JP6007225B2 - 操作レバー - Google Patents

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Description

本発明は、作用力の入力操作を軸へと伝達する操作レバーに係り、特に、車両に設置された座席シートの操作に好適に使用される操作レバーに関するものである。
例えば、車両内部には、乗員を着座させるための車両用シートが搭載されている。
この車両用シートは、その目的やタイプに応じて様々な形状及び機能を有するものが知られている。
このように、機能を有する車両用シートの場合、その機能を発揮させるために、操作力を入力する必要があるものがある。
そして、この操作力(例えば、人の力による操作力)を入力するための入力部として、操作レバー等のレバーが使用される(例えば、特許文献1乃至特許文献3等参照)。
このように、特許文献1乃至引用文献3には、車両用シートの操作力入力のために使用される操作レバーが開示されている。
特開2014−100241号公報 特開2009−201652号公報 特開2009−166808号公報
このように、従来技術においても、操作力入力のためのバー状の操作レバーが製造されている。
一方、このような操作レバーは、前述の通り、操作力を入力するためのものであり、そのため、操作時の把持感を更に向上させることが望まれていた。
また、操作レバーは、乗員より視認可能な位置に配設されるため、意匠性の向上もまた要求されている。
更に、従来技術では、操作レバーは、開放構造又はこれに近い形状となっているため、内側に埃等が侵入する懸念があるが、このような状況を防止するための構造を有する新たな操作レバーの開発が望まれていた。
また更に、操作力を入力して、この操作力を次段に伝達する必要があるため、大きな力が付与される場所でもあるため、より高い剛性を有することが望ましい。
本発明は、上記の問題に鑑みてなされたものであり、その目的は、操作力の入力時の把持感を向上させるとともに、高い意匠性を有する操作レバーを提供することにある。
また、本発明の他の目的は、剛性が高く、内側に埃等の異物が混入しない構造の操作レバーを提供することにある。
前記課題は、本発明に係る操作レバーによれば、シートの操作に使用する操作レバーであって、該操作レバーは、前記シートを操作する軸へ嵌め込まれる嵌め込み部と、操作力が付与される操作力付与部とを有し、該操作力付与部は、前記嵌め込み部との連続部から離隔する側の端部が湾曲しながら屈曲して前記シート側に延出する湾曲屈曲部を有する形状となるものであり、前記操作レバーは、有底筐体状のレバー本体部と、該レバー本体部の開口部を閉塞するレバー蓋部と、を有して構成されており、前記レバー蓋部は、前記嵌め込み部を構成すると共に前記レバー本体部の開口部を被覆している軸支部被覆壁と、前記操作力付与部を構成すると共に前記レバー本体部の開口部を被覆している操作部被覆壁と、を有して構成されており、前記軸支部被覆壁と前記操作部被覆壁とは一体的に形成されていて、前記レバー本体部において、前記軸支部被覆壁に設けられる貫通孔を介して前記シートに軸支されている軸支部が、前記嵌め込み部に備えられていることにより解決される。
また、シートの操作に使用する操作レバーであって、該操作レバーは、前記シートを操作する軸へ嵌め込まれる嵌め込み部と、操作力が付与される操作力付与部とを有し、該操作力付与部は、前記嵌め込み部との連続部から離隔する側の端部が湾曲しながら屈曲して前記シート側に延出する湾曲屈曲部を有する形状となるものであり、前記操作レバーは、有底筐体状のレバー本体部と、該レバー本体部の開口部を閉塞するレバー蓋部と、を有して構成されており、前記レバー蓋部は、前記嵌め込み部を構成すると共に前記レバー本体部の開口部を被覆している軸支部被覆壁と、前記操作力付与部を構成すると共に前記レバー本体部の開口部を被覆している操作部被覆壁と、を有して構成されており、前記軸支部被覆壁と前記操作部被覆壁とは一体的に形成されていて、前記レバー本体部と前記レバー蓋部とには、互いを係合固定するための係合部が、夫々に一体的に設けられていることにより解決される。
このように、本発明に係る操作レバーは、有底筐体状のレバー本体部と、このレバー本体部を被覆するレバー蓋部と、を有して構成された閉じた立体形状である。
このため、レバー本体の内部が露出する構成のレバーに比して、ゴミ等が内部に侵入することがなく、同時に操作時の把持感もまた向上させることができる。
更に、本発明に係る操作レバーを構成するレバー蓋部は、軸支部被覆壁と操作部被覆壁とが分割構成されず、一体形成されている。
このため、ゴミ等が内部に侵入することをより効果的に防止することができると共に、把持感もまたより向上させることができる。
また、本発明に係る操作レバーは、閉じた立体であるとともに、蓋部が一体形成されており、よって、意匠性もまた向上する(内部が露出しない)。
また、このとき、前記レバー本体部は、前記嵌め込み部を構成する側に軸支部係合部が設けられると共に、前記操作力付与部を構成する側の自由端側に本体係合部が設けられており、前記レバー蓋部は、前記嵌め込み部を構成する前記軸支部被覆壁側に軸支部被係合部が設けられると共に、前記操作力付与部を構成する前記操作部被覆壁の自由端側に蓋部被係合部が設けられ、前記軸支係合部と前記軸支被係合部とが嵌合すると共に、前記本体係合部と前記蓋部被係合部とが係合することにより、前記レバー本体に前記レバー蓋部が取付けられると好適である。
このように構成されていると、レバー本体部にレバー蓋部を組付ける際に、作業が容易となる。
つまり、両レバー本体部は、嵌め込み部から操作力付与部の先端にかけて長手を有する部材であるため、この両端にて係合を行うと、効率良く組付けを行うことができる。
更に、前記蓋部被係合部は、前記レバー蓋部が前記嵌め込み部から前記湾曲屈曲部に至る延長上に突出形成される蓋側基端係合部と、前記操作部被覆壁の自由端側に形成される蓋側先端係合部と、を有して構成されており、前記本体係合部は、前記蓋側基端係合部と係合する本体基端係合部と、前記蓋側先端係合部と係合する本体先端係合部と、を有して構成されていると好適である。
このように、湾曲屈曲部に至る延長上に蓋側基端係合部を備えると共に、操作部被覆壁の自由端側に蓋側先端係合部を備えて、それらの部分で係合固定することにより、湾曲屈曲部から自由端先端部に沿って、しっかりと固定を行うことができる。
また、具体的には、前記蓋側基端係合部と前記蓋側先端係合部とは、前記嵌め込み部から前記湾曲屈曲部に向かう方向へ向けて突出形成されていると、機能的に固定を行えるため好適である。
更に、前記蓋側基端係合部と前記蓋側先端係合部との間を架橋するように、蓋側端部補強リブが形成されていると、係合部分の剛性を高めることができるため好適である。
また、具体的には、前記蓋側基端係合部と前記蓋側先端係合部との間を架橋するように、蓋側端部補強リブが形成されており、前記蓋側端部補強リブは、前記嵌め込み部から前記湾曲屈曲部に向かう方向へ向けて突出形成されていると、剛性を高めることができるため好適である。
更に、前記本体基端係合部と前記本体先端係合部と、の間には、本体端部補強リブが、前記蓋側端部補強リブ方向へ向けて突出形成されており、前記蓋側端部補強リブには、前記本体端部補強リブとの接触を回避するための切欠き部が形成されていると、相互干渉を防止できるため好適である。
本発明に係る操作レバーによれば、ゴミ等異物の内部への混入を防止ことができる。また、把持感を向上させることができると共に、意匠性もまた向上する。
本発明に係る操作レバーによれば、組立性を向上することができ、作業を効率化することができる。
本発明に係る操作レバーによれば、しっかりとした固定を行うことができる。
本発明に係る操作レバーによれば、機能的に組付けを行うことができる。
本発明に係る操作レバーによれば、係合部分の剛性を向上させることができる。
本発明に係る操作レバーによれば、蓋側端部補強リブが本体端部補強リブに干渉することを有効に防止することができる。
本発明の一実施形態に係る操作レバーを示す斜視図及び配置状態図である。 本発明の一実施形態に係る操作レバーの表裏面を示す平面図である。 本発明の一実施形態に係る操作レバーの上下側面及び端面を示す平面図である。 本発明の一実施形態に係るレバー本体部を示す説明図である。 本発明の一実施形態に係るレバー蓋部を示す説明図である。 本発明の一実施形態に係る操作レバーの組立状態を示す説明図である。 本発明の一実施形態に係る操作レバーの組立完成状態を示す説明図である。 本発明の一実施形態に係る操作レバーの一端部の係合状態を示す説明図である。 本発明の一実施形態に係る操作レバーの他端部の係合状態を示す説明図である。
以下、本発明の一実施形態(以下、本実施形態)に係る操作レバーについて、各図を参照しながら説明する。
なお、以下に説明する実施形態は、本発明の適用を示した例示に過ぎず、本発明を限定するものではない。
すなわち、以下に説明する部材の形状、寸法、配置等については、本発明の趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物が含まれることは勿論である。
図1乃至図9は、本発明の一実施形態を示したものであり、図1は、操作レバーを示す斜視図及び配置状態図、図2は操作レバーの表裏面を示す平面図、図3は上下側面及び端面を示す平面図、図4はレバー本体部を示す説明図、図5はレバー蓋部を示す説明図、図6は操作レバーの組立状態を示す説明図、図7は操作レバーの組立完成状態を示す説明図、図8は操作レバーの一端部の係合状態を示す説明図、図9は操作レバーの他端部の係合状態を示す説明図である。
なお、以下の説明において、車両用シートのシートバックに対して着座者が着座する側が操作レバーの前方側となり、反対側が後方側となる。
また、車両用シートのシート幅方向の外側が、操作レバーの幅方向外側となる。
さらに、以下の説明において、上側(下側)とは、操作レバーが車両本体に組み付けられた状態での上側(下側)を意味する(図1(b)参照)。
図1乃至図5により、本実施形態に係る操作レバーLの構成について説明する。
なお、図1(b)に示すように、本実施形態においては、操作レバーLを、車両用シートTの高さを調整する高さ調整レバーとして使用した例を示す。
この図1(b)のように車両用シートTに取付けられた状態にて、本明細書中の上下方向を規定する。
本実施形態に係る操作レバーLは、レバー本体部1と、レバー蓋部2と、を組合わせることにより構成されている。
本実施形態に係るレバー本体部1は、有底筐体状の部材である。
レバー本体部1は、車両用シートTへと軸支される略円形有底筐体の軸支部11と、自由端となる端部12と、軸支部11と端部12とを架橋連結する把持部13と、により一体的に形成されている。
本実施形態に係る軸支部11は、略円形状の軸支部底面壁11Aと、その軸支部底面壁11Aの周縁から起立する軸支部側面壁11Bと、を有して構成されている。
この軸支部底面壁11Aの中央部には、略円筒形状の軸支部リブ11aが、軸支部側面壁11Bが起立する方向と同方向に向けて起立している。
また、軸支部リブ11aの若干上方部には、略円筒形状の軸支部係合部11bが、軸支部側面壁11Bが起立する方向と同方向に向けて起立している。
本実施形態に係る端部12は、端部底面壁12Aと、端部底面壁12Aの周縁から起立する端部先端壁12Bと、同様に起立する端部下方壁12Cと、同様に起立する端部上方壁12Dと、を有して一体的に形成されている。
端部先端壁12Bと、端部下方壁12Cと、端部上方壁12Dとは、同方向に起立しており、端部先端壁12Bは、端部底面部12Aの周縁のうち自由端側に、端部下方壁12Cは、端部底面壁12Aの周縁のうち下方側に、端部上方壁12Dは、端部底面壁12Aの周縁のうち上方側に、各々連続して起立している。
つまり、端部先端壁12Bと、端部下方壁12Cと、端部上方壁12Dとは、一体として平面視略コ字形状の壁体となり、端部底面壁12Aの自由端側から上方及び下方に亘るように起立している。
また、端部先端壁12Bの内壁部分には、複数のリブ状の本体係合部12aが形成されている。
この本体係合部12aは、端部下方壁12Cと端部上方壁12Dとを亘る方向に沿って延びる壁体であり、開口部側(車両用シートT配設側)に形成されるものを「先端係合部121」(特許請求の範囲の「本体先端係合部」に相当)とし、後述する把持部13側(端部底面壁12Aと後述する把持部底面壁13Aとの連続部分側)に形成されるものを「基端係合部122」(特許請求の範囲の「本体基端係合部」に相当)とする。
また、この先端係合部121と基端係合部122との間には、端部下方壁12Cと端部上方壁12Dとを亘る方向に沿って延びる壁体である本体端部補強リブ123が形成されている。
本実施形態に係る把持部13は、把持部底面壁13Aと、この把持部底面壁13Aの周縁のうち下方側に起立する把持部下方壁13Cと、把持部底面壁13Aの周縁のうち上方側に起立する把持部上方壁13Dと、を有して構成されている。
この把持部下方壁13Cと把持部上方壁13Dは、同方向に起立している。
また、把持部底面壁13Aの開口部側(車両用シートT配設側)には、把持部下方壁13Cと把持部上方壁13Dを亘る方向に沿って延びる壁体の把持部リブ131が複数形成され、剛性を向上させている。
なお、説明のために、各構成部を分割して記載したが、本実施形態においては、軸支部底面壁11Aと、端部底面壁12Aと、把持部底面壁13Aとは、連続して形成されており、一体のレバー本体部底面S1を構成している。
軸支部底面壁11Aは、円形部分が下方に配置され、その上方部分で把持部底面壁13Aと連続しているが、この把持部底面壁13Aは、軸支部底面壁11Aに対して一定の角度(本例では約90°)の角度を持って延出している。
また、端部底面壁12Aは、把持部底面壁13Aの他端部(軸支部底面壁11Aと連続する側と反対側端部)から、車両用シートT配設方向にむけて突出するように構成されている。
ただし、端部底面壁12Aは、把持部底面壁13Aから端部底面壁12Aにかけて緩やかに湾曲しながら突出している。
なお、把持部底面壁13Aと端部底面壁12Aとの連続部(屈曲部)の内角は、約90°若しくは鈍角を成すように構成されている。
この把持部13と端部12との連続部(屈曲部)が、特許請求の範囲の「湾曲屈曲部」を構成する。
また、軸支部底面壁11Aと軸支部側面壁11Bとの連続部(屈曲部)、端部底面壁12Aと端部底面壁12B,端部下方壁12C,端部上方壁12Dとの連続部(屈曲部)、把持部底面壁13Aと把持下方壁13C,把持部上方壁13Dとの連続部(屈曲部)は、各々面取りされた形状となっており、よって、把持感を向上させるように構成されている。
更に、同様に、軸支部側面壁11Bの下方と、把持部下方壁13Cと、端部下方壁12Cとは連続して一体として形成されているとともに、軸支部側面壁11Bの上方と、把持部上方壁13Dと、端部上方壁12Dとは連続して形成される。
つまり、軸支部側面壁11B、把持部下方壁13C、端部下方壁12C、端部先端壁12B、端部上方壁12D、把持部上方壁13Dとで、レバー本体部底面S1の周縁を囲繞する略円環状の壁が一体的に形成されており、レバー本体側面壁S2を構成している。
次いで、図5及び図6により、レバー蓋部2について説明する。
レバー蓋部2は、上記有底筐体状のレバー本体1の開口部分を閉塞するための部分であり、よって、その外郭はレバー本体1の開口部分に整合するように構成されている。
本実施形態に係るレバー蓋部2は、軸支部被覆壁21、端部被覆壁22、把持部被覆壁23と、を有して一体的に構成されている。
なお、端部被覆壁22と把持部被覆壁23が一体となっている部分が、特許請求の範囲の「操作部被覆壁」に相当する。
本実施形態に係る軸支部被覆壁21は、軸支部11を被覆するための部分であり、よって、その外郭は軸支部11の開口に沿った略円形状の平板部分として構成されている。そして、その略中央部には、軸支部リブ11aの自由端側が露出する軸支部リブ貫通孔21aが形成されている。
また、軸支部リブ貫通孔21aの上方には、円筒形状の軸支部被係合部21bが、レバー本体部1方向へ向けて起立しており、この軸支部被係合部21bは、円筒形状のクリップKを介して軸支部係合部11bに嵌合することにより、レバー蓋部2の一端が、レバー本体部1の一端(軸支部11側端部)に固定される。
なお、クリップKは、その側面に係止用の爪が形成された公知の筒状クリップであり、軸支部係合部11bから軸支部被係合部21bが抜けることを防止するために使用されている。
本実施形態に係る端部被覆壁22は、端部12の開口部分を閉塞するための部分であり、よって、その外郭は端部12の開口に沿った形状の平板部分として構成されている。
端部被覆壁22は、後述する把持部被覆壁23から湾曲しながら屈曲して延出する蓋側端部延出壁22Aと、この蓋側端部延出壁22Aから屈曲して延出する蓋側端部先端壁22Bとで構成されている。
この蓋側端部延出壁22Aは、把持被覆壁22の端部(軸支部被覆壁21と連続する側と反対側端部)から、車両用シートT配設方向にむけて延出するように構成されている。
ただし、蓋側端部延出壁22Aは、把持被覆壁23から蓋側端部先端壁22Bにかけて緩やかに湾曲しながら突出している。
また、蓋側端部先端壁22Bは、蓋側端部延出壁22Aと所定の角度を成して、蓋側端部延出壁22A端部(把持部被覆壁23と連続する側と反対側端部)から延出している。
なお、本実施形態においては、蓋側端部延出壁22Aと蓋側端部先端壁22Bとは、約90°以上の内角を成すように構成されている。
また、蓋側端部先端壁22Bと蓋側端部延出壁22Aとの連続部分内隅からは、蓋側端部先端壁22Bと所定の間隔を有して略平行となるように蓋側端部係合片221aが延出している。
この蓋側端部係合片221aと蓋側端部先端壁23Bとで形成される所定の間隔を有するよう形成される部分が、「蓋側先端係合部221」となり、レバー本体1の端部12に形成された先端係合部121と係合する。
つまり、この所定の間隔が、先端係合部121を係合可能な幅となるように構成されており、先端係合部121が、蓋部先端係合部221の(所定の幅を有する)間隙に圧入さえることにより、蓋側先端係合部221が先端係合部121と係合する。
また、蓋側端部延出壁22Aの一端(把持部被覆壁23と連続する側端部)上方部には、把持部被覆壁23から延出する爪が形成されており、この爪が「蓋側基端係合部222」となり、レバー本体1の端部12に形成された基端係合部122と係合する。
なお、この蓋側基端係合部222は、把持部被覆壁23が延びる方向に沿って延びており、よって、本例においては、蓋側端部先端壁22Bと略平行となっている。
そして、蓋側基端係合部222と、蓋側端部延出壁22Aと、蓋側端部先端壁22Bと、を架橋するように(これらで形成される内隅を埋めるように)、蓋側端部補強リブ223が形成されている。
この蓋側端部補強リブ223の中央部には、蓋側端部延出壁22A側へと凹となる切欠き部223aが形成されており、この切欠き部223aにより、蓋側端部補強リブ223と本体端部補強リブ123との干渉が回避される。
また、蓋側端部補強リブ223よりも若干下方の位置には、蓋側端部補強リブ223と略平行に配設される補助補強リブ224が形成されている。
本実施形態に係る把持部被覆壁23は、把持部13の開口部分を閉塞するための部分であり、よって、その外郭は把持部13の開口に沿った形状の平板部分として構成されている。
そして、この把持部被覆壁23は、軸支部被覆壁21と端部被覆壁22とを架橋するように連結している。
なお、説明のために、各構成部を分割して記載したが、本実施形態においては、軸支部被覆壁21と、端部被覆壁22と、把持部被覆壁23とは、連続して形成されており、一体のレバー蓋部2を構成している。
以上のように構成されたレバー本体部1とレバー蓋部2との組立状態を、図6乃至図9により説明する。
図6に示すように、レバー蓋部2は、レバー本体部1の開口部分を閉塞するように、配設される。
レバー蓋部2がレバー本体部1の開口を被覆するように取付けられた状態を図7に示す。
このとき、軸支部11側には、軸支部被覆壁21が、軸支部11の開口を閉塞するように配設さる。
また、このとき、図9に示すように、軸支部リブ貫通孔21aから軸支部リブ11aの自由端側が露出するよう配設されるとともに、軸支部被係合部21bを、クリップKを介して軸支部係合部11bに嵌合させる。
このようにして、レバー蓋部2の一端が、レバー本体部1の一端(軸支部11側端部)に固定される。
そして、把持部13の開口は、把持部被覆壁23で閉塞される。
端部12側の係合状態について、図8により説明する。
図8に示すように、レバー蓋部2の蓋側先端係合部221は、レバー本体1の端部12に形成された先端係合部121と係合する。
また、レバー蓋部2の蓋側基端係合部222は、レバー本体1の端部12に形成された基端係合部122と係合する。
また、このとき、レバー蓋部2の蓋側先端係合部221は、レバー本体1の端部12に形成された先端係合部121と係合する。
つまり、蓋側端部先端壁22Bと蓋側端部係合片221aとで、先端係合部121が挟持された状態で係合する。
このように、操作レバーLの自由端側は、簡易かつ剛性高く係合固定されることとなる。
このとき、蓋側端部補強リブ223は、蓋側基端係合部222と蓋側端部係合片221aとの間を架橋するように形成されており当該部分を補強しているが、この蓋側端部補強リブ223の中央部には、蓋側端部延出壁22A側へと凹となる切欠き部223aが形成されているため、蓋側端部補強リブ223と本体端部補強リブ123とが干渉することは回避される。
以上のように、本実施形態に係る操作レバーLは、レバー本体部1とレバー蓋部2とを組合わせることにより構成される。
この組合せは、長手方向両端部に各々設定される係合構造により、簡易かつ高い剛性をもって行われる。
これにより、車両用シートT取付側と、操作力入力側(つまり、操作者が把持する部分)との間を分断することなく、閉じた立体物としての操作レバーLを提供することができる。
よって、把持感向上、意匠性向上、ごみ等の内部侵入防止、剛性向上等、様々な効果を得ることができる。
なお、軸支部11と軸支部被覆壁21とが組合わされた部分が、特許請求の範囲の「嵌め込み部」に相当し、端部12及び把持部13と、端部被覆壁22及び把持部被覆壁23と、が各々組合わさった部分一体が、特許請求の範囲の「操作力付与部」に相当する。
L 操作レバー
1 レバー本体部
11 軸支部(嵌め込み部)
11A 軸支部底面壁
11a 軸支部リブ
11b 軸支部係合部
11B 軸支部側面壁
12 端部(操作力付与部)
12A 端部底面壁
12B 端部先端壁
12a 本体係合部
121 先端係合部(本体先端係合部)
122 基端係合部(本体基端係合部)
123 本体端部補強リブ
12C 端部下方壁
12D 端部上方壁
13 把持部(操作力付与部)
13A 把持部底面壁
13C 把持部下方壁
13D 把持部上方壁
S1 レバー本体底面壁
S2 レバー本体側面壁
2 レバー蓋部
21 軸支部被覆壁(嵌め込み部)
21a 軸支部リブ貫通孔
21b 軸支部被係合部
22 端部被覆壁(操作力付与部、操作部被覆壁)
22A 蓋側端部延出壁
22B 蓋側端部先端壁(蓋部被係合部)
221 蓋側先端係合部(蓋部被係合部)
221a 蓋側端部係合片(蓋部被係合部)
222 蓋側基端係合部(蓋部被係合部)
223 蓋側端部補強リブ
223a 切欠き部
224 補助補強リブ
23 把持部被覆壁(操作力付与部、操作部被覆壁)
K クリップ
T 車両用シート(シート)

Claims (8)

  1. シートの操作に使用する操作レバーであって、
    該操作レバーは、前記シートを操作する軸へ嵌め込まれる嵌め込み部と、操作力が付与される操作力付与部とを有し、該操作力付与部は、前記嵌め込み部との連続部から離隔する側の端部が湾曲しながら屈曲して前記シート側に延出する湾曲屈曲部を有する形状となるものであり、
    前記操作レバーは、有底筐体状のレバー本体部と、該レバー本体部の開口部を閉塞するレバー蓋部と、を有して構成されており、
    前記レバー蓋部は、前記嵌め込み部を構成すると共に前記レバー本体部の開口部を被覆している軸支部被覆壁と、前記操作力付与部を構成すると共に前記レバー本体部の開口部を被覆している操作部被覆壁と、を有して構成されており、
    前記軸支部被覆壁と前記操作部被覆壁とは一体的に形成されていて、
    前記レバー本体部において、前記軸支部被覆壁に設けられる貫通孔を介して前記シートに軸支されている軸支部が、前記嵌め込み部に備えられていることを特徴とする操作レバー。
  2. シートの操作に使用する操作レバーであって、
    該操作レバーは、前記シートを操作する軸へ嵌め込まれる嵌め込み部と、操作力が付与される操作力付与部とを有し、該操作力付与部は、前記嵌め込み部との連続部から離隔する側の端部が湾曲しながら屈曲して前記シート側に延出する湾曲屈曲部を有する形状となるものであり、
    前記操作レバーは、有底筐体状のレバー本体部と、該レバー本体部の開口部を閉塞するレバー蓋部と、を有して構成されており、
    前記レバー蓋部は、前記嵌め込み部を構成すると共に前記レバー本体部の開口部を被覆している軸支部被覆壁と、前記操作力付与部を構成すると共に前記レバー本体部の開口部を被覆している操作部被覆壁と、を有して構成されており、
    前記軸支部被覆壁と前記操作部被覆壁とは一体的に形成されていて、
    前記レバー本体部と前記レバー蓋部とには、互いを係合固定するための係合部が、夫々に一体的に設けられていることを特徴とする操作レバー。
  3. 前記レバー本体部は、前記嵌め込み部を構成する側に軸支部係合部が設けられると共に、前記操作力付与部を構成する側の自由端側に本体係合部が設けられており、
    前記レバー蓋部は、前記嵌め込み部を構成する前記軸支部被覆壁側に軸支部被係合部が設けられると共に、前記操作力付与部を構成する前記操作部被覆壁の自由端側に蓋部被係合部が設けられ、
    前記軸支係合部と前記軸支被係合部とが嵌合すると共に、前記本体係合部と前記蓋部被係合部とが係合することにより、前記レバー本体に前記レバー蓋部が取付けられることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の操作レバー。
  4. 前記蓋部被係合部は、
    前記レバー蓋部が前記嵌め込み部から前記湾曲屈曲部に至る延長上に突出形成される蓋側基端係合部と、
    前記操作部被覆壁の自由端側に形成される蓋側先端係合部と、を有して構成されており、
    前記本体係合部は、前記蓋側基端係合部と係合する本体基端係合部と、前記蓋側先端係合部と係合する本体先端係合部と、を有して構成されていることを特徴とする請求項に記載の操作レバー。
  5. 前記蓋側基端係合部と前記蓋側先端係合部とは、前記嵌め込み部から前記湾曲屈曲部に向かう方向へ向けて突出形成されていることを特徴とする請求項に記載の操作レバー。
  6. 前記蓋側基端係合部と前記蓋側先端係合部との間を架橋するように、蓋側端部補強リブが形成されていることを特徴とする請求項又は請求項に記載の操作レバー。
  7. 前記蓋側基端係合部と前記蓋側先端係合部との間を架橋するように、蓋側端部補強リブが形成されており、
    前記蓋側端部補強リブは、前記嵌め込み部から前記湾曲屈曲部に向かう方向へ向けて突出形成されていることを特徴とする請求項乃至請求項いずれか一項に記載の操作レバー。
  8. 前記本体基端係合部と前記本体先端係合部と、の間には、本体端部補強リブが、前記蓋側端部補強リブ方向へ向けて突出形成されており、
    前記蓋側端部補強リブには、前記本体端部補強リブとの接触を回避するための切欠き部が形成されていることを特徴とする請求項に記載の操作レバー。
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