JP5995528B2 - 流量制御弁 - Google Patents

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本発明は、冷凍サイクルの膨張弁などに使用する流量制御弁に関し、詳細には弁ポートが大口径でモータ部の回転運動とねじ送り機構を利用して弁体を移動させ、さらに遊星歯車減速機構によりねじ送り機構のトルクを大きくするようにした流量制御弁に関する。
従来、流量制御弁は、弁体の全開位置と全閉位置を規制するためのストッパ機構が設けられている。例えば特開2006−97892号公報(特許文献1)に開示されたものは、モータ部のロータの回転とともに螺旋状のスライドガイドに沿って可動ストッパが上下に移動し、上端部及び下端部でストッパが働く構造となっている。
また、特開2012−7683号公報(特許文献2)に開示されたものは、ロータとロータガイドにストッパが付けられており、ロータがねじ送り作用により上下移動し、上端位置と下端位置でストッパ機能を果たすようにしたものである。
また、流量制御弁において、弁ポートが大口径の場合、流体による差圧が大きくなるのでより駆動力の強いモータ部(アクチュエータ)を必要とする。このため、例えば特開2008−275120号公報(特許文献3)に開示されているように、遊星歯車減速機構によりロータのトルクを増幅させる技術がある。
特開2006−97892号公報 特開2012−7683号公報 特開2008−275120号公報
特許文献3のように、遊星歯車減速機構を用いた場合、ロータの回転は遊星歯車により減速されるので、弁体を必要量移動させるためには、遊星歯車減速機構がない場合に比べて、ロータを減速比分だけ多く回転させなければならない。このため、特許文献1のようなストッパ機構を設けると、このロータの回転数に応じてスライドガイドが長くなってしまい、流量制御弁自体に非常に大きなスペースが必要となる。このように、特許文献3のように、遊星歯車減速機構を用いることでロータのトルクを増大させることができるが、ストッパ機構を設けるには工夫が必要であり、改良の余地を残している。なお、特許文献3にはストッパ機構に関する記載はない。
本発明は、上述の如き問題点を解消するためになされたものであり、流量制御弁において遊星歯車減速機構を設けるとともに、簡単な構成のストッパ機構を設けることを課題とする。
請求項1の流量制御弁は、モータ部のロータ軸に固定された太陽歯車と、リング内歯車と、前記太陽歯車と前記リング内歯車とに噛合された遊星歯車と、出力軸とからなり、前記出力軸の回転速度を前記ロータ軸の回転速度より減速する遊星歯車減速機構と、雌ねじ部材と該雌ねじ部材に螺合された雄ねじ部材とからなり、雄ねじ部材と雌ねじ部材の一方部材が固定され、雄ねじ部材と雌ねじ部材の他方部材の回転により該他方部材を軸線方向に移動するねじ送り機構と、前記ねじ送り機構の前記他方部材に連結された弁体であって、前記遊星歯車減速機構と前記ねじ送り機構により軸線方向に移動して該弁体の総変位量の範囲で弁ポートの開度を制御する弁体とを備えた流量制御弁であって、前記ねじ送り機構の雄ねじ部材及び雌ねじ部材の駆動ねじピッチPと、前記弁体の総変位量Qとの関係が、P>Qとなるように設定され、前記遊星歯車減速機構の前記出力軸に固定された可動ストッパであって前記軸線と離間した平行線上に位置する可動ストッパと、前記弁ポートと固定関係にある固定ストッパであって前記可動ストッパの回転軌道上に位置する固定ストッパと、を備え、前記遊星歯車減速機構の前記出力軸と、前記ねじ送り機構の前記他方部材とが、前記軸線方向において相対的に変位可能となっていることを特徴とする。
請求項2の流量制御弁は、請求項1に記載の流量制御弁であって、前記ねじ送り機構が、前記弁ポートと固定関係にある雌ねじ部材と、前記遊星歯車減速機構の前記出力軸に連結された雄ねじ部材とからなり、該雄ねじ部材に前記弁体が連結され、該雄ねじ部材の回転により該雄ねじ部材を軸線方向に移動することを特徴とする。
請求項3の流量制御弁は、請求項1に記載の流量制御弁であって、前記ねじ送り機構が、前記弁ポートと固定関係にある雄ねじ部材と、前記遊星歯車減速機構の前記出力軸に連結された雌ねじ部材とからなり、該雌ねじ部材に前記弁体が連結され、該雌ねじ部材の回転により該雌ねじ部材を軸線方向に移動することを特徴とする。
請求項4の流量制御弁は、請求項1乃至3のいずれか一項に記載の流量制御弁であって、前記可動ストッパが、前記遊星歯車を前記出力軸に対して軸支する遊星歯車の自転軸に形成されていることを特徴とする。
請求項1の流量制御弁によれば、遊星歯車減速機構により、モータ部の駆動力を大きくしなくても、ねじ送り機構に大きなトルクを与えることができ、かつ、ねじ送り機構の駆動ねじピッチPと弁体の総変位量QがP>Qとなるよう設定されているので、遊星歯車減速機構の例えば遊星歯車の公転範囲内に固定ストッパを設けることができ、ストッパ機構を簡単に構成することができる。
請求項2の流量制御弁によれば、請求項1と同様な効果が得られる。
請求項3の流量制御弁によれば、請求項1と同様な効果が得られる。
請求項4の流量制御弁によれば、請求項1乃至3の効果に加えて、遊星歯車を支持する自転軸に可動ストッパが形成されているので、可動ストッパと固定ストッパにより、遊星歯車の公転運動を直接規制することができ、正確な位置で停止させることができる。
本発明の実施形態の流量制御弁の全閉状態の縦断面図及び一部平断面図である。 本発明の実施形態の流量制御弁の全開状態の縦断面図及び一部平断面図である。 本発明の実施形態の流量制御弁の遊星歯車減速機構の概略構成を示す要部平面図である。 本発明の実施形態の流量制御弁の変形例を示す全閉状態の縦断面図及び一部平断面図である。
次に、本発明の流量制御弁の実施形態を図面を参照して説明する。図1は実施形態の流量制御弁の全閉状態の縦断面図((A) )及び一部平断面図((B) )、図2は同流量制御弁の全開状態の縦断面図((A) )及び一部平断面図((B) )、図3は同流量制御弁の遊星歯車減速機構の概略構成を示す要部平面図である。なお、図1(A) 及び図2(A) では、要素の一部を外観側面図として図示してある。
この実施形態の流量制御弁は、円筒形状の弁ハウジング1を有している。弁ハウジング1内には、弁室2Aが形成された弁体ガイド2が収容されており、弁室2Aは弁ハウジング1の側面側に取り付けられた継手管11に連通されている。また、弁体ガイド2には軸線Xを中心として弁室2Aに連通する円筒形状の弁ポート21が形成されており、この弁ポート21は、弁ハウジング1の軸線X方向の片側端部に取り付けられた継手管12に連通されている。さらに、弁体ガイド2の弁ポート21と反対側には円筒形状のガイド孔22が形成されており、このガイド孔22内には弁体3が軸線X方向に摺動可能に挿通されている。そして、弁体3は後述のステッピングモータ6の駆動により軸線X方向に移動し、弁ポート21の周囲の弁座部21aに対して離間/着座することにより、弁ポート21を開閉する。また、弁体3はその軸線X方向の変位量に応じて図1の状態と図2の状態の間で弁ポート21の弁開度を制御する。
弁ハウジング1内には、雌ねじ部材41と雄ねじ部材42を有するねじ送り機構4を備えている。雌ねじ部材41は弁体ガイド2の上端に結合するように配設され、弁ハウジング1の上部開口に設けられた取付金具4aによって弁ハウジング1に固定されている。雌ねじ部材41の中央には、ねじ孔41aと軸受け孔41bが形成されており、ねじ孔41a内の内周には雌ねじ41cが形成されている。雄ねじ部材42は、その外周に形成された雄ねじ42aを雌ねじ41cに螺合させてねじ孔41a内に配設されている。雄ねじ部材42の中央には、雄ねじ部材42を上下に貫通するように雄ねじ軸43が固着されている。雄ねじ軸43の下端にはフランジ部43aが形成されており、このフランジ部43aが弁体3の中空孔31内に嵌合されている。そして、中空孔31内でフランジ部43aに当接されるばね受け32とワッシャ33との間にコイルばね34が取り付けられている。これにより、弁体3が雄ねじ軸43を介して雄ねじ部材42に連結されている。
ねじ送り機構4の上部には遊星歯車減速機構5と「モータ部」としてのステッピングモータ6を備えている。遊星歯車減速機構5は、弁ハウジング1の上部に取り付けられた円筒形状の歯車ケース51と、ステッピングモータ6のロータ軸63に固定された太陽歯車52と、歯車ケース51内に配置された固定リング内歯車53と、太陽歯車52と固定リング内歯車53とに噛合する3つの遊星歯車54A,54B,54Cと、遊星歯車54A,54B,54Cをそれぞれ支持する自転軸55A,55B,55Cと、固定リング内歯車53と同心に配置された出力軸56と、歯車ケース51に固定された遊星歯車ガイド板57と、歯車ケース51の一箇所に固定された固定ストッパ58とで構成されている。
出力軸56は円盤部56Aと円筒状の軸部56Bとを有しており、遊星歯車54A,54B,54Cを支持する自転軸55A,55B,55Cは、円盤部56Aと遊星歯車ガイド板57のガイド溝57aとの間に架設されている。また、一つの自転軸55Aには遊星歯車ガイド板57から長く突出した可動ストッパ55A1が形成されている。なお、ガイド溝57aは軸線X回りに円弧状に形成されており、出力軸56の回転時に自転軸55A,55B,55Cが円弧状に案内される。また、出力軸56の軸部56Bは、前記雌ねじ部材41の軸受け孔41b内に挿通されており、この軸部56Bの中心には嵌合孔56aが形成されている。図1(B) に示すように、嵌合孔56aは対向する平行面を有しており、前記雄ねじ部材42に固着された雄ねじ軸43の上端部が、嵌合孔56aの平行面で挟持されるようにこの嵌合孔56a内に嵌合されている。また、雄ねじ軸43の端部は嵌合孔56a内で軸線X方向に移動可能となっている。
可動ストッパ55A1は、出力軸56と固定関係にあり、軸線Xから離間した平行線上に位置している。そして、固定ストッパ58は、弁ポート21と固定関係にあり、この固定ストッパ58は可動ストッパ55A1の回転軌道上に位置している。
歯車ケース51には、ステッピングモータ6のロータケース61が溶接等によって気密に固定されている。ロータケース61内には外周部を多極に着磁されたマグネットロータ62が回転可能に設けられ、このマグネットロータ62の中心にはロータ軸63が固着されている。ロータケース61の天井部にはばね受部材64が取り付けられ、このばね受部材64とマグネットロータ62との間にはコイルばね65が設けられている。これにより、マグネットロータ62は下側に付勢されている。また、ロータケース61の外周には、ステータコイル66が配設されており、ステッピングモータ6は、ステータコイル66にパルス信号が与えられることにより、そのパルス数に応じてマグネットロータ62及びロータ軸63を回転させる。
以上の構成により、図1の全閉状態では、遊星歯車減速機構4は図3(A) の状態にある。すなわち、遊星歯車54Aを支持する自転軸55Aの可動ストッパ55A1は固定ストッパ58の一方側面に当接している。この状態からステッピングモータ6の駆動によりロータ軸63と太陽歯車52が回転すると、遊星歯車54A,54B,54Cは、太陽歯車52によって回転駆動される。これにより、遊星歯車54A,54B,54Cは固定リング内歯車53の内周を自転しつつ公転し、出力軸56も回転する。そして、固定リング内歯車53の歯数Cに比べて太陽歯車52の歯数Aが少ないことにより、出力軸56の回転速度は減速され、ロータ軸63の回転速度のA/(A+C)となる。
また、出力軸56の回転により、雄ねじ軸43と雄ねじ部材42が回転し、雄ねじ部材42と雌ねじ部材41のねじ送り作用により、雄ねじ部材42は雌ねじ部材41に対して移動(上昇)する。そして、雄ねじ軸43のフランジ部43aに係合する弁体3が上昇し、弁体3が弁座部21aから離間し、図2の状態に移行する。このとき、遊星歯車54A,54B,54Cの公転が進み、図3(B) に示すように、可動ストッパ55A1が固定ストッパ58の他方側面に当接し、遊星歯車54A,54B,54Cの公転と出力軸56の回転が停止する。
このように、遊星歯車54A,54B,54Cの公転範囲は、1回転より小さな範囲であり、この実施形態では略300°の角度である。ここで、ねじ送り機構4の雄ねじ部42と雌ねじ部41の駆動ねじピッチは、出力軸56及び雄ねじ部材42が360°回転したと仮定した場合の雌ねじ部材41に対する雄ねじ部材42の変位量である。また、弁体3の総変位量は図1の位置から図2の位置までの変位量であり、図1の状態から雄ねじ部材42が上昇し始めて雄ねじ軸43のフランジ部43aが弁体3に係合するまでは、弁体3は上昇しない。すなわち、駆動ねじピッチをP、弁体3の総変位量をQとすると、P>Qとなるように設定されている。
以上のように、遊星歯車減速機構5により、ステッピングモータ6の駆動力を大きくしなくても、ねじ送り機構4に大きなトルクを与えることができる。また、ねじ送り機構4の駆動ねじピッチPと弁体3の総変位量QをP>Qとなるように設定しているので、遊星歯車減速機構5の遊星歯車54Aの公転範囲内に固定ストッパ58を設けることができ、ストッパ機構を簡単に構成することができる。
以上の実施形態では、遊星歯車54Aの自転軸55Aに可動ストッパ55A1を設けるようにしているので、可動ストッパ55A1と固定ストッパ58により、遊星歯車54aの公転運動を直接規制することができ、正確な位置で停止させることができる。しかし、ストッパ機構は出力軸56の回転を規制できればよいので、例えば図4に示したようにしてもよい。この図4の例では、歯車ケース51の内部下側の一箇所に固定ストッパ59を設け、出力軸56の円盤部56Aの外周一箇所に突出する可動ストッパ56A1を設けるようにする。この場合も、可動ストッパ56A1は、出力軸56と固定関係にあり、軸線Xから離間した平行線上に位置している。また、固定ストッパ59は、弁ポート21と固定関係にあり、この固定ストッパ59も可動ストッパ56A1の回転軌道上に位置している。なお、図4において、図1と同様な要素には図1と同符号を付記してある。
遊星歯車減速機構及びねじ送り機構は実施形態以外の構成でもよい。例えば遊星歯車減速機構のリング内歯車が回転可能な可動リング内歯車であり、この可動リング内歯車に出力軸が固定された構造でもよい。この場合、ロータ軸の回転運動は遊星歯車を介して可動リング内歯車に伝達され、この可動リング内歯車の回転(公転運動)が出力軸の回転運動となり、ねじ送り機構に伝達される。なお、ロータ軸の回転運動を出力軸に伝達する機構として、多段の遊星歯車機構を用いても良い。また、ねじ送り機構は、雄ねじ部材が固定され、弁体を連結した雌ねじ部材が雄ねじ部材に対して軸線方向に移動する構成でも良い。
遊星歯車減速機構が遊星歯車の公転運動を出力軸から出力するようなA1構造と、リング内歯車の公転運動を出力軸から出力するようなA2構造とがあり、ねじ送り機構は雄ねじ部材が移動するB1構造と、雌ねじ部材が移動するB2構造とがある。そして、これらの組み合わせとすることができる。すなわち、遊星歯車減速機構がA1構造でねじ送り機構がB1構造のもの(実施形態、請求項2)、遊星歯車減速機構がA1構造でねじ送り機構がB2構造のもの(請求項3)、遊星歯車減速機構がA2構造でねじ送り機構がB1構造のもの、遊星歯車減速機構がA2構造でねじ送り機構がB2構造のもの(請求項3)がそれぞれ可能である。遊星歯車減速機構がA1構造の場合、可動ストッパ及び固定ストッパして実施形態のものを採用することができる。
1 弁ハウジング
2 弁体ガイド
2A 弁室
21 弁ポート
21a 弁座部
22 ガイド孔
3 弁体
4 ねじ送り機構
41 雌ねじ部材
41a ねじ孔
41b 軸受け孔
41c 雌ねじ
42 雄ねじ部材
42a 雄ねじ
43 雄ねじ軸
43a フランジ部
5 遊星歯車減速機構
51 歯車ケース
52 太陽歯車
53 固定リング内歯車(リング内歯車)
54A 遊星歯車
54B 遊星歯車
54C 遊星歯車
55A 自転軸
55A1 可動ストッパ
55B 自転軸
55C 自転軸
56 出力軸
56A 円盤部
56B 軸部
56a 嵌合孔
57 遊星歯車ガイド板
57a ガイド溝
58 固定ストッパ
6 ステッピングモータ(モータ部)
61 ロータケース
62 マグネットロータ
63 ロータ軸
64 ばね受部材
65 コイルばね
66 ステータコイル
X 軸線

Claims (4)

  1. モータ部のロータ軸に固定された太陽歯車と、リング内歯車と、前記太陽歯車と前記リング内歯車とに噛合された遊星歯車と、出力軸とからなり、前記出力軸の回転速度を前記ロータ軸の回転速度より減速する遊星歯車減速機構と、
    雌ねじ部材と該雌ねじ部材に螺合された雄ねじ部材とからなり、雄ねじ部材と雌ねじ部材の一方部材が固定され、雄ねじ部材と雌ねじ部材の他方部材の回転により該他方部材を軸線方向に移動するねじ送り機構と、
    前記ねじ送り機構の前記他方部材に連結された弁体であって、前記遊星歯車減速機構と前記ねじ送り機構により軸線方向に移動して該弁体の総変位量の範囲で弁ポートの開度を制御する弁体とを備えた流量制御弁であって、
    前記ねじ送り機構の雄ねじ部材及び雌ねじ部材の駆動ねじピッチPと、前記弁体の総変位量Qとの関係が、P>Qとなるように設定され、
    前記遊星歯車減速機構の前記出力軸に固定された可動ストッパであって前記軸線と離間した平行線上に位置する可動ストッパと、前記弁ポートと固定関係にある固定ストッパであって前記可動ストッパの回転軌道上に位置する固定ストッパと、
    を備え
    前記遊星歯車減速機構の前記出力軸と、前記ねじ送り機構の前記他方部材とが、前記軸線方向において相対的に変位可能となっている
    ことを特徴とする流量制御弁。
  2. 前記ねじ送り機構が、前記弁ポートと固定関係にある雌ねじ部材と、前記遊星歯車減速機構の前記出力軸に連結された雄ねじ部材とからなり、該雄ねじ部材に前記弁体が連結され、該雄ねじ部材の回転により該雄ねじ部材を軸線方向に移動することを特徴とする請求項1に記載の流量制御弁。
  3. 前記ねじ送り機構が、前記弁ポートと固定関係にある雄ねじ部材と、前記遊星歯車減速機構の前記出力軸に連結された雌ねじ部材とからなり、該雌ねじ部材に前記弁体が連結され、該雌ねじ部材の回転により該雌ねじ部材を軸線方向に移動することを特徴とする請求項1に記載の流量制御弁。
  4. 前記可動ストッパが、前記遊星歯車を前記出力軸に対して軸支する遊星歯車の自転軸に形成されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の流量制御弁。
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