JP6009234B2 - 加工装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ウエーハとサブストレートとを貼り合わせる樹脂のうち不要な部分を除去することができる加工装置に関する。
ウエーハを加工する加工装置において、ウエーハの裏面を加工して薄くすると、ウエーハの外周部分(エッジ部分)が鋭角となり、加工後のウエーハが欠けたり、破損することがある。そのため、ウエーハを薄化する前においては、予めウエーハの外周部分のみを除去するエッジトリミングを施している。
ウエーハにエッジトリミングを施す際には、ウエーハの搬送用基板であるサブストレートに樹脂を塗布し、このサブストレートにウエーハを貼り合わせてワークセットを形成する。そして、ワークセットが形成されたら、ウエーハの外周部分に切削ブレード等を切り込ませ、エッジトリミングを施す。
ウエーハにエッジトリミングを施す加工装置としては、例えば下記の特許文献1に示すものがある。この加工装置は、ウエーハを保持するためのチャックテーブルと、該ウエーハの外周部分を除去するための切削ブレードを備える加工手段と、該加工手段により加工が施されたウエーハを洗浄する洗浄手段と、を少なくとも備えている。
特開2012−64872号公報
しかし、サブストレートとウエーハとを貼り合わせてワークセットを形成したときには、サブストレートとウエーハとの間に挟まれた樹脂には、上下の両方向から圧力がかかるため、該ワークセットの側面側から樹脂がはみ出して、ワークセットの一部を構成するウエーハの側面に、はみ出した樹脂が貼りついてしまうことがある。この状態のまま、ウエーハにエッジトリミング加工を施すと、ウエーハの側面のうち樹脂に貼りついている部分も除去されるため、ウエーハの側面に貼りついているはみ出し樹脂が剥離されやすい状態となる。
さらに、エッジトリミング後のウエーハの研削加工及び切削加工において、ウエーハの側面に貼りついている樹脂が剥離すると、剥離した樹脂が加工具(研削ホイールまたは切削ブレード)に接触するため、ウエーハの加工に悪影響を及ぼす。また、加工後のウエーハの搬送時において、ウエーハの側面に貼りついている樹脂が剥離すると、この樹脂が搬送手段とウエーハとの間に侵入してしまい、ウエーハの正確な搬送が不可能となるという問題がある。さらには、加工後のウエーハの洗浄時において、ウエーハの側面に貼りついている樹脂が剥離すると、ウエーハを洗浄する洗浄テーブルと洗浄テーブルに接触するウエーハの裏面との間に樹脂が侵入してしまい、洗浄後のウエーハの正確な搬送が不可能となるという問題がある。
本発明は、上記の事情にかんがみてなされたものであり、ワークセットの側面からはみ出した樹脂が加工具に巻き込まれないようにすること及び搬送手段によるウエーハの搬送に悪影響を及ぼさないようにすることに発明の解決すべき課題がある。
本発明は、サブストレートと被加工物のウエーハとを樹脂で貼り合わせたワークセットと、該ワークセットを吸引保持する加工テーブルと、該加工テーブルに保持された該ワークセットのウエーハの上面を加工する加工手段と、加工された該ワークセットを洗浄する洗浄手段と、該ワークセットを該加工テーブルから該洗浄手段に搬送する搬送手段と、を備えた加工装置において、該洗浄手段は、ワークセットの外周部を載置する載置部と、該載置部に載置された該ワークセットの側面に回転するローラを接触させ該ワークセットを回転させる回転手段と、該回転手段によって回転する該ワークセットの側面からはみ出ている樹脂を除去する樹脂除去手段と、を備え、該樹脂除去手段は、該ワークセットの側面からはみ出ている樹脂を剥離する剥離部と、該剥離部を該ワークセットに接触及び該ワークセットから離間させる移動手段と、該ワークセットの側面形状に対応して該剥離部の傾きを変更させる傾き変更手段と、から構成され、該剥離部は、支持部から二股に分岐した一対の分岐部の先端部間にワイヤーが張られて構成され、該加工テーブル上において加工されたワークセットを該搬送手段によって該洗浄手段に搬送し、該洗浄手段によって該ワークセットを洗浄するとともに、該樹脂除去手段を構成する該ワイヤーによって該ワークセットの側面からはみ出る樹脂を除去する。
本発明は、エッジトリミングを施す加工装置に、加工手段によってエッジトリミングが施されたワークセットを洗浄する洗浄手段を備えており、この洗浄手段は、ワークセットの外周部を載置する載置部と、該ワークセットの側面に回転するローラを接触させ該ワークセットを回転させる回転手段と、該回転手段によって回転する該ワークセットの側面からはみ出ている樹脂を除去する樹脂除去手段と、を備え、樹脂除去手段は、該ワークセットの側面からはみ出ている樹脂を剥離する剥離部と、該剥離部を該ワークセットに接触及び該ワークセットから離間させる移動手段と、該ワークセットの側面形状に対応して該剥離部の傾きを変更させる傾き変更手段と、から構成されている。そのため、ワークセットを構成するウエーハの切削加工前及び研削加工前において、ワークセットにエッジトリミングを施し、このワークセットを洗浄手段に搬送し洗浄することができる。また、この洗浄と同時に、樹脂除去手段によってワークセットの側面部からはみ出ているはみ出し樹脂を除去することができる。したがって、エッジトリミング後のウエーハの加工工程において、ウエーハを加工する加工具に樹脂が巻き込まれることはなく、ウエーハの加工に悪影響を及ぼすことを防止できる。また、加工後のウエーハの搬送時に樹脂が搬送手段とウエーハとの間に侵入することはなく、ウエーハの正確な搬送が可能となる。さらには、加工後のウエーハの洗浄時に樹脂が洗浄テーブルと洗浄テーブルに接触するウエーハの裏面との間に樹脂が侵入することはなく、洗浄後のウエーハの正確な搬送が可能となる。
洗浄手段を備えた加工装置の構成を示す斜視図である。 樹脂剥離手段を備える洗浄手段の構成を示す斜視図である。 ワークセットの構成を示す断面図である。 ワークセットを加工する状態を示す断面図である。 エッジトリミングされたワークセットの側面部からはみ出た樹脂を除去する状態を示す断面図である。 ウエーハの厚みを残さずにエッジトリミングされたワークセットの側面部からはみ出た樹脂を除去する状態を示す断面図である。
図1に示す加工装置10は、被加工物であるウエーハの外周部分を除去するエッジトリミングを施す加工装置である。加工装置10は、基台11を有している。基台11の上面11aの中央部分には、伸縮可能な蛇腹12がX軸方向に延設されている。蛇腹12には、移動基台13が連結され、この移動基台13の上部に加工テーブル14が配設されている。そして、移動基台13のX軸方向の移動によって、加工テーブルをX軸方向に移動させることができる。
図1に示す加工テーブル14は、ウエーハを吸引保持する保持面14aを備え、回転可能となっている。基台11の後方側には、中央部が開口された立設基台15が蛇腹12を跨ぐようにして立設されている。
図1に示すように、加工テーブル14のX軸方向の移動経路上には、一対の加工手段20が配設されている。加工手段20は、Y軸方向の軸心を有する回転可能なスピンドル21と、スピンドル21の先端部に取り付けられた切削砥石22とを備えている。そして、スピンドル21の回転によって切削砥石22が回転するように構成されている。
立設基台15の一方側には、2つの第一の加工送り手段30が配設されている。第一の加工送り手段30は、Y軸方向にのびる一対のボールネジ31と、一対のボールネジ31と平行に配設された一対のガイドレール32と、一対のボールネジ31の一端に連結されたモーター33と、ウエーハに対する切削位置のY軸方向の調整を行うための2つの移動基台34とを備えている。それぞれの移動基台34の一方の面には、一対のガイドレール32が摺接し、図示しないナット構造が形成されており、当該ナット構造にボールネジ31が螺合している。そして、モーター33によってボールネジ31が回動することにより、それぞれの移動基台34がガイドレール32に沿ってガイドされてY軸方向に移動可能となっている。
さらに、2つの第一の加工送り手段30の移動基台34のそれぞれに配設された第二の加工送り手段40は、Z軸方向にのびる一対のボールネジ41と、一対のボールネジ41のそれぞれに対して平行に配設された一対のガイドレール42と、それぞれのボールネジ41の一端に接続されたモーター43と、被加工物に対する切削のZ軸方向の動作を制御するための2つの昇降基台44とを備えている。そして、モーター43によってボールネジ41が回動することにより、それぞれの昇降基台44がガイドレール42に沿ってガイドされてZ軸方向に移動可能となっている。
図1に示すように、基台11の右方側には、加工が施されたウエーハを洗浄するための洗浄手段50が配設されている。また、加工が施されたウエーハを加工テーブルから洗浄手段50に搬送する搬送手段70も配設されている。
図2に示すように、洗浄手段50は、円形のワークセット4の外周部4aが載置される載置部52を備えている。ワークセット4は、ウエーハ2の支持基板であるサブストレート1に樹脂を塗布し、その樹脂の上にウエーハ2を貼り合わせることで一体となって形成されている。載置部52は、円板形状に形成されており、その上面にワークセット4を位置決めする固定部52aが形成されている。固定部52aによって、ワークセット4の側面部4bを摺動可能に保持することができる。
洗浄手段50は、ワークセット4を回転させる回転手段53を備えている。回転手段53は、ワークセット4の側面部4bに接触する複数のローラ54と、複数のローラ54を回転させるモーター55とを備えている。
モーター55には、駆動プーリ56が接続されている。複数のローラ54には、従動プーリ57が接続されている。また、駆動プーリ56と複数の従動プーリ57との間には、伝動ベルト58がかけられている。モーター55の駆動により、駆動プーリ56が回転し、駆動プーリ56にかけられた伝動ベルト58を駆動プーリ56の回転方向と同一方向に移動させる。伝動ベルト58が移動すると、複数の従動プーリ57も回転し始めるとともに、複数のローラ54を回転させることができる。
さらに、洗浄手段50は、樹脂を除去する樹脂除去手段60を備えている。樹脂除去手段60は、樹脂を剥離する剥離部61と、剥離部61をワークセット4に接触及び該ワークセット4から離間させる移動手段62と、該剥離部61の傾きを変更する傾き変更手段63と、から構成されている。
剥離部61は、二股に分岐された一対の分岐部61aを備え、一対の分岐部61aは、支持部61bに連接されている。一対の分岐部61aの先端部間には、ワイヤー61cが緊張状態で張られている。ワイヤー61cとしては、例えば、ナイロンワイヤーなどを使用することができる。
移動手段62は、鉛直方向にのびるシリンダ62aを有し、シリンダ62aの側面の一方側に支持部61bが接続されている。移動手段62が作動すると、シリンダ62aがZ軸方向に昇降移動し、剥離部61を同方向に移動させることができる。また、シリンダ62aの側面の他方側には、モーター63aを有する傾き変更手段63を備えている。傾き変更手段63においては、モーター63aの駆動により、加工後におけるワークセット4の側面部4bの形状に対応して剥離部61の傾きを変更することが可能となっている。
図2に示すように、洗浄手段50の下方には、樹脂収容部51が形成されている。樹脂収容部51は、ワークセット4の側面部4bから剥離された樹脂の落下を受け止めることが可能となっている。
図2に示すように、洗浄手段50の載置部52の上方には、洗浄水ノズル59が配設されている。洗浄水ノズル59は、図1に示す加工手段20により加工されたワークセット4を洗浄する際に、洗浄水を供給することができる。なお、洗浄水ノズル59は、載置部52の上方に配設する構成に限定されるものではない。
以下では、上記のように構成される加工装置10によって、ワークセット4の外周部4aにエッジトリミングを施す動作例について説明する。
図3に示すワークセット4は、ウエーハの搬送用基板であるサブストレート1と被加工物であるウエーハ2とを樹脂3で貼り合わせることで一体となって形成されたものである。部分拡大図に示すように、サブストレート1の表面1aとウエーハ2の裏面2bとの間に挟まれた樹脂3は、ワークセット4の側面部4b側からはみ出しており、このはみ出した部分が、エッジトリミング後のウエーハ2の加工及び搬送に悪影響を及ぼし得るはみ出し樹脂3aとなっている。
図1に示す加工装置10においては、加工テーブル14の保持面14aに、ウェーハ2を上向きにしてワークセット4を吸引保持する。次いで、移動基台13がX軸方向に移動して加工テーブル14を加工手段20の下方に移動させる。これと同時に、加工手段20が作動し、切削砥石22を回転させつつ、第二の加工送り手段40により切削砥石22をZ軸方向に下降させる。この際、第一の加工送り手段30も作動し、加工手段20をY軸方向に移動させ、切削砥石22による切削位置を調整する。
図4に示すように、加工手段20は、ワークセット4の外周部4aに切削砥石22を接触させ、加工テーブル14を回転させることにより、所定の厚みに至るまでワークセット4にエッジトリミングを施す。ワークセット4の外周部4aにエッジトリミングが施された後は、図1に示した搬送手段70でワークセット4を加工テーブル14から洗浄手段50に搬送する。
図5に示すワークセット4は、ウエーハ2の厚みがわずかに残るようにエッジトリミングされたものであり、切り欠き部5が形成されている。また、図6に示すワークセット4Aは、ウエーハ2の厚みを残さず全て除去するようにエッジトリミングされたものであり、切り欠き部6が形成されている。このように、ワークセット4及び4Aの外周部にエッジトリミングを施すと、ウエーハ2の側面の面積が小さくなるため、樹脂3aに貼りついている部分も小さくなり、樹脂3aが、エッジトリミング前のワークセットに比して外側に露出した状態となり、剥離されやすい状態となっている。そこで、はみ出している樹脂3aを除去する。
以下では、図5に示すワークセット4を洗浄手段50により洗浄する動作例及びワークセット4の側面部4bからはみ出しているはみ出し樹脂3aを除去する動作例について説明する。
図1に示す搬送手段70がワークセット4を保持し、図2に示すように、ワークセット4の外周部4aを載置部52に載せる。そうすると、複数のローラ54にワークセット4の側面部4bが接触した状態となる。
ワークセット4の外周部4aを載置部52に載せた後、洗浄水ノズル5からワークセット4に対して洗浄水の供給を開始するとともに、樹脂除去手段60が作動し、ワークセット4の側面部4bからはみ出ているはみ出し樹脂3aの除去を開始する。
図5に示す移動手段62が剥離部61をZ軸方向に移動させ、ワークセット4の側面部4bの近傍に剥離部61を接近させ、部分拡大図に示すように、はみ出し樹脂3aにワイヤー61cを接触させる。次いで、図2に示したモーター55の駆動によりローラ54を、例えば矢印A方向に回転させる。ワークセット4の側面部4bに接触する複数のローラ54は、ワークセット4を、例えば矢印B方向に回転させる。
回転するワークセット4に洗浄水ノズル5から洗浄水が供給されると、回転するワークセット4に発生する遠心力により、ワークセット4に付着した加工屑等が洗い流される。また、上記のようにワークセット4が回転すると、ワイヤー61cによって、ワークセット4の側面部4bからはみ出ているはみ出し樹脂3aが剥離される。そして、ワイヤー61cによって剥離されたはみ出し樹脂3aは、図2に示した樹脂収容部51に落下して受け止められる。
次に、図6に示すワークセット4Aを洗浄手段50により洗浄する動作例及びワークセット4Aの側面部4bからはみ出ているはみ出し樹脂3aを除去する動作例について説明する。
図6に示す移動手段62が剥離部61をZ軸方向に移動させ、ワークセット4Aの側面部4bの近傍に接近させる。ワークセット4Aにおいては、その側面部4bの形状がワークセット4の側面部4bとは異なっている。すなわち、ワークセット4Aの側面部4bからはみ出ているはみ出し樹脂3aが、図5に示したワークセット4の側面部4bからはみ出ているはみ出し樹脂3aよりも小さい。したがって、図6に示すように、小さいはみ出し樹脂3aを除去するため、傾き変更手段63は、剥離部61を例えば矢印C方向に傾けて、ワイヤー61cをはみ出し樹脂3aに接触させる。
次いで、図2に示した回転手段53が、ワークセット4Aを例えば矢印B方向に回転させる。このようにして回転するワークセット4Aに洗浄水ノズル5から洗浄水が供給されると、ワークセット4の洗浄時と同様に、回転するワークセット4Aに発生する遠心力により、ワークセット4Aに付着した加工屑等が洗い流される。また、上記のようにワークセット4Aが回転すると、ワイヤー61cによって、ワークセット4Aの側面部4bからはみ出ているはみ出し樹脂3aが剥離される。そして、ワイヤー61cによって剥離されたはみ出し樹脂3aは、図2に示した樹脂収容部51に落下して受け止められる。
このように、ワークセット4にエッジトリミングを施した後、洗浄手段50は、ワークセット4を構成するウエーハ2の切削加工前及び研削加工前において、ワークセット4を回転手段53によって回転させつつ、ワークセット4を洗浄することができる。また、この洗浄と同時に、剥離部61によりワークセット4の側面部4bからはみ出ているはみ出し樹脂3aを除去することができる。したがって、エッジトリミングが施されたウエーハのその後の加工工程において、ウエーハを加工する加工具に樹脂が巻き込まれることはなく、ウエーハの加工に悪影響を及ぼすことを防止できる。また、加工後のウエーハの搬送時に樹脂が搬送手段とウエーハとの間に侵入することはなく、ウエーハの正確な搬送が可能となる。さらには、加工後のウエーハの洗浄時に樹脂が洗浄テーブルと洗浄テーブルに接触するウエーハの裏面との間に樹脂が侵入することはなく、洗浄後のウエーハの正確な搬送が可能となる。
なお、加工後におけるワークセットの側面部の形状は、予め加工装置10に設定された切削砥石の位置や切削砥石の切り込み量などの加工データに基づいて形成される。
1:サブストレート 1a:表面 1b:裏面
2:ウエーハ 2a:表面 2b:裏面
3:樹脂 3a:はみ出し部
4:ワークセット 4a:外周部 4b:側面部
5:切り欠き部
6:切り欠き部
10:加工装置
11:基台
12:蛇腹
13:移動基台
14:加工テーブル 14a:保持面
15:立設基台
20:加工手段 21:スピンドル 22::切削砥石
30:第一の加工送り手段 31:ボールネジ 32:ガイドレール 33:モーター
34:移動基台
40:第二の加工送り手段 41:ボールネジ 42:ガイドレール 43:モーター
44:移動基台
50:洗浄手段 51:樹脂収容部
52:載置部 52a:固定部
53:回転手段
54:ローラ 55:モーター 56:駆動プーリ 57:従動プーリ
58:伝動ベルト 59:洗浄水ノズル
60:樹脂除去手段 61:剥離部 61a:分岐部 61b:支持部
61c:ワイヤー
62:移動手段 62a:シリンダ
63:傾き変更手段 63a:モーター
70:搬送手段

Claims (1)

  1. サブストレートと被加工物であるウエーハとを樹脂で貼り合わせたワークセットを吸引保持する加工テーブルと、該加工テーブルに保持された該ワークセットのウエーハの上面を加工する加工手段と、加工された該ワークセットを洗浄する洗浄手段と、該ワークセットを該加工テーブルから該洗浄手段に搬送する搬送手段と、を備えた加工装置において、
    該洗浄手段は、ワークセットの外周部が載置される載置部と、
    該載置部に載置された該ワークセットの側面に回転するローラを接触させ該ワークセットを回転させる回転手段と、
    該回転手段によって回転する該ワークセットの側面からはみ出ている樹脂を除去する樹脂除去手段と、を備え、
    該樹脂除去手段は、該ワークセットの側面からはみ出ている樹脂を剥離する剥離部と、
    該剥離部を該ワークセットに接触及び該ワークセットから離間させる移動手段と、
    該ワークセットの側面形状に対応して該剥離部の傾きを変更する傾き変更手段と、
    から構成され、
    該剥離部は、支持部から二股に分岐した一対の分岐部の先端部間にワイヤーが張られて構成され、
    該加工テーブル上において加工されたワークセットを該搬送手段によって該洗浄手段に搬送し、該洗浄手段によって該ワークセットを洗浄するとともに、該樹脂除去手段を構成する該ワイヤーによって該ワークセットの側面からはみ出る樹脂を除去する加工装置。
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