JP6005603B2 - 自動取引装置、自動取引システム及び偽造カード取引防止方法 - Google Patents

自動取引装置、自動取引システム及び偽造カード取引防止方法 Download PDF

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Description

本発明は、金融機関にて使用される自動取引装置及び自動取引システムに係り、特に、偽造カードによる不正取引を防止する技術に関するものである。
近年、カード犯罪で多く使われている手口に、カードに書き込まれた磁気情報を抜き出し、全く同じ磁気情報を持つカードを偽造する犯罪であるスキミング(Skimming)がある。このスキミング対策として、例えば、特許文献1には、磁気情報記憶部とエンボス部を有するカードの偽造を判定するために、判定対象のカードの所定箇所にエンボス部がある場合に、判定対象のカードの磁気情報記憶部から読み取った磁気情報と、判定対象のカードのエンボス部から光学的に読み取ったエンボス文字の内容の解析結果を照合し、照合結果が不一致の場合に、偽造カードによる不正取引と判定し、取引を終了することが記載されている。
特開平10−255118号公報
特許文献1では、判定対象のカードの真偽を判定し、偽造カードであったと判定した場合には、取引を中止するが、真のカードの所有者は、偽造カードが作成されていること、及び偽造カードによる不正取引が行われようとしたことを知ることができない。そのため、カードを偽造した者は、真のカードの所有者が偽造カードの作成に気づく前に、偽造カードのエンボスの位置をトリミングして、特許文献1に記載された判定技術では判定できない偽造カードが作成することが可能であった。更に、不正行為が行われようとしたことを知ることができないので、真のカードの所有者がカードの情報の更新、口座変更といった偽造カードによる不正取引の対策を取ることができなかった。
そこで、本発明は、上記の課題を解決する自動取引装置、自動取引システム及び偽造カード取引防止方法を提供することを目的とする。
本発明の第1発明の自動取引装置は、口座の元帳の情報を記録して管理するホスト装置と相互に通信可能に接続された自動取引装置であって、カードに刻印されている支店番号及び口座番号、前記カードに記憶された支店番号及び口座番号と一致しているか否かを判定して判定結果を出力する判定部と、前記判定結果が一致の場合には、通常取引を行い、前記判定結果が不一致の場合には、偽造カードによる取引と判断して取引を停止する制御部と、を備え、前記制御部は、前記判定結果が一致の場合に、前記ホスト装置を参照し、同一口座に造カードによる取引と判断された不正取引データがあるか否かを確認し、前記不正取引データがあった場合には、利用客に不正取引があった旨を通知することを特徴とする。
本発明の第2発明の自動取引システムは、前記自動取引装置と、前記自動取引装置と相互に通信可能に接続された前記ホスト装置と、を備えることを特徴とする。
本発明の第3発明の偽造カード取引防止方法は、口座の元帳の情報を記録して管理するホスト装置と相互に通信可能に接続された自動取引装置によって行われる偽造カード取引防止方法において、カードに刻印されている支店番号、口座番号前記カードに記憶された口座情報の支店番号、口座番号と一致しているか否かを判定し、判定結果を出力する判定工程と、前記判定結果が不一致の場合に、偽造カードによる取引と判断して取引を停止すると不正取引停止工程と、前記判定結果が一致の場合に、前記ホスト装置を参照し、同一口座に偽造カードによる取引と判断された不正取引データがあるか否かを確認し、不正取引データがあった場合には、利用客に不正取引が実施された旨を通知する予防通知工程と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、ホスト装置へ不正取引データを記憶すると共に、真のカードの所有者が取引をした際に、ホスト装置の不正取引データを参照するようにしている。これにより、真のカードの所有者に、偽造カードが作成されていること、及び偽造カードによる不正取引が行われようとしたことを通知することができる。そのため、不正取引が行われようとしたことを知った真のカードの所有者は、カードの情報の更新、口座変更といった偽造カードによる不正取引の対策を有効に取ることができる。
本発明の実施例1の自動取引装置1の構成の概略を示すブロック図である。 本発明の実施例1の自動取引装置1の外観図である。 本発明の実施例1の自動取引システムの概略を示すシステム構成図である。 図1中の金融機関毎の座標情報データ33aの例を示す図である。 図1中のカード40のエンボスイメージ例を示す図である。 図5のカード40の口座情報例を示す図である。 図2中のタッチパネル8における不正取引通知、カード情報更新画面例を示す図である。 図2中のタッチパネル8における新規口座開設画面例を示す図である。 出金取引の処理を示すフローチャートである。 出金取引の処理を示すフローチャートである。 出金取引の処理を示すフローチャートである。 出金取引の処理を示すフローチャートである。 出金取引の処理を示すフローチャートである。 依頼電文及び応答電文の例を示す図である。 依頼電文及び応答電文の例を示す図である。 偽造カードの判定処理を示すフローチャートである。 偽造カードの判定処理を示すフローチャートである。 ホスト10内に記録されているホスト元帳情報の例を示す図である。 図1中のホスト10におけるホスト電文送受信処理を示すフローチャートである。 図1中のホスト10におけるホスト電文送受信処理を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
(実施例の構成)
図1は、本発明の実施例1の自動取引装置1の構成の概略を示すブロック図を示し、図2は、本発明の実施例1の自動取引装置1の外観図を示している。先ず、実施例1の自動取引装置の外観について図2を用いて説明する。
自動取引装置1は、例えば、現金自動預払機(以下「ATM」という。)であり、金融機関の店舗内またはショッピングセンターなどのATMブースに備えられる。ATM1は、本体部2の内部に図示しない硬貨還流ユニット(CRU:Coin Recycle Unit)、紙幣還流ユニット(BRU:Bill Recycle Unit)、記帳ユニット、レシートプリンタユニット、カードリーダライタユニットなど複数のユニットを備える。ATM1は、背面扉3を開放することで、本体部2の内部に収納される各ユニットを後方に引き出し可能になっていて、各ユニットのメンテナンスを容易にしている。
ATM1は、本体部2の前面に、通帳挿入口4、カード挿入口5、硬貨入出金部6、紙幣入出金部7、顧客操作部としてのタッチパネル8、操作卓9などの各種操作部を備える。通帳挿入口4は、通帳の挿入と、抜取をおこなう操作部である。カード挿入口5は、キャッシュカードやクレジットカードなどのカード媒体の挿入と、抜取をおこなう操作部である。また、カード挿入口5は、発券したレシートの抜取をおこなう操作部である。
硬貨入出金部6は、硬貨の投入と取り出しをおこなう操作部である。紙幣入出金部7は、紙幣の投入と取り出しをおこなう操作部である。タッチパネル8は、取引の選択や暗証番号、入出金額等の入力をおこなう操作部である。タッチパネル8は、操作卓9上に備えられる。なお、操作卓9は、図示しない生体認証に用いる生体情報を入力する生体情報入力部を備えてもよい。
これら操作部は、各ユニットの一部が前面開口に臨む。例えば、硬貨入出金部6は、硬貨還流ユニットの一部(硬貨投入出口)が前面開口に臨む操作部である。紙幣入出金部7は、紙幣還流ユニットの一部(紙幣投入出口)が前面開口に臨む操作部である。
図3は、本発明の実施例1の自動取引システムの概略を示すシステム構成図である。
実施例1の自動取引システムは、図2に示されたATM1と、金融機関に設置され、口座元帳を管理するホスト装置としてのホストコンピュータ(以下「ホスト」という。)10と、が相互に通信可能な通信回線20により接続されている。ATM1は、金融機関毎のカードエンボスの座標情報データを保持しており、ホスト10は、偽造カードによって不正な取引が行われそうになったことを示す不正取引データを保持している。座標情報データ及び不正取引データについては、後述する。
図1において、自動取引システムは、ATM1とホスト10とが通信回線20を介して相互に通信可能に接続されている。ATM1は、装置全体の制御を行う制御部30を有している。この制御部30には、銀行預金通帳の読み取り及び書込みをする通帳読取書込部4aと、カード40の情報を読み取り書き込むと共にレシートを印字するカード情報読取書込/レシート印字部5aと、硬貨入出金部6と、紙幣入出金部7と、例えば、タッチパネル8とが接続されている。更に、カード情報読取書込/レシート印字部5aは、カード40上に形成されたエンボス画像を光学的に読み取る機能を有している。
制御部30は、制御部30の全体を制御する主制御部31と、ホスト10との間で依頼電文及び応答電文を含む情報の送受信を行うホスト通信制御部32と、少なくとも金融機関毎の支店番号及び口座番号の座標情報データ33aを記憶する記憶部33と、を有している。制御部30内のホスト通信制御部32とホスト10とは、通信回線により相互に通信可能に接続されている。
主制御部31は、タッチパネル8上に各種の処理画面を表示し、タッチパネル8を介した各種の操作を受け付ける。更に、主制御部31は、各種処理の依頼電文を生成してホスト通信制御部32へ出力すると共に、ホスト通信制御部32を介して入力されるホスト10からの応答電文を解析する機能を有している。
図4は、図1中の金融機関毎の座標情報データ33aの例を示す図である。
金融機関番号「0001」に対する支店番号及び口座番号のXY座標は、それぞれ(100,120)及び(150,100)である。また、金融機関番号「0002」に対する支店番号及び口座番号のXY座標は、それぞれ(50,100)及び(100,100)である。このように、金融機関番号毎の支店番号及び口座番号のXY座標は、金融機関毎の座標情報データ33aとして、制御部30内の記憶部33に記憶される。
図5は、図1中のカード40のエンボスイメージ例を示す図である。
カード40は、例えば、図5に示されたように、磁気ストライプ41と、支店番号座標42の位置にエンボスにより形成された支店番号情報「0123」と、口座番号座標43の位置にエンボスにより形成された口座番号情報「12345678」と、を有している。図5に示された例では、支店番号座標42及び口座番号座標43の位置は、支店番号「0123」及び口座番号「12345678」のエンボス画像が形成された領域の各左上の点に設定されている。例えば、支店番号座標42及び口座番号座標43が図4中の金融機関番号0001に対応する座標であれば、支店番号座標42のXY座標は(100,120)であり、口座番号座標43のXY座標は(150,100)である。金融機関毎の支店番号座標42及び口座番号座標43は、図5に示されたカード40中の磁気ストライプ41には記録されていないので、スキミングによっては得ることができない。尚、各XY座標は、例えば、カード40の左上隅を基準位置とした相対位置を示している。
図6(a),(b)は、図5中の磁気ストライプ41に記録された口座情報の例を示す図であり、図6(a)は、情報更新前及びスキミングされた口座情報の例を示し、図6(b)は、情報更新後の口座情報の例が示されている。図6(a)に示された口座情報は、金融機関番号「0001」と、支店番号「0123」と、口座番号「12345678」と、再発行番号「0」と、を有している。図6(b)に示された口座情報では、図6(a)と同様の金融機関番号「0001」と、支店番号「0123」と、口座番号「12345678」と、を有し、カード更新により再発行番号が「0」から「1」にアップされている。
図7は、図2中のタッチパネル8における不正取引通知、カード情報更新画面の表示例を示す図である。
図7に示されたタッチパネル8の表示例では、「11月17日 13時5分、AA支店にて 不正な出金取引が実施されようとした形跡があります。」といった不正取引通知のメッセージと、「お心当たりのない場合は、カード情報の更新または、新規口座の開設をおすすめいたします。」といったカード情報更新を勧めるメッセージが表示されている。更に、カード情報の更新、または、新規口座開設を行う場合の選択メニューとして、「カード情報更新を行う」、「新規口座開設を行う」及び「口座変更を行わない」の選択メニューが表示されている。
図8は、図2中のタッチパネル8における新規口座開設画面例を示す図である。
図8に示されたタッチパネル8には、「新規に口座開設いたします。」、「新規に開設した口座のカードは自宅に郵送いたします。」といった新規口座開設を知らせるメッセージが表示されている。更に、画面の右下部分には、この新規口座開設のメッセージを確認した場合に押下する「確認」のポップアップボタンが表示されている。
(実施例の動作)
本発明の実施例の動作について、(I)出金取引のフローと、(II)偽造カードの判定処理と、(III)ホスト電文送受信処理と、に分けて説明する。
(I) 出金取引のフロー
図9−1〜図9−5は、新規口座開設及びカード情報更新の処理を含む出金取引の処理を示すフローチャートであり、図10−1(a)〜(d)及び図10−2(e)〜(g)は、依頼電文及び応答電文の例を示す図である。
図1、図2、図4〜8、図10−1(a)〜(d)及び図10−2(e)〜(g)を参照しつつ、図9−1〜図9−5に示されたフローチャートに沿って、出金取引の処理の流れを説明する。
ステップS1において、主制御部31は、タッチパネル8上に、図示しない取引種別選択画面を表示し、ステップS2へ進む。ステップS2において、主制御部31は、取引種別選択画面の取引キーが押下されるまで待機し、取引キーが押下されると(Yes)、ステップS3へ進む。
ステップS3において、主制御部31は、押下された取引種別を判定し、出金処理でなければ(No)、ステップS4へ進み、ステップS4において、例えば、残金照会といった出金処理以外の他の取引処理を行い、ステップS1へ戻る。ステップS3において、主制御部31は、取引処理が出金処理であれば(Yes)、ステップS5へ進み、ステップS5において、主制御部31は、タッチパネル8上に、図示しないカード挿入画面を表示し、ステップS6へ進む。
ステップS6において、ATM1は、カード挿入口5にカード40が挿入されるのを待ち、カード挿入口5にカード40が挿入されると(Yes)、ステップS7へ進む。ステップS7において、例えば、図6(a)に示されたようなカードの磁気ストライプ41より口座情報を読み取り、ステップS8へ進む。図6(a)に示された口座情報の例では、金融機関コード「0001」、支店番号「0123」、口座番号「12345678」及び再発行番号「0」である。
ステップS8において、ATM1は、図5に示されたようなカード40のエンボスイメージを読み取り、ステップS9へ進む。ステップS9において、後述する偽造カード判定処理を行い、ステップS10へ進む。ステップS10において、ATM1内の制御部30は、偽造カード判定処理後の偽造カードフラグが“1”であるか否かを判定し、偽造カードフラグが“1”であれば(Yes)、ステップS11へ進み、偽造カードフラグが“0”であれば(N)、図9−2中のステップS20へ進む。
ステップS11において、主制御部31は、タッチパネル8上に、図示しない取引NG媒体返却画面を表示し、ステップS12へ進む。ステップS12において、ATM1は、カード挿入口5からカード40を放出し、ステップS13へ進む。ステップS13において、カードが抜き取られるのを待って、カードが抜き取られると(Yes)、処理を終了する。
図9−2のステップS20において、主制御部31は、タッチパネル8上に、図示しない暗証入力画面を表示し、ステップS21へ進む。ステップS21において、ATM1は、暗証番号が入力されるのを待ち、暗証番号が入力済みになると(Yes)、ステップS22へ進む。ステップS22において、ATM1は、タッチパネル8上に、図示しない金額入力画面を表示し、ステップS23へ進む。ステップS23において、ATM1は、金額入力の終了を待ち、金額入力が終了すると(Yes)、ステップS24へ進む。ステップS24において、ATM1は、タッチパネル8上に、図示しない金額確認画面を表示し、ステップS25へ進む。ステップS25において、ATM1は、確認が入力されるのを待ち、確認が入力されると(Yes)、ステップS26へ進む。
ステップS26において、図10−1(a)に示されたような出金取引依頼電文を生成し、ステップS27へ進む。ステップS27において、後述するホスト通信処理が行われ、ステップS28へ進む。ステップS28において、ホスト10からの応答電文の受信を待ち、応答電文を受信すると(Yes)、図9−3中のステップS30へ進む。
図9−3中のステップS30において、ATM1は、ホスト10から受信した図10−1(b)に示された出金応答電文中の不正取引有無に、不正取引があるか否かを判定し、不正取引情報がある場合は(Yes)、ステップS31へ進み、不正取引情報がない場合は(No)、図9−5中のステップS51へ進む。
ステップS31において、ATM1は、タッチパネル8上に、図7に示されたような「不正取引通知、カード情報更新画面」を表示し、ステップS32へ進む。
ステップS32において、カード情報の更新を行う選択がされたか否かが判定され、カード情報の更新を行わない場合には(No)、ステップS33へ進み、カード情報の更新を行う場合には(Yes)、ステップS34へ進む。ステップS33において、図7に示された「不正取引通知、カード情報更新画面」の「新規口座開設を行う」の選択メニューが押下された場合には(Yes)、図9−4中のステップS42へ進み、「新規口座開設を行う」の選択メニューが押下されない場合には(No)、図9−5中のステップS51へ進む。
ステップS34において、ATM1は、タッチパネル8上に、図示しない暗証入力画面を表示し、ステップS35へ進む。ステップS35において、ATM1は、暗証番号が入力されるのを待ち、暗証番号が入力済みとなると(Yes)、ステップS36へ進む。ステップS36において、ATM1中の主制御部31は、図10−1(c)に示された「カード情報更新依頼電文」を生成し、「カード情報更新依頼電文」をホスト通信制御部32へ出力し、ステップS37へ進む。図10−1(c)には、電文種別「カード更新」、カードの磁気ストライプから読み取られた口座情報の金融機関コード「0001」、支店番号「0123」、口座番号「12345678」、再発行番号「0」に加え、金額「なし」及び入力された暗証番号「9999」により構成されるカード情報更新依頼電文が示されている。
ステップS37において、ホスト通信制御部32は、ステップS36で生成されたカード情報更新依頼電文をホスト10へ送信し、ステップS38へ進む。ステップS38において、後述するホスト通信処理が行われ、ステップS39へ進む。
ステップS39において、ホスト通信制御部32は、ホスト10からの応答電文の受信を待ち、ホスト10からの応答電文を受信すると(Yes)、ステップS40へ進む。ステップS40において、主制御部31は、受信した「カード情報更新応答電文」中の応答結果が、図10−1(d)に示されたように、応答結果「更新許可」の場合は(Yes)、ステップS41へ進み、応答結果が更新許可でない場合は(No)、図9−5中のステップS51へ進む。ステップS41において、ATM1の制御部30は、カード情報読取書込/レシート印字部5aを制御して、カード40の磁気ストライプ41中に記録されているカード磁気情報を図6(a)から図6(b)のように更新し、再発行番号を「0」から「1」にアップされる。
図9−4中のステップS42において、ATM1は、タッチパネル8上に、図示しない暗証入力画面を表示し、ステップS43へ進む。ステップS43において、ATM1は、暗証番号が入力されるのを待ち、暗証番号が入力済みとなると(Yes)、ステップS44へ進む。
ステップS44において、主制御部31は、図10−2(e)に示されたような「新規口座開設依頼電文」を生成してホスト通信制御部32へ出力し、ステップS45へ進む。ステップS45において、ホスト通信制御部32は、入力された「新規口座開設依頼電文」をホスト10へ送信し、ステップS46へ進む。図10−2(e)には、電文種別「新規口座開設」、カードの磁気ストライプから読み取られた口座情報の金融機関コード「0001」、支店番号「0123」、口座番号「12345678」、再発行番号「0」に加え、金額「なし」及び入力された暗証番号「9999」より構成された新規口座開設依頼電文の例が示されている。
ステップS46において、後述するホスト通信処理が行われ、ステップS47へ進む。ステップS47において、ホスト通信制御部32は、ホスト10からの応答電文の受信を待ち、応答電文を受信すると(Yes)、ステップS48へ進む。ステップS48において、主制御部31は、受信した応答電文が新規口座開設許可応答か否かを判定し、図10−2(f)に示されたように、応答結果が「開設許可」である場合は(Yes)、ステップS49へ進み、応答結果が「開設許可」でない場合は(No)、図9−5中のステップS51へ進む。
ステップS49において、ATM1は、タッチパネル8上に、図8に示された「新規口座開設表示」画面を表示し、ステップS50へ進む。ステップS50において、図8に示された「新規口座開設表示」画面の右下にある確認キーが押下されると、図9−5中のステップS51へ進む。
図9−5中のステップS51において、ATM1中の主制御部31は、ステップS28において、ホスト10から受信した出金応答電文中の応答結果を判断する。図10−1(b)に示された出金応答電文中の応答結果が許可であれば(Yes)、ステップS52へ進み、拒否であれば(No)、ステップS56へ進む。図10−1(b)には、電文種別「出金」、金融機関コード「0001」、支店番号「0123」、口座番号「12345678」、再発行番号「0」、応答結果「許可/拒否」、不正取引有無「あり/なし」、・・・不正取引取扱支店「AA支店」、不正取引日時「2012/11/17 13:05」及び不正取引種別「出金」からなる出金応答電文の例が示されている。
ステップS52において、主制御部31は、現金計数処理を行い、ステップS53へ進む。ステップS53において、ATM1は、タッチパネル8上に、図示しないカード返却画面を表示し、ステップS54へ進む。ステップS54において、主制御部31は、カード返却処理を実行し、ステップS55へ進む。ステップS55において、ATM1は、カード挿入口5からカード40が抜き取られるのを待ち、カード40が抜き取られると(Yes)、出金取引の処理を終了し、ステップS1へ戻る。
ステップS56において、ATM1は、タッチパネル8上に、図示しない取引NG媒体返却画面を表示し、ステップS57へ進む。ステップS57において、カード挿入口5からカード40を放出し、ステップS58へ進む。ステップS58において、ATM1は、カード40が抜き取られるのを待ち、カード40が抜き取られると(Yes)、出金取引の処理を終了し、ステップS1へ戻る。
(II) 偽造カードの判定処理
図11−1及び図11−2は、図9−1中のステップS9の偽造カード判定処理の詳細を示すフローチャートである。
図4、図5及び図10−2(g)を参照しつつ、図11−1及び図11−2のフローチャートに沿って、偽造カードの判定処理について説明する。
偽造カードの判定処理が開始されると、ステップS60へ進む。ステップS60において、ATM1は、制御部30内の図示しない偽造カードフラグを“0”とし、ステップS61へ進む。ここで、正常カードの偽造カードフラグは“0”であり、偽造カードの偽造カードフラグは“1”である。
ステップS61において、N=0とし、ステップS62へ進む。ステップS62において、N=N+1とし、ステップS63へ進む。ステップS63において、図4に示された金融機関毎の座標情報データ33aから金融機関番号に対応した支店番号及び口座番号のXY座標データを読み取り、ステップS64へ進む。図4に示された金融機関毎の座標情報データ33aにおいて、金融機関番号が0001であれば、支店番号のXY座標は、(100,120)であり、口座番号のXY座標は、(150,100)である。
ステップS64において、制御部30は、カードの磁気ストライプから読み取られた金融機関番号と金融機関毎の座標情報データ33aの金融機関番号が一致するまで、ステップS62〜S64の処理を繰り返し、カードの磁気ストライプから読み取られた金融機関番号と金融機関毎の座標情報データ33aの金融機関番号が一致すると(Yes)、ステップS65へ進む。
ステップS65において、ATM1は、図5に示されたカード40のエンボスイメージから、金融機関毎の座標情報データ33aの支店番号座標42、例えば、(100,120)に基づくエンボス画像「0123」をカード情報読取書込/レシート印字部5aにより光学的に切り出し、ステップS66へ進む。ステップS66において、制御部30は、切り出された「0123」のエンボス画像から文字データ“0123”を抽出し、ステップS67へ進む。ここで、カード40の偽造者が、カード40の磁気ストライプ41に記憶された金融機関番号に対応する支店番号の刻印の位置を知らずに、支店番号のエンボスを形成した場合には、支店番号のXY座標がずれている可能性があり、ずれている場合は、「0123」のエンボス画像を正しく切り出すことができず、文字データ“0123”を正しく抽出できない。
ステップS67において、主制御部31は、エンボス画像から抽出した支店番号の数字列と、磁気ストライプの支店番号が一致するか否かを判定する。例えば、エンボス画像から抽出した支店番号の数字列が「0123」であり、磁気ストライプの支店番号の文字データが“0123”であるような一致する場合には(Yes)、図11−2中のステップS68へ進み、一致しない場合には(No)、図11−2中のステップS71へ進む。ここで、一致しない場合には、支店番号の数字列と支店番号の文字データが一致しない場合と、支店番号のXY座標がずれているために、「0123」のエンボス画像を正しく切り出すことができず、文字データ“0123”を正しく抽出できない場合とがある。
図11−2中のステップS68において、ATM1は、図5に示されたカード40から、銀行毎の座標データの口座番号のXY座標、例えば、(150,100)に基づくエンボス画像「12345678」を光学的に切り出し、ステップS69へ進む。ステップS69において、制御部30は、切り出した「12345678」のエンボス画像から文字データ“12345678”を抽出し、ステップS70へ進む。ここで、カード40の偽造者が、カード40の磁気ストライプ41に記憶された金融機関番号に対応する口座番号の刻印の位置を知らずに、口座番号のエンボスを形成した場合には、口座番号のXY座標がずれている可能性があり、ずれている場合は、「12345678」のエンボス画像を正しく切り出すことができず、文字データ“12345678”を正しく抽出できない。
ステップS70において、主制御部31は、エンボス画像から抽出した口座番号の数字列と磁気ストライプの口座番号が一致するか否かを判定する。例えば、エンボス画像から抽出した口座番号の数字列が「12345678」であり、磁気ストライプの支店番号が“12345678”であるような一致する場合には(Yes)、正常カードであると判断され、偽造カードの判定処理を終了し、図9−1中のステップS10へ進む。一方、ステップS70において、エンボス画像から抽出した口座番号の数字列と磁気データの口座番号が一致しない場合は(No)、ステップS71へ進む。ここで、一致しない場合には、口座番号の数字列と口座番号の文字データが一致しない場合と、口座番号のXY座標がずれているために、「12345678」のエンボス画像を正しく切り出すことができず、文字データ“12345678”を正しく抽出できない場合とがある。
ステップS71において、主制御部31は、図10−2(g)に示されたような「不正取引データ書込み依頼電文」を生成し、ホスト通信制御部32へ出力し、ステップS72へ進む。ここで、図10−2(g)には、電文種別「不正取引(出金)」、金融機関コード「0001」、支店番号「0123」、口座番号「12345678」、再発行番号「0」、取引日時「2012/11/17 13:05」及び取引支店「AA支店」からなる不正取引書込み依頼電文の例が示されている。
ステップS72において、ホスト通信制御部32は、入力された「不正取引書込み依頼電文」をホスト10へ送信し、ステップS73へ進む。ステップS73において、制御部30内の図示しない偽造カードフラグを“1”とし、偽造カードの判定処理を終了し、図9−1中のステップS10へ進む。
(III) ホスト電文送受信処理
図12は、ホスト10内に記録されているホスト元帳情報の例を示す図であり、図13−1及び図13−2は、図9−2中のステップS27、図9−3中のステップS38及び図9−4中のステップS46におけるホスト通信処理(ホスト電文送受信処理)を示すフローチャートである。
図1、図10(a),(b)図12を参照しつつ、図13−1及び図13−2のフローチャートに沿って、ホスト電文送受信処理について説明する。
ホスト電文送受信処理が開始されると、ステップS80へ進む。ステップS80において、ホスト10は、ATM1からの電文の受信を待ち、ATM1から電文を受信すると(Yes)、ステップS81へ進む。ステップS81において、ホスト10は、受信した電文の電文種別を判定し、電文種別が「出金」以外の場合には(No)、ステップS82へ進み、電文種別が「出金」の場合には(Yes)、ステップS86へ進む。図10−1(a)には、電文種別が「出金」で、金額「\10,000」の出金取引依頼電文の例が示されている。図10−1(a)のように、電文種別が「出金」である場合には、ステップS86へ進む。
ステップS82において、ホスト10は、受信した電文が「不正取引書込み依頼電文」であるのか否かを判定し、受信した電文が「不正取引書込み依頼電文」の場合には(Yes)、ステップS83へ進み、「不正取引書込み依頼電文」以外の場合には(No)、ステップS85へ進む。ステップS83において、ホスト10は、受信電文情報に基づく支店番号、口座番号をホスト元帳情報から検索し、ステップS84へ進む。ステップS84において、ホスト10は、不正取引書込み依頼電文に基づいて、口座元帳に不正取引データを書き込み、ステップS80へ戻る。ステップS85において、ホスト10は、他の取引種別ごとの処理を実行し、ステップS80へ戻る。
図12には、支店番号及び口座番号に対応する再発行番号、暗証番号、口座残高、不正取引取扱支店、不正取引日時、不正取引種別、及び照会状況等からなるホスト元帳情報の例が示されている。図12に示されたホスト元帳情報中の「不正取引取扱支店」、「不正取引日時」、「不正取引種別」、及び「照会状況」により、図1中の不正取引データ10aが構成されている。図12における「照会状況」は、不正取引の有無と不正取引があった事実を真のカ−ド利用者に知らせたかどうかの状況を保持するものである。不正取引なしの場合は、「なし」の状態とし、不正取引書込み時は、「照会未」の状態でデータを書き込み、図10(b)の電文で、不正取引有無「あり」で応答した場合に「照会済」とする。この処理は、不正取引があったことを1回のみ通知することを目的として使用する。
ステップS86において、ホスト10は、受信電文情報に基づく支店番号、口座番号をホスト元帳情報から検索し、ステップS87へ進む。ステップS87において、ホスト10は、受信した出金取引依頼電文の暗証番号と、ホスト元帳情報の暗証番号が一致するか否かを判定し、一致する場合には(Yes)、ステップS88へ進み、一致しない場合には(No)、ステップS94へ進む。
ステップS88において、ホスト10は、受信した出金取引依頼電文の金額がホスト元帳情報の口座残高以下であるか判定し、以下である場合には(Yes)、ステップS89へ進み、出金金額が口座残高より大きい場合には(No)、ステップS94へ進む。
ステップS89において、ホスト10は、口座元帳の残高から出金金額分を減額し、ステップS90へ進む。ステップS90において、ホスト10は、図12に示されたホスト元帳情報中の照会状況を参照し、不正取引があったか判定する。図12中の照会状況が「照会未」の場合には、不正取引ありである。ステップS90において、不正取引ありの場合には(Yes)、ステップS91へ進み、不正取引なしの場合には(No)、ステップS93へ進む。
ステップS91において、ホスト10は、ATM1に対して、図10−1(b)に示されたような許可(不正取引あり)の電文を応答し、ステップS92へ進む。ステップS92において、ホスト10は、図12に示されたホスト元帳情報中の照会状況を、照会未から照会済にし、ホスト電文送受信処理を終了し、ステップS80へ戻る。
ステップS93において、ホスト10は、ATM1に対して、図10−1(b)に示されたような許可(不正取引なし)の電文を応答し、ホスト電文送受信処理を終了し、ステップS80へ戻る。
ステップS94において、ステップS89で暗証番号が不一致の場合又はステップS88で出金金額が口座残高より大きい場合、ホスト10は、ATM1に対し、図10−1(b)に示された出金応答電文中の応答結果が「拒否」となっている拒否電文を応答し、ホスト電文送受信処理を終了し、ステップS80へ戻る。
以上説明したように、本発明の実施例1によれば、偽造カードの判定処理において、カードに刻印されている支店番号や口座番号等の位置が金融機関において統一されていない点を用いて、エンボスイメージを光学的に切り出して、判定条件に用いているので、従来の偽造カードの判定方法よりも、偽造カードの判定を逃れる偽造カードの作成が困難となる。
更に、偽造カードによる不正取引があった場合に、ホスト10側に、不正取引データを記憶し、不正取引があったことを知らない真のカード利用者が、出金取引を行おうとした際に、不正取引があったことを知らせるようにしている。これにより、真のカード利用者は、カードの情報の更新、口座変更といった偽造カードによる不正取引の対策を有効に取ることができる。
次に、本発明の他の実施例について説明する。
本発明の実施例の偽造カードの判定処理では、図4に示された、金融機関毎の支店番号の座標位置、及び口座番号の座標位置のみを参照しているが、エンボスの左上の開始座標位置だけでなく、支店番号、口座番号の数字列の桁数やサイズ、エンボスの右下の終点座標位置等を予め、登録し、この登録した情報を参照することで、偽造カードの判定精度をより高くすることができる。
又、金融機関番号での分類だけでなく、より細分化された口座の科目(普通預金、当座預金、定期預金)やカード種別(キャシュカード/クレジットカード/併用カード等)での分類を登録することで、カード40から読み取れる情報で分類できる区分毎に登録されたデータを対象にするようにしてもよい。
更に、本発明の自動取引システムの動作の説明では、出金取引のフローで説明したが、ATM1上でのカードを使用する取引であれば、出金取引以外のクレジット取引等にも適用が可能である。たとえば、投票券発払装置、券売機などにも適用可能である。
1 ATM
5 カード挿入口
5a カード情報読取書込/レシート印字部
8 顧客操作部(タッチパネル)
10 ホスト
10a 不正取引データ
30 制御部
31 主制御部
32 ホスト通信制御部
33 記憶部
33a 金融機関毎座標情報データ
40 カード
41 磁気ストライプ
42 支店番号座標
43 口座番号座標

Claims (11)

  1. 口座の元帳の情報を記録して管理するホスト装置と相互に通信可能に接続された自動取引装置であって、
    カードに刻印されている支店番号及び口座番号、前記カードに記憶された支店番号及び口座番号と一致しているか否かを判定して判定結果を出力する判定部と、
    前記判定結果が一致の場合には、通常取引を行い、前記判定結果が不一致の場合には、偽造カードによる取引と判断して取引を停止する制御部と、を備え、
    前記制御部は、前記判定結果が一致の場合に、前記ホスト装置を参照し、同一口座に造カードによる取引と判断された不正取引データがあるか否かを確認し、前記不正取引データがあった場合には、利用客に不正取引があった旨を通知する
    ことを特徴とする自動取引装置。
  2. 前記制御部は、更に、
    前記判定結果が不一致の場合に、偽造カードによる取引と判断された不正取引データを前記ホスト装置へ送信する
    ことを特徴とする請求項1に記載の自動取引装置。
  3. 予め、金融機関番号毎にカードに刻印されている支店番号の座標及び口座番号の座標を座標情報データとして金融機関番号と対応付けて記憶させておく記憶部を備え、
    前記判定部は、取引時にカードの磁気ストライプに記憶された口座情報の金融機関番号に基づき前記記憶部に記憶された前記座標情報データを参照し、前記カードの前記座標情報データに対応した座標に刻印されているエンボス画像の支店番号及び口座番号を読み取り、前記磁気ストライプに記憶された前記口座情報の支店番号及び口座番号とが一致しているか否かを判定して判定結果を出力する
    ことを特徴とする請求項2に記載の自動取引装置。
  4. 前記制御部は、
    前記同一口座で前記不正取引があった場合に、カード情報の更新を行うか否かを確認すると共に、更新の指示を受け付けると、カード情報の更新を行うことを特徴とする請求項に記載の自動取引装置。
  5. 前記制御部は、
    前記同一口座で前記不正取引があった場合に、新規口座の開設を行うか否かを確認すると共に、新規口座の開設の指示を受け付けると、前記ホスト装置へ前記指示を出力することを特徴とする請求項に記載の自動取引装置。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載の自動取引装置と、
    前記自動取引装置と相互に通信可能に接続された前記ホスト装置と、
    を備える自動取引システム。
  7. 口座の元帳の情報を記録して管理するホスト装置と相互に通信可能に接続された自動取引装置によって行われる偽造カード取引防止方法において、
    カードに刻印されている支店番号、口座番号前記カードに記憶された口座情報の支店番号、口座番号と一致しているか否かを判定し、判定結果を出力する判定工程と、
    前記判定結果が不一致の場合に、偽造カードによる取引と判断して取引を停止すると不正取引停止工程と、
    前記判定結果が一致の場合に、前記ホスト装置を参照し、同一口座に偽造カードによる取引と判断された不正取引データがあるか否かを確認し、不正取引データがあった場合には、利用客に不正取引が実施された旨を通知する予防通知工程と、
    を有する偽造カード取引防止方法。
  8. 請求項7に記載の偽造カード取引防止方法は、更に、
    前記判定結果が不一致の場合に、偽造カードによる取引と判断された不正取引データを前記ホスト装置へ送信する不正取引データ送信工程と、
    を有する偽造カード取引防止方法。
  9. 前記判定工程は、取引時にカードの磁気ストライプに記録された口座情報の金融機関番号に基づき対象となる金融機関の支店番号の座標情報データ及び口座番号の座標情報データを参照し、前記カードの前記座標情報データに対応する座標に刻印されているエンボス画像の支店番号、口座番号を読み取り、磁気ストライプに記憶された口座情報の支店番号、口座番号とが一致しているか否かを判定し、判定結果を出力する
    ことを特徴とする請求項7に記載の偽造カード取引防止方法。
  10. 前記同一口座で不正取引があった場合に、カード情報の更新を行うか否かを確認する更新確認工程を有することを特徴とする請求項に記載の偽造カード取引防止方法。
  11. 前記同一口座で不正取引があった場合に、新規口座の開設を行うか否かを確認する新規口座開設確認工程を有することを特徴とする請求項に記載の偽造カード取引防止方法。
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