に応じてアクチュエータ52が駆動されることにより行われる。
エンジンENには、吸気弁IV及び排気弁EVが気筒42毎に設けられている。吸気弁IV、排気弁EVはそれぞれ、クランク軸48の回転が伝達されて回転する吸気側カムシャフトIS、排気側カムシャフトESによって作動する。この作動により、各吸気弁IVは燃焼室45と吸気通路43との連結部分を開閉し、各排気弁EVは燃焼室45と排気通路49との連結部分を開閉する。
エンジンENには、吸気弁IVの位相を油圧によりクランク軸48の角度(クランク角)に対して連続的に変更する吸気側可変動弁装置1Iと、排気弁EVの作用角を油圧により多段で変更する排気側可変動弁装置1Eとが設けられている。吸気側可変動弁装置1I、排気側可変動弁装置1Eは、ECU5からの指令に基づいて、それぞれに供給される油の圧力により、吸気弁IV、排気弁EVの動作特性を変更する。具体的には、吸気側可変動弁装置1Iは、吸気弁IVの位相を変更し、排気側可変動弁装置1Eは、排気弁EVの位相、作用角、リフト量を変更する。ここで、動作特性とは、これら弁の位相、リフト量、及び作用角の少なくとも一つを含む。従って、本実施例においては吸気側可変動弁装置1Iは、油圧により吸気弁IVの位相を変更するものであるがこれに限定されず、例えば油圧によりリフト量及び作用角の少なくとも一方を変更するものであってもよい。尚、吸気側可変動弁装置1I、排気側可変動弁装置1Eは、複数の気筒42毎に設けられ、それぞれ、各吸気弁IV、各排気弁EVの動作特性を変更する。吸気側可変動弁装置1Iは、可変動弁装置の一例である。排気側可変動弁装置1Eは、多段可変動弁装置の一例である。
また、エンジンシステムAには、吸気側可変動弁装置1I、排気側可変動弁装置1Eを駆動するための作動油を貯留しているオイルパン90が設けられている。オイルポンプPにより、オイルパン90に貯留された油が吸気側可変動弁装置1I、排気側可変動弁装置1Eに供給される。吸気側可変動弁装置1I、排気側可変動弁装置1Eへの油の供給量は、それぞれオイルコントロールバルブOCV1、OCV2により制御される。オイルコントロールバルブOCV1、OCV2は、電磁駆動式の流量制御弁であり、ECU5によって制御される。オイルポンプPは、エンジンENのクランク軸48に連動した機械式である。
エンジンENには、クランク軸48が一定角度回転する毎にパルス状の信号を発生するクランク角センサ71が設けられている。また、吸気通路43内のスロットル弁51よりも下流には、吸入空気の圧力を検出するための吸気圧センサ74が設けられている。また、運転者による同アクセルペダル53の踏込み量を検出するアクセルセンサ75、スロットル開度を検出するスロットルセンサ76、エンジンENを冷却するため冷却水の温度を検出する水温センサ77が設けられている。また、オイルパン90には、オイルパン90に貯留された油の温度を検出する温度センサ79が設けられている。
ECU5は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)などから構成され、各センサからの出力に基づいて、エンジンシステムA全体の作動を制御する。また、ECU5は、制御部に相当する。
吸気側可変動弁装置1Iについて簡単に説明する。吸気側可変動弁装置1Iは、吸気側カムシャフトISの軸端部にVVTコントローラが設けられて構成され、オイルコントロールバルブからの油圧をこのVVTコントローラの進角室及び遅角室に作用させることによりカムスプロケットに対する吸気側カムシャフトISの位相を変更し、吸気弁IVの開閉時期を進角又は遅角することができるものである。
次に、排気側可変動弁装置1Eについて詳細に説明する。図2、3は、本実施例の排気側可変動弁装置1Eの外観図である。排気側可変動弁装置1Eは、排気側カムシャフトES、排気側カムシャフトESに設けられたカムユニットCU、を含む。排気側カムシャフトESは、カムユニットCUの一端に接続した部分SA、カムユニットCUの他端に接続した部分SB、を含む。排気側カムシャフトESは、内燃機関からの動力により回転する。排気側カムシャフトESと共にカムユニットCUが回転することにより、ロッカーアームRを介して排気弁EVをリフトさせる。排気弁EVは、内燃機関の吸気バルブ又は排気バルブである。
カムユニットCUは、カムシャフトSよりも径が大きくカムシャフトSの部分SA、SBに連結されたカムベース部10、カムベース部10に連結された2つのカムロブ部20、を含む。カムベース部10は、略円柱状であり、カムシャフトSの軸方向(以下、軸方向と称する)から見た場合に略円形のベース円部11を有している。ベース円部11は、カムベース部10の外周面に相当する。2つのカムロブ部20は、軸方向に所定の間隔をあけて並んでいる。2つのカムロブ部20は、それぞれ2つのロッカーアームRを押して2つの排気弁EVをリフトさせる。カムベース部10の軸方向の厚さは、カムロブ部20の軸方向の厚さよりも厚い。
図3に示すように、カムベース部10は、2つのカムロブ部20の間に凹部10Hが形成されている。凹部10Hは、2つのロッカーアームRがカムベース部10に接触する部分の間に形成されている。凹部10Hは、ロッカーアームRに接触しない。支持シャフト33は、カムベース部10、2つのカムロブ部20を軸方向に貫通している。カムロブ部20は、支持シャフト33を支点としてカムベース部10に対して揺動する。カムロブ部20は、カムベース部10のベース円部11から最大限に突出した高位置とベース円部11から突出し高位置よりも低い低位置間を揺動可能である。支持シャフト33の一部は凹部10H内で露出している。2つのカムロブ部20には、それぞれストッパピン34Pが貫通している。
カムベース部10の凹部10Hでは、2つのスプリング34Sが支持シャフト33に巻かれている。スプリング34Sの一端は凹部10Hの内側面を押し、スプリング34Sの他端はストッパピン34Pを押している。即ち、スプリング34Sは、ストッパピン34Pが凹部10Hから離れるように付勢している。これにより、カムロブ部20はカムベース部10から突出するように付勢される。スプリング34Sは、付勢部材の一例である。
図2、3において、2つのカムロブ部20は双方とも低位置にある。本実施例の場合、カムロブ部20が高位置でロックされている場合には、カムロブ部20がロッカーアームRを駆動して排気弁EVをリフトさせる。カムロブ部20は、低位置及び高位置の何れの位置にある場合も排気弁EVをリフトさせる。
図4A、4Bは、軸方向からみたカムユニットCUの断面図である。図4Aは、高位置にあるカムロブ部20を示し、図4Bは、低位置にあるカムロブ部20を示している。カムロブ部20は、カムベース部10の供給経路Tを回避した略U字状又は略L字状である。カムロブ部20の基端側は支持シャフト33が貫通している。図4A、4Bにおいて、カムシャフトSは時計方向に回転する。これに伴いカムベース部10、カムロブ部20も時計方向に回転する。カムベース部10には、ストッパピン34Pが貫通した長孔14が形成されている。カムロブ部20の揺動に伴って移動するストッパピン34Pの移動範囲を長孔14が規制することにより、カムロブ部20の揺動範囲が規制している。
図4A、4Bに示すように、カムロブ部20が低位置にある場合もカムベース部10から突出する。尚、詳しくは後述するが、カムロブ部20が高位置にある場合では排気弁EVの作用角は大きく、カムロブ部20が低位置にある場合には排気弁EVの作用角は小さい。また、カムロブ部20の形状は、カムロブ部20が高位置及び低位置の何れの位置にあっても排気弁EV閉じるタイミングは略同じであるように形成されている。しかしながら、カムロブ部20が低位置にある場合の排気弁EVの開くタイミングは、カムロブ部20が高位置にある場合での排気弁EVの開くタイミングよりも遅角するようにカムロブ部20の形状が設計されている。
図5A、5Bは、カムユニットCUの内部構造を示した断面図である。図5A、5Bにおいては、2つのカムロブ部20は共にリフト状態にある。図5A、5Bは、それぞれ図4AのA−A断面図、図4BのB−B断面図に相当する。図5A、5Bに示すように、カムユニットCUは、軸方向でのカムユニットCUの中心に軸方向に対称に形成されている。従って、以下の説明では2つのカムロブ部20のうち一方について説明する。カムベース部10には、カムロブ部20を収納可能なスリット12が形成されている。カムベース部10内には、カムシャフトSの軸心上で延びた供給経路T、供給経路Tから径方向外側に延びた経路T5、T6が形成されている。経路T5、T6は、それぞれ供給経路Tから径方向外側に延び、次に軸方向に延びて2つのカムロブ部側に延びている。経路T6は第1経路の一例である。経路T5は、第2経路の一例である。
オイルコントロールバルブOCV2は、オイルポンプPにより供給経路T内に供給される油圧を、オイルコントロールバルブOCV2に印加される電流値に基づいてリニアに調整できる。オイルコントロールバルブOCV2は、油圧制御弁の一例である。オイルコントロールバルブOCV1も同様である。尚、油圧制御弁は、段階的に供給経路T内に供給される油圧を調整可能なものであってもよい。ECU5は、CPU、ROM、RAMなどから構成され、内燃機関全体の動作を制御する。ROMには、後述する制御を実行するためのプログラムが格納されている。
カムベース部10は、2つのカムロブ部20にそれぞれ作用するピン15P、16P、17Pを保持している。2つのカムロブ部20はそれぞれピン26Pを保持している。ピン26Pは、ロック部材の一例である。図5Bは、ピン15P等を省略した図である。カムロブ部20は、支持シャフト33が貫通した基端部から離れた自由端部を有し、カムロブ部20の自由端部側にはピン26Pを保持した孔26が形成されている。孔26は、カムロブ部20を軸方向に貫通している。孔26は、保持孔の一例である。
カムベース部10には、スリット12に連通した孔15、16が形成されている。孔15、16は、スリット12に対して同一側に形成されている。孔15、16は、軸方向に延び、底面を有している。孔15、16には、それぞれピン15P、16Pが収納されている。孔15の底面とピン15Pとの間にはピン15Pに連結されたスプリング15Sが配置されている。孔16の底面とピン16Pとの間にはピン16Pに連結されたスプリング16Sが配置されている。スプリング16Sは、カムロブ部20に向けてピン16Pを付勢している。スプリング15Sは、ピン15Pが孔15から離脱しない程度の長さに設定されている。スプリング15Sは、第2スプリングの一例である。スプリング16Sは、第1スプリングの一例である。
カムベース部10には、スリット12を介して孔16に対向する孔17が形成されている。孔17には、ピン17Pが収納されている。孔17は、経路T6に連通している。孔17は、孔16と同軸上に位置している。孔17は、軸方向に延びている。
カムロブ部20が高位置にある場合、孔16、17、26は軸方向に並び、ピン16P、17P、26Pは軸方向に並ぶ。換言すれば、カムロブ部20が揺動範囲の一端でこのような位置に位置づけられるように、ストッパピン34Pに係合した長孔14によりカムロブ部20の揺動範囲が規定されている。リフト状態においては、スプリング16Sの付勢力により、ピン16Pが孔16、26に共通に挿入され、ピン26Pは孔26、17に共通に挿入される。これにより、カムロブ部20はリフト状態でカムベース部10にロックされる。孔17は、第1ロック孔の一例である。
次に、カムロブ部20のロックについて詳細に説明する。図6A〜7Bは、カムロブ部20のロックの説明図である。オイルコントロールバルブOCV2及びオイルポンプPにより供給経路Tを介して経路T5、T6内にオイルが供給されると、図6Aに示すように、ピン17Pがスプリング16Sの付勢力に抗してカムロブ部20側に押される。これにより、ピン16Pは孔26から離脱し、ピン26Pは孔17から離脱する。即ち、ピン16P、17P、26Pは、それぞれ孔16、17、26に収納される。これにより、高位置でカムロブ部20のロックが解除される。
カムロブ部20のロックが解除された状態でカムシャフトSが回転することにより、カムロブ部20はロッカーアームRから反力を順に受ける。これにより、図6Bに示すように、カムロブ部20はスプリング34Sの付勢力に抗して低位置に移動する。換言すれば、スプリング34Sの付勢力は、カムロブ部20のロックが解除されている状態でロッカーアームRからの反力のみでカムロブ部20は低位置に移動可能な程度に設定されている。このようにロッカーアームRはロックが解除されたカムロブ部20を低位置側に付勢する。カムロブ部20が低位置にある場合には、孔15、26とは同軸上に並ぶ。換言すれば、カムロブ部20が揺動範囲の他端でこのような位置に位置づけられるように、ストッパピン34Pに係合した長孔14によりカムロブ部20の揺動範囲が規定されている。ロッカーアームRは、バブルを駆動するためのカムフォロアの一例である。尚、カムフォロアは、カムに直接駆動されるバルブリフタであってもよい。
ピン26Pは経路T5からのオイルの圧力により、図6Cに示すように、スプリング15Sの付勢力に抗して孔15、26に共通に挿入される。これにより、リフト停止状態でカムロブ部20はロックされる。このように、オイルが所定の圧力以上で供給経路T内に供給されている間は、カムロブ部20は低位置でロックされる。孔15は、第2ロック孔の一例である。
次にオイルコントロールバルブOCV2により供給経路Tへのオイルの供給が停止されると、図7Aに示すように、スプリング15Sの付勢力によりピン26Pが孔15から離脱して孔26に収納される。これにより、低位置でカムロブ部20のロックが解除される。
次に、スプリング34Sの付勢力に従って、図7Bに示すように、カムロブ部20が低位置から高位置へ移動する。実際には、カムロブ部20がロッカーアームRに接触していない間に、スプリング34Sの付勢力に従ってカムロブ部20は高位置へと移行する。カムロブ部20が高位置にある状態では、前述したようにピン16P、26P、17Pが軸方向に並ぶ。
この状態で、図5Aに示すように、スプリング16Sの付勢力に従って、ピン16Pが孔16、26に共通に挿入され、同様にピン26Pは孔26、17に共通に挿入される。これにより、高位置でカムロブ部20がロックされる。以上のようにしてカムロブ部20が高位置及び低位置でロックされる。孔26、ピン26P、スプリング15S、16S、孔15、17等は、ロック機構の一例である。このようにカムロブ部20が低位置でもロックされるので、カムロブ部20を安定した状態で保持でき、信頼性や耐久性が確保されている。
図2、3、4A、4B、5A、5Bに示したように、カムベース部10は、カムシャフトSに連結されており、カムシャフトSはカムベース部10を貫通していない。このため、カムベース部10の軸方向の断面積を確保することができ、カムベース部10の強度を確保することができる。カムシャフトSはカムベース部10を貫通していないためカムシャフトSの径を細くする必要はない。このためカムシャフトSの強度も確保されている。カムベース部10に形成された孔15、16、17、カムロブ部20に形成された孔26などは、全て軸方向に延びている。このため、例えば、軸方向と交差する方向に延びた孔を設けこの孔内を摺動するピンを配置した場合と比較して、カムベース部10の軸方向での断面積を確保することができる。これにより、カムユニットCUの強度が確保されている。
図4A、4Bに示したように、カムロブ部20の自由端は、カムロブ部20の基端側からカムシャフトSの回転方向から逆方向に離れている。ここで、カムロブ部20の基端側は、支持シャフト33により揺動の支点となっている。このため、ロッカーアームRの反力により、カムロブ部20がカムシャフトSの回転方向と逆方向に揺動するのが容易となる。これによって、ロックが解除された状態で、カムロブ部20の低位置から高位置へ移動が容易となっている。また、低位置へ移動する際のカムロブ部20が受けるロッカーアームRからの反力による負荷が低減され、カムロブ部20の耐久性が確保されている。
また、カムベース部10は、2つのカムロブ部20を支持している。このため、カムベース部10は軸方向の長さを確保しているため強度が確保されている。また、カムベース部10を2つのカムロブ部20に共通化して使用しているため部品点数も削減されている。また、支持シャフト33は2つのカムロブ部20に共通に貫通しているため、これによっても部品点数が削減されている。
また、図2、3に示したように、スプリング15S、16S、34Sは、カムロブ部20に対して軸方向に配置されている。例えばこのようなスプリング34S等をカムロブ部20に対して径方向に重なる位置に配置する場合と比較して、カムロブ部20の軸方向での断面積を確保できる。これによりカムロブ部20の強度を確保することができる。
また、上述したようにスプリングS34が配置された凹部10Hは、ロッカーアームRに接触しない部分に設けられているので、この部分を有効利用している。スプリングS34が、ロッカーアームRに接触するカムベース部10の部分から退避した位置に配置されていることにより、ロッカーアームRが接触するカムベース部10の部分の軸方向の断面積も確保されている。これにより、カムベース部10の強度も確保されている。
図4Aに示したように、経路T5の出口はスリット12に開口するように形成され、この出口はリフト状態のカムロブ部20から離れた位置に形成されている。このため、リフト状態の場合において、供給経路Tにオイルを供給することにより、経路T5の出口からスリット12を介してロッカーアームR等にオイルを供給できる。これにより、ロッカーアームRとカムユニットCU等の潤滑を確保することができる。また、従来のカムシャワー機構を廃止したとしても、本実施例の排気側可変動弁装置1Eにより、潤滑を促進することができる。
以上のように、吸気側可変動弁装置1Iは油圧により連続的に吸気弁IVの位相を変更するのに対して、排気側可変動弁装置1Eは油圧により多段で排気弁EVの作用角を変更する。
次に、ECU5が実行する制御について説明する。図8は、ECU5が実行する制御の一例を示すフローチャートである。図9A〜9Cは、排気弁EVと吸気弁IVの動作特性を示した図である。図9A〜9Cにおいて、EVO、EVCは、それぞれ排気弁EVが開くタイミング、閉じるタイミングを示し、IVO、IVCは、それぞれ吸気弁IVが開くタイミング、閉じるタイミングを示している。尚、現状ではカムロブ部20が高位置にある場合、即ち図9Aに示すように排気弁EVの作用角が拡大している場合について説明する。ECU5は、エンジンENの運転状態に応じて要求される排気側可変動弁装置1Eの作動要求があるか否かを判定する(ステップS1)。否定判定の場合には、ECU5は本制御を終了する。
肯定判定の場合、ECU5は、油の温度が所定温度以上の高温でありかつエンジンENの回転数が所定値以下であるか否かを判定する(ステップS2)。油の温度は温度センサ79からの出力値により判断される。エンジンENの回転数は、クランク角センサ71からの出力値により判断される。一般的に油温が高いほど油圧が低くなる傾向がある。このため、油温を検出することにより油圧を把握することができる。また、油を供給するオイルポンプはクランク軸48の回転によって駆動するため、エンジン回転数が低いほど油圧が低下する傾向がある。このため、エンジン回転数を把握することによっても油圧を把握することができる。例えば、ECU5は、油温が120℃以上でありエンジン回転数が2000rpm以下であるか否かを判定するがこの値に限定されない。このようにECU5は、油の温度が所定温度以上の高温でありかつエンジンENの回転数が所定値以下の場合には、油圧は所定の閾値よりも低いと判断し、それ以外の場合には、油圧は所定の閾値よりも低くないと判断する。
否定判定の場合、即ちECU5が油圧は所定の閾値よりも低くないと判断した場合には、ECU5は要求されたとおりに排気側可変動弁装置1Eに油を供給してカムロブ部20の状態を切り替える(ステップS3)。肯定判定の場合、即ちECU5が油圧は所定の閾値よりも低いと判断した場合には、図9Bに示すように、吸気弁IVの位相を現状に維持しつつ排気弁EVの作用角を縮小する(ステップS4)。即ち、吸気側可変動弁装置1Iの現状の状態を維持しつつ排気側可変動弁装置1Eに油を供給してカムロブ部20を高位置から低位置に移動させて排気弁EVの作用角を縮小する。排気弁EVが低位置に移動した後に、図9Cに示すようにECU5は排気側可変動弁装置1Eを駆動して吸気弁IVの位相を進角させる(ステップS5)。
このように油圧が低い場合に、吸気側可変動弁装置1Iの駆動よりも排気側可変動弁装置1Eの駆動を優先させるこおにより、低油圧状態での吸気側可変動弁装置1I、排気側可変動弁装置1Eの同時駆動により油圧を確保できずに吸気側可変動弁装置1I、排気側可変動弁装置1Eの切り替えの応答性が低下することを抑制できる。
次に、吸気弁IVを進角する理由について説明する。エンジンENが低速回転しているときにトルクを確保するためには、燃焼室45内に導入される空気量を増大させることが考えられる。そのためには、吸気弁IVの閉タイミングIVCを進角することが考えられる。図10A、10Bは、それぞれ吸気弁IVの閉タイミングIVCに応じた体積効率、残留ガス割合を示したグラフである。図10A、10Bのグラフの水平軸は、下死点移行のクランク角度を示している。閉タイミングIVCを進角するほど燃焼室45に導入される空気量を確保でき体積効率が上昇する。しかしながら、閉タイミングIVCが進角することにより開タイミングIVOも合わせて進角し、排気弁EV、吸気弁IVの双方が開くオーバーラップ期間が増大する。このため、燃焼室45内に残留するガスの割合、いわゆる内部EGRガスが増加する。このため、低速運転状態でのトルクを確保するためには、内部EGRガスの量を減らすことが考えられる。
次に、内部EGRガスの増大の理由について説明する。図11は、クランク角度に応じて吸気圧力、排気圧力の変化を示したグラフである。エンジンENは複数の気筒が設けられおり、所定の気筒順に排気行程が行われる。このため、各気筒の排気弁EVが開くたびに排気圧力が上昇するブローダウン現象が発生する。図11に示すように、他の気筒からの排気によるブローダウン現象が発生するタイミングと、自気筒のオーバーラップ期間とが重なっている。これにより、他の気筒からの排気に起因するブローダウン現象による圧力波が、自気筒の排気弁EVが開いている期間に自気筒に到達し、自気筒から排出される排気ガスの排出が妨げられ、自気筒の内部EGRガス量が増大する。特に、オーバーラップ期間では、排気弁EV、吸気弁IVの双方とも開いている状態であるため、排気ガスが吸気側に戻りやすい状況になり、これによっても内部EGRガス量が増大する。
図12は、排気弁EVの作用角が拡大している場合と排気弁EVの作用角を縮小し開タイミングEVOを遅角させた場合との排気圧力を示したグラフである。これにより、開タイミングEVOが遅角することにより、ブローダウン現象による排気圧力のピーク時が遅角する。これによって、オーバーラップ期間から排気圧力のピーク時を外すことができ、気筒内の残留ガスの割合を抑制して内部EGRを抑制できる。この後に、吸気弁IVの位相を進角することにより、オーバーラップ期間が拡大しても排気を確保しつつトルクを向上させることができる。尚、図11、12は、シングルエントリーターボが採用したエンジンシステムでの例を示している。
図13A〜13Dは、ツインエントリターボを採用した場合での作用角が大きい場合、シングルエントリーターボを採用した場合での作用角が大きい場合と小さい場合とを示したグラフである。これらグラフは、吸気弁IVの位相を進角した場合を示している。シングルエントリーターボで作用角が小さい場合、特に、低速回転時で、体積効率が向上し、残留ガス割合が低減し燃焼室45内に導入される空気量も増大しトルクが向上する。特に、シングルエントリーターボであっても、ツインエントリターボと同程度にまでトルクが向上する。このようにして、低速回転時でのトルクを向上できる。
以上本発明の好ましい実施形態について詳述したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
本実施例では、多段可変動弁装置の例として排気側可変動弁装置を例に説明したが、多段可変動弁装置はこれに限定されず、排気弁が開くタイミングが遅角するように排気弁の作用角を縮小できるものであれば、その他公知のものを採用してもよい。
上記実施例の図8のステップS2において、油温が高温でかつエンジン回転数が低い場合に、油圧が低いと判断したがこれに限定されない。例えば、油温及びエンジン回転数の一方のみに基づいて油圧が所定の閾値よりも低いか否かを判断してもよい。また、油圧を直接的に検出するセンサからの出力値によって油圧が低いか否かを判断してもよい。
上記実施例の図8のステップS5は、必ずしも実行しなくてもよい。即ち、油圧が低いと判断される場合に、吸気側可変動弁装置1Iと排気側可変動弁装置1Eとの同時駆動を回避できればよい。
リフト状態において、ピン17Pを介さずに直接ピン26Pにオイルの圧力を作用させてもよい。また、ピン15P、16Pを介さずにスプリング15S、16Sが直接ピン26Pを付勢してもよい。
カムベース部10は、カムシャフトESと一体に成型されていてもよいし、本実施例のように別体で成型した後に接合してもよい。
1I 吸気側可変動弁装置(可変動弁装置)
1E 排気側可変動弁装置(多段可変動弁装置)
IV 吸気弁
EV 排気弁
5 ECU
R ロッカーアーム
V バルブ(カムフォロア)
OCV1、OCV2 オイルコントロールバルブ
10 カムベース部
11 ベース円部
20 カムロブ部
26 ピン(ロック部材)
34S スプリング(付勢部材)


Claims (4)

  1. 内燃機関の複数の気筒の各吸気弁の動作特性を油圧により変更する可変動弁装置と、
    前記内燃機関の複数の気筒の各排気弁の作用角を油圧により変更する多段可変動弁装置と、
    油圧が所定の閾値よりも低い場合に前記可変動弁装置により前記各吸気弁の動作特性を維持した状態で、油圧が前記閾値よりも低くない場合に比して前記多段可変動弁装置により前記排気弁が開くタイミングを遅角させるように前記排気弁の作用角を縮小させる制御部と、を備え
    前記制御部は、前記多段可変動弁装置により前記排気弁の作用角を縮小させた後に前記可変動弁装置により前記吸気弁の位相を進角させる、内燃機関の制御装置。
  2. 内燃機関の複数の気筒の各吸気弁の動作特性を油圧により変更する可変動弁装置と、
    前記内燃機関の複数の気筒の各排気弁の作用角を油圧により変更する多段可変動弁装置と、
    油圧が所定の閾値よりも低い場合に前記可変動弁装置により前記各吸気弁の動作特性を維持した状態で、油圧が前記閾値よりも低くない場合に比して前記多段可変動弁装置により前記排気弁が開くタイミングを遅角させるように前記排気弁の作用角を縮小させる制御部と、を備え、
    前記多段可変動弁装置は、
    カムシャフトと共に回転するカムベース部と、
    前記カムベース部の外周から突出した高位置と前記高位置よりも低い低位置間を揺動可能に前記カムベース部に連結されたカムロブ部と、
    前記カムロブ部を前記高位置側へ付勢する付勢部材と、
    前記カムロブ部を前記低位置側へ付勢するカムフォロアと、
    前記カムロブ部に保持され前記高位置及び低位置で前記カムロブ部を前記カムベース部にロックするロック部材と、
    前記カムベース部に形成され、前記高位置にある前記カムロブ部のロックを切り替えるように前記ロック部材に油圧を作用させ、前記低位置にある前記カムロブ部のロックを切り替えるように前記ロック部材に油圧を作用させる経路と、を含む、内燃機関の制御装置。
  3. 前記制御部は、油の温度及び前記内燃機関の回転数の少なくとも一方に基づいて前記油圧が低いか否かを判定する、請求項1又は2の内燃機関の制御装置。
  4. 前記内燃機関により駆動されるオイルポンプにより前記可変動弁装置及び前記多段可変動弁装置に油が供給される、請求項3の内燃機関の制御装置。
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