JP6005603B2 - 自動取引装置、自動取引システム及び偽造カード取引防止方法 - Google Patents
自動取引装置、自動取引システム及び偽造カード取引防止方法 Download PDFInfo
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Description
そこで、本発明は、上記の課題を解決する自動取引装置、自動取引システム及び偽造カード取引防止方法を提供することを目的とする。
(実施例の構成)
図1は、本発明の実施例1の自動取引装置1の構成の概略を示すブロック図を示し、図2は、本発明の実施例1の自動取引装置1の外観図を示している。先ず、実施例1の自動取引装置の外観について図2を用いて説明する。
実施例1の自動取引システムは、図2に示されたATM1と、金融機関に設置され、口座元帳を管理するホスト装置としてのホストコンピュータ(以下「ホスト」という。)10と、が相互に通信可能な通信回線20により接続されている。ATM1は、金融機関毎のカードエンボスの座標情報データを保持しており、ホスト10は、偽造カードによって不正な取引が行われそうになったことを示す不正取引データを保持している。座標情報データ及び不正取引データについては、後述する。
金融機関番号「0001」に対する支店番号及び口座番号のXY座標は、それぞれ(100,120)及び(150,100)である。また、金融機関番号「0002」に対する支店番号及び口座番号のXY座標は、それぞれ(50,100)及び(100,100)である。このように、金融機関番号毎の支店番号及び口座番号のXY座標は、金融機関毎の座標情報データ33aとして、制御部30内の記憶部33に記憶される。
カード40は、例えば、図5に示されたように、磁気ストライプ41と、支店番号座標42の位置にエンボスにより形成された支店番号情報「0123」と、口座番号座標43の位置にエンボスにより形成された口座番号情報「12345678」と、を有している。図5に示された例では、支店番号座標42及び口座番号座標43の位置は、支店番号「0123」及び口座番号「12345678」のエンボス画像が形成された領域の各左上の点に設定されている。例えば、支店番号座標42及び口座番号座標43が図4中の金融機関番号0001に対応する座標であれば、支店番号座標42のXY座標は(100,120)であり、口座番号座標43のXY座標は(150,100)である。金融機関毎の支店番号座標42及び口座番号座標43は、図5に示されたカード40中の磁気ストライプ41には記録されていないので、スキミングによっては得ることができない。尚、各XY座標は、例えば、カード40の左上隅を基準位置とした相対位置を示している。
図7に示されたタッチパネル8の表示例では、「11月17日 13時5分、AA支店にて 不正な出金取引が実施されようとした形跡があります。」といった不正取引通知のメッセージと、「お心当たりのない場合は、カード情報の更新または、新規口座の開設をおすすめいたします。」といったカード情報更新を勧めるメッセージが表示されている。更に、カード情報の更新、または、新規口座開設を行う場合の選択メニューとして、「カード情報更新を行う」、「新規口座開設を行う」及び「口座変更を行わない」の選択メニューが表示されている。
図8に示されたタッチパネル8には、「新規に口座開設いたします。」、「新規に開設した口座のカードは自宅に郵送いたします。」といった新規口座開設を知らせるメッセージが表示されている。更に、画面の右下部分には、この新規口座開設のメッセージを確認した場合に押下する「確認」のポップアップボタンが表示されている。
本発明の実施例の動作について、(I)出金取引のフローと、(II)偽造カードの判定処理と、(III)ホスト電文送受信処理と、に分けて説明する。
図9−1〜図9−5は、新規口座開設及びカード情報更新の処理を含む出金取引の処理を示すフローチャートであり、図10−1(a)〜(d)及び図10−2(e)〜(g)は、依頼電文及び応答電文の例を示す図である。
図1、図2、図4〜8、図10−1(a)〜(d)及び図10−2(e)〜(g)を参照しつつ、図9−1〜図9−5に示されたフローチャートに沿って、出金取引の処理の流れを説明する。
図11−1及び図11−2は、図9−1中のステップS9の偽造カード判定処理の詳細を示すフローチャートである。
図4、図5及び図10−2(g)を参照しつつ、図11−1及び図11−2のフローチャートに沿って、偽造カードの判定処理について説明する。
偽造カードの判定処理が開始されると、ステップS60へ進む。ステップS60において、ATM1は、制御部30内の図示しない偽造カードフラグを“0”とし、ステップS61へ進む。ここで、正常カードの偽造カードフラグは“0”であり、偽造カードの偽造カードフラグは“1”である。
図12は、ホスト10内に記録されているホスト元帳情報の例を示す図であり、図13−1及び図13−2は、図9−2中のステップS27、図9−3中のステップS38及び図9−4中のステップS46におけるホスト通信処理(ホスト電文送受信処理)を示すフローチャートである。
図1、図10(a),(b)図12を参照しつつ、図13−1及び図13−2のフローチャートに沿って、ホスト電文送受信処理について説明する。
本発明の実施例の偽造カードの判定処理では、図4に示された、金融機関毎の支店番号の座標位置、及び口座番号の座標位置のみを参照しているが、エンボスの左上の開始座標位置だけでなく、支店番号、口座番号の数字列の桁数やサイズ、エンボスの右下の終点座標位置等を予め、登録し、この登録した情報を参照することで、偽造カードの判定精度をより高くすることができる。
5 カード挿入口
5a カード情報読取書込/レシート印字部
8 顧客操作部(タッチパネル)
10 ホスト
10a 不正取引データ
30 制御部
31 主制御部
32 ホスト通信制御部
33 記憶部
33a 金融機関毎座標情報データ
40 カード
41 磁気ストライプ
42 支店番号座標
43 口座番号座標
Claims (11)
- 口座の元帳の情報を記録して管理するホスト装置と相互に通信可能に接続された自動取引装置であって、
カードに刻印されている支店番号及び口座番号と、前記カードに記憶された支店番号及び口座番号とが一致しているか否かを判定して判定結果を出力する判定部と、
前記判定結果が一致の場合には、通常取引を行い、前記判定結果が不一致の場合には、偽造カードによる取引と判断して取引を停止する制御部と、を備え、
前記制御部は、前記判定結果が一致の場合に、前記ホスト装置を参照し、同一口座に偽造カードによる取引と判断された不正取引データがあるか否かを確認し、前記不正取引データがあった場合には、利用客に不正取引があった旨を通知する
ことを特徴とする自動取引装置。 - 前記制御部は、更に、
前記判定結果が不一致の場合に、偽造カードによる取引と判断された不正取引データを前記ホスト装置へ送信する、
ことを特徴とする請求項1に記載の自動取引装置。 - 予め、金融機関番号毎にカードに刻印されている支店番号の座標及び口座番号の座標を座標情報データとして金融機関番号と対応付けて記憶させておく記憶部を備え、
前記判定部は、取引時にカードの磁気ストライプに記憶された口座情報の金融機関番号に基づき前記記憶部に記憶された前記座標情報データを参照し、前記カードの前記座標情報データに対応した座標に刻印されているエンボス画像の支店番号及び口座番号を読み取り、前記磁気ストライプに記憶された前記口座情報の支店番号及び口座番号とが一致しているか否かを判定して判定結果を出力する
ことを特徴とする請求項2に記載の自動取引装置。 - 前記制御部は、
前記同一口座で前記不正取引があった場合に、カード情報の更新を行うか否かを確認すると共に、更新の指示を受け付けると、カード情報の更新を行うことを特徴とする請求項1に記載の自動取引装置。 - 前記制御部は、
前記同一口座で前記不正取引があった場合に、新規口座の開設を行うか否かを確認すると共に、新規口座の開設の指示を受け付けると、前記ホスト装置へ前記指示を出力することを特徴とする請求項1に記載の自動取引装置。 - 請求項1〜5のいずれか1項に記載の自動取引装置と、
前記自動取引装置と相互に通信可能に接続された前記ホスト装置と、
を備える自動取引システム。 - 口座の元帳の情報を記録して管理するホスト装置と相互に通信可能に接続された自動取引装置によって行われる偽造カード取引防止方法において、
カードに刻印されている支店番号、口座番号と、前記カードに記憶された口座情報の支店番号、口座番号とが一致しているか否かを判定し、判定結果を出力する判定工程と、
前記判定結果が不一致の場合に、偽造カードによる取引と判断して取引を停止すると不正取引停止工程と、
前記判定結果が一致の場合に、前記ホスト装置を参照し、同一口座に偽造カードによる取引と判断された不正取引データがあるか否かを確認し、不正取引データがあった場合には、利用客に不正取引が実施された旨を通知する予防通知工程と、
を有する偽造カード取引防止方法。 - 請求項7に記載の偽造カード取引防止方法は、更に、
前記判定結果が不一致の場合に、偽造カードによる取引と判断された不正取引データを前記ホスト装置へ送信する不正取引データ送信工程と、
を有する偽造カード取引防止方法。 - 前記判定工程は、取引時にカードの磁気ストライプに記録された口座情報の金融機関番号に基づき対象となる金融機関の支店番号の座標情報データ及び口座番号の座標情報データを参照し、前記カードの前記座標情報データに対応する座標に刻印されているエンボス画像の支店番号、口座番号を読み取り、磁気ストライプに記憶された口座情報の支店番号、口座番号とが一致しているか否かを判定し、判定結果を出力する
ことを特徴とする請求項7に記載の偽造カード取引防止方法。 - 前記同一口座で不正取引があった場合に、カード情報の更新を行うか否かを確認する更新確認工程を有することを特徴とする請求項7に記載の偽造カード取引防止方法。
- 前記同一口座で不正取引があった場合に、新規口座の開設を行うか否かを確認する新規口座開設確認工程を有することを特徴とする請求項7に記載の偽造カード取引防止方法。
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