JP6003730B2 - 冷却装置及び画像形成装置 - Google Patents
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Description
本発明は、定着装置によって熱せられた用紙を冷却する冷却装置及び冷却装置を備えた画像形成装置に関する。
従来から、定着装置によって熱せられた用紙を冷却する冷却装置及び冷却装置を備えた画像形成装置が知られている。
特許文献1には、熱交換装置を備えた画像形成装置が開示されている。この熱交換装置は、複数本のローラに張架された冷却ベルトと、冷却ベルトと共に用紙を挟持して搬送する搬送ベルトと、冷却ベルトの内部に配され、冷却液が流れる流路が形成された冷却プレートと、を備えている。搬送ベルトに搬送される用紙が、冷却ベルトを介して冷却プレートに接触することで、用紙の熱が流路に流入した冷却液に伝達されて用紙が冷却される。
しかしながら、特許文献1に開示された熱交換装置及び画像形成装置では、画像形成装置の設置場所の気温や湿度によっては、冷却液で冷却プレートの周囲の空気が冷やされて冷却プレートに結露が生じ、冷却プレートの表面に水滴が付く可能性がある。そして、この水滴によって冷却ベルトが冷却プレートに吸着されたり、用紙が湿ったりする不具合が発生する可能性がある。
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであって、冷却部に結露が生じることを抑制する冷却装置及びその冷却装置を備えた画像形成装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決し、本発明の目的を達成するため、本発明の冷却装置は、用紙上にトナー画像を形成する画像形成装置に用いられる冷却装置であって、ベルトと、冷却部と、制御部と、露点温度検出部と、冷却部温度検出部と、を備える。ベルトは、用紙を搬送する。冷却部は、冷却媒体が流動する流動路を形成する流動路形成部と流動路に冷却媒体を供給する媒体供給部と、を有し、ベルトを介して用紙を冷却する。制御部は、媒体供給部の駆動を制御する。露点温度検出部は、装置内の露点温度を検出する。冷却部温度検出部は、冷却部の温度を検出する。また、制御部は、冷却部の温度が装置内の露点温度よりも高いとき、媒体供給部を駆動させ、冷却部の温度が露点温度以下のとき、媒体供給部の駆動を停止する。
また、本発明の画像形成装置は、上記冷却装置を備える。
上記構成の冷却装置及び画像形成装置では、冷却部の温度が、露点温度以下のとき、制御部は、媒体供給部の駆動を停止する。したがって、冷却部の流動路に冷却媒体が流入して冷却部の温度が更に低くならないようにすることができる。このため、冷却部に結露が生じることを抑制することができる。
また、上記冷却装置は、装置外の温度を検出する装置外温度検出部を備え、媒体供給部は、装置外の空気と熱交換を行う冷却媒体を流動路に供給し、制御部は、冷却部の温度が装置内の露点温度以下となり、且つ、冷却部の温度が装置外の温度以下のとき、媒体供給部を駆動させる。
上記構成の冷却装置では、冷却部の温度が装置内の露点温度以下であり、且つ、冷却部の温度が装置外の温度以下のとき、制御部が媒体供給部を駆動することで、装置外の空気と熱交換して温度が上がった冷却媒体が冷却部の流動路に流入する。これによって、冷却部の温度が上がる。このため、冷却部に結露が生じることを更に抑制することができる。
本発明によれば、冷却部に結露が生じることを抑制することができる。
以下、本発明の実施形態について、図1〜図7を参照して説明する。なお、各図において共通の部材には、同一の符号を付している。
[画像形成装置の構成]
図1に、本発明の実施形態に係る画像形成装置1の概略断面図を示す。画像形成装置1は、複写機、プリンタ、ファクシミリ等の機能を備え、電子写真方式により用紙上にモノクロ画像を形成する。
図1に、本発明の実施形態に係る画像形成装置1の概略断面図を示す。画像形成装置1は、複写機、プリンタ、ファクシミリ等の機能を備え、電子写真方式により用紙上にモノクロ画像を形成する。
画像形成装置1は、図示しない外部機器、例えば、パーソナルコンピュータと接続可能であり、その外部機器から画像データを取得する。
画像形成装置1は、原稿搬送部2と、原稿読み取り部3と、画像形成部4と、給紙カセット部5と、排紙トレイ6と、を備える。なお、画像形成装置1内には、給紙カセット部5から画像形成部4を介して排紙トレイ6に至る用紙の搬送経路Aが所定位置に設けられた各種ローラ、ガイド板、及び、搬送ベルト等により形成されている。
原稿搬送部2は、原稿の連続的な読み取りを行うため原稿読み取り部3に原稿を搬送するものであり、原稿給紙トレイ21と、原稿排紙トレイ22と、を有している。原稿搬送部2は、原稿給紙トレイ21にセットされた原稿を原稿読み取り部3の所定の読み取り位置に搬送する。また、原稿搬送部2は、原稿読み取り部3が所定の読み取り位置に搬送された原稿の読み取りを行った後、この原稿を原稿排紙トレイ22に搬送する。
原稿読み取り部3は、原稿画像を光学的に読み取り、原稿画像の情報をアナログ電気信号に変換し、更に、該アナログ電気信号をデジタル信号に変換する。そして、原稿読み取り部3は、変換したデジタル信号を画像データとして後述する制御部11に出力する。
画像形成部4は、ドラム状の感光体41と、画像形成機能部として感光体41の周囲に設けられた帯電部42、画像書込部43、現像部44、転写部45、分離部46及びクリーニング部47と、を有する。また、画像形成部4は、定着部48と、冷却装置100と、排紙ローラ49とを有する。そして、画像形成部4内では、感光体41及びその周囲に設けられた上記各部からなる画像形成機能部、定着部48、冷却装置100、排紙ローラ49が、用紙の搬送経路Aの上流側からこの順で配置される。
帯電部42は、感光体41に所定の電圧を印加して、感光体41の表面を一様に帯電させる。画像書込部43は、後述する制御部11から所定の画像処理が施された画像データを取得し、取得した画像データに基づいて、レーザービームを照射し、感光体上に静電潜像を形成する。
現像部44は、感光体41上に形成された静電潜像を反転現像して感光体41上にトナー像を生成する。用紙は、トナー像が生成された感光体41の回転に同期するように給紙され、転写部45は、用紙を搬送する搬送ベルトの裏面側から所定の電圧を印加して、感光体41上に形成されたトナー像を用紙に転写する。
分離部46は、トナー像が転写された用紙を除電することで、用紙を感光体41から分離させる。その後、トナー像が転写された用紙は、定着部48に搬送される。
定着部48は、用紙を加熱して、転写されたトナー像のトナーを溶融させるとともに、用紙を加圧して、トナー像を用紙に定着させる。用紙は、冷却装置100によって冷却され、排紙ローラ49によって搬送されて排紙トレイ6上に載置され、または、両面に画像を形成する場合は、画像形成機能部に再び給紙される。
給紙カセット部5は、各種用紙に対応した給紙カセット51を複数有し、各給紙カセット51に収納された所定の用紙を搬送経路Aに沿って、一枚ずつ、画像形成部4に給紙する。
また、画像形成装置1は、制御部11を備えている。制御部11は、図示しないCPUからなる処理部と、ROMやRAMなどからなる記憶部と、を有し、画像形成装置1の動作全体を制御する。例えば、制御部11は、画像データに対する画像処理や、画像形成装置1に設けられた図示しない液晶表示部に各種の情報を表示する表示処理や、後述するポンプ141の駆動制御処理をユーザの指示に応じて、又は、所定のタイミングで実行する。また、制御部11は、後述する冷却装置100の押圧ローラ151が搬送ベルト120を押圧する力を調整する押圧力調整処理を、ユーザの指示に応じて、又は、所定のタイミングで実行する。
また、画像形成装置1は、画像形成装置1外(以下、「装置外」と称する場合がある)の温度Toを検出する温度センサからなる装置外温度検出部7を備えている。装置外温度検出部7は、制御部11に電気的に接続されており、検出結果である装置外の温度Toを示す信号を制御部11に送信する。装置外温度検出部7は、画像形成装置1の外装パネルに固定されている。
[冷却装置100の構成]
次に、図2〜図3を参照して、冷却装置100について説明する。図2は、画像形成装置1の冷却装置100を用紙の搬送方向に沿って断面にした要部断面部である。図3は、この冷却装置100を上方から見た要部上面図である。なお、図2〜図3において、Sは用紙を示しており、矢印Pは用紙の搬送方向を示している。
次に、図2〜図3を参照して、冷却装置100について説明する。図2は、画像形成装置1の冷却装置100を用紙の搬送方向に沿って断面にした要部断面部である。図3は、この冷却装置100を上方から見た要部上面図である。なお、図2〜図3において、Sは用紙を示しており、矢印Pは用紙の搬送方向を示している。
図2及び図3に示すように、冷却装置100は、冷却ベルト110と、搬送ベルト120と、冷却部130と、押圧ユニット150と、冷却部温度検出部138と、装置内温度検出部8と、装置内湿度検出部9と、を有している。
冷却ベルト110は、水平な平面上で用紙の搬送方向に直交する方向に延びる複数のローラに張架された無端状のベルトである。本実施形態において、冷却ベルト110を張架するローラは、上駆動ローラ111、第1上従動ローラ112、上導入ローラ113、上ステアリングローラ114、第2上従動ローラ115である。
上駆動ローラ111は、用紙の搬送方向の下流側に設けられている。また、上駆動ローラ111は、図示しない回転機構に接続されている。第1上従動ローラ112は、上駆動ローラ111と同様の高さ位置で上駆動ローラ111よりも用紙の搬送方向の上流側に設けられている。上導入ローラ113は、第1上従動ローラ112よりも用紙の搬送方向の上流側に設けられている。上導入ローラ113は、上導入ローラ113の下端部が、第1上従動ローラ112の下端部よりも高い位置に位置するように配置されている。上ステアリングローラ114は、第1上従動ローラ112の上方に設けられている。第2上従動ローラ115は、上駆動ローラ111の上方で上ステアリングローラ114と同様の高さ位置に設けられている。冷却ベルト110は、これらのローラに、側面から見て略台形状になるように張架され、上駆動ローラ111の回転に伴って、図2の矢印R方向に回転する。
搬送ベルト120は、水平な平面上で用紙の搬送方向に直交する方向に延びる複数のローラに張架された無端状のベルトであり、冷却ベルト110の下方に設けられている。本実施形態において、搬送ベルト120を張架するローラは、下駆動ローラ121、第1下従動ローラ122、下導入ローラ123、下ステアリングローラ124、第2下従動ローラ125である。
下駆動ローラ121は、用紙の搬送方向の下流側に設けられている。また、下駆動ローラ121は、図示しない回転機構に接続されている。第1下従動ローラ122は、下駆動ローラ121と同様の高さ位置で下駆動ローラ121よりも用紙の搬送方向の上流側に設けられている。下導入ローラ123は、第1下従動ローラ122よりも用紙の搬送方向の上流側に設けられている。下導入ローラ123は、下導入ローラ123の上端部が、第1下従動ローラ122の上端部よりも低い位置に位置するように配置されている。下ステアリングローラ124は、第1下従動ローラ122の下方に設けられている。第2下従動ローラ125は、下駆動ローラ121の下方で下ステアリングローラ124と同様の高さ位置に設けられている。搬送ベルト120は、これらのローラに、側面から見て略台形状になるように張架され、下駆動ローラ121の回転に伴って、図2の矢印L方向に回転する。
冷却ベルト110と搬送ベルト120は、上導入ローラ113及び下導入ローラ123付近では、互いに接触せず、搬送経路Aの上流側から搬送された用紙を受け入れる導入口126を形成している。また、互いに対向する冷却ベルト110と搬送ベルト120の外周面は、導入口126よりも用紙の搬送方向の下流側の領域で接触し、接触領域で用紙を挟込みながら搬送する。
冷却部130は、図2及び図3に示すように、冷却板131、冷却管ユニット(流動路形成部)132、タンク140(図3参照)、ポンプ(媒体供給部)141(図3参照)、ラジエーター142及びファン143(図3参照)を有している。
冷却板131は、熱伝導性のよい金属、例えばアルミや銅で形成された平板状の部材であり、内部に冷却管ユニット132と嵌合する嵌合孔133が複数、本実施形態では4つ設けられている。嵌合孔133は、水平な平面上で用紙の搬送方向に直交する方向に形成されている。冷却板131は、一方の面に断面半円状の溝が形成された2つの平板状の部材である上部材131aと下部材131bとを用意し、上部材131aと下部材131bとを溝が互いに対向するように圧着させることによって形成される。また、互いに対向した溝によって嵌合孔133が形成される。なお、嵌合孔133の内径を冷却管ユニット132の後述する冷却管本体134の外径よりもやや小さく設定し、上部材131aと下部材131bの溝を形成する箇所に均一の突起を設けてもよい。この場合、上部材131aと下部材131bの圧着時に突起が冷却管本体134に食い込んで、冷却管本体134と嵌合孔133との間の隙間をなくすことができる。また、上部材131aの用紙搬送方向の両端部に上方へ凹む凹部(図示省略)を形成し、下部材131bの用紙搬送方向の両端部に上方へ突出する凸部(図示省略)を形成し、凹部と凸部とを係合させてもよい。また、冷却板131は、平板状の側面に嵌合孔133を貫通させることによって形成されてもよい。
冷却板131は、冷却ベルト110の内側で、且つ、上駆動ローラ111と第1上従動ローラ112の間に、設けられている。冷却板131の下部材131bの下面は、冷却ベルト110と搬送ベルト120との互いの外周面が接触する領域における、冷却ベルト110の内周面と接触している。
冷却管ユニット132は、熱伝導性のよい金属、例えばアルミや銅で形成された管状の部材であり、内部に冷却水が流動する流動路137を形成する。冷却管ユニット132は、4つの冷却管本体134、3つの連結部135及び2つの接続部136を有している。
連結部135は、用紙の搬送方向に沿って延び、水平な平面上で用紙の搬送方向に直交する方向に両端部が曲折し、冷却管本体134の端部に固定されている。連結部135は、隣り合う冷却管本体134の端部同士を連結する。
接続部136は、冷却管本体134の連結部135が固定されていない端部に設けられている。連結部135によって連結された冷却管本体134の内、用紙の搬送方向の最も上流側に配置された冷却管本体134に設けられた接続部136は、冷却管本体134をタンク140に接続する。また、連結部135によって連結された冷却管本体134の内、用紙の搬送方向の最も下流側に配置された冷却管本体134に設けられた接続部136は、冷却管本体134をラジエーター142に接続する。
タンク140は、冷却媒体の一具体例を示す冷却水を収容する。ポンプ141は、制御部11によって駆動を制御され、タンク140からラジエーター142に冷却水を供給する。
ファン143は、外装パネルの装置外温度検出部7が固定された箇所の付近に設けられ、画像形成装置1内(以下、「装置内」と称する場合がある)と装置外とを連通する開口(図示省略)の付近に配置される。ファン143は、開口から外気を流入させて、ラジエーター142に導く。
上記のように構成された冷却装置100において、ポンプ141は、画像形成時に、タンク140から冷却水を、冷却水が冷却管ユニット132内の流動路137を用紙の搬送方向の下流側から上流側に向かって流動するように、冷却管ユニット132に供給する。したがって、冷却管ユニット132に供給された冷却水は、まず用紙の搬送方向の最も下流側に配置された冷却管本体134の内部を流れ、次に第1の連結部135の内部を流れ、用紙の搬送方向の下流側から2番目に配置された冷却管本体134の内部に流入する。次に、冷却水は、用紙の搬送方向の下流側から2番目に配置された冷却管本体134と3番目に配置された冷却管本体134とを連結する第2の連結部135と用紙の搬送方向の下流側から3番目に配置された冷却管本体134の内部を流れる。次に、冷却水は、用紙の搬送方向の下流側から3番目に配置された冷却管本体134と最も上流側に配置された冷却管本体134とを連結する第3の連結部135と、最も上流側に配置された冷却管本体134の内部を流れる。そして、冷却水は、接続部136を介して流動路から排出され、タンク140に収容される。
このようにポンプ141は、用紙の搬送方向の下流側から上流側に向けて冷却水が冷却管ユニット132内を流動するように、冷却水を冷却管ユニット132に供給する。なお、図3の矢印Wは冷却水の流動方向を示している。
押圧ユニット150は、図2に示すように、搬送ベルト120の内側で、且つ、下駆動ローラ121と第1下従動ローラ122の間に、設けられている。押圧ユニット150は、冷却ベルト110と搬送ベルト120の外周面が互いに接触する領域において、搬送ベルト120の内周面を押圧する。
また、押圧ユニット150は、搬送ベルト120に接触する4つの押圧ローラ151、押圧ローラ151を支持する押圧ベース体153、押圧ベース体153を上下方向に移動させる押圧駆動機構152を有している。
また、押圧ユニット150は、搬送ベルト120に接触する4つの押圧ローラ151、押圧ローラ151を支持する押圧ベース体153、押圧ベース体153を上下方向に移動させる押圧駆動機構152を有している。
押圧ベース体153は、本体部154、ガイド部155及び軸受け部156を有している。本体部154は、平板状に形成され、その上面には、押圧ローラ151を回転自在に支持する軸受け部156と、軸受け部156の上下方向の移動をガイドするガイド部155が設けられている。軸受け部156は、ガイド部155に固定されているコイルばね157によって上方(冷却部130側)へ付勢されている。
押圧駆動機構152は、図示しないモータやギアからなり、制御部11によって駆動を制御され、押圧ベース体153を上下方向に移動させる。制御部11は、画像形成時に押圧力調整処理を実行する。具体的には、制御部11は、給紙する用紙を収容する給紙カセット51に対応して予め記憶した用紙の紙厚に応じて押圧駆動機構152の駆動を制御して、押圧ベース体153を上下方向に移動させる。これにより、押圧ローラ151によって入力される搬送ベルト120への押圧力を調整する。例えば、いわゆる厚紙に対して画像を形成する場合は、押圧ベース体153を下方に移動させて押圧ローラ151の押圧力を弱める。これによって、接触領域で用紙を挟込みながら搬送する冷却ベルト110と搬送ベルト120の負荷を低減させる。
押圧ローラ151は、弾性体、例えばゴムや樹脂で形成された略円柱状の部材であり、回転軸方向の端部より中央部の外径が大きいクラウン形状に形成されている。なお、押圧ローラ151を形成するために用いる弾性体は、硬度が60度以下の弾性体が好ましい。硬度が60度以下の弾性体で形成された押圧ローラ151を用いる場合、搬送される用紙を冷却板131に十分に密着させることができる。
4つの押圧ローラ151のそれぞれは搬送ベルト120、冷却ベルト110及び下部材131bを介して、冷却管ユニット132の各冷却管本体134に、上下方向に対向している。そして、押圧ローラ151は、冷却ベルト110と搬送ベルト120との互いの外周面が接触する領域における、搬送ベルト120の内周面と接触している。このため、押圧ローラ151は、搬送されている用紙を冷却板131の冷却管本体134の近傍に押し当てることができる。その結果、効率的に用紙を冷却することができる。
押圧ローラ151の水平な平面上で用紙の搬送方向に直交する方向(軸方向)の長さは、冷却装置100に搬送される最も大きい用紙の同方向の長さよりも長く設定されている。また、押圧ローラ151の水平な平面上で用紙の搬送方向に直交する方向(軸方向)の長さは、冷却板131の同方向の長さよりも、短く設定されている。
冷却部温度検出部138は、接触式の温度センサであり、図2に示すように、冷却板131の上部材131aの上面に固定されている。冷却部温度検出部138は、用紙の搬送方向の最も下流側に配置された冷却管本体134に、上部材131aを介して対向している。また、冷却部温度検出部138は、制御部11に電気的に接続されており、冷却板131の温度を検出し、検出結果を制御部11に送信する。
装置内温度検出部8は、装置内の温度Tiを検出する温度センサであり、図示しない支持部に支持されて、図2に示すように、冷却ベルト110の内側に配置されている。装置内温度検出部8は、制御部11に電気的に接続されており、検出結果である装置内の温度Tiを示す信号を制御部11に送信する。
装置内湿度検出部9は、装置内の湿度Rhiを検出する温度センサであり、図示しない支持部に支持されて、図2に示すように、冷却ベルト110の内側に配置されている。装置内湿度検出部9は、制御部11に電気的に接続されており、検出結果である装置内の湿度Rhiを示す信号を制御部11に送信する。
本実施形態において、制御部11は、装置内温度検出部8から送信された装置内の温度Tiを示す信号と、装置内湿度検出部9から送信された装置内の湿度Rhiを示す信号を受信すると、受信した信号に基づいて、装置内の露点温度Tαを特定する露点温度特定処理を実行する。本実施形態において、露点温度Tαとは、装置内の空気に含まれる水蒸気が凝結を始める時の温度をいう。
具体的に、制御部11は、装置内の温度Tiと湿度Rhiに基づいて、装置内の空気が含む水蒸気量を算出する。そして、算出した水蒸気量と飽和水蒸気量とが一致する温度を、所定の式又はROMに記憶されている温度と飽和水蒸気量との関係を示す表に基づいて、露点温度Tαとして特定する。したがって、本実施形態において、制御部11は、露点温度特定部としても機能し、装置内温度検出部8、装置内湿度検出部9及び制御部11は、露点温度検出部を構成する。なお、装置内温度検出部8と装置内湿度検出部9に代えて、露点温度Tαを検出する露点温度センサを露点温度検出部として設けてもよい。
次に、図4を参照して、画像形成装置1におけるポンプ141の駆動処理について説明する。
図4は、画像形成装置1におけるポンプ141の駆動処理を示すフローチャートである。
図4は、画像形成装置1におけるポンプ141の駆動処理を示すフローチャートである。
まず、冷却部温度検出部138が冷却部130の温度Twを検出し、装置内温度検出部8が装置内の温度Tiを検出し、装置内湿度検出部9が装置内の湿度Rhiを検出し、装置外温度検出部7が装置外の温度Toを検出する(ステップS1)。各検出結果を示す信号は、制御部11に送信される。
次に、制御部11は、各検出結果を示す信号を受信し、装置内の温度Tiと装置内の湿度Rhiに基づいて、装置内の露点温度Tαを特定する(ステップS2)。
次に、制御部11は、冷却部130の温度Twと装置内の露点温度Tαとを比較し、冷却部130の温度Twが装置内の露点温度Tα以下か判定する(ステップS3)。
冷却部130の温度Twが装置内の露点温度Tα以下の場合(ステップS3:YES)、制御部11は、冷却部130の温度Twが装置外の温度Toより高いか判定する(ステップS4)。
冷却部130の温度Twが装置外の温度Toより高い場合(ステップS4:YES)、制御部11は、ポンプ141を駆動させず、又は、駆動しているポンプ141の駆動を停止し、ポンプ141の駆動処理を終了する。
一方、冷却部130の温度Twが装置内の露点温度Tαよりも高い場合(ステップS3:NO)、また、冷却部130の温度Twが装置外の温度To以下の場合(ステップS4:NO)、制御部11は、ポンプ141を駆動し、又は、駆動しているポンプ141の駆動を継続させ、ポンプ141の駆動処理を終了する。なお、画像形成装置1は、ポンプ141の駆動処理を、電源投入時の他、各検出部7,8,9,138の検出結果を常に監視して実行してもよいし、所定時間が経過する毎やユーザの指示に応じて実行してもよい。
ポンプ141が駆動すると、ファン143によってラジエーター142に導かれた装置外の空気と、ポンプ141の駆動によって冷却部130からラジエーター142に流入した冷却液と、が熱交換を行う。したがって、冷却部130の温度Twが装置外の温度To以下の場合、冷却液が外気によって温められて、冷却液の温度が上がる。そして、この冷却液が冷却管ユニット132の流動路137に流入すると、冷却部130の温度Twが上がる。
一方、冷却部130の温度Twが装置外の温度Toよりも高い場合、冷却液が外気によって冷やされて、冷却液の温度が下がる。そして、この冷却液が冷却管ユニット132の流動路137に流入すると、冷却部130の温度Twが下がる。
次に、図5〜図7の飽和水蒸気量と気温との関係を示すグラフを参照して、上記構成の画像形成装置1の作用について説明する。
まず、図5を参照して、冷却部130の温度Twが露点温度Tαよりも高い場合の画像形成装置1の作用について説明する。
図5は、冷却部130の温度Twが露点温度Tαよりも高い場合の画像形成装置1の作用を説明するための図である。なお、図5の上記グラフの下の表は、温度(気温)が5℃〜30℃のときの5℃毎における飽和水蒸気量を示す表である。
図5は、冷却部130の温度Twが露点温度Tαよりも高い場合の画像形成装置1の作用を説明するための図である。なお、図5の上記グラフの下の表は、温度(気温)が5℃〜30℃のときの5℃毎における飽和水蒸気量を示す表である。
図5に示すように、装置内温度検出部8が検出した装置内の温度Tiが30℃で、装置内湿度検出部9が検出した装置内の湿度Rhiが57%のとき、装置内の空気が含む水蒸気量は17.3g/m3である。このとき、制御部11が特定する露点温度は、飽和水蒸気量が装置内の空気が含む水蒸気量17.3g/m3と一致する20℃となる。例えば、冷却部130の温度Twが25℃のとき、冷却部130の温度Twが装置内の露点温度Tαよりも高いので、制御部11は、ポンプ141を駆動し、又は、駆動しているポンプ141の駆動を継続させる。
装置外の温度To(図5では図示せず)が冷却部130の温度Twよりも高い場合、ポンプ141が駆動すると、装置外の空気と、冷却部130からラジエーター142に流入した冷却液と、が熱交換を行う。そして、この冷却液が冷却部130に流入することで冷却部130の温度Twが上がる。これによって、冷却部130の温度Twと、露点温度Tαとの差が拡がる。このため、冷却部130が露点温度Tαまで下がることはない。したがって、冷却部130に結露が生じることはない。
また、装置外の温度Toが冷却部130の温度Twよりも低い場合、ポンプ141が駆動すると、冷却部130の温度Twが下がる。このため、冷却部130の温度Tw露点温度Tαとの差が縮まるが、少なくともポンプ141の駆動の直前まで冷却部130の温度Twが露点温度Tαよりも高かったので、即座に冷却部130の温度Twが露点温度Tαまで下がることはない。したがって、冷却部130に結露が生じることはない。
また、装置外の温度Toと冷却部130の温度Twが等しい場合、ポンプ141が駆動しても冷却部130の温度は変化しない。したがって、冷却部130に結露が生じることはない。
次に、図6を参照して、冷却部130の温度Twが露点温度Tα以下で、且つ、冷却部130の温度Twが装置外の温度Toよりも高い場合の画像形成装置1の作用について説明する。
図6は、冷却部130の温度Twが露点温度Tα以下で、且つ、冷却部130の温度Twが装置外の温度Toよりも高い場合の画像形成装置1の作用を説明するための図である。なお、図中の各矢印はポンプ141を駆動したときの冷却部130の温度Twの変化と装置内温度Tiの温度の変化を示している。
図6は、冷却部130の温度Twが露点温度Tα以下で、且つ、冷却部130の温度Twが装置外の温度Toよりも高い場合の画像形成装置1の作用を説明するための図である。なお、図中の各矢印はポンプ141を駆動したときの冷却部130の温度Twの変化と装置内温度Tiの温度の変化を示している。
図6に示すように、図5を参照して説明した場合と同様に、装置内温度検出部8が検出した装置内の温度Tiが30℃で、装置内湿度検出部9が検出した装置内の湿度Rhiが57%とする。したがって、装置内の空気が含む水蒸気量は17.3g/m3であり、制御部11が特定する露点温度は、20℃となる。この場合、例えば、冷却部130の温度Twが15℃で、装置外の温度Toが10℃のとき、制御部11は、ポンプ141を駆動させず、又は、駆動しているポンプ141の駆動を停止する。
このように冷却部130の温度Twが装置外の温度Toよりも高い場合に、例えば、ポンプ141を駆動させると、冷却液が外気によって冷やされて、冷却部130の温度Twが下がる。このため、既に露点温度Tα以下の冷却部130の温度Twが更に下がり、冷却部130の周囲の空気が冷却されて冷却部130に結露が生じる可能性が高くなる。したがって、この場合、制御部11は、制御部11は、ポンプ141を駆動させず、又は、駆動しているポンプ141の駆動を停止し、冷却部130の温度Twが更に下がることを防止し、冷却部130に結露が生じることを抑制する。
次に、図7を参照して、冷却部130の温度Twが露点温度Tα以下で、且つ、冷却部130の温度Twが装置外の温度To以下の場合の画像形成装置1の作用について説明する。
図7は、冷却部130の温度Twが露点温度Tα以下で、且つ、冷却部130の温度Twが装置外の温度To以下の場合の画像形成装置1の作用を説明するための図である。なお、図中の各矢印はポンプ141を駆動したときの冷却部130の温度Twの変化を示している。
図7は、冷却部130の温度Twが露点温度Tα以下で、且つ、冷却部130の温度Twが装置外の温度To以下の場合の画像形成装置1の作用を説明するための図である。なお、図中の各矢印はポンプ141を駆動したときの冷却部130の温度Twの変化を示している。
図7に示すように、図5及び図6を参照して説明した場合と同様に、装置内温度検出部8が検出した装置内の温度Tiが30℃で、装置内湿度検出部9が検出した装置内の湿度Rhiが57%とする。したがって、装置内の空気が含む水蒸気量は17.3g/m3であり、制御部11が特定する露点温度は、20℃となる。この場合、例えば、冷却部130の温度Twが15℃で、装置外の温度Toが25℃のとき、制御部11は、ポンプ141を駆動し、又は、駆動しているポンプ141の駆動を継続させる。
冷却部130の温度Twが装置外の温度Toよりも低い上記のような場合、ポンプ141が駆動すると、装置外の空気と、冷却部130からラジエーター142に流入した冷却液と、が熱交換を行い、この冷却液が冷却部130に流入することで冷却部130の温度Twが上がる。これによって、冷却部130に結露が生じる可能性を下げ、冷却部130に結露が生じることを抑制する。
なお、冷却部130の温度Twが装置外の温度Toと等しい場合に、ポンプ141が駆動しても、冷却部130の温度Twは変化しないので、冷却部130に結露が生じることはない。
なお、冷却部130の温度Twが装置外の温度Toと等しい場合に、ポンプ141が駆動しても、冷却部130の温度Twは変化しないので、冷却部130に結露が生じることはない。
本実施形態の画像形成装置1では、冷却部130の温度Twが、露点温度Tα以下のとき、制御部11は、ポンプ141を駆動させず、又は、駆動しているポンプ141の駆動を停止する。したがって、冷却部130の流動路137に冷却液が流入して冷却部130の温度Twが下がることを防止することができる。このため、冷却部130に結露が生じることを抑制することができる。
また、本実施形態の画像形成装置1では、冷却部130の温度Twが、装置内の露点温度Tα以下であり、且つ、冷却部130の温度Twが装置外の温度To以下のとき、制御部11がポンプ141を駆動する。したがって、冷却部130の温度Twが装置外の温度Toよりも低い場合に、装置外の空気と熱交換して温度が上がった冷却液が冷却部130の流動路137に流入する。これによって、冷却部130の温度Twが上がる。その結果、冷却部130に結露が起こることを更に抑制することができる。
また、本実施形態の画像形成装置1では、冷却部温度検出部138が、用紙の搬送方向の最も下流側に配置された冷却管本体134に、上部材131aを介して対向している。したがって、比較的に結露が生じ易い箇所の温度及び湿度に基づいてポンプ141の駆動処理を行うことができるので、冷却部130に結露が起こることを効果的に抑制することができる。
また、本実施形態の画像形成装置1では、冷却装置100のポンプ141は冷却水を冷却管ユニット132に供給し、用紙の搬送方向の下流側から上流側に向けて流動させる。このため、搬送経路Aの上流側から冷却装置100に供給された用紙は、冷却装置100内を通過する間に、冷却ベルト110及び冷却板131を介して冷却管ユニット132内を流動する冷却水によって冷却される。また、冷却水が冷却管ユニット132内を用紙の搬送方向の下流側から上流側に向けて流動することから、冷却装置100内を通過する用紙と冷却水との間の温度差が常に比較的大きい状態が保たれるので冷却水による冷却効率が上がる。したがって、効率的に用紙を冷却することができる。
以上、本発明を適用した実施の形態について説明した。しかしながら、上記実施の形態による発明の開示の一部をなす論述及び図面により本発明は限定されることはなく、特許請求の範囲に記載した発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の変形実施が可能である。
例えば、制御部11は、ポンプ141の駆動処理において、図4のフローチャートにおけるステップS4の判定処理を省略してもよい。この場合、制御部11は、冷却部130の温度Twが装置内の露点温度Tα以下のとき、ポンプ141を駆動させず、又は駆動しているポンプ141の駆動を停止する。また、制御部11は、冷却部130の温度Twが装置内の露点温度Tαよりも高いとき、ポンプ141を駆動させ、又は駆動しているポンプ141の駆動を継続させる。このような構成の画像形成装置でおいても、冷却部130に結露が発生することを抑制することができる。
また、画像形成装置1内に冷却装置100を設けた態様を説明したが、画像形成装置1の外部に冷却装置100を設け、画像形成装置1と冷却装置100とを連結させて用いてもよい。また、この場合、冷却装置100に、CPUからなる処理部と、ROMやRAMなどからなる記憶部と、を備える制御部を設け、この制御部にポンプ141の駆動処理などの処理を実行させてもよい。
また、本発明をカラー画像を形成する画像形成装置に適用してもよい。
1…画像形成装置、 2…原稿搬送部、 3…原稿読み取り部、 4…画像形成部、5…給紙カセット部、 6…排紙トレイ、 7…装置外温度検出部、 8…装置内温度検出部、 9…装置内湿度検出部、 11…制御部、 48…定着部、 49…排紙ローラ、51…給紙カセット、 100…冷却装置、 110…冷却ベルト(ベルト)、 120…搬送ベルト、 130…冷却部、 131…冷却板、 132…冷却管ユニット(流動路形成部)、 133…嵌合孔、 134…冷却管本体、 135…連結部、 136…接続部、 137…流動路、 140…タンク、 141…ポンプ(媒体供給部)、 142…ラジエーター、 143…ファン、 150…押圧ユニット、 151…押圧ローラ
Claims (5)
- 用紙上にトナー画像を形成する画像形成装置に用いられる冷却装置であって、
前記用紙を搬送するベルトと、
冷却媒体が流動する流動路を形成する流動路形成部と前記流動路に前記冷却媒体を供給する媒体供給部と、を有し、前記ベルトを介して前記用紙を冷却する冷却部と、
前記媒体供給部の駆動を制御する制御部と、
装置内の露点温度を検出する露点温度検出部と、
前記冷却部の温度を検出する冷却部温度検出部と、を備え、
前記制御部は、前記冷却部の温度が前記装置内の前記露点温度よりも高いとき、前記媒体供給部を駆動させ、前記冷却部の温度が前記露点温度以下のとき、前記媒体供給部の駆動を停止する
冷却装置。 - 装置外の温度を検出する装置外温度検出部を備え、
前記媒体供給部は、装置外の空気と熱交換を行う前記冷却媒体を前記流動路に供給し、
前記制御部は、前記冷却部の温度が前記装置内の前記露点温度以下で、且つ、前記冷却部の温度が前記装置外の温度以下のとき、前記媒体供給部を駆動させる
請求項1に記載の冷却装置。 - 前記露点温度検出部は、装置内の温度を検出する装置内温度検出部と、装置内の湿度を検出する装置内湿度検出部と、前記装置内の温度と前記装置内の湿度に基づいて、前記装置内の前記露点温度を特定する露点温度特定部と、を有する
請求項1又は請求項2に記載の冷却装置。 - 前記制御部は、前記露点温度特定部を兼ねる
請求項3に記載の冷却装置。 - 用紙上にトナー画像を形成し、冷却装置を備えた画像形成装置であって、
前記冷却装置は、前記用紙を搬送するベルトと、
冷却媒体が流動する流動路を形成する流動路形成部と前記流動路に前記冷却媒体を供給する媒体供給部と、を有し、前記ベルトを介して前記用紙を冷却する冷却部と、
前記媒体供給部の駆動を制御する制御部と、
装置内の露点温度を検出する露点温度検出部と、
前記冷却部の温度を検出する冷却部温度検出部と、を備え、
前記制御部は、前記冷却部の温度が前記装置内の前記露点温度よりも高いとき、前記媒体供給部を駆動させ、前記冷却部の温度が前記露点温度以下のとき、前記媒体供給部の駆動を停止する
画像形成装置。
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