JP2009089074A - 携帯電話機 - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザが通話を行ったりメールを送受信するときに、その通信相手との通話等に関する情報を把握することができる携帯電話機の提供を目的とする。
【解決手段】携帯電話機は、通信相手の指定を受け付けたら、自電話機が加入している通信キャリアから提供されるサービスに係るサービス情報に応じて、当該通信相手との通信に関する情報である通信関連情報を決定し、決定された通信関連情報をユーザに通知することを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、携帯電話機での通話およびメール機能に関し、特に通信料等の通信に関連する情報をユーザに通知する技術に関する。
近年、携帯電話機の市場が拡大し、複数の通信事業者が通信サービスを提供するに至っており、各通信事業者はサービス内容に工夫をこらすことでシェアの拡大を図ろうとしている。
携帯電話機の利用者にとっては、多種多様なサービスが提供されることは、利便性が向上し、複数の通信事業者が参入することは、通信事業者選択の幅が広がるという利点がある。
しかし、一方で、電話をかけたりメールを送受信する場合に、自分が加入している通信事業者と相手の加入している通信事業者とが異なる場合には、提供されているサービスが異なることから、不都合が生ずる場合がある。
例えば、送受信できるメールの文字数や料金が通信事業者間で異なる場合があり、受信したメールが本文の途中で終わっている等の不都合がある。
この不都合に対しては、アドレス帳にメールアドレスと対応付けて記憶されている電話番号から通信事業者を特定し、作成できるメールの文字数を制限する技術が開発され(特許文献1)、送信相手の加入する通信事業者に対応したメールを作成することが可能となっている。
特開2003−69691号公報
しかし、各通信事業者は、電話をかける時間帯や通信相手の加入している通信事業者によって通信料金が異なるなど、様々な料金プランを提供しており、ユーザは、電話をかけたりメールを送受信するときに掛かる料金などのサービス内容を把握するのが難しくなってきている。
言い換えれば、メールの文字数の違いであれば、少ない文字数に合わせれば本文が途切れることはないが、この料金でこの相手と通話するのが妥当か否か等を判断できるのはユーザであり、ユーザがその判断を行うには、サービス内容を把握している必要がある。
更に、近年では、モバイルナンバーポータビリティサービスが開始され、ユーザは、より有利な通信事業者に加入しなおすことが容易となり、知らぬ間に通信相手の加入している通信事業者や料金プランが変更されていることとなり、ますます、通信料金などのサービス内容の把握が難しくなってきている。
このような状況下においては、ユーザは、通話やメールを送受信する際に、この通話は通話料がかかるのか否か、通信相手はメールを受け取ると課金されるのか否かなどを把握しておきたい場合がある。
そこで、本発明は、ユーザが通話を行ったりメールを送受信するときに、その通信相手との通話等に関する情報を把握することができる携帯電話機の提供を目的とする。
上記課題を解決する為に、本発明の携帯電話機は、通信相手と通信する通信手段と、前記通信手段で通信するための通信相手の指定を受け付ける受付手段と、自機が加入している通信キャリアから提供されるサービスに係るサービス情報が記憶されている自機サービス記憶手段と、前記受付手段で通信相手の指定が受け付けられたら、前記サービス情報に応じて、当該通信相手との通信に関する情報である通信関連情報を決定する情報決定手段と、前記情報決定手段で決定された通信関連情報をユーザに通知する通知手段とを備えることを特徴とする。
ここで、サービス情報とは、携帯電話機が通話やメールの送受信に際して受けることができるサービスの内容であり、具体的には、通信相手に応じた通信料、時間に応じた通信料、メールの受信に掛かる料金、メールの送信可能な文字数、メールで使用できる絵文字、メールとしてEメールとショートメールを使用できること等が含まれる。サービスの内容は、自機の加入している通信事業者(以下、「通信キャリア」という。)によって異なる。
本発明に係る携帯電話機は、上述の構成を備えることにより、自機が加入している通信キャリアから提供されるサービスを記憶しているので、ユーザは、発呼またはメール送信を行うときに、通信相手との通信に関連するサービスを知ることが可能となる。
すなわち、記憶しているサービス情報から、行おうとしている通信に対して受けることができるサービスを検出でき、例えば、行おうとしている通信が通話であって、記憶されているサービスが通話料である場合には、ユーザは、通信相手を指定したら通話料を知ることが可能となる。通話料を知ることで、ユーザは発呼を行うかキャンセルするかを判断することができる。
また、前記携帯電話機は、更に、通信相手と対応付けて通信キャリアが記憶されている通信相手記憶手段とを備え、前記情報決定手段は、通信相手と対応付けて記憶されている通信キャリアとに応じて、前記通信関連情報を決定することとしてもよい。
これにより、通信相手の加入している通信キャリアを記憶しているので、ユーザは、発呼またはメール送信を行うときに、通信相手の通信キャリアを考慮した通信に関連する情報を知ることが可能となる。
例えば、サービス情報が、自機が加入している通信キャリアと同じキャリアに加入している通信相手との通話は無料であるという情報である場合には、ユーザは、発呼する通信相手が自分と同じキャリアであることを知らない場合であっても、通話が無料であることを知ることができるので、通話料を気にすることなく話をすることができるようになる。
また、前記携帯電話機は、更に、着信から通信キャリアを検出し、前記通信相手記憶手段に記憶させるキャリア検出手段を備え、前記キャリア検出手段は、着信が着呼の場合は、着呼時に受信したデータに含まれる情報を参照することにより通信キャリアを検出し、発信元である通信相手と対応付けて記憶させ、着信がメールの場合は、当該メールのメールアドレスを参照することにより通信キャリアを検出し、送信元である通信相手と対応付けて記憶させることとしてもよい。
これにより、通信相手の通信キャリアを自動的に更新することができるので、通信に関連する正確な情報を知ることができるようになる。
すなわち、サービス情報が通信相手の加入する通信キャリアに応じて変化するサービスであった場合、例えば、特定の通信キャリアに加入している通信相手からのメールの受信は有料であるというサービスであった場合には、記憶している通信キャリアが正しくなければ正しい情報をユーザに通知することはできない。
例えば、アドレス帳に登録されている通信相手が、加入している通信キャリアを特定の通信キャリアに変更後してメールを送信してきた場合であっても、アドレス帳の通信キャリアが自動的に更新されて、ユーザは、正しい情報、例えば、受信料が有料である等の情報を知ることが可能となる。
また、前記サービス情報は、通信料を定めた料金プランであり、前記情報決定手段は、前記料金プランに応じて、通信料について情報である前記通信関連情報を決定することとしてもよい。
これにより、自機が加入している料金プランを記憶しているので、ユーザは、発呼またはメール送信を行うときに、通信相手との通信料を知ることが可能となる。
例えば、サービス情報が一分あたりの通話料である場合、発呼する通信相手を指定したときに、一分あたりの通話料が表示され、通信相手との通話料を知ることができ、発呼するかキャンセルするかを判断することができるようになる。
また、前記携帯電話機は、更に、時刻を取得する時刻手段を備え、前記料金プランは、時間帯と通信料が対応付けられて記憶されており、前記情報決定手段は、前記時刻手段に時刻を取得させ、当該時刻が含まれる時間帯と対応する通信料についての情報である前記通信関連情報を決定することとしてもよい。
これにより、自機が加入している料金プランの時間帯毎の通信料を記憶しているので、ユーザは、発呼またはメール送信を行うときに、その時刻の通信料を知ることが可能となる。
例えば、通話相手を指定したときに、その時刻の通信料が表示され、更に、通信料が変る時間帯が表示された場合は、今発呼を行うか否かを判断することができるようになる。
また、前記通信相手記憶手段には、更に、電話番号またはメールアドレスと対応付けて料金プランが記憶されており、前記受付手段は、電話番号またはメールアドレスを特定することにより通信相手を指定し、前記情報決定手段は、前記通信相手記憶手段に記憶されている料金プランに応じて、通信料についての情報である前記通信関連情報を決定することとしてもよい。
これにより、通信相手の加入している料金プランを記憶しているので、ユーザは、発呼またはメール送信を行うときに、通信相手の通信料を知ることが可能となる。
例えば、通信相手の加入している料金プランが、電話を受けたときに課金がなされるがショートメールの受信は無料であるという場合には、通話相手を指定したときにその旨がユーザに通知される。その通知により、発呼しようとしているユーザは、通話ではなくショートメールで用件を伝えることを選択するという判断を行うことができるようになる。
本発明の携帯電話機は、通信相手と通信キャリアとを対応付けて記憶する記憶手段と、着信から通信キャリアを検出し、前記記憶手段に記憶させるキャリア検出手段を備え、前記キャリア検出手段は、着信が着呼の場合は、着呼時に受信したデータに含まれる情報を参照することにより通信キャリアを検出し、発信元である通信相手と対応付けて記憶させることを特徴とする。
また、本発明の携帯電話機は、通信相手と通信キャリアとを対応付けて記憶する記憶手段と、着信から通信キャリアを検出し、前記記憶手段に記憶させるキャリア検出手段を備え、前記キャリア検出手段は、着信がメールの場合は、当該メールのメールアドレスを参照することにより通信キャリアを検出し、送信元である通信相手と対応付けて記憶させることを特徴とする。
これにより、着信があれば、自動的に通信キャリアを更新することが可能となる。
<実施形態>
<概要>
本発明に係る携帯電話機は、通信をしようとしている相手との通信に関し、通信キャリアから受けることのできるサービス内容をディスプレイに表示し、通信を実際に行うか否かの判断の機会をユーザに与えるものである。
自機の加入している通信キャリアが提供するサービスの具体内容を区別させるためのものとしては、例えば、料金プランがある。本携帯電話機は、この料金プランを記憶しておいて、通話やメールの送受信を行うときに、自機が通信キャリアから受けることができる具体的なサービスの内容、例えば、通話料をディスプレイに表示する。
また、本発明に係る携帯電話機は、通信相手が加入している通信キャリアが提供するサービスの具体内容を区別させるための料金プラン等も記憶しておいて、通信相手の受けることができるサービス内容をも考慮したサービス内容を表示する。
従って、ユーザは、今電話をかけるよりも10分後にかけた方が通信料が安いとか、メールが長いと受信側に課金されるから短くしたほうがよい等の情報を知ることができ、携帯電話機の機能をより適切に使用することが可能となる。
更には、通信相手の通信キャリアや料金プランを、適時、更新する機能をも有している。
以下、本発明である携帯電話機を説明する。
<構成>
まず、本発明の実施形態に係る携帯電話機の構成例について図1を用いて説明する。
図1は、本発明に係る携帯電話機の機能ブロック図である。
携帯電話機1000は、通信部1010、音声処理部1020、通信相手受付部1100、ディスプレイ1200、制御部1300、キャリア取得部1400、サービス検索部1500、メッセージ表示部1600、通話処理部1700、メール処理部1800、時計1900、アドレス帳記憶部2000、料金プラン記憶部3000およびプロフィール記憶部4000から構成される。
通信部1010は、アンテナ1011を備え、基地局を介して他の携帯電話機や固定電話機等と通信する機能を有する。
音声処理部1020は、音声信号を出力するスピーカ1021と外部音声を入力するマイク1022とを備え、音声の入出力処理を行う機能を有する。
通信相手受付部1100は、通信相手の指定を受付け、その旨を制御部1300に渡す機能を有する。具体的には、いわゆるテンキーなどの操作ボタンを含み、メニュー表示などのユーザの操作を受け付け、表示されたアドレス帳から通信相手の指定を受付ける。また、本通信相手受付部1100は、通常の携帯電話機が備えるメール作成等の一般的なユーザ操作も受付けるものとする。
また、ディスプレイ1200は、液晶などのディスプレイを含み、メニューやメール本文等を表示する他、メッセージ表示部1600から渡されるメッセージをディスプレイに表示する機能を有する。
制御部1300は、図示しないCPU、メモリ等を備え、通信制御等の携帯電話機に必要な一般的な制御処理を行う他、本発明に特有の制御処理、例えば、着呼があったら通信キャリアを取得するためにキャリア取得部1400に依頼するなどの処理を行う。
キャリア取得部1400は、受信データから通信相手の通信キャリアや料金プランを示す情報を抽出して、アドレス帳に記憶させる機能を有する。ここでの受信データとは、着呼を示すデータやメール内のメールアドレス等をいう。
サービス検索部1500は、自機の通信キャリアや料金プラン、通信相手の通信キャリアなどの情報から、現在通信しようとしている通信に掛かる料金を検索する機能を有する。すなわち、サービス検索部1500は、通信関連情報を決定する機能を有し、本実施形態においては、料金を通信関連情報として決定している。また、本実施形態では、主に通信料を検索することとしているが、他のサービスであってももちろん良い。
メッセージ表示部1600は、サービス検索部1500からの依頼を受けて、メッセージを生成し、制御部1300を介してディスプレイ1200に、メッセージの表示依頼を行う機能を有する。
また、通話処理部1700は、通常の携帯電話機が有する通話機能を、メール処理部1800は、通常の携帯電話機が有するメール作成等の機能をそれぞれ有する。
時計1900は、年月日、曜日、時間を管理しており、問い合わせに応じて、日時等を通知する機能を有する。
次に、アドレス帳記憶部2000は、氏名と電話番号やメールアドレスを対応付けた、いわゆるアドレス帳を記憶する機能を有し、料金プラン記憶部3000は、料金プランの内容を記憶する機能を有する。
また、プロフィール記憶部4000は、自機およびユーザについての情報を記憶する機能を有する。
これら記憶部に記憶されているデータについては、<データ>において図2〜図5を用いて説明する。
ここで制御部1300等の各部による各処理の全部または一部は、CPUが各種プログラムを実行することにより実現されるものである。
<データ>
以下、本発明である携帯電話機が用いる主なデータについて、図2〜図6を用いて説明する。
図2は、プロフィール情報4100の内容例を示す図である。
このプロフィール情報4100は、自機およびユーザについての情報であり、プロフィール記憶部4000に1つ記憶されている。
プロフィール情報4100は、名前4110、携帯電話番号4111、メールアドレス4112、キャリア4113および料金プラン4114を含み構成される。
名前4110は、自機のユーザの名称等であり、ユーザを識別できるものであればよい。
携帯電話番号4111は、自機の電話番号であり、メールアドレス4112は、自機のメールアドレスである。
また、キャリア4113は、自機が加入している通信キャリアを示し、料金プラン4114は、自機が加入している料金プランを示す。以下、「自キャリア」、「自料金プラン」というものとする。
図3は、アドレス帳2100の内容例を示す図である。
このアドレス帳2100は、アドレス帳記憶部2000に記憶されているものである。
アドレス帳2100は、登録番号2110、名前2111、固定電話番号2112、携帯電話番号2113、メールアドレス2114、キャリア2115、料金プラン2116および家族2117を含み構成される。
登録番号2110は、本アドレス帳2100に登録されている通信相手の番号であり、「001」から昇順に付られる。
名前2111は、通信相手の名称等であり、通信相手を識別できるものであればよい。
固定電話番号2112は、名前2111で示される通信相手の固定電話の電話番号であり、携帯電話番号2113は、携帯電話機の電話番号である。
メールアドレス2114は、同様に、名前2111で示される通信相手のメールアドレスである。
また、キャリア2115は、携帯電話番号2113で示される通信相手の携帯電話機が加入している通信キャリアであり、料金プラン2116は、加入している料金プランである。
家族2117は、自機が加入している料金プラン4114で、特別のサービスを受けることができる特定の個人であることを示すものである。本実施形態では、「家族」である場合に、特定のサービスを受けることができるものとする。この項目が「YES」の場合は、特定の個人であり、「NO」の場合は、特定の個人ではないことを示すものとする。
本実施形態では、携帯電話番号2113は1つとして説明するが、携帯電話番号2113が複数ある場合は、それぞれに通信キャリア2115や、特別のサービスを受けることができる個人等を記憶するものとする。
例えば、登録番号2110「001」の名前2111「A男」の携帯電話機の番号は、携帯電話番号2113「09022222222」であり、加入している通信キャリアと料金プランは、キャリア2115「A社」と料金プラン2116「プランA」である。
図4および図5は、料金プランの内容例を示す図である。
図4は、「プランA」を表すものとし、図5は、「プランB」を表すものとする。本実施形態では、「プランA」は、自機が加入している料金プランである。
図4(a)と図5(a)は、通話についてのプランであり、図4(b)と図5(b)は、メールについてのプランを示している。
これら料金プランは、料金プラン記憶部3000に記憶されているものである。本実施形態では、これらのプランは、予め、記憶されているものとする。
まず、図4の「プランA」から説明する。
図4(a)の通話についてのプランでは、3つの要件が示される。
時間帯通話料3100、特定通話料3110および着信通話料3120である。
時間帯通話料3100は、通話相手3101、時間帯3102及び通話料3103で構成される。
通話相手3101は、通話相手の電話機と通信キャリアの種類である。ここでは、自キャリアと異なるキャリアの携帯電話機である「他キャリア携帯電話機」、自キャリアと同じ通信キャリアの携帯電話機である「同キャリア携帯電話機」、固定電話機である「固定電話機」の3種類である。
時間帯3102は、1時から24時で表し、「23」時は23時0分0秒から23時59分59秒までを示すものとする。例えば、「08−16」は、8時0分0秒から16時59分59秒までの時間帯を表すものとする。
通話料3103は、分単位の通話料金を示し、ここでは、「月〜金」と「土・日・祝」の2つに分かれているものとする。
例えば、自キャリアと異なる通信キャリアの携帯電話機あてに、月曜日の9時に電話をかける場合は、通話相手3101「他キャリア携帯電話機」、時間帯3102「08−16」、通話料3103「月〜金 56」が該当し、1分当たり56円掛かることになる。
次に、特定通話料3110は、時間帯通話料3100を適用しない場合を既定したものである。
本実施形態では、特定通話料3110は、通信相手3111と通話料3112とで構成され、通信相手3111は、通信相手の種類であり、通話料3112は対応する通信相手との通話料である。すなわち、この通信相手3111で特定される相手との通話にのみ適用される通話料3112を定めている。
例えば、通信相手3111「家族」との通話は、通話料3112「無料」である。
また、着信通話料3120は、着呼を受けて通話する場合の通話料であり、ここでは、「無料」である。すなわち、通信相手からかかってきた電話での通話は課金されない。
図4(b)のメールについてのプランでは、2つの要件が示される。
まず、パケット通信料3130は「定額」、すなわち、パケット通信に関しては、その量にかかわらず一定金額である。
また、ショートメール送受信料3140は「無料」、すなわち、電話番号宛てに送信できる所定文字数以下のメールであるショートメールの送受信は、無料である。
次に、図5の「プランB」を説明する。
図5(a)の通話についてのプランでは、2つの要件が示される。
時間帯通話料3200と着信通話料3210である。
時間帯通話料3200は、通話相手3201、時間帯3202及び通話料3203で構成される。
通話相手3201は、通話相手の電話機の種類であり、「携帯電話機」と「固定電話機」である。
時間帯3202は、1時から24時で表す。ここでは「1−24」であるので、1時0分0秒から24時59分59秒まで、すなわち時間によって通信料は変わらないことを示す。
通話料3203は、分単位の通話料金を示し、ここでは「40」であるので、40円かかることになる。
従って、プランBではプランAと異なり、通信相手の通信キャリアが自キャリアと異なるか否かや曜日によって、通話料は異ならない。
また、着信通話料3210は「無料」である。すなわち、通信相手からかかってきた電話での通話は課金されない。
図5(b)のメールについてのプランでは、3つの要件が示される。
まず、パケット通信料3220は「0.1円/パケット」、すなわち、1パケットの送受信に関しては、0.1円掛かることになる。
また、ショートメール送受信料3230は「無料」であり、Eメール受信料3240は、「全角128文字相当まで無料」、すなわち、256バイト分のデータを受信する場合は無料であるが、257バイト目からの受信にはパケット通信料3220が掛かる。
図6は、メッセージ一覧1610の内容例を示す図である、
このメッセージ一覧1610は、メッセージ表示部1600が内部メモリに記憶しており、この一覧を参照してメッセージをディスプレイ1200に表示するものとする。
メッセージ一覧1610は、メッセージ番号1611とメッセージ内容1612とで構成される。
メッセージ番号1611は、メッセージを識別する情報であり、この番号がサービス検索部1500から指定されてメッセージの表示依頼がなされる。
メッセージ内容1612は、表示するメッセージの内容であり、メッセージ内の「XX」の部分には、サービス検索部1500から渡される情報が埋め込まれることになる。
例えば、メッセージ番号1611「m001」が指定され、情報「40」が渡されると、メッセージ内容1612は「通話料が40円/分かかります。相手先は、無料です。」となって表示される。
<動作>
以下、上述した携帯電話機の動作について図7〜図14を用いて説明する。その際、図15〜図17のメッセージ表示例を参照する。図15は、発呼時のメッセージ例を示す図であり、図16は、Eメール送信時のメッセージ例を、図17は、着呼とEメール受信時のメッセージ例を示す図である。
ここでは、本発明に係る携帯電話機の処理を、次の3つに分けて説明する。通信相手の通信キャリアを取得する処理、発呼またはメール送信時にメッセージを表示する処理、着呼またはメール受信時にメッセージを表示する処理の3つである。
<通信相手の通信キャリアを取得する処理>
まず、図7を用いて、通信相手の通信キャリアを取得する処理について説明する。
図7は、通信相手の通信キャリアを取得する処理を示すフローチャートである。
この処理は、キャリア取得部1400が行う処理である。
通信部1010は、着呼またはメールを受信したら、その旨を制御部1300に通知するとともに受信データを渡す。
通信部1010から着呼またはメールを受信した旨の通知を受けた制御部1300は、着呼かEメールまたはショートメールの受信かを判別し、その旨と受信したデータをキャリア取得部1400に渡す。
データを受け取ったキャリア取得部1400は、着呼である場合(ステップS800:着呼)は、受信データ内のキャリアを識別する情報を参照して通信相手の通信キャリアを得る(ステップS810)。
キャリアを識別する情報は、例えば、PDC(Personal Digital Cellular)通信方式(標準規格:RCR STD−27)における、発番号情報の1つである発信者番号非通知理由を利用する方法がある。
この非通知情報は3ビットで構成され、現在「000」〜「100」までが使用されているため、「101」、「110」等にそれぞれ通信キャリアを割り当てることとする方法である。
また、受信データ内の空き領域等に新たに通信キャリア通知用の領域を設けることとしてもよい。
着呼の通信キャリアを取得したキャリア取得部1400は、着呼の発信元である通信相手の電話番号が、アドレス帳2100(図3)の携帯電話番号2113にあるか否かを検索し、あれば、該当するキャリア2115を更新する(ステップS820)。アドレス帳2100にない場合は、着呼履歴(図示していない)に記憶する。
また、キャリア取得部1400は、制御部1300からEメールを受信した旨の通知を得た場合(ステップS800:メール受信、ステップS830:Eメール)は、受信元のメールアドレスのドメイン名で通信キャリアを判別する(ステップS840)。すなわち、「@」以下に、特定の文字列が含まれる場合は、特定の通信キャリアであると判断する。
Eメールのアドレスから通信キャリアを判別したキャリア取得部1400は、メールの送信元であるメールアドレスの「@」より前の文字列が、アドレス帳2100のメールアドレス2114にあるか否かを検索し、あれば、該当するメールアドレス2114とキャリア2115を更新する(ステップS820)。アドレス帳2100にない場合は、メール受信履歴(図示していない)に記憶する。
また、キャリア取得部1400は、制御部1300からショートメールを受信した旨の通知を得た場合(ステップS830:ショートメール)は、自キャリアと同一の通信キャリアであると判断する(ステップS850)。
すなわち、電話番号で送受信可能なショートメールは、同一の通信キャリア間でのみ送受信が可能だからである。
ショートメールを受信したことから通信キャリアを判別したキャリア取得部1400は、メールの送信元である電話番号が、アドレス帳2100の携帯電話番号2113にあるか否かを検索し、あれば、該当するキャリア2115を更新する(ステップS820)。アドレス帳2100にない場合は、メール受信履歴(図示していない)に記憶する。
着呼履歴やメール受信履歴などから電話番号等をアドレス帳に登録する場合は、記憶している通信キャリアも記録する。
尚、Eメールやショートメールの場合も、受信データ内に、通信キャリアを示す情報を含ませることとしてもよい。
<発呼またはメール送信時にメッセージを表示する処理>
次に、図8〜図10を用いて発呼またはメール送信時に、メッセージを表示する処理について説明する。
図8は、発呼またはメール送信時の処理を示すフローチャートである。
ユーザは、通信相手受付部1100から制御部1300を介して、ディスプレイ1200に表示されたアドレス帳から、発呼しようとする通信相手の電話番号を選択する。または送信相手のメールアドレスを選択し、メール作成する(ステップS100)。
電話番号を選択したこと(ステップS110:発呼)を認識した制御部1300は、サービス検索部1500に通話料を検索し、メッセージを表示するよう依頼する。
依頼を受けたサービス検索部1500は、通話料を検索し(ステップS120)、メッセージを生成し表示するようメッセージ表示部1600に依頼する。この通話料の検索処理については、図9を用いて後述する。
一方、メールの送信先としてメールアドレスが選択されたこと、または、ショートメール送信先として電話番号が選択されたこと(ステップS110:メール送信)を認識した制御部1300は、サービス検索部1500にメール送信料を検索し、メッセージを表示するよう依頼する。サービス検索部1500への依頼は、メールアドレスを選択した時とする。尚、メール本文を確定したとき等であってもよい。
依頼を受けたサービス検索部1500は、メール送信料を検索し(ステップS160)、メッセージを生成し表示するようメッセージ表示部1600に依頼する。このメール送信料の検索処理については、図10を用いて後述する。
サービス検索部1500から、メッセージの表示依頼を受けたメッセージ表示部1600は、メッセージ内容1612の「XX」部分に依頼時に受け取った情報を埋め込んでメッセージを生成し、制御部1300を介してディスプレイ1200にメッセージを表示する(ステップS130)。
メッセージを見たユーザは、発呼する場合はそのまま発呼する処理を行う発呼キーを押下し、メールを送信する場合はメールを送信する処理を行う送信キーを押下する。
発呼キーまたは送信キーが押下されたこと(ステップS140:YES)を検出した制御部1300は、通話処理部1700またはメール処理部1800に、通常の発呼の処理またはメールの送信処理を開始させる。開始の指示を受けた通話処理部1700またはメール処理部1800は。発呼の処理またはメールの送信処理を行う(ステップS150)。
または、メッセージを見たユーザは、発呼またはメール送信を取りやめる場合は、キャンセルキーを押下する。キャンセルキーが押下されたこと(ステップS140:NO)を検出した制御部1300は、発呼またはメール送信の処理を取りやめる。
<通話料の検索処理>
次に、図9を用いて、通話料の検索処理について説明する。
図9は、通話料の検索処理を示すフローチャートである。
ここでは、自機が加入している料金プランは、プロフィール情報4100の料金プラン4114「プランA」であるので、料金プラン記憶部3000に記憶されている「プランA」(図4)を参照する。
サービス検索部1500は、制御部1300から通話料の検索依頼を受けたら、通信相手の電話番号で、アドレス帳2100の固定電話番号2112および携帯電話番号2113を検索する。
同一の電話番号があった場合は、まず、特定通話料3110に該当するかを判断する。すなわち、対応する家族2117が「YES」か「NO」を確認する(ステップS200)。
家族2117が「YES」である場合(ステップS200:YES)は、特定通話料3110を参照し、通話料3112は「無料」である(ステップS260)ので、その旨のメッセージ番号1611「m004」をメッセージ表示部1600に渡しメッセージを表示させる(ステップS250)。
例えば、アドレス帳2100の登録番号2110「001」の携帯電話番号2113「09022222222」に電話をかける場合である(図15(b)メッセージ5020)。
家族2117が「NO」である場合(ステップS200:NO)は、電話番号が固定電話番号2112か携帯電話番号2113かを取得し(ステップS210)、通信相手のキャリア2115と料金プラン2116を取得する(ステップS220)。
キャリア2115や料金プラン2116は、アドレス帳2100に記載されていない場合は、取得できない。その場合は、取得できる項目で後の処理を行うものとする。尚、必要な項目が揃わない場合は、その旨メッセージ表示することとしてもよい。
次に、時計1900に問い合わせて、現在の曜日と時間を取得する(ステップS230)。
電話機の種類と通信相手の通信キャリア等の必要な要件を取得したら、時間帯通話料3100を参照して、通話料を求める(ステップS240)。この際、通信相手の料金プランが取得できた場合は、通信相手の料金プランも参照する。
例えば、アドレス帳の登録番号2110「002」、名前2111「B子」の携帯電話番号2113「09012345678」に電話しようとした場合、現在が日曜日の20時であった場合は、通話料は毎分56円であることになる。キャリア2115「B社」で自キャリアとは異なるからである。また、「B子」の料金プラン2116「プランB」(図5)は、着信通話料3210が「無料」である。
通話料を求めたサービス検索部1500は、その旨のメッセージ番号1611「m001」と毎分の通話料金「56」をメッセージ表示部1600に渡しメッセージを表示させる(ステップS250、図15(c)メッセージ5030)。
また、例えば、アドレス帳の登録番号2110「101」、名前2111「T美」の携帯電話番号2113「09077777777」に電話しようとした場合、現在が月曜日の20時であった場合は、現在は無料で、21時から通話料は毎分20円であることになる。キャリア2115「A社」で自キャリアと同一だからである。この場合に表示されるメッセージは、メッセージ番号1611「m002」となる(図15(a)メッセージ5010)。
「プランA」に加入している携帯電話機では、上述のように、相手の通信キャリア等により通話料が異なるが、「プランB」に加入している携帯電話機では、時間帯通話料3200(図5(a)参照)に示すように、相手によって通話料は変らない。自機の加入している通信キャリアのみに依存するからである。
<メール送信料の検索処理>
次に、図10を用いて、メール送信料の検索処理について説明する。
図10は、メール送信料の検索処理を示すフローチャートである。
サービス検索部1500は、制御部1300からメール送信料の検索依頼を受けたら、ショートメールの送信の場合は、電話番号で、アドレス帳2100の携帯電話番号2113を検索する。
対応する料金プラン2116を参照し、料金プランのうちショートメールに関する要件を参照する(ステップS320)。例えば、「プランB」では、ショートメール送受信料3230は「無料」である。
次に、自料金プラン「プランA」のショートメール送受信料3140を参照し、送信料を求める(ステップS330)。「プランA」の場合、ショートメール送受信料3140は「無料」である。
サービス検索部1500は、通信相手にも自機にも料金がかからない旨のメッセージを表示するようメッセージ表示部1600に依頼する(ステップS360)。送受信共無料であることから、メッセージを表示しないこととしてもよい。
Eメールの送信の場合はメールアドレスで、ショートメールの送信の場合は電話番号で、アドレス帳2100のメールアドレス2114または携帯電話番号2113を検索する。
サービス検索部1500は、制御部1300からEメールの送信料の検索依頼を受けたら、メールアドレスで、アドレス帳2100のメールアドレス2114を検索する。
対応するキャリア2115が自キャリアと同じであって、メール本文の文字数がショートメールで送れる文字数である場合(ステップS310:YES)には、その旨のメッセージ番号1611「m003」をメッセージ表示部1600に渡しメッセージを表示させる(ステップS360、図16(b)メッセージ5120)。
ショートメールでは送れない場合(ステップS310:NO)は、対応する料金プラン2116を参照し、料金プランのうちEメールに関する要件を参照する(ステップS350)。例えば、「プランB」では、Eメール受信料3240は「全角128文字相当まで無料」である。
次に、自料金プラン「プランA」のパケット通信料3130を参照し、送信料を求める(ステップS350)。「プランA」の場合、パケット通信料3130は「定額」である。
送信料を求めたサービス検索部1500は、送信しようとしているメールの文字数が128文字相当より多い場合は、その旨のメッセージ番号1611「m103」と該当する名前2111「B子」をメッセージ表示部1600に渡しメッセージを表示させる(ステップS360、図16(a)メッセージ5110)。
<着呼またはメール受信時にメッセージを表示する処理>
次に、図11〜図14を用いて着呼またはメール受信時に、メッセージを表示する処理について説明する。ここでは、自機が着呼またはメール受信を行う場合、すなわち、「プランA」に加入している携帯電話機が着信を受ける場合を説明する。
図11は、着呼またはメール受信時の処理を示すフローチャートである。
制御部1300は、通信部1010から着呼またはメールを受信したことを通知を受ける(ステップS410)。
着呼を受けたこと(ステップS410:着呼)を認識した制御部1300は、サービス検索部1500に着呼を受けた場合の通話料(以下、「着信通話料」という。)を検索し、メッセージを表示するよう指示する。
検索指示を受けたサービス検索部1500は、着信通話料を検索し(ステップS420)、適切なメッセージを生成して表示するようメッセージ表示部1600に依頼する。この着信通話料の検索処理については、図12を用いて後述する。
一方、メールを受信したこと(ステップS410:メール受信)を認識した制御部1300は、サービス検索部1500にメール受信料を検索し、メッセージを表示するよう依頼する。
依頼を受けたサービス検索部1500は、メール受信料を検索し(ステップS460)、適切なメッセージを生成して表示するようメッセージ表示部1600に依頼する。このメール送信料の検索処理については、図13を用いて後述する。
サービス検索部1500から、メッセージの表示依頼を受けたメッセージ表示部1600は、制御部1300を介してディスプレイ1200にメッセージを表示する(ステップS430)。
メッセージを見たユーザは、通話する場合は通話を受ける処理を行う通話キーを押下し、メールを受信する場合は受信する処理を行う受信キーを押下する。
通話キーまたは受信キーが押下されたこと(ステップS440:YES)を検出した制御部1300は、通話処理部1700またはメール処理部1800に、通常の通話の処理またはメールの受信処理を開始させる。開始の指示を受けた通話処理部1700またはメール処理部1800は、通話処理またはメールの受信処理を行う(ステップS450)。
メッセージを見たユーザが、発呼またはメール送信を取りやめる場合は、キャンセルキーを押下する。キャンセルキーが押下されたこと(ステップS440:NO)を検出した制御部1300は、通話またはメール受信の処理を取りやめる。
<着信通話料の検索処理>
次に、図12を用いて、着信通話料の検索処理について説明する。
図12は、着信通話料の検索処理を示すフローチャートである。
サービス検索部1500は、制御部1300から着信通話料の検索依頼を受けたら、自機の加入している料金プラン「プランA」の着信通話料3120を参照し、通話料を求める。「プランAの場合」、着信通話料3120は「無料」である。
サービス検索部1500は、料金がかからない旨のメッセージを表示するようメッセージ表示部1600に依頼する(ステップS510)。受信料が無料であることから、メッセージを表示しないこととしてもよい。
また、有料である場合は、その旨のメッセージを表示する(図17(a)メッセージ5210)。
<メール受信料の検索処理>
次に、図13を用いて、メール受信料の検索処理について説明する。
図13は、メール受信料の検索処理を示すフローチャートである。
サービス検索部1500は、制御部1300からメール受信料の検索依頼を受けたら、ショートメールの受信の場合(ステップS600:ショートメール)は、自料金プラン「プランA」のショートメール送受信料3140を参照し、送信料を求める(ステップS630)。「プランA」の場合、ショートメール送受信料3140は「無料」である。
サービス検索部1500は、料金がかからない旨のメッセージを表示するようメッセージ表示部1600に依頼する(ステップS620)。
また、Eメールの受信の場合(ステップS600:Eメール)は、自料金プラン「プランA」のパケット通信料3130を参照し、受信料を求める(ステップS610)。「プランA」の場合、パケット通信料3130は「定額」である。
サービス検索部1500は、その旨のメッセージを表示するようメッセージ表示部1600に依頼する(ステップS620)。
次に、加入している料金プランが「プランB」(図5)の携帯電話機がメールを受信する場合の、メール受信料の検索処理について、図14を用いて簡単に説明する。
図14は、「プランB」のメール受信料の検索処理を示すフローチャートである。
ショートメールを受信した場合(ステップS700:ショートメール)は、図13の処理と同様に、サービス検索部1500は、料金プラン「プランB」のショートメール送受信料3230を参照し、受信料を求める(ステップS740)。「プランB」の場合も、ショートメール送受信料3230は「無料」である。
Eメールの受信の場合(ステップS700:Eメール)は、自料金プラン「プランB」のEメール受信料3240を参照し、「無料」には字数制限があるので(ステップS710:あり)、サービス検索部1500は、その旨のメッセージをメッセージ表示部1600に渡しメッセージを表示させる(ステップS730、図17(b)メッセージ5220)。
文字数に制限がない場合(ステップS710:なし)、すなわち、Eメール受信が無料の場合は、図13の処理と同様に、自料金プラン「プランB」のパケット通信料3220を参照し、受信料を求める(ステップS720)。「プランB」の場合、パケット通信料3130は「0.1円/パケット」である。
その旨のメッセージをメッセージ表示部1600に渡しメッセージを表示させる(ステップS730)。
また、他の要件として、特別な送信元からのEメールには文字制限がないという要件がある場合には、その旨のメッセージを表示する(図17(c)メッセージ5230)。
<補足>
以上、本発明に係る携帯電話機について実施形態に基づいて説明したが、この携帯電話機を部分的に変形することもでき、本発明は上述の実施形態に限られないことは勿論である。即ち、
(1)実施形態では、各料金プランである「プランA」と「プランB」は、予め、記憶されていることとしているが、適時、更新されることとしてもよい。
例えば、ユーザが所望したときにダウンロードする、料金プランが新しくなったときに通信キャリアから送信されてくる等である。
また、実施形態では、料金プランAと料金プランBとを用いて説明したが、これ以外でももちろんよく、内容もこれ以外でももちろんよい。
(2)実施形態では、通信料などの通信に関する情報を携帯電話機のディスプレイに表示することでユーザに通知することとしているが、音声で通知することとしてもよい。この場合、例えば、音声メッセージを記憶しておいてスピーカに流す、文字メッセージを音声に変換してスピーカに流すなどする必要がある。
(3)実施形態では、ユーザが通信相手が指定したときに、その通信相手との通信にかかる料金などを表示することとしているが、ユーザに通信相手を提案することとしてもよい。例えば、現在または特定時刻に通信料が無料の相手の一覧を表示する、ショートメールを受信できる相手の一覧を表示するなどである。
ユーザは、提示された通信相手を選択して、発呼等を行う。
(4)実施形態では、通信相手の通信キャリアなどは、アドレス帳を参照することとしているが、アドレス帳に登録されていない相手からの着呼またはメール受信の場合も、着呼または受信時に実施形態と同様にキャリアを取得し、メッセージを表示することとしてもよい。
(5)実施形態では、通信を受信した場合に、通信キャリアを取得してアドレス帳を更新する場合を説明したが、アドレス帳に通信相手が登録されていない場合には、アドレス帳に登録または更新されたときに、着信履歴や受信履歴に記録されている通信キャリアを登録することとしてもよい。
また、ユーザによってメールアドレス化入力されたときに、メールアドレスから通信キャリアを取得して記憶することとしてもよい。
(6)実施形態で示した携帯電話機等の各機能を実現させる為の各制御処理(図7等参照)をCPUに実行させる為のプログラムを、記録媒体に記録し又は各種通信路等を介して、流通させ頒布することもできる。このような記録媒体には、ICカード、光ディスク、フレキシブルディスク、ROM、フラッシュメモリ等がある。流通、頒布されたプログラムは、機器におけるCPUで読み取り可能なメモリ等に格納されることにより利用に供され、そのCPUがそのプログラムを実行することにより実施形態で示した各機能が実現される。
携帯電話機で通話中の会話の内容を記録する技術として有用である。
本発明に係る携帯電話機の機能ブロック図である。 プロフィール情報4100の内容例を示す図である。 アドレス帳2100の内容例を示す図である。 「プランA」の内容例を示す図である。図4(a)は、通話についてのプランであり、図4(b)は、メールについてのプランである。 「プランB」の内容例を示す図である。図5(a)は、通話についてのプランであり、図5(b)は、メールについてのプランである。 メッセージ一覧1610の内容例を示す図である。 通信相手の通信キャリアを取得する処理を示すフローチャートである。 発呼またはメール送信時の処理を示すフローチャートである。 通話料の検索処理を示すフローチャートである。 メール送信料の検索処理を示すフローチャートである。 着呼またはメール受信時の処理を示すフローチャートである。 着信通話料の検索処理を示すフローチャートである。 メール受信料の検索処理を示すフローチャートである。 「プランB」のメール受信料の検索処理を示すフローチャートである。 発呼時のメッセージ例を示す図である。 Eメール送信時のメッセージ例を示す図である。 着呼とEメール受信時のメッセージ例を示す図である。
符号の説明
1000 携帯電話機
1010 通信部
1020 音声処理部
1100 通信相手受付部
1200 ディスプレイ
1300 制御部
1400 キャリア取得部
1500 サービス検索部
1600 メッセージ表示部
1700 通信処理部
1800 メール処理部
1900 時計
2000 アドレス帳記憶部
3000 料金プラン記憶部
4000 プロフィール記憶部

Claims (8)

  1. 通信相手と通信する通信手段と、
    前記通信手段で通信するための通信相手の指定を受け付ける受付手段と、
    自機が加入している通信キャリアから提供されるサービスに係るサービス情報が記憶されている自機サービス記憶手段と、
    前記受付手段で通信相手の指定が受け付けられたら、前記サービス情報に応じて、当該通信相手との通信に関する情報である通信関連情報を決定する情報決定手段と、
    前記情報決定手段で決定された通信関連情報をユーザに通知する通知手段と
    を備えることを特徴とする携帯電話機。
  2. 前記携帯電話機は、更に、通信相手と対応付けて通信キャリアが記憶されている通信相手記憶手段とを備え、
    前記情報決定手段は、通信相手と対応付けて記憶されている通信キャリアとに応じて、前記通信関連情報を決定する
    ことを特徴とする請求項1記載の携帯電話機。
  3. 前記携帯電話機は、更に、着信から通信キャリアを検出し、前記通信相手記憶手段に記憶させるキャリア検出手段を備え、
    前記キャリア検出手段は、着信が着呼の場合は、着呼時に受信したデータに含まれる情報を参照することにより通信キャリアを検出し、発信元である通信相手と対応付けて記憶させ、着信がメールの場合は、当該メールのメールアドレスを参照することにより通信キャリアを検出し、送信元である通信相手と対応付けて記憶させる
    ことを特徴とする請求項2記載の携帯電話機。
  4. 前記サービス情報は、通信料を定めた料金プランであり、
    前記情報決定手段は、前記料金プランに応じて、通信料について情報である前記通信関連情報を決定する
    ことを特徴とする請求項1記載の携帯電話機。
  5. 前記携帯電話機は、更に、時刻を取得する時刻手段を備え、
    前記料金プランは、時間帯と通信料が対応付けられて記憶されており、
    前記情報決定手段は、前記時刻手段に時刻を取得させ、当該時刻が含まれる時間帯と対応する通信料についての情報である前記通信関連情報を決定する
    ことを特徴とする請求項4に記載の携帯電話機。
  6. 前記通信相手記憶手段には、更に、電話番号またはメールアドレスと対応付けて料金プランが記憶されており、
    前記受付手段は、電話番号またはメールアドレスを特定することにより通信相手を指定し、
    前記情報決定手段は、前記通信相手記憶手段に記憶されている料金プランに応じて、通信料についての情報である前記通信関連情報を決定する
    ことを特徴とする請求項2記載の携帯電話機。
  7. 通信相手と通信キャリアとを対応付けて記憶する記憶手段と、
    着信から通信キャリアを検出し、前記記憶手段に記憶させるキャリア検出手段を備え、
    前記キャリア検出手段は、着信が着呼の場合は、着呼時に受信したデータに含まれる情報を参照することにより通信キャリアを検出し、発信元である通信相手と対応付けて記憶させる
    ことを特徴とする携帯電話機。
  8. 通信相手と通信キャリアとを対応付けて記憶する記憶手段と、
    着信から通信キャリアを検出し、前記記憶手段に記憶させるキャリア検出手段を備え、
    前記キャリア検出手段は、着信がメールの場合は、当該メールのメールアドレスを参照することにより通信キャリアを検出し、送信元である通信相手と対応付けて記憶させる
    ことを特徴とする携帯電話機。
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