JP5996567B2 - システム及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、情報収集装置、音声通信管理装置及びプログラムに関する。
特定の携帯電話機に割り当てられた電話番号と、当該携帯電話機に音声通信を提供する通信事業者との関係を調べるためサービスが提供されている(例えば、非特許文献1を参照)。
[非特許文献]
株式会社MARIMORE、"キャリア識別API"[平成26年2月10日検索]、インターネット(https://www.ezsms.biz/ja/faq/carrier-search-api/)
しかし、契約している通信事業者又は通信サービスを変更しても、電話番号を変更することなく継続して同じ電話番号を利用することができる場合がある。そのため、最新の情報を収集することは非常に難しく、精度の高い情報が切望されている。
本発明の第1の態様においては、複数の電話番号を取得する電話番号取得部と、複数の電話番号のそれぞれの加入者に対して、音声通信サービスを提供する通信事業者を識別する事業者識別情報を取得する事業者情報取得部とを備え、事業者情報取得部は、複数の電話番号のそれぞれが割り当てられた端末に第1の発呼信号を発信して、第1の発呼信号への応答信号に含まれる事業者識別情報を取得する手段、複数の電話番号のそれぞれが割り当てられた端末から発信された第2の発呼信号を受信して、第2の発呼信号に含まれる事業者識別情報を取得する手段、及び、呼詳細情報を参照して、1以上の電話番号の少なくとも1つに対応づけられた事業者識別情報を取得する手段の少なくとも1つを有する情報収集装置が提供される。
上記の情報収集装置において、事業者情報取得部は、複数の電話番号のそれぞれの少なくとも一部に基づいて、事業者識別情報を取得する手段をさらに有してよい。上記の情報収集装置は、複数の電話番号のそれぞれと、複数の電話番号のそれぞれの加入者に対して、音声通信サービスを提供する通信事業者の事業者識別情報とが対応付けられた事業者情報を格納する格納部をさらに備えてよい。
本発明の第2の態様においては、着信者の電話番号を取得する着信番号取得部と、複数の電話番号と、複数の電話番号のそれぞれの加入者に対して、音声通信サービスを提供する通信事業者を識別する事業者識別情報とが対応付けられた事業者情報を格納する格納部を参照して、着信番号取得部により取得された着信者の電話番号に対応付けられた事業者識別情報を抽出することで、着信者に音声通信サービスを提供する着信通信事業者の事業者識別情報を取得する着信事業者情報取得部と、発信者に音声通信サービスを提供する発信通信事業者の事業者識別情報を取得する発信事業者情報取得部と、発信通信事業者のサービス利用料の算定条件を格納する算定条件格納部と、発信事業者情報取得部により取得された事業者識別情報、着信事業者情報取得部により取得された事業者識別情報、発信通信事業者のサービス利用料の算定条件に基づいて、発信者から着信者に発信した場合のサービス利用料を算定する利用料算定部とを備える音声通信管理装置が提供される。
上記の音声通信管理装置において、発信事業者情報取得部は、発信者に音声通信サービスを提供する複数の発信通信事業者のそれぞれの事業者識別情報を取得してよい。算定条件格納部は、複数の発信通信事業者のサービス利用料の算定条件を格納してよい。利用料算定部は、発信事業者情報取得部により取得された複数の事業者識別情報、着信事業者情報取得部により取得された事業者識別情報、複数の発信通信事業者のサービス利用料の算定条件に基づいて、複数の発信通信事業者のそれぞれにより提供される音声通信サービスを利用した場合のそれぞれについて、発信者から着信者に発信した場合のサービス利用料を算定してよい。
上記の音声通信管理装置は、複数の発信通信事業者のうちの第1の発信通信事業者により提供される音声通信サービスを利用する第1の音声通信部をさらに備えてよい。上記の音声通信管理装置は、複数の発信通信事業者のうちの第2の発信通信事業者により提供される音声通信サービスを利用する第2の音声通信部をさらに備えてよい。上記の音声通信管理装置は、利用料算定部により算定されたサービス利用料に基づいて、第1の音声通信部及び第2の音声通信部のいずれを利用して音声通信を開始するかを選択する選択部をさらに備えてよい。
上記の音声通信管理装置は、着信者の電話番号と、利用料算定部により算定されたサービス利用料に関する情報とを対応付けて出力する出力部をさらに備えてよい。上記の音声通信管理装置において、着信事業者情報取得部は、着信者に割り当てられた複数の電話番号のそれぞれについて、対応する1以上の着信通信事業者の事業者識別情報を取得してよい。上記の音声通信管理装置において、算定条件格納部は、発信通信事業者のサービス利用料の算定条件を格納してよい。上記の音声通信管理装置において、利用料算定部は、着信者に割り当てられた複数の電話番号のそれぞれについて、対応するサービス利用料を算定してよい。上記の音声通信管理装置において、出力部は、着信者の複数の電話番号のそれぞれに対して、利用料算定部により算定されたサービス利用料を対応付けて出力してよい。上記の音声通信管理装置は、着信者の複数の電話番号のうち、ユーザが選択した電話番号に発信する発信部をさらに備えてよい。
上記の音声通信管理装置は、ユーザに対して提供されるサービスを制限する制限部をさらに備えてよい。上記の音声通信管理装置は、サービスの利用態様と、利用態様に合致するユーザに対するサービスの制限の有無を示す情報とを対応付けて格納する制限条件格納部をさらに備えてよい。上記の音声通信管理装置において、制限部は、制限条件格納部に格納された情報を参照して、ユーザに対してサービスを制限するか否かを決定してよい。
上記の音声通信管理装置は、ユーザに対して提供するサービスを制限する制限部をさらに備えてよい。上記の音声通信管理装置は、1以上のユーザを識別するユーザ識別情報と、ユーザ識別情報により識別されるユーザに対するサービスの制限の有無を示す情報とを対応付けて格納する制限条件格納部をさらに備えてよい。上記の音声通信管理装置において、制限部は、制限条件格納部に格納された情報を参照して、ユーザに対してサービスを制限するか否かを決定してよい。
本発明の第3の態様においては、コンピュータを、上記の情報収集装置、又は上記の情報収集装置として機能させるためのプログラムが提供される。
なお、上記の発明の概要は、本発明の必要な特徴の全てを列挙したものではない。また、これらの特徴群のサブコンビネーションもまた、発明となりうる。
情報収集システム100の一例を概略的に示す。 情報収集サーバ110のシステム構成の一例を概略的に示す。 通信制御部250のシステム構成の一例を概略的に示す。 通信端末102のシステム構成の一例を概略的に示す。 データテーブル500の一例を概略的に示す。 通信端末102のシステム構成の他の例を概略的に示す。 音声通信管理部602のシステム構成の一例を概略的に示す。 音声通信管理部802のシステム構成の一例を概略的に示す。
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではない。また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
図1は、通信回線10、基地局20、通信端末30及び呼制御サーバ40とともに、情報収集システム100の一例を概略的に示す。通信回線10は、無線通信の伝送路であってもよく、有線通信の伝送路であってもよく、無線通信の伝送路及び有線通信の伝送路の組み合わせであってもよい。通信回線10は、携帯電話回線網などの移動体通信網、無線パケット通信網、インターネット及び専用回線であってもよく、それらの組み合わせであってもよい。基地局20は、通信回線10に接続され、通信端末102及び他の通信端末30の無線通信を中継する。
通信端末30は、通信回線10及び基地局20を介して、通信端末102との間で音声通信を実施する。複数の通信端末30のそれぞれに対しては、複数の通信端末30のそれぞれのユーザが加入する通信事業者から、それぞれに固有の電話番号が割り当てられる。
通信端末30は、音声通信の可能な装置であればよく、固定電話機、携帯電話機、スマートフォン、PHS、衛星電話機、音声通信機能を実現するソフトウエアがインストールされたパーソナルコンピュータ又は携帯端末などであってよい。携帯端末としては、スマートフォン、PDA、タブレット又はノートブック・コンピュータ若しくはラップトップ・コンピュータ、ウエアラブル・コンピュータなどを例示することができる。音声通信の方式は、特に限定されず、電話回線網及び3G通信網を利用する回線交換方式、LTE、VoLTE、VoIPなどを例示することができる。
呼制御サーバ40は、呼制御を実施する。呼制御サーバ40は、例えば、発信者及び着信者の間の通信チャネルを確立する。また、呼制御サーバ40は、呼詳細情報を作成し、作成された呼詳細情報を記憶装置に格納する。呼詳細情報は、CDR(Call Detail Record)とも称され、発信者を識別する情報と、着信者を識別する情報と、通話時間に関する情報とが対応付けられた情報である。
本実施形態において、情報収集システム100は、通信端末102と、情報収集サーバ110とを備える。情報収集システム100及び情報収集サーバ110は、情報収集装置の一例であってよい。
本実施形態において、通信端末102は、通信回線10及び基地局20を介して、通信端末30との間で音声通信を実施し、情報収集サーバ110との間でデータ通信を実施する。通信端末102に対しては、通信端末102のユーザが加入する通信事業者から、固有の電話番号が割り当てられる。通信端末102及び通信端末30の音声通信は、呼制御サーバ40により制御される。
通信端末102は、音声通信及びデータ通信の可能な装置であればよく、固定電話機、携帯電話機、スマートフォン、PHS、衛星電話機、音声通信機能を実現するソフトウエアがインストールされたパーソナルコンピュータ又は携帯端末などを例示することができる。携帯端末としては、スマートフォン、PDA、タブレット又はノートブック・コンピュータ若しくはラップトップ・コンピュータ、ウエアラブル・コンピュータなどを例示することができる。音声通信の方式は、特に限定されず、電話回線網及び3G通信網を利用する回線交換方式、LTE、VoLTE、VoIPなどを例示することができる。また、通信端末102が固定電話、パーソナルコンピュータなどである場合には、基地局20を介さずに音声通信及びデータ通信を実施してもよい。
本実施形態において、情報収集サーバ110は、複数の電話番号のそれぞれについて、当該複数の電話番号のそれぞれが割り当てられた1以上の加入者(電話番号の加入者と称する場合がある。)に対して音声通信サービスを提供する通信事業者(キャリアと称する場合がある。)を識別するキャリア識別情報を収集する。なお、1人の加入者に対して、複数の電話番号が割り当てられていてもよい。情報収集サーバ110は、複数の電話番号のそれぞれについて、電話番号と、収集されたキャリア識別情報とが対応付けられた情報(キャリア情報と称する場合がある。)を生成し、記憶装置に格納する。キャリア識別情報は、事業者識別情報の一例であってよい。キャリア情報は、事業者情報の一例であってよい。
本実施形態において、情報収集サーバ110は、特定の電話番号に対して音声通信サービスを提供するキャリアのキャリア識別情報を調べるためのサービスを提供する。例えば、情報収集サーバ110は、通信端末102からの要求に応じて、記憶装置に格納された複数のキャリア情報を参照して、特定の電話番号に対応付けられたキャリア識別情報を抽出する。情報収集サーバ110は、当該要求に対する応答として、抽出されたキャリア識別情報を通信端末102に送信する。
なお、情報収集システム100の各部は、ハードウエアにより実現されてもよく、ソフトウエアにより実現されてもよく、ハードウエアとソフトウエアとの組み合わせにより実現されてもよい。例えば、プログラムが実行されることにより、コンピュータが、情報収集システム100の各部として機能する。
上記のソフトウエア又はプログラムは、CD−ROM、DVD−ROM、メモリ、ハードディスクなどのコンピュータ読み取り可能な媒体に記憶されていてもよく、ネットワークに接続された記憶装置に記憶されていてもよい。ソフトウエア又はプログラムは、コンピュータ読み取り可能な媒体又はネットワークに接続された記憶装置から、情報収集システム100のコンピュータにインストールされてよい。
コンピュータを、情報収集システム100の各部として機能させるプログラムは、情報収集システム100の各部の動作を規定したモジュールを備えてよい。これらのプログラム又はモジュールは、プロセッサ、通信インターフェース等に働きかけて、情報収集システム100の各部として機能させたり、情報収集システム100の各部における情報処理方法を実行させたりする。
これらのプログラムに記述された情報処理は、コンピュータに読込まれることにより、ソフトウエアと、情報収集システム100の各部のハードウエア資源とが協働した具体的手段として機能する。そして、これらの具体的手段によって、本実施形態におけるコンピュータの使用目的に応じた情報の演算又は加工を実現することにより、使用目的に応じた情報収集システム100を構築することができる。
情報収集システム100の各部は、一般的な構成の情報処理装置において、情報収集システム100の各部の動作を規定したソフトウエア又はプログラムを起動することにより実現されてよい。情報収集システム100又はその一部として用いられる情報処理装置は、CPU等のプロセッサ、ROM、RAM、通信インターフェースなどを有するデータ処理装置と、キーボード、タッチパネル、マイクなどの入力装置と、液晶ディスプレイなどの表示装置と、スピーカなどの出力装置と、メモリ、HDDなどの記憶装置とを備えてよい。上記のデータ処理装置又は記憶装置は、上記のソフトウエア又はプログラムを記憶してよい。情報収集システム100の一部は、仮想サーバ又はクラウドシステムであってもよい。また、情報収集システム100の一部の機能が、複数のサーバによって実現されてもよい。
図2は、情報収集サーバ110のシステム構成の一例を概略的に示す。本実施形態において、情報収集サーバ110は、電話番号取得部210と、キャリア情報取得部220と、格納部230と、情報提供部240と、通信制御部250とを備える。キャリア情報取得部220は、発信情報取得部222と、着信情報取得部224と、CDR情報取得部226と、キャリア判別部228とを有する。情報収集サーバ110の各部は、相互に情報を送受することができる。キャリア情報取得部220は、事業者識別情報取得部の一例であってよい。
電話番号取得部210は、複数の電話番号を取得する。本実施形態において、電話番号取得部210は、通信端末102から、通信端末102の記憶装置に格納されたアドレス帳又は電話帳に含まれる複数の電話番号を取得する。電話番号取得部210は、取得された電話番号をキャリア情報取得部220に送信する。本実施形態においては、説明を簡単にする目的で、複数の電話番号のそれぞれが、複数の通信端末30のそれぞれに割り当てられている場合を例として、情報収集サーバ110の各部について説明する。
キャリア情報取得部220は、複数の電話番号のそれぞれの加入者に対して音声通信サービスを提供するキャリアのキャリア識別情報を取得する。キャリア情報取得部220は、複数の電話番号のそれぞれと、複数の電話番号のそれぞれの加入者に対して音声通信サービスを提供するキャリアのキャリア識別情報とを対応付けて、複数のキャリア情報を生成する。キャリア情報取得部220は、生成されたキャリア情報を格納部230に格納する。
発信情報取得部222は、発呼信号に対する応答信号に含まれるキャリア識別情報を取得する。例えば、発信情報取得部222は、複数の通信端末30のそれぞれに順番に発呼信号を発信する。上記の発呼信号は、第1の発呼信号の一例であってよい。
発呼信号を受信した通信端末30は、当該発呼信号に対する応答信号を発信情報取得部222に送信する。上記の応答信号には、当該応答信号を送信した通信端末30に通信サービスを提供したキャリアのキャリア識別情報が含まれる。発信情報取得部222は、上記の応答信号の中からキャリア識別情報を抽出することで、キャリア識別情報を取得する。
発信情報取得部222は、網間(Network Network Interface:NNIと称される場合がある。)信号に含まれるキャリア識別情報を取得してもよい。また、現在の仕様では、ユーザ網間(User Network Interface:UNIと称される場合がある。)信号にはキャリア識別情報が含まれていない。しかし、将来の仕様変更などにより、UNI信号にキャリア識別情報が含まれるようになった場合、発信情報取得部222は、UNI信号に含まれるキャリア識別情報を取得してもよい。なお、発信情報取得部222は、電話番号取得部210から受け取った全ての電話番号について、キャリア識別情報を取得するための処理を実行してもよく、電話番号取得部210から受け取った電話番号のうちの一部について、キャリア識別情報を取得するための処理を実行してもよい。
本実施形態において、発信情報取得部222が発信した発呼信号に対する応答信号に含まれるキャリア識別情報を取得する場合について説明した。しかし、発信情報取得部222は本実施形態に限定されない。他の実施形態において、発信情報取得部222は、通信端末102から通信端末30に発信された発呼信号に対する応答信号に含まれるキャリア識別情報を、通信端末102から受け取ってもよい。上記の発呼信号は、第1の発呼信号の一例であってよい。
着信情報取得部224は、特定の端末から発信された発呼信号に含まれるキャリア識別情報を取得する。例えば、通信端末102が、複数の通信端末30のうちの1台から発信された発呼信号を受信する。上記の発呼信号は、第2の発呼信号の一例であってよい。上記の発呼信号には、例えば、当該発呼信号を送信した通信端末30に割り当てられた電話番号と、当該発呼信号を送信した通信端末30に通信サービスを提供したキャリアのキャリア識別情報が含まれる。
通信端末102は、上記の発呼信号の中から電話番号及びキャリア識別情報を抽出する。通信端末102は、抽出された電話番号及びキャリア識別情報を対応付けて、着信情報取得部224に送信する。これにより、着信情報取得部224は、キャリア識別情報を取得することができる。なお、着信情報取得部224は、電話番号取得部210から受け取った全ての電話番号について、キャリア識別情報を取得するための処理を実行してもよく、電話番号取得部210から受け取った電話番号のうちの一部について、キャリア識別情報を取得するための処理を実行してもよい。
CDR情報取得部226は、呼制御サーバ40に格納された呼詳細情報を参照して、1以上の電話番号の少なくとも1つに対応づけられたキャリア識別情報を取得してよい。例えば、CDR情報取得部226は、通信の秘密を侵さないように留意しつつ、呼制御サーバ40に電話番号を送信して、当該電話番号に対応付けられたキャリア識別情報を送信するように要求する。これにより、CDR情報取得部226は、キャリア識別情報を取得することができる。なお、CDR情報取得部226は、電話番号取得部210から受け取った全ての電話番号について、キャリア識別情報を取得するための処理を実行してもよく、電話番号取得部210から受け取った電話番号のうちの一部について、キャリア識別情報を取得するための処理を実行してもよい。
キャリア判別部228は、複数の電話番号のそれぞれの少なくとも一部に基づいて、キャリア識別情報を取得する。電話番号の一部に、キャリアに固有の数字又は記号が割り当てられる場合がある。例えば、日本のIP電話には、「050−CDEF××××」という電話番号が割り当てられている。上記の電話番号の中の「CDEF」という部分は、キャリアに固有の番号が割り当てられている。
そこで、キャリア判別部228は、電話番号の中から、キャリアに固有の数字又は記号が割り当てられた部分を抽出する。キャリア判別部228は、抽出された数字又は記号に基づいて、キャリア識別情報を決定する。なお、キャリア判別部228は、電話番号取得部210から受け取った電話番号のうちの一部を処理してよい。
本実施形態において、キャリア情報取得部220が、発信情報取得部222、着信情報取得部224、CDR情報取得部226及びキャリア判別部228を備える場合について説明した。しかし、キャリア情報取得部220は本実施形態に限定されない。他の実施形態において、キャリア情報取得部220は、発信情報取得部222、着信情報取得部224及びCDR情報取得部226の少なくとも1つを備えてよい。
他の実施形態において、キャリア情報取得部220は、格納部230に格納された複数のキャリア情報を参照して、キャリア識別情報を取得してよい。格納部230には、通信端末102のユーザとは異なるユーザの端末から取得した電話番号と、当該電話番号に対応付けられたキャリア識別情報とが対応付けて格納されている。そこで、キャリア情報取得部220は、通信端末102から受け取った電話番号をキーとして、格納部230に格納されたキャリア情報を参照して、当該電話番号に対応付けられたキャリア識別情報を抽出する。
この場合において、キャリア情報取得部220は、キャリア識別情報を第三者に開示することについて、電話番号を割り当てられた加入者の同意が得られている場合に、当該処理を実行してよい。格納部230は、複数の電話番号のそれぞれに対して、当該電話番号のキャリア識別情報を第三者に開示することに関する同意の有無を、さらに対応付けて格納してよい。
他の実施形態において、発信情報取得部222、着信情報取得部224及びCDR情報取得部226の少なくとも1つは、電話番号取得部210から受け取った複数の電話番号の少なくとも一部について、上記の処理を実行する。例えば、発信情報取得部222は、キャリア判別部228から、キャリア判別部228における処理ではキャリアを判別することができなかった電話番号を受け取り、当該電話番号について上記の処理を実施する。さらに他の実施形態において、キャリア情報取得部220は、通信端末102に配されてもよい。
格納部230は、複数のキャリア情報を格納する。格納部230は、複数のキャリア情報を暗号化して格納してよい。格納部230は、通信の秘密を侵さないように留意しつつ、また、個人を特定することなく、複数のキャリア情報を格納することが好ましい。
情報提供部240は、情報収集システム100のユーザに対して、情報提供サービスを提供する。例えば、情報提供部240は、格納部230に格納された複数のキャリア情報を利用して、特定の電話番号に対して音声通信サービスを提供するキャリアのキャリア識別情報を調べるためのサービスを提供する。
例えば、情報提供部240は、通信端末102から、電話番号と、当該電話番号に対応付けられたキャリア識別情報を送信するようにとの要求とを受信する。情報提供部240は、通信端末102から受け取った電話番号をキーとして、格納部230に格納されたキャリア情報を参照して、当該電話番号に対応付けられたキャリア識別情報を抽出する。
情報提供部240は、上記の要求に対する応答として、抽出されたキャリア識別情報を通信端末102に送信する。情報提供部240は、抽出されたキャリア識別情報を暗号化して、通信端末102に送信してよい。情報提供部240は、通信の秘密を侵さないように留意しつつ、また、個人を特定することなく、キャリア識別情報を送信することが好ましい。
通信制御部250は、特定のユーザに対して、情報提供部240により提供されるサービスを制限するか否かを決定する。サービスを制限することが決定された場合、通信制御部250は、上記の特定のユーザに対するサービスの提供を制限する。例えば、上記の特定のユーザに対して、予め定められた期限が到来するまで、又は予め定められた期間が経過するまで、サービスの提供を停止する。これにより、キャリア識別情報の不正利用を抑制することができる。
図3は、通信制御部250のシステム構成の一例を概略的に示す。通信制御部250は、ユーザ認証部302と、提供条件格納部304と、提供条件判定部306と、サービス制限部308とを備える。通信制御部250の各部は、相互に情報を送受することができる。
ユーザ認証部302は、情報提供部240により提供されるサービスのユーザを認証する。ユーザの認証方法は、特に限定されず、ユーザの識別情報及びパスワードを利用する方法、Cookieを利用する方法などを例示することができる。
一実施形態において、提供条件格納部304は、サービスの利用態様と、利用態様に合致するユーザに対するサービスの制限の有無を示す情報とを対応付けて格納する。サービスを制限すべき利用態様としては、予め定められた期間におけるサービスの利用回数、予め定められた期間において取得した又は要求したキャリア識別情報の件数、過去の着信履歴に含まれていない電話番号に対する要求などを例示することができる。サービスを制限すべきでない利用態様としては、過去の着信履歴に含まれている電話番号に対する要求などを例示することができる。
他の実施形態において、提供条件格納部304は、1以上のユーザを識別するユーザ識別情報と、ユーザ識別情報により識別されるユーザに対するサービスの制限の有無を示す情報とを対応付けて格納する。これにより、ユーザごとに制限の有無及び程度を決定することができる。提供条件格納部304に格納される情報は、サービスを制限すべきユーザの識別情報を含むブラックリストであってもよく、サービスを制限すべきでないユーザの識別情報を含むホワイトリストであってもよい。
提供条件判定部306は、提供条件格納部304に格納された情報を参照して、情報提供部240に要求を送信した端末のユーザに対して、サービスを制限するか否かを決定する。一実施形態において、提供条件判定部306は、特定のユーザからの1以上の要求を解析して、当該ユーザの利用態様を特定する。提供条件判定部306は、特定した利用態様をキーとして、提供条件格納部304を参照して、当該利用態様に対応付けられた、サービスの制限の有無に関する情報を取得する。提供条件判定部306は、取得された情報にしたがって、サービスを制限するか否かを決定する。提供条件判定部306は、サービスの制限の内容について決定してもよい。
他の実施形態において、提供条件判定部306は、ユーザ認証部302から、情報提供部240に要求を送信した端末のユーザのユーザ識別情報を取得する。提供条件判定部306は、取得されたユーザ識別情報をキーとして、提供条件格納部304を参照して、当該ユーザ識別情報に対応付けられた、サービスの制限の有無に関する情報を取得する。提供条件判定部306は、取得された情報にしたがって、サービスを制限するか否かを決定する。提供条件判定部306は、サービスの制限の内容について決定してもよい。
サービス制限部308は、提供条件判定部306によりサービスを制限することが決定された場合、情報提供部240により提供されるサービスを制限する。例えば、サービス制限部308は、情報提供部240によるキャリア識別情報の抽出処理を中断させる。サービス制限部308は、情報提供部240から、問題のユーザの端末への情報の送信を禁止してもよく、問題のユーザの端末から情報提供部240への要求をブロックしてもよい。
図4は、通信端末102のシステム構成の一例を概略的に示す。本実施形態において、通信端末102は、電話番号格納部402と、発信制御部404と、着信制御部406と、キャリア情報生成部408とを備える。通信端末102の各部は、相互に情報を送受することができる。電話番号格納部402は、格納部の一例であってよい。
電話番号格納部402は、複数の電話番号を格納する。電話番号格納部402は、電話番号と、当該電話番号を割り当てられた加入者の識別情報とを対応付けて格納してよい。加入者の識別情報としては、加入者の氏名、名称、略称などを例示することができる。電話番号格納部402は、電子的なアドレス帳又は電話帳であってよい。
電話番号格納部402は、情報収集サーバ110にアクセスして、電話番号格納部402に格納されている電話番号に対応付けられるキャリア識別情報を取得してよい。一実施形態において、電話番号格納部402は、電話番号格納部402に格納されている1以上の電話番号を情報収集サーバ110に送信して、電話番号及びキャリア識別情報が対応付けられた1以上のキャリア識別情報を要求する。このとき、電話番号格納部402は、電話番号と、過去の着信の有無に関する情報とを対応付けて送信してよい。
他の実施形態において、電話番号格納部402は、電話番号格納部402に格納されている1以上の電話番号を情報収集サーバ110に送信して、当該1以上の電話番号のそれぞれに対応付けられたキャリア識別情報を要求する。電話番号格納部402は、情報収集サーバ110から受信したキャリア識別情報を、電話番号格納部402に格納されている電話番号に対応付けて格納する。
電話番号格納部402は、電話番号格納部402に格納されている1以上の電話番号を情報収集サーバ110に送信するときに、当該1以上の電話番号のそれぞれについて、過去の着信の有無に関する情報を対応付けて送信してよい。1以上の電話番号のそれぞれについて、過去の着信の有無に関する情報が対応付けられている場合、情報収集サーバ110は、過去に着信があった電話番号についてのみ、当該電話番号に対応付けられたキャリア識別情報を抽出して、電話番号格納部402に送信することができる。これにより、キャリア識別情報の不正利用を抑制することができる。
発信制御部404は、通信端末102から他の端末への発呼信号の発信処理を制御する。発信制御部404は、他の端末への発呼信号に対する応答信号にキャリア識別情報が含まれる場合、当該キャリア識別情報を抽出して、キャリア情報生成部408に送信してよい。例えば、現在の仕様では、ユーザ網間(User Network Interface:UNIと称される場合がある。)信号にはキャリア識別情報が含まれていない。しかし、将来の仕様変更などにより、UNI信号にキャリア識別情報が含まれるようになった場合、発信制御部404は、UNI信号に含まれるキャリア識別情報を抽出してもよい。
着信制御部406は、他の端末から通信端末102に対して発信された発呼信号の着信処理を制御する。他の端末からの発呼信号に含まれるキャリア識別情報及び他の端末に割り当てられた電話番号を抽出して、キャリア情報生成部408に送信してよい。例えば、現在の仕様では、ユーザ網間(User Network Interface:UNIと称される場合がある。)信号にはキャリア識別情報が含まれていない。しかし、将来の仕様変更などにより、UNI信号にキャリア識別情報が含まれるようになった場合、着信制御部406は、UNI信号に含まれるキャリア識別情報を抽出してもよい。
キャリア情報生成部408は、例えば、発信制御部404から受信したキャリア識別情報と、通信端末102に割り当てられた電話番号とを対応付けてキャリア情報を生成する。キャリア情報生成部408は、着信制御部406から受信した電話番号及びキャリア識別情報を、キャリア情報として取得してよい。キャリア情報生成部408は、生成又は取得されたキャリア情報を情報収集サーバ110に送信してよい。
図5は、データテーブル500の一例を概略的に示す。データテーブル500は、電話番号格納部402に格納された電子的な電話帳の一例であってよい。本実施形態において、データテーブル500は、加入者の名前502と、加入者の第1の連絡先504と、加入者の第2の連絡先506とを含む。
第1の連絡先504は、加入者又は加入者の端末に割り当てられた電話番号542と、電話番号542により加入者に音声通信サービスを提供する通信事業者名544と、電話番号542により加入者に提供される音声通信サービスの種別546とを含む。第2の連絡先506は、加入者又は加入者の端末に割り当てられた電話番号562と、電話番号562により加入者に音声通信サービスを提供する通信事業者名564と、電話番号562により加入者に提供される音声通信サービスの種別566とを含む。
なお、図5においてNONEは、データがないことを示す。また、音声通信サービスの種別546としては、携帯電話、PHS、固定電話、国際電話、IP電話などを例示することができる。音声通信サービスの種別は、例えば、通話料金を算出する場合に利用される。
次に、図6〜図8を参照して、キャリア情報を利用した音声通信の管理装置、管理方法及びプログラムについて説明する。図6は、音声通信の管理に用いられる通信端末102のシステム構成について説明する。図7は、通信端末102の通信の相手方(着信者と称する場合がある。)に対して、複数の電話番号を割り当てられている場合を例として、音声通信の管理装置、管理方法及びプログラムについて説明する。図8は、通信端末102に複数の電話番号が割り当てられている場合を例として、音声通信の管理装置、管理方法及びプログラムについて説明する。図6〜図8において、図1〜図5と同様の構成については、説明を省略する。
図6は、通信端末102のシステム構成の他の例を概略的に示す。本実施形態において、通信端末102は、電話番号格納部402と、発信制御部404と、着信制御部406と、音声通信管理部602と、入力部604と、出力部606とを備える。通信端末102の各部は、相互に情報を送受することができる。通信端末102及び音声通信管理部602は、音声管理装置の一例であってよい。
音声通信管理部602は、通信端末102に音声通信サービスを提供するキャリア(発信側キャリアと称する場合がある。)のキャリア識別情報と、通信端末102の通信の相手方(着信者と称する場合がある。)に音声通信サービスを提供するキャリア(着信側キャリアと称する場合がある。)のキャリア識別情報とに基づいて、音声通信を管理する。音声通信管理部602は、電話番号格納部402を参照して、着信側キャリアのキャリア識別情報を取得してもよく、情報収集サーバ110にアクセスして、着信側キャリアのキャリア識別情報を取得してもよい。発信側キャリアは、発信者に音声通信サービスを提供する発信通信事業者の一例であってよい。着信側キャリアは、着信者に音声通信サービスを提供する着信通信事業者の一例であってよい。
本実施形態において、音声通信管理部602は、発信側キャリアのキャリア識別情報と、着信側キャリア識別情報とに基づいて、通信端末102から着信者の端末に電話をかけた場合のサービス利用料を算出する。一実施形態において、着信者又は着信者の端末に、複数の電話番号が割り当てられている場合、音声通信管理部602は、通信端末102から、複数の電話番号のそれぞれに電話をかけた場合のサービス利用料を算出する。
他の実施形態において、通信端末102に複数の電話番号が割り当てられている場合、音声通信管理部602は、複数の電話番号のそれぞれから着信者の端末に電話をかけた場合のサービス利用料を算出する。他の実施形態において、通信端末102に複数の電話番号が割り当てられており、かつ、着信者又は着信者の端末に、複数の電話番号が割り当てられている場合、音声通信管理部602は、通信端末102に割り当てられた複数の電話番号のそれぞれから、着信者又は着信者の端末に割り当てられた複数の電話番号のそれぞれに電話をかけた場合のサービス利用料を算出する。
一実施形態において、音声通信管理部602は、算出されたサービス利用料を、通信端末102のユーザに提示するための処理を実行してよい。例えば、音声通信管理部602は、電話番号格納部402に格納されたデータテーブル500を参照して、加入者(この場合は、着信者である。)の名前502と、第1の連絡先504の電話番号542と、サービス利用料に関する情報とが対応付けられた画面を生成する。
サービス利用料に関する情報は、サービス利用料に関するテキスト情報であってもよく、サービス利用料を示すアイコンであってもよい。サービス利用料は、電話料金の単価であってよい。通信端末102から着信者の端末に電話をかける電話番号の組み合わせが複数ある場合には、複数の組み合わせが、サービス利用料の順に並べられた画面を生成してもよい。
音声通信管理部602は、生成された画面の情報を出力部606に送信してよい。音声通信管理部602は、通信端末102のユーザからの指示に応じて、通信端末102に割り当てられた1以上の電話番号のうちの特定の電話番号から、着信者に割り当てられた1以上の電話番号うちの特定の電話番号に対して電話をかけるための処理(通話処理と称する場合がある。)を実行してよい。
他の実施形態において、音声通信管理部602は、通信端末102から着信者の端末に電話をかける電話番号の組み合わせが複数ある場合に、算出されたサービス利用料が最も低額となる組み合わせを選択する。音声通信管理部602は、選択結果に基づいて、通信端末102に割り当てられた1以上の電話番号のうちの特定の電話番号から、着信者に割り当てられた1以上の電話番号うちの特定の電話番号に対して通話処理を実行してよい。この場合において、音声通信管理部602は、通話処理を実行する前に、上記の選択結果をユーザに提示しなくてもよく、例えば出力部606を利用して、選択結果をユーザに提示してもよい。
入力部604は、ユーザからの入力を受け付ける。入力部604は、キーボード、タッチパネル、マイク、音声認識プログラムなどであってよい。出力部606は、ユーザに情報を出力する。
出力部606は、液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイなどの表示装置、又は当該表示装置のドライバであってよい。出力部606は、着信者の電話番号と、音声通信管理部602により算定されたサービス利用料に関する情報とを対応付けて出力してよい。出力部606は、着信者の複数の電話番号のそれぞれと、音声通信管理部602により算定されたサービス利用料とを対応付けて出力してよい。
本実施形態において、音声通信管理部602が通信端末102に配される場合について説明した。しかし、音声通信管理部602は本実施形態に限定されない。音声通信管理部602は、情報収集サーバ110に配されてもよい。
図7は、音声通信管理部602のシステム構成の一例を概略的に示す。本実施形態において、音声通信管理部602は、着信番号取得部702と、事業者情報取得部704と、算定条件格納部706と、利用料算定部708と、通信制御部750とを備える。音声通信管理部602の各部は、相互に情報を送受することができる。事業者情報取得部704は、着信事業者情報取得部及び発信事業者情報取得部の一例であってよい。通信制御部750は、制限部及び制限条件格納部の一例であってよい。通信制御部750は、発信部の一例であってよい。
着信番号取得部702は、着信者の電話番号を取得する。着信番号取得部702は、入力部604が受け付けた通信端末102のユーザの入力に基づいて、着信者の電話番号を取得する。一実施形態において、ユーザの入力は、通信を希望する相手方の電話番号である。他の実施形態において、ユーザの入力は、電話番号格納部402に格納された電話帳データの中から、通信を希望する相手方のデータを閲覧するための命令である。
事業者情報取得部704は、発信側キャリア(本実施形態の場合、発信側キャリアは通信端末102である。)のキャリア識別情報を取得する。例えば、事業者情報取得部704は、発信制御部404が発信する発呼信号から発信側キャリアのキャリア識別情報を取得する。事業者情報取得部704は、通信端末102のユーザに対して、通信端末102に音声通信サービスを提供するキャリア識別情報の入力を促し、通信端末102のユーザが入力部604に入力に入力した情報に基づいて、発信側キャリアのキャリア識別情報を取得してもよい。事業者情報取得部704は、出荷時に入力部604に入力された情報に基づいて、発信側キャリアのキャリア識別情報を取得してもよい。
事業者情報取得部704は、着信側キャリアのキャリア識別情報を取得する。例えば、事業者情報取得部704は、着信番号取得部702により取得された着信者の電話番号をキーとして、電話番号格納部402又は格納部230を参照して、当該着信者の電話番号に対応付けられたキャリア識別情報を抽出する。これにより、着信側キャリアのキャリア識別情報を取得することができる。
事業者情報取得部704は、着信番号取得部702が通信端末102のユーザの入力に基づいて、着信者の電話番号を取得するたびに、着信側キャリアのキャリア識別情報を取得してよい。事業者情報取得部704は、予め定められたタイミングで、着信側キャリアのキャリア識別情報を取得してもよい。事業者情報取得部704は、格納部230を参照して、特定の電話番号に対応する着信側キャリアのキャリア識別情報を取得した場合、当該キャリア識別情報を、当該特定の電話番号に対応付けて、電話番号格納部402に格納してよい。
上記の予め定められたタイミングは、通信端末102に音声通信サービスを提供するキャリアと、ユーザとの契約に基づいて定められてよい。例えば、上記の契約において、0時から9時までの間と、21時から24時までの間は、通話料が無料になることが規定されている場合、9時及び21時において、サービス利用料が変更になる。そこで、事業者情報取得部704は、9時及び21時の前後の予め定められたタイミングにおいて、着信側キャリアのキャリア識別情報を取得してもよい。また、上記の契約において、予め定められた期間における累積通話時間が予め定められた時間に達するまで、サービス料金が定額又は無料である場合において、累積通話時間が予め定められた時間に到達する前後の予め定められたタイミングにおいて、着信側キャリアのキャリア識別情報を取得してもよい。
算定条件格納部706は、1以上の発信側キャリア及び1以上の着信側キャリアのサービス利用料の算定条件を格納する。算定条件格納部706は、少なくとも発信側キャリアのサービス利用料の算定条件を格納する。上記の算定条件は、契約プランなどと称される場合がある。算定条件格納部706は、入力部604に入力された契約プランの識別情報に基づいて、契約プランの識別情報と、当該契約プランにおけるサービス利用料の算定条件とが対応付けられた情報を参照して、サービス利用料の算定条件を取得してよい。
例えば、算定条件は、発信者が加入している音声通信サービスの種別と、着信者が加入している音声通信サービスの種別と、サービス利用料とが対応付けられた情報である。算定条件は、発信者のキャリア識別情報と、着信者のキャリア識別情報と、サービス利用料とが対応付けられた情報であってもよい。算定条件は、通話の時間帯と、サービス利用料とが対応付けられた情報であってもよい。算定条件は、予め定められた期間における累積通話時間と、サービス利用料とが対応付けられた情報であってもよい。
利用料算定部708は、発信側キャリアのキャリア識別情報、着信側キャリアのキャリア識別情報、少なくとも発信側キャリアのサービス利用料の算定条件に基づいて、通信端末102から着信者の端末に発信した場合のサービス利用料を算定する。利用料算定部708は、発信側キャリアのキャリア識別情報、着信側キャリアのキャリア識別情報、発信側キャリア及び着信側キャリアのサービス利用料の算定条件に基づいて、通信端末102から着信者の端末に発信した場合のサービス利用料を算定してもよい。通信端末102から着信者の端末に発信する組み合わせが複数ある場合、利用料算定部708は、複数の組み合わせのそれぞれについて、通信端末102から着信者の端末に発信した場合のサービス利用料を算定してよい。
通信制御部750は、通信を制御する。通信制御部750は、通信端末102に割り当てられた1以上の電話番号と、着信者に割り当てられた1以上の電話番号との1以上の組み合わせの中から、1つの組み合わせを選択して、選択結果に基づいて、通話処理を実行する。
一実施形態において、通信制御部750は、ユーザの指示に基づいて、上記の1つの組み合わせを選択する。例えば、通信制御部750は、上記の1以上の組み合わせのそれぞれについて、利用料算定部708により算出されたサービス利用料をユーザに提示するための処理を実行する。ユーザからの指示が入力部604に入力されると、通信制御部750は、ユーザからの指示に応じて、通信端末102に割り当てられた1以上の電話番号のうちのユーザが選択した電話番号から、着信者に割り当てられた1以上の電話番号うちのユーザが選択した電話番号に対して通話処理を実行する。
なお、ユーザは、通信端末102に割り当てられた1以上の電話番号のなかから、1つの電話番号を選択し、着信者に割り当てられた1以上の電話番号については選択しなくてもよい。また、ユーザは、着信者に割り当てられた1以上の電話番号のなかから、1つの電話番号を選択し、通信端末102に割り当てられた1以上の電話番号については選択しなくてもよい。
他の実施形態において、通信制御部750は、通信端末102から着信者の端末に電話をかける電話番号の組み合わせが複数ある場合に、算出されたサービス利用料が最も低額となる組み合わせを選択する。通信制御部750は、選択結果に基づいて、通信端末102に割り当てられた1以上の電話番号のうちの特定の電話番号から、着信者に割り当てられた1以上の電話番号うちの特定の電話番号に対して通話処理を実行する。
本実施形態において、通信制御部750は、音声通信管理部602により通信端末102のユーザに提供されるサービスを制限するか否かを決定する。サービスを制限することが決定された場合、通信制御部750は、通信端末102のユーザに対するサービスの提供を制限する。通信制御部750は、情報提供部240によるサービスを制限する代わりに、音声通信管理部602によるサービスを制限する点を除き、通信制御部250と同様の構成を有してよい。通信制御部250と同様の構成については、説明を省略する。また、この場合、提供条件格納部304は、制限条件格納部の一例であってよい。また、提供条件判定部306及びサービス制限部308は、制限部の一例であってよい。
図8は、音声通信管理部802のシステム構成の他の例を概略的に示す。本実施形態において、音声通信管理部802は、着信番号取得部702と、事業者情報取得部704と、算定条件格納部706と、利用料算定部708と、通信制御部750と、選択部804と、移動体通信部806と、VoIP通信部808とを備える。移動体通信部806及びVoIP通信部808は、第1の音声通信部及び第2の音声通信部の一例であってよい。音声通信管理部802の各部は、相互に情報を送受することができる。音声通信管理部802は、音声通信管理部602と同様の構成を有してよく、音声通信管理部602と同様の構成については、説明を省略する。
選択部804は、利用料算定部708により算定されたサービス利用料に基づいて、移動体通信部806及びVoIP通信部808のいずれを利用して音声通信を開始するかを選択する。移動体通信部806は、複数のキャリアのうちの第1のキャリアにより提供される音声通信サービスを利用して発信する。第1のキャリアは、例えば、3G、LTE、VoLTE、PHS、衛星携帯電話などによる音声通信サービスを提供する通信事業者である。VoIP通信部808は、複数のキャリアのうちの第2のキャリアにより提供される音声通信サービスを利用して発信する。第2のキャリアは、例えば、VoIPによる音声通信サービスを提供する通信事業者である。本実施形態によれば、通信端末102に複数の電話番号が割り当てられている場合であっても、発信側キャリアのキャリア識別情報と、着信側キャリアのキャリア識別情報とに基づいて、例えば、サービス利用料が最も低額となるような電話番号を選択することができる。
本実施形態において、選択部804が、2つの音声通信部の中から、音声通信を開始すべき音声通信部を選択する場合について説明した。しかし、選択部804は本実施形態に限定されない。他の実施形態において、選択部804は、3以上の音声通信部の中から、音声通信を開始すべき1つの音声通信部を選択する。なお、この場合においても、選択部804は、第1の音声通信部及び第2の音声通信部のいずれを利用して音声通信を開始するかを選択していることに留意されたい。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。また、技術的に矛盾しない範囲において、特定の実施形態について説明した事項を、他の実施形態に適用することができる。その様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
特許請求の範囲、明細書、および図面中において示した装置、システム、プログラム、および方法における動作、手順、ステップ、および段階等の各処理の実行順序は、特段「より前に」、「先立って」等と明示しておらず、また、前の処理の出力を後の処理で用いるのでない限り、任意の順序で実現しうることに留意すべきである。特許請求の範囲、明細書、および図面中の動作フローに関して、便宜上「まず、」、「次に、」等を用いて説明したとしても、この順で実施することが必須であることを意味するものではない。
10 通信回線、 20 基地局、 30 通信端末、 40 呼制御サーバ、 100 情報収集システム、 102 通信端末、 110 情報収集サーバ、 210 電話番号取得部、 220 キャリア情報取得部、 222 発信情報取得部、 224 着信情報取得部、 226 CDR情報取得部、 228 キャリア判別部、 230 格納部、 240 情報提供部、 250 通信制御部、 302 ユーザ認証部、 304 提供条件格納部、 306 提供条件判定部、 308 サービス制限部、 402 電話番号格納部、 404 発信制御部、 406 着信制御部、 408 キャリア情報生成部、 500 データテーブル、 502 名前、 504 第1の連絡先、 506 第2の連絡先、 542 電話番号、 544 通信事業者名、 546 種別、 562 電話番号、 564 通信事業者名、 566 種別、 602 音声通信管理部、 604 入力部、 606 出力部、 702 着信番号取得部、 704 事業者情報取得部、 706 算定条件格納部、 708 利用料算定部、 750 通信制御部、 802 音声通信管理部、 804 選択部、 806 移動体通信部、 808 VoIP通信部

Claims (9)

  1. 情報収集装置、及び、音声通信管理装置を備えるシステムであって、
    前記情報収集装置は、
    複数の電話番号を取得する電話番号取得部と、
    前記複数の電話番号のそれぞれの加入者に対して、音声通信サービスを提供する通信事業者を識別する事業者識別情報を取得する事業者情報取得部と、
    前記複数の電話番号のそれぞれと、前記事業者情報取得部が取得した、前記複数の電話番号のそれぞれの加入者に対して音声通信サービスを提供する通信事業者の前記事業者識別情報とが対応付けられた前記事業者情報を格納する格納部と、
    を備え、
    前記事業者情報取得部は、
    前記複数の電話番号のそれぞれが割り当てられた端末に第1の発呼信号を発信して、前記第1の発呼信号への応答信号に含まれる前記事業者識別情報を取得する手段、
    前記複数の電話番号のそれぞれが割り当てられた端末から発信された第2の発呼信号を受信して、前記第2の発呼信号に含まれる前記事業者識別情報を取得する手段、及び、
    呼詳細情報を参照して、前記1以上の電話番号の少なくとも1つに対応づけられた前記事業者識別情報を取得する手段の少なくとも1つを有し、
    前記音声通信管理装置は、
    着信者の電話番号を取得する着信番号取得部と、
    前記格納部を参照して、前記着信番号取得部により取得された前記着信者の電話番号に対応付けられた事業者識別情報を抽出することで、前記着信者に音声通信サービスを提供する着信通信事業者の前記事業者識別情報を取得する着信事業者情報取得部と、
    発信者に音声通信サービスを提供する発信通信事業者の前記事業者識別情報を取得する発信事業者情報取得部と、
    前記発信通信事業者のサービス利用料の算定条件を格納する算定条件格納部と、
    前記発信事業者情報取得部により取得された事業者識別情報、前記着信事業者情報取得部により取得された事業者識別情報、前記発信通信事業者のサービス利用料の算定条件に基づいて、前記発信者から前記着信者に発信した場合のサービス利用料を算定する利用料算定部と、
    を備え、
    前記着信事業者情報取得部は、前記着信者に割り当てられた複数の電話番号のそれぞれについて、対応する1以上の着信通信事業者の事業者識別情報を取得し、
    前記算定条件格納部は、前記発信通信事業者のサービス利用料の算定条件を格納し、
    前記利用料算定部は、前記着信者に割り当てられた複数の電話番号のそれぞれについて、対応するサービス利用料を算定する、
    システム。
  2. 情報収集装置、及び、音声通信管理装置を備えるシステムであって、
    前記情報収集装置は、
    複数の電話番号を取得する電話番号取得部と、
    前記複数の電話番号のそれぞれの加入者に対して、音声通信サービスを提供する通信事業者を識別する事業者識別情報を取得する事業者情報取得部と、
    前記複数の電話番号のそれぞれと、前記事業者情報取得部が取得した、前記複数の電話番号のそれぞれの加入者に対して音声通信サービスを提供する通信事業者の前記事業者識別情報とが対応付けられた前記事業者情報を格納する格納部と、
    を備え、
    前記事業者情報取得部は、
    前記複数の電話番号のそれぞれが割り当てられた端末に第1の発呼信号を発信して、前記第1の発呼信号への応答信号に含まれる前記事業者識別情報を取得する手段、
    前記複数の電話番号のそれぞれが割り当てられた端末から発信された第2の発呼信号を受信して、前記第2の発呼信号に含まれる前記事業者識別情報を取得する手段、及び、
    呼詳細情報を参照して、前記1以上の電話番号の少なくとも1つに対応づけられた前記事業者識別情報を取得する手段の少なくとも1つを有し、
    前記音声通信管理装置は、
    着信者の電話番号を取得する着信番号取得部と、
    前記格納部を参照して、前記着信番号取得部により取得された前記着信者の電話番号に対応付けられた事業者識別情報を抽出することで、前記着信者に音声通信サービスを提供する着信通信事業者の前記事業者識別情報を取得する着信事業者情報取得部と、
    発信者に音声通信サービスを提供する発信通信事業者の前記事業者識別情報を取得する発信事業者情報取得部と、
    前記発信通信事業者のサービス利用料の算定条件を格納する算定条件格納部と、
    前記発信事業者情報取得部により取得された事業者識別情報、前記着信事業者情報取得部により取得された事業者識別情報、前記発信通信事業者のサービス利用料の算定条件に基づいて、前記発信者から前記着信者に発信した場合のサービス利用料を算定する利用料算定部と、
    を備え、
    前記発信事業者情報取得部は、前記発信者に音声通信サービスを提供する複数の発信通信事業者のそれぞれの事業者識別情報を取得し、
    前記算定条件格納部は、複数の前記発信通信事業者のサービス利用料の算定条件を格納し、
    前記利用料算定部は、前記発信事業者情報取得部により取得された複数の事業者識別情報、前記着信事業者情報取得部により取得された事業者識別情報、前記複数の発信通信事業者のサービス利用料の算定条件に基づいて、複数の発信通信事業者のそれぞれにより提供される音声通信サービスを利用した場合のそれぞれについて、前記発信者から前記着信者に発信した場合のサービス利用料を算定する、
    ステム。
  3. 前記音声通信管理装置は、
    前記複数の発信通信事業者のうちの第1の発信通信事業者により提供される音声通信サービスを利用する第1の音声通信部と、
    前記複数の発信通信事業者のうちの第2の発信通信事業者により提供される音声通信サービスを利用する第2の音声通信部と、
    前記利用料算定部により算定された前記サービス利用料に基づいて、前記第1の音声通信部及び前記第2の音声通信部のいずれを利用して音声通信を開始するかを選択する選択部と、
    をさらに備える、
    請求項に記載のシステム。
  4. 情報収集装置、及び、音声通信管理装置を備えるシステムであって、
    前記情報収集装置は、
    複数の電話番号を取得する電話番号取得部と、
    前記複数の電話番号のそれぞれの加入者に対して、音声通信サービスを提供する通信事業者を識別する事業者識別情報を取得する事業者情報取得部と、
    前記複数の電話番号のそれぞれと、前記事業者情報取得部が取得した、前記複数の電話番号のそれぞれの加入者に対して音声通信サービスを提供する通信事業者の前記事業者識別情報とが対応付けられた前記事業者情報を格納する格納部と、
    を備え、
    前記事業者情報取得部は、
    前記複数の電話番号のそれぞれが割り当てられた端末に第1の発呼信号を発信して、前記第1の発呼信号への応答信号に含まれる前記事業者識別情報を取得する手段、
    前記複数の電話番号のそれぞれが割り当てられた端末から発信された第2の発呼信号を受信して、前記第2の発呼信号に含まれる前記事業者識別情報を取得する手段、及び、
    呼詳細情報を参照して、前記1以上の電話番号の少なくとも1つに対応づけられた前記事業者識別情報を取得する手段の少なくとも1つを有し、
    前記音声通信管理装置は、
    着信者の電話番号を取得する着信番号取得部と、
    前記格納部を参照して、前記着信番号取得部により取得された前記着信者の電話番号に対応付けられた事業者識別情報を抽出することで、前記着信者に音声通信サービスを提供する着信通信事業者の前記事業者識別情報を取得する着信事業者情報取得部と、
    発信者に音声通信サービスを提供する発信通信事業者の前記事業者識別情報を取得する発信事業者情報取得部と、
    前記発信通信事業者のサービス利用料の算定条件を格納する算定条件格納部と、
    前記発信事業者情報取得部により取得された事業者識別情報、前記着信事業者情報取得部により取得された事業者識別情報、前記発信通信事業者のサービス利用料の算定条件に基づいて、前記発信者から前記着信者に発信した場合のサービス利用料を算定する利用料算定部と、
    を備え、
    前記システムは、前記着信者の電話番号と、前記利用料算定部により算定された前記サービス利用料に関する情報とを対応付けて出力する出力部をさらに備え、
    前記着信事業者情報取得部は、前記着信者に割り当てられた複数の電話番号のそれぞれについて、対応する1以上の着信通信事業者の事業者識別情報を取得し、
    前記算定条件格納部は、前記発信通信事業者のサービス利用料の算定条件を格納し、
    前記利用料算定部は、前記着信者に割り当てられた複数の電話番号のそれぞれについて、対応するサービス利用料を算定し、
    前記出力部は、
    前記着信者の複数の電話番号のそれぞれに対して、前記利用料算定部により算定された前記サービス利用料を対応付けて出力する、
    ステム。
  5. 前記音声通信管理装置は、前記着信者の複数の電話番号のうち、ユーザが選択した電話番号に発信する発信部をさらに備える、
    請求項に記載のシステム。
  6. 情報収集装置、及び、音声通信管理装置を備えるシステムであって、
    前記情報収集装置は、
    複数の電話番号を取得する電話番号取得部と、
    前記複数の電話番号のそれぞれの加入者に対して、音声通信サービスを提供する通信事業者を識別する事業者識別情報を取得する事業者情報取得部と、
    前記複数の電話番号のそれぞれと、前記事業者情報取得部が取得した、前記複数の電話番号のそれぞれの加入者に対して音声通信サービスを提供する通信事業者の前記事業者識別情報とが対応付けられた前記事業者情報を格納する格納部と、
    を備え、
    前記事業者情報取得部は、
    前記複数の電話番号のそれぞれが割り当てられた端末に第1の発呼信号を発信して、前記第1の発呼信号への応答信号に含まれる前記事業者識別情報を取得する手段、
    前記複数の電話番号のそれぞれが割り当てられた端末から発信された第2の発呼信号を受信して、前記第2の発呼信号に含まれる前記事業者識別情報を取得する手段、及び、
    呼詳細情報を参照して、前記1以上の電話番号の少なくとも1つに対応づけられた前記事業者識別情報を取得する手段の少なくとも1つを有し、
    前記音声通信管理装置は、
    着信者の電話番号を取得する着信番号取得部と、
    前記格納部を参照して、前記着信番号取得部により取得された前記着信者の電話番号に対応付けられた事業者識別情報を抽出することで、前記着信者に音声通信サービスを提供する着信通信事業者の前記事業者識別情報を取得する着信事業者情報取得部と、
    発信者に音声通信サービスを提供する発信通信事業者の前記事業者識別情報を取得する発信事業者情報取得部と、
    前記発信通信事業者のサービス利用料の算定条件を格納する算定条件格納部と、
    前記発信事業者情報取得部により取得された事業者識別情報、前記着信事業者情報取得部により取得された事業者識別情報、前記発信通信事業者のサービス利用料の算定条件に基づいて、前記発信者から前記着信者に発信した場合のサービス利用料を算定する利用料算定部と、
    を備え、
    前記音声通信管理装置は、
    ユーザに対して提供されるサービスを制限する制限部と、
    前記サービスの利用態様と、前記利用態様に合致するユーザに対する前記サービスの制限の有無を示す情報とを対応付けて格納する制限条件格納部と、
    をさらに備え、
    前記制限部は、前記制限条件格納部に格納された情報を参照して、前記ユーザに対してサービスを制限するか否かを決定する、
    ステム。
  7. 情報収集装置、及び、音声通信管理装置を備えるシステムであって、
    前記情報収集装置は、
    複数の電話番号を取得する電話番号取得部と、
    前記複数の電話番号のそれぞれの加入者に対して、音声通信サービスを提供する通信事業者を識別する事業者識別情報を取得する事業者情報取得部と、
    前記複数の電話番号のそれぞれと、前記事業者情報取得部が取得した、前記複数の電話番号のそれぞれの加入者に対して音声通信サービスを提供する通信事業者の前記事業者識別情報とが対応付けられた前記事業者情報を格納する格納部と、
    を備え、
    前記事業者情報取得部は、
    前記複数の電話番号のそれぞれが割り当てられた端末に第1の発呼信号を発信して、前記第1の発呼信号への応答信号に含まれる前記事業者識別情報を取得する手段、
    前記複数の電話番号のそれぞれが割り当てられた端末から発信された第2の発呼信号を受信して、前記第2の発呼信号に含まれる前記事業者識別情報を取得する手段、及び、
    呼詳細情報を参照して、前記1以上の電話番号の少なくとも1つに対応づけられた前記事業者識別情報を取得する手段の少なくとも1つを有し、
    前記音声通信管理装置は、
    着信者の電話番号を取得する着信番号取得部と、
    前記格納部を参照して、前記着信番号取得部により取得された前記着信者の電話番号に対応付けられた事業者識別情報を抽出することで、前記着信者に音声通信サービスを提供する着信通信事業者の前記事業者識別情報を取得する着信事業者情報取得部と、
    発信者に音声通信サービスを提供する発信通信事業者の前記事業者識別情報を取得する発信事業者情報取得部と、
    前記発信通信事業者のサービス利用料の算定条件を格納する算定条件格納部と、
    前記発信事業者情報取得部により取得された事業者識別情報、前記着信事業者情報取得部により取得された事業者識別情報、前記発信通信事業者のサービス利用料の算定条件に基づいて、前記発信者から前記着信者に発信した場合のサービス利用料を算定する利用料算定部と、
    を備え、
    前記音声通信管理装置は、
    ユーザに対して提供するサービスを制限する制限部と、
    1以上の前記ユーザを識別するユーザ識別情報と、前記ユーザ識別情報により識別されるユーザに対する前記サービスの制限の有無を示す情報とを対応付けて格納する制限条件格納部と、
    をさらに備え、
    前記制限部は、前記制限条件格納部に格納された情報を参照して、前記ユーザに対してサービスを制限するか否かを決定する、
    ステム。
  8. 前記事業者情報取得部は、前記複数の電話番号のそれぞれの少なくとも一部に基づいて、前記事業者識別情報を取得する手段をさらに有する、
    請求項1から請求項7までの何れか一項に記載のシステム。
  9. コンピュータを、請求項1から請求項までの何れか一項に記載のシステムとして機能させるためのプログラム。
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