JPH09329254A - 電磁弁 - Google Patents

電磁弁

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JPH09329254A
JPH09329254A JP14402596A JP14402596A JPH09329254A JP H09329254 A JPH09329254 A JP H09329254A JP 14402596 A JP14402596 A JP 14402596A JP 14402596 A JP14402596 A JP 14402596A JP H09329254 A JPH09329254 A JP H09329254A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高圧側の入口管部31側が設定圧力以上となっ
たときには、電磁装置60に通電することなく入口管部31
と低圧側の出口管部32とを連通できる。 【解決手段】 弁本体30は入口管部31と出口管部32とを
連通する主弁座部34を形成する。弁本体30の弁室36に摺
動自在に配置した主弁体40は入口管部31を出口管部32に
連通する開放弁座部44を形成した連通路43、入口管部31
を弁本体30の弁室36に連通する細孔47、主弁座部34に接
離する主弁部42を形成する。主弁体40に摺動可能に設け
た副弁体50は弁室36と出口管部32とを連通する連通孔5
5、開放弁座部44に接離する副弁部54を形成する。副弁
体50は連通路43の入口管部31側の設定圧力以上の上昇で
副弁部54が開放弁座部44から離反する方向に摺動する。
電磁装置60は副弁体50の連通孔55を開閉する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、吸収式空
気調和機などの冷媒溶液のような流体回路の開閉に用い
られる電磁弁に関する。
【0002】
【従来の技術】従来流体回路の開閉に用いられている電
磁弁は、図5に示すように、弁本体1と、この弁本体1
の弁室2に摺動自在に設けられ弁座部3に接離する弁体
4と、この弁体4の弁室2と出口管部5とを連通した連
通孔6を開閉する可動鉄心7を有する電磁装置8とにて
構成されている。
【0003】そして、前記弁本体1は略円筒形状に形成
され、この弁本体1には側方に開口した高圧側となる入
口管部9と下方に開口しこの入口管部9と前記弁座部3
を経て連通する前記出口管部5が設けられ、この弁本体
1には弁座部3の前記出口管部5側と反対側に前記弁室
2が形成されている。この弁座部3は弁室2に向って突
設した筒部10の先端部にて形成されている。
【0004】また、この弁本体1の弁室2には前記弁座
部3に接離する弁体4がこの弁本体1の軸方向に摺動可
能に嵌合され、この弁体4には中心部にこの弁体4の摺
動方向に前記連通孔6が形成され、この連通孔6の下端
開口部は前記出口管部5に向って開口されている。ま
た、この弁体4には前記入口管部9と弁室2とを連通す
る細孔11が形成されている。そして、前記筒部10に嵌合
したコイル状の復帰ばね12にて前記弁体4は弁座部3か
ら離反する方向に付勢されている。
【0005】また、前記弁本体1に上面には前記電磁装
置8の案内管13が嵌合接続され、この案内管13に進退自
在に設けた可動鉄心7の先端は前記弁本体1の弁室2に
進退し、この可動鉄心7の先端に形成した副弁部14が前
記弁体4の連通孔6の上端開口部に形成した副弁座部15
に接離されるようになっている。
【0006】また、前記電磁装置8は案内管13の外周に
嵌合固着されたソレノイドコイル16により励磁される固
定鉄心17が前記案内管13の上部に嵌合固定され、この固
定鉄心17とこの固定鉄心17とに吸着される前記可動鉄心
7との間にこの可動鉄心7を固定鉄心17から離反する方
向に付勢するコイル状ばね18が張設されている。そし
て、このばね18の付勢力は前記復帰ばね12の付勢力より
大きく設定されている。
【0007】そして、前記弁本体1の弁室2は案内管13
に嵌合固定した固定鉄心17にて密閉されている。
【0008】そして、この図5に示す従来の電磁弁は、
電磁装置8のソレノイドコイル16が励磁されていないと
きには可動鉄心7はばね18の付勢力により付勢され、可
動鉄心7の副弁部14は弁体4の副弁座部15に接触して連
通孔6を閉塞するとともにこの可動鉄心7は弁体4を復
帰ばね12の付勢力に抗して押圧し、弁体4は弁座部3に
接触して入口管部9と出口管部5とを遮断している。
【0009】次に、電磁装置8のソレノイドコイル16に
通電すると、固定鉄心17が励磁されて可動鉄心7をばね
18に抗して吸引し、可動鉄心7の副弁部14は副弁座部15
から離反し、弁体4の連通孔6は弁室2と出口管部5と
を連通させる。この状態で弁室2の圧力は出口管部5と
同じ低圧となる。この状態で弁体4には高圧側の入口管
部9の高圧流体の圧力が作用し、弁体4は弁座部3から
離反する。また、高圧側の入口管部9と低圧側の出口管
部5との圧力差がないとき、または圧力差が小さいとき
には復帰ばね12の付勢力で弁体4は弁座部3から離反す
る。このようにして入口管部9と出口管部5とは弁座部
3を介して連通され、流体は入口管部9から出口管部5
に流動される。
【0010】次いで、電磁装置8のソレノイドコイル16
の通電を遮断すると、固定鉄心17による可動鉄心7の吸
着が解かれ、可動鉄心7はばね18により移動し、可動鉄
心7の副弁部14が弁体4の副弁座部15を閉塞する。この
状態で弁体4の細孔11から入口管部9の高圧流体が弁室
2に流入し、弁体4の弁室2側と出口管部5側の圧力が
等しくなると、弁体4はばね12に抗して弁座部3に接触
し、弁体4は弁座部3に接触し、入口管部9と出口管部
5とは遮断される。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上記図5に示す従来の
電磁弁では、弁本体1の入口管部9と出口管部5とを連
通させるには、電磁装置8のソレノイドコイル16に通電
を必要とし、ソレノイドコイル16に通電していない状態
では、入口管部9の圧力が異常に高くなった場合でも、
入口管部9から出口管部5に圧力を開放することができ
ない問題があった。
【0012】そこで、入口管部9側の圧力を圧力センサ
ー19で検知し、この圧力センサー19からの圧力信号を演
算して、異常圧力時に電磁装置8のソレノイドコイル16
への通電を制御する演算回路20を用いてソレノイドコイ
ル16への通電、遮断をするスイッチ21を制御する方法が
考えられるが、構成が複雑となり、高価となる問題を有
している。
【0013】さらに、上記従来の電磁弁では、弁体4が
弁座部3より離れて入口管部9と出口管部5とを連通し
ている場合には、復帰ばね12は流路中にあり、流体の脈
動、流れの力の影響を受け、振動が発生し易く、また、
弁体4が弁座部3に接触するとき復帰ばね12を噛み込む
ことがあるなどの問題を有している。
【0014】本発明は上記問題点に鑑みなされたもの
で、特別な付属装置を付加することなく、高圧側の入口
管部側が設定圧力以上となったときには、電磁装置に通
電することなく入口管部と出口管部とを連通させること
のできる電磁弁を提供するものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明の電
磁弁は、高圧側となる入口管部、低圧側となる出口管部
およびこの入口管部と出口管部とを連通する主弁座部を
形成した弁室を有する弁本体と、前記入口管部から前記
出口管部に連通する連通路を形成するとともに前記入口
管部から前記弁室に連通する細孔を形成し前記この連通
路の出口管部に開口する開口部に開放弁座部を形成しか
つ前記弁本体の弁室に摺動自在に配置され前記主弁座部
に接離する主弁部を形成した主弁体と、この主弁体の中
心部にこの主弁体の摺動方向と同一方向に摺動可能に設
けられかつ中心部に前記弁室と出口管部とを連通する連
通孔を有するとともにこの連通孔の前記弁室に連通する
開口部に副弁座部を一端部に形成するとともに前記主弁
体の開放弁座分に接離する副弁部を端部に形成し前記主
弁体の連通路の入口管部側の設定圧力以上の上昇で副弁
部が弁本体の開放弁座部から離反する方向に摺動する副
弁体と、前記副弁体をその副弁部が開放弁座部に接触す
る方向に付勢する副弁ばねと、前記弁本体に取付けられ
先端に前記副弁座部に接離する副弁体部を形成した可動
鉄心およびこの可動鉄心を前記副弁体の副弁座部に接触
する方向に付勢するばねを有する電磁装置とを具備した
ものである。
【0016】そして、電磁装置に通電されていないとき
には、主弁体は主弁部が弁本体の主弁座部に接触して入
口管部と出口管部を遮断し、可動鉄心はばねにより付勢
されてその副弁体部が副弁体の副弁座部に接触して副弁
体の連通孔を閉塞するとともに副弁体の副弁部は主弁体
の開放弁部に接触し連通路を遮断している。
【0017】この状態で入口管部側の流体圧力が設定圧
力以上に上昇すると、副弁体の副弁部が主弁体の連通路
の流体圧力で副弁ばねの付勢力に抗して摺動し、開放弁
座部を開放し、この連通路は入口管部と出口管部とを連
通させる。
【0018】また、主弁体は弁本体の主弁座部に接触し
て入口管部と出口管部を遮断し、電磁装置の可動鉄心の
副弁体部が副弁体の副弁座部に接触して副弁体の連通孔
を閉塞するとともに副弁体の副弁部が主弁体の開放弁座
部に接触し連通路を遮断している状態で、電磁装置が駆
動されると可動鉄心が吸引されて副弁体の副弁座部から
離反して連通孔を開口し、弁室の流体は連通孔から出口
管部に流出し、弁室の圧力が低下すると、主弁体は入口
管部側の流体圧力により摺動し、主弁体の主弁部は弁本
体の主弁座部から離反し、入口管部と出口管部とは主弁
座部の開口で連通される。
【0019】この状態で電磁装置への通電が遮断される
と、可動鉄心はばねの付勢力により移動して副弁体の副
弁座部を閉塞し、主弁体の細孔から弁室に入口管部の流
体が流入し、主弁体は弁室の圧力上昇により摺動し、主
弁部が弁本体の主弁座部を閉塞する。
【0020】請求項2記載の発明の電磁弁は、請求項1
記載の電磁弁において、主弁体には副弁体を嵌挿する円
筒状凹部を形成するとともにこの円筒状凹部の中心部に
貫通孔を形成し、前記主弁体の貫通孔に軸部を摺動自在
に貫通した副弁体には前記主弁体の円筒状凹部に摺動自
在に嵌挿される摺動突部を形成し、前記主弁体の円筒状
凹部と副弁体の摺動突部との間に緩衝空間部を形成した
ものである。
【0021】そして、入口管部側の流体圧力が設定圧力
により上昇して、副弁体の副弁部が主弁体の連通路の流
体圧力で副弁ばねの付勢力に抗して摺動し、開放弁座部
を開放するとき、主弁体に形成した円筒状凹部と副弁体
に形成した摺動突部との間に緩衝空間部が形成されてい
るため、副弁体の摺動で緩衝空間部の容積が変化し、主
弁体の円筒状凹部と副弁体の摺動突部との間の間隙およ
び主弁体の貫通孔と副弁体の軸部との間の間隙を流動す
る流体抵抗で副弁体の急激な移動が防止され、流体の脈
動、流体の流れの力などの影響を受けることなく、副弁
体は安定した動作となる。
【0022】請求項3記載の発明の電磁弁は、請求項1
または2記載の電磁弁において、副弁体には出口管部側
に突出する筒状の案内突部をこの副弁体の摺動方向に形
成し、この副弁体の案内突部を案内する案内筒部を前記
弁本体の出口管部に突設し、この副弁体の案内突部と弁
本体の案内筒部とにこの副弁体を副弁部が開放弁座に接
触する方向に付勢する復帰ばねを配設したものである。
【0023】そして、主弁体の主弁部が弁本体の主弁座
部に接触して入口管部と出口管部を遮断した状態で、電
磁装置に通電されて可動鉄心が吸引されて副弁体の副弁
座部から離反して連通孔を開口し、弁室の流体は連通孔
から出口管部に流出し、弁室の圧力が低下すると、主弁
体は入口管部側の流体圧力により摺動し、主弁体の主弁
部は弁本体の主弁座部から離反し、入口管部と出口管部
とは主弁座部の開口で連通される。このとき、入口管部
側の流体圧力がないか、非常に小さいときに復帰ばねの
付勢力により副弁体の副弁部が押圧されて主弁体を押圧
し、主弁座部から主弁体の主弁部が離反する。
【0024】この復帰ばねは副弁体の案内突部と弁本体
の案内筒部とに囲まれ、流体の流れの影響を受けること
なく、復帰ばねに振動や曲りが発生することがない。
【0025】請求項4記載の電磁弁は、請求項3記載の
電磁弁において、可動鉄心を付勢するばねの付勢力は、
副弁ばねの付勢力より小さく、復帰ばねの付勢力より大
きく設定したものである。
【0026】そして、電磁装置に通電されていないとき
には、可動鉄心はばねにより付勢されてその副弁体部が
副弁体の副弁座部に接触して副弁体の連通孔を閉塞する
ととも主弁体は副弁ばねの付勢力で主弁部が弁本体の主
弁座部に接触して入口管部と出口管部を遮断するととも
に副弁体部が主弁体の開放弁部に接触し連通路を遮断し
ている。
【0027】この状態で入口管側の流体圧力が設定圧力
により上昇すると、副弁体の副弁部が主弁体の連通路の
流体圧力で副弁ばねの付勢力に抗して摺動し、開放弁座
部を開放し、この連通路は入口管部と出口管部とを連通
させる。このとき、可動鉄心を付勢するばねの付勢力に
対して、副弁ばねの付勢力が大きく、復帰ばねの付勢力
が小さいため、この動作が確実となる。
【0028】
【発明の実施の形態】本発明の電磁弁の一実施の形態の
構成を図1に基いて説明する。
【0029】図1において、30は略円筒状に形成された
弁本体で、一端側に高圧側となる入口管部31が形成され
るとともに他端側には低圧側となる出口管部32が形成さ
れ、さらに、中央上部には前記入口管部31と出口管部32
とを連通する開口部33の周囲に環状の主弁座部34が形成
されている。また、前記弁本体30の上部には前記主弁座
部34を囲む筒状部35が突設され、この筒状部35の内側に
弁室36が形成されている。そして、この筒状部35の上面
開口部は蓋板37にて密閉されている。
【0030】さらに、この弁本体30の出口管部32に前記
主弁座部34の中央下部にこの主弁座部34に向って案内筒
部38が突設され、この案内筒部38に前記出口管部32に連
通する連通口39が開口されている。
【0031】次に、図1において、40は主弁体で、この
主弁体40は前記弁本体30の弁室36に摺動自在に嵌合さ
れ、この主弁体40の下部縮径突部41の下面にて前記弁本
体30の主弁座部34に接離して主弁座部34の内側開口部33
を介して前記入口管部31と出口管部32を遮断または連通
させる主弁部42が形成されている。
【0032】また、前記主弁体40の下部縮径突部41の周
側面から下面中央に前記入口管部31から出口管部32に連
通する連通路43が形成され、この連通路43の前記出口管
部32に開口する下面開口部の周縁に開放弁座部44が形成
されている。さらに、この主弁体40の下部縮径突部41よ
り拡径された下面には前記入口管部31から前記弁室36に
連通する細孔47が形成されている。
【0033】また、この主弁体40の中心部に前記連通路
43の垂直部分に連通して上方に突出する円筒状凹部45を
形成するとともにこの円筒状凹部45の中心部に前記弁室
36に開口する貫通孔46が形成されている。
【0034】なお、主弁体40の上面周囲には前記弁室36
の内周面に摺動する案内筒状部48が形成されている。
【0035】また、図1において、50は副弁体で、この
副弁体50の軸部51は前記主弁体40の摺動方向と同一方向
に摺動可能に前記主弁体40の貫通孔46に嵌挿され、この
軸部51の中間部に前記主弁体40の円筒状凹部45に摺動自
在に嵌挿される拡径された摺動突部52が形成され、前記
主弁体40の円筒状凹部45と副弁体50の摺動突部52との間
に緩衝空間部53が形成されている。
【0036】さらに、この副弁体50の下部には前記主弁
体40の開放弁座部44に接離し前記連通路43を出口管部32
と遮断または連通させる副弁部54が軸部51より拡径形成
されている。また、前記副弁体50には前記弁室36と出口
管部32とを連通させる連通孔55が貫通形成され、この連
通孔55の上面開口縁は副弁座部56に形成されている。
【0037】また、この副弁体50の下部には前記連通孔
55の下端開口部を囲んでこの副弁体50の摺動方向に向っ
て前記出口管部32側に突出する筒状の案内突部57が突設
され、この案内突部57は前記弁本体40の案内筒部38に摺
動可能に嵌挿され、この副弁体50の案内突部57と弁本体
30の案内筒部38とにこの副弁体50をその副弁部54が開放
弁座部44に接触する方向に付勢するコイル状の復帰ばね
58が嵌合され、この復帰ばね58の両端は副弁体50の下面
と案内筒部38の底面とに係止されている。
【0038】さらに、前記副弁体50の軸部51の前記弁室
36内に位置する中間部にばね受け67が固定され、このば
ね受け67と前記主弁体40の上面との間にこの副弁体50を
その副弁部54が開放弁座部44に接触する方向に付勢する
コイル状の圧縮副弁ばね59の両端部が係合されている。
【0039】そして、この副弁体50は前記主弁体40の連
通路43の入口管部31側の設定圧力以上の上昇で副弁部54
が弁本体30の開放弁座部44から離反する方向に摺動する
ようになっている。
【0040】次に、図1において、60は電磁装置で、前
記弁本体30の蓋板37の中央部に下端開口部が気密に嵌合
固定された案内管61の外周にソレノイドコイル62が設け
られ、この案内管61の上端分にはこのソレノイドコイル
62への通電で励磁される固定鉄心63が固定されている。
また、この案内管61の下部には前記固定鉄心63の励磁で
この固定鉄心63に吸引される可動鉄心64が進退自在に嵌
合され、この可動鉄心64の下端部には前記副弁体50の副
弁座部56に接離する副弁体部65が形成されている。
【0041】また、この可動鉄心64と前記固定鉄心63と
の間にこの可動鉄心64を前記副弁体50の副弁座部56に接
触する方向に付勢するコイル状のばね66が張設されてい
る。
【0042】さらに、前記可動鉄心64を付勢するばね66
の付勢力は、副弁ばね59の付勢力より小さく、復帰ばね
58の付勢力より大きく設定されている。
【0043】そして、この電磁弁70を使用する流体回路
は、例えば図4に示す吸収冷凍機回路で、入口管部31を
高温再生器71の出口側に接続し、出口管部32を低温再生
器72の入口側に接続する。また、前記高温再生器71の入
口側にポンプ73の吐出側が接続され、前記低温再生器72
の出口側と前記ポンプ73の吸入側との間に溶液タンク74
が接続されている。さらに、前記高温再生器71にて発生
した蒸気は第1の二方弁75を経て暖房用コンデンサーに
導入され、また、この高温再生器71にて発生した蒸気は
第2の二方弁76を経て前記低温再生器72から冷房用コン
デンサーに導入されるようになっている。さらに、前記
低温再生器72の出口側と溶液タンク74との間に第3の二
方弁77が接続され、この低温再生器72の出口側と第3の
二方弁77との間から吸入器が分岐接続されている。
【0044】次に、この実施の形態の作用を説明する。
【0045】図1に示すように、電磁装置60のソレノイ
ドコイル62に通電されていないときには、主弁体40は主
弁部42が弁本体30の主弁座部34に接触して入口管部31と
出口管部32を遮断し、可動鉄心64はばね66により付勢さ
れてその副弁体部65が副弁体50の副弁座部56に接触して
副弁体50の連通孔55を閉塞するとともに可動鉄心64を付
勢するばね66より付勢力の大きい副弁ばね59の付勢力で
副弁体50の副弁部54は主弁体40の開放弁座部44に接触し
連通路43を遮断している。
【0046】この状態で図4に示す高温再生器71で発生
した蒸気は第1の二方弁75を経て暖房コンデンサーに導
入される暖房回路が形成される。このとき、入口管部31
側は高圧となり、出口管部32は低圧となっており、入口
管部31と出口管部32とに生じる流体圧力の圧力差が開放
弁座部44の開口面積に対して副弁体50を下方に移動させ
る方向に掛かる圧力荷重が副弁ばね59の付勢力を上回る
ような設定圧力以上に上昇すると、図2に示すように副
弁体50の副弁部54が主弁体40の連通路43の流体圧力で副
弁ばね59の付勢力に抗して摺動し、開放弁座部44を開放
し、この連通路43は入口管部31と出口管部32とを連通さ
せ、溶液は入口管部31、連通路43、開放弁座部44、出口
管部32を通過し、さらに、低温再生器72、第3の二方弁
77を経てタンク74に流入される。
【0047】このように、高温再生器71の許容圧力に対
応するよう副弁ばね59の付勢力を設定することにより、
負荷の変動などにより高温再生器71の圧力が異常に上昇
したときは、電磁装置60のソレノイドコイル62に通電さ
れていなくても開放弁座部44の開口が可能となる。
【0048】この入口管部31側の流体圧力が上昇して、
副弁体50の副弁部54が主弁体40の連通路43の流体圧力で
副弁ばね59の付勢力に抗して摺動し、開放弁座部44を開
放するとき、主弁体40に形成した円筒状凹部45と副弁体
50に形成した摺動突部52との間に緩衝空間部53が形成さ
れているため、副弁体50の摺動で緩衝空間部53の容積が
変化し、主弁体40の円筒状凹部45と副弁体50の摺動突部
52との間の間隙および主弁体40の貫通孔46と副弁体50の
軸部51との間の間隙を流動する流体抵抗で副弁体50の急
激な移動が防止され、流体の脈動、流体の流れの力など
の影響を受けることなく、副弁体50は安定した動作とな
り、また、可動鉄心64はばね66によって副弁体50の副弁
座部56に追従し、連通孔55の閉塞を確実に確保でき、副
弁体50の圧力変化による振動を防止するとともに開放弁
座部44に対する衝撃を緩和して保護する。
【0049】また、主弁体40は弁本体30の主弁座部34に
接触して入口管部31と出口管部32を遮断し、電磁装置60
の可動鉄心64の副弁体部65が副弁体50の副弁座部56に接
触して副弁体50の連通孔55を閉塞するとともに副弁体50
の副弁部54が主弁体40の開放弁座部44に接触し連通路43
を遮断している状態で、電磁装置60のソレノイドコイル
62が駆動されると、図3に示すように可動鉄心64がばね
66に抗して吸引されて副弁体50の副弁座部56から離反し
て連通孔55を開口し、弁室36の流体は連通孔55から出口
管部32に流出し、弁室36の圧力が低下すると、主弁体40
の下面に掛かる入口管部31との圧力差で主弁体40は上方
に摺動し、主弁体40の主弁部42は弁本体30の主弁座部34
から離反し、入口管部31と出口管部32とは主弁座部34の
開口で連通される。なお、このとき、入口管部31の流体
圧力がなくまたは小さいときは主弁体40は副弁体50に掛
かる復帰ばね58の付勢力で上方に移動し、主弁座部34を
開放する。
【0050】この状態で、図4に示す第1の二方弁75と
第3の二方弁77とが閉じられ、第2の二方弁76が開かれ
ると、高温再生器71の蒸気は第2の二方弁76を経て冷房
コンデンサーに導入され、溶液は高温再生器71から入口
管部31、主弁座部34、出口管部32を経て低温再生器72に
送られる冷房回路が形成される。
【0051】このとき、復帰ばね58は副弁体50の案内突
部57と弁本体30の案内筒部38とに囲まれ、流体の流れの
影響を受けることなく、復帰ばね58に振動や曲りが発生
することがない。
【0052】次に、電磁装置60のソレノイドコイル62へ
の通電が遮断されると、可動鉄心64はばね66の付勢力に
より下方に移動して副弁体50の副弁座部56を閉塞し、主
弁体40の細孔47から弁室36に入口管部31の溶液が流入
し、弁室36と入口管部31との圧力が同圧以上となると主
弁体40は弁室36の圧力上昇により下方に摺動し、主弁部
42が弁本体30の主弁座部34を閉塞する。このとき、案内
筒部38の下部に開口した連通口39により案内筒部38内の
液溜まりが防止される。
【0053】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、特別な付
属装置を付加することなく、高圧側の入口管部側が設定
圧力以上となったときには、電磁装置に通電することな
く入口管部と出口管部とを連通させることができる。
【0054】請求項2記載の発明によれば、電磁装置に
通電することなく入口管部と出口管部とを連通させると
き、主弁体に形成した円筒状凹部と副弁体に形成した摺
動突部との間の緩衝空間部の容積が副弁体の摺動で変化
し、主弁体の円筒状凹部と副弁体の摺動突部との間の間
隙および主弁体の貫通孔と副弁体の軸部との間の間隙を
流動する流体抵抗で副弁体の急激な移動が防止され、流
体の脈動、流体の流れの力などの影響を受けることな
く、副弁体は安定した動作となる。
【0055】請求項3記載の発明によれば、主弁体の主
弁部が弁本体の主弁座部から離反して入口管部と出口管
部とが連通されるとき、入口管部側の流体圧力がない
か、非常に小さいときに復帰ばねの付勢力により副弁体
の副弁部が押圧されて主弁体を押圧し、主弁座部から主
弁体の主弁部が確実に離反でき、この復帰ばねは副弁体
の案内突部と弁本体の案内筒部とに囲まれ、流体の流れ
の影響を受けることなく、復帰ばねに振動や曲りが発生
することがない。
【0056】請求項4記載の発明によれば、電磁装置に
通電されていないときには、可動鉄心はばねにより付勢
されてその副弁体部が副弁体の副弁座部に接触して副弁
体の連通孔を閉塞するととも主弁体は副弁ばねの付勢力
で主弁部が弁本体の主弁座部に接触して入口管部と出口
管部を遮断するとともに副弁体部が主弁体の開放弁部に
接触し連通路を遮断している状態で、入口管側の流体圧
力が設定圧力により上昇すると、副弁体の副弁部が主弁
体の連通路の流体圧力で副弁ばねの付勢力に抗して摺動
し、開放弁座部を開放し、この連通路は入口管部と出口
管部とを連通させる。このとき、可動鉄心を付勢するば
ねの付勢力に対して、副弁ばねの付勢力が大きく、復帰
ばねの付勢力が小さいため、この動作が確実となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示す電磁弁の縦断正面
図である。
【図2】同上電磁弁の副弁体が開放した状態を示す縦断
正面図である。
【図3】同上電磁弁の主弁体が開放した状態を示す縦断
正面図である。
【図4】同上電磁弁を用いた吸収式冷凍機の回路図であ
る。
【図5】従来の電磁弁の縦断正面図である。
【符号の説明】
30 弁本体 31 入口管部 32 出口管部 34 主弁座部 36 弁室 38 案内筒部 40 主弁体 42 主弁部 43 連通路 44 開放弁座部 45 円筒状凹部 46 貫通孔 47 細孔 50 副弁体 51 軸部 52 摺動突部 53 緩衝空間部 54 副弁部 55 連通孔 56 副弁座部 57 案内突部 58 復帰ばね 59 副弁ばね 60 電磁装置 64 可動鉄心 66 ばね

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高圧側となる入口管部、低圧側となる出
    口管部およびこの入口管部と出口管部とを連通する主弁
    座部を形成した弁室を有する弁本体と、 前記入口管部から前記出口管部に連通する連通路を形成
    するとともに前記入口管部から前記弁室に連通する細孔
    を形成し前記この連通路の出口管部に開口する開口部に
    開放弁座部を形成しかつ前記弁本体の弁室に摺動自在に
    配置され前記主弁座部に接離する主弁部を形成した主弁
    体と、 この主弁体の中心部にこの主弁体の摺動方向と同一方向
    に摺動可能に設けられかつ中心部に前記弁室と出口管部
    とを連通する連通孔を有するとともにこの連通孔の前記
    弁室に連通する開口部に副弁座部を一端部に形成すると
    ともに前記主弁体の開放弁座部に接離する副弁部を端部
    に形成し前記主弁体の連通路の入口管部側の設定圧力以
    上の上昇で副弁部が弁本体の開放弁座部から離反する方
    向に摺動する副弁体と、 前記副弁体をその副弁部が開放弁座部に接触する方向に
    付勢する副弁ばねと、 前記弁本体に取付けられ先端に前記副弁座部に接離する
    副弁体部を形成した可動鉄心およびこの可動鉄心を前記
    副弁体の副弁座部に接触する方向に付勢するばねを有す
    る電磁装置とを具備したことを特徴とする電磁弁。
  2. 【請求項2】 主弁体には副弁体を嵌挿する円筒状凹部
    を形成するとともにこの円筒状凹部の中心部に貫通孔を
    形成し、前記主弁体の貫通孔に軸部を摺動自在に貫通し
    た副弁体には前記主弁体の円筒状凹部に摺動自在に嵌挿
    される摺動突部を形成し、前記主弁体の円筒状凹部と副
    弁体の摺動突部との間に緩衝空間部を形成したことを特
    徴とした請求項1記載の電磁弁。
  3. 【請求項3】 副弁体には出口管部側に突出する筒状の
    案内突部をこの副弁体の摺動方向に形成し、この副弁体
    の案内突部を案内する案内筒部を前記弁本体の出口管部
    に突設し、この副弁体の案内突部と弁本体の案内筒部と
    にこの副弁体を副弁部が開放弁座に接触する方向に付勢
    する復帰ばねを配設したことを特徴とする請求項1また
    は2記載の電磁弁。
  4. 【請求項4】 可動鉄心を付勢するばねの付勢力は、副
    弁ばねの付勢力より小さく、復帰ばねの付勢力より大き
    く設定したことを特徴とした請求項3記載の電磁弁。
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