JP6002704B2 - 画像形成装置、利用者認証システム、および利用者認証方法 - Google Patents
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Description
また、コンビニエンスストアや、駅等のパブリックスペースにおいて、印刷機能、コピー機能、スキャナ機能およびファクシミリ機能等の多数の機能を有する複合機が設置され、この複合機とユーザが所有する携帯端末との間で無線通信を行って、携帯端末に記憶されている文書や写真などの情報を印刷等することが行われている。
また、複合機に無線電波を送受信するような特別な機能を設けることなく、携帯電話機の電話番号をユーザ識別情報として用い、携帯電話機を利用した利用者認証を行って、電子文書の印刷等の出力を行うシステムも提案されている(特許文献1参照)。
複合機が入力された携帯電話番号へ自動的に発呼して、ユーザが自己の携帯電話機でその発呼に対する応答をした後、複合機から送信されてくる音声メッセージを聞く。
ユーザは、その音声メッセージに含まれる暗証番号を、複合機の操作パネルを利用して、応答入力として入力すると、複合機において、音声メッセージに含めた暗証番号と応答入力として入力された暗証番号との照合を行って、照合が成功した場合に、認証処理を終了し、その後、複合機が、文書サーバに予め保存されているユーザの所望の電子文書を、文書サーバから取得して、所定の出力処理を実行する。
このような入力操作は、かなり複雑かつ時間のかかるものであり、ユーザにとっては、入力操作にかかる負担が大きかった。
また、特許文献1では、ユーザ所有の携帯電話機の携帯電話番号と暗証番号を、複合機にてユーザが入力することによって利用者認証を行うので、ユーザの入力操作負担は少なくない。
また、もし、携帯電話番号を第三者に盗まれ、他の携帯電話機でその盗んだ携帯電話番号を悪用された場合、任意の携帯電話機を利用して利用者認証を行うことができる場合もあるので、セキュリティが十分とは言えない。
これによれば、人感センサによって、画像形成装置から所定の距離内に人体が存在することを検知した場合に、画像形成装置からセキュリティコードを含む第1合成音声が出力されるので、携帯端末を所持したユーザが、画像形成装置において利用者認証を開始させるための入力操作をすることなく、容易に利用者認証処理を開始させることができる。
これによれば、出力された合成音声に含まれるセキュリティコードは、非聴領域の周波数帯域の音声として合成されるので、人間の耳には聞こえることがなく、利用者認証処理をユーザに認識させることなく進行させることができる。
また、この発明は、前記セキュリティコードは、ネットワークIDと、携帯端末を識別するパスワードとを含むことを特徴とする。
また、この発明は、前記認証確認部による利用者認証が成功した後に、前記携帯端末の第1通信部を介して、前記画像形成装置によって処理されるべき情報が、前記画像形成装置へ送信されることを特徴とする。
<利用者認証システムの概略構成>
図1に、この発明の利用者認証システムの概略構成の説明図を示す。
図1において、この発明の利用者認証システムは、主として、ユーザ端末TE1と、画像形成装置PC2と、管理サーバSV3とから構成される。
ユーザ端末TE1(以下、単に、TEとも呼ぶ)は、ユーザが所有する情報処理装置であり、たとえば、ノートパソコン、携帯電話、スマートフォン、タブレット端末のような携帯端末である。
画像形成装置PC2(以下、単に、PCとも呼ぶ)は、所望の文書や画像などの情報を出力する情報処理装置であり、たとえば、プリンタ、コピー機、複合機などに相当する。複合機は、プリンタ機能、コピー機能、スキャナ機能、ファクシミリ機能、ネットワーク接続機能など多数の機能を備えた情報処理装置である。
また、この発明では、ユーザ端末TE1と画像形成装置PC2は、どちらも音を入出力する機能を有するものとし、後述するように、音声合成部、音声出力部、音声入力部を備えるものとする。
管理サーバSV3(以下、単に、SVとも呼ぶ)は、ユーザがユーザ端末TE1などで作成した文書や画像等の情報を、ユーザごとに区別して記憶するものであり、インターネットなどのWAN5を介して、ユーザ端末TE1および画像形成装置PC2と接続される。
ユーザ端末TE1で作成された情報は、必要に応じて、WLAN4およびWAN5を介して、管理サーバSV3に送信され、ユーザ端末TE1以外の情報処理装置、たとえば画像形成装置PC2などからもアクセス可能な形態で記憶される。
ただし、ユーザが作成した情報を、ユーザ端末TE1に保存している場合は、管理サーバSV3はなくてもよい。すなわち、ユーザ端末TE1と画像形成装置PC2とによって、この発明の利用者認証システムを構成してもよい。
図2に、ユーザ端末TE1の一実施例の構成ブロック図を示す。
ユーザ端末TE1は、制御部11、通信部12、入力部13、表示部14、音声出力部15、音声入力部16、入力音声解析部17、音声合成部18、記憶部20を備える。
制御部11は、主として、CPU,ROM,RAM,I/Oコントローラ,タイマーなどからなるマイクロコンピュータにより実現され、CPUが、ROM等に記憶されたプログラムに基づいて、各種ハードウェアを有機的に動作させることにより、ユーザ端末TEの通信機能、音声合成機能などを実行する部分である。
通信方式としては、従来から用いられているあらゆる通信方式を用いてもよく、有線通信あるいは無線通信のどちらを利用してもよいが、ユーザ端末として携帯性のある端末を用いる場合は、無線通信機能を有することが好ましい。
表示部14は、この発明の各機能を実行するのに必要な情報などを表示する部分であり、LCD、有機ELディスプレイなどが用いられる。
音声入力部16は、音を入力する部分であり、以下、マイクとも呼ぶ。特に、画像形成装置から出力された合成音声を受信する部分である。音声出力部15は、上記した第1音声出力部に相当し、音声入力部16は、上記した第1音声入力部に相当する。
この発明では、後述するように、ユーザがユーザ端末TEを所持して、画像形成装置PCに接近したときに、TEとPC相互間で音声を送受信することにより認証処理が行われる。したがって、たとえば、TEとPCとが1〜2m程度以内の距離にあるときに、相手側のマイクによって、自己のスピーカから出力された音声が受信できるように、スピーカから出力される音声の音量を設定するものとする。
入力音声解析部17は、上記した第1入力音声解析部に相当し、マイク16によって受信された合成音声の内容を解析する部分である。
具体的には、受信された合成音声にセキュリティコードが含まれている場合、その合成音声の周波数成分の分析を行うことによって、受信された音声に含まれるセキュリティコードを抽出する部分である。
音声合成部18は、主として、言語処理部18a、韻律生成部18b、波形処理部18cとから構成される。
合成音声には、人間が理解できる言語で表現された文章(音声メッセージ)と、セキュリティコードとが含まれ、文章とセキュリティコードが、同時に混合されて出力される。
文章は、人間の耳で聞くことのできる可聴領域の周波数帯域(たとえば、300Hz〜4000Hz)を用いた音声波形で出力される。
たとえば、ユーザが、利用する画像形成装置PCの前に来たときに発するあいさつの言葉(いらっしゃいませ)や、機能を選択するときの操作説明の言葉(開始ボタンを押して下さい)などを、日本語の音声で出力する。
すなわち、入力された合成音声からセキュリティコードが分離できるようにするために、文章の周波数帯域と、セキュリティコードの周波数帯域とを異ならせる。
セキュリティコードは、後述するように、ネットワークIDと、パスワードとから構成され、たとえば、1234,abc,234asのように、複数の数字、複数のアルファベット、複数の数字とアルファベットの組合せなどで表現される。
ただし、セキュリティコードを、人間の耳には聞こえない非聴領域の周波数信号として出力させる場合には、数字やアルファベット以外の文字や記号、あるいは意味のない変調信号の組合せを用いてもよい。
韻律生成部18bは、文章を音声として出力する場合のリズムやイントネーションを決定する部分である。
波形処理部18cは、出力すべき文章とセキュリティコードの音声波形を生成する部分である。たとえば、数字や文字ごとに音声波形データを予め記憶しておき、出力すべき文章やセキュリティコードを構成する文字等の音声波形データを選択し、言語処理部18aによって決定された読みやアクセントと、韻律生成部18bによって決定されたリズム等を考慮して、日本語のことばとしてなめらかになるように、選択された複数の音声波形データを接続する。
2つの合成音声の混合は、受信された入力音声の解析によって文章とセキュリティコードとが分離できるように行えばよく、特に限定するものではない。たとえば、文章を構成する文字と文字の間に、セキュリティコードの数字等を挟むように混合してもよい。
また、文章の合成音声を出力するタイミングと、セキュリティコードの合成音声を出力するタイミングをずらしてもよく、たとえば、文章の合成音声を出力した直後に、人間には聞こえないセキュリティコードの合成音声を出力してもよい。
記憶部20には、主として、セキュリティコード21、ユーザID22、印刷データ23が記憶される。また、図示していないが、言語処理、韻律生成、波形処理で用いるための単語辞書、リズム等の情報、音声波形データなどが予め記憶される。
ネットワークID21aは、TE1とPC2とを接続する無線LANを特定する情報であり、パスワード21bは、TE1を識別するための情報である。
PC2から送信された合成音声を、マイク16で受信した後、入力音声解析部17によって、受信した合成音声に含まれるセキュリティコード21を抽出し、記憶部20に記憶する。後述するように、TE1の記憶部20に記憶されたセキュリティコード21あるいは、その一部分であるパスワード21bをPC2に送信することにより、PC2において、所定の認証処理を行う。
ただし、セキュリティコード21は、これに限るものではなく、無線LANを介さずに、TE1とPC2とが直接通信するような場合には、ネットワークIDを用いずに、パスワードに相当する情報のみからなるセキュリティコード21を用いてもよい。
後述するように、ユーザID22は、印刷データ23と対応づけられて、管理サーバSV3に送信され、PC2で実際に印刷データを印刷するときなどに利用される。
印刷データ23は、ユーザがTE1で生成した文書、図形、写真、あるいは、他の装置や記憶媒体から取得した画像等の情報であり、PC2で処理されるべき情報である。以下の実施例では、主として、PC2で印刷することを目的としたデータを意味するものとする。
図3に、この発明の画像形成装置の一実施例の構成ブロック図を示す。
以下の実施例において、画像形成装置PC2では、主として、ユーザが作成した印刷データを印刷することについて記載する。ただし画像形成装置PC2の代わりに、印刷機能に加えて、コピー機能、スキャナ機能、ファクシミリ機能などを有する複合機MFPを用いてもよい。
図3において、画像形成装置PC2は、主として、制御部31、通信部32、入力部33、表示部34、音声出力部35、音声入力部36、入力音声解析部37、音声合成部38、人感センサ41、認証情報生成部42、認証確認部43、印刷情報取得部44、印刷部45、記憶部50を備える。
通信部32、入力部33、表示部34、音声出力部(スピーカ)35、音声入力部(マイク)36、入力音声解析部37、音声合成部38については、上記したユーザ端末TE1と同等の構成、機能を有するものを用いればよい。
また、音声合成部38も、同様に、言語処理部38a、韻律生成部38b、波形処理部38cから構成される。
人間がPC2に接近した場合、人感センサ41がその人体を検知したとすると、後述するように、PC2を利用しようとするユーザが所有するTE1とPC2との間で認証処理が開始される。すなわち、PC2のスピーカ35から、所定の音声メッセージとセキュリティコードとを含む合成音声が出力される。この合成音声が、上記した第1合成音声に相当する。
なお、人間がPC2の近くを単に通過しただけで認証処理を実行しないようにするために、一定時間以上検知状態が継続するか否かをチェックし、たとえば、2秒間以上、人体検知状態が継続した場合に、認証処理を開始するようにしてもよい。
あるいは、認証処理の開始を確実に行わせるために、上記した非接触タイプの人感センサの他に、所定の押しボタンタイプのスイッチを設け、人間がこのスイッチを押した場合に、合成音声を用いた認証処理を開始するようにしてもよい。
具体的には、TE1との接続およびデータ通信を許可するために、利用者認証に利用するセキュリティコード51を生成する部分である。
セキュリティコード51は、上記したように、たとえば、ネットワークID51aとパスワード51bとから構成されるものである。
ネットワークID51aは、利用するWLAN4によって決定されるが、パスワード51aは、同じものが発行されることがないように、乱数等を用いて、任意のデータが生成される。
生成されたセキュリティコード51は、音声データに変換されて、音声メッセージ54とともに、合成音声としてスピーカ35から出力される。
この利用者認証では、記憶部50に記憶されたセキュリティコードと、音声入力部36によって受信された合成音声から抽出されたセキュリティコードとを比較して、両セキュリティコードが一致する場合に、利用者認証が成功したと判断する。利用者認証が成功した場合に、TE1とPC2のそれぞれの通信部を介して、TE1とPC2間のデータ通信が許可される。
後述するように、TE1からPC2へ返信される合成音声の中に、PC2が生成してTE1へ送信されたセキュリティコード51の中のパスワード51bと同じデータが含まれていた場合に、認証に成功したと判断し、データ通信を許可する。あるいは、パスワード51bだけでなく、ネットワークID51aも含めたセキュリティコード全体をチェックしてもよい。
また、たとえば、TE1に印刷情報が記憶されている場合、利用者認証が成功した後に、TE1の通信部12を介して、PC2によって処理されるべき情報(印刷情報)が、PC2へ送信される。
この印刷データは、たとえば、文書データ、図形、写真などの画像データであり、後述するように、管理サーバSV3またはユーザ端末TE1から取得される。
印刷部45は、取得された印刷データを用紙に印刷する部分である。
記憶部50としては、ROM,RAM,フラッシュメモリなどの半導体記憶素子、HDD,SSDなどの記憶装置、その他の記憶媒体が用いられる。
記憶部50には、たとえば、セキュリティコード51、印刷データ52、ユーザID53、音声メッセージ54などが記憶される。
セキュリティコードSC51は、TE1を所有するユーザの認証を行うために、PC2で生成される情報である。
セキュリティコードSC51は、たとえば、ネットワークを区別するためのネットワークID51aと、ユーザおよびTE1を識別するためのパスワード51bとからなる。
ネットワークID51aとパスワード51bは、たとえば、複数の数字、アルファベット、および記号を組み合わせた複数けたの情報(たとえば、234as、cd−001n)である。
ユーザID53は、ユーザが入力部33によって入力する情報であり、PC2がそのユーザの印刷データを取得するときに利用される情報である。
音声メッセージ54は、スピーカ35から出力すべき合成音声であり、予め記憶される。
出力すべき合成音声は、人間が理解できる文章、音楽、単なる可聴音、人間が聞きとれない非聴領域の音であってもよい。
音声メッセージと、上記したセキュリティコードSC51とが音声合成されて、スピーカ35から出力される。
図4に、この発明の管理サーバの一実施例の構成ブロック図を示す。
ここでは、管理サーバSV3は、TE1から送信されたユーザの印刷データを保存し、PC2から要求されたユーザに対する印刷データを、PC2へ送信する機能を有するものとする。ただし、これ以外の機能を有していてもよい。
図4において、管理サーバSV3は、主として、制御部71、通信部72、データ取得部73、データ要求応答部74、記憶部75を備える。
また、管理サーバSV3としては、通信事業者やデータベース管理業者が所有する装置を利用することができるので、通信部72としては、インターネットなどのWAN5に接続できる機能を有することが好ましい。
データ取得部73は、通信部72を介して、ユーザ所有のTE1から送信される情報を取得し、記憶部75に記憶する部分である。
たとえば、ユーザを特定するユーザIDと、そのユーザが作成した印刷データとを取得する。
たとえば、データ取得部73によって取得された印刷データ76とユーザID77とが対応づけて記憶される。
データ要求応答部74は、画像形成装置PC2からの要求に対応した情報を、PC2へ送信する部分である。
たとえば、後述するように、PC2から送られてきたユーザIDを含む要求データを受信した場合、記憶部75を検索して、そのユーザIDに対応する印刷データ76を読み出して、要求データを送信してきたPC2に送信する。
図5に、この発明のユーザ認証およびデータ印刷の実施例1についてのシーケンス説明図を示す。
ここでは、SV3にユーザが作成した印刷すべきデータを一時保存しておき、TE1を所持したユーザがPC2のところへ行って、PC2から、そのユーザの印刷すべきデータを印刷する場合を示す。
画像形成装置PC2は、たとえば、スーパーやコンビニエンスストア等の店舗に設置されるものとし、利用形態としては、ユーザが自宅や職場で作成したデータを一旦SV3に保存しておいて、自宅等を外出した後、上記店舗へ立ち寄り、ユーザが保存しておいたデータを印刷する場合が考えられる。
また、ユーザは、作成した印刷データ23とユーザID22とを管理サーバSV3に送信する。
ステップSB1において、SV3では、TE1から送信されてきた印刷データ76とユーザID77とを対応づけて、記憶部75に記憶する。
その後、TE1を所持したユーザが画像形成装置PC2が設置してある店舗へ出向き、PC2の近くへ来たとする。
ステップSC1において、そのユーザがPC2の人感センサ41の検知エリア内に入った場合、人感センサ41によって、ユーザを検知する。
また、音声合成部38は、スピーカ35から出力すべき音声メッセージMS54を記憶部50から選択し、合成音声を生成する。
また、同時に、生成したセキュリティコードSC51に対応する合成音声を生成し、さらに、音声メッセージMSとセキュリティコードSCとを混合させた合成音声を生成する。
音声メッセージMSとセキュリティコードSCとの混合は、予め設定された上記したいずれかの方法で行えばよい。
たとえば、セキュリティコードSCは、人間の耳には聞こえない周波数帯域の音声信号として合成音声に含められる。
音声メッセージMSとしては、たとえば、「いらっしゃいませ」というようなユーザが理解できる文章を日本語で出力すればよい。
PC2の近くへ来たユーザは、この音声メッセージを聞くことにより、PCが利用できる状態にあることを認識することができる。
そして、TE1の入力音声解析部17が、受信した合成音声を解析し、その合成音声に含まれていたセキュリティコードSCを抽出する。
ここでは、セキュリティコードSCを構成するネットワークIDとパスワードPWとを認識し、記憶部20に記憶する。
次に、音声合成部18が、返信を意味する合成音声(AS,PW)を生成する。
この合成音声には、たとえば、返信メッセージASと、抽出したセキュリティコードSCに含まれていたパスワードPWとを含める。
返信メッセージは、可聴領域の音でよいが、パスワードPWは、非聴領域の周波数を持つ音声として合成することが好ましい。
返信メッセージASとパスワードPWとを含む合成音声(AS,PW)を、TEのスピーカ15から出力する。
PC2の入力音声解析部37は、受信された合成音声(AS,PW)を解析し、合成音声に含まれていたパスワードPWを抽出する。
その後、PC2の認証確認部43は、抽出したパスワードPWと、PC2で生成し記憶部50に記憶しておいたセキュリティコード51の中のパスワードPW51bとを比較する。両方のパスワードPWが一致した場合に、ユーザ認証が成功したと判断する。
ユーザ認証が成功した場合、TE1とPC2とのデータ通信が可能となり、ユーザがPC2において、データ印刷などの所定の入力操作が可能となり、SV3に接続して印刷データの取得が可能となる。
このユーザIDは、ステップSA1で入力されたユーザIDと同一のIDである。
入力されたユーザIDは、SV3に送信される。
ここでは、受信したユーザIDと、SV3の記憶部75に記憶されていたユーザID77とを比較し、記憶部75の中に受信したユーザIDに一致するユーザID77が存在するか否かをチェックする。
一致するユーザID77が存在する場合、そのユーザID77に対応する印刷データ76を読み出し、ユーザIDを送信してきたPC2に、印刷データ76を送信する。
取得した印刷データに関する情報、たとえば、印刷データの名称、作成者名、作成日、あるいは印刷データの内容の一部又は全部などの情報を、表示部34に表示させる。
その後、ユーザが表示された情報を確認して、印刷許可を意味する入力操作をした場合、印刷部45が、一時記憶された印刷データ52を、所定の用紙に印刷する。
すなわち、PC2の近くへ来たユーザは、PC2の表示部34に表示された説明文などを読むことなく、入力部33を用いて所定の入力操作を行うことなく、ユーザ認証が自動的に行われるので、PC2を利用しようとするユーザの入力操作の負担を軽減できる。
たとえば、従来のPC2において、ユーザ認証をする場合、ユーザの指を所定の位置に接触させる操作が必要な指紋認証、キーボードを用いてパスワード等を入力する操作が必要なキーワード認証などをする必要があったが、この発明では、従来のような認証のための入力操作をする必要がない。
図6に、この発明のユーザ認証およびデータ印刷の実施例2についてのシーケンス説明図を示す。
ここでは、管理サーバSV3を利用しないで、ユーザがPC2のところへ行って、ユーザが所持したTE1とPC2との間の通信によって、直接印刷データを印刷させる場合を示す。
この場合は、TE1の記憶部20に、ユーザが印刷しようとするデータが予め保存されているものとする。
ステップSC11において、図5のSC1と同様に、ユーザが、TE1を所持してPC2の設置店舗へ出向き、PC2の人感センサ41の検知エリア内に入った場合、ユーザが検知される。
PC2において、人体検知がされると、認証情報生成部42が、ネットワークIDとパスワードPWからなるセキュリティコードSC51を生成し、記憶部50に一時記憶する。
音声合成部38は、出力すべき音声メッセージMS54を記憶部50から選択し、選択した音声メッセージMSに対応する合成音声を生成する。
また、同時に、生成したセキュリティコードSC51に対応する合成音声を生成し、音声メッセージMSとセキュリティコードSCとを混合させた合成音声を生成する。
その後、音声メッセージMSとセキュリティコードSCとを含む合成音声(SC,MS)が、PC2のスピーカ35から出力される。
そして、TE1の入力音声解析部17が、受信した合成音声を解析し、その合成音声に含まれていたセキュリティコードSCを抽出する。
次に、音声合成部18が、返信音声(ID,PW)を生成し、スピーカ15から出力する。
この返信音声(ID,PW)には、たとえば、抽出したセキュリティコードSCに含まれていたネットワークIDとパスワードPWとを含める。
このネットワークIDとパスワードPWとは、人間の耳には聞こえない非聴領域の周波数を持つ音声信号として出力すればよい。
ただし、返信音声に、人間が聞くことのできる可聴領域の返信メッセージを含めてもよい。
その後、PC2の認証確認部43が、抽出されたネットワークIDおよびパスワードPWと、PC2で生成し記憶部50に記憶しておいたセキュリティコード51のネットワークID51aおよびパスワードPW51bとを、それぞれ比較する。
ネットワークIDとパスワードPWの両方が一致した場合に、ユーザ認証が成功したと判断する。
また、認証に成功したことによって、データ印刷などのユーザの希望する入力操作が可能となったことを、表示部34に表示するか、あるいはスピーカ35から音声を出力して、ユーザに知らせてもよい。
このユーザIDは、ステップSA11で入力されたユーザIDと同一のIDである。
入力されたユーザIDは、PC2からTE1へ送信される。
ここでは、受信したユーザIDと、TE1の記憶部20に記憶されていたユーザID22とを比較し、一致するか否かをチェックする。
一致した場合は、ユーザIDの認証に成功したと判断する。
認証に成功した場合、TE1の記憶部20に記憶されている印刷データ23を読み出し、PC2に送信する。
また、取得された印刷データに関する情報を、表示部34に表示させる。
ユーザが、表示された印刷データに関する情報を確認した後、PC2の入力部33において、印刷許可を意味する入力操作をした場合、印刷部45が一時記憶された印刷データ52を、所定の用紙に印刷する。
すなわち、ユーザ認証を行うために、ユーザは、PC2の操作説明を読むことなく、入力部33を用いたパスワードなどの入力操作を行うことなく、ユーザ認証が自動的に行われるので、PC2を利用しようとするユーザの入力操作の負担を軽減できる。
たとえば、従来において、TE1とPC2との間でユーザ認証を行い、TE1とPC2間の無線通信をできるようにするためには、PC2の表示部34に表示されたネットワークIDとパスワードとを、TE1の入力部13を用いて、ユーザが入力する必要があり、その入力操作をするために時間がかかり、ユーザの入力操作の負担が大きかった。
しかし、この発明では、ユーザ認証のために、特別な入力操作をする必要がなく、自動的な認証が成功した後、ユーザは、すぐに印刷データの印刷処理をするための入力操作をすることができる。
上記実施例1、2において、PC2から出力する合成音声は、可聴領域の周波数を持つ音声メッセージMSと、非聴領域の周波数を持つセキュリティコードSCを混合するものを示した。
しかし、合成音声は、これに限るものではなく、音声メッセージMSとセキュリティコードSCの両方を、可聴領域の周波数を持つ音声としてもよい。この場合は、それぞれが利用する周波数帯域を異ならせて合成すればよい。ただし、音声メッセージMSの方が聞こえやすくするために、2つの音声に強弱をつけることが好ましい。
さらに、音声メッセージMSは、人間が理解できる言語の文章を用いるのではなく、音楽、その他の可聴音等を用いてもよい。
また、図5に示したTE1から出力される合成音声(AS,PW)や、図6に示したTE1から出力される返信音声(IP,PW)もPC2から出力する合成音声と同様に、可聴領域の音声あるいは非聴領域の音声のいずれを利用してもよい。
ユーザが利用する店舗に設置されるPC2は、一台とは限らず、複数台のPCが並んで設置される場合もある。
2人のユーザが複数台のPCのそれぞれの前に立ち、複数台のPC2から、ほぼ同時に、合成音声が出力される場合、2つの合成音声が混信してそれぞれのユーザの端末TEに受信されることがないようにすべきである。
たとえば、それぞれのPCから出力される音声に指向性を持たせ、音声の出力方向をPCの前方方向のみに限定すること、出力される音声の周波数(高低)を異ならせることなどをすることにより、ユーザが所持するTEとユーザが接近したPCとの間でのみ合成音声の送受信ができるようにすることが好ましい。
上記したように、ユーザがPC2を利用するためにユーザの認証処理を行うが、実施例1および2では、PC2を利用するユーザによる開始入力操作を省くために、PC2の人感センサで人体を検知したときに、ユーザの認証処理を開始していた。
しかし、PCの利用意思のないユーザが、PCの近くを通行した場合、あるいはPCの前に数秒間立ち止まっただけの場合に、不要な認証処理が実行されないようにすることが好ましい。
たとえば、ユーザが、PC2の前に立ち止まった後、自己のTE1において、所定のキー入力操作をして、TE1からPC2へその入力操作に対応した合成音声を出力することにより、ユーザの利用意思があることを示して、PC2がこの合成音声を受信した場合に認証処理を開始するようにしてもよい。
また、よりセキュリティを十分なものとするために、実施例1と2に示した合成音声の送受信の認証処理に加えて、他の通信手段による認証処理を併用してもよい。
たとえば、他の通話手段としては、光通信などを行ってもよい。
さらに、PC2に2つのマイクを備えて、2つのマイクによって受信されたTE1からの合成音声の受信強度がほぼ等しい場合に、TE1を所持したユーザが、そのPC2の正面に来たと判断して、認証処理が成功したと判断してもよい。2つのマイクにおける受信強度が大きく異なる場合は、ユーザがPC2の正面にいないと考えられるので、認証処理は成功していないと判断する。
この場合、2つのマイクを取り付ける位置としては、たとえば、PC2の筐体の前面パネルの左端側と右端側に、それぞれ設ければよい。
上記した実施例の処理のいずれか1つあるいは、いくつかの処理を組み合わせることにより、ユーザの入力操作負担を増加させずに、より確実に、かつユーザの利用意思があるときに認証処理を行うことができ、不要な認証処理を回避することができる。
2 画像形成装置PC
3 管理サーバSV
4 無線ネットワークWLAN
5 インターネットWAN
11 制御部
12 通信部
13 入力部
14 表示部
15 音声出力部(スピーカ)
16 音声入力部(マイク)
17 入力音声解析部
18 音声合成部
18a 言語処理部
18b 韻律生成部
18c 波形処理部
20 記憶部
21 セキュリティコード
21a ネットワークID
21b パスワード
22 ユーザID
23 印刷データ
41 人感センサ
42 認証情報生成部
43 認証確認部
44 印刷情報取得部
45 印刷部
50 記憶部
54 音声メッセージ
73 データ取得部
74 データ要求応答部
75 記憶部
Claims (9)
- 利用者の認証を行う機能を有する画像形成装置であって、
合成音声を出力する音声出力部と、
携帯端末から出力された合成音声を受信する音声入力部と、通信部と、
前記音声出力部から出力する合成音声を生成する音声合成部と、
前記音声入力部によって受信された合成音声を解析する入力音声解析部と、
利用者認証に利用するセキュリティコードを生成する認証情報生成部と、
前記生成されたセキュリティコードを記憶する記憶部と、
前記記憶されたセキュリティコードを利用して、利用者認証と、前記携帯端末と画像形成装置とのデータ通信を許可するか否かを確認する認証確認部とを備え、
前記セキュリティコードは、ネットワークIDと、携帯端末を識別するパスワードとを含み、
前記音声合成部が、前記認証情報生成部によって生成されたセキュリティコードを含む第1合成音声を生成して、前記音声出力部から出力し、
前記音声入力部が前記携帯端末から出力された第2合成音声を受信した後、前記入力音声解析部が前記受信された第2合成音声に含まれるセキュリティコードを抽出して、前記認証確認部が、前記記憶されたセキュリティコードと、前記受信された第2合成音声から抽出されたセキュリティコードとが一致する場合に、認証が成功したと判断し、前記携帯端末とのデータ通信を許可することを特徴とする画像形成装置。 - 所定の距離内に人体が存在することを検知する人感センサをさらに備え、
前記人感センサが人体を検知した場合に、前記第2音声出力部から、前記記憶部に記憶されたセキュリティコードを含む第1合成音声を出力することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。 - 前記第1および第2合成音声は、前記セキュリティコードと所定の音声メッセージとを含み、前記セキュリティコードは、非聴領域の周波数帯域を持つ音声として合成されることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
- 前記第1および第2合成音声は、前記セキュリティコードと所定の音声メッセージとを含み、前記セキュリティコードと音声メッセージとは、それぞれ出力する周波数帯域が異なる音声として合成され、同時に混合されて、前記第1および第2音声出力部から出力されることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
- 前記認証確認部による利用者認証が成功した後に、前記携帯端末から、前記画像形成装置によって処理されるべき情報が、前記画像形成装置へ送信されることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
- 携帯端末と画像形成装置とからなる利用者認証システムであって、
前記携帯端末が、合成音声を出力する第1音声出力部と、前記画像形成装置から出力された合成音声を受信する第1音声入力部とを備え、
前記画像形成装置が、合成音声を出力する第2音声出力部と、前記携帯端末から出力された合成音声を受信する第2音声入力部と、利用者認証に利用するセキュリティコードを生成する認証情報生成部と、前記生成されたセキュリティコードを記憶する記憶部と、前記セキュリティコードを利用して、利用者認証と、前記携帯端末と画像形成装置とのデータ通信を許可するか否かを確認する認証確認部とを備え、
前記セキュリティコードは、ネットワークIDと、携帯端末を識別するパスワードとを含み、
前記画像形成装置の第2音声出力部から前記記憶されたセキュリティコードを含む第1合成音声を出力した後、
前記携帯端末の前記第1音声入力部によって前記第1合成音声が受信された場合、前記第1音声出力部から、前記受信された第1合成音声から抽出したセキュリティコードを含む第2合成音声を出力し、
前記認証確認部が、前記記憶されたセキュリティコードと、前記第2音声入力部によって受信された前記第2合成音声から抽出されたセキュリティコードとを比較して、両セキュリティコードが一致する場合に、利用者認証が成功したと判断し、前記携帯端末と画像形成装置とのデータ通信を許可することを特徴とする利用者認証システム。 - 利用者が所持する携帯端末と、利用者が所望の機能を利用する画像形成装置とからなる利用者認証システムであって、
前記携帯端末が、
合成音声を出力する第1音声出力部と、
前記画像形成装置から出力された合成音声を受信する第1音声入力部と、
第1通信部と、
前記第1音声出力部から出力する合成音声を生成する第1音声合成部と、
前記第1音声入力部によって受信された合成音声を解析する第1入力音声解析部とを備え、
前記画像形成装置が、
合成音声を出力する第2音声出力部と、
前記携帯端末から出力された合成音声を受信する第2音声入力部と、
第2通信部と、
前記第2音声出力部から出力する合成音声を生成する第2音声合成部と、
前記第2音声入力部によって受信された合成音声を解析する第2入力音声解析部と、
利用者認証に利用するセキュリティコードを生成する認証情報生成部と、
前記生成されたセキュリティコードを記憶する記憶部と、
前記記憶されたセキュリティコードを利用して、利用者認証と、前記携帯端末と前記画像形成装置とのデータ通信を許可するか否かを確認する認証確認部とを備え、
前記セキュリティコードは、ネットワークIDと、携帯端末を識別するパスワードとを含み、
前記画像形成装置の第2音声合成部が、前記認証情報生成部によって生成されたセキュリティコードを含む第1合成音声を生成して、前記第2音声出力部から出力し、
前記携帯端末の第1音声入力部が前記出力された第1合成音声を受信した後、前記第1入力音声解析部が前記受信された第1合成音声に含まれるセキュリティコードを抽出して、前記第1音声合成部が、前記抽出されたセキュリティコードを含む第2合成音声を生成して、前記第1音声出力部から出力し、
前記画像形成装置の第2音声入力部が前記出力された第2合成音声を受信した後、前記第2入力音声解析部が前記受信された第2合成音声に含まれるセキュリティコードを抽出して、
前記認証確認部が、前記記憶されたセキュリティコードと、前記受信された第2合成音声から抽出されたセキュリティコードとが一致する場合に、認証が成功したと判断し、前記第1通信部と第2通信部とを介して行われる前記携帯端末と画像形成装置とのデータ通信を許可することを特徴とする利用者認証システム。 - 携帯端末と画像形成装置とからなるシステムの利用者認証方法であって、
前記携帯端末が、合成音声を出力する第1音声出力部と、
前記画像形成装置から出力された合成音声を受信する第1音声入力部とを備え、
前記画像形成装置が、合成音声を出力する第2音声出力部と、
前記携帯端末から出力された合成音声を受信する第2音声入力部と、
利用者認証に利用するセキュリティコードを生成する認証情報生成部と、
前記生成されたセキュリティコードを記憶する記憶部と、
前記セキュリティコードを利用して利用者認証と、前記携帯端末と画像形成装置とのデータ通信を許可するか否かを確認する認証確認部とを備え、
前記セキュリティコードは、ネットワークIDと、携帯端末を識別するパスワードとを含み、
前記画像形成装置の第2音声出力部から前記記憶されたセキュリティコードを含む第1合成音声を出力した後、
前記携帯端末の前記第1音声入力部によって前記第1合成音声が受信された場合、前記第1音声出力部から、前記受信された第1合成音声から抽出したセキュリティコードを含む第2合成音声を出力し、
前記認証確認部が、前記記憶されたセキュリティコードと、前記第2音声入力部によって受信された前記第2合成音声から抽出されたセキュリティコードとを比較して、両セキュリティコードが一致する場合に、利用者認証が成功したと判断し、前記携帯端末と画像形成装置とのデータ通信を許可することを特徴とする利用者認証方法。 - 利用者が所持する携帯端末と、利用者が所望の機能を利用する画像形成装置とからなるシステムの利用者認証方法であって、
前記携帯端末が、
合成音声を出力する第1音声出力部と、前記画像形成装置から出力された合成音声を受信する第1音声入力部と、第1通信部と、前記第1音声出力部から出力する合成音声を生成する第1音声合成部と、前記第1音声入力部によって受信された合成音声を解析する第1入力音声解析部とを備え、
前記画像形成装置が、
合成音声を出力する第2音声出力部と、前記携帯端末から出力された合成音声を受信する第2音声入力部と、第2通信部と、前記第2音声出力部から出力する合成音声を生成する第2音声合成部と、前記第2音声入力部によって受信された合成音声を解析する第2入力音声解析部と、利用者認証に利用するセキュリティコードを生成する認証情報生成部と、前記生成されたセキュリティコードを記憶する記憶部と、前記記憶されたセキュリティコードを利用して、利用者認証と、前記携帯端末と前記画像形成装置とのデータ通信を許可するか否かを確認する認証確認部とを備え、
前記セキュリティコードは、ネットワークIDと、携帯端末を識別するパスワードとを含み、
前記画像形成装置の第2音声合成部が、前記認証情報生成部によって生成されたセキュリティコードを含む第1合成音声を生成して、前記第2音声出力部から出力し、
前記携帯端末の第1音声入力部が前記出力された第1合成音声を受信した後、前記第1入力音声解析部が前記受信された第1合成音声に含まれるセキュリティコードを抽出して、前記第1音声合成部が、前記抽出されたセキュリティコードを含む第2合成音声を生成して、前記第1音声出力部から出力し、
前記画像形成装置の第2音声入力部が前記出力された第2合成音声を受信した後、前記第2入力音声解析部が前記受信された第2合成音声に含まれるセキュリティコードを抽出して、
前記認証確認部が、前記記憶されたセキュリティコードと、前記受信された第2合成音声から抽出されたセキュリティコードとが一致する場合に、認証が成功したと判断し、前記第1通信部と第2通信部とを介して行われる前記携帯端末と画像形成装置とのデータ通信を許可することを特徴とする利用者認証方法。
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