JP5995210B1 - 洗濯用ハンガー - Google Patents
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Abstract
【課題】洗濯衣類の乾燥時に布同士が密着せずに空間を形成して風通しを良くして乾燥を早め、乾燥後には場所取ることなく衣類を保管できる洗濯用ハンガーを提供する。【解決手段】肩掛け部11の中央上部に首部12aを備えたフック部12を設けたハンガー本体1の2本を、前記フック部12、12の上端において開閉ができるように連結されているものであって、一方のハンガー本体1のフック部12の首部12aに間隔保持部材2を摺動と回動ができるように取り付けており、該間隔保持部材2の先端に他方のハンガー本体1のフック部12の首部12aに係合する係合部22を設ける。【選択図】図1
Description
本発明は、洗濯して濡れている上衣類の前身頃と後身頃を離して風通しを良くして乾燥が短時間にできる洗濯用ハンガーに関するものである。
洗濯して濡れている上衣類の布同士が密着せずに風通しを良くして乾燥し易くする洗濯用ハンガーとしては、ハンガーの肩掛け部につる草が巻き付いたようなスパイラル状構造を備えて、該スパイラル状構造により洗濯物に空間を形成して風通しを良くして洗濯物を乾燥させるものが知られている(特許文献1)。
しかしながら、前記特許文献1の洗濯用ハンガーは乾燥後に衣類をそのままハンガーにかけた状態でロッカー等に保管する場合に場所取る問題があり、また、使用しない時の保管で嵩張る問題もある。
本発明は前記したような問題を解決して、洗濯衣類の乾燥時に布同士が密着せずに空間を形成して風通しを良くして乾燥を早め、乾燥後には場所取ることなく衣類を保管できる洗濯用ハンガーを提供するものである。
前記した課題を解決した本発明の洗濯用ハンガーは、肩掛け部の中央上部に首部を備えたフック部を設けたハンガー本体の2本を、前記フック部の上端において開閉ができるように連結されているものであって、一方のハンガー本体のフック部の首部に間隔保持部材を摺動と回動ができるように取り付けており、該間隔保持部材の先端に他方のハンガー本体のフック部の首部に係合する係合部を設けてある。
また、前記2本のハンガー本体は、棹部の両側端に内向に上部方向に傾斜させて連設した一対の肩掛け片部の交差する箇所において連繋して肩掛け部を形成しており、また、一方の肩掛け片部を延設して首部を備えたフック部を設けてなる線材製として、また、前記間隔保持部材は前記フック部の先端が挿通できる孔部を一端に設けた板片の先端に凹状の係合部を設けてなるものであって、該間隔保持部材を一方のハンガー本体のフック部の先端から前記孔部をもって首部に摺動と回動ができるように取り付けているものである。また、両ハンガー本体のフック部の上端を可撓性テープにより開閉ができるように連結されていることが好ましいものである。
前記のような本発明の洗濯用ハンガーは、2本のハンガー本体をフック部の上端において開閉できるように連結したものあるから、フック部の上端を支点に両ハンガー本体を開いて、一方のハンガー本体のフック部の首部に摺動と回動できるように取り付けてある間隔保持部材の先端に設けた係合部を他方のハンガー本体のフック部の首部に係合すれば、両ハンガー本体は間隔保持部材により間隔を保持した状態となる。そうしてこの状態とした洗濯用ハンガーに濡れている上衣を掛ければ、前身頃と後身頃を離して風通しを良くして乾燥が短時間にできるものである。
また、乾燥が終ったら間隔保持部材の先端の係合部を他方のハンガー本体のフック部の首部から外せば、両ハンガー本体はフック部に上端を支点に閉じられて場所取ることなく上衣をそのまま保管できるものである。また、上衣を外して嵩張ることなく保管することもできるものである。
本発明に係る洗濯用ハンガーの好ましい実施の形態を図面に基づき説明する。
図1、図2において、1はハンガー本体であり、該ハンガー本体1は肩掛け部11の中央上部に首部12aを備えたフック部12を設けたものである。前記ハンガー本体1はその2本を、前記フック部12、12の上端において開閉できるように連結をされている。
そして、一方のハンガー本体1のフック部12の首部12aに間隔保持部材2を摺動と回動ができるように取り付けている。また、該間隔保持部材2の先端に他方のハンガー本体1のフック部12の首部12aに係合する係合部21を設けている。
この実施形態にあっては、前記2本のハンガー本体1、1は棹部10の両側に上部内向に傾斜させた一対の肩掛け辺部11a、11aを屈曲させて、両肩掛け辺部11a、11aの交差する箇所において連繋して前記肩掛け部11を形成するものとして、一方の肩掛け辺部11aを延設して首部12aを備えたフック部12を設けてなる線材製としたものである。この線材は具体的には直径2.8mmの針金に0.2mmの厚さのビニルコーティングを施した直径3.2mmのものである。
また、前記間隔保持部材2は前記フック部12の先端が挿通可能な孔部22を一端に設けた板片20の先端に凹状の係合部21を設けた構造としている。前記間隔保持部材2は一方のハンガー本体1のフック部11の先端から前記孔部22をもって首部12aに装着されて摺動と回動ができるように該首部12aに取り付けたものである。なお、この間隔保持部材2を構成する板片20はプラスチック製であるが金属製、木製であってもよい。
なお、前記間隔保持部材2の孔部22は首部12aの径すなわち線材の直径より大径として、先端の係合部21を他方のハンガー本体1のフック部12の首部12aへ係合しない不使用の状態では図2に示すようにハンガー本体1に沿うように垂れ下がった状態となるものとしている。また、前記間隔保持部材2の孔部22は首部12aの径より大径としていることにより、フック部11の先端に手指保護用のキャップ4を被せたものであっても間隔保持部材2をフック部12の先端から嵌合できるものである。
また、両ハンガー本体1、1のフック部12、12の上端を可撓性テープ3により開閉できるように連結したものである。この可撓性テープ3は粘着層を設けたビニールテープとすることが連結するのに便宜で好ましく、また、物干し棹に掛けた場合に滑り止め効果があるものである。なお、連結手段はこの可撓性テープ3に限ることなく開閉できるように連結することができるものであればよく、例えば、コイル状針金、コイル状プラスチック線材等或いはビニール製チューブであってもよいものである。
このような洗濯用ハンガーは、2本のハンガー本体1、1をフック部12、12の上端において開閉できるように連結したものあるから、連結箇所であるフック部の上端を支点に両ハンガー本体1、1を開いて、一方のハンガー本体1のフック部12の首部12aに取り付けてある間隔保持部材2の先端に設けた係合部21を他方のハンガー本体1のフック部12の首部12aに係合して、両ハンガー本体1、1を図1に示すように間隔保持部材2により間隔を維持した状態とする。
この場合、間隔保持部材2は一方のハンガー本体1のフック部12の首部12aに摺動と回動ができるように取り付けてあるので、首部12aの上下位置を調節でき、この調節により両ハンガー本体1、1の開きの間隔を調整できるものである。
そうして、この状態とした洗濯用ハンガーに、図4に示すように上衣(イ)を掛ければ、前身頃と後身頃を離した状態とすることができるので風通しを良くして乾燥が短時間にできるものである。
また、乾燥が終ったら間隔保持部材2の先端の係合部21を他方のハンガー本体1のフック部12の首部12aから外せば、両ハンガー本体1、1はフック部12、12の上端を支点に閉じられて場所とることなく図5に示すように上衣(イ)を洗濯用ハンガーに掛けた状態で保管できるものである。また、上衣を外して嵩張ることなく保管することもできるものである。
1 ハンガー本体
11 肩掛け部
11a 肩掛け辺部
12 フック部
12a 首部
2 間隔保持部材
21 係合部
22 孔部
11 肩掛け部
11a 肩掛け辺部
12 フック部
12a 首部
2 間隔保持部材
21 係合部
22 孔部
Claims (2)
- 肩掛け部の中央上部に首部を備えたフック部を設けたハンガー本体の2本を、前記フック部の上端において開閉ができるように連結されているものであって、一方のハンガー本体のフック部の首部に間隔保持部材を摺動と回動ができるように取り付けており、該間隔保持部材の先端に他方のハンガー本体のフック部の首部に係合する係合部を設けてなる洗濯用ハンガーにおいて、前記2本のハンガー本体は、棹部の両側端に内向に上部方向に傾斜させて連設した一対の肩掛け片部の交差する箇所において連繋して肩掛け部を形成しており、また、一方の肩掛け片部を延設して首部を備えたフック部を設けてなる線材製として、また、前記間隔保持部材は前記フック部の先端が挿通できる孔部を一端に設けた板片の先端に凹状の係合部を設けてなるものであって、該間隔保持部材を一方のハンガー本体のフック部の先端から前記孔部をもって首部に摺動と回動ができるように取り付けていることを特徴とする洗濯用ハンガー。
- 前記両ハンガー本体のフック部の上端を可撓性テープにより開閉ができるように連結されていることを特徴とする請求項1に記載の洗濯用ハンガー。
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2015
- 2015-11-18 JP JP2015225255A patent/JP5995210B1/ja active Active
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