JP5997013B2 - カメラ拡張装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ハンディ型カメラのカメラ本体と大型レンズとを装着して大型カメラとして利用するためのカメラ拡張装置に関し、特に、カメラ本体の装着機構に関する。
従来、ハンディ型カメラのカメラ本体と大型の箱形レンズとを装着し、ハンディ型カメラを、その機能を拡張してテレビスタジオ等で利用するスタジオカメラとして使用するため、例えば、特許文献1に記載されているようなカメラ拡張装置がある。かかるカメラ拡張装置にハンディ型カメラのカメラ本体を装着する場合、カメラ拡張装置に大型の箱型レンズを装着し、その後にカメラ本体を箱型レンズに接続する。そして、従来、カメラ本体と箱型レンズとの結合は、特許文献1に記載されているようにバヨネット方式を採用している。
特開2005−148330号公報
しかしながら、カメラ拡張装置の場合、箱型レンズを装着した後に、重いカメラ本体を結合させることになるため、カメラ本体が片寄った状態でレンズに結合させる虞れがある。このような場合、従来のバヨネット方式では、カメラ本体とレンズとが強固に噛み合ってしまう。また、カメラ本体の装着部に傾き(例えば、カメラ本体の装着部の後部が下がっている等)があったりした場合も同様である。このようにカメラ本体とレンズとが強固に噛み合ってしまうと、カメラ本体を容易に外せなくなってしまうという問題があった。
本発明は上記問題点に着目してなされたもので、カメラ本体を容易に着脱でき、着脱操作も容易なカメラ拡張装置を提供することを目的とする。
このため、本発明は、ハンディ型カメラのカメラ本体を装着するカメラ装着部と、前記カメラ本体とコネクタにより電気的に接続するカメラ操作部と、を備え、前記ハンディ型カメラを、その機能を拡張して大型カメラとして使用可能にするカメラ拡張装置において、前記カメラ装着部の前側に前記カメラ本体の前部を着脱可能に固定する前側ロック部であって、互いに対向して配置されて接近方向又は離間方向にスライド移動可能な一対の係合部材を有し、前記カメラ本体の前面の光学マウント部の両側に設けた一対の被係合部材に、前記一対の係合部材を互いに接近方向にスライド移動させて係合させることによって、前記カメラ本体の前部を前記カメラ装着部に固定する、前側ロック部と、前記カメラ装着部の後側に前記カメラ本体の後部を着脱可能に固定する後側ロック部であって、カメラ本体側コネクタ部とカメラ拡張装置側コネクタ部からなる前記コネクタの接続動作と連携して前記カメラ本体の後部を前記カメラ装着部に固定する、後側ロック部と、を備える。そして、前記後側ロック部は、前記カメラ拡張装置側コネクタ部を保持し前記カメラ装着部に前後方向にスライド可能に設けられたコネクタ保持部、該コネクタ保持部に軸支され前記コネクタ保持部に形成したガイド溝に沿って回動可能な操作レバー、前記コネクタ保持部に当該コネクタ保持部のスライド方向に貫通形成された貫通孔、前記カメラ装着部の後端部に突設されてその先端部が前記貫通孔に突入する第1のピン、及び、前記操作レバーにスライド可能に突設されて操作レバーの略水平位置においてその先端部が前記第1のピンと対向して前記貫通孔に突入する第2のピン、を有し、前記水平位置にある前記操作レバーを把持して前記コネクタ保持部を前記カメラ本体側コネクタ部の方向にスライド移動させたとき、前記第1のピンの先端部が前記第2のピンの先端部に当接して押圧し、前記第2のピンが前記貫通孔から押出されて前記ガイド溝に嵌合し、前記第2のピンを介して前記操作レバーを前記ガイド溝に沿って前記水平位置から下方向に所定角度位置まで回動し、前記カメラ拡張装置側コネクタ部を前記カメラ本体側コネクタ部に接続すると共に、前記カメラ本体の後部を前記カメラ装着部に固定する構成とした。
本発明のカメラ拡張装置によれば、カメラ拡張装置へのカメラ本体前部の固定を、互いに対向配置して接近方向又は離間方向にスライド移動可能な一対の係合部材とカメラ本体側に設けた一対の被係合部材との係合により行うので、従来のバヨネット方式のようにカメラ本体の片寄り等に起因してカメラ本体とレンズとが外れなくなるという問題を回避できる。また、一対の係合部材をスライド操作するだけでカメラ本体の固定及び取り外しができるので、カメラ本体の着脱作業が容易である。更に、カメラ本体後部を、カメラ本体とカメラ拡張装置とのコネクト部の接続動作と連携させて行うので、ハンディ型カメラを、カメラ拡張装置を用いて大型のスタジオカメラとして使用する際の組立て作業の効率化を図ることができる。また、かかる前記後側ロック部の構成によれば、カメラ本体後部の固定及び取り外し動作と同時に、カメラ本体とカメラ拡張装置とのコネクトによる電気的な接続及びコネクタの取り外しも行うことができる。また、略操作レバーの操作だけの1アクションに近い操作で、カメラ本体後部の固定及び取り外し作業ができる。従って、ハンディ型カメラを、カメラ拡張装置を用いて大型のスタジオカメラとして使用する際の組立て作業の効率化を図ることができる。また、細かい部品で構成されて操作しづらく壊れ易い傾向にあった従来のカメラ本体後部固定機構と比べて、構成部品が少なく操作が容易で壊れ難い。
本発明のカメラ拡張装置の一実施形態をカメラ拡張装置後側から見た斜視図である。 図1のカメラ拡張装置をカメラ拡張装置前側から見た斜視図である。 カメラ本体非ロック状態にある前側ロック部のレンズ側から見た図である。 図3中のX−X線矢視断面図である。 カメラ本体ロック状態にある前側ロック部のレンズ側から見た図である。 図5中のY−Y線矢視断面図である。 操作レバーの構成を示し、(A)は操作レバーのロック時の状態を示す図であり、(B)は操作レバーの非ロック時の状態を示す図である。 後側ロック部の平面図である。 図8の右側面図である。 後側ロック部の動作説明図である。 図10に続く後側ロック部の動作説明図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1及び図2に、本発明に係るカメラ拡張装置の一実施形態の斜視図を示す。図1はカメラ拡張装置の後側(カメラ操作者側)から見た斜視図であり、図2はカメラ拡張装置の前側(レンズ側)から見た斜視図である。
図において、本実施形態のカメラ拡張装置1は、ハンディ型カメラのカメラ本体2(図3及び図5に図示)を装着するためのカメラ装着部3と、カメラ装着部3の前方に設けられ大型の箱型レンズ(図示せず)を装着するためのレンズ装着部4と、が設けられている。また、カメラ装着部3の後部の両側には、カメラ本体2側とコネクタを介して電気的に接続することにより、カメラ本体2やビューファインダ(図示せず)等を操作するためのカメラ操作部5A,5Bが配置されている。
カメラ操作者側から見て右側のカメラ操作部5Aの側部には、軸線方向がカメラ拡張装置1の前後方向と略平行な回動軸6が設けられ、この回動軸6にアーム7の一端が回動可能に取付けられている。前記アーム7の他端には、ビューファインダのパン・チルト機構(図示せず)が装着されるビューファインダマウント8の一端が回動可能に軸支されている。ビューファインダマウント8は、カメラ操作部5Aの上面に、スライド可能且つ回動可能に係合支持されている。他方のカメラ操作部5Bの上面には、ビューファインダマウント8の他端を係止固定可能なマウントロック部9が設けられている。図示しないが、前記マウントロック部9は、ビューファインダマウント8の他端側に設けた係止ピンを係止可能なフック部を有し、ビューファインダマウント8の他端の係合ピンが前記フック部に係合して固定され、マウントロック部9の操作ボタン9a(図2に図示)を押すことにより、フック部と係合ピンとの係合が解除されてビューファインダマウント8の他端のロックが解除される構成となっている。他端が開放されたビューファインダマウント8を、図1の右方向に回動させつつスライドさせることにより、両カメラ操作部5A,5B間の空間部上方を開放することができる。カメラ拡張装置1に対してカメラ本体2を着脱する場合には、前述のようにしてカメラ操作部5A,5B間の空間部の上方を開放した状態で、前記空間部を通してカメラ本体2をカメラ拡張装置1のカメラ装着部3に対して着脱すればよい。このため、カメラ本体に電源供給用等のケーブルを接続したままで、カメラ本体2をカメラ拡張装置1に対して着脱することができる。
尚、ビューファインダマウント8には、図示しないが、ビューファインダをパン方向(水平方向)及びチルト方向(垂直方向)に回動操作可能なパン・チルト機構が設けられる。
カメラ装着部3の前部には、カメラ本体2の前部をカメラ拡張装置1に着脱可能に固定する前側ロック部10が設けられ、カメラ装着部3の後部中央部には、後述するカメラ本体2の後部を着脱可能に固定する後側ロック部20が設けられている。
図3〜図6を用いて本実施形態の前側ロック部10の構成について説明する。
図3はカメラ本体非ロック状態にある前側ロック部のレンズ側から見た図を示し、図4は図3中のX−X線矢視断面図を示し、図5はカメラ本体ロック状態にある前側ロック部のレンズ側から見た図を示し、図6は図5中のY−Y線矢視断面図を示す。尚、図3〜図6はレンズマウントのない状態を示している。
前側ロック部10は、カメラ装着部3の前端部に立設したロック部本体11を備える。このロック部本体11の前面側(レンズ装着部4側)には、レンズ装着部4に載置する大型の箱型レンズ(図示せず)を取付けるためのレンズマウント12が、図2に示すように設けられ、レンズマウント12中央部に設けた略円形状の開口部12aを通して箱型レンズ側の光学マウント部がカメラ装着部3側に突出するように、レンズ装着部4に箱形レンズが装着される。
前記ロック部本体11には、互いに対向して配置されて接近方向又は離間方向にスライド移動可能な一対の係合部材としてロックプレート13A,13Bが設けられている。このロックプレート13A、13Bは、接近方向にスライドさせた時に、カメラ本体2の前面の光学マウント部2Aの両側に設けた一対の被係合部材としてのフロントプレート14A,14Bに係合して、カメラ本体2の前部をカメラ装着部3に固定すると共に、カメラ本体2の光学マウント部2Aと箱型レンズの光学マウント部を結合させる。
前記一対のロックプレート13A,13Bは、スライドブロック15A,15B内に移動可能に保持され、スライドブロック15A,15B内には、ロックプレート13A,13Bをフロントプレート14A,14B方向に弾性付勢するコイルスプリング16A,16Bが設けられている。また、前記ロックプレート13A,13Bは、先端部にテーパー部13a,13bが形成されている。また、フロントプレート14A,14Bの先端部にも、ロックプレート13A,13Bのテーパー部13a,13bと対面するようにテーパー部14a,14bが形成されている。
前記スライドブロック15A,15Bは、ラック・アンド・ピニオン17によってスライド移動する。具体的には、一方のスライドブロック15Aは、ロック部本体11に移動可能に支持された長さの長い上側ラック17aに結合され、他方のスライドブロック15Bは、同じくロック部本体11に移動可能に支持された長さの短い下側ラック17bに結合されている。ロック部本体11の一方の端部側(図3で右側)に、ピニオンギア17cが上側ラック17aと下側ラック17bとに噛み合って設けられている。前記ピニオンギア17cは、ロック部本体11のカメラ装着部3側に配置した操作レバー18に連結されており、操作レバー18と一体に回動する。
前記操作レバー18は、図7に示すように、ロック解除ボタン18aと、ロックピン18bと、ロックピン18bをレバー本体外部に突出させる方向に弾性付勢するコイルスプリング18cと、レバー本体内に回動可能に軸支された回動部材18dと、ロック解除ボタン18aの復帰用スプリング18eと、を備える。この操作レバー18は、図3に示すようにカメラ拡張装置1の側方に向いたカメラ本体ロック解除位置にあるときは、ロックピン18b先端がコイルスプリング18cの弾性力に抗してロック部本体11のカメラ装着部3側の面に接触している。この状態から図3中時計方向に操作レバー18を略90度カメラ本体ロック位置(図1及び図2に示す位置)まで回動すると、図7(A)に示すようにコイルスプリング18cの弾性力によってロックピン18b先端部がレバー本体外部に突出し、ロック部本体11側に設けた嵌合穴(図示せず)に嵌合して操作レバー18がロックされる。これにより、前側ロック部10がカメラ本体ロック状態となる。操作レバー18のロックを解除する場合は、図7(B)に示すようにロック解除ボタン18aを押すことによりロックピン18b基端部の鍔部18fに係合する回動部材18dが回動し、ロックピン18bをレバー本体内部に没入させて嵌合穴から抜け出させて操作レバー18のロック状態を解除し、この状態で操作レバー18を図3に示すカメラ拡張装置1の側方に向いたカメラ本体ロック解除位置まで回動すればよい。これにより、前側ロック部10がカメラ本体非ロック状態となる。
次に、カメラ装着部3の後部中央部に設けた前述の後側ロック部20について説明する。
図8は、後側ロック部20の上面図を示し、図9は図8の右側面図を示す。
後側ロック部20は、図8及び図9に示すように、カメラ拡張装置側コネクタ部21を保持し、カメラ拡張装置1の前後方向(図中矢印方向)にスライド可能にカメラ装着部3に設けられたコネクタ保持部22と、このコネクタ保持部22後部の両側で軸支され、コネクタ保持部22に形成したガイド溝22a(図10に図示)に沿って回動可能な操作レバー23と、を備える。また、図10に示すように、コネクタ保持部22に当該コネクタ保持部22のスライド方向に貫通形成された貫通孔24と、カメラ装着部3の後端部に突設されてその先端部が貫通孔24に突入する第1のピン25と、操作レバー23にスライド可能に突設されて操作レバー23の略水平位置においてその先端部が第1のピン25と対向して貫通孔24に突入する第2のピン26と、を備える。
操作レバー23には、スプリング27に抗して第2のピン26を操作レバー23方向にスライド操作するためのロック解除ボタン28が設けられている。また、コネクタ保持部22には、操作レバー23をガイド溝22aに沿って下方向に所定角度位置(本実施形態では操作レバー23を水平位置から下方向に略90度回動した位置)まで回動したときに第2のピン26先端部が嵌合可能な嵌合穴22bが図10に示すように形成されている。
次に、本実施形態のカメラ拡張装置1におけるカメラ本体の着脱動作を説明する。
まず、前側ロック部10によるカメラ本体前側の固定動作を説明する。
カメラ拡張装置1のレンズ装着部4に大型の箱型レンズを取付ける。その後、ビューファインダマウント8を操作して両カメラ操作部5A,5B間の空間部の上方を開放し、ハンディ型カメラのカメラ本体2を前記空間部からカメラ装着部3に挿入して所定の位置に載置する。この際、レンズ側の光学マウント部とカメラ本体側の光学マウント部の嵌め合い部を合わせるように(例えば、一方に設けた嵌合突起と他方に設けた嵌合穴とを嵌合させるように)、カメラ本体2の位置を調整しながら挿入して所定の位置に載置する。これにより、光軸が調整される。その後、操作レバー18を下方向に略90度、ロックピン18bがロック部本体11側の嵌合穴に嵌合して嵌合音がするまで回動操作する。この際、この操作レバー18の回動操作に伴って、ピニオンギア17cが回動して上側ラック17aと下側ラック17bが互いに反対方向に移動し、ロックプレート13A,13Bが互いに接近する方向に移動してフロントプレート14A,14Bに係合する。そして、ロックプレート13A,13B側のテーパー部13a,13bとフロントプレート14A,14B側のテーパー部14a,14bとの係合により、カメラ本体2がレンズ方向に移動し、互いの光学マウントの嵌め合い部の嵌め合いが完了してカメラ本体2の前部がカメラ装着部3前側に固定される。
カメラ本体2をカメラ装着部3から取り外す場合は、上述の固定動作時と逆の手順で行えばよい。簡単に説明すると、操作レバー18のロック解除ボタン18aを復帰用スプリング18eの弾性力に抗して押し、ロックピンによるロックを解除して操作レバー18を固定時とは逆方向に上方向に略90度、カメラ本体ロック解除位置まで回動させればよい。これにより、ロックプレート13A,13Bが互いに離間する方向に移動してフロントプレート14A,14Bから離脱してカメラ本体2を取り出せる状態となる。
かかる前側ロック部10の構成によれば、従来のバヨネット方式のようにカメラ本体の片寄り等に起因してカメラ本体とレンズとが外れなくなるという問題を回避できる。また、操作レバー18の回動操作だけでカメラ本体の固定及び取り外しができるので、カメラ本体の着脱作業が容易である。また、万が一、操作レバー18側から過度の力が作用して両ラック17a,17bが移動し過ぎたとしても、コイルスプリング16A,16Bが吸収してロックプレート13A,13Bに過剰な力が作用しない。このため、ロックプレート13A,13Bとフロントプレート14A,14Bとを常に適切な係合力で係合させることができる。
次に、後側ロック部20によるカメラ本体後部の固定動作を、図10及び図11を参照しながら説明する。
前述のようにして前側ロック部10によってカメラ本体2の前部を固定した状態で、後側ロック部20によりカメラ本体2の後部を固定する。図10の(A)図は固定動作開始前の状態を示している。この状態では、カメラ装着部3側に設けた第1のピン25先端部と操作レバー23側の第2のピン26先端部が共に、コネクタ保持部22貫通孔24に突入しており、操作レバー23は略水平状態にある。この状態から、操作レバー23を把持して(A)図中の矢印A方向(カメラ装着部方向)に操作レバー23を押してコネクタ保持部22を止まる位置までスライドさせる。これにより、コネクタ保持部22に保持されたカメラ拡張装置側コネクタ部21がカメラ本体2後端の下部に設けられているカメラ本体側コネクタ部と接続される。コネクタ保持部22を止まる位置までスライドさせると、コネクタ保持部22の移動に伴って第1のピン25によって第2のピン26が(B)図に示すように貫通孔24から押出される。この状態で第2のピン26先端部が係合するガイド溝22aに沿って、(B)図中の矢印B方向(下方向)に所定角度位置(本実施形態では下方向に略90度回動した位置)まで操作レバー23を回動させる。(C)図は、操作レバー23を所定角度位置まで回動させる途中の状態を示している。操作レバー23を所定角度位置まで回動させると、図11の(D)図に示すように、第2のピン26がコネクタ保持部22に形成した嵌合穴22bと対向するようになる。第2のピン26が嵌合穴22bと対向すると、スプリング27の弾性復帰力により図11の(E)図に示すように第2のピン26先端部が嵌合穴22bに自動的に突入し、操作レバー23をロックする。これにより、コネクタ保持部22も固定されるので、カメラ本体2の後部が、コネクタの接続動作と連携してカメラ装着部3に固定される。
カメラ本体2の後部のロックを解除する場合は、ロック解除ボタン28を図11の(E)図中の矢印C方向(下方向)にスプリング27の弾性力に抗して押し、第2のピン26を下方向に移動させて図11の(E)図に示すように嵌合穴22bから抜き出す。その後、固定動作時と逆の手順で、操作レバー23をコネクタ保持部22と上方向に略平行な位置まで回動すればよい。これにより、コネクタ保持部22は、反カメラ装着部3方向にスライド移動し、カメラ拡張装置側コネクタ部21がカメラ本体側コネクタ部とのコネクタ接続が外れてカメラ本体2後部のロックが外れると共に、スプリング27の弾性力で第2のピン26先端部が貫通孔24に自動的に突入して操作レバー23が水平位置(図10の(A)図の位置)にロックされる。
かかる後側ロック部20の構成によれば、カメラ本体後部の固定及び取り外し動作と同時に、カメラ本体とカメラ拡張装置とのコネクトによる電気的な接続及びコネクタの取り外しも行うことができる。また、略操作レバーの操作だけの1アクションに近い操作で、カメラ本体後部の固定及び取り外し作業ができる。従って、ハンディ型カメラを、カメラ拡張装置を用いて大型のスタジオカメラとして使用する際の組立て作業の効率化を図ることができる。また、細かい部品で構成されて操作しづらく壊れ易い傾向にあった従来のカメラ本体後部固定機構と比べて、構成部品が少なく操作が容易で壊れ難い。
以上、本発明の好ましい実施形態を説明したが、本発明は上記実施形態に制限されるものではなく、本発明の技術的思想に基づいて種々の変形及び変更が可能である。
1…カメラ拡張装置、2…カメラ本体、3…カメラ装着部、4…レンズ装着部、5A,5B…カメラ操作部、10…前側ロック部、11…ロック部本体、13A,13B…ロックプレー、13a,13b…テーパー部、14A,14B…フロントプレート、14a,14b…テーパー部、17…ラック・アンド・ピニオン、17a…上側ラック、17b…下側ラック、17c…ピニオンギア、18…操作レバー、20…後側ロック部、21…カメラ拡張装置側コネクタ部、22…コネクタ保持部、22a…ガイド溝、23…操作レバー、24…貫通孔、25…第1のピン、26…第2のピン

Claims (4)

  1. ハンディ型カメラのカメラ本体を装着するカメラ装着部と、前記カメラ本体とコネクタにより電気的に接続するカメラ操作部と、を備え、前記ハンディ型カメラを、その機能を拡張して大型カメラとして使用可能にするカメラ拡張装置において、
    前記カメラ装着部の前側に前記カメラ本体の前部を着脱可能に固定する前側ロック部であって、互いに対向して配置されて接近方向又は離間方向にスライド移動可能な一対の係合部材を有し、前記カメラ本体の前面の光学マウント部の両側に設けた一対の被係合部材に、前記一対の係合部材を互いに接近方向にスライド移動させて係合させることによって、前記カメラ本体の前部を前記カメラ装着部に固定する、前側ロック部と、
    前記カメラ装着部の後側に前記カメラ本体の後部を着脱可能に固定する後側ロック部であって、カメラ本体側コネクタ部とカメラ拡張装置側コネクタ部からなる前記コネクタの接続動作と連携して前記カメラ本体の後部を前記カメラ装着部に固定する、後側ロック部と、
    を備え、
    前記後側ロック部は、
    前記カメラ拡張装置側コネクタ部を保持し前記カメラ装着部に前後方向にスライド可能に設けられたコネクタ保持部、該コネクタ保持部に軸支され前記コネクタ保持部に形成したガイド溝に沿って回動可能な操作レバー、前記コネクタ保持部に当該コネクタ保持部のスライド方向に貫通形成された貫通孔、前記カメラ装着部の後端部に突設されてその先端部が前記貫通孔に突入する第1のピン、及び、前記操作レバーにスライド可能に突設されて操作レバーの略水平位置においてその先端部が前記第1のピンと対向して前記貫通孔に突入する第2のピン、を有し、
    前記水平位置にある前記操作レバーを把持して前記コネクタ保持部を前記カメラ本体側コネクタ部の方向にスライド移動させたとき、前記第1のピンの先端部が前記第2のピンの先端部に当接して押圧し、前記第2のピンが前記貫通孔から押出されて前記ガイド溝に嵌合し、前記第2のピンを介して前記操作レバーを前記ガイド溝に沿って前記水平位置から下方向に所定角度位置まで回動し、前記カメラ拡張装置側コネクタ部を前記カメラ本体側コネクタ部に接続すると共に、前記カメラ本体の後部を前記カメラ装着部に固定する構成としたカメラ拡張装置。
  2. 前記前側ロック部は、
    前記カメラ装着部の前側に立設したロック部本体と、
    該ロック部本体に互いに対向してスライド可能に設けられた前記一対の係合部材と、
    該一対の係合部材を接近方向又は離間方向に互いに連動してスライド移動させるラック・アンド・ピニオンと、
    該ラック・アンド・ピニオンを介して前記一対の係合部材を、互いに接近して前記一対の被係合部材に係合するカメラ本体ロック位置と互いに離間して前記一対の被係合部材との係合を解除するカメラ本体ロック解除位置とに移動操作する操作レバーと、
    を備えて構成した請求項1に記載のカメラ拡張装置。
  3. 前記一対の被係合部材と前記一対の係合部材の各先端部に、それぞれテーパー部を形成し、前記一対の係合部材を接近方向にスライド移動して前記一対の被係合部材に係合させたときに、前記一対の係合部材の移動に伴って当該一対の係合部材のテーパー部が前記一対の被係合部材のテーパー部を押圧して前記カメラ本体を前方側に移動させる構成とした請求項1又は2に記載のカメラ拡張装置。
  4. 前記後側ロック部は、前記操作レバーが前記所定角度位置まで回動したときに、前記コネクタ保持部に形成した嵌合穴に、前記第2のピン先端部が突入して前記操作レバーを前記所定角度位置にロックする構成である請求項1〜3のいずれか1つに記載のカメラ拡張装置。
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