JP3199204U - 折り畳式二股立体ハンガー - Google Patents

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Abstract

【課題】1つのハンガーで、洗濯物を干すときは乾き易いように立体的になり、洗濯物が乾いた後にクローゼット等に仕舞う時は、場所を取らないよう平たく折り畳むことができる、折り畳み式二股立体ハンガーを提供する。【解決手段】ネクタイ掛けバー5a、5bのあるハンガー掛け部2a、2bをフック1a根元に二股に設け、各々のハンガー掛け部は相互独立的に360度回動できる形で取付け、一方のネクタイ掛けバーに360度回動自由な離隔部3を設け、この離隔部に嵌合片4を設ける。この嵌合片を他方のネクタイ掛けバーに嵌め込むことによって、ハンガー掛け部の間隔が八の字状に拡げて固定保持されるので内側空間が確保され、濡れた洗濯物を干す時は乾き易いように立体ハンガーとなり、洗濯物が乾いた後は、ネクタイ掛けバーに嵌め込まれ嵌合片を外すことによって、場所を取らない平たく折り畳まれたハンガーに戻る。【選択図】図6

Description

本考案は、濡れた厚手の服を干す時は乾き易いように立体的になり、乾いた時には場所を取らないよう平たく折り畳むことができる、折り畳式二股立体ハンガーに関するものである。
技術背景
1つのハンガーで、干す時は立体的になり、クローゼット等に仕舞う時は平たく折り畳むことが出来る物はこれまでなかった。
従来の立体ハンガーは形状が固定されていたため、洗濯物が乾いた後にそのままクローゼット等に仕舞うと場所を広く占有してしまった(特許文献1参照)。
そのため、濡れた厚手の服を干す時は固定型の立体ハンガーを使用し、乾いた後にクローゼット等に仕舞うときは従来の扁平なハンガーに掛け直しており、このように2種類のハンガーを使い分けしていた。
特開2000−225293号公報
特許文献1に示される先行技術の立体ハンガーは形状が固定されているため、洗濯物が乾いた後にそのままクローゼット等に仕舞うと場所を広く占有してしまった。
そのため、濡れた厚手の服を干す時は固定型の立体ハンガーを使用し、乾いた後にクローゼット等に仕舞うときは従来の扁平なハンガーに掛け直す必要があり、干す時と乾いた後に使用するハンガーとは別の物を用意しなければならなかった。
問題を解決するための手段
なだらかな富士山形のハンガー掛け部と、山頂部中央から上方向に伸びるフックから成り、ハンガー掛け部には、山頂部から少し下がったところに、ハンガー掛け部の裾辺と平行に設けられたネクタイ掛けバーを有する通常的な洗濯物干しハンガーを想定した場合において、フック根元から、同形状の2つのハンガー掛け部が二股に分かれ、各々のハンガー掛け部は、相互独立的に360度回動できる形で形成される。
一方のハンガー掛け部には、ネクタイ掛けバーに筒通し状に設けられた回動部に、その裾辺を結合固定されて、360度回動自由なミニ逆さ富士山形の離隔部を設け、離隔部の山頂辺に細円筒を縦(筒長方向)に細長く切り欠いた嵌合片を設ける。
この嵌合片を他方のハンガー掛け部のネクタイ掛けバーに嵌め込むことによって、二股に分かれたハンガー掛け部が一定の間隔で固定保持される。
ネクタイ掛けバーに嵌め込まれた嵌合片を外すことによって、平たく折り畳まれたハンガーに戻る。
以上を特徴とする折り畳式二股立体ハンガーである。
考案の効果
一方のハンガー掛け部に設けられた離隔部の嵌合片を、他方のハンガー掛け部のネクタイ掛けバーに嵌め込むことによって、2つのハンガー掛け部の間隔が八の字状に拡げて固定保持された立体ハンガーとなり、服を掛けた場合、内側空間が確保され、濡れた厚手の服が乾き易くなる。
服が乾いた後は嵌め込まれた嵌合片の嵌合を外すことによって、平たく折り畳まれたハンガーとなり、場所を取らず、服を掛けたままでクローゼット等に仕舞うことができるので、ハンガーをいちいち取り替える必要がない。
通常的な洗濯物干しハンガーの斜視図 本考案を拡げた状態を示す平面図 本考案を平たく折り畳んだ状態を示す側面図 本考案のハンガー掛け部を八の字状に拡げて固定保持した状態を示す側面図 本考案の一部である回動部、離隔部、及び嵌合片の位置関係を示す斜視図 本考案のハンガー掛け部を八の字状に拡げて固定保持した状態を示す斜視図
以下、考案の実施の形態を説明する。
(イ)なだらかな富士山形のハンガー掛け部(2c)と、山頂部中央から上方向に伸びるフック(1b)から成り、ハンガー掛け部(2c)には、山頂部から少し下がったところに、ハンガー掛け部(2c)の裾辺と平行に設けられたネクタイ掛けバー(5c)を有する通常的な洗濯物干しハンガー(7)を想定した場合において、フック(1a)根元から、同形状の2つのハンガー掛け部(2a、2b)が二股に分かれ、各々のハンガー掛け部(2a、2b)は、相互独立的に360度回動できる形で形成する。
(ロ)一方のハンガー掛け部(2a)には、ネクタイ掛けバー(5a)に筒通し状に設けられた回動部(6)に、その裾辺を結合固定され、360度回動自由なミニ逆さ富士山形の離隔部(3)を設ける。
(ハ)離隔部(3)の山頂辺に細円筒を縦(筒長方向)に細長く切り欠いた嵌合片(4)を設ける。
本考案は以上のような構造である。
これを実際に使用する際の形態を以下に説明する。
一方のハンガー掛け部(2a)に設けられた離隔部(3)の嵌合片(4)を、他方のハンガー掛け部(2b)に設けられたネクタイ掛けバー(5b)に嵌め込むことによって、二股に分かれたハンガー掛け部(2a、2b)が一定の間隔で固定保持された立体ハンガーとなり、服を掛けた時に、内側空間が確保され、濡れた厚手の服が乾き易くなる。
服が乾いた後は、嵌め込まれた嵌合片(4)を外すことによって、場所を取らない折り畳まれた平たいハンガーとなり、服を掛けたままでクローゼット等に仕舞うことができるので、ハンガーをいちいち取り替える面倒さもない。
1a フック、1b フック、2a ハンガー掛け部、2b ハンガー掛け部、
2c ハンガー掛け部、3 離隔部、4 嵌合片、5a ネクタイ掛けバー、
5b ネクタイ掛けバー、5c ネクタイ掛けバー、6 回動部、
7 通常的な洗濯物干しハンガー

Claims (1)

  1. なだらかな富士山形のハンガー掛け部と、山頂部中央から上方向に伸びるフックから成り、ハンガー掛け部には、山頂部から少し下がったところに、ハンガー掛け部の裾辺と平行に設けられたネクタイ掛けバーを有する通常的な洗濯物干しハンガーを想定した場合において、フック根元から、同形状の2つのハンガー掛け部が二股に分かれ、各々のハンガー掛け部は、相互独立的に360度回動できる形で形成され、一方のハンガー掛け部には、ネクタイ掛けバーに筒通し状に設けられた回動部に、その裾辺を結合固定されて、360度回動自由なミニ逆さ富士山形の離隔部を設け、離隔部の山頂辺に細円筒を縦(筒長方向)に細長く切り欠いた嵌合片を設け、この嵌合片を他方のハンガー掛け部のネクタイ掛けバーに嵌め込むことによって、二股に分かれたハンガー掛け部が一定の間隔で固定保持され、ネクタイ掛けバーに嵌め込まれた嵌合片を外すことによって平たく折り畳まれたハンガーに戻ることを特徴とする折り畳式二股立体ハンガー。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP5995210B1 (ja) * 2015-11-18 2016-09-21 有限会社扇光 洗濯用ハンガー
KR20220063540A (ko) * 2020-11-10 2022-05-17 김학수 통풍 옷걸이

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