JP6002726B2 - 矢羽根加工装置 - Google Patents

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Description

本発明は、矢の製作において矢羽根をトリミング切断加工する矢羽根加工装置に関する。
弓道は、高校生、大学生、社会人など広い層で人気があり、競技人口も10万人を超えるといわれている。弓道に用いられる弓矢は、その伝統から製作は弓、矢それぞれについて全体を手作業に依存する場合が多い。そのうちの矢は、伝統的な矢竹を用いたものなどがあるが、近時はジュラルミンシャフトあるいはカーボンシャフトを用いたものもある。従来、矢の製作においては、例えば矢竹材で形成したシャフト[箆](の)の一端に鏃(やじり)を、他端に弓に番える矢筈(やはず)を設け、矢筈寄りのシャフト部分に複数の矢羽根を外周部分に取り付けて飛翔方向を制御させるようにしている。矢の製造については、例えば、特許文献1に提案がなされている。特許文献1の矢は、弓道用の竹矢に関するものであり、ジュラルミンやカーボン製パイプ材の外面に、竹を縦分割した縦割り片を薄く削ったものを前面に隙間なく接着し、曲げ強度を強化し、低廉な矢の提供を企図するものである。
一方、本出願人は、特許文献2において矢の製造を自動化する矢の加工装置を提案している。特許文献2の矢の加工装置は、所定長さのシャフトを軸周り回転させながら支持する回転支持手段と、シャフトの一端側寄りに所要の軸方向間隔で矢羽根取付け表示線の表示位置を設定する表示位置設定手段と、表示位置設定手段で設定された位置に所要の軸方向間隔で複数の外周線を表示させる罫書き表示手段と、シャフト表面を非接触で処理する放電表面処理手段と、を含み、高効率、短時間で矢羽根をシャフトに取付加工することができるものである。
特開2001−108400号公報 特許第5543410号公報
矢に取り付けられる矢羽根は、例えば、鷲、鷹、七面鳥、白鳥等の鳥の羽根が使用される場合が多いが、矢の製造工程で外形部分を所定形状に切断してトリミング成形することによって仕上げられる。矢羽根は矢の飛翔能力を大きく左右する重要な部位であるが、矢羽根を所定形状にトリミング切断加工する作業は、従来、熟練技術者により鋏等で手作業により行われており、製造時間がかかる上に仕上げ精度を要求され、人件コストも高くなって、製造効率を大幅に低下させ、製造コストを高くする問題があった。
本発明は上記従来の課題に鑑みてなされたものであり、その一つの目的は、矢羽根を高精度かつ高効率に所定形状にトリミング切断加工できる矢羽根加工装置を提供することにある。
上記課題を解決するために本発明は、複数の矢羽根104が放射状に取り付けられたシャフト102を含む矢100の該シャフト102を所定位置で軸周り回転自在に支持する回転支持手段12と、シャフト102の軸周りの所要回転位置で矢羽根104の外形部分を所定形状にトリミング切断加工するトリミング手段14と、を備えた矢羽根加工装置10から構成される。
また、トリミング手段14は、矢羽根104の外形部分にレーザ光Lを照射してトリミング切断加工するレーザ装置44を含むこととしてもよい。
また、トリミング手段14は、トリミングの所定形状に沿ってレーザ装置44を移動させるレーザ装置移動機構46を含むこととしてもよい。例えば、レーザ装置44を固定しレーザ光の照射方向を変更させて矢羽根をトリミング加工する構成とするよりも、レーザ装置を移動させて矢羽根をトリミング加工する方が矢羽根のトリミングの切断面を常に一定に保持できるので、高品質の矢を製造することができる。
また、レーザ装置移動機構46は、レーザ装置44を縦方向に移動させる縦移動装置46aと、レーザ装置44を横方向に移動させる横移動装置44bと、を有することとしてもよい。
また、複数の矢100を所定間隔で平行に並列して各矢100のシャフト102を支持するように複数の回転支持手段12が並設され、レーザ装置移動機構46は、複数の回転支持手段12で支持されるそれぞれの矢100に取り付けられた矢羽根104の外形部分を所定形状にトリミング切断加工可能なようにレーザ装置44を移動させることとしてもよい。
また、回転支持手段12は、シャフト102の長手方向中間位置又は端部を回転自在に把持する把持装置32を含むこととしてもよい。
また、把持装置32は、シャフト102の長手方向と交差する方向に差入抜出自在にシャフトの一部を保持する着脱把持装置を含むこととしてもよい。
また、把持装置32は、着脱把持装置による把持状態で回転自在にシャフト102の一部を受ける回転支持機構を含むこととしてもよい。
また、把持装置32は、シャフト102の外周に接する複数の回転ローラ36を対向配置するようにそれらの回転ローラ36を支持しつつ互いに揺動方向に移動する可動アーム38と、回転ローラ36どうしを常時近接する方向に向けて可動アーム38を付勢する付勢装置40と、を含むこととしてもよい。
また、シャフト102は、両端を開口した中空筒体からなり、回転支持手段12は、中空筒体の一端側開口に挿入させて該中空筒体の端部を支持する差込部30を含むこととしてもよい。
また、差込部20は、差込み先端に向けて次第に径が小さくなるテーパ形状で設けられたこととしてもよい。
本発明の矢羽根加工装置によれば、複数の矢羽根が放射状に取り付けられたシャフトを含む矢の該シャフトを所定位置で軸周り回転自在に支持する回転支持手段と、シャフトの軸周りの所要回転位置で矢羽根の外形部分を所定形状にトリミング切断加工するトリミング手段と、を備えたことから、回転支持手段でシャフトを回転させて複数の矢羽根を順次トリミング切断加工して矢羽根を所定形状に高精度かつ高効率にトリミング切断加工することができる。その結果、技術熟練を必要とせず、矢の製造を短時間化、低コスト化でき、大量生産することができる。
また、トリミング手段は、矢羽根の外形部分にレーザ光を照射してトリミング切断加工するレーザ装置を含む構成とすることにより、シャフトを回転支持手段で支持しておくだけで、矢羽根が宙に浮いている状態でも高精度にトリミング切断加工することができる。
また、トリミング手段は、トリミングの所定形状に沿ってレーザ装置を移動させるレーザ装置移動機構を含む構成とすることにより、レーザ装置の制御を簡単に行えるとともに、矢羽根の切断面を一定に保持することができ、高精度で矢羽根を加工できる。
また、レーザ装置移動機構は、レーザ装置を縦方向に移動させる縦移動装置と、レーザ装置を横方向に移動させる横移動装置と、を有する構成とすることにより、レーザ装置を平面的に移動させるので設計及び制御が簡単であり、低コストで矢羽根加工装置を具体的に実現できる。
また、複数の矢を所定間隔で平行に並列して各矢のシャフトを支持するように複数の回転支持手段が並設され、レーザ装置移動機構は、複数の回転支持手段で支持されるそれぞれの矢に取り付けられた矢羽根の外形部分を所定形状にトリミング切断加工可能なようにレーザ装置を移動させる構成とすることにより、複数の矢をセットして矢羽根をトリミング切断加工できるので、大量の矢を効率良く製造することができる。
また、回転支持手段は、シャフトの長手方向中間位置又は端部を回転自在に把持する把持装置を含む構成とすることにより、シャフトを軸回り回転する際及びトリミング切断加工時にシャフトを設置位置に確実に保持した状態で円滑に軸回り回転して矢羽根の位置を回転変位することができ、高精度かつ高効率に矢羽根をトリミング切断加工することができる。
また、把持装置は、シャフトの長手方向と交差する方向に差入抜出自在にシャフトの一部を保持する着脱把持装置を含む構成とすることにより、把持装置へのシャフトの保持及び離脱を円滑に行え、作業効率を向上できる。
また、把持装置は、着脱把持装置による把持状態で回転自在にシャフトの一部を受ける回転支持機構を含む構成とすることにより、把持装置で把持した状態でシャフトの軸回り回転を円滑に行える。
また、把持装置は、シャフトの外周に接する複数の回転ローラを対向配置するようにそれらの回転ローラを支持しつつ互いに揺動方向に移動する可動アームと、回転ローラどうしを常時近接する方向に向けて可動アームを付勢する付勢装置と、を含む構成とすることにより、把持装置を簡単な構成で具現でき、シャフトの支持状態では確実に所定位置でシャフトを回転自在に支持することができるとともに、シャフトの把持装置への設置及び離脱を円滑に行える。
また、シャフトは、両端を開口した中空筒体からなり、回転支持手段は、中空筒体の一端側開口に挿入させて該中空筒体の端部を支持する差込部を含む構成とすることにより、シャフトの端部を差込部に差し込むだけでシャフトの端部を支持できるので、シャフトの支持及び離脱を円滑に行える。
また、差込部は、差込み先端に向けて次第に径が小さくなるテーパ形状で設けられた構成とすることにより、シャフトの差込操作を円滑に行えるとともに、支持される位置を一定とし高精度で矢羽根のトリミング切断加工を行える。
本発明の一実施形態に係る矢羽根加工装置の平面説明図である。 図1の矢羽根加工装置のA−A線矢視図である。 図1の矢羽根加工装置の回転支持手段の一部拡大図である。 図2の矢羽根加工装置の一部拡大説明図である。 (a)図1の矢羽根加工装置の把持装置の拡大図及び(b)その作用説明図である。 図3の矢羽根加工装置のB−B線矢視図である。 図1の矢羽根加工装置で矢羽根をトリミング切断加工する際の作用説明図である。
以下添付図面を参照しつつ本発明の矢羽根加工装置の実施形態について説明する。本発明に係る矢羽根加工装置は、矢の製造工程で利用される加工装置であり、例えば、鳥の羽根等からなる矢羽根の外形部分を所定形状にトリミング切断加工するための加工装置である。図1ないし図7は、本発明の矢羽根加工装置の一実施形態を示している。図1、図2に示すように、本実施形態において、矢羽根加工装置10は、矢100のシャフト102を支持する回転支持手段12と、シャフト102に取り付けられた矢羽根104をトリミング切断加工するトリミング手段14と、を備えている。本実施形態では、矢羽根104が取り付けられている矢100は、例えば、図1、図4に示すように、シャフト(矢軸となる箆)102の矢筈が取り付けられる端部側の外周部分に、3枚の矢羽根104が120度間隔で取り付けられている。シャフト102は、例えば、ジュラルミンシャフトやカーボンシャフト等からなり、断面円形で一方向に長く形成された中空円筒体で両端が開口している。シャフト102の両端には鏃及び矢筈が取り付けられておらず、シャフト102に矢羽根104を取り付けた状態で本実施形態に係る矢羽根加工装置10にセットされて矢羽根が加工される。
図1、図2に示すように、本実施形態では、矢羽根加工装置10は、機体16に回転支持手段12、トリミング手段14が組み付けられている。機体16は、例えば、脚部18で支持された中空箱状のケース体20を有する。ケース体20は、例えば、平面視矩形状の箱体からなり、底壁と前後左右の側壁と有し上面側に開閉自在な天壁が設けられる。なお、本実施形態では、図1上で下側が装置の前方側、上側が装置の後方側とし、図1の上下方向が前後方向FR、図の左右方向が装置の左右方向LRとする。ケース体20の内部には、平面視矩形状の支持枠22が設置されており、該支持枠22に回転支持手段12が設けられている。支持枠22は、例えば、複数の金属製枠材を組み付けて設けられており、ケース体20内の左右両側に配置され前後方向FRに長く互いに平行に対向した左右枠材22a、22bと、左右方向LRに長く両端を左右枠材22a、22bの前後端部に接続した前後枠材22c、22dと、前後方向中間でやや前方より位置に左右枠材22a、22b間に架設された中間枠材22eと、を含む。前後枠材22c、22d、中間枠材22eには後述するように複数の回転支持手段12が左右方向に向けて所定間隔で並設されている。さらに、ケース体20にはトリミング手段14が設けられている。
回転支持手段12は、加工対象の矢を支持する支持手段であり、複数の矢羽根104が放射状に取り付けられたシャフト102を含む矢100の該シャフト102を所定位置で軸回り回転自在に支持する回転支持手段である。本実施形態では、図1、図2に示すように、例えば、複数(図1上では、12本)の矢100をシャフト102の長手方向と直交方向に向けて所定間隔で平行に並列した状態で各シャフト102を支持できるように、複数(12個)の回転支持手段12が左右方向LRに所定間隔で並設されている。それぞれの回転支持手段12は、例えば、矢のシャフト102の長手方向の両端部と、長手方向中間位置の3箇所を支持するようになっており、第1〜第3支持部24、26、28を有する。回転支持手段12は、例えば、シャフト102を矢羽根が取り付けられた端部側すなわち矢筈が取り付けられる基端部側を前方側に向け、鏃が取り付ける先端部側を後方に向けて、長手軸方向を前後方向FRに向けた状態で略水平状に支持するようになっている。
図3に示すように、第1支持部24は、シャフト102の基端部側を支持する。第1支持部24は、例えば、支持枠22の前枠材22cに設けられ、中空筒体からなるシャフト102の一端側開口に挿入させて該シャフト102の端部を支持する差込部30を含む。差込部30は、例えば、前枠材22cから後方に向けて横方向に突設した断面円形状のピン状の突起部材31の突出先端部に設けられている。差込部30は、差込み先端側に向けて次第に径が小さくなるテーパ形状で設けられており、径が小となる先端がシャフトの内径より小さく、径が大となる基部側がシャフトの内径よりも大きく設定されている。よって、シャフト102の基端部側の開口を差込部30に差し込むと、一部がシャフトの筒内部に差し込まれるとともに、一定の位置でシャフト端部の差込みが規制された状態で支持される。差込部30は、シャフト102とともに軸回り回転する構成としてもよいし、固定された差込部に対してシャフト102のみ回転するように構成してもよい。
図3、図4、図5に示すように、第2支持部26は、シャフト102の中間位置を支持する。第1支持部26と第2支持部26とは、例えば、シャフト102の矢羽根104が配置される部位の前後両側をそれぞれ支持するように設置されている。第2支持部26は、シャフト102の長手方向中間位置の一部分を回転自在に把持する把持装置32を含む。本実施形態では、把持装置32は、シャフト102の長手方向と交差する方向に差入抜出自在にシャフトの一部を保持する着脱把持装置を含む。さらに把持装置32は、該着脱把持装置による把持状態で回転自在にシャフト102の一部を受ける回転支持機構を含む。具体的には、把持装置32は、シャフト102を下から受ける受部34と、受部34で受けたシャフト102の外周に接し互いに対向配置される複数の回転ローラ36と、複数の回転ローラ36を支持しつつ互いに揺動方向に移動する2個の可動アーム38と、回転ローラ36どうしを常時近接する方向に向けて2個の可動アーム38を付勢する付勢装置40と、を含む。本実施形態では、回転ローラ36を備えた可動アーム36と付勢装置40等により着脱把持装置と回転支持機構を構成している。
把持装置32の受部34は、例えば、中間枠材22dに固定されており、上端側にシャフト102の径の大きさに対応して下向きに凹設された凹部34aが形成され、該凹部34aで横向きのシャフト102の長手方向中間位置を下から受ける。受部34の凹部34aは、シャフトを受けた際にシャフト102が略水平となるように、シャフトの端部を支持する差込部30と芯合わせ状に設けられている。なお、受部34は、受けたシャフトの回転支持を円滑にするために回転ローラを有する構成としてもよい。
可動アーム38は、例えば、受部34の左右両側に2個1対で配置され、それぞれ金属製の縦長の棒状部材からなり、下端側を揺動軸38aを介して該揺動軸38a回りに揺動自在に中間枠材22eに支持されている。各可動アーム38の上部は互いに内向きに曲折されており、その上端には前後に2個の回転ローラ36が回転軸36a回り回動自在に取り付けられ、回転ローラ36どうしを対向配置している。可動アーム38は、シャフト102を把持する状態では、回転ローラ36が受部34の凹部34aで受けたシャフト102の軸心より上方側の外周表面に接するように設けられている。よって、把持装置32によるシャフト把持状態ではシャフト102の端部から見た状態で回転ローラ36と受部34とがシャフト外周の3か所に接して把持するようになっており、例えば、手でシャフトを軸回りに回転させると回転ローラ36によりスムーズに回転させることができる。
付勢装置40は、例えば、両端を可動アーム38の中間位置に接続したコイルばねを有し、可動アーム38どうしを互いに近接方向に付勢して、回転ローラ36どうしを常時近接する方向に向けて付勢している。これにより、把把持装置32は、例えば、シャフト102をその長手方向と交差するように回転ローラ36の上方から下方向に向けて押し込み状に操作すると、付勢装置40の付勢力に抗して可動アーム34及び回転ローラ36どうしを離隔させながらシャフト102を受部34の凹部まで差入れることができる。そして、付勢装置40の付勢力により可動アーム34及び回転ローラ36どうしが近接して、該シャフト102を把持して回転自在に支持することができる。一方、把持装置32からシャフト102を長手方向と交差するように上方に引き抜き動作するだけで簡単に該シャフトを離脱させることができる。
第3支持部28は、シャフト102の先端側を支持する。第3支持部28は、例えば、図6に示すように、後枠材22dに設けられており、シャフト102の径の大きさに対応して下向きに凹設された受凹部42を含む。受凹部42は、差込部30及び把持装置32に対して芯合わせ状に設けられており、シャフトの先端側を下から受けて支持する。なお、シャフトの長手方向両端を支持する第1、第3支持部26、28を上述のような把持装置32で構成することとしてもよい。
トリミング手段14は、シャフト102の軸周りの所要回転位置で矢羽根104の外形部分を所定形状にトリミング切断加工するトリミング加工手段である。図1、図2、図4に示すように、本実施形態では、トリミング手段14は、矢羽根104の外形部分にレーザ光Lを照射してトリミング切断加工するレーザ装置44と、矢羽根104のトリミングの所定形状に沿ってレーザ装置44を移動させるレーザ装置移動機構46を含む。図4、図7に示すように、それぞれの回転支持手段12で支持させたシャフト102の左方側においてレーザ装置44による加工位置Pとしており、回転支持手段12に支持したシャフト102の軸周り回転により該加工位置Pに配置された矢羽根104のみを所定形状にトリミング切断加工する。
本実施形態では、レーザ装置44は、レーザ装置移動機構46により移動可能に支持されており、回転支持手段12で支持されるシャフト102よりも上方側の位置に配置されている。レーザ装置44は、例えば、機体16のケース体20の左方後部に設置されているレーザ発信器48で発生した高出力のレーザ光Lを反射するミラー50と、ミラー50で反射されたレーザ光を矢羽根104に照射するレーザ照射部52と、を含む。レーザ装置44は、レーザ発信器48からのレーザ光をミラー50で反射してレーザ照射部52に導き、該照射部52の反射ミラーで下方に反射し、集光レンズで集光して鉛直下方に向けて照射する。レーザ照射部52で照射したレーザ光Lは、矢羽根104に当たるとその部分を熱切断する。レーザ照射部52のノズル先端部分には、ガス供給チューブ54を介してガス噴射装置(図示せず)が接続されている。レーザ装置44は、レーザ照射部52からレーザ光Lを照射すると同時にガス供給チューブ54から供給される空気等のアシストガスGを下方に噴射して、矢羽根の熱切断された部分を冷却するとともに切断された部分を吹き飛ばして排除する。
レーザ装置移動機構46は、レーザ装置本体の位置を平面的に移動させる平面移動装置を有する。具体的には、レーザ装置移動機構46は、レーザ装置44のレーザ照射部52を縦方向に移動させる縦移動装置46aと、同レーザ照射部52を横方向に移動させる横移動装置46bと、を有する。レーザ装置移動機構46は、制御部に接続されており、予めプログラミングされた制御指令に従ってレーザ装置44を縦移動制御及び横移動制御させる。レーザ装置移動機構46は、縦移動装置46aと横移動装置46bを協働させて、レーザ照射部52を複数の回転支持手段12に支持される複数の矢100の配置領域に対応して移動可能としているとともに、該レーザ照射部52を各矢に取り付けられている矢羽根に対する加工位置Pにおいてトリミングの所定形状に沿って移動させる。
本実施形態では、レーザ装置移動機構46は、横移動装置46bにレーザ照射部52が左右方向に向けて移動可能に取り付けられるとともに、該横移動装置46bが縦移動装置46aに前後方向移動可能に取り付けられている。縦移動装置46aは、ケース体20内部の左右両側に配置されて横移動装置46bを前後方向FRに移動させる2個1対の前後直線移動装置56とその駆動装置を含む。縦移動装置46aによるレーザ装置44の前後方向移動範囲は、例えば、矢羽根の前後方向長さよりも十分大きく略シャフト102の長さに対応して移動可能となっている。各前後直線移動装置56は、例えば、支持脚部57で回転支持手段12の位置よりも高くなる位置に支持されており、前後に離隔配置されたプーリ58と、プーリ58間に掛け回されたベルト60と、を含み、横移動装置46bの左右両端部がベルト60に固定されている。2個の直線移動装置56の後方側のプーリ58は、同一の回転軸61の両端に接続されている。駆動装置は、駆動モータ62と駆動モータ62の回転を直線移動装置の回転軸61に伝達する伝達機構64とを含む。伝達機構64は、駆動モータの出力軸に固定された駆動プーリと、両端にプーリ58を配した回転軸61と、回転軸の長手方向中間位置に固定された従動プーリと、駆動プーリと従動プーリとに掛け回されたベルトを含む。駆動モータ62は制御部に電気的に接続されており、制御部からの制御信号に基づいて回転し、伝達機構64を介してプーリ58、ベルト60を回転駆動して、レーザ装置44を支持する横移動装置46bを前後方向FRに移動させる。
横移動装置46bは、図4に示すように、レーザ装置44のレーザ照射部52を左右方向LRに移動させる左右直線移動装置66とその駆動装置を含む。横移動装置46bによるレーザ装置44の左右方向移動範囲は、例えば、横方向に並設された複数の回転支持手段12の位置、すなわち、並列された複数の矢100の矢羽根104の配置位置に対応して移動可能となっている。左右直線移動装置66は、例えば、両端を縦移動装置46aのベルト60に固定した横長の基体68と、基体68の左右両端に軸支されたプーリ70と、プーリ70に掛け回されたベルト72と、を含み、ベルト72にレーザ装置44のレーザ照射部52が取り付けられている。さらに、基体68の左端側にはレーザ装置44のミラー50が固定されており、機体16後方のレーザ発信器48から前方向に照射されるレーザ光Lを直角に反射して左右方向に移動するレーザ照射部52に導く。駆動装置は、駆動モータ74と駆動モータの回転を左右移動装置66のプーリに伝達する伝達機構を有する。駆動モータ74は、制御部に電気的に接続されており、制御部からの制御信号に基づいて回転することによって、プーリ70、ベルト72を回転駆動させてレーザ照射部52を左右方向LRに移動させる。
制御部は、レーザ装置44を、複数の矢の矢羽根の加工位置に対応して移動させるとともに、図7(b)に示すように矢羽根のトリミングの所定形状に沿って移動させるように、予めプログラミングされた制御指令に基づいてレーザ装置移動機構46を制御する。制御部は、例えば、ケース体20に設けられた操作部78の操作によってオン・オフや各制御を行う。なお、制御部は、例えば、近的矢や遠的矢、又は甲矢や乙矢等、矢の種類に対応して矢羽根のトリミングの所定形状に沿って切断加工するように適宜プログラミングを変更するようにしてもよい。また、複数の回転支持手段12に複数の矢を支持する際に、すべて同じ種類の矢を支持させてトリミング切断加工するようにしてもよいし、異なる種類の矢を支持させて、制御部により各回転支持手段に支持させた矢ごとに設定を異ならせてレーザ装置44を移動させてトリミング切断加工することとしてもよい。
図1に示すように、機体16のケース体20の後壁には、吸引管76の一端がケース体20内に連通状態で接続されている。吸引管76は、図示しない吸引装置に接続されており、ケース体20内部でレーザ装置44により矢羽根104を熱切断した際に発生する煙や匂いを吸引する。
なお、レーザ装置移動機構46は、上記の構成に限らず任意の構成でもよい。例えば、縦移動装置、横移動装置をアクチュエータやシリンダ、スライダ機構等を利用して構成しても良い。また、レーザ装置移動機構46は、ロボットアーム等で構成してもよい。また、トリミング手段14は、上記の構成に限らず任意の構成でもよく、例えば、レーザ装置の位置を固定しレーザ光の照射方向を適宜変更させて矢羽根をトリミングすることとしてもよいし、そのレーザ装置の位置を固定し、矢羽根が取り付けられたシャフトを移動させて矢羽根をトリミングすることとしてもよい。また、把持装置32は、例えば、回転ローラ36を回転駆動する駆動装置を取り付けて、シャフト102を自動的に回転させて、矢羽根104の位置をレーザ装置による加工位置に順次回転変位させる構成としてもよい。また、回転支持手段12は、例えば、上記の差込部30に替えて把持装置や凹部等の支持手段でシャフトの端部を支持することによって、矢100のシャフト102に鏃や矢筈を取り付けた状態でもシャフト102を支持する構成としてもよい。
次に、本実施形態に係る矢羽根加工装置10の作用について説明する。図1に示すように、例えば、3枚の矢羽根104が取り付けられた矢100のシャフト102を回転支持手段12に支持させる。本実施形態では、最大12本の矢を同時に支持できるようになっている。シャフト102を回転支持手段12に支持させる際には、シャフト102の一端側を差込部30に差し込んだ後、シャフト102の中間位置を把持装置32に向けて下方に押し込んで該シャフトの一部を保持させる。この際、把持装置32は、図5に示すように、回転ローラ36付きの可動アーム38が付勢装置40で付勢されているので、シャフトの長手方向と交差する方向に差し入れるだけで簡単に支持することができるとともに、把持状態を良好に保持できる。シャフト102を差込部30、把持装置32で支持するとシャフトの先端側は受凹部42で受けられ、各シャフトは所定位置に安定した状態で支持される。図4に示すように、シャフト102を手で軸回り回転させて、3枚の矢羽根104のうち一枚の矢羽根が加工位置Pとなるシャフトの左方側で略水平になるように設定する。操作部78を操作することにより、予め制御部に記憶させたプログラミングに沿ってレーザ装置移動機構46を介してレーザ装置44が移動する。レーザ装置44は、例えば、並列された複数の矢のうち左位置のものから右位置のものに向けて順番に、それぞれの矢について加工位置Pに配置される矢羽根104に対して、図7(a)から(b)に示すように、トリミングの所定形状(図7上の一点鎖線T)に沿って移動され、矢羽根104を所定形状にトリミング切断加工していく。複数の矢100について、それぞれの1枚の矢羽根について順次トリミング切断加工したらレーザ装置44は制御部により移動が停止される。次に、シャフト102を手で120度軸周り回転させて、未加工の矢羽根104をシャフト102の左側に略水平状に配置させた後、上記同様にレーザ装置44を移動させて各矢の一枚の矢羽根についてトリミング切断加工していく。さらに、シャフト102を手で120度回転させて、未加工の残りの1枚の矢羽根104をシャフト102の左側に略水平状に配置させた後、上記同様にレーザ装置44を移動させて各矢の一枚の矢羽根についてトリミング切断加工していく。これにより、技術熟練を要せず、矢羽根104を所定形状に高精度でトリミング切断加工することができるとともに、短時間で加工することができ、高品質の矢を低コストで効率良く大量生産することも可能となる。
以上説明した本発明の矢羽根加工装置は、上記した実施形態のみの構成に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した本発明の本質を逸脱しない範囲において、任意の改変を行ってもよい。
本発明の矢羽根加工装置は、矢の製造において矢羽根のトリミング成形に有効に適用され、特に矢の大量生産に好適に利用できる。
10 矢羽根加工装置
12 回転支持手段
14 トリミング手段
30 差込部
32 把持装置
36 回転ローラ
38 可動アーム
40 付勢装置
44 レーザ装置
46 レーザ装置移動機構
52 レーザ照射部
100 矢
102 シャフト
104 矢羽根

Claims (11)

  1. 複数の矢羽根が放射状に取り付けられたシャフトを含む矢の該シャフトを所定位置で軸周り回転自在に支持する回転支持手段と、
    シャフトの軸周りの所要回転位置で矢羽根の外形部分を所定形状にトリミング切断加工するトリミング手段と、を備えたことを特徴とする矢羽根加工装置。
  2. トリミング手段は、矢羽根の外形部分にレーザ光を照射してトリミング切断加工するレーザ装置を含むことを特徴とする請求項1記載の矢羽根加工装置。
  3. トリミング手段は、トリミングの所定形状に沿ってレーザ装置を移動させるレーザ装置移動機構を含むことを特徴とする請求項2記載の矢羽根加工装置。
  4. レーザ装置移動機構は、レーザ装置を縦方向に移動させる縦移動装置と、
    レーザ装置を横方向に移動させる横移動装置と、を有することを特徴とする請求項3記載の矢羽根加工装置。
  5. 複数の矢を所定間隔で平行に並列して各矢のシャフトを支持するように複数の回転支持手段が並設され、
    レーザ装置移動機構は、複数の回転支持手段で支持されるそれぞれの矢に取り付けられた矢羽根の外形部分を所定形状にトリミング切断加工可能なようにレーザ装置を移動させることを特徴とする請求項3又は4記載の矢羽根加工装置。
  6. 回転支持手段は、シャフトの長手方向中間位置又は端部を回転自在に把持する把持装置を含むことを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の矢羽根加工装置。
  7. 把持装置は、シャフトの長手方向と交差する方向に差入抜出自在にシャフトの一部を保持する着脱把持装置を含むことを特徴とする請求項6記載の矢羽根加工装置。
  8. 把持装置は、着脱把持装置による把持状態で回転自在にシャフトの一部を受ける回転支持機構を含むことを特徴とする請求項7記載の矢羽根加工装置。
  9. 把持装置は、シャフトの外周に接する複数の回転ローラを対向配置するようにそれらの回転ローラを支持しつつ互いに揺動方向に移動する可動アームと、
    回転ローラどうしを常時近接する方向に向けて可動アームを付勢する付勢装置と、を含むことを特徴とする請求項8記載の矢羽根加工装置。
  10. シャフトは、両端を開口した中空筒体からなり、
    回転支持手段は、中空筒体の一端側開口に挿入させて該中空筒体の端部を支持する差込部を含むことを特徴とする請求項1ないし9のいずれかに記載の矢羽根加工装置。
  11. 差込部は、差込み先端に向けて次第に径が小さくなるテーパ形状で設けられたことを特徴とする請求項10記載の矢羽根加工装置。
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