JP4483380B2 - 携帯情報端末捜索システム、携帯情報端末及びその捜索方法 - Google Patents

携帯情報端末捜索システム、携帯情報端末及びその捜索方法 Download PDF

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Description

本発明は携帯情報端末捜索システム、携帯情報端末及びその捜索方法に係り、特に紛失して所在が分からなくなったメール機能と認証機能を備えた携帯情報端末を捜索する携帯情報端末捜索システム、携帯情報端末及びその捜索方法に関する。
携帯電話機等の携帯情報端末は、その携帯性から任意の場所から相手端末と通信できるため、非常に便利である反面、紛失し易く、また盗難に合う可能性もある。携帯情報端末を紛失した場合、その携帯情報端末が所有者の近くにある場合は、紛失した携帯情報端末の着信音を鳴らすことにより捜索することができる。しかし、紛失した携帯情報端末が所有者の近くになく、かつ、紛失場所が特定できない場合や、紛失した携帯情報端末の着信音量が制限されている場合は捜索が困難である。また、携帯情報端末が盗難された場合も、捜索が困難である。更に、ダイヤルロックが設定されていない場合は、紛失した、あるいは盗難された携帯情報端末が他人により無断で使用されてしまう可能性がある。
そこで、紛失、盗難時の対策機能を備えた携帯情報端末が従来より知られている(例えば、特許文献1参照)。この特許文献1記載の従来の携帯情報端末は、メモリダイヤル機能、電子メールの送受信機能、位置認識機能を備えた携帯電話機において、電子メールを受信した際に、受信した電子メールに予め定められた置き忘れ対策用識別子が含まれている場合には、当該携帯電話機をダイヤルロック状態にすると共に、メモリダイヤルのリスト情報を、受信電子メールを送信した送信元に自動送出し、携帯電話機が位置認識機能を持つ場合には、メモリダイヤルのリスト情報と携帯電話機の位置情報を、受信電子メールを送信した送信元に自動送出する構成である。
この従来の携帯電話機によれば、所有者が置き忘れ対策用識別子を含めた電子メールを紛失又は盗難された携帯電話機へ送信することで、当該携帯電話機をダイヤルロック状態にすると共に、その電子メールの送信元である所有者の端末に、紛失又は盗難された携帯電話機の位置情報が電子メールで送信されてくるので、現在位置を知ることができ、また、メモリダイヤルのリスト情報も電子メールで送信されてくるので、所有者はメモリダイヤルのリスト情報を再取得できる。
特開2002−111858号公報
しかしながら、上記の特許文献1記載の従来の携帯情報端末では、他人が何らかの理由で置き忘れ対策用識別子を取得し、その置き忘れ対策用識別子を含めた電子メールを紛失又は盗難された携帯電話機へ送信してしまうと、その他人の端末に紛失又は盗難された携帯電話機のメモリダイヤルのリスト情報が受信されてしまい、セキュリティ対策が不十分であるという問題がある。
本発明は上記の点に鑑みなされたもので、充分なセキュリティ対策の下で、紛失又は盗難にあった携帯情報端末を捜索し得る携帯情報端末捜索システム、携帯情報端末及びその捜索方法を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため、第の発明の携帯情報端末捜索システムは、メール機能と認証機能を少なくとも備えた第1の携帯情報端末を捜索するために、メール機能と認証データ送信機能を少なくとも備えた第2の携帯情報端末と、ネットワーク上に設けられたサーバ装置とを用いる携帯情報端末捜索システムであって、
第2の携帯情報端末は、ヘッダ部分にメールの種類を示す特定の値を有し、送信先を第1の携帯情報端末のメールアドレスとし、本文に所望のメッセージ及び端末制御情報のうちの少なくとも一方を含む捜索用メールを生成するメール生成手段と、メール生成手段により生成された捜索用メールを第1の携帯情報端末へ送信する第1のメール送信手段と、捜索用メールの送信と同時に、サーバにアクセスして認証用データ及び捜索用メールの情報を送信してサーバに記憶させるデータ送信手段とを有し、
第1の携帯情報端末は、受信したメールのヘッダ部分の値に基づき、捜索メールを受信したか否か判定する受信メール判定手段と、捜索メールを受信したときには、サーバに自動アクセスしてサーバから認証用データと捜索用メールの情報を取得するデータ取得手段と、データ取得手段により取得した認証用データを、予め登録されている第1の携帯情報端末の本来の所有者の認証用データと比較照合すると共に、取得した捜索用メールの情報が受信した捜索用メールの情報と一致するか比較照合する照合手段と、照合手段により照合一致の結果が得られたときには、第1の携帯情報端末をダイヤルロック状態とすると共に、受信した捜索メール中にメッセージが含まれているときには第1の携帯情報端末の表示部にメッセージを表示し、受信した捜索メール中に端末制御情報が含まれているときには、第1の携帯情報端末を端末制御情報に応じて制御する制御手段とを有する構成としたものである。
この発明では、紛失又は盗難により所在の分からなくなった第1の携帯情報端末を、第2の携帯情報端末により捜索する際に、捜索用メールを第2の携帯情報端末から第1の携帯情報端末へ送信して受信させ、第1の携帯情報端末によりサーバに自動アクセスしてサーバから認証用データと捜索用メールの情報を取得させた後、その認証用データを、予め登録されている第1の携帯情報端末の本来の所有者の認証用データと比較照合し、一致の照合結果が得られたときに初めて、第1の携帯情報端末をダイヤルロック状態とすると共に、受信した捜索メール中にメッセージが含まれているときには第1の携帯情報端末の表示部にメッセージを表示して、本来の所有者への連絡を促したり、受信した捜索メール中に端末制御情報が含まれているときには、第1の携帯情報端末を端末制御情報に応じて制御してビープ音の発音などを行って警報を発することができる。
また、上記の目的を達成するため、第の発明の携帯情報端末捜索システムは、端末制御情報はビープ音鳴動制御情報であり、制御手段は、ビープ音鳴動制御情報に基づき、着信音量の設定に拘らずビープ音を鳴動させることを特徴とする。
また、上記の目的を達成するため、第の発明の携帯情報端末捜索システムは、第1のメール送信手段が、捜索用メールを送信した後、その送信履歴を自動削除する機能を備えたことを特徴とする。この発明では、送信メールの形式がユーザーに公開されないようにできる。
また、上記の目的を達成するため、第の発明の携帯情報端末は、予め所有者の認証用データを取得して登録しておく認証用データ記憶手段と、他の携帯情報端末を捜索するときに、ヘッダ部分にメールの種類を示す特定の値を有し、送信先を捜索すべき他の携帯情報端末のメールアドレスとし、本文に所望のメッセージ及び端末制御情報のうちの少なくとも一方を含む捜索用メールを生成するメール生成手段と、メール生成手段により生成された捜索用メールを他の携帯情報端末へ送信する第1のメール送信手段と、捜索用メールの送信と同時に、ネットワーク上のサーバにアクセスして他の携帯情報端末の所有者の認証用データ及び捜索用メールの情報を送信してサーバに記憶させるデータ送信手段と、受信したメールのヘッダ部分の値に基づき、捜索メールを受信したか否か判定する受信メール判定手段と、捜索メールを受信したときには、サーバに自動アクセスしてサーバから認証用データと捜索用メールの情報を取得するデータ取得手段と、データ取得手段により取得した認証用データを、認証用データ記憶手段に予め登録されている本来の所有者の認証用データと比較照合すると共に、取得した捜索用メールの情報が受信した捜索用メールの情報と一致するか比較照合する照合手段と、照合手段により照合一致の結果が得られたときには、ダイヤルロック状態とすると共に、受信した捜索メール中にメッセージが含まれているときには表示部にメッセージを表示し、受信した捜索メール中に端末制御情報が含まれているときには、端末制御情報に応じて制御する制御手段とを有する構成としたものである。
この発明では、捜索用メールを受信したときは、サーバに自動アクセスしてサーバから認証用データと捜索用メールの情報を取得させた後、その認証用データを、予め登録されている本来の所有者の認証用データと比較照合し、一致の照合結果が得られたときに初めて、自端末をダイヤルロック状態とすると共に、受信した捜索メール中にメッセージが含まれているときには自端末の表示部にメッセージを表示して、本来の所有者への連絡を促したり、受信した捜索メール中に端末制御情報が含まれているときには、自端末を端末制御情報に応じて制御してビープ音の発音などを行って警報を発することができる。
また、第の発明は、上記の目的を達成するため、メール機能と認証機能を少なくとも備えた第1の携帯情報端末を捜索するために、メール機能と認証機能を少なくとも備えた第2の携帯情報端末を用いる携帯情報端末の捜索方法であって、第2の携帯情報端末が、ヘッダ部分にメールの種類を示す特定の値を有し、送信先を第1の携帯情報端末のメールアドレスとし、本文に所望のメッセージ及び端末制御情報のうちの少なくとも一方を含む捜索用メールを生成する第1のステップと、第1のステップにより生成された捜索用メールを第1の携帯情報端末へ送信する第2のステップと、第2の携帯情報端末が、捜索用メールの送信と同時に、ネットワーク上のサーバにアクセスして認証用データ及び捜索用メールの情報を送信してサーバに記憶させる第3のステップと、第1の携帯情報端末が、受信したメールのヘッダ部分の値に基づき、捜索メールを受信したか否か判定する第4のステップと、第1の携帯情報端末が、捜索メールを受信したときには、サーバに自動アクセスしてサーバから認証用データと捜索用メールの情報を取得する第5のステップと、第5のステップにより取得した認証用データを、予め登録されている第1の携帯情報端末の本来の所有者の認証用データと比較照合すると共に、取得した捜索用メールの情報が受信した捜索用メールの情報と一致するか比較照合する第6のステップと、第6のステップにより照合一致の結果が得られたときには、第1の携帯情報端末をダイヤルロック状態とすると共に、受信した捜索メール中にメッセージが含まれているときには第1の携帯情報端末の表示部にメッセージを表示し、受信した捜索メール中に端末制御情報が含まれているときには、第1の携帯情報端末を該端末制御情報に応じて制御する第7のステップとを含むことを特徴とする。
本発明によれば、紛失又は盗難により所在の分からなくなった第1の携帯情報端末へ、第1の携帯情報端末の本来の所有者の認証用データを含む捜索用メールを第2の携帯情報端末から送信して受信させ、第1の携帯情報端末により受信捜索メール中の認証用データと予め登録されている所有者本人の認証用データとを比較照合し、一致の照合結果が得られたときに初めて、第1の携帯情報端末をダイヤルロック状態とすると共に、受信した捜索メール中にメッセージが含まれているときには第1の携帯情報端末の表示部にメッセージを表示して、本来の所有者への連絡を促したり、受信した捜索メール中に端末制御情報が含まれているときには、第1の携帯情報端末を端末制御情報に応じて制御してビープ音の発音などを行って警報を発することで、捜索用メールであるという判別だけでなく、更に認証を行い、認証が成功したときに初めて所在の分からなくなった携帯情報端末に対して捜索のための各種の制御を行うようにしたため、従来に比べよりセキュリティを向上して所在の分からなくなった第1の携帯情報端末を確実に捜索することができる。
また、本発明によれば、受信した捜索用メールに返信する形で所在の分からなくなった携帯情報端末の所在地を捜索用の携帯情報端末へ通知するようにしたため、紛失して所在がわからなくなった携帯情報端末の所在を特定でき、これにより携帯情報端末の捜索をより容易にできる。
更に、本発明によれば、捜索用メールは送受信履歴には残さず、メールの形式がユーザーに公開されないようにしたため、類似した不正なメールが送られることを防ぐことができる。
図1は本発明になる携帯情報端末を含む携帯情報端末捜索システムの一実施の形態のシステム構成図を示す。同図において、携帯情報端末A及びBはそれぞれ同一構成で、本発明の携帯情報端末であり、携帯情報端末Aは所有者が紛失した携帯情報端末、携帯情報端末Bが捜索用携帯情報端末であり、これらは位置情報提供サーバCと通信可能な構成とされている。位置情報提供サーバCは、携帯情報端末A、Bの現在の位置情報を公知の方法(例えば、移動通信システムにおける携帯情報端末A、Bと通信している基地局の位置情報から取得する方法など)で取得し、その位置情報を通知するサービスを提供する。
携帯情報端末Aは位置情報提供サーバCから現在地情報を取得する通信部A1と、ユーザー操作の制御や指紋の取得を行うユーザーインタフェース(UI)部A2と、認証用の指紋データを保存するメモリA3と、指紋の認証を行う指紋認証部A4と、他の端末とのメールの送受信を行うメール送受信部A5と、指紋認証部A4の起動・指紋の符号化/復号化、メール送受信部A5の起動を行う機能を保有するアプリケーションA6とを含む構成とされている。
携帯情報端末Bも携帯情報端末Aと同様に、位置情報提供サーバCから現在地情報を取得する通信部B1と、ユーザー操作の制御や指紋の取得を行うUI部B2と、認証用の指紋データを保存するメモリB3と、指紋の認証を行う指紋認証部B4と、他の端末とのメールの送受信を行うメール送受信部B5と、指紋認証部B4の起動・指紋の符号化/復号化、メール送受信部B5の起動を行う機能を保有するアプリケーションB6とを含む構成とされている。
次に、図1の実施の形態の動作について、図2に示す携帯情報端末Aが携帯情報端末Bからのメール受信により自動操作され、携帯情報端末Bに現在地情報をメールで返信する際のイメージ図と、図3に示す携帯情報端末Bが携帯情報端末Aにメールを送信するときのフローチャートと、図4に示す携帯情報端末Aが携帯情報端末Bからのメールを受信した後のフローチャートとを併せ参照して説明する。
図1には携帯情報端末A及びBの内部の構成を示しているが、図2には携帯情報端末A及びBの筐体表面の構成を示している。すなわち、携帯情報端末A及びBの筐体表面の構成自体は従来と同様であり、図2に示すように、表示部A7、B7と、各種キーからなる操作部A8、B8と、着信音などを鳴動したり受話音声を発音するスピーカA9、B9と、送話音声を収音するマイクA10、B10などを有しており、これらはUI部A2、B2と接続されている。なお、図2では図示を省略したが、携帯情報端末A及びBの筐体表面の所定の位置に指紋読取装置が設けられている。なお、指紋読取装置は、携帯情報端末A及びBの外部に専用装置として設け、その外部の指紋読取装置で読み取った指紋データを携帯情報端末A及びBへ入力するようにしてもよい。
まず、携帯情報端末Aの初期化処理について説明する。この初期化処理では、紛失する前の携帯情報端末Aは、購入直後等において、所有者であるユーザーが携帯情報端末Aの指紋読取装置で読み取ったユーザーの指紋データ(指紋画像、あるいは特徴点データ)を、UI部A2を介してメモリA3内に保存する。捜索用携帯情報端末Bも上記と同様に、初期化処理において、ユーザーの指紋データがメモリB3内に保存される。
次に、所有者が紛失して所在が分からなくなった携帯情報端末Aを捜索用携帯情報端末Bを用いて捜索する方法について説明する。まず、捜索用携帯情報端末Bは、紛失した携帯情報端末Aに対して図3のフローチャートに従って捜索用メールを送信する。すなわち、ユーザーは、捜索用携帯情報端末BのアプリケーションB6を起動し、起動したアプリケーションB6からの指示に従い、UI部B2から「携帯情報端末Aのメールアドレス」、「画面に表示するメッセージ」、「ビープ音出力の有無」、「現在地情報の返信有無」などのデータを入力する(図3のステップS1)。
続いて、アプリケーションB6は指紋認証機能B4を起動して、UI部B2を介して、又は初期化処理でメモリB3に予め保存しておいたユーザーの指紋データを取り込み、符号化する(図3のステップS2)。続いて、アプリケーションB6は、ステップS1及びS2で取得した各データを特定な形式に変換してメールデータを生成する(図3のステップS3)。
上記のメールデータは、例えばメールのヘッダ部分には、捜索用メールであることを表す値を設定しておく。また、上記のメールデータは、下記の送信先、本文、画面に表示するメッセージを有する。ここで、送信先としては、例えば、「xxxx@xxx.ne.jp」のような紛失した携帯情報端末Aのメールアドレスであり、本文は、例えば「OUTPUT=これを拾った方は03−XXXX−XXXXに電話してください。」などのメッセージであり、画面に表示するメッセージは、例えば、SOUND=1(ビープ音出力の有無を表すデータ)、MAP=1(現在地情報返信の有無を表すデータ)、CODE=xxx・・・(認証に使用する指紋データ)などである。
続いて、アプリケーションB6は、メール送受信部B5を起動して、ステップS3で自動生成された捜索用メールを、メール送受信部B5から通信部B1を介して携帯情報端末Aに送信する。このとき、自動生成された捜索用メールはメール機能の送信履歴に残さないようにする。この捜索用メールの形式がユーザーに流出することにより、類似した不正なメールが送られることを防止するためである。
次に、上記の携帯情報端末Aが捜索用携帯情報端末Bから送信された捜索用メールを受信した後の動作について図4のフローチャート等と共に説明する。図2に示すように、捜索用携帯情報端末Bから送信された捜索用メール11は、送信先の紛失した携帯情報端末Aにより受信される。この捜索用メール11を通信部A1で受信した携帯情報端末Aは、メール送受信部A5で受信メールのヘッダ部分から携帯情報端末捜索用のメールであるか否かを解析する(図4のステップS11)。
メール送受信部A5は解析の結果、携帯情報端末捜索用のメールではないと判別したときには直ちに処理を終了するが、携帯情報端末捜索用のメールであると判別した場合は、アプリケーションA6を起動して(図4のステップS12)、受信メールの送信元アドレスと本文データを渡す。このとき、受信したメールはメール送受信部A5の受信履歴に残さないようにする。この捜索用メールの受信が他人に流出することを防止するためである。
続いて、アプリケーションA6は本文データを解析して、「画面に表示するメッセージデータ」、「ビープ音出力の有無を表すデータ」、「現在地情報返信の有無を表すデータ」、「認証に使用する指紋データ」を抽出した後(図4のステップS13)、指紋認証部A4を起動して、ステップS13で抽出した「認証に使用する指紋データ」をメモリA3に、前記初期化処理で予め登録してあるユーザー本人の指紋データと比較照合し、両者が一致しているか否か解析する(図4のステップS14)。
上記の解析の結果、不一致であるときには処理を直ちに終了するが、両者が一致し、本人の指紋であると断定できた場合は、アプリケーションA6は携帯情報端末Aのダイヤルロックを設定する(図4のステップS15)。このダイヤルロックは、上記ステップS14で使用した指紋データにより解除できるものとする。
続いて、アプリケーションA6は上記ステップS13で抽出した「画面に表示するメッセージデータ」に文字列が存在するかを判別する(図4のステップS16)。「画面に表示するメッセージデータ」がある場合は、UI部A2を介して表示部A7の画面にメッセージを表示する(図4のステップS17)。この表示メッセージは、図2の表示部A7に示したようなものであり、これにより、紛失した携帯情報端末Aを拾った人に携帯情報端末Aの本来のユーザーを知らせることができる。
続いて、アプリケーションA6は、ステップS16の判別結果に関係なく、上記ステップS13で抽出した「ビープ音出力の有無を表すデータ」の設定値を判別する(図4のステップS18)。ビープ音出力有りが指定されていた場合は、UI部A2を介してスピーカA9から着信音量やマナーモードの設定状況に関わらずビープ音を一定時間鳴らす(図4のステップS19)。
続いて、アプリケーションA6は、ステップS18の判別結果に関係なく、上記ステップS13で抽出した「現在地情報返信の有無を表すデータ」の設定値を判別する(図4のステップS20)。現在地情報返信有りが指定されていない場合は処理を終了し、現在地情報返信有りが指定されている場合は、通信部A1を介して位置情報提供サーバCと通信して現在地情報を取得する(図4のステップS21)。
続いて、アプリケーションA6は、上記ステップS12で渡された「送信元アドレス」と位置情報提供サーバCから取得した現在地情報(住所や地図を示すURL等)とを、特定な形式に変換してメールデータを生成する(図4のステップS22)。このメールデータは、送信先と題名と本文からなる。送信先は、「xxxx@xxx.ne.jp」のような捜索用メールの送信元の捜索用携帯情報端末Bのメールアドレスであり、題名は、例えば、「MAP(現在地情報返信を意味する文字列データ)」であり、本文は、紛失携帯情報端末Aの現在地情報であり、例えば、住所「〇〇県〇〇市〇〇区〇〇町〇〇」と地図「http://www.xxx.ne.jp」(携帯情報端末Aの現在地情報)とからなる。
続いて、アプリケーションA6はメール送受信部A5を起動して、上記ステップS22で生成したメールを通信部A1を介して、図2に12で示すように、捜索用携帯情報端末Bに自動送信する(図4のステップS23)。
このように、本実施の形態によれば、ユーザーが紛失して所在がわからなくなった携帯情報端末Aに対して、別の携帯情報端末Bからセキュリティをかける機能と、所在を通知することにより捜索を補助する機能を提供する。また、本実施の形態では、メールヘッダ部分に、捜索用メールであることを表す値を設定し、それを受信した携帯情報端末にダイヤルロックを設定するだけでなく、メール本文に指紋データとメッセージを加えた捜索用メールを捜索用携帯情報端末Bから紛失した携帯情報端末Aへ送信することにより、本人確認を指紋認証機能で行った上で、また、画面にメッセージを表示するようにしたため、従来に比べよりセキュリティを向上できる。また、ビープ音の出力、携帯情報端末Aの所在をメールで携帯情報端末Bに返信することが可能となり、ユーザーは携帯情報端末Aの捜索が楽に行える。
本実施の形態では、携帯情報端末Aの電源が断たれているときや圏外にいる場合には、即座に動作することができないが、携帯情報端末Aの電源が投入されたときや圏内に移動したときなどの、メールを受信したタイミングで直ちに上記の捜索のための処理を実行することができる。
なお、本発明は上記の実施の形態に限定されるものではなく、その他種々の変形例が可能である。例えば、紛失した携帯情報端末Aの正当権限者であることを確認するための認証手段として指紋認証を用いたが、これに限らず、携帯情報端末に搭載したカメラにより得た顔画像データ(顔の輪郭画像、特徴点データなど)を用いる顔認証、上記カメラにより得た虹彩データ(画像あるいは特徴点データなど)を用いる虹彩認証、マイクにより得た声紋データ(音声データ、あるいは特徴点データなど)を用いる声紋認証など、指紋以外の生体情報を用いた生体認証を用いることもできる。また、指紋データを含むこれら生体情報のうち、任意の2つ以上の生体情報を組み合わせた認証でもよいことは勿論である。
また、認証方法としては、認証用データを上記の実施の形態のように、捜索用メールに含めて送信し、紛失した携帯情報端末が当該捜索用メールを受信してそのメール中の認証用データと、予めメモリに登録されている正当権限者であるユーザーの認証用データとを比較照合する方法でもよい。また、認証方法は、暗証番号(パスワード)を用いる方法でもよい。暗証番号を用いる場合は、認証用データを得るための手段は不要となる。
更に、認証方法は、認証用データをメールで送信するのではなく、認証用データを含まない捜索用メールのみを紛失した携帯情報端末に送信すると同時に、予め決められたインターネット上の所定のサーバにアクセスし、認証用データと捜索用メール自体の情報(例えば、捜索用メールの発信元メールアドレス、発信日時など)を書き込み、紛失した携帯情報端末は捜索用メールを受信すると、予め決められたインターネット上の上記の所定のサーバに自動アクセスし、そのサーバに書き込まれている認証用データと捜索用メール自体の情報とを確認し、書き込まれている情報が受信した捜索用メールに関するものであるかを確認し、かつ、書き込まれている認証用データが自端末に予め保存されている認証用データと一致するか比較照合する方法でもよい。なお、上記の所定のサーバは、アクセスできる端末に制限を設け、例えば、紛失した携帯情報端末と捜索用携帯情報端末とに限定する。
また、上記の実施の形態では、セキュリティのための動作の一つとして、紛失した携帯情報端末Aの画面に、捜索用メールの本文に記述したメッセージを表示するものとして説明したが、上記のメッセージは捜索用メールに記述するのではなく、予め紛失した携帯情報端末Aに記憶させておき、それを使用するようにしてもよい。更に、携帯情報端末A及びBはそれぞれ周知の全地球測位システム(GPS:Global Positioning System)を構成する複数の人工衛星からのGPS信号を受信し、その受信信号に基づき現在地情報を取得し、それをインターネットを介して又はメールで位置情報提供サーバCへ自動送信するGPS受信機及び位置情報送信手段を有していてもよい。更に、ビープ音(あるいはアラーム音)の鳴動時間や連続的か間欠的かの鳴動方法は、捜索用メールで指定するようにしてもよいし、携帯情報端末に予め設定しておいてもよい。
本発明の携帯情報端末を含む携帯情報端末捜索システムの一実施の形態のシステム構成図である。 携帯情報端末Aが携帯情報端末Bからのメール受信により自動操作され、携帯情報端末Bに現在地情報をメールで返信する際のイメージ図である。 携帯情報端末Bによる携帯情報端末Aへのメール送信動作説明用フローチャートである。 携帯情報端末Aが携帯情報端末Bからのメールを受信した後の動作説明用フローチャートである。
符号の説明
A 紛失した携帯情報端末
A1、B1 通信部
A2、B2 UI(ユーザーインタフェース)部
A3、B3 メモリ
A4、B4 指紋認証部
A5、B5 メール送受信部
A6、B6 アプリケーション
B 捜索用形態情報端末
C 位置情報提供サーバ





Claims (8)

  1. メール機能と認証機能を少なくとも備えた第1の携帯情報端末を捜索するために、メール機能と認証データ送信機能を少なくとも備えた第2の携帯情報端末と、ネットワーク上に設けられたサーバ装置とを用いる携帯情報端末捜索システムであって、
    前記第2の携帯情報端末は、
    ヘッダ部分にメールの種類を示す特定の値を有し、送信先を前記第1の携帯情報端末のメールアドレスとし、本文に所望のメッセージ及び端末制御情報のうちの少なくとも一方を含む捜索用メールを生成するメール生成手段と、
    前記メール生成手段により生成された前記捜索用メールを前記第1の携帯情報端末へ送信する第1のメール送信手段と、
    前記捜索用メールの送信と同時に、前記サーバにアクセスして認証用データ及び前記捜索用メールの情報を送信して該サーバに記憶させるデータ送信手段とを有し、
    前記第1の携帯情報端末は、
    受信したメールのヘッダ部分の値に基づき、前記捜索メールを受信したか否か判定する受信メール判定手段と、
    前記捜索メールを受信したときには、前記サーバに自動アクセスして該サーバから前記認証用データと前記捜索用メールの情報を取得するデータ取得手段と、
    該データ取得手段により取得した前記認証用データを、予め登録されている前記第1の携帯情報端末の本来の所有者の認証用データと比較照合すると共に、取得した前記捜索用メールの情報が前記受信した捜索用メールの情報と一致するか比較照合する照合手段と、 前記照合手段により照合一致の結果が得られたときには、該第1の携帯情報端末をダイヤルロック状態とすると共に、受信した前記捜索メール中に前記メッセージが含まれているときには該第1の携帯情報端末の表示部に該メッセージを表示し、受信した前記捜索メール中に前記端末制御情報が含まれているときには、該第1の携帯情報端末を該端末制御情報に応じて制御する制御手段と
    を有することを特徴とする携帯情報端末捜索システム。
  2. 前記端末制御情報はビープ音鳴動制御情報であり、前記制御手段は、該ビープ音鳴動制御情報に基づき、着信音量の設定に拘らずビープ音を鳴動させることを特徴とする請求項記載の携帯情報端末捜索システム。
  3. 前記第1のメール送信手段は、前記捜索用メールを送信した後、その送信履歴を自動削除する機能を備えたことを特徴とする請求項記載の携帯情報端末捜索システム。
  4. 予め所有者の認証用データを取得して登録しておく認証用データ記憶手段と、
    他の携帯情報端末を捜索するときに、ヘッダ部分にメールの種類を示す特定の値を有し、送信先を捜索すべき前記他の携帯情報端末のメールアドレスとし、本文に所望のメッセージ及び端末制御情報のうちの少なくとも一方を含む捜索用メールを生成するメール生成手段と、
    前記メール生成手段により生成された前記捜索用メールを前記他の携帯情報端末へ送信する第1のメール送信手段と、
    前記捜索用メールの送信と同時に、ネットワーク上のサーバにアクセスして前記他の携帯情報端末の所有者の認証用データ及び前記捜索用メールの情報を送信して該サーバに記憶させるデータ送信手段と、
    受信したメールのヘッダ部分の値に基づき、前記捜索メールを受信したか否か判定する受信メール判定手段と、
    前記捜索メールを受信したときには、前記サーバに自動アクセスして該サーバから前記認証用データと前記捜索用メールの情報を取得するデータ取得手段と、
    該データ取得手段により取得した前記認証用データを、前記認証用データ記憶手段に予め登録されている本来の所有者の認証用データと比較照合すると共に、取得した前記捜索用メールの情報が前記受信した捜索用メールの情報と一致するか比較照合する照合手段と、
    前記照合手段により照合一致の結果が得られたときには、ダイヤルロック状態とすると共に、受信した前記捜索メール中に前記メッセージが含まれているときには表示部に該メッセージを表示し、受信した前記捜索メール中に前記端末制御情報が含まれているときには、該端末制御情報に応じて制御する制御手段と
    を有することを特徴とする携帯情報端末。
  5. 前記端末制御情報はビープ音鳴動制御情報であり、前記制御手段は、該ビープ音鳴動制御情報に基づき、着信音量の設定に拘らずビープ音を鳴動させることを特徴とする請求項記載の携帯情報端末。
  6. 前記第1のメール送信手段は、前記捜索用メールを送信した後、その送信履歴を自動削除する機能を備えたことを特徴とする請求項記載の携帯情報端末。
  7. メール機能と認証機能を少なくとも備えた第1の携帯情報端末を捜索するために、メール機能と認証機能を少なくとも備えた第2の携帯情報端末を用いる携帯情報端末の捜索方法であって、
    前記第2の携帯情報端末が、ヘッダ部分にメールの種類を示す特定の値を有し、送信先を前記第1の携帯情報端末のメールアドレスとし、本文に所望のメッセージ及び端末制御情報のうちの少なくとも一方を含む捜索用メールを生成する第1のステップと、
    前記第1のステップにより生成された前記捜索用メールを前記第1の携帯情報端末へ送信する第2のステップと、
    前記第2の携帯情報端末が、前記捜索用メールの送信と同時に、ネットワーク上のサーバにアクセスして認証用データ及び前記捜索用メールの情報を送信して該サーバに記憶させる第3のステップと、
    前記第1の携帯情報端末が、受信したメールのヘッダ部分の値に基づき、前記捜索メールを受信したか否か判定する第4のステップと、
    前記第1の携帯情報端末が、前記捜索メールを受信したときには、前記サーバに自動アクセスして該サーバから前記認証用データと前記捜索用メールの情報を取得する第5のステップと、
    前記第5のステップにより取得した前記認証用データを、予め登録されている前記第1の携帯情報端末の本来の所有者の認証用データと比較照合すると共に、取得した前記捜索用メールの情報が前記受信した捜索用メールの情報と一致するか比較照合する第6のステップと、
    前記第6のステップにより照合一致の結果が得られたときには、該第1の携帯情報端末をダイヤルロック状態とすると共に、受信した前記捜索メール中に前記メッセージが含まれているときには該第1の携帯情報端末の表示部に該メッセージを表示し、受信した前記捜索メール中に前記端末制御情報が含まれているときには、該第1の携帯情報端末を該端末制御情報に応じて制御する第7のステップと
    を含むことを特徴とする携帯情報端末の捜索方法。
  8. 前記第2のステップは、前記捜索用メールを送信した後、その送信履歴を自動削除することを特徴とする請求項記載の携帯情報端末の捜索方法。
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