JP6005458B2 - 変速機 - Google Patents

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Description

本発明は、車両用の変速機に関し、特にコンパクトで多段化に適したギヤトレーン構造を有する変速機に関する。
自動車などの車両においては、低燃費化及び車両の軽量化、コンパクト化を図ることが求められており、変速機の場合、変速の多段化と、軸方向長さの短縮による小型化が求められている。
現在、一般的に採用されているシンクロメッシュ機構を備えた変速機は、同期機構等を有するため、その分、同期機構を備えていないノンシンクロ式のものと比較して軸方向長さが長くなる。低燃費化のために変速段のさらなる多段化を図ろうとすると軸方向長さはさらに長くならざるを得ず、エンジンルームに収めることが難しくなる。そのため、前進変速段としては、特許文献1に示したように最高速で5速、6速で設定されているものが多い。
7速以上にする場合には、エンジンルームに収められる軸方向長さとなるように種々の工夫が必要となる。図5及び図6はその例を示したものである。まず、図5に示した変速機110は、第一中間軸131と第二中間軸132からなる2本の中間軸を、入力軸120に対して平行に配置する。第一中間軸131と第二中間軸132に、複数の被動ギヤ(第1速ギヤ〜第7速ギヤ、後進段用ギヤ)133a〜133g,133rを並列的に配置する。さらに、入力軸120には、2本の中間軸131,132に配置された各被動ギヤ133a〜133g、および後進軸165に配置された後進段用被動ギヤ166に噛合する、複数の駆動ギヤ121を配置している。なお、入力軸120の一端は、エンジンからの回転を伝達するクラッチ150が連結されている。
第一中間軸131の第1速ギヤ133aと第2速ギヤ133bとの間に第一ギヤセレクター部135aが、第4速ギヤ133dと第6速ギヤ133fとの間に第二ギヤセレクター部135bがそれぞれ設けられ、第二中間軸132の後進段用ギヤ133rと第3速ギヤ133cとの間に第三ギヤセレクター部135cが、第5速ギヤ133eと第7速ギヤ133gとの間に第四ギヤセレクター部135dがそれぞれ設けられている。各ギヤセレクター部135a〜135dはいずれも円滑な変速操作を実現するために同期機構を備えており、各被動ギヤ133a〜133g,133rを組み合わせて構成される変速段切替機構は、いずれもシンクロメッシュ機構140a〜140dから構成されている。
そして、図5に示した変速機の場合、2本の中間軸131,132の互いに対向配置された被動ギヤ同士、すなわち、第2速ギヤ133bと第3速ギヤ133cの組、第4速ギヤ133dと第5速ギヤ133eの組、第6速ギヤ133fと第7速ギヤ133gの組のそれぞれに対して入力軸120の駆動ギヤ121が共用されるようにしている。また、中間軸131と後進軸165の互いに対向配置されたギヤ同士、すなわち、第1速ギヤ133aと後進段用ギヤ166の組に対して入力軸120の駆動ギヤ121が共用されるようにしている。これにより、部品点数の削減と、変速機110の軸方向長さの短縮化を図っている。
図6に示した変速機111は、変速機構の間で適宜の被動ギヤ133a〜133g,133rをオフセットさせて7速のギヤを配置しつつ、変速機111の軸方向長さが6速の場合よりも極力長くならないように工夫したものである。
特許第4382973号公報
図5の変速機110においては、駆動ギヤ121を共用できる被動ギヤ133a〜133g,133rの組み合わせは、変速比が近いギヤに限定される。変速比が離れている被動ギヤ133a〜133g,133rを組み合わせて駆動ギヤ121を共用しようとすると、ギヤ比の差が大きい状態で固定されてしまうか、あるいはギヤ径の関係で入力軸120と干渉してしまうことになる。そのため、ギヤレイアウトの自由度が狭く、変速機110の軸方向長さを短縮可能なギヤレイアウトは限定的となる。図6の変速機111の場合も、オフセット可能な構造は限られており、図5のものと同様に、ギヤレイアウトの自由度が狭く、軸方向長さを短縮可能なギヤレイアウトは限られる。
本発明は上記に鑑みなされたものであり、軸方向長さのさらなる短縮化と多段化を図ることができ、さらに、ギヤレイアウトの自由度も高めることが可能な変速機を提供することを課題とする。
上記課題を解決するため、本発明の変速機は、入力軸に配置された複数の駆動ギヤと、前記入力軸を挟んで配置された2つの中間軸を有すると共に、前記各中間軸に配置され、前記駆動ギヤに噛合する複数の被動ギヤと、前記各中間軸に、前記各被動ギヤに隣接して軸方向にスライド可能に設けられる複数のギヤセレクター部とを備えてなり、前記各被動ギヤと各ギヤセレクター部とを含んで構成される変速段切替機構のうち、前進速用の被動ギヤを含む複数の変速段切替機構として、同期機構を有するシンクロメッシュ機構と、同期機構を有しないドグクラッチ機構とが併用されていることを特徴とする。
前記シンクロメッシュ機構及び前記ドグクラッチ機構が、それぞれ複数組用いられていることが好ましい。前記入力軸を挟んだ各中間軸に、いずれも、前記シンクロメッシュ機構と前記ドグクラッチ機構とが並置され、前記入力軸を挟んだ一方の中間軸側と他方の中間軸側とで、前記シンクロメッシュ機構と前記ドグクラッチ機構とが対向位置なるように設けられている構成とすることができる。この場合、前進変速段数を7速で設定することが好ましい。
また、前記入力軸を挟んだいずれか一方の中間軸側には、前記シンクロメッシュ機構同士が並置され、他方の中間軸側には前記ドグクラッチ機構同士が並置され、前記ドグクラッチ機構同士が並置されている中間軸側において、前記シンクロメッシュ機構同士と前記ドグクラッチ機構同士との各軸方向に沿った長さの差分に相当するスペースに、さらなる被動ギヤが配置されている構成とすることができる。前記さらなる被動ギヤは、より高速段側のギヤを構成するものであることが好ましく、前進変速段数を8速で設定することが好ましい。
また、前記ドグクラッチ機構には、低速段側の複数の被動ギヤが配置され、前記シンクロメッシュ機構には、高速段側の複数の被動ギヤが配置されている構成とすることが好ましい。
本発明の変速機は、前進速用の被動ギヤを有する変速段切替機構として、シンクロメッシュ機構から構成されるものとドグクラッチ機構から構成されるものとを組み合わせている。ドグクラッチ機構は、同期機構を有していない分だけ軸方向長さが、シンクロメッシュ機構よりも短い。そのため、これらを組み合わせることにより、シンクロメッシュ機構のみで構成した場合と比較して、軸方向長さを短くすることができる。その結果、前進変速段を7速としても、シンクロメッシュ機構のみで構成した6速の変速機が配置されていたスペースに配置することができる。
また、一方の中間軸側と他方の中間軸側のそれぞれにおいて、シンクロメッシュ機構とドグクラッチ機構を採用し、かつ、異なる変速段切替機構同士が入力軸を挟んで対向するような位置関係、すなわち入力軸を挟んで同種の変速段切替機構同士がクロスの位置関係となるように配置することによって、従来より共用ギヤを少なくしても、シンクロメッシュ機構とドグクラッチ機構との軸方向長さの差から、変速機の軸方向の全長を短くできる。しかも、従来より共用ギヤが少なくなるため、ギヤレイアウトの自由度を高めることができる。また、このように同種の変速段切替機構同士をクロスに配置することにより、ステップ比の大きい低速段における共用ギヤの使用を回避できるので、ギヤ比の制約を小さくすることができる。
また、さらに多段化する際、特に8速とする場合には、一方の中間軸側にシンクロメッシュ機構同士を並置し、他方の中間軸側にドグクラッチ機構同士を並置する構成とすることが好ましい。これにより、並置されたシンクロメッシュ機構同士の軸方向長さと、ドグクラッチ機構同士の軸方向長さの差分に相当するスペースに、さらなる被動ギヤ、好ましくは、より高速段側の被動ギヤを配置することができ、軸方向長さを抑えつつ、さらなる多段化を図ることができる。
図1は、本発明の一の実施形態に係る変速機の構成を示すギヤトレーン図である。 図2は、図1に示した変速機の正面側からみた軸配置図である。 図3は、本発明の他の実施形態に係る変速機の構成を示すギヤトレーン図である。 図4は、図1に示した変速機を8速構成とした例を示すギヤトレーン図である。 図5は、従来の一の変速機における構成を示すギヤトレーン図である。 図6は、従来の他の変速機における構成を示すギヤトレーン図である。
以下、図面に示した実施形態に基づき本発明の変速機をさらに詳細に説明する。図1は、本発明の一の実施形態に係る変速機10におけるギヤトレーン構造の概略を示すものである。図2は、図1に示した変速機の正面側からみた軸配置図である。
本実施形態の変速機10におけるギヤトレーン構造は、エンジンからの回転を伝達するクラッチ61に連結された入力軸20、並びに、入力軸20を挟んで位置し、いずれも入力軸20に平行な第一中間軸31及び第二中間軸32を備えている。入力軸20には、複数の駆動ギヤ21a〜21eが並列的に、入力軸20と固定され配置されている。第一中間軸31には、入力軸20の複数の駆動ギヤ21a,21b,21c,21eにそれぞれ噛合する複数の被動ギヤとして、クラッチ61側から順に第1速ギヤ33a、第3速ギヤ33c、第6速ギヤ33f、第5速ギヤ33eが並列的に、入力軸20と相対回転可能に遊嵌され配置されている。また、第二中間軸32には、入力軸20の複数の駆動ギヤ21a,21c,21d,21eにそれぞれ噛合する複数の被動ギヤとして、クラッチ61側から順に後進段用ギヤ33r、第7速ギヤ33g、第2速ギヤ33b、第4速ギヤ33dが並列的に、入力軸20と相対回転可能に遊嵌され配置されている。
ここで、本実施形態の変速機10は、変速段切替機構として、第一中間軸31側において、クラッチ61側から順に、ドグクラッチ機構50aとシンクロメッシュ機構40aとを配置している。一方、第二中間軸32側には、第一中間軸31側のドグクラッチ機構50aに対向する位置にシンクロメッシュ機構40bを配置し、第一中間軸31側のシンクロメッシュ機構40aに対向する位置にドグクラッチ機構50bを配置している。すなわち、入力軸20を挟んで、2組のシンクロメッシュ機構40a,40bと、2組のドグクラッチ機構50a,50bをクロスの位置関係となるように配置している。
第一中間軸31側においてクラッチ61側に配置されるドグクラッチ機構50aは、第1速ギヤ33aと第3速ギヤ33cとの間に、動力を伝達するギヤを選択するギヤセレクター部51が設けられており、第二中間軸32側のドグクラッチ機構50bは、第2速ギヤ33bと第4速ギヤ33dとの間にギヤセレクター部51が設けられている。ギヤセレクター部51は、いずれも、中間軸31,32に支持され、回転方向に固定される一方、軸方向にスライド可能なハブ(ギヤセレクター)52と、該ハブ52の外周に設けられるセレクタフォーク53とを有するドグクラッチからなり、シフトレバー操作によってセレクタフォーク53が軸方向に動き、ハブ52をいずれかにスライドさせる。その結果、ハブ52の爪部(図示せず)がいずれかの被動ギヤ(ここでは、第1速ギヤ33aと第3速ギヤ33cのいずれか、又は、第2速ギヤ33bと第4速ギヤ33dのいずれか)の爪部に噛み合って、入力軸20と、第一又は第二中間軸31,32との間の動力伝達がいずれかの被動ギヤを介して確立される。
第一中間軸31側において、上記したドグクラッチ機構50aに隣接して配置されるシンクロメッシュ機構40aは、第6速ギヤ33fと第5速ギヤ33eとの間にギヤセレクター部41が設けられており、第二中間軸32側においてクラッチ61側に配置されたシンクロメッシュ機構40bは、後進段用ギヤ33rと第7速ギヤ33gとの間にギヤセレクター部41が設けられている。
シンクロメッシュ機構40a,40bを構成するギヤセレクター部41は、各中間軸31,32に支持され、回転方向に固定される一方、軸方向にスライド可能なハブ42と、ハブ42の外周に設けられるセレクタフォークを備えたスリーブ43と、シンクロナイザリング等の同期機構44とを備えた同期装置から構成されている。同期装置からなるギヤセレクター部41は、シフトレバーの操作によってセレクタフォークを備えたスリーブ43がスライドされると、シンクロナイザリング等の同期機構44が押圧され、被動ギヤ(ここでは、第6速ギヤ33fと第5速ギヤ33eのいずれか、又は、後進段用ギヤ33rと第7速ギヤ33gのいずれか)の摩擦面に押し付けられ、その摩擦力によってスリーブ43と被動ギヤ(ここでは、第6速ギヤ33fと第5速ギヤ33eのいずれか、又は、後進段用ギヤ33rと第7速ギヤ33gのいずれか)との同期が図られる。スリーブ43はさらに移動していずれかの被動ギヤに噛み合い、入力軸20と、第一又は第二中間軸31,32との間の動力伝達がいずれかの被動ギヤを介して確立される。
なお、2本の第一中間軸31及び第二中間軸32にはそれぞれ最終駆動ギヤ34a,34bが固定され配置されている。最終駆動ギヤ34a,34bはそれぞれ、出力軸63に設けた最終被動ギヤ64と噛合している。これにより、第一中間軸31と第二中間軸32のうちの一方から出力軸63への動力伝達が、最終駆動ギヤ34aと34bのうちの一方と、最終被動ギヤ64とを介して確立され、デファレンシャルギヤ62側へ出力される構成となっている。
上記したことから明らかなように、ドグクラッチ機構50a,50bは、ギヤセレクター部51に、同期装置のように同期機構44等を有していない分、シンクロメッシュ機構40a,40bよりも軸方向長さが短くなる。従って、第一中間軸31側と第二中間軸32側とのそれぞれにおいて、ドグクラッチ機構とシンクロメッシュ機構とを隣接配置した構成とすれば、全てをシンクロメッシュ機構から構成する場合と比較して変速機10の軸方向の全長は短くなる。
ドグクラッチ機構には、変速操作の困難性、変速時のギヤの噛み合いによる異音の発生等の問題があることから、現在は変速段切替機構としてシンクロメッシュ機構を用いることが主流であり、ドグクラッチ機構が採用されている車種は限られている。変速機のコスト削減の見地から、走行中に変速されることがない後進段用ギヤのみにドグクラッチ機構を採用した例もあるが、変速操作の困難性等の問題から、前進速の変速段切替機構の中で両機構を併用することは行われていない。しかし、前進速の変速段切替機構においても両方の機構を組み合わせれば、ドグクラッチ機構のみを採用する場合と比較して、変速操作の困難性や異音の発生は低減される。特に、変速頻度の少ない、低速側にドグクラッチ機構を採用し、変速頻度の多い高速側でシンクロメッシュ機構を採用すれば、変速操作の困難性等の問題はより低減される。
上記のことから、本実施形態では、前進速のうち低速段である第1速ギヤ33a,第2速ギヤ33b,第3速ギヤ33c,第4速ギヤ33dは、上記の2つのドグクラッチ機構50a,50bへ配置している。図1では、第1速ギヤ33aと第3速ギヤ33cは、第一中間軸31側のドグクラッチ機構50aへ配置し、第2速ギヤ33bと第4速ギヤ33dは、第二中間軸32側のドグクラッチ機構50bへ配置している。それにより、各ギヤ位置は次の変速段を対向させないで配置することができ、第1速ギヤ33a,第2速ギヤ33b,第3速ギヤ33c,第4速ギヤ33dを、互いに異なる駆動ギヤ21a,21d,21b,21eに噛合させることができる。
図5に示した共用ギヤを多用する技術の場合、上記したように、共用可能な被動ギヤ133a〜133g,133rの組み合わせが、変速比の近いもの同士に限定され、ギヤレイアウトの自由度が制限される。これに対し、本実施形態では、上記のように、第1速ギヤ33a,第2速ギヤ33b,第3速ギヤ33c,第4速ギヤ33dは、互いに異なる駆動ギヤ21a,21d,21b,21eに噛合される構成であるため、ギヤレイアウトの自由度が高い。また、ステップ比の大きい低速段における共用ギヤの使用がなくなるため、ギヤ比の制約を小さくすることができる。
前進速のうち高速段である第5速ギヤ33e、第6速ギヤ33f、第7速ギヤ33gは、上記の2つのシンクロメッシュ機構40a,40bへ配置している。高速段の場合は、走行中の変速頻度が高いことから、上記のように、ドグクラッチ機構50a,50bに配置することは適さない。
図1では、第5速ギヤ33eと第6速ギヤ33fは、第一中間軸31側のシンクロメッシュ機構40aへ配置し、第7速ギヤ33gは、第二中間軸32側のシンクロメッシュ機構40bへ配置している。また、シンクロメッシュ機構40bには後進段用ギヤ33rも配置している。なお、後進段用ギヤ33rの外側には、第二中間軸32に平行な後進軸65を設け、後進段用ギヤ33rに噛合する第2後進段ギヤ66を後進軸65に設けている。
このように配置されることにより、第一中間軸31側のシンクロメッシュ機構40aは、軸方向長さが隣接のドグクラッチ機構50aよりも長いため、第一中間軸31の長さ方向中央位置に対して図1のクラッチ61が配置されている側の右方に突出して配置される。同様に、第二中間軸32側のシンクロメッシュ機構40bは、軸方向長さが隣接のドグクラッチ機構50bよりも長いため、第二中間軸32の長さ方向中央位置に対して、図1の左方に突出して配置される。
その結果、シンクロメッシュ機構40aにおいて図1の右側に配置される第6速ギヤ33fと、シンクロメッシュ機構40bにおいて図1の左側に配置される第7速ギヤ33gとを、互いに対向するシンクロメッシュ機構40a,40bとドグクラッチ機構50a,50bとの軸方向長さの差分によって形成される範囲に配置して対向させることができる。従って、第7速ギヤ33gを有する構成でありながら、変速機10の軸方向長さを、図5に示した構成と比較して抑制することができる。
第6速ギヤ33fと第7速ギヤ33gが対向位置にあり、また、第一中間軸31側と第2中間軸32側が共にシンクロメッシュ機構とドグクラッチ機構との組み合わせからなるため、両機構を合わせた軸方向長さは同じであり、シンクロメッシュ機構40aにおいて図1の左側に配置される第5速ギヤ33eは、ドグクラッチ機構50bにおいて図1の左側に配置される第4速ギヤ33dと対向位置に設けることができる。これにより、高速段では、変速比の近いギヤ同士が対向するため、それらの駆動ギヤ21c,21eは共用ギヤとすることで、小型化、軽量化に寄与できる。
本実施形態によれば、シンクロメッシュ機構40a,40bとドグクラッチ機構50a,50bとの軸方向長さの差を利用することによって、7段変速でありながら、変速機10の軸方向の全長を短縮することができる。図1に示したように、図5及び図6に示した変速機110,111の軸方向の全長よりも短縮することができる。また、図5の場合よりも共用ギヤを少なくできるため、ギヤレイアウトの自由度を高めることができる。
なお、シンクロメッシュ機構とドグクラッチ機構の併用態様として、第一中間軸31側に支持されるシンクロメッシュ機構40aと第二中間軸32側に支持されるシンクロメッシュ機構40b同士を対向させ、同様に、それぞれに隣接するドグクラッチ機構50a,50b同士を対向させて配置することも考えられる。第一中間軸31側及び第二中間軸32側共に、シンクロメッシュ機構とドグクラッチ機構が隣接しているため、この態様でも、変速機10の軸方向全長は図1に示した実施形態と同じになる。しかし、低速段の被動ギヤは上記のようにドグクラッチ機構に配置する必要があるため、このような態様では、低速段の被動ギヤ同士が対向してしまう。その場合、個別の駆動ギヤを用いると、変速機の大型化、重量化につながるため好ましくなく、共用ギヤを用いた場合でも、低速段の場合はステップ比が大きく、設定可能なギヤ比が制約されるという図5に示した構造と同様の問題が生じてしまう。
従って、図1に示した本実施形態のように、入力軸20を挟んで、2組のシンクロメッシュ機構40a,40bと2組のドグクラッチ機構50a,50bとがクロスの位置関係となるように配置することが望ましい。
次に、本発明の他の実施形態である変速機11ついて、図3に基づき説明する。本実施形態の変速機11は、第一中間軸31側に、2つのドグクラッチ機構50a,50bを並置すると共に、最高速段側の変速段切替機構45を並置している。第二中間軸32側に、シンクロナイザリング等の同期機構44を備えた2つのシンクロメッシュ機構40a,40bを並置している。なお、上記実施形態と同じ部品については、同じ符号で示している。
このように配置すると、個々のシンクロメッシュ機構とドグクラッチ機構の軸方向長さの差から、それぞれ2組ずつ並置した際には、2組を合わせた軸方向長さの差は、個々の軸方向長さの差の2倍になる。従って、並置されたドグクラッチ機構50a,50bの隣接位置に、この両機構の軸方向長さの差に相当する所定のスペースが形成される。そこで、このスペースに、増加分の変速段である被動ギヤを含む変速段切替機構45を並置することで、軸方向長さの増加をできるだけ抑制しつつ、さらなる多段化を図ったものである。
具体的には、前進速の低速段である第1速ギヤ33a,第2速ギヤ33b,第3速ギヤ33c,第4速ギヤ33dは、上記実施形態と同様に、2つのドグクラッチ機構50a,50bへ配置している。すなわち、第1速ギヤ33aと第3速ギヤ33cはドグクラッチ機構50aへ配置し、第2速ギヤ33bと第4速ギヤ33dはドグクラッチ機構50bへ配置している。前進速の高速段である第5速ギヤ33e,第6速ギヤ33f,第7速ギヤ33gも、上記実施形態と同様に、2つのシンクロメッシュ機構40a,40bへ配置している。すなわち、後進段用ギヤ33rと第5速ギヤ33eはシンクロメッシュ機構40aへ配置し、第6速ギヤ33fと第7速ギヤ33gはシンクロメッシュ機構40bへ配置している。そして、2つのドグクラッチ機構50a,50bに隣接する上記した軸方向長さの差分の所定のスペースに配置される変速段切替機構45は、より高速段のギヤ、本実施形態では第8速ギヤ33hとギヤセレクター部41とを備えたシンクロメッシュ機構として構成している。
上記したように、第8速ギヤ33hは、2つのドグクラッチ機構50a,50bに隣接する上記した軸方向長さの差分のスペースに配置されるため、シンクロメッシュ機構40bに配置された図3の左側の第7速ギヤ33gに対向する位置に設けることができる。これにより、第一中間軸31側は、軸方向に5つの被動ギヤ(第1速ギヤ33a、第3速ギヤ33c、第4速ギヤ33d、第2速ギヤ33b、第8速ギヤ33h)が配置されているにも拘わらず、その軸方向長さは、軸方向に4つの被動ギヤ(後進段用ギヤ33r、第5速ギヤ33e、第6速ギヤ33f、第7速ギヤ33g)が配置されている第二中間軸32側の軸方向長さと比較してギヤセレクター部41一つ分のみしか違わず、軸方向長さの増加量は抑制されている。
入力軸20には6つの駆動ギヤ21a〜21fが配置されている。このうち、シンクロメッシュ機構とドグクラッチ機構の軸方向長さの差から、クラッチ61側に配置されたシンクロメッシュ機構40aにおいて最もクラッチ61に近い被動ギヤが、クラッチ61側に配置されたドグクラッチ機構50aにおいて最もクラッチ61に近い被動ギヤと対向し、クラッチ61側に配置されたシンクロメッシュ機構40aにおいてクラッチ61から順に2番目に位置する被動ギヤが、図3の左側に位置するドグクラッチ機構50bにおいてクラッチ61に近い被動ギヤと対向することになる。
そこで、このように対向する位置関係にある被動ギヤとして本実施形態のように、後進段用ギヤ33rと第1速ギヤ33a、第5速ギヤ33eと第4速ギヤ33dとを配置すれば、ギヤ比の近いもの同士であるため、それらについては、駆動ギヤ21a,21cを共用ギヤとして配置することができる。上記したように、第7速ギヤ33gと第8速ギヤ33hも対向しているため、その駆動ギヤ21fも共用ギヤとして配置できる。
なお、第2速ギヤ33bは単独で駆動ギヤ21eと噛合し、第3速ギヤ33cも単独で駆動ギヤ21bと噛合し、第6速ギヤ33fも単独で駆動ギヤ21dと噛合している。ステップ比の大きい第2速ギヤ33b及び第3速ギヤ33cは共用ギヤを用いていないため、ギヤ比設定の自由度が増す。
本実施形態においても、シンクロメッシュ機構とドグクラッチ機構の軸方向長さの差を利用して、増加させた変速段を配置する構成であるため、多段化した際の軸方向長さの増長を抑制することができる。また、図5に示した構成と比較して、共用ギヤの数を減らすことができるため、ギヤレイアウトの自由度も向上する。
一方、図1及び図2に示した実施形態のように複数のシンクロメッシュ機構とドグクラッチ機構を、入力軸を介してクロスの位置関係となるように配置しつつ、図1及び図2に示した実施形態で示した7速から1速増加した構成を示したものが図4に示した変速機12である。第二中間軸32のドグクラッチ機構50bに隣接して8速ギヤ33hを備えた変速段切替機構45を配置しているが、この場合、単に、変速段切替機構45の軸方向長さに相当する分、変速機12の全長が長くなるだけであり、図3に示した変速機11と比較すると、軸方向の全長は、図3に示した構成の方が短くできる。
前進変速段数を7速以上とする場合において、7速であれば、図1及び図2の構成が、軸方向長さの増長を最も抑制できるため好ましい。8速の場合には、図3に示した構成が軸方向長さの増長を最も抑制できるため好ましい。図1及び図2に示した7速変速機、図3に示した8速変速機は、いずれも、従来の6速変速機が配置されていたスペースに収容できる大きさで設計できる。なお、本発明の構成は、さらに多段の変速機にも応用可能であり、その場合も、従来と同じ段数と比較すると軸方向長さを短くできる。但し、軸方向長さの増長をできるだけ抑制するため、必要なハブ(ギヤセレクター)の数を考慮し、図1及び図2に示した配置とするか、図3に示した配置とするかを決定する。例えば、10速、11速、14速、15速の場合は、ハブ(ギヤセレクター)が偶数となるため、図1及び図2に示した配置が用いられ、9速、12速、13速の場合には、ハブ(ギヤセレクター)が奇数となるため、図3に示した配置が用いられる。
10,11,12 変速機
20 入力軸
21a〜21f 駆動ギヤ
31 第一中間軸
32 第二中間軸
33a 第1速ギヤ 33b 第2速ギヤ
33c 第3速ギヤ
33d 第4速ギヤ
33e 第5速ギヤ 33f 第6速ギヤ
33g 第7速ギヤ
33h 第8速ギヤ
33r 後進段用ギヤ
40a,40b シンクロメッシュ機構
41 ギヤセレクター部(同期装置)
42 ハブ
43 スリーブ
44 同期機構
50a,50b ドグクラッチ機構
51 ギヤセレクター部(ドグクラッチ)
52 ハブ(ギヤセレクター)
53 シフトフォーク
61 クラッチ
63 出力軸

Claims (7)

  1. 入力軸に配置された複数の駆動ギヤと、
    前記入力軸を挟んで配置された2つの中間軸を有すると共に、前記各中間軸に配置され、前記駆動ギヤに噛合する複数の被動ギヤと、
    前記各中間軸に、前記各被動ギヤに隣接して軸方向にスライド可能に設けられる複数のギヤセレクター部とを備えてなり、
    前記各被動ギヤと各ギヤセレクター部とを含んで構成される変速段切替機構のうち、前進速用の被動ギヤを含む複数の変速段切替機構として、同期機構を有するシンクロメッシュ機構と、同期機構を有しないドグクラッチ機構とが併用されており、
    前記ドグクラッチ機構には、低速段側の複数の被動ギヤが配置され、前記シンクロメッシュ機構には、高速段側の複数の被動ギヤが配置されていることを特徴とする変速機。
  2. 前記シンクロメッシュ機構及び前記ドグクラッチ機構が、それぞれ複数組用いられている請求項1記載の変速機。
  3. 前記入力軸を挟んだ各中間軸に、いずれも、前記シンクロメッシュ機構と前記ドグクラッチ機構とが並置され、
    前記入力軸を挟んだ一方の中間軸側と他方の中間軸側とで、前記シンクロメッシュ機構と前記ドグクラッチ機構とが対向位置になるように設けられている請求項2記載の変速機。
  4. 前記複数のギヤセレクター部の数が偶数である請求項3記載の変速機。
  5. 前記入力軸を挟んだいずれか一方の中間軸側には、前記シンクロメッシュ機構同士が並置され、他方の中間軸側には前記ドグクラッチ機構同士が並置され、
    前記ドグクラッチ機構同士が並置されている中間軸側において、前記シンクロメッシュ機構同士と前記ドグクラッチ機構同士との各軸方向に沿った長さの差分に相当するスペースに、さらなる被動ギヤが配置されている請求項2記載の変速機。
  6. 前記さらなる被動ギヤは、より高速段側のギヤを構成するものである請求項5記載の変速機。
  7. 前記複数のギヤセレクター部の数が奇数である請求項5又は6記載の変速機。
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