JP5996393B2 - 磁気センサ - Google Patents

磁気センサ Download PDF

Info

Publication number
JP5996393B2
JP5996393B2 JP2012255042A JP2012255042A JP5996393B2 JP 5996393 B2 JP5996393 B2 JP 5996393B2 JP 2012255042 A JP2012255042 A JP 2012255042A JP 2012255042 A JP2012255042 A JP 2012255042A JP 5996393 B2 JP5996393 B2 JP 5996393B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnetic sensor
base
magnetic
slit
magnet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2012255042A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014102180A (ja
Inventor
直宏 西脇
直宏 西脇
谷口 政弘
政弘 谷口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokai Rika Co Ltd
Original Assignee
Tokai Rika Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokai Rika Co Ltd filed Critical Tokai Rika Co Ltd
Priority to JP2012255042A priority Critical patent/JP5996393B2/ja
Publication of JP2014102180A publication Critical patent/JP2014102180A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5996393B2 publication Critical patent/JP5996393B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Measuring Magnetic Variables (AREA)
  • Hall/Mr Elements (AREA)

Description

本発明は、磁気センサに関する。
従来の技術として、間隔をあけて対向する一対の対向部を有し、該一対の対向部の間に無磁束の領域が形成されたU字形磁石と、通過する磁束密度に応じて出力電圧が変化するホール素子と、を備えたセンサが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
このセンサは、検出対象物が近づくと、U字形磁石が作る磁場が変化するため、無磁束の領域に磁束が生じる。センサは、当該磁束をホール素子により検出するので、検出対象物を検出することができる。
特開2006−317352号公報
しかし、従来のセンサは、ホール素子が無磁束の領域に配置されるので、検出対象物が近づくことによる磁束の増加が十分でなく、必要な出力が得られない可能性がある。
従って、本発明の目的は、検出対象物の検出精度を向上させることができる磁気センサを提供することにある。
本発明の一態様は、対向する第1の基部及び第2の基部と、第1の基部の一方側及び他方側から延びて形成され、第2の基部に面した第1の基部の第1の内壁よりも、一方側の第1の端部及び他方側の第2の端部が第2の基部側に位置する第1の延長部及び第2の延長部と、第2の基部の一方側及び他方側から延びて形成され、第1の基部に面した第2の基部の第2の内壁よりも、一方側の第3の端部及び他方側の第4の端部が第1の基部側に位置する第3の延長部及び第4の延長部と、対向する第1の端部及び第3の端部により形成された第1のスリットと、対向する第2の端部及び第4の端部により形成された第2のスリットと、第1の基部、第2の基部、第1の延長部乃至第4の延長部を含んで構成されて筒形状となる本体の端部に設けられ、筒形状を有する第3の基部と、を有する磁石を備え、磁石は、本体の端部に第3の基部が設けられることによって全体が貫通孔を有する筒形状となり、本体は、第3の基部側の端部の反対の端部が第1の磁極を有し、第3の基部は、本体側の端部の反対の端部が第1の磁極と異なる第2の磁極を有すると共に貫通孔が延びる方向と直交する方向に本体を切断した断面よりも小さい断面を有する磁気センサを提供する。
本発明によれば、検出対象物の検出精度を向上させることができる。
図1(a)は、第1の実施の形態に係る磁気センサの斜視図であり、(b)は、磁気センサの正面図、(c)は、磁気センサの側面図、(d)は、磁気センサの後面図、(e)は、磁性体と磁気センサとの位置関係を示す斜視図である。 図2(a)は、第1の実施の形態に係る磁気センサの磁石を図1(b)に示すII(a)-II(a)線で切断した断面を矢印方向から見た断面図であり、(b)は、磁石を図1(b)に示すII(b)-II(b)線で切断した断面を矢印方向から見た断面図である。 図3(a)及び(b)は、第1の実施の形態に係る磁気センサの磁石が形成する磁場の磁気ベクトルの概略図であり、(c)は、第1の磁気センサ素子が配置される領域の磁気ベクトルの変化を示す概略図であり、(d)は、第1の磁気センサ素子及び第2の磁気センサ素子の回路図であり、(e)は、第1の磁気センサ素子及び第2の磁気センサ素子の出力を示すグラフである。 図4(a)は、第2の実施の形態に係る磁気センサの斜視図であり、(b)は、磁石に磁気センサICを挿入した場合の斜視図であり、(c)は、磁気センサICの後方側の斜視図であり、(d)は、磁気センサICの正面図であり、(e)は、磁気センサICが挿入された磁石の側面図である。 図5(a)は、第3の実施の形態に係る磁気センサの磁石の斜視図であり、(b)は、第4の実施の形態に係る磁気センサの磁石の斜視図である。
(実施の形態の要約)
実施の形態に係る磁気センサは、対向する第1の基部及び第2の基部と、第1の基部の一方側及び他方側から延びて形成され、第2の基部に面した第1の基部の第1の内壁よりも、一方側の第1の端部及び他方側の第2の端部が第2の基部側に位置する第1の延長部及び第2の延長部と、第2の基部の一方側及び他方側から延びて形成され、第1の基部に面した第2の基部の第2の内壁よりも、一方側の第3の端部及び他方側の第4の端部が第1の基部側に位置する第3の延長部及び第4の延長部と、対向する第1の端部及び第3の端部により形成された第1のスリットと、対向する第2の端部及び第4の端部により形成された第2のスリットと、を有する磁石を備える。
[第1の実施の形態]
(磁気センサ1の構成)
図1(a)は、第1の実施の形態に係る磁気センサの斜視図であり、(b)は、磁気センサの正面図、(c)は、磁気センサの側面図、(d)は、磁気センサの後面図、(e)は、磁性体と磁気センサとの位置関係を示す斜視図である。図1(c)に示す二点鎖線は、第1のスリット28及び第2のスリット29の間を貫通する仮想の平面2aを示している。なお、以下に記載する各実施の形態に係る各図において、描かれた画像と画像の比率は、実際の比率とは異なる場合がある。
磁気センサ1は、例えば、検出対象物の接近及び離脱に基づく磁場の変化を電気信号として出力するように構成されている。
この磁気センサ1は、図1(a)〜(e)に示すように、主に、対向する第1の基部21及び第2の基部22と、第1の基部21の一方側及び他方側から延びて形成され、第2の基部22に面した第1の基部21の第1の内壁210よりも、一方側の第1の端部240及び他方側の第2の端部250が第2の基部22側に位置する第1の延長部24及び第2の延長部25と、第2の基部22の一方側及び他方側から延びて形成され、第1の基部21に面した第2の基部22の第2の内壁220よりも、一方側の第3の端部260及び他方側の第4の端部270が第1の基部21側に位置する第3の延長部26及び第4の延長部27と、対向する第1の端部240及び第3の端部260により形成された第1のスリット28と、対向する第2の端部250及び第4の端部270により形成された第2のスリット29と、を有する磁石2を備えて概略構成されている。
また磁気センサ1は、例えば、図1(a)〜(e)に示すように、磁石2の生成する磁場に基づく磁気ベクトルの向きの変化を検出する第1の磁気センサ素子41及び第2の磁気センサ素子42を備えている。
(磁石2の構成)
図2(a)は、第1の実施の形態に係る磁気センサの磁石を図1(b)に示すII(a)-II(a)線で切断した断面を矢印方向から見た断面図であり、(b)は、磁石を図1(b)に示すII(b)-II(b)線で切断した断面を矢印方向から見た断面図である。図3(a)及び(b)は、第1の実施の形態に係る磁気センサの磁石が形成する磁場の磁気ベクトルの概略図であり、(c)は、第1の磁気センサ素子が配置される領域の磁気ベクトルの変化を示す概略図であり、(d)は、第1の磁気センサ素子及び第2の磁気センサ素子の回路図であり、(e)は、第1の磁気センサ素子及び第2の磁気センサ素子の出力を示すグラフである。
図3(a)及び(b)は、図1(c)に示す第1のスリット28及び第2のスリット29の間を貫通する平面2aにおける磁気ベクトル200をシミュレーションした結果を示している。また図3(a)は、磁性体6が検出されない程度に磁気センサ1から離れている場合の磁気ベクトル200を示している。図3(b)は、磁性体6が検出される程度に磁気センサ1に接近している場合の磁気ベクトル200を示している。この磁気ベクトル200は、例えば、磁場2bの平面2aの成分であり、長さは、磁気ベクトル200の大きさに比例している。
磁石2は、例えば、アルニコ磁石、フェライト磁石、ネオジム磁石等の永久磁石を所望の形状に成形したもの、又は、フェライト系、ネオジム系、サマコバ系、サマリウム鉄窒素系等の磁性体材料と、合成樹脂材料と、を混合して所望の形状に成形したものである。
この磁石2は、例えば、細長い筒形状に形成されている。この筒の孔に相当する貫通孔30は、例えば、図1(b)に示すように、その輪郭が多角形状を有し、第1の基部21及び第2の基部22の方向に押しつぶれたような形状を有している。
言い換えるなら、第1の基部21、第2の基部22、第1の延長部24〜第4の延長部27により形成される貫通孔30の輪郭は、例えば、第1のスリット28及び第2のスリット29方向が第1の基部21及び第2の基部22方向よりも長くなるような形状を有している。
また磁石2は、図1(a)〜(e)に示すように、第1の基部21、第2の基部22、第1の延長部24〜第4の延長部27を含んで構成される本体20の貫通孔30が延びる方向と直交する方向に切断した断面よりも小さい断面を有し、本体20の端部20bに設けられた第3の基部23を備えている。
この第3の基部23は、例えば、図1(a)〜(d)、図2(a)及び(b)に示すように、本体20を小さくしたような形状を有している。
なお貫通孔30は、図1(b)、(d)及び図2(a)に示すように、第3の基部23を貫通するように形成され、その輪郭が変化しないように構成されている。この輪郭は、例えば、8角形を上下に押しつぶしたような、つまり、第1のスリット28及び第2のスリット29方向が、第1の基部21及び第2の基部22方向よりも長くなるような形状を有している。
第1のスリット28は、第1の端部240の端面と、第3の端部260の端面と、が向かい合うことで形成されている。また第2のスリット29は、第2の端部250の端面と、第4の端部270の端面と、が向かい合うことで形成されている。
なお本実施の形態では、第1のスリット28及び第2のスリット29は、一例として、本体20を上部と下部に分けるように形成されているが、これに限定されず、当該上部と当該下部の途中まで形成されても良い。つまり、第1のスリット28及び第2のスリット29は、例えば、第1の延長部24と第3の延長部26とが繋がり、第2の延長部25と第4の延長部27とが、途中で繋がる構成であっても良い。また、第1のスリット28及び第2のスリット29は、例えば、第3の基部23にも形成されても良い。
後述する第1の磁気センサ素子41及び第2の磁気センサ素子42は、例えば、第1のスリット28及び第2のスリット29の間を通る平面2aに検出面が含まれるように配置される。
第1の基部21の第1の内壁210の両側の内壁241及び内壁251は、図1(b)に示すように、貫通孔30の内側に傾斜している。また第2の基部22の第2の内壁220の両側の内壁261及び内壁271は、図1(b)に示すように、貫通孔30の内側に傾斜している。
図2(a)に示すように、貫通孔30の内部では、主に、第1の基部21と第2の基部22の端部から湧き出した磁場2bが反発し合い、磁気ベクトル200の平面2aの成分が大きくなる。また貫通孔30のつぶれたような形状と、内壁241、内壁251、内壁261及び内壁271と、が、第1の磁気センサ素子41及び第2の磁気センサ素子42が配置された領域における、磁気ベクトル200の平面2aの成分を高めている。
言い換えるなら、磁石2は、図3(a)及び(b)に示すように、第1の延長部24〜第4の延長部27が形成されること、及び第1のスリット28及び第2のスリット29方向を長くする形状に形成されることで、貫通孔が真円形であったり正多角形であったりする場合よりも、第1のスリット28及び第2のスリット29側に、磁気ベクトル200の平面2aの成分が高い領域を作り出すことが可能となっている。
磁石2の本体20は、例えば、図1(b)〜(d)に示すように、第3の基部23側の端部20bの反対の端部20aが第1の磁極を有するように構成されている。また第3の基部23は、例えば、図1(b)〜(d)に示すように、本体20側の端部23bの反対の端部23aが、第1の磁極と異なる第2の磁極を有するように構成されている。なお、第1の磁極が、N極である場合は、第2の磁極がS極となり、第1の磁極が、S極である場合は、第2の磁極がN極となる。本実施の形態では、一例として、第1の磁極をN極、第2の磁極をS極としている。
(第1の磁気センサ素子41及び第2の磁気センサ素子42の構成)
第1の磁気センサ素子41及び第2の磁気センサ素子42は、例えば、磁気センサ1に対する磁性体6の接近及び離脱により変化する、磁場2bに基づく磁気ベクトル200の向きの変化を検出して電気信号を出力するように構成されている。
本実施の形態に係る第1の磁気センサ素子41及び第2の磁気センサ素子42は、一例として、磁気抵抗素子40aと磁気抵抗素子40bとを直列に接続したMR(Magnetic Resistance)素子40を含んで構成されている。磁気抵抗素子40a及び磁気抵抗素子40bは、例えば、図3(d)に示すように、磁気ベクトルの向きの変化に応じて磁気抵抗が変化する感磁部400が直交するように配置されている。
なお、第1の磁気センサ素子41及び第2の磁気センサ素子42の構成は、例えば、磁気抵抗素子40a及び磁気抵抗素子40bにより形成されるハーフブリッジ回路に限定されず、それぞれがフルブリッジ回路を有する構成であっても良い。この場合、磁気センサ1は、冗長性を備えた二重系の磁気センサとして構成される。
この磁気抵抗素子40a及び磁気抵抗素子40bは、一例として、Ni、Fe、Co等の強磁性体金属を主成分とした膜を用いて形成される。磁気ベクトル200が作用していない場合の磁気抵抗素子40a及び磁気抵抗素子40bの抵抗値は、等しいものとする。
磁気抵抗素子40aは、図3(d)に示すように、一方端部には基準電圧Vccが印加され、他方端部が磁気抵抗素子40bと電気的に接続されている。また磁気抵抗素子40bは、図3(d)に示すように、一方端部が磁気抵抗素子40aの他方端部と電気的に接続され、他方端部が接地回路に電気的に接続されている。この磁気抵抗素子40a及び磁気抵抗素子40bからは、中間電位が電気信号として出力される。ここで、第1の磁気センサ素子41から出力される中間電位は、Vと記載し、第2の磁気センサ素子42から出力される中間電位は、Vと記載するものとする。
第1の磁気センサ素子41及び第2の磁気センサ素子42は、一例として、図3(a)及び(b)示すように、磁石2の端部20aから少し外側に出た領域に配置される。また第1の磁気センサ素子41のMR素子40は、例えば、図3(a)及び(b)に示すように、端部20aを投影した直線と、感磁部400と、が45°となり、また磁気抵抗素子40aと磁気抵抗素子40bとの接続点が、第2のスリット29の方向に向くように配置される。また、第2の磁気センサ素子42のMR素子40は、例えば、第1の磁気センサ素子42のMR素子40と同じ方向で配置される。なお、MR素子40の向きは、上記の例に限定されない。
このように配置されることで、第1の磁気センサ素子41が検出する磁気ベクトル200と、第2の磁気センサ素子42が検出する磁気ベクトル200と、が、図3(a)及び(b)に示すように、貫通孔30の中心線を対称線として実質的に対称となる。しかし、磁気センサ1は、第1の磁気センサ素子41及び第2の磁気センサ素子42のMR素子40が同じ向きに配置されるので、磁気抵抗素子40a及び磁気抵抗素子40bが同じ磁気抵抗となる場合以外は、中間電位V及び中間電位Vが異なる値となる。
磁気センサ1は、例えば、この中間電位V及び中間電位Vを出力するように構成されている。磁気センサ1が電気的に接続された外部装置は、一例として、この中間電位V及び中間電位Vから差分値を算出する。図3(e)は、この算出された差分値をグラフ化したものである。外部装置は、一例として、図3(e)に示すように、磁石2と磁性体6との距離が、a(mm)以下となった場合、つまり、差分値がゼロ(mV)以下となった場合、磁性体6を検出したと判定するように構成されている。
第1の磁気センサ素子41及び第2の磁気センサ素子42は、図3(a)、(b)及び(c)に示すように、磁性体6の接近及び離脱により、磁気ベクトル200の向きが大きく変化する領域に配置されることが好ましい。また、第1の磁気センサ素子41及び第2の磁気センサ素子42は、平面2aの成分が大きい磁気ベクトル200が存在する領域に配置されることが好ましい。
図3(c)では、第2の磁気センサ素子42近傍の磁気ベクトル200の変化を示しており、実線が図3(a)に示すように、磁性体6が磁石2と離れている場合の磁気ベクトル200、点線が図3(b)に示すように、磁性体6が磁石2に接近している場合の磁気ベクトル200を示している。この図3(c)に示す磁気ベクトル200の方向の大きな変化が、磁性体6の検出精度を高めている。
この磁気ベクトル200の向きが大きく変化する領域は、一例として、図2(a)、(b)、図3(a)及び(b)において一点鎖線で示す配置可能領域410及び配置可能領域420である。図3(a)及び(b)の紙面中央付近の磁気ベクトル200は、向きの変化に乏しい領域が、第1のスリット28及び第2のスリット29側の領域に比べて多い。従って、当該中央付近に磁気センサを配置する際には、磁石と磁気センサとの位置精度が、検出精度に大きく関係する。
しかし、配置可能領域410及び配置可能領域420では、磁性体6が離脱している図3(a)に示す磁気ベクトル200の向きと、磁性体6が接近している図3(b)に示す磁気ベクトル200の向きと、が、大きく変化しているため、磁石2と第1の磁気センサ素子41及び第2の磁気センサ素子42との位置がずれたとしても、検出精度の低下を抑制することが可能となる。
この磁気ベクトル200の変化は、第1のスリット28及び第2のスリット29を設けたことが、主に影響している。例えば、磁石にスリットを設けていない場合、磁石の端部付近の磁気ベクトルは、端部方向から端部の側面に向う方向の変化が小さいので、側面近くの磁気ベクトルは、中央付近の磁気ベクトルよりも方向の変化に乏しい。
しかし、磁石2は、第1のスリット28及び第2のスリット29が形成されているので、第1のスリット28及び第2のスリット29を通過して第3の基部23に向かう磁場2bが形成される。従って、磁性体6が磁石2と離れている場合は、第1のスリット28及び第2のスリット29を通過する磁場が生じ、磁性体6が磁石2に接近している場合は、磁場が磁性体6に引っ張られるので、スリット方向に向いていた磁気ベクトル200が磁性体6方向に向くこととなり、大きな方向の変化を生じる。
従って、配置可能領域410及び配置可能領域420は、図2(a)に示すように、第1のスリット28及び第2のスリット29の間の領域であることが好ましい。当該領域では、磁気ベクトル200の方向の変化が大きいからである。
さらに、磁石2は、第1の延長部24〜第4の延長部27を有することから、配置可能領域410及び配置可能領域420では、磁場2bの平面2aの成分である磁気ベクトル200が中央近傍よりも大きくなり、検出精度が向上する。従って、図2(b)に示すように、配置可能領域410は、第1のスリット28側となり、配置可能領域420は、第2のスリット29側となる。
またさらに、磁石2は、本体20よりも断面積が小さい第3の基部23を備えていることで、磁性体6が接近した場合に、磁場2bが、第1の基部21及び第2の基部22の方向に引っ張られるのを抑制している。従って、磁気センサ1は、第1の磁気センサ素子41及び第2の磁気センサ素子42の検出面における磁気ベクトル200の大きさの変化が小さく、検出精度の低下が抑制される。
以下に、本実施の形態に係る磁気センサ1の動作について説明する。
(動作)
磁気センサ1は、基準電圧Vccが印加されると、第1の磁気センサ素子41が検出する磁気ベクトル200に応じた中間電位V、及び第2の磁気センサ素子42が検出する磁気ベクトル200に応じた中間電位Vを出力する。
磁気センサ1に電気的に接続された外部装置は、この中間電位V及び中間電位Vに基づいて差分値を算出し、磁性体6を検出しているか否かを判定する。
(第1の実施の形態の効果)
本実施の形態に係る磁気センサ1は、検出対象物の検出精度を向上させることができる。具体的には、磁気センサ1は、第1の磁気センサ素子41及び第2の磁気センサ素子42が配置される平面2aを間に挟むように、第1のスリット28及び第2のスリット29が形成されているので、磁性体6の接近及び離脱により、磁気ベクトル200の向きが大きく変化する。従って、磁気センサ1は、磁気ベクトル200の向きの変化が、中央近傍で検出する場合よりも大きく、検出精度が向上する。
また磁気センサ1は、磁石2が第1の延長部24〜第4の延長部27を備えているので、第1の磁気センサ素子41及び第2の磁気センサ素子42が配置された領域の磁気ベクトル200の大きさを、中央近傍に比べて高めることができるので、検出精度が向上する。
さらに、磁気センサ1は、磁石2が、第3の基部23を備えているので、磁性体6の接近による磁場2bの第1の基部21及び第2の基部22方向の偏りを抑制し、磁気ベクトル200の大きさの変化を抑えつつ磁気ベクトル200の方向の変化を大きくすることができるので、検出精度が向上する。
磁気センサ1は、第1の磁気センサ素子41及び第2の磁気センサ素子42の配置を可能とする配置可能領域410及び配置可能領域420が、中央近傍に配置する場合と比べて大きいので、磁石2と第1の磁気センサ素子41及び第2の磁気センサ素子42との位置ずれに起因する精度の低下を抑制することができる。
[第2の実施の形態]
第2の実施の形態は、磁気センサIC(Integrated Circuit)が磁石2の貫通孔30に挿入されて保持される点で、第1の実施の形態と異なっている。
図4(a)は、第2の実施の形態に係る磁気センサの斜視図であり、(b)は、磁石に磁気センサICを挿入した場合の斜視図であり、(c)は、磁気センサICの後方側の斜視図であり、(d)は、磁気センサICの正面図であり、(e)は、磁気センサICが挿入された磁石の側面図である。なお、以下に記載する各実施の形態では、第1の実施の形態と同じ機能及び構成を有する部分は、第1の実施の形態と同じ符号を付し、その説明は省略するものとする。
本実施の形態に係る磁気センサ1は、図4(a)、(b)及び(e)に示すように、磁石2と、磁気センサIC4と、を備えて概略構成されている。この磁石2は、一例として、第1の実施の形態の磁石と同じものである。
(磁気センサIC4の構成)
磁気センサIC4は、図4(a)〜(e)に示すように、貫通孔30の中央よりも第1のスリット28側に配置された第1の磁気センサ素子41と、中央よりも第2のスリット29側に配置された第2の磁気センサ素子42と、第1の磁気センサ素子41及び第2の磁気センサ素子42を封止する封止体43と、を備えて概略構成されている。
また磁気センサIC4は、図4(c)及び(e)に示すように、貫通孔方向の位置決めのための位置決め部材431a及び位置決め部材431bが、貫通孔30に挿入された際の封止体43の第3の基部23側の面(後面431)に設けられている。この貫通孔方向とは、磁気センサIC4を貫通孔30に挿入する方向である。
この封止体43は、一例として、エポキシ樹脂を主成分に、シリカ充填材等を加えた熱硬化性成形材料を用いて形成されている。この樹脂による封止は、例えば、主に、第1の磁気センサ素子41及び第2の磁気センサ素子42等を光、熱及び湿度等の環境から保護することを目的としている。
封止体43は、第1のスリット28に挿入される第1の挿入部432aと、第2のスリット29に挿入される第2の挿入部433aと、を備えている。
封止体43の第1の挿入部432aは、図4(d)の紙面において、磁気センサIC4の左側の側面432に形成されている。この側面432は、磁石2の内壁241及び内壁261に対応した斜面が形成されている。
また封止体43の第2の挿入部433aは、図4(d)の紙面において、磁気センサIC4の右側の側面433に形成されている。この側面433は、磁石2の内壁251及び内壁271に対応した斜面が形成されている。この磁石2の内壁241及び内壁261に対応した斜面、及び内壁251及び内壁271に対応した斜面は、磁石2と磁気センサIC4との図4(a)の紙面の左右方向の位置決めを容易にするために形成されている。
この第1の挿入部432a及び第2の挿入部433aの厚みdは、例えば、図4(a)に示すように、第1のスリット28と第2のスリット29の厚みdに対応して定められている。
この封止体43は、例えば、磁石2を正面から見た場合の第1のスリット28及び第2のスリット29の輪郭と貫通孔30の輪郭と、を結合したような形状を有している。つまり封止体43の前面430は、例えば、図4(a)及び(b)に示すように、貫通孔30、第1のスリット28及び第2のスリット29に応じた形状を有している。
また、位置決め部材431a及び位置決め部材431bは、封止体43の後面431から突出するように形成されている。この位置決め部材431a及び位置決め部材431bは、例えば、金属材料を用いて形成される。
図4(b)及び(e)に示すように、封止体43が磁石2に挿入されると、第1のスリット28の壁となる第3の基部23の第1の面231が、位置決め部材431aに接触すると共に、第2のスリット29の壁となる第3の基部23の第2の面232が、位置決め部材431bに接触する。この接触により、磁石2と磁気センサIC4との貫通孔方向の位置決めが容易となる。
なお、磁気センサIC4の先端は、図4(e)に示すように、磁石2の端部20aよりも少し外側に出ている。これは、第1の磁気センサ素子41及び第2の磁気センサ素子42が、磁石2の端部20aよりも少し外側に配置されるためである。従って、磁気センサIC4は、例えば、第1の磁気センサ素子41及び第2の磁気センサ素子42が、貫通孔30の内部に配置されるのであれば、磁気センサIC4の先端が、外側にでないように構成されても良い。
また、封止体43の後面431には、図4(c)に示すように、端子50及び端子51が突出するように設けられている。この端子50及び端子51は、第1の磁気センサ素子41及び第2の磁気センサ素子42と電気的に接続されている。
この端子50及び端子51は、例えば、細長い板形状に形成されている。また、端子50及び端子51は、例えば、アルミニウム、銅等の導電性を有する金属材料、又は、真鍮等の合金材料を用いて形成される。なお、端子50及び端子51は、例えば、その表面に、錫、ニッケル、金、銀等の金属材料を用いたメッキ処理が施されていても良い。磁気センサ1は、例えば、この端子50及び端子51を介して外部装置に電気的に接続されている。
封止体43が形成される前、例えば、端子50は、位置決め部材431aと繋がっており、端子51は、位置決め部材431bと繋がっている。封止がなされる前に、端子50と位置決め部材431a、及び端子51と位置決め部材431bは、切断される。
また、第1の磁気センサ素子41及び第2の磁気センサ素子42は、一例として、ベアチップの基材450上に形成され、端子50及び端子51にワイヤボンディングを用いて電気的に接続されている。
(第2の実施の形態の効果)
本実施の形態に係る磁気センサ1は、検出対象物の検出精度を向上させることができる。具体的には、磁気センサ1の磁気センサIC4は、磁石2の貫通孔30、第1のスリット28及び第2のスリット29との形状に応じた封止体43を有するので、磁石2との位置決めが容易となり、検出精度を向上させることができる。
また磁気センサIC4は、位置決め部材431a及び位置決め部材431bを備えているので、挿入方向の位置決めが容易となり、検出精度を向上させることができる。
[第3の実施の形態]
第3の実施の形態は、貫通孔の形状が他の実施の形態と異なっている。
図5(a)は、第3の実施の形態に係る磁気センサの磁石の斜視図である。
本実施の形態に係る磁石2は、例えば、図5(a)に示すように、貫通孔30aの形状が、隅が傾斜するように加工され、さらに図5(a)の紙面の左右方向に細長い矩形状となっている。そして磁石2は、第1のスリット28及び第2のスリット29が形成されているので、磁性体6の接近及び離脱により磁気ベクトル200の方向が大きく変わる領域が、第1のスリット28及び第2のスリット29側に形成される。従って、磁気センサ1は、この領域に第1の磁気センサ素子41及び第2の磁気センサ素子42を配置することにより、検出対象物の検出精度を向上させることができる。
[第4の実施の形態]
第4の実施の形態は、貫通孔の端部近傍が面取り加工されている点が他の実施の形態と異なっている。
図5(b)は、第4の実施の形態に係る磁気センサの磁石の斜視図である。
本実施の形態に係る磁石2は、図5(b)に示すように、第1の実施の形態の磁石2の第1の基部21等に対して面取り加工を施したものである。
第1の基部21には、本体20の端部20aから貫通孔30bの内側に向かって面取り加工が施されて面取部21aが形成されている。
第2の基部22には、本体20の端部20aから貫通孔30bの内側に向かって面取り加工が施されて面取部22aが形成されている。
第1の延長部24には、本体20の端部20aから貫通孔30bの内側に向かって面取り加工が施されて面取部24aが形成されている。
第2の延長部25には、本体20の端部20aから貫通孔30bの内側に向かって面取り加工が施されて面取部25aが形成されている。
第3の延長部26には、本体20の端部20aから貫通孔30bの内側に向かって面取り加工が施されて面取部26aが形成されている。
第4の延長部27には、本体20の端部20aから貫通孔30bの内側に向かって面取り加工が施されて面取部27aが形成されている。
第1の端部240には、本体20の端部20aから第1のスリット28に向かって面取り加工が施されて面取部240aが形成されている。
第2の端部250には、本体20の端部20aから第2のスリット29に向かって面取り加工が施されて面取部250aが形成されている。
第3の端部260には、本体20の端部20aから第1のスリット28に向かって面取り加工が施されて面取部260aが形成されている。
第4の端部270には、本体20の端部20aから第2のスリット29に向かって面取り加工が施されて面取部270aが形成されている。
磁気センサ1は、磁石2に面取部が形成されているために、磁性体6の接近及び離脱によって磁気ベクトル200の角度が大きく変わる配置可能領域410及び配置可能領域420が、さらに貫通孔30の内部に移動する。従って磁気センサ1は、さらに、第1の磁気センサ素子41及び第2の磁気センサ素子42を貫通孔30の内部に配置することができるので、外乱磁場等の影響を受け難くなる。
また磁気センサ1は、磁石2の面取部が挿入の際のガイドとなるために、磁気センサIC4の磁石2への取り付けが容易となる。
ここで変形例として、各実施の形態に係る貫通孔の輪郭は、少なくとも1辺が曲線であっても良い。また磁石2は、例えば、第1のスリット28及び第2のスリット29を有する本体20と第3の基部23が円筒形で、貫通孔が上記の実施の形態の貫通孔のような形状を有していても良い。
また他の変形例として、第1の基部21、第2の基部22、第1の延長部24〜第4の延長部27の肉厚は、異なるものであっても良い。例えば、第1の基部21及び第2の基部22の肉厚を同じとし、第1の延長部24〜第4の延長部27の肉厚を第1の基部21及び第2の基部22の肉厚と異なるものとしても良い。例えば、第1の延長部24〜第4の延長部27の肉厚が、第1の基部21及び第2の基部22の肉厚よりも厚い場合、この部分の体積が増加することにより、配置可能領域410及び配置可能領域420における磁気ベクトル200の大きさが増加する。
以上述べた少なくとも1つの実施の形態の磁気センサ1によれば、検出対象物の検出精度を向上させることが可能となる。
以上、本発明のいくつかの実施の形態及び変形例を説明したが、これらの実施の形態及び変形例は、一例に過ぎず、特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。これら新規な実施の形態及び変形例は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更等を行うことができる。また、これら実施の形態及び変形例の中で説明した特徴の組合せの全てが発明の課題を解決するための手段に必須であるとは限らない。さらに、これら実施の形態及び変形例は、発明の範囲及び要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1…磁気センサ
2…磁石
2a…平面
2b…磁場
4…磁気センサIC
6…磁性体
20…本体
20a…端部
20b…端部
21…第1の基部
21a…面取部
22…第2の基部
22a…面取部
23…第3の基部
23a…端部
23b…端部
24…第1の延長部
24a…面取部
25…第2の延長部
25a…面取部
26…第3の延長部
26a…面取部
27…第4の延長部
27a…面取部
28…第1のスリット
29…第2のスリット
30,30a,30b…貫通孔
40…MR素子
40a…磁気抵抗素子
40b…磁気抵抗素子
41…第1の磁気センサ素子
42…第2の磁気センサ素子
43…封止体
50,51…端子
200…磁気ベクトル
210,220…内壁
231…第1の面
232…第2の面
240…第1の端部
240a…面取部
241…内壁
250…第2の端部
250a…面取部
251…内壁
260…第3の端部
260a…面取部
261…内壁
270…第4の端部
270a…面取部
271…内壁
400…感磁部
410…配置可能領域
420…配置可能領域
430…前面
431…後面
431a…位置決め部材
431b…位置決め部材
432…側面
432a…第1の挿入部
433…側面
433a…第2の挿入部
450…基材

Claims (5)

  1. 対向する第1の基部及び第2の基部と、
    前記第1の基部の一方側及び他方側から延びて形成され、前記第2の基部に面した前記第1の基部の第1の内壁よりも、一方側の第1の端部及び他方側の第2の端部が前記第2の基部側に位置する第1の延長部及び第2の延長部と、
    前記第2の基部の一方側及び他方側から延びて形成され、前記第1の基部に面した前記第2の基部の第2の内壁よりも、一方側の第3の端部及び他方側の第4の端部が前記第1の基部側に位置する第3の延長部及び第4の延長部と、
    対向する前記第1の端部及び前記第3の端部により形成された第1のスリットと、
    対向する前記第2の端部及び前記第4の端部により形成された第2のスリットと、
    前記第1の基部、前記第2の基部、前記第1の延長部乃至前記第4の延長部を含んで構成されて筒形状となる本体の端部に設けられ、筒形状を有する第3の基部と、
    を有する磁石を備え
    前記磁石は、前記本体の端部に前記第3の基部が設けられることによって全体が貫通孔を有する筒形状となり、
    前記本体は、前記第3の基部側の端部の反対の端部が第1の磁極を有し、
    前記第3の基部は、前記本体側の端部の反対の端部が前記第1の磁極と異なる第2の磁極を有すると共に前記貫通孔が延びる方向と直交する方向に前記本体を切断した断面よりも小さい断面を有する磁気センサ。
  2. 前記第1の基部、前記第2の基部、前記第1の延長部乃至前記第4の延長部により形成される前記貫通孔の輪郭は、前記第1のスリット及び前記第2のスリット方向が前記第1の基部及び前記第2の基部方向よりも長くなるような形状を有する請求項1に記載の磁気センサ。
  3. 前記貫通孔の中央よりも前記第1のスリット側に配置された第1の磁気センサ素子と、
    前記中央よりも前記第2のスリット側に配置された第2の磁気センサ素子と、
    前記第1の磁気センサ素子及び前記第2の磁気センサ素子を封止する封止体と、
    を有する磁気センサICを備えた請求項1又は2に記載の磁気センサ。
  4. 前記封止体は、
    前記第1のスリットに挿入される第1の挿入部と、
    前記第2のスリットに挿入される第2の挿入部と、
    を有する請求項に記載の磁気センサ。
  5. 前記貫通孔方向の位置決めのための位置決め部材が、前記貫通孔に挿入された前記封止体の前記第3の基部側の面に設けられた請求項又はに記載の磁気センサ。
JP2012255042A 2012-11-21 2012-11-21 磁気センサ Active JP5996393B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012255042A JP5996393B2 (ja) 2012-11-21 2012-11-21 磁気センサ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012255042A JP5996393B2 (ja) 2012-11-21 2012-11-21 磁気センサ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014102180A JP2014102180A (ja) 2014-06-05
JP5996393B2 true JP5996393B2 (ja) 2016-09-21

Family

ID=51024795

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012255042A Active JP5996393B2 (ja) 2012-11-21 2012-11-21 磁気センサ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5996393B2 (ja)

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08320327A (ja) * 1995-05-26 1996-12-03 Nippondenso Co Ltd 磁気センサ
JP4232700B2 (ja) * 2004-07-01 2009-03-04 株式会社デンソー 回転検出装置
JP4415829B2 (ja) * 2004-11-11 2010-02-17 株式会社デンソー 回転検出装置
JP4954808B2 (ja) * 2007-07-05 2012-06-20 株式会社東海理化電機製作所 非接触スイッチ

Also Published As

Publication number Publication date
JP2014102180A (ja) 2014-06-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8957668B2 (en) Integrated current sensor
US9086444B2 (en) Magnetic field detection device and current sensor
JP5867235B2 (ja) 磁気センサ装置
US10209277B2 (en) Current sensor
JP6034731B2 (ja) 磁性体検出装置
JP6696571B2 (ja) 電流センサおよび電流センサモジュール
JP2017187301A (ja) 電流センサ
JP6427588B2 (ja) 磁気センサ
JP2013117447A (ja) 電流センサ
US20160033587A1 (en) Magnetic field measuring device
JPWO2017018306A1 (ja) 電流センサ
US10634703B2 (en) Current sensor
JP5849914B2 (ja) 電流センサ
JP5996393B2 (ja) 磁気センサ
CN109328307B (zh) 磁传感器以及具备该磁传感器的电流传感器
JP2014102181A (ja) 磁気センサ
US20150198430A1 (en) Magnetism detection element and rotation detector
JP6671986B2 (ja) 電流センサおよびその製造方法
JP5154335B2 (ja) 電流センサ
WO2018092580A1 (ja) 電流センサ
JP6143053B2 (ja) 磁気センサ
JP7172178B2 (ja) 磁気センサ
JP5875947B2 (ja) 磁気センサ装置
JP2018036140A (ja) 磁気センサ装置
JP2016099160A (ja) 電流センサ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150527

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160413

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160524

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160622

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160809

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160824

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5996393

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150