JP5995604B2 - 炭化珪素半導体装置の製造方法 - Google Patents

炭化珪素半導体装置の製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、炭化珪素半導体装置の製造方法に関し、特に、ゲート絶縁膜を有する炭化珪素半導体装置の製造方法に関する。
炭化珪素(SiC)は、珪素(Si)と同様に、熱酸化により二酸化珪素(SiO)膜を形成することができる。炭化珪素は優れた物性値を持ち、高耐圧、低損失なパワーデバイスの実現を可能にする。しかしながら、炭化珪素/二酸化珪素界面には伝導帯に近い多くの界面準位が存在する。この伝導帯に近い界面準位により、MOSFET(MOS field effect transistor)のチャネル移動度はバルク中の電子移動度に比べて小さくなる。
しかし、SiC−MOSFETのチャネル移動度は、二酸化珪素膜形成後に適切にウエット雰囲気中やH雰囲気中でポストアニールすると向上することが知られている。とことが、特許文献1で開示されるように、メタルコンタクトプロセスの1000℃前後の温度で、SiC/SiO界面のHやOH基が脱離し、チャネル移動度が低下するという問題があり、特許文献1では、メタルコンタクトプロセスでのチャネル移動度の低下を防止するために、フォーミングガス(HとHe)雰囲気中でコンタクトアニールする方法を開示している。
特に、(11−20)面は、特許文献2に開示されるように、ウエット雰囲気中やH雰囲気中でのポストアニールでチャネル移動度が200cm/Vs以上まで改善するが、その後に1000℃前後のアニールを行うと、10cm/Vs未満まで低下することが知られている。なお、ミラー指数中のマイナス記号は、直後の数値の上にオーバーラインとして示される場合もあるが、本願ではマイナス記号で表す。
特開2007−242744号公報 特開2008−244455号公報
しかし、特許文献1の図5によれば、フォーミングガス雰囲気中でのアニールを行う場合は、アニールを行わない場合に比べ、4H−SiC(000−1)面でのMOSFETのチャネル移動度の低下が確認でき、特に低コンタクト抵抗が得られる900℃以上のアニールでは、より大きく低下することが判る。
これは、SiC/酸化膜界面の温度が上昇し、Hの脱離をフォーミングガスによるHの終端反応で抑えきれていないことが原因と推察される。
また、特許文献2に開示されるように、チャネルが(11−20)面に形成されるMOSFETでは、チャネル移動度の低下がさらに大きくなる。
本発明は上記のような問題点を解消するためになされたもので、SiC−MOSFETのチャネル移動度の低下を抑制すると共に、低コンタクト抵抗のSiC−MOSFETを得ることができる炭化珪素半導体装置の製造方法を提供することを目的とする。
本発明に係る炭化珪素半導体装置の製造方法は、第1導電型の炭化珪素層の上層部に設けられた第2導電型の第1の半導体領域と、前記第1の半導体領域の表面内に設けられた第1導電型の第2の半導体領域と、前記第1、第2の半導体領域および前記炭化珪素層の表面に第1表面が接するゲート絶縁膜と、前記ゲート絶縁膜の前記第1表面に対向する第2表面に接するように設けられたゲート電極とで構成されるトランジスタユニットを複数備える炭化珪素半導体装置の製造方法であって、前記ゲート電極の形成領域および前記第2の半導体領域の形成領域の一部を少なくとも覆うように前記炭化珪素層の上部に層間絶縁膜を形成する工程(a)と、前記層間絶縁膜上に金属膜を形成する工程(b)と、前記金属膜をシリサイド化してシリサイド膜を形成する工程(c)と、前記シリサイド膜上に電極を形成する工程(d)とを備え、前記工程(a)は、前記炭化珪素層全面に前記層間絶縁膜を形成した後、隣り合う前記トランジスタユニット間の前記層間絶縁膜を除去して開口部とし、前記ゲート電極の形成領域および前記第2の半導体領域の形成領域の一部を少なくとも覆うように前記層間絶縁膜を残して隣接する前記トランジスタユニット間に渡るように前記層間絶縁膜を形成する工程を含み、前記工程(b)は、前記層間絶縁膜の上面および側面と、前記開口部の底面に前記金属膜を形成する工程を含み、前記工程(c)は、前記金属膜形成後の前記開口部の水平方向、奥行き方向および垂直方向の長さを、それぞれLx、Ly、Lzとし、水平方向、奥行き方向および垂直方向のモードナンバーを、それぞれnx、nyおよびnzとし、nx、ny=0,1,2,3,・・・、nz=0,1,3,5・・・とした場合に、
Figure 0005995604
上記数式(1)でλrとして表される共鳴波長の光を照射することで前記金属膜をシリサイド化する工程を含んでいる。
本発明に係る炭化珪素半導体装置の製造方法によれば、特定の波長の光を開口部の底面の金属膜に局所的に吸収させることができ、その場所で局所的に温度を上昇させることが可能となり、他の部分での温度上昇を抑制して、チャネル移動度が低下することを抑制でき、トランジスタのオン抵抗の低減を実現できる。
マイクロキャビティを模式的に示す斜視図である。 本発明に係る実施の形態の炭化珪素半導体装置の製造方法によって製造される縦型MOSFETの断面構造を示す図である。 縦型MOSFETを上方から見た場合の平面図である。 本発明に係る実施の形態の炭化珪素半導体装置の製造方法を説明する断面図である。 本発明に係る実施の形態の炭化珪素半導体装置の製造方法を説明する断面図である。 本発明に係る実施の形態の炭化珪素半導体装置の製造方法を説明する断面図である。 本発明に係る実施の形態の炭化珪素半導体装置の製造方法を説明する断面図である。 本発明に係る実施の形態の炭化珪素半導体装置の製造方法を説明する断面図である。 本発明に係る実施の形態の炭化珪素半導体装置の製造方法を説明する断面図である。 本発明に係る実施の形態の炭化珪素半導体装置の製造方法を説明する断面図である。 本発明に係る実施の形態の炭化珪素半導体装置の製造方法を説明する断面図である。 本発明に係る実施の形態の炭化珪素半導体装置の製造方法を説明する断面図である。 本発明に係る実施の形態の炭化珪素半導体装置の製造方法を説明する断面図である。 本発明に係る実施の形態の炭化珪素半導体装置の製造方法を説明する断面図である。 本発明に係る実施の形態の変形例を説明する図である。
<本発明で使用する理論>
実施の形態の説明に先立って、本発明で使用する理論について説明する。負誘電体である金属は、中赤外線〜遠赤外線の領域の波長の光はほとんど反射され、吸収率が小さい。すなわち、この波長領域の光では金属を温めることが困難である。
ところが、負誘電体である金属で、マイクロキャビティ(微小共振器)や周期構造を形成すると、特定の波長の光を局所的に吸収できるようになる。そして、局所的に吸収率が上がると、その場所で局所的に温度を上昇させることが可能となる。
そして、全面を加熱するよりも、局所的に加熱した方が、SiCを熱伝導する熱の総量も少なくなるので、SiC/SiO界面の温度上昇を抑えることができ、チャネル移動度の低下を抑制でき、MOSFETのオン抵抗の低減を実現できる。そこで、マイクロキャビティおよび周期構造を用いた局所過熱について説明する。
(1)マイクロキャビティについて
図1はマイクロキャビティCVを模式的に示す斜視図である。図1に示すマイクロキャビティCVは、x方向(水平方向)、y方向(奥行き方向)、z方向(垂直方向)の長さがそれぞれLx、Ly、Lzで表される開口部で構成される開放端直方体である。
ここで、マイクロキャビティCV内での電磁波共鳴モードλrは、以下の数式(1)で与えられる。
Figure 0005995604
ここで、上記数式(1)において、nx、ny=0,1,2,3,・・・およびnz=0,1,3,5・・・はそれぞれx、y、z方向のモードナンバーである。
なお、上記数式(1)は、S.Maruyama ,T.Kashiwa,H.Yugami and M.Esashi:Appl. Phys. Lett., 79(2001)1393.に開示されている。
また、マイクロキャビティがある部分で、特定波長の光(赤外光)を局在(吸収)させることができ、ない部分では吸収されない。そして、マイクロキャビティCVを規定する周囲の構造体の材質は完全導体を仮定しているが、赤外線波長を吸収する金属であっても良いことが、Journal of the Heat Transfer Sosiety of Japan Vol.50,No 210 2011.1の頁8−11に開示されている。
(2)周期構造について
負誘電体の表面には局在して伝播する2次元光波が存在し、これを表面プラズモンポラリトンと呼ぶ。この表面プラズモンポラリトンが負誘電体表面に回折格子(グレーチング)等の周期構造を形成することによって、強い熱輻射が生じることが、「ナノオプティクス・ナノフォトニクスのすべて: ナノ光技術の基礎から実用まで」著者: 河田聡、出版社 Frontier Publishingの頁309−311に開示されている。
例えば、図1に示したようなマイクロキャビティを有する構造体が周期的に繰り返して配置される周期構造の場合、電磁波共鳴モードλrは、以下の数式(2)で与えられる。
Figure 0005995604
ここで、上記数式(2)において、εは金属の比誘電率、Pは周期構造の周期、mは整数である。
<実施の形態>
<装置構成>
以上説明したマイクロキャビティおよび周期構造による電磁波共鳴モードを用いた本発明に係る炭化珪素半導体装置の製造方法の実施の形態について以下に説明する。
図2は、本発明の実施の形態に係る炭化珪素半導体装置の製造方法によって製造される縦型MOSFET(MOS field effect transistor)100の断面構造を示す図である。
なお、「MOS」という用語は、古くは金属/酸化物/半導体の積層構造に用いられており、Metal-Oxide-Semiconductorの頭文字を採ったものとされている。しかしながら特にMOS構造を有する電界効果トランジスタ(以下、単に「MOSトランジスタ」と称す)においては、近年の集積化や製造プロセスの改善などの観点からゲート絶縁膜やゲート電極の材料が改善されている。
例えばMOSトランジスタにおいては、主としてソース・ドレインを自己整合的に形成する観点から、ゲート電極の材料として金属の代わりに多結晶シリコンが採用されてきている。また電気的特性を改善する観点から、ゲート絶縁膜の材料として高誘電率の材料が採用されるが、当該材料は必ずしも酸化物には限定されない。
従って「MOS」という用語は必ずしも金属/酸化物/半導体の積層構造のみに限定されて採用されているわけではなく、本明細書でもそのような限定を前提としない。すなわち、技術常識に鑑みて、ここでは「MOS」とはその語源に起因した略語としてのみならず、広く導電体/絶縁体/半導体の積層構造をも含む意義を有する。
図2に示すようにMOSFET100は、第1の主面の面方位が(0001)面であり、4Hのポリタイプを有する第1導電型の炭化珪素基板10の第1の主面上に、第1導電型の炭化珪素エピタキシャル層で構成されたドリフト層20(炭化珪素層)が形成されている。そして、このドリフト層20の上層部に、所定の深さで互いに間隔を開けて形成される第2導電型の2つのベース領域30と、2つのベース領域30のそれぞれの表面内に、ベース領域30よりも浅く形成された第1導電型のソース領域40と、2つのソース領域40間に跨るように形成され、2つのソース領域40、ベース領域30およびドリフト層20に接するゲート絶縁膜50を備えている。
また、2つのソース領域40上にはそれぞれソース電極70が接するように形成され、ゲート絶縁膜50上にはゲート電極60が形成され、また、炭化珪素基板10のドリフト層20が形成された第1の主面とは反対側の第2の主面上にはドレイン電極80が形成されている。なお、ゲート電極60およびゲート絶縁膜50は層間絶縁膜90で覆われ、ゲート電極60とソース電極70とが電気的に分離されている。
なお、ドリフト層20、ベース領域30、ソース領域40、ゲート絶縁膜50およびゲート電極60によってトランジスタユニットTUが構成され、複数のトランジスタユニットTUによってMOSFET100が構成されている。
また、ゲート絶縁膜50およびゲート電極60は隣接するトランジスタユニットTU間に渡るよう設けられ、層間絶縁膜90はその上を覆っている。
ここで、ゲート電極60は、ゲート絶縁膜50上において、2つのベース領域30およびドリフト層2の上方を覆うとともに、2つのソース領域40のそれぞれの端縁部の上方にまで延在するように形成されている。なお、本実施の形態においては、第1導電型をn型、第2導電型をp型として説明する。
図3は、図2に示す状態の縦型MOSFET100を上方から見た場合の平面図の一例であり、図3に示すA−A線での断面が図2に相当する。なお、図3においては便宜的にドリフト層20の表面に矩形ループ状に露出するベース領域30にハッチングを付しており、当該領域にチャネル領域CHが形成されることとなる。また、ベース領域30で囲まれるソース領域40の上部にはソース電極70が形成されるが、ソース電極70は省略し破線で示している。また、ゲート絶縁膜50およびゲート電極60も省略している。
このような構成を有する縦型MOSFET100においては、ゲート電極60に所定の電圧が印加されると、このゲート電極60直下のベース領域30の表面内に反転チャネル層が形成され、2つのソース領域40とドリフト層20との間に電荷の流れる経路が形成される。これをチャネル領域と呼称する。さらに、ドリフト層20の上層部で、ドリフト層20とソース領域40との間のチャネル領域距離をチャネル長と呼称する。
縦型MOSFET100がnチャネル型である場合、多数キャリアは電子であり、ソース領域40からドリフト層20へ流れ込む電子は、ドレイン電極80に印加される電圧により形成される電界の作用を受けてドリフト層20および炭化珪素基板10を介してドレイン電極80に到達する。従って、ゲート電極60に電圧を印加して反転チャネル層を形成することで、ドレイン電極80からソース電極70に電流が流れることになる。
なお、図2に示す縦型MOSFET100においては、nチャネル型として説明するが、縦型MOSFET100がpチャネル型である場合、多数キャリアが正孔の場合には、ドレイン電極80から注入される正孔が、ドリフト層20を介してベース領域30に到達し、次いで、ゲート電極60に所定の電圧が印加されることでベース領域30表面内に形成された反転チャネル層を介してソース電極80の電位に従ってソース領域40に流れ込む。これにより、電流がドレイン電極80からソース電極70に流れることになる。
このような状態をオン状態と呼ぶ。オン状態のチャネル領域の抵抗を低下させることにより縦型MOSFET100のオン抵抗を低減できるが、チャネル領域の抵抗は、チャネル長が短くチャネル領域の電子の移動度が高いほど低くできる。
反対に、ゲート電極60に閾値電圧以下の電圧が印加されると、チャネル領域に反転チャネルが形成されないため、ドレイン電極80からソース電極70に電流が流れない。この状態をオフ状態と呼ぶ。このとき、ドレイン電極80に印加される電圧により、炭化珪素ドリフト層20とベース領域30との間のpn接合から空乏層が伸びる。このpn接合からベース領域30側に向けて伸びた空乏層がソース領域40に達するとパンチスルー破壊が発生する。しかし、本実施の形態においては、ベース領域30の不純物濃度をパンチスルー破壊が発生しないように1×1017cm−3以上とし、かつ、イオン注入による炭化珪素結晶の品質低下を招かないように1×1019cm−3以下に設定している。
<製造方法>
次に、製造工程を順に示す図4〜図14を用いて縦型MOSFET100の製造方法について説明する。
まず、図4に示す工程において、第1導電型の炭化珪素基板10上に、化学気相成長(CVD:Chemical Vapor Deposition)法を用いたエピタキシャル結晶成長により第1導電型の炭化珪素エピタキシャル層を形成してドリフト層2とする。
炭化珪素基板1の面方位としては(0001)面の基板を用いることができる。また、この炭化珪素基板1のポリタイプとしては、4Hを用いることができる。
また、ドリフト層2の厚さは、5〜50μm程度であれば良く、不純物濃度は1×1015〜1×1017cm−3程度であれば良い。
次に、図5に示す工程において、ドリフト層2上に、後にベース領域30となる領域が露出するように開口部を有するマスクRM1を、写真製版技術を用いて形成する。このマスクRM1は、レジスト材、二酸化珪素および窒化珪素を単独で、あるいは組み合わせて構成され、不純物注入阻止マスクとして使用される。
マスクRM1の形成後、マスクRM1の上方から第2導電型の不純物をイオン注入し、一対のベース領域30を形成する。
ここで、縦型MOSFET100をnチャネル型とする場合、ベース領域30に導入される第2導電型の不純物としては、アルミニウム(Al)またはボロン(B)が使用可能であり、またpチャネル型とする場合は、第2導電型の不純物として、リン(P)または窒素(N)を使用可能である。
ベース領域30の深さは、ドリフト層2の厚さを超えないことが要求され、その深さとしては、例えば0.5〜3μmとする。
また、ベース領域30の第2導電型の不純物濃度は、ドリフト層2における第1導電型の不純物濃度を超える濃度に設定し、例えば1×1017〜1×1019cm−3とする。
次に、マスクRM1を除去した後、図6に示す工程において、後にソース領域40となるベース領域30の一部領域が露出するように開口部を有するマスクRM2を、写真製版技術を用いて形成する。このマスクRM2は、レジスト材、二酸化珪素および窒化珪素を単独で、あるいは組み合わせて構成され、不純物注入阻止マスクとして使用される。
マスクRM2の形成後、マスクRM2の上方から第1導電型の不純物をイオン注入し、2つのベース領域30のそれぞれの表面内にソース領域40を形成する。
ここで、縦型MOSFET100をnチャネル型とする場合、ソース領域40に導入される第1導電型の不純物としては、窒素(N)またはリン(P)などを使用することができ、また、pチャネル型とする場合は、ボロン(B)またはアルミニウム(Al)などを使用することができる。
ソース領域40の深さは、ベース領域30の深さよりも浅く設定され、ソース領域40の第1導電型の不純物濃度は、例えば1×1018〜1×1021cm−3としベース領域30のp型不純物濃度を超えるものとする。
次に、マスクRM2を除去した後、熱処理装置を用いて、例えばアルゴン(Ar)ガスなどの不活性ガス雰囲気中で1300〜1900℃の高温条件下で、例えば30秒〜1時間程度熱処理(アニール)を行うことにより、イオン注入された不純物の電気的な活性化を行う。
次に、図7に示す工程において、炭化珪素基板10全体を、例えば水(HO)を含んだ水蒸気雰囲気中で加熱することにより炭化珪素基板10表面を熱酸化する。これにより、ソース領域40、ベース領域30を含むドリフト層20の表面に、平均厚さが40〜100nmの二酸化珪素膜51を形成する。
次に、二酸化珪素膜51上にゲート電極を構成するゲート電極用膜(図示せず)を成膜し、次いで、ゲート電極用膜上に、ゲート電極をパターニングするためのマスク(図示せず)を写真製版技術を用いて形成する。このマスクは、ゲート電極の平面形状に合わせてパターニングされ、断面形状としては、2つのベース領域30およびその間のドリフト層20の上方を覆うとともに、2つのソース領域40のそれぞれの端縁部の上方にまで延在するようにパターニングされる。
なお、ゲート電極用膜の材質としては、n型またはp型の多結晶珪素(ポリシリコン)であっても良く、n型またはp型の多結晶炭化珪素であっても良く、また、アルミニウム、チタニウム、モリブデン、タンタル、ニオブおよびタングステンなどの低抵抗高融点金属であっても良く、また、低抵抗高融点金属の窒化物を用いても良い。
そして、上記マスクをエッチングマスクとしてゲート電極用膜の不要部分をエッチングにより除去して図8に示すゲート電極60を形成する。このエッチング方法は、ゲート電極用膜の材質に応じて適宜に選択されるが、下地となる二酸化珪素膜51とのエッチング選択比が得られるエッチング方法を使用する。
その後、図9に示す工程において、CVD法を用いて、二酸化珪素膜51上を覆うように、例えばCVD法を用いて厚さ1.0〜3.0μmの二酸化珪素膜91を形成する。
その後、図10に示す工程において、二酸化珪素膜91上に後にソース電極40を形成する領域が開口部となったマスク(図示せず)を写真製版技術を用いて形成する。そして、上記マスクをエッチングマスクとして二酸化珪素膜91および二酸化珪素膜51の不要部分をウエットエッチングまたはドライエッチングにより除去して、層間絶縁膜90およびゲート絶縁膜50を形成する。
次に、図11に示す工程において、層間絶縁膜90を含む炭化珪素基板10の全面に、Ni、Ti、Coなどの金属シリサイドを形成可能な金属膜ML1を、スパッタリング法あるいは蒸着法により10nm〜1μmの厚さに成膜する。なお、図11では、隣り合うトランジスタユニットTUを示しており、隣り合うトランジスタユニットTU間には層間絶縁膜90は形成されておらず、開口部OPとなっている。
そして、成膜後のコンタクト開口部OPの寸法は、図1に示したマイクロキャビティCVの寸法に対応させ、x方向(水平方向)、y方向(奥行き方向)、z方向(垂直方向)の長さをそれぞれLx、Ly、Lzとする。図11においては、コンタクト開口部OPのx方向の長さLx、コンタクト開口部OPのz方向の長さがLzを示している。なお、平面構成を示す図3においては、LxおよびLyを示している。
このように構成することで、数式(1)で電磁波共鳴モードλrとして表される共鳴波長を得ることができ、共鳴波長に相当する波長(金赤外〜遠赤外)のフラッシュランプ光源もしくはレーザ光源を金属膜ML1の表面に照射して金属膜ML1をシリサイド化して金属シリサイド膜を形成する。
なお、フラッシュランプ光源を用いる場合は、広範囲に渡って同時に光を照射することで時間短縮ができる。
また、レーザ光源を用いる場合は、コンタクト開口部のみを照射することで時間短縮ができる。
例えば、Lx=5.0μm、Ly=5.0μm、Lz=1.0μmとした場合、(nx,ny,nz)=(1,0,1),(0,1,1),(1,1,1)の場合、波長λrはそれぞれ3.71μm、3.71μm、3.48μmとなる。
なお、これらの値は一例であり、フラッシュランプ光源やレーザ光源としてより実現可能な波長となるようにマイクロキャビティ、すなわちコンタクト開口部OPの寸法を設定すれば良い。
また、コンタクト開口部OPの実際の仕上がり寸法は理想的な直方体にならない可能性があり、寸法のばらつきが発生するが、設計によって共鳴波長のズレを抑えこむことは可能で、フラッシュランプ光源や可変レーザだけでなく、単一波長レーザも使用可能である。
また、上記ではマイクロキャビティが直方体の例を示したが、マイクロマイクロキャビティの共振器の原理が成立さえすれば良いので、円柱や六角柱でも適用可能である。また平面視形状がストライプ状でも適用可能である。
このように、マイクロキャビティを用いることで、特定の波長の光を局所的に吸収させることができ、その場所で局所的に温度を上昇させることが可能となり、SiC/SiO界面の温度上昇を抑制して、チャネル移動度が低下することを抑制でき、MOSFETのオン抵抗の低減を実現できる。なお、図11の例では、コンタクト開口部OPの底面部と側面部の金属膜ML1の温度が局所的に上昇することとなる。
また、図12に示すように、コンタクト開口部OPが周期Pxで繰り返して配設される周期構造においては、数式(2)で電磁波共鳴モードλrとして表される共鳴波長を得ることができ、共鳴波長に相当する波長のフラッシュランプ光源もしくはレーザ光源を金属膜ML1の表面に照射して金属膜ML1をシリサイド化しても良い。
ここで、平面構成を示す図3においては、x方向の周期Pxと、y方向の周期Pyを表しており、両周期を同じとすることで、x方向でもy方向でも同じ共鳴波長を得ることができる。
例えば、周期が10μmで、金属膜ML1がNi膜の場合、斜め30度から光源を入射し、m=1、[Em/(1+Em)]1/2=0.9となり、λr=4μmとなる。
このように、周期構造を用いることで、特定の波長の光を局所的に吸収させることができ、その場所で局所的に温度を上昇させることが可能となり、SiC/SiO界面の温度上昇を抑制して、チャネル移動度が低下することを抑制でき、MOSFETのオン抵抗の低減を実現できる。なお、図12の例では、コンタクト開口部OPの底面部と側面部の金属膜ML1の温度が局所的に上昇することとなる。
なお、マイクロキャビティを用いる構成と周期構造を用いる構成とを併用しても良い。その場合、両者で同じ共鳴波長が得られるように構成すれば、より効率的に局所的に温度を上昇させることが可能となる。
次に、図13に示す工程において、金属膜ML1と金属シリサイドを形成しない部分(二酸化珪素膜上など)の金属膜ML1を除去することで、コンタクト開口部OPの底面部にシリサイド膜SSが残った構成を得る。なお、図13では炭化珪素基板10の第2の主面にもシリサイド膜SSが残った構成となっているが、図11や図12で示す工程において、炭化珪素基板10の第2の主面に金属膜ML1を形成しない場合には、第2の主面にはシリサイド膜SSは形成されない。
次に、図14に示す工程において、層間絶縁膜90が形成された側の炭化珪素基板10の主面上に層間絶縁膜90上を含めて金属膜ML2を形成することで、シリサイド膜SSと金属膜ML2とで構成されるソース電極70を形成する。
また、この後、炭化珪素基板10の第2の主面にも金属膜(図示せず)を形成することで、シリサイド膜SSと金属膜(図示せず)とで構成されるドレイン電極80を形成することで、図2に示した縦型MOSFET100が完成する。
なお、ソース電極4の材料には、アルミニウム、ニッケル、チタニウムおよび金、またはこれらの複合物を用いることができ、その形成方法としては、スパッタリング法あるいはMOCVD(metal-organic CVD)法などを用いることができる。
なお、金属膜ML2の材料には、アルミニウム、ニッケル、チタニウムおよび金、またはこれらの複合物を用いることができ、その形成方法としては、スパッタリング法あるいはMOCVD法などを用いることができる。これは、ドレイン電極80を構成する図示されない金属膜でも同じである。
<変形例1>
以上の説明においては、炭化珪素基板10の第1の主面の面方位が(0001)面の場合について言及したが、(000−1)面、(11−20)面、(0338)面など他の面方位の基板でも同様の効果が得られる。特に(11−20)面の基板は、チャネル移動度の低下を抑制することで、オン抵抗の低減に寄与する割合が大きいので好適である。
また、ポリタイプは4Hに限定されず、3Cや6Hなど何でも良い。
<変形例2>
以上の説明においては、本発明を用いて縦型MOSFETを製造する例を示したが、本発明の適用は縦型MOSFETに限定されるものではなく、トレンチ型MOSFETやSJ(Super Junction)−MOSFETに適用しても良い。また、MOSFETに限定されずゲート電極を有するデバイスであれば、例えばIGBT(絶縁ゲート型バイポーラトランジスタ)にも適用可能である。
特に、(0001)面や(000−1)面を第1の主面とする基板を使用したトレンチ型MOSFETは、チャネルが(11−20)面に形成されるので、チャネル移動度の低下を抑制することで、オン抵抗の低減に寄与する割合が大きいので好適である。
ここで、図15に本発明をトレンチ型MOSFETに適用した場合の一例を示す。図15は、図11または図12に示した工程に対応する図である。
図15に示すようにトレンチ型MOSFETは、第1の主面の面方位が(0001)面であり、4Hのポリタイプを有する第1導電型の炭化珪素基板101の第1の主面上に、第1導電型の炭化珪素エピタキシャル層で構成されたドリフト層201が形成されている。そして、このドリフト層201の上層部に、所定の深さの第2導電型のベース領域301がポリシリコン等の導電体をトレンチ内部に埋め込んで構成されるトレンチ型ゲート電極601で複数に区切られるように形成され、複数のベース領域301のそれぞれの表面内に、ベース領域301よりも浅く形成された2つの第1導電型のソース領域401が互いに間隔を開けて形成されている。
トレンチ型ゲート電極601は、ベース領域301の最表面から、ドリフト層201内に達する深さまで延在し、その表面にゲート絶縁膜501が形成されている。そして、トレンチ型ゲート電極601の両側面には、ゲート絶縁膜501にソース領域401が接触するように形成されている。
そして、トレンチ型ゲート電極601と、その両側面のソース領域401の上部を覆うように層間絶縁膜901が形成されている。層間絶縁膜901は、ソース領域401の上部の全てを覆うのではなく、トレンチ型ゲート電極601の近傍の部分を覆っており、隣り合うソース領域401間には層間絶縁膜901は形成されておらず、開口部となっており、これがコンタクト開口部OP1となる。
そして、このコンタクト開口部OP1および層間絶縁膜901を含む炭化珪素基板101の全面に、Ni、Ti、Coなどの金属シリサイドを形成可能な金属膜ML2を、スパッタリング法あるいは蒸着法により10nm〜1μmの厚さに成膜する。
このとき、成膜後のコンタクト開口部OP1の寸法は、図1に示したマイクロキャビティCVの寸法に対応させ、x方向(水平方向)、y方向(奥行き方向)、z方向(垂直方向)の長さをそれぞれLx、Ly、Lzとすると、図15においては、コンタクト開口部OPのx方向の長さがLx、コンタクト開口部OPのz方向の長さがLzとなるように形成する。
また、図15においては、コンタクト開口部OP1が周期Pxで繰り返して配設される周期構造であることも併せて示している。
このようにトレンチ型MOSFETにおいても本発明に係る製造方法を適用することが可能である。
なお、本発明は、その発明の範囲内において、実施の形態を適宜、変形、省略することが可能である。
10,101 炭化珪素基板、20,201 ドリフト層、30,301 ベース領域、40,401 ソース領域、50,501 ゲート絶縁膜、60,601 ゲート電極、70,701 ソース電極、80,801 ドレイン電極、90,901 層間絶縁膜。

Claims (7)

  1. 第1導電型の炭化珪素層の上層部に設けられた第2導電型の第1の半導体領域と、前記第1の半導体領域の表面内に設けられた第1導電型の第2の半導体領域と、前記第1、第2の半導体領域および前記炭化珪素層の表面に第1表面が接するゲート絶縁膜と、前記ゲート絶縁膜の前記第1表面に対向する第2表面に接するように設けられたゲート電極とで構成されるトランジスタユニットを複数備える炭化珪素半導体装置の製造方法であって、
    (a)前記ゲート電極の形成領域および前記第2の半導体領域の形成領域の一部を少なくとも覆うように前記炭化珪素層の上部に層間絶縁膜を形成する工程と、
    (b)前記層間絶縁膜上に金属膜を形成する工程と、
    (c)前記金属膜をシリサイド化してシリサイド膜を形成する工程と、
    (d)前記シリサイド膜上に電極を形成する工程と、を備え、
    前記工程(a)は、
    前記炭化珪素層全面に前記層間絶縁膜を形成した後、
    隣り合う前記トランジスタユニット間の前記層間絶縁膜を除去して開口部とし、前記ゲート電極の形成領域および前記第2の半導体領域の形成領域の一部を少なくとも覆うように前記層間絶縁膜を残して隣接する前記トランジスタユニット間に渡るように前記層間絶縁膜を形成する工程を含み、
    前記工程(b)は、
    前記層間絶縁膜の上面および側面と、前記開口部の底面に前記金属膜を形成する工程を含み、
    前記工程(c)は、
    前記金属膜形成後の前記開口部の水平方向、奥行き方向および垂直方向の長さを、それぞれLx、Ly、Lzとし、水平方向、奥行き方向および垂直方向のモードナンバーを、それぞれnx、nyおよびnzとし、nx、ny=0,1,2,3,・・・、nz=0,1,3,5・・・とした場合に、
    Figure 0005995604
    上記数式(1)でλrとして表される共鳴波長の光を照射することで前記金属膜をシリサイド化する工程を含む、炭化珪素半導体装置の製造方法。
  2. 第1導電型の炭化珪素層の上層部に設けられた第2導電型の第1の半導体領域と、前記第1の半導体領域の表面内に設けられた第1導電型の第2の半導体領域と、前記第1、第2の半導体領域および前記炭化珪素層の表面に第1表面が接するゲート絶縁膜と、前記ゲート絶縁膜の前記第1表面に対向する第2表面に接するように設けられたゲート電極とで構成されるトランジスタユニットを複数備える炭化珪素半導体装置の製造方法であって、
    (a)前記ゲート電極の形成領域および前記第2の半導体領域の形成領域の一部を少なくとも覆うように前記炭化珪素層の上部に層間絶縁膜を形成する工程と、
    (b)前記層間絶縁膜上に金属膜を形成する工程と、
    (c)前記金属膜をシリサイド化してシリサイド膜を形成する工程と、
    (d)前記シリサイド膜上に電極を形成する工程と、を備え、
    前記工程(a)は、
    前記炭化珪素層全面に前記層間絶縁膜を形成した後、
    隣り合う前記トランジスタユニット間の前記層間絶縁膜を除去して開口部が周期的に繰り返して設けられる周期構造とし、前記ゲート電極の形成領域および前記第2の半導体領域の形成領域の一部を少なくとも覆うように前記層間絶縁膜を残して隣接する前記トランジスタユニット間に渡るように前記層間絶縁膜を形成する工程を含み、
    前記工程(b)は、
    前記層間絶縁膜の上面および側面と、前記開口部の底面に前記金属膜を形成する工程を含み、
    前記工程(c)は、前記開口部の周期構造の周期をPとし、前記金属膜の比誘電率をεとし、mを整数とした場合に、
    Figure 0005995604
    上記数式(2)でλrとして表される共鳴波長の光を照射することで前記金属膜をシリサイド化する工程を含む、炭化珪素半導体装置の製造方法。
  3. 前記工程(c)は、
    前記共鳴波長の光をフラッシュランプ光源から照射する工程を含む、請求項1または請求項2記載の炭化珪素半導体装置の製造方法。
  4. 前記工程(c)は、
    前記共鳴波長の光をレーザ光源から照射する工程を含む、請求項1または請求項2記載の炭化珪素半導体装置の製造方法。
  5. 前記炭化珪素層は、主面の面方位が(11−20)面であって、
    前記ゲート絶縁膜が、前記炭化珪素層の前記主面に平行に形成される、請求項1または請求項2記載の炭化珪素半導体装置の製造方法。
  6. 前記炭化珪素層は、主面の面方位が(0001)面または(000−1)面であって、
    前記ゲート電極は、前記炭化珪素層の前記主面に対して垂直方向に設けられたトレンチに導電体を充填したトレンチ型ゲート電極である、請求項1または請求項2記載の炭化珪素半導体装置の製造方法。
  7. 前記工程(a)は、前記開口部が周期的に繰り返して配置される周期構造をなすように前記層間絶縁膜を形成する工程を含み、
    前記工程(c)は、前記開口部の周期構造の周期をPとし、前記金属膜の比誘電率をεとし、mを整数とした場合に、
    Figure 0005995604
    上記数式(2)でλrとして表される共鳴波長の光と、
    上記数式(1)でλrとして表される共鳴波長の光とで同じ波長の光を照射する工程を含む、請求項1記載の炭化珪素半導体装置の製造方法。
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