JP4023513B2 - ビデオカメラのバッテリーパックとアダプター - Google Patents

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Description

本発明は、例えばVTR一体型ビデオカメラに適用するのに最適なビデオカメラのバッテリーパックとアダプターに関するものである。
従来から、VTR一体型ビデオカメラにおけるバッテリー取付構造は、ビデオカメラ本体の後面にバッテリーケースをビス止め等にて固着し、そのバッテリーケース内にバッテリーパックを着脱自在に収納させる構造が一般的であった。なお、一部には、バッテリーパック(アントンバウワー社製の大型バッテリーパックのこと)の前面に3本のフランジ付ピンを取り付け、ビデオカメラ本体の後面に3つのダルマ穴を形成して、フランジ付ピンをダルマ穴に挿入して水平方向にスライドさせることによってバッテリーパックをバッテリーケースに入れることなく直接ビデオカメラ本体の後面に着脱可能に取り付けるようにしたものもあった。
しかし、バッテリーケースを用いる構造は部品点数及び組立工数が多くなり、著しくコスト高につく。また、バッテリーパックを3本のフランジ付ピンと3つのダルマ穴を用いてビデオカメラ本体の後面に水平方向にスライドさせて取り付ける構造は、振動等によってバッテリーパックが水平方向にガタつき易く、頑丈なロック機構が必要となって著しくコスト高につく。また、バッテリーパックの取り付け時には、3本のフランジ付ピンを3つのダルマ穴に正確に位置合わせしなければならず、バッテリーパックの取り付け操作が面倒であると言う問題があった。
本発明は、ビデオカメラと脱着自在に装着されるバッテリーパックとアダプターにおいて、上記ビデオカメラの凹側部材に対して上方から着脱自在に結合される凸側部材と、上記凸側部材が上記凹側部材と結合した際の上記凹側部材に対応する位置に形成された凹所と、上記ビデオカメラとの結合面に対して埋め込まれ、下向きに設けられた電気端子とを備え、上記凸側部材が上記凹側部材と結合する際には、上記凸側部材上記凹側部材がありとあり溝の関係で結合すると共に、上記凸側部材が上記凹側部材に挿入されることで上記ビデオカメラと上記バッテリーパックのそれぞれの結合面が接するように結合されて、上記電気端子が上記ビデオカメラの結合面に上向きに設けれられているコネクターに対して接続されることを特徴とするバッテリーパックとアダプターである。
本発明のバッテリーパックとアダプターは、それぞれビデオカメラに着脱自在に結合された際に、ありとあり溝による結合構造により両者が相互に強く結合されると共に、凹側部材が凹所に挿入されることによって、バッテリーパックとアダプターの各結合面がそれぞれビデオカメラの結合面に接するように安定して結合される。また、電気端子が結合面に対して埋め込まれているので、破損し難い特徴がある。
ビデオカメラ本体に対するバッテリーパックの機械的結合及び電気的接続の振動等による悪影響を未然に防止すると言う目的を、バッテリーパックをビデオカメラ本体の後面に沿って上方から下方に移動するようにして、バッテリーパックの自重を利用して、ロック機構付の凹凸嵌合部とコネクターとによってバッテリーパックをビデオカメラ本体に機械的に着脱可能に結合できると同時に、電気的にも着脱可能に接続することで実現した。
ビデオカメラ本体に対するバッテリーパックの取り付け構造が頑丈で、バッテリーパックをガタつきの全くない状態に安定してビデオカメラ本体に固定できる上に、ビデオカメラ本体へのバッテリーパックの取り付け時に、あり溝に対するありの位置合わせを大まかに行えて、そのバッテリーパックの取り付けを容易に行うと言う目的を、上記凹凸嵌合部をあり溝とありとによって構成することで実現した。
バッテリーパックをビデオカメラ本体から取り外す際、親指等でロック解除用つまみを押してロックを解除するのと同時にバッテリーパックをつまんでしまうことができて、そのバッテリーパックの取り外しをワンタッチ操作で容易に行えると言う目的を、上記バッテリーパックを上記ビデオカメラ本体の後面に結合させた状態で、上記ロック機構のロック解除用つまみを上記バッテリーパックの前面と一方の側面とのコーナー部に形成された凹み内に配置させることによって実現した。
ビデオカメラ本体に対するバッテリーパックの取り付けの安定性が高く、頑丈にすると言う目的を、上記凹凸嵌合部を上記バッテリーパックの上下、左右のほぼ中央部に配置することによって実現した。
以下、本発明を適用したVTR一体型ビデオカメラの一実施例を図を参照して説明する。
[ビデオカメラ全体の説明]
まず、図14〜図16によって、VTR一体型ビデオカメラ(以下、単にビデオカメラと記載する)の全体を説明する。
このビデオカメラ1は、ビデオカメラ本体2を備え、このビデオカメラ本体2内の前部側と後部側には撮像装置とカセット式VTR(何れも図示せず)が内蔵されている。
そして、ビデオカメラ本体2の前側の垂直な側面である前面2aで撮像装置の光軸上にズームレンズ等のレンズ3がレンズマウント4によって交換可能に取り付けられている。
そして、ビデオカメラ本体2の上面2b上に、詳細構造を後述するほぼ下向きのコ字状に形成された把手5の前後一対の脚部5aが複数のねじ6によってねじ止めされている。
そして、ビデオカメラ本体2の下面2cにほぼアーチ状に弯曲されたショルダーパッド7がねじ止め等にて取り付けられている。
そして、ビデオカメラ本体2の後側の垂直な側面である被結合面としての後面2dには後述する複数のカメラ付属部品を選択的に取り付けるための取付機構8が取り付けられている。なお、後面2dの下面には複数のコネクター9が備えられている。
[バッテリーパックの取付機構の説明]
次に、図1〜図4によって、ビデオカメラ本体2の後面2dにバッテリーパックを取り付けるための取付機構8を説明する。
まず、カメラ付属部品であるバッテリーパック11はリチューム電池等で構成された偏平な直方体形状の小型バッテリーパックを構成している。
そして、取付機構8は、バッテリーパック11をビデオカメラ本体2に機械的に着脱可能に結合するためのロック機構12付の機械的結合部である凹凸嵌合部13と、バッテリーパックをビデオカメラ本体2に電気的に着脱可能に接続するための電気的接続部である電源接続用のコネクター14とを備えている。
そして、凹凸嵌合部13は、ビデオカメラ本体2の後面2dの上下、左右のほぼ中央部に複数のねじ130によって垂直状にねじ止めされた凹側部材131と、バッテリーパック11の結合面としての垂直な前面11aの上下、左右のほぼ中央部に一体成形等にて形成された凸側部材132とによって構成されている。なお、この凸側部材132は前面11aに形成された凹所133内の上側の中央部に形成されている。

そして、凹側部材131があり溝134に形成され、凸側部材132があり135に形成されている。そして、これらあり溝134及びあり135の左右両側面が下方である矢印a方向に向って先すぼまり状で、かつ、左右対称状となるテーパー状ガイド136、137に形成されている。
そして、ロック機構12は、凹側部材131のあり溝134の裏側に後面2dと平行に形成された上下一対の水平なガイド溝120、121内に挿入されて、左右方向である矢印b、b′方向にスライド自在に構成されたロック爪22を有するロックスライダー123及びロック解除用レバー124と、これらロックスライダー123及びロック解除用レバー124を矢印b方向にスライド付勢する付勢手段である圧縮コイルばね125と、ロック解除用レバー124の先端に固着されたロック解除用つまみ126と、凸側部材132の一方の側面に形成されて上記ロック爪121が係合されるロック用凹部127とによって構成されている。
そして、ロック解除用つまみ126がビデオカメラ本体2の後面2dから図14で矢印c方向から見て左側に僅かに突出されていて、このロック解除用つまみ126に対応させてバッテリーパック11の前面11aと、図14で矢印c方向から見て左側の側面11bとのコーナー部分に凹み128が形成されている。
そして、コネクター14は、ビデオカメラ本体2の後面2dで凹側部材131の真下位置に複数のねじ140によって上向きで垂直状にねじ止めされた垂直な複数のコネクターピン141を有する雄側部材142と、バッテリーパック11の前面で凸側部材132の真下位置に一体成形等にて下向きに形成された垂直な複数のピン差込穴143を有する雌側部材144とによって構成されている。なお、雄側部材142にはスライドシャッター145が設けられている。
なお、ビデオカメラ本体2の後面2dの下端側には左右一対の垂直なガイド突起146が形成されていて、バッテリーパック11の前面11aにはその下端から上方に向って切り込まれた左右一対の垂直なガイド溝147が形成されている。また、コネクター14の雄側部材142の左右両側縁に左右一対の垂直なガイド突起148が後面2dと平行状形成されていて、雌側部材144の左右両側には左右一対の垂直なガイド溝149が形成されている。
[バッテリーパックの取り付け操作]
バッテリーパック11をビデオカメラ本体2の後面2dに取り付ける際には、図16に1点鎖線で示すように、カメラマンが右手の親指と他の4本の指(人差し指、中指、薬指、小指)でバッテリーパック11の左右両側面11b、11cの上下方向のほぼ中央を両側からつまんで、図2に1点鎖線で示すように、バッテリーパック11の前面11aの凹所132の下端側を凹側部材131の外周に大まかに挿入させるようにして、図14及び図16に1点鎖線で示すように、前面11aを後面2aに矢印c方向から平行状に当接させる。
次に、バッテリーパック11を図2、図14及び図16に1点鎖線で示す位置から実線で示す位置まで後面2dに沿って下方である矢印a方向に平行に引き下げる。
すると、図2及び図3に実線で示すように、左右一対のテーパー状ガイド136、137によって凸側部材132が凹側部材131内に矢印a方向に自動的に誘導されて、あり135があり溝134内に自動的に嵌合される。
この際、テーパー状ガイド136、137によってコネクター14のセンターリングが自動的に行われて、コネクター14の複数のピン差込穴143が複数のコネクターピン141に矢印a方向からスムーズに差し込まれる。
なおこの際、左右一対のガイド溝147、149が左右一対のガイド突起146、148に矢印a方向から挿入される。
そして、あり溝134内にあり135が完全に嵌合された時に、これまで、あり135の一方のテーパー状ガイド137によって図4で1点鎖線で示すように矢印b′方向に押し動かされていたロック爪122が図4に実線で示すように圧縮コイルばね123によって矢印b方向に移動復帰して、図2に示すように、このロック爪122が凸側部材132のロック用凹部127内に矢印b方向から係合されて、バッテリーパック11がビデオカメラ本体2に自動的にロックされる。
そして、この時、バッテリーパック11の凹み128がロック解除用つまみ126内に挿入される。
従って、このバッテリーパック11の取付機構8によれば、バッテリーパック11をバッテリーケース内に入れることなく、ビデオカメラ本体2の後面2dに直接取り付けることができる。
しかも、このバッテリーパック11の取り付け時には、バッテリーパック11の凹所133を凹側部材131の外周に矢印c方向から大まかに挿入した後、バッテリーパック11を矢印a方向に移動するだけのワンタッチ操作を行うだけで、凹凸嵌合部13によってバッテリーパック11をビデオカメラ本体2に機械的に容易に結合できると同時に、コネクター14によってバッテリー11をビデオカメラ本体2に電気的にも容易に接続することができて、バッテリーパック11の電源をビデオカメラ本体2に供給することができる。
従って、バッテリーパック11のビデオカメラ本体2の後面2dへの取り付けを非常に簡単、かつ、容易に行える。
そして、凹凸嵌合部13の左右一対のテーパー状ガイド136、137でコネクター14のセンターリングを自動的に行うことができるので、コネクター14の複数のピン差込穴143を複数のコネクターピン141に誤操作なく、しかも、スムーズに差し込むことができる。
そして、凹凸嵌合部13のあり溝134に対するあり135の嵌合方向及びコネクター14の複数のコネクターピン141に対する複数のピン差込穴143の差し込み方向が上方から下方である矢印a方向であるから、これらの嵌合及び差し込みをバッテリーパック11の自重を利用して確実に行える。
従って、バッテリーパック11をビデオカメラ本体2に対して機械的に頑丈に結合できると共に、電気的にも信頼性の高い接続を行えて、振動等による悪影響を未然に防止することができる。
また、バッテリーパック11の自重を利用して、あり溝134の左右一対のテーパー状ガイド136にあり135の左右一対のテーパー状ガイド137をクサビ作用によって強固に密着させることができることから、バッテリーパック11をビデオカメラ本体2にガタつきの皆無な状態に安定良く結合することができる。
[バッテリーパックの取り外し操作]
バッテリーパック11をビデオカメラ本体2の後面2dから取り外す際は、まず、図3に1点鎖線で示すように、カメラマンがバッテリーパック11のバッテリーパック11の左右両側面11b、11cの上下方向のほぼ中央を右手の親指と、他の4本の指(人差し指、中指、薬指、小指)で両側からつまむようにして、親指をロック解除用つまみ126上に載せて、親指でロック解除用つまみ126を矢印b′方向に押す。
すると、図4に1点鎖線で示すように、ロック解除用レバー124によってロックスライダー123が圧縮コイルばね125に抗して矢印b′方向にスライドされて、ロック爪122が凸側部材132のロック用凹部127から外れて、バッテリーパック11のロックが解除される。
一方、この瞬間に、親指で押されたロック解除用つまみ126がバッテリーパック11の凹み128内の奥まで矢印b′方向に入り込み、その親指でバッテリーパック11の左側の側面11bをそのままつかむことができる。
即ち、ロック解除用つまみ126に対応させて、バッテリーパック11の前面11aと左側の側面11bとのコーナー部に凹み128を形成したことによって、右手の親指でロック解除用つまみ126を矢印b′方向に押して、バッテリーパック11のロックを解除すると同時に、右手の親指と、他の4本の指とによって、バッテリーパック11の左右両側面11b、11cを容易に、しかも、確実につかむことができる。
そこで、この後、バッテリーパック11を後面2dに沿って上方である矢印a′方向に引き上げれば、図2に1点鎖線で示すように、凹凸嵌合部13のあり溝134内から矢印a′方向に抜き取られると同時に、コネクター14の複数のピン差込穴143が複数のコネクターピン141から矢印a′方向に抜き取られる。
なおこの時、左右一対のガイド突起146とガイド溝147によって、バッテリーパック11のこじれを防止して、バッテリーパック11を矢印a′方向にスムーズに引き上げることができる。
従って、後は、バッテリーパック11を図14で矢印c方向に簡単に取り外すことができ、このバッテリーパック11の取り外し操作も、前述した取り付け操作と同様に簡単、かつ、容易に行える。
[カメラ付属部品の説明]
次に、図5〜図8によって、ビデオカメラ本体2の後面2dに選択的に取り付けることができる複数種類のカメラ付属部品を説明する。
即ち、図5に示すカメラ付属部品は、アダプター16の後面16bに固着した小型のバッテリーケース17内に小型のバッテリー18を交換可能に収納した小型バッテリーアダプター19を示している。なお、バッテリーケース17は上蓋17aが開閉自在に構成されていて、小型のバッテリー18をバッテリーケース17内に上方から着脱するように構成されている。
次に、図6に示すカメラ付属部品は、アダプター16の後面16bに固着した大型のバッテリーケース21内に大型のバッテリー22を交換可能に収納した大型バッテリーアダプター23を示している。なお、バッテリーケース21は横蓋21aが開閉自在に構成されていて、大型のバッテリー22を横方向から着脱するように構成されている。
次に、図7に示すカメラ付属部品は、アダプター16の後面16bに固着したバッテリー取付台25にアントンバウワー社製の大型バッテリーパック26を着脱可能に取り付けた大型バッテリーパックアダプター27を示している。なお、大型バッテリーパック26を3本のフランジ付ピン26aとコネクター26bとによってバッテリー取付台25の後面25aに横方向から差し込むようにして着脱するように構成されている。
次に、図8に示すカメラ付属部品は、アダプター16の後面16bに一体に形成したカメラアダプター29を示したものである。
そして、これら小型、大型バッテリーアダプター19、23、大型バッテリーパックアダプター27、カメラアダプター29のアダプター16は全て同一構造に構成されていて、これらのアダプター16の前面16aには、前述した機械的結合部である凹凸嵌合部13及び電気的接続部であるコネクター14の前記バッテリーパック11の前面11a側の構造が全て形成されている。
従って、前述したようなバッテリーパック11の着脱操作と全く同じ要領で、これら小型、大型バッテリーアダプター19、23、大型バッテリーパックアダプター27及びカメラアダプター29をビデオカメラ本体2の後面2dに選択的に取り付けてロックすることができる。
但し、カメラアダプター29は電源接続用のコネクター14の他に信号接続用のコネクター30aがアダプター16の前面16aの上部側の一側部に下向きで垂直状に取り付けられている。そこで、このコネクター30aをビデオカメラ本体2の後面2dの上部側の一側部に形成されている凹部31内に挿入し、その凹部31内の下端に上向けで垂直状に取り付けられているコネクター30bに上方(矢印a方向のこと)から差し込んで接続するように構成されている。
また、このカメラアダプター29はコントローラ(図示せず)との間をケーブル32で接続する関係で、ビデオカメラ本体2に頑丈に固定する必要がある。そこで、アダプター16の上部中央部に取り付けたロックねじ33をビデオカメラ本体2の後端の上部中央部に形成したロックねじ取付穴34内に上方(矢印a方向のこと)からねじ込んで強固にロックする。
[把手の説明]
次に、図9〜図13によって、把手5を説明する。
この把手5は前後一対の脚部5aと、これらの脚部5aの上端部間を前後方向に緩やかに曲線状に接続した手掛け部5bとが互いに一体に成形された把手本体151と、この把手本体151の手掛け部5bの下部に交換可能に取り付けられる複数種類の指掛け部152、153、154等によって上下2分割構造に構成されている。
そして、把手本体151がアルミダイキャストや合成樹脂等によって成形されていて、この把手本体151の前後一対の脚部5bが図14〜図15に示すようにビデオカメラ本体2の上面2a上に複数のねじ6によってねじ止めされている。
一方、複数種類の指掛け部152、153、154はアルミダイキャスト、合成樹脂、木等によって成形されていて、例えば図10に示す指掛け部152は下面152aがフラットに形成され、別の指掛け部153の下面153aが波形に形成され、もう1つの指掛け部154の下面154a側の外周には指のすべり止め154bが接着等にて形成されている。
そして、これら複数種類の指掛け部152、153、154は同一構造に構成されていて、把手本体151の手掛け部5bの下側に前後一対のねじ155、156によって交換可能に取り付けられる。なお、手掛け部5bの前端側の上部には開閉蓋157がねじ158によって着脱自在に取り付けられている。
そして、把手5の把手本体151の前端側の上部と前面には照明用ライト取付部36とビューファインダー取付部37が設けられている。
そして、把手本体151と複数種類の指掛け部152、153、154とによって把手5を上下2分割構造に構成したことによって、この把手5の内部にその把手5の全長に亘る中空部38を形成した中空構造に容易に加工することができる。
そして、この把手5の内部の中空部38がビデオカメラ本体2の上面2bで前後一対の脚部5aの真下位置に形成された前後一対の通気口39を通してビデオカメラ本体内部40に接続されている。
従って、この把手5を用いることにより、ビデオカメラ本体内部40の熱を前後一対の通気口39及び把手5内の中空部38を通して効果的に循環させることができて、ビデオカメラ本体内部40の放熱効果を促進させることができる。
また、カメラマンがこのビデオカメラ1を可搬する際には、図14に1点鎖線で示すように、片手の親指を把手5の手掛け部5b上に載せ、他の4本の指(人差し指、中指、薬指、小指)を把手5の指掛け部152等に下から当てがうようにして把手5を握ることになる。
従って、特に、4本の指が当たる側の指掛け部152等の材質(アルミニウム、合成樹脂、木等)、構造(すべり止めの有無等)、形状(フラット、波形等)等をカメラマン個々のニーズに対応して交換できることが好ましい。
その際、この把手5には複数種類の指掛け部152、153、154等が予め用意されており、前後一対のねじ155、156を取り外すだけで、カメラマンのニーズに対応した種類の指掛け部152、153、154等を簡単に、かつ、自由に交換することができる。
次に、夜間撮影等においては、図14に示すように、把手5の前端の上部の照明用ライト取付部36に照明用ライト41を取り付け、そのライトケーブル42をビデオカメラ本体2の後面2dまで引き回して、そのライトケーブル42の後端のコネクター43を後面2dのコネクター9の1つに差し込んで使用する。
その際、指掛け部152、153、154の着脱によって、図14に示すように、ライトケーブル42を把手5の中空部38内に挿通して引き回すことができるので、図14に1点鎖線で示すように、片手で把手5を握った時に、ライトケーブル42が全く邪魔にならず、ビデオカメラ1の操作性が非常に良い。
なお、図10及び図11に示すように、ライトケーブル42を中空部38内に挿通し易いように、把手本体151と指掛け部152、153、154等の前後両端には前後一対の切欠き44、45が形成されている。
以上、本発明の一実施例に付き述べたが、本発明は上記の実施例に限定されることなく、本発明の技術的思想に基づいて各種の変更が可能である。
例えば、凹凸嵌合部13の凹側部材131と凸側部材132やコネクター14の雄側部材142と雌側部材144をビデオカメラ本体2とバッテリーパックやアダプター16に対して互いに反対側に置き換えても良い。その際には、凹凸嵌合部13のテーパー状ガイド136、137は上下逆向きとなる。
本発明を適用したビデオカメラの一実施例におけるビデオカメラ本体に対す るバッテリーパックの取付機構を説明する斜視図である。 上記取付機構を説明する垂直断面での背面図である。 図3の(A)は図2のA−A矢視での断面図であり、図3の(B)は図2の B−B矢視での断面図である。 図4は図3の(A)のC−C矢視での断面図である。 ビデオカメラ本体に対する小型バッテリーアダプターの取付機構を説明する 斜視図である。 ビデオカメラ本体に対する大型バッテリーアダプターの取付機構を説明する 斜視図である。 ビデオカメラ本体に対する大型バッテリーユニットアダプターの取付機構を 説明する斜視図である。 ビデオカメラ本体に対するカメラアダプターの取付機構を説明する斜視図で ある。 把手の斜視図である。 把手の複数種類の指掛け部を説明する側面図である。 把手の分解平面図である。 図11のD−D矢視での断面図である。 図12のE−E矢視での断面における組立状態と分解状態を示す断面図で ある。 ビデオカメラ全体の側面図である。 ビデオカメラ全体の平面図である。 ビデオカメラ全体の背面図である。
符号の説明
1 ビデオカメラ
2 ビデオカメラ本体
2d ビデオカメラ本体の後面
11 バッテリーパック
11a バッテリーパックの前面
12 ロック機構
121 ロック機構のロック爪
123 ロック機構のロックスライダー
124 ロック機構のロック解除用レバー
125 ロック機構の圧縮コイルばね
126 ロック機構のロック解除用つまみ
127 ロック機構のロック用凹部
128 バッテリーパックの凹み
13 凹凸嵌合部
131 凹凸嵌合部の凹側部材
132 凹凸嵌合部の凸側部材
133 凹凸嵌合部の凹所
134 凹凸嵌合部のあり溝
135 凹凸嵌合部のあり
136、137 凹凸嵌合部のテーパー状ガイド
14 コネクター
141 コネクターのコネクターピン
142 コネクターの雄側部材
143 コネクターのピン差込穴
144 コネクターの雌側部材

Claims (2)

  1. ビデオカメラと脱着自在に装着されるバッテリーパックにおいて、
    上記ビデオカメラの凹側部材に対して上方から着脱自在に結合される凸側部材と、
    上記凸側部材が上記凹側部材と結合した際の上記凹側部材に対応する位置に形成された凹所と
    上記ビデオカメラとの結合面に対して埋め込まれ、下向きに設けられた電気端子とを備え、
    上記凸側部材が上記凹側部材と結合する際には、上記凸側部材上記凹側部材がありとあり溝の関係で結合すると共に、
    凸側部材が上記凹側部材に挿入されることで上記ビデオカメラと上記バッテリーパックのそれぞれの結合面が接するように結合されて、上記電気端子が上記ビデオカメラの結合面に上向きに設けれられているコネクターに対して接続されることを特徴とするバッテリーパック。
  2. ビデオカメラと脱着自在に装着されるアダプターにおいて、
    上記ビデオカメラの凹側部材に対して上方から着脱自在に結合される凸側部材と、
    上記凸側部材が上記凹側部材と結合した際の上記凹側部材に対応する位置に形成された凹所と
    上記ビデオカメラとの結合面に対して埋め込まれ、下向きに設けられた電気端子とを備え、
    上記凸側部材が上記凹側部材と結合する際には、上記凸側部材上記凹側部材がありとあり溝の関係で結合すると共に、
    凸側部材が上記凹側部材に挿入されることで上記ビデオカメラと上記バッテリーパックのそれぞれの結合面が接するように結合されて、上記電気端子が上記ビデオカメラの結合面に上向きに設けれられているコネクターに対して接続されることを特徴とするアダプター。
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