JP6006565B2 - 電磁弁ユニットおよび給湯機 - Google Patents
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Description
一般的に、給湯機には、給水源から給湯端末へ向かう給湯経路にパイロット弁方式の電磁弁が配置されており、また、給湯経路には、給湯端末側から水が逆流するのを防止するための逆止弁が配置されている。
しかしながら、従来の給湯機では、給水時の流れとは逆流方向の流れが給湯機に対して作用する場合に、逆流方向に流れる水の圧力によって連通口からダイアフラムが浮き上がるおそれがあり、封止効果が損なわれるおそれがあった。
また、本発明の給湯機は、前記電磁弁ユニットを備えて構成されている。
図1に示すように、本実施形態に係る電磁弁ユニット100は、例えば、給湯端末としての浴槽17へ湯水を供給する給湯機としての電気給湯機10に用いられるものである。この給湯機10は、水を貯蔵する貯湯タンク11、この貯湯タンク11に貯蔵された水を加熱するヒートポンプユニット12、電磁弁ユニット100、制御装置200などを備えて構成されている。
なお、制御装置200は、給湯管13bからの湯の温度と、分岐給水管13cからの水の温度とを図示しない各温度センサから取得して、給湯管13bからの湯の導入量と、分岐給水管13cからの水の導入量とを、設定された給湯温度になるように混合弁14を調整する。
ここで、給湯機10は建物の1階に設置されており、浴槽17は、給湯機10よりも高い位置、例えば、建物の2階に設置されている。このような設置高さをもって給湯機10と浴槽17とが設置されていることにより、電磁弁ユニット100の出水口25d1に接続された給湯管16には、浴槽17と電磁弁ユニット100との設置高さの差にあたる水圧が給水時(湯張り時)とは反対の逆流方向に加わっている。
給湯管25aは、給湯管25cの上端に位置して、給湯管25cの軸方向に対して直交する方向に延び、先端部には給湯流路15(図1参照)が接続される流入口25a1が形成されている。給湯管25bは、給湯管25aと給湯管25cとの間に位置して、給湯管25cの周囲を囲むように環状に形成された入口室としての周囲流路25b1を有している。周囲流路25b1は、パイロット弁22の流入口となる。
なお、第一のダイアフラム22aは、少なくとも弁座25c1に接する部分が弾性部材で形成されていればよく、その他の部分は樹脂製であってもよい。
カバー22gは、ソレノイドコイル22eの周囲を覆う部材である。
圧縮コイルバネ22hの付勢力は、給湯時に縁切り弁24が開いてしまうことのないように、パイロット弁22による適切な圧力降下が得られる大きさに設定されている。
一方、ソレノイドコイル22eが通電(励磁)されると、プランジャ22cがパイロット弁体22c1をパイロット弁座22b6から離座させる方向に吸引され、背圧室R3が弁体22bの下流側と連通する。これにより、背圧室R3の圧力がパイロット孔22b2から下流側に抜けて低下し、第一のダイアフラム22aが、圧縮コイルバネ22hの付勢力に抗して上流側の圧力により押し上げられ、第一のダイアフラム22aが弁座25c1から離座する。これにより、弁体22bが開弁する。
なお、第二のダイアフラム24aは、弁座26bよりも大径とされており、フッ素ゴムやシリコーンゴムなど、弁座26bに密着して分岐管26と排水管27との連通を確実に遮断できる弾性材料で形成されている。
また、連通管29は、その一部がハウジング26aの開口26a1を覆う蓋部29aを有するとともに、第二のダイアフラム24aの外周縁部24a1を蓋部29aとハウジング26aとで挟持して固定するようになっている。蓋部29aは、第二のダイアフラム24aとともに弁体24bが軸方向に動作可能となるように隙間29a1によって軸方向の高さが設定されている。
一次圧力室R1は、連通管29,28および連通路25eを介して給湯管25bの周囲流路25b1に連通している。これにより、一次圧力室R1には、パイロット弁22の上流側となる一次側の水圧が作用するようになっている。また、排水室R2には、パイロット弁22の下流側となる二次側の水圧が作用するようになっている。
なお、連通管29は、連通管28(連通路)の一端とOリング28aを介して連結されている。また、連通管28の他端は、Oリング28bを介して連通路25eと連結されている。
)、RAM(Random Access Memory)、電子回路などを含んで構成されており、その内部に記憶されたプログラムに従って、各種機器を制御し、各種処理を実行するようになっている。
<一次側の圧力の非印加時>
一次側の圧力が作用していない非印加時(混合弁14が閉じられた状態)は、第一の逆止弁21の上流側と下流側とで圧力差を生じないので、図3に示すように、第一の逆止弁21の弁体21aは、コイルバネ21dの付勢力によって弁座21cに着座している。
また、パイロット弁22のプランジャ22cは、プランジャ用圧縮コイルバネ22dの付勢力によって弁体22bに向けて付勢されており、パイロット弁体22c1がパイロット弁座22b6のパイロット孔22b2を塞ぐようにして弁体22bを押圧している。これにより、第一のダイアフラム22a(弁体22b)は、プランジャ22cの自重と、プランジャ用圧縮コイルバネ22dの付勢力と、圧縮コイルバネ22hの付勢力とによって弁座25c1に着座し、一次側と二次側との連通口を封止している。
一次側の圧力が作用する印加時(混合弁14(図1参照)が開いた状態)は、前記した状態から電磁弁ユニット100の流入口25a1に一次側の給水による圧力P1が作用し、第一の逆止弁21が開く。そうすると、給湯管25a,25bを通じて周囲流路25b1に圧力P1が作用し、図2に示すように、周囲流路25b1から連通路25e、連通管28,29を通じて一次圧力室R1に圧力P1が作用する。この一次圧力室R1に作用する圧力P1により、縁切り弁24の弁体24bが排水室R2に向けて押圧され、第二のダイアフラム24aがコイルバネ24cの付勢力に抗して弁座26bに着座する。これにより、分岐管26と排水管27との連通が第2のダイアフラム24aによって遮断され、排水管27への排水が防止された状態となる。
第一の逆止弁21のコイルバネ21d(図3参照)は、一次側の圧力P1に対して圧力降下を生じない程度、例えば0.2N程度に小さく設定すれば、給湯時において、第一の逆止弁21を通過する際の圧力損失を小さくすることができる。
給湯時には、制御装置200(図1参照)によりパイロット弁22のソレノイドコイル22eが通電される。そうすると、図4,図5に示すように、ソレノイドコイル22eの電磁力によってプランジャ22cが吸引され、プランジャ用圧縮コイルバネ22dの付勢力に抗してプランジャ22cが上方へ移動する。これにより、弁体22bのパイロット弁座22b6からパイロット弁体22c1が離れ、パイロット孔22b2が開口する(不図示)。
なお、先に説明したように、湯水が第一のダイアフラム22aと弁座25c1との隙間を通過する際に生じる圧力降下P4は、例えば、19.5kPaであり、この圧力差以下においては、第一のダイアフラム22aは、弁座25c1に着座したままである。
すなわち、パイロット弁22の圧縮コイルバネ22hを縁切り弁24のコイルバネ24cの付勢力より大きく設定することで、給湯時に縁切り弁24が先に閉じられるようになり、縁切り弁24が閉じられてから第一のダイアフラム22aが開くので、排水管27から湯水が排出されることを確実に防止することができる。
前記したように、給湯端末である浴槽17は、電磁弁ユニット100よりも階上の2階に設置されているので、図6に示すように、電磁弁ユニット100の二次側の出水口25d1には、図中破線の矢印で示すように、水圧が正圧として加わっている。また、上水道が断水した場合には、一次側の圧力が低下して電磁弁ユニット100の流入口25a1に図中破線の矢印で示すように、負圧が生じることがある。
電磁弁ユニット100には、第一の逆止弁21および第二の逆止弁23(図2参照)が設けられているので、このように出水口25d1に水圧が正圧として加わる状況や断水時に流入口25a1に負圧が生じる状況においても、これらの第一の逆止弁21および第二の逆止弁23で逆流を防止することができる。
しかしながら、一次側から供給される湯水に、例えば、図7に示すように、砂粒や糸屑等の異物Wが混入していて、第一の逆止弁21や第二の逆止弁23において、弁体21aと弁座21cとの間、弁体23aと弁座23cとの間にこれらの異物Wが挟まって完全に閉止されないことがある。
この状態で、第二の逆止弁23に、例えば、異物Wが挟まって第二の逆止弁23が閉止されない状況になると、浴槽17(図6参照)からの水が逆流方向に流れ、出水口25d1から電磁弁ユニット100内に水が流れ込む。
本実施形態の電磁弁ユニット100では、このように吸気される外気による逆流水の巻き込みを以下に説明するように好適に抑えることができる。
パイロット孔22b2を通じる逆流の経路は、プランジャ22cの自重とプランジャ用圧縮コイルバネ22dとによる付勢力に抗して、パイロット孔22b2から背圧室R3に入り、さらに背圧室R3からオリフィス22b1を通じて周囲流路25b1に入り、その後、第一の逆止弁21に挟まれた異物Wによる隙間を通じて流入口25a1に至る経路である。
各部の寸法の一例として、プランジャ22cの自重とプランジャ用圧縮コイルバネ22dとによる付勢力の合計をF6としてF6=0.2N、パイロット孔22b2の直径を1mm、パイロット孔22b2の面積をA6とすると、A6=7.85×10−7m2となる。プランジャ22cの自重とプランジャ用圧縮コイルバネ22dによる付勢力に抗して外気が流れるための圧力をP6とすると、P6=F6/A6=255kPaとなる。この値は大気圧101kPaよりも大きい値である。
したがって、本実施形態では、図8に一点鎖線の矢印で示すような、パイロット孔22b2から背圧室R3を通じて周囲流路25b1へ流入するような外気の流れを生じることがなく、パイロット孔22b2は閉鎖されたままとなる。したがって、パイロット孔22b2を通じて給湯管25cを流れた外気が背圧室R3に流れ込むことが阻止され、仮に第一の逆止弁21に異物Wが挟まっていたとしても、流入口25a1に水が逆流することはない。
ここで、第一のダイアフラム22aを付勢している圧縮コイルバネ22hは、弁座25c1に対して、例えば3N程度の付勢力F8を与えている。したがって、逆流する外気は圧縮コイルバネ22hの付勢力に抗して、第一のダイアフラム22aと弁座25c1との隙間を漏れ通過することとなるので、通過の際の圧力損失が大きくなり、逆流する外気の流量はごく僅かな量に制限されることとなる。
仮に、圧縮コイルバネ22hによる付勢力が第一のダイアフラム22aに与えられていないとすると、第一のダイアフラム22aを弁座25c1に付勢する力は、プランジャ22cの自重とプランジャ用圧縮コイルバネ22dによる付勢力のみであり、例えば、0.2N程度である。したがって、逆流する外気は、容易に第一のダイアフラム22aを押し上げて第一のダイアフラム22aと弁座25c1との隙間を拡大しながら逆流することとなり、逆流する外気の流量は多くなる。これにより、排水管27から逆流水を巻き込んで一次側に逆流するおそれがある。
先に述べたように、第一の逆止弁21のコイルバネ21d(図3参照)の付勢力は、一次側の圧力P1に対して圧力降下を生じない程度、例えば0.2N程度に小さく設定すれば、給湯時において、第一の逆止弁21を通過する際の圧力損失は小さくなるのであるが、一方、コイルバネ21dによる付勢力をより大きくすると、異物Wが挟まった際にも逆止弁21の弁体21aが変形して潰れることで、弁体21aと弁座21cとの間の隙間がより小さくなって逆流時の圧力損失が大きくなるので、逆流時の外気流量を低減し、排水管27から逆流水を巻き込みにくくして、さらに逆流防止効果を高めることができる。このような効果を得るための一例としては、コイルバネ21dの付勢力を1N程度とする。
逆流時には、一次側の流入口25a1は負圧となっており、その時の負圧の絶対値をP7とすると、第一の逆止弁21に異物Wが挟まって第一の逆止弁21が閉止されない状況では、第一のダイアフラム22aの上下面にあたる背圧室R3、周囲流路25b1は、一次側の流入口25a1と連通しているので負圧P7となる。
一方、第二のダイアフラム24aはコイルバネ24cの付勢力により開放され、給湯管25cは排水管27と連通して大気圧となるので、第一のダイアフラム22aは、大気圧と負圧P1の差圧により離座方向の力F7を受ける。弁座25c1の開口の直径をD1とすれば、弁座25c1の開口面積(連通口の面積)をA1として、A1=(π×D12)/4であり、その離座方向の力F7は、F7=P7×A1となる。
ここで、圧縮コイルバネ22hの付勢力F8を負圧による離座方向の力F7よりも大とすると、負圧P7が加わっても第一のダイアフラム22aは弁座25c1に着座した状態を保って閉鎖され、逆流を確実に防止できる。このような条件を満足する付勢力は、例えば負圧P7=54kPa、D1=14mm、とするとA1=1.54×10−4m2となるのでF7=P7×A1=8.3Nとなる。したがって圧縮コイルバネ22hの付勢力F8をF7より大なる例えば10Nとすれば、一次側の流入口25a1の負圧P7に抗って第一のダイアフラム22aは閉鎖されたままであり逆流を確実に防止できる。
すなわち、圧縮コイルバネ22hの付勢力をF8、一次側の負圧の絶対値をP7、弁座25c1の開口面積(連通口の面積)をA1とすれば、F8>F7=(P7×A1)なる関係を満たすよう圧縮コイルバネ22hの付勢力F8を設定することにより、確実に逆流を防止して好適である。
すなわち、圧縮コイルバネ22hの付勢力を縁切りばね34の付勢力よりも大きく設定することで、給湯時には縁切り弁24が先に閉止して排水管27が閉じられてから第一のダイアフラム22aが開くこととなるので、排水管27への水漏れを確実に防止できる。
さらに、第一の逆止弁21のコイルバネ21dによる付勢力を例えば1N程度とし、第一の逆止弁21に異物Wが挟まった際にも隙間を低減して逆流時の圧力損失が大きくなるようにすることで、逆流時の外気流量を低減し、排水管27から逆流水を巻き込みにくくすることができる。これによって、さらに逆流防止効果を高めることができる。
さらに、一次側の負圧によって生じる第一のダイアフラム22aの離座方向の力F7よりも圧縮コイルバネ22hの付勢力F8を大なるよう設定することで、一次側が負圧となった際にも第一のダイアフラム22aは閉止した状態を保ち、確実に逆流を防止できる。
前記実施形態では、電磁弁ユニット100を電気給湯機に用いた場合を例示したが、これに限られることはなく、ガス給湯機であってもよい。
21 第一の逆止弁
22 パイロット弁
22a 第一のダイアフラム
22b 弁体
22b1 オリフィス(第二の貫通穴)
22b2 パイロット孔(第一の貫通穴)
22c プランジャ
22d プランジャ用圧縮コイルバネ(第一の付勢手段)
22e ソレノイドコイル(ソレノイド)
22h 圧縮コイルバネ(第二の付勢手段)
23 第二の逆止弁
24 縁切り弁
24a 第二のダイアフラム
24c コイルバネ(第三の付勢手段)
25a 給湯管(一次側の管路)
25a1 流入口
25b 給湯管(一次側の管路)
25b1 周囲流路(入口室)
25c 給湯管(二次側の管路)
25d 給湯管(二次側の管路)
25d1 出水口
26 分岐管
27 排水管
R1 一次圧力室(圧力検知室)
R2 排水室(流入室)
R3 背圧室(開閉動作室)
Claims (4)
- 給水源に通じる一次側の管路と給湯端末に通じる二次側の管路とを仕切り、前記一次側の管路と前記二次側の管路との連通口を開閉する弁体をなす第一のダイアフラムと、前記一次側の管路に連通し、前記連通口を開く方向の水圧を前記第一のダイアフラムに付与可能な入口室と、前記第一のダイアフラムを挟んで前記連通口とは反対側に設けられた開閉動作室と、前記弁体に設けられ、前記連通口と前記開閉動作室とを連通する第一の貫通穴と、前記弁体に設けられ、前記入口室と前記開閉動作室とを連通する第二の貫通穴と、前記開閉動作室内に設けられ、前記第一の貫通穴を開閉するプランジャと、前記プランジャを前記第一の貫通穴に向けて付勢する第一の付勢手段と、前記第一の付勢手段の付勢力に抗して前記プランジャを前記第一の貫通穴から離反させるソレノイドと、前記開閉動作室内に設けられ、前記弁体を前記連通口に向けて付勢する第二の付勢手段と、を備え、
前記一次側の管路に設けられ給水源に通じる流入口と、前記流入口と前記第一のダイアフラムとの間に設けられ、前記流入口から前記第一のダイアフラムに向けた流体の流れを許容する第一の逆止弁と、前記二次側の管路に設けられ給湯端末に連通する出水口と、前記第一のダイアフラムと前記出水口との間に設けられ、前記第一のダイアフラムから前記出水口に向けた流体の流れを許容する第二の逆止弁と、前記第一のダイアフラムと前記第二の逆止弁との間において前記二次側の管路に連通し、前記二次側の管路から前記一次側の管路に流体が逆流するのを防ぐ縁切り弁と、を備え、
前記縁切り弁は、
前記第一の逆止弁と前記第一のダイアフラムとの間において前記一次側の管路に連通する圧力検知室と、前記二次側の管路に連通する流入室と、前記流入室に連通し、逆流した流体を排水する排水管と、前記圧力検知室と前記流入室との差圧で動作し、前記圧力検知室の圧力が前記流入室の圧力よりも大きい場合に前記流入室と前記排水管との連通を遮断し、前記圧力検知室の圧力が前記流入室の圧力よりも小さい場合に前記流入室と前記排水管とを連通する弁体をなす第二のダイアフラムと、を具備したことを特徴とする電磁弁ユニット。 - 前記縁切り弁は、前記流入室と前記排水管とが連通する方向に前記第二のダイアフラムを付勢する第三の付勢手段を備えており、
前記第二の付勢手段の付勢力は、前記第三の付勢手段の付勢力よりも大きく設定されており、前記第二の付勢手段の付勢力により前記第一のダイアフラムの表裏に生じる圧力損失を前記第二のダイアフラムの表裏に付与することで、前記第二のダイアフラムは前記第三の付勢手段の付勢力に抗して前記流入室を遮断することを特徴とする請求項1に記載の電磁弁ユニット。 - 前記第二の付勢手段の付勢力は、前記連通口の面積と前記一次側の管路に生じる負圧の絶対値との積よりも大きく設定されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の電磁弁ユニット。
- 請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の電磁弁ユニットを備えたことを特徴とする給湯機。
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