JP6009134B1 - 多接合型太陽電池セルの製造方法 - Google Patents

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Abstract

容易な方法で、短時間で製造することが可能な、高い変換効率を有する多接合型太陽電池セルの製造方法を提供する。本発明の多接合型太陽電池セルの製造方法は、シリコン基板の一方の面にアルミニウムペーストの塗膜を形成する工程aと、前記シリコン基板及び前記塗膜を焼成処理する工程bと、前記シリコン基板の他方の面に、III−V族化合物太陽電池層をウェハボンディング又は結晶成長により積層する工程c、とを備える。

Description

本発明は、製造が簡易であり、短時間のプロセスで製造することができる太陽電池セルの製造方法に関する。
近年、太陽電池の普及が進められる中、太陽電池セルの変換効率を向上させるための種々の手段が提案されている。例えば、エネルギーバンドギャップの異なる「III−V族化合物太陽電池セル」を基板に積層させることによって、より多くのエネルギーを吸収できるようにする技術が開発されている。このような太陽電池セルの積層は、主にエピタキシャル成長によって行なえることが知られている(例えば、特許文献1等を参照)。複数の太陽電池構造を積層させた構造の太陽電池は「多接合型太陽電池」と呼ばれている。
また、シリコン材料を含む多接合型太陽電池セルも知られている。多接合型太陽電池セルでは、種類の異なる太陽電池セルが直列につなぎ合わせられているので、全波長の太陽光の吸収が実現でき、これにより太陽電池の変換効率を高めることができる。シリコン材料を含む多接合型太陽電池セルは、バッファ層を含んだ結晶成長、又は、シリコン太陽電池と化合物太陽電池との接合によって作製できることが知られている(例えば、特許文献2等を参照)。また、不純物拡散方式を使用した工程によって、シリコン太陽電池セルを製造する方法も提案されている(例えば、特許文献3等を参照)。
特開2009−065208号公報 特開2013−84784号公報 特開2013−161818号公報
しかしながら、上記特許文献に記載の技術によってシリコン材料を含む多接合型太陽電池セルを製造する場合、シリコン材料に不純物拡散層を形成するためには600℃以上(例えば850℃程度)にて30分以上の加熱工程、及び、その後の冷却工程が必要となる。このため、多接合型太陽電池セルを製造するのに要する時間が長時間となるので、大量生産という観点で問題があり、また、製造時間を短縮しようとすると、逆に焼成が不十分となり、高い変換効率が得られないという問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであり、容易な方法で、短時間で製造することが可能な、高い変換効率を有する多接合型太陽電池セルの製造方法を提供することを目的とする。
本発明者は、上記目的を達成すべく鋭意研究を重ねた結果、アルミニウムを用いてシリコンウェハにシリコン層を形成させることにより、上記目的を達成できることを見出し、本発明を完成するに至った。
即ち、本発明は、下記の多接合型太陽電池セルの製造方法に関する。
1.シリコン基板の一方の面にアルミニウムペーストの塗膜を形成する工程aと、
前記シリコン基板及び前記塗膜を焼成処理する工程bと、
前記シリコン基板の他方の面に、III−V族化合物太陽電池層をウェハボンディング又は結晶成長により積層する工程c、
とを備えることを特徴とする、多接合型太陽電池セルの製造方法。
2.前記工程bと工程cとの間に前記シリコン基板を研磨する工程dをさらに含む、上記項1に記載の作製方法。
3.シリコン基板の一方の面にアルミニウムペーストの塗膜を形成する工程aと、
前記シリコン基板及び前記塗膜を焼成処理する工程bと、
前記シリコン基板を研磨する工程dとをこの順に備え、
前記工程dにおける研磨によって前記シリコン基板を取り除くことによって前記塗膜が焼成処理されて形成された焼結層を得た後、この焼結層の一方の面にIII−V族化合物太陽電池層をウェハボンディング又は結晶成長により積層する工程を備えることを特徴とする、多接合型太陽電池セルの製造方法。
4.前記III−V族化合物太陽電池層は、GaAs、InGaAs、GaP、InGaP、AlInP及びGaNからなる群から選択される少なくとも1種を含む、上記項1〜3のいずれか1項に記載の製造方法。
5.前記アルミニウムペーストには、平均粒子径が20μm以下であるアルミニウム粒子と、有機溶剤とが含まれる、上記項1〜4のいずれか1項に記載の製造方法。
6.前記工程bの焼成処理の温度が600℃以上1000℃以下の範囲内である、上記項1〜5のいずれか1項に記載の製造方法。
7.前記工程aにおいて絶縁膜を介在させてからアルミニウムペーストの塗膜を形成する、上記項1〜6のいずれか1項に記載の製造方法。
本発明に係る多接合型太陽電池セルの製造方法は、シリコン基板上にアルミニウムペーストを塗工する工程を経て多接合型太陽電池に使用可能な多接合型太陽電池セルを作製することができる。特に、上記製造方法によれば、焼成温度が600℃以上1000℃以下で焼成時間が5分以下である加熱条件、及び、その後の冷却処理によって多接合型太陽電池セルを製造できるので、多接合型太陽電池セルの製造を容易、かつ、短時間で行うことができ、しかも、得られる多接合型太陽電池セルは高い変換効率を有する。
実施例1の太陽電池セルの製造方法の各工程を説明する模式図である。 実施例1における焼成で得られた基板の断面のSEM画像を示す。 実施例2の太陽電池セルの製造方法の各工程を説明する模式図である。 実施例3の太陽電池セルの製造方法の各工程を説明する模式図である。 実施例3におけるp型シリコン層の不純物濃度をSIMS(二次イオン質量分析法)によって測定した結果である。 実施例4における研磨後のシリコン基板の厚みを説明する拡大写真である。 実施例4における研磨によってシリコン基板の厚みが変化する様子を説明する拡大写真である。
以下、本発明の実施形態について詳細に説明する。
本実施形態の太陽電池セルは、シリコン基板の一方の面にアルミニウムペーストの塗膜を形成する工程aと、前記シリコン基板及び前記塗膜を焼成処理する工程bと、前記シリコン基板の他方の面に、III−V族化合物太陽電池層をウェハボンディング又は結晶成長により積層する工程c、とを備える製造方法によって製造される。この製造方法で得られる太陽電池セルは、複数の太陽電池構造が積層されてなる、いわゆる多接合型太陽電池セルとして形成される。
上記工程aは、シリコン基板上の一方の面にアルミニウムペーストの塗工を行う工程であり、これによりアルミニウムペーストの塗膜が形成されたシリコン基板が得られる。
ここで使用するシリコン基板は、例えば、純度99%以上のシリコンインゴットをスライスすることで得ることができる。シリコン基板には、不純物または添加物としてシリコン以外の元素が含まれていてもよい。
シリコン基板の厚さは特に限定されないが、取り扱いが容易であるという観点から50μm以上500μm以下であることが好ましい。
シリコン基板は、単結晶及び多結晶のいずれのシリコンで構成されていてもよいが、シリコン基板が単結晶のシリコンで構成されていれば、多接合型太陽電池に優れた電気特性を付与することができるという点で、単結晶のシリコンであることが好ましい。
アルミニウムペーストは、少なくともアルミニウム粉末を含むペースト状の材料で構成される。
上記アルミニウム粉末を構成するアルミニウム粒子の形状は特に限定されず、例えば、球状であってもよいし、楕円形状であってもよい。シリコン基板への印刷性が良好であり、シリコンとの反応も起こりやすいという点では、アルミニウム粒子の形状は球状であることが好ましい。
アルミニウム粒子の大きさにも特に制限はないが、平均粒子径が20μm以下であれば、シリコン基板への印刷性が良好であり、シリコンとの反応も起こりやすいという点で有利である。アルミニウム粒子の平均粒子径の下限値については特に限定されないが、例えば、1μm以上とすることができる。好適にはアルミニウム粒子の平均粒子径は3μm以上(3μmであってもよい)である。
アルミニウム粉末の純度は99%以上であることが好ましい。
アルミニウムペーストには、アルミニウム粉末以外に他の成分が含まれていてもよい。他の成分としては、例えば、有機溶剤、樹脂、ガラス粉末等の各種成分が挙げられる。
有機溶剤としては、例えば、ジエチレングリコールモノブチルエーテル、テルピネオール等が挙げられる。
樹脂としては、公知の材料が使用可能であり、エチルセルロース、ニトロセルロース、ポリビニールブチラール、フェノール樹脂、メラニン樹脂、ユリア樹脂、キシレン樹脂、アルキッド樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、アクリル樹脂、ポリイミド樹脂、フラン樹脂、ウレタン樹脂、イソシアネート化合物、シアネート化合物等の熱硬化樹脂が挙げられ、その他、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレン、ABS樹脂、ポリメタクリル酸メチル、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリ酢酸ビニル、ポリビニルアルコール、ポリアセタール、ポリカーボネート、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリフェニレンオキサイド、ポリスルフォン、ポリイミド、ポリエーテルスルフォン、ポリアリレート、ポリエーテルエーテルケトン、ポリ4フッ化エチレン、シリコン樹脂等が挙げられる。上記例示列挙した樹脂は、二種以上を組み合わせて用いることもできる。
ガラス粉末の種類は限定的ではないが、例えば、ビスマス(Bi)、ホウ素(B)、シリコン(Si)、アルミニウム(Al)、亜鉛(Zn)、銅(Cu)、バリウム(Ba)、リチウム(Li)、カリウム(K)、スズ(Sn)、リン(P)、カルシウム(Ca)、ストロンチウム(Sr)、バナジウム(V)、テルル(Te)、アンチモン(Sb)、モリブデン(Mo)、タングステン(W)、ジルコニウム(Zr)及びナトリウム(Na)からなる群より選ばれた1種または2種以上を含有して構成されていてもよい。ガラス粉末を構成するガラス粒子の平均粒径は、1μm以上3μm以下とすることができる。
ガラス粉末は、アルミニウム粉末とシリコン基板との反応を促進させたり、アルミニウム粉末自身の焼結を助けたりする作用があるとされている。
アルミニウムペーストには、その他、酸化防止剤、腐食抑制剤、消泡剤、増粘剤、カップリング剤、静電付与剤、重合禁止剤、チキソトロピー剤、沈降防止剤等が含まれていてもよい。
アルミニウムペーストの配合組成は特に限定されないが、例えば、アルミニウムペーストを100重量部とした場合に、アルミニウム粉末を60重量部以上90重量部以下、有機溶剤を2重量部以上20重量部以下、残部を2重量部以上20重量部以下とすることができる。
シリコン基板の一方の面にアルミニウムペーストを塗工する方法としては、例えば、スクリーン印刷やスピンコート等の方法を採用することができる。上記のようにシリコン基板にアルミニウムペーストを塗工することにより、アルミニウムがフィルム状や蒸着膜の形でシリコン基板を覆う。
シリコン基板に対するアルミニウムペーストの塗布量は、4mg/cm以上12mg/cm以下とすることができる。この塗布量でアルミニウムペーストをシリコン基板に塗工すれば、高い変換効率を有する多接合型太陽電池セルを形成することができる。
工程bは、上記の工程aにおいて得られたアルミニウムペーストの塗膜が形成されているシリコン基板の焼成処理を行う工程である。この焼成処理によってアルミニウムペーストの塗膜は、後述するp型シリコン層及びアルミニウムシリコン合金層を有して形成される焼結層となる。
焼成は、空気雰囲気下で行ってもよいし、窒素雰囲気下で行ってもよい。
焼成温度は、600℃以上1000℃以下が好ましく、この範囲であれば、焼成にかかる時間を短くすることができ、例えば、焼成時間を3秒以上300秒以下とすることができる。好適な焼成温度は、850℃以上950℃以下である。なお、焼成を行う前に所定の時間、例えば500℃以上の温度で予熱処理を行うこともできる。焼成処理の後は冷却を行えばよい。
上記の焼成処理によって、アルミニウムペースト中のアルミニウムとシリコン基板とが反応する。このとき、アルミニウムがシリコン基板の内部に拡散することにより、Al−Si合金層が形成される。さらに、シリコン基板がn型であれば、所定量のアルミニウムが含まれるp型のシリコン層が形成される。p型のシリコン層は、アルミニウム原子の拡散による不純物層として形成される層である。このシリコン層が形成されることにより、電子の再結合が防止されて生成キャリアの収集効率が向上する。
工程cでは、シリコン基板の他方の面に、III−V族化合物太陽電池層をウェハボンディング又は結晶成長により積層する。すなわち、工程cは、シリコン基板のアルミニウムペーストの塗膜が形成されている面とは反対側の面に、III−V族化合物太陽電池層をウェハボンディング又は結晶成長により積層する工程である。ここでいうIII−V族化合物太陽電池層とは、III族とV族の元素で構成される化合物半導体を含む層を意味する。
III−V族化合物太陽電池層は、GaAs、InGaAs、GaP、InGaP、AlInP及びGaNからなる群から選択される少なくとも1種を含んで構成される。III−V族化合物太陽電池層は、単層に形成されていてもよいし、多層に形成されていてもよい。多層に形成されている場合の一例として、シリコン基板側からGaAsの層、InGaAsの層、及び、InGaPの層がこの順に積層されて構成されるものが挙げられる。このようなIII−V族化合物太陽電池層は、公知の方法で形成させることができ、例えば、結晶成長を利用した方法で形成させることができる。また、III−V族化合物太陽電池層には、GaAs化合物層やInGaP層等の化合物半導体どうしを電気的に接続可能とするためのトンネル接合層が形成されていてもよく、さらに、III−V族化合物太陽電池層の受光面となる面には太陽電池セルの電極となる電極層が形成されていてもよい。これらの層についても公知の手段で設けることができる。
シリコン基板に、III−V族化合物太陽電池層を形成させる方法としては、ウェハボンディングまたは結晶成長が例示される。
ウェハボンディングの場合は、公知の方法で行うことができる。例えば、III−V族化合物太陽電池層をあらかじめ形成しておき、シリコン基板表面及びIII−V族化合物太陽電池層の接合面をプラズマ照射などによって活性化した後、これらを互いに接合することでシリコン基板にIII−V族化合物太陽電池層を形成させることができる。
上記結晶成長の場合も公知の方法を採用することができ、有機金属を使用して、これをシリコン基板に成長(エピタキシャル成長ともいう)させることにより、シリコン基板にIII−V族化合物太陽電池層を形成させることができる。
上記の製造方法では、通常、工程a、工程b及び工程cの順に各工程を経ればよい。このように得られる太陽電池セルは、いわゆる多接合型太陽電池セルとして形成される。
特に上記の製造方法によれば、焼成温度が600℃以上1000℃以下で焼成時間が5分以下という加熱条件と、その後の冷却処理によって多接合型太陽電池セルを製造できる。従って、多接合型太陽電池セルを容易に製造することが可能であり、また、製造に費やす時間を従来よりも短縮することができ、その上、安価に製造することができる。しかも、得られる多接合型太陽電池セルは、高い変換効率を有する。
また、上記製造方法で得られた多接合型太陽電池セルは、焼成処理によって形成されるAl−Si合金層(アルミニウムシリコン合金層)が存在する。よって、上記製造方法によれば、コンタクトが良好な太陽電池を構築することができる。
上記製造方法では、工程bと工程cとの間に、シリコン基板を研磨する工程(以下「工程d」と称する)をさらに含むことができる。
この工程dでは、シリコン基板のアルミニウムペーストの塗膜が形成されている面とは逆側の面の研磨をおこなう。この工程dの研磨を行うことによって、上記工程bの焼成処理においてシリコン基板上に上述の不純物層が形成されなかった部分があった場合に、その部分を除去することができる。これにより、太陽電池セル全体の厚みを薄くすることができるので、得られる太陽電池セルが薄型化され、結果として、電流の取り出し効率を向上させることができる。
工程dで行う研磨の方法は特に制限されず、シリコンウェハの厚みを薄くする方法であれば公知の手法を採用することができる。例えば、アルミナ研磨剤等の研磨剤を使用して粗研磨を行い、その後さらにシリカ研磨剤やダイヤモンド研磨剤などによりポリッシング、いわゆる仕上げ研磨を行なう方法が挙げられる。
上記のような研磨による方法ではなく、エッチングによる方法によって、不純物層が形成されなかった部分を除去してもよい。エッチングの方法としては、フッ硝酸や水酸化カリウム水溶液を使用する化学エッチングが利用できる。
上記製造方法においては、シリコン基板にあらかじめ絶縁膜を成膜してもよい。絶縁膜の形成は、例えば、工程aの中で行うことができる。工程aは、上述のようにシリコン基板の一方の面にアルミニウムペーストの塗膜を形成する工程であるが、絶縁膜を介在させてからアルミニウムペーストの塗膜を形成すればよい。詳述すると、まず、所定のシリコン基板を準備し、このシリコン基板の一方の面に絶縁膜を成膜する。次いで、このように成膜された絶縁膜を覆うようにアルミニウムペーストを塗工してアルミニウムペーストの塗膜を形成するようにすれば、シリコン基板とアルミニウムペーストの塗膜との間に絶縁膜を介在させることができる。
上記絶縁膜を構成する材料としては、酸化珪素、酸化アルミニウム及び窒化珪素からなる群から選択される1種又は2種以上の化合物が挙げられる。
絶縁膜を成膜する方法としては、金属気相成長法や絶縁膜を形成するための有機金属材料を含むペーストを塗布してこれを焼成する方法等が挙げられる。
シリコン基板にあらかじめ絶縁膜を成膜した後は、部分的に絶縁膜に穴を開けるようにしてもよい。この穴を開ける方法としては、レーザーによる除去やエッチングペーストによる除去による方法が挙げられる。
上記のようにシリコン基板とアルミニウムペーストの塗膜との間に介在する絶縁膜を備えて形成された太陽電池セルでは、太陽電池の光変換損失を低減させることができる。すなわち、p型シリコン層での光変換損失を減少させることができるので、シリコン太陽電池層の光変換効率を向上させることが可能になる。上述したように部分的に絶縁膜に穴を開ければ、シリコン基板に絶縁膜が部分的に形成された基板が得られるので、この場合は、p型シリコン層での光変換損失をより減少させることができ、シリコン太陽電池層の光変換効率をさらに向上させることが可能になる。
上記製造方法の他の実施形態として、シリコン基板の一方の面にアルミニウムペーストの塗膜を形成する工程aと、前記シリコン基板及び前記塗膜を焼成処理する工程bと、前記シリコン基板を研磨する工程dとをこの順に備え、前記工程dにおける研磨によって前記シリコン基板を取り除くことによって前記塗膜が焼成処理されて形成された焼結層を得た後、この焼結層の一方の面にIII−V族化合物太陽電池層をウェハボンディング又は結晶成長により積層する工程を備えるようにしてもよい。
この場合の工程a及び工程bについては、上述した実施形態における工程a及び工程bと同様である。また、工程dにおける研磨の方法も上述した実施形態の工程dの研磨の方法と同様である。
上記他の実施形態における場合の多接合型太陽電池セルの製造手順の一例としては、次のように行うことができる。まず、工程a及び工程bをこの順に経た後、工程dの研磨によってシリコン基板を例えばすべて取り除く。このようにシリコン基板を除去すれば、p型シリコン層及びアルミニウムシリコン合金層を有して形成される層(以下、この層を「焼結層」と略記する)が得られる。この焼結層は、工程bにおいて塗膜が焼成処理されることで形成された層である。次いで、上述したウェハボンディング又は結晶成長によって、III−V族化合物太陽電池層を上記の焼結層に設ければ、多接合型太陽電池セルを得ることができる。III−V族化合物太陽電池層は、例えば、焼結層のシリコン基板が形成されていた面に設けることができる。焼結層がp型シリコン層とアルミニウムシリコン合金層とが積層されて形成されているのであれば、焼結層のp型シリコン層側の面にIII−V族化合物太陽電池層を設けることができる。
上記形態の製造方法にあっても、多接合型太陽電池セルを容易に製造することが可能であり、また、製造に費やす時間を従来よりも短縮することができ、その上、安価に製造することができる。しかも、得られる多接合型太陽電池セルは、高い変換効率を有するものである。
以下、実施例により本発明をより具体的に説明するが、本発明はこれら実施例の態様に限定されるものではない。
(実施例1)
図1は、実施例1における多接合型太陽電池セルAの製造工程を模式的に示している。
まず、厚みが180μmであるn型シリコン基板1を準備した(図1(a))。このn型シリコン基板1の一方の面上に、70〜90質量%アルミニウム粉末(平均粒子径が20μm以下)と残部がガラスフリットであるアルミニウムペースト2を図1(b)のように塗布した(工程a)。アルミニウムペースト2のn型シリコン基板1への塗布は、スクリーン印刷法によって行い、塗布量が10mg/cmとなるように調整した。
その後、500℃において30秒以下の予熱を行ってから、850℃で10秒以下の焼成処理を行った(工程b)。この焼成によって、アルミニウムとシリコンが反応してアルミニウムシリコン合金層3とシリコンに1%以下のアルミニウムが含まれるp型シリコン層4が形成されていることを確認した(図1(c))。
図2は、焼成後の基板の断面を示している。この図から、n型シリコン基板1の片面に、アルミニウムシリコン合金層3とp型シリコン層4が形成されていることがわかる。n型シリコン基板1側にp型シリコン層4が位置しており、このp型シリコン層4には、さらにアルミニウムシリコン合金層3がn型シリコン基板1と逆側の面に積層していることがわかる。p型シリコン層の厚みは約20μmであった。
上記の工程を経た後、n型シリコン基板1のアルミニウムシリコン合金層3及びp型シリコン層4が形成された面とは反対側の面に、III−V族化合物太陽電池層5を接合(工程c)することにより、多接合型太陽電池セルAを形成した(図1(d))。この接合は、ウェハボンディングにより行った。具体的には、III−V族化合物太陽電池層5の接合面(GaAs化合物層5a)及びn型シリコン基板1の接合面それぞれにArビームを照射して活性化させ、その後、接合面どうしを接着させた。上記III−V族化合物太陽電池層5はあらかじめ製作しておいたものであって、GaAs化合物層5aと、InGaP層5bと、これらの層の間に介在するトンネル接合層5cとを有して形成されている。トンネル接合層5cは、GaAs化合物層5a及びInGaP層5bとを電気的に接続する。さらに、InGaP層5bには、太陽電池セルの電極である受光面電極層9が形成されている。
このように上記工程a、工程b及び工程cを順に経ることによって、簡易で短時間のプロセスでシリコン太陽電池層を含む多接合型太陽電池セルが形成できることが示された。
さらに、この多接合型太陽電池セルの半導体としての機能の有無を、ソーラーシミュレーター(朝日分光製)を用いて確認した。多接合型太陽電池セルの受光面電極層9表面とアルミニウムシリコン合金層3表面にそれぞれ導線をつなげ、擬似太陽光(1sun)を多接合型太陽電池セルに照射し、得られたI−V(電流−電圧)曲線より電気特性である短絡電流密度(Jsc)、開放電圧(Voc)およびフィルファクター(FF)を測定した。本実施例においては、Jscは11.01mA/cm、Vocは2.64V、FFは0.61であった。発電効率(Eff)=Jsc×Voc×FFであり、すなわちEffは17.73%であった。この結果から、本実施例で得られた多接合型太陽電池セルが半導体として機能することが証明された。
(実施例2)
図3は、実施例2における多接合型太陽電池セルAの製造工程を模式的に示している。
まず、厚みが180μmであるn型シリコン基板1を準備した(図3(a))。このn型シリコン基板1の一方の面に対して、酸化アルミニウムの層及び窒化珪素の層をこの順に形成することで絶縁膜6を設け、この絶縁膜6に対して部分的に穴を開けた(図3(b))。次いで、図3(c)のように、絶縁膜6が設けられている面に対して、実施例1と同様のアルミニウムペースト2を同様の方法で塗布した(工程a)。
その後、実施例1と同様の条件で工程b及び工程cを行った(図3(d)、(e))。
上記のよう工程a、工程b及び工程cを順に経ることによって、簡易で短時間のプロセスでシリコン太陽電池層を含む多接合型太陽電池セルが形成できることが示された。また、この多接合型太陽電池セルでは、部分的に穴が開けられた絶縁膜6が設けられているので、p型層での光変換損失が減少し、シリコン太陽電池層の光変換効率の向上が見られるものであった。
実施例1と同様に、多接合型太陽電池セルの半導体としての機能の有無を、ソーラーシミュレーター電気特定を測定したところ、Jscは11.25mA/cm、Vocは2.66V、FFは0.62であり、Effは18.55%であった。この結果から、本実施例で得られた多接合型太陽電池セルが半導体として機能することが証明された。
(実施例3)
図4は、実施例3における多接合型太陽電池セルAの製造工程を模式的に示している。
まず、n型シリコン基板1の代わりにp型シリコン基板1に変更したこと以外は実施例1と同様の条件で工程a及び工程bを経ることにより、p型シリコン基板1の片面に、アルミニウムシリコン合金層3とp型シリコン層4を形成させた(図4(a)〜(c))。このp型シリコン層4の不純物濃度は1018cm−3以上であった。
次いで、p型シリコン基板1のアルミニウムペースト2が塗工された面と反対側の面を研磨する工程(工程d)により、p型シリコン基板1を除去した(図4(d))。これにより、不純物濃度が1018cm−3以上のp型シリコン層4及びアルミニウムシリコン合金層3を有して形成される層(以下、「焼結層8」)を得た。
さらに、p型シリコン層4中の不純物濃度勾配を確認するため、アルミニウムシリコン合金層3を塩酸エッチングにより除去し、現れたp型シリコン層4の深さ方向に対する不純物濃度をSIMS(二次イオン質量分析法)によって測定した。なお、p型シリコン層4における深さは、アルミシリコン合金層3が形成されていた面を基準(0μm)とした。
図5には、上記SIMSの測定結果を示している。
この焼結層8のp型シリコン層4側の面に、III−V族化合物太陽電池層5を実施例1と同様の方法で接合することにより、多接合型太陽電池セルが形成された(図4(e))。
実施例1と同様に、多接合型太陽電池セルの半導体としての機能の有無を、ソーラーシミュレーター電気特定を測定したところ、Jscは13.40mA/cm、Vocは2.02V、FFは0.65であり、Effは17.59%であった。この結果から、本実施例で得られた多接合型太陽電池セルが半導体として機能することが証明された。
なお、使用したIII−V族化合物太陽電池層5は実施例1と同様であるが、この実施例3では焼結層8とIII−V族化合物太陽電池層5との間にバッファ層7が形成されている。バッファ層7は、III−V族化合物太陽電池層5を結晶成長により作製させた際に最初に形成された層である。
このような多接合型太陽電池セルは、導電性が良好であるので、シリコン層及び電極層として使用することができる。
(実施例4)
まず、実施例1と同様の方法によって、n型シリコン基板1の片面に、アルミニウムシリコン合金層3とp型シリコン層4を形成させた。次いで、これを研磨することにより(工程d)、n型シリコン基板1の厚みを100μmまで薄型化した。
図6は、研磨によって、100μmまで薄型化されたアルミニウムシリコン合金層3とp型シリコン層4を有するn型シリコン基板1の断面を示す拡大画像である。この図から、研磨によってシリコン基板の厚みが薄くなっていくことがわかり、最終的に厚みが100μmまで薄型化していることがわかる。
図7は、研磨によって所定の厚みに形成されたn型シリコン基板1を示す拡大画像である。具体的に図6における(a)〜(d)では、研磨により厚み60μm、70μm、80μm及び110μmに調節された基板を示している。このように、研磨によって、基板の厚みを調整することが可能であり、所望の変換効率を得ることができるようになる。
A 多接合型太陽電池セル
1 n型シリコン基板
2 アルミニウムペースト
3 アルミニウムシリコン合金層
4 p型シリコン層
5 III−V族化合物太陽電池層
6 絶縁膜

Claims (6)

  1. シリコン基板の一方の面にアルミニウムペーストの塗膜を形成する工程aと、
    前記シリコン基板及び前記塗膜を焼成処理する工程bと、
    前記シリコン基板の他方の面に、III−V族化合物太陽電池層をウェハボンディング又は結晶成長により積層する工程c、
    とを備え
    前記工程bと工程cとの間に前記シリコン基板を研磨する工程dをさらに含むことを特徴とする、多接合型太陽電池セルの製造方法。
  2. シリコン基板の一方の面にアルミニウムペーストの塗膜を形成する工程aと、
    前記シリコン基板及び前記塗膜を焼成処理する工程bと、
    前記シリコン基板を研磨する工程dとをこの順に備え、
    前記工程dにおける研磨によって前記シリコン基板を取り除くことによって前記塗膜が焼成処理されて形成された焼結層を得た後、この焼結層の一方の面にIII−V族化合物太陽電池層をウェハボンディング又は結晶成長により積層する工程を備えることを特徴とする、多接合型太陽電池セルの製造方法。
  3. 前記III−V族化合物太陽電池層は、GaAs、InGaAs、GaP、InGaP、AlInP及びGaNからなる群から選択される少なくとも1種を含む、請求項1又は2に記載の製造方法。
  4. 前記アルミニウムペーストには、平均粒子径が20μm以下であるアルミニウム粒子と、有機溶剤とが含まれる、請求項1〜のいずれか1項に記載の製造方法。
  5. 前記工程bの焼成処理の温度が600℃以上1000℃以下の範囲内である、請求項1〜のいずれか1項に記載の製造方法。
  6. 前記工程aにおいて絶縁膜を介在させてからアルミニウムペーストの塗膜を形成する、請求項1〜のいずれか1項に記載の製造方法。
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