JP5994368B2 - 時計 - Google Patents

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Description

本発明は、時計に関する。
従来から、ムーブメント、板状の太陽電池および板状の文字板を有し、これらがこの順に重ねて配置された腕時計が知られている(例えば、特許文献1参照)。この特許文献1に記載の腕時計は、太陽電池が光を受光することにより、太陽電池で電力が生成され、その電力をムーブメントに供給して、指針が文字板上を回転駆動するよう構成されている。
また、特許文献1に記載の腕時計では、太陽電池をムーブメントに対し固定するリング状の固定部材が配置されている。この固定部材は、太陽電池の表側から押さえ付けて、当該太陽電池を固定するよう構成されている。しかしながら、このように太陽電池の表側に固定部材が配置された構造である場合、当該固定部材の厚さ分、太陽電池が腕時計の奥側に位置して、太陽電池で受光される光の受光量が減少してしまう。その結果、太陽電池での発電効率が低下するという問題があった。
特開2011−163875号公報
本発明の目的は、太陽電池の発電効率に優れる時計を提供することにある。
このような目的は、下記の本発明により達成される。
本発明の時計は、表側に少なくとも1本の指針を有し、該指針を回転駆動するムーブメントと、
前記ムーブメントの表側に設置され、光を受光することにより電力を生成し、該電力を前記ムーブメントに供給する太陽電池と、
前記ムーブメントと前記太陽電池との間に設置され、前記ムーブメントを固定するムーブメント固定部と、前記太陽電池を固定する太陽電池固定部とを有する固定部材とを備え
前記太陽電池は、平板で構成され、該平板の縁部に複数の欠損部が形成された本体部と、該本体部の裏面に突出形成された複数の係合片とを有し、
前記太陽電池固定部は、前記固定部材の表側の面に突出し、前記各欠損部に挿入されて係合する凸部と、前記固定部材の表側の面に凹没し、前記各係合片が挿入されて係合する凹部とで構成されていることを特徴とする。
これにより、太陽電池を時計内で、できる限り表側に配置、固定することができる。これにより、例えば太陽電池が時計内で奥側(裏側)に配置されている場合に比べて、太陽電池で受光される光の受光量の減少を防止または抑制することができ、よって、太陽電池での発電効率の低下を防止することができる。従って、時計は、太陽電池の発電効率に優れたものとなっている。
また、本発明の時計は、表側に少なくとも1本の指針を有し、該指針を回転駆動するムーブメントと、
前記ムーブメントの表側に設置され、光を受光することにより電力を生成し、該電力を前記ムーブメントに供給する太陽電池と、
前記ムーブメントと前記太陽電池との間に設置され、前記ムーブメントを固定するムーブメント固定部と、前記太陽電池を固定する太陽電池固定部とを有する固定部材と、
前記固定部材と別体で構成され、該固定部材を裏側から支持し、前記指針の回転軸と直交する方向に離間して配置された一対の支持部材とを備えることを特徴とする。
また、本発明の時計では、前記一対の支持部材は、同形状であることが好ましい。
本発明の時計では、前記固定部材は、その中心部に開口する開口部を有することが好ましい。
これにより、固定部材の内側に、例えば日付が付された日車等を配置することができる。このような配置により、例えば固定部材と日車とが時計の厚さ方向で重なった配置となっている場合に比べ、時計の厚さをできる限り抑えることができ、よって、時計の薄型化(小型化)に寄与する。さらに、固定部材と日車が厚さ方向で重なっていないため、日車の奥目感を解消することができ、日車がより近くに見えるようになる、すなわち、日車に対する視認性が向上する。
本発明の時計では、前記ムーブメントと前記太陽電池との間であって、前記固定部材の内側に設置され、日付に関する情報が付された少なくとも1枚の日車をさらに備えることが好ましい。
これにより、時計は、日付に関する情報を表示することができるものとなり、その日付を視認すれば、現日付を確認することができる。
本発明の時計では、前記太陽電池の表側に設置され、前記指針が指し示す文字、記号、図形および目盛りのうちの少なくとも1つが付された、光透過性を有する板状の文字板をさらに備え、
前記文字板は、前記情報を視認可能な窓部を有することが好ましい。
この窓部を介して日車に付された日付に関する情報を視認することができ、よって、現日付を確認することができる。
本発明の時計では、前記固定部材は、前記文字板を固定する文字板固定部を有することが好ましい。
これにより、例えば文字板を固定する部材を別途設けるのを省略することができ、よって、時計を構成する部品点数を抑えることができるとともに、時計の組立工数も抑えることができる。
本発明の時計では、前記ムーブメント固定部は、前記固定部材の裏側の面に突出し、前記ムーブメントを該ムーブメントの平面方向に挟持する複数枚の挟持片を有することが好ましい。
これにより、ムーブメントの固定部材に対する固定(主としてムーブメントの面方向の固定)が確実になされる。また、ムーブメントの形状によっては、当該ムーブメントの中心軸回りの回転も規制することができる。
本発明の時計を腕時計に適用した場合の実施形態を示す斜視図である。 図1中のA−A線断面図である。 図1に示す腕時計の主な構成部品を表側から見たときの分解斜視図である。 図1に示す腕時計の主な構成部品を裏側から見たときの分解斜視図である。 図3中の文字板、太陽電池および固定部材の拡大詳細図である。 図4中の太陽電池、固定部材、ムーブメントおよび支持部材の拡大詳細図である。 図5中のB−B線断面図である。
以下、本発明の時計を添付図面に示す好適な実施形態に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明の時計を腕時計に適用した場合の実施形態を示す斜視図、図2は、図1中のA−A線断面図、図3は、図1に示す腕時計の主な構成部品を表側から見たときの分解斜視図、図4は、図1に示す腕時計の主な構成部品を裏側から見たときの分解斜視図、図5は、図3中の文字板、太陽電池および固定部材の拡大詳細図、図6は、図4中の太陽電池、固定部材、ムーブメントおよび支持部材の拡大詳細図、図7は、図5中のB−B線断面図である。なお、以下では、説明の都合上、図1〜図6中の上側を「上」、「上方」または「表側」、下側を「下」、「下方」または「裏側」と言う。
図1に示す腕時計(以下、単に「時計」という)1は、外装部(時計用ケース)2と、外装部2の内部に収納され、表側に時針、分針および秒針をそれぞれ構成する3本の時計用針(指針)31を有するムーブメント3と、時計1を腕に装着する際に用いられるバンド4とを備えている。図1、図3、図4に示すように、時計1は、平面視で外装部2が四角型のものである。
図2〜図4に示すように、外装部2は、胴部23と、ガラス板(カバーガラス)21と、ガラス板21を保持するベゼル22と、胴部23の裏側に設置される裏蓋25とを有している。なお、図2〜図4では、時計用針31が省略されている。
胴部23は、角形リング状をなす部材で構成されている。この胴部23には、外周部から内周部までを貫通する貫通孔231が形成されている。そして、貫通孔231には、巻真パイプ26が嵌入され、さらに巻真パイプ26には、りゅうず24が回転可能に支持されている(図2参照)。りゅうず24を回転させることにより、そのトルクがムーブメント3に伝わる。これにより、各時計用針31が回転駆動し、よって、表示する時刻を調整することができる。
なお、りゅうず24と巻真パイプ26との間には、複数個のパッキン271が配置されている。これにより、りゅうず24と巻真パイプ26との間の気密性、液密性が確実に保持され、よって、外装部2内に液体等が侵入するのを確実に防止することができる。
また、胴部23の外周部には、12時−6時方向(バンド4の長手方向)の部分に、それぞれ、ラグ232が設けられている。各ラグ232には、それぞれ、バンド4が連結部材(図示せず)を介して連結される。
ベゼル22は、角形リング状をなす部材で構成されている。ベゼル22の内周部には、その上部に、外径が段階的に変化した段差部221が形成されている。この段差部221にガラス板21を支持、固定することができる。なお、この固定方法としては、特に限定されないが、例えば、接着(接着剤や溶媒による接着)による方法を用いることができる。
また、ベゼル22の下部には、胴部23の上部と嵌合する嵌合部222が突出して設けられている。嵌合部222は、ベゼル22の周方向に沿って形成されており、これにより、胴部23の内周部に確実に嵌合することができる。
図2に示すように、胴部23とベゼル22との間には、パッキン272が配置されている。これにより、胴部23とベゼル22との間の気密性、液密性が確実に保持され、よって、外装部2内に液体等が侵入するのを確実に防止することができる。
ガラス板21は、透明性を有し、平面視で四角形状をなす、例えばサファイヤガラス、ソーダガラス、結晶性ガラス、石英ガラス、鉛ガラス、カリウムガラス、ホウ珪酸ガラス、プラスチック等で構成されている。このガラス板21は、無色透明のものであってもよいし、有色透明のものであってもよい。
裏蓋25は、ムーブメント3をその裏面側から覆うことができ、四角形状をなす底板251と、底板251の縁部付近から上方に向かって突出した側壁252とで構成されている。側壁252は、底板251の縁部に沿って形成され、胴部23の内周部に嵌合することができる。これにより、裏蓋25が胴部23に確実に装着される。
また、側壁252には、複数の凸部253が突出形成されている。そして、各凸部253は、それぞれ、胴部23の内周部に形成された凹部233に係合することができる。これにより、胴部23に装着された裏蓋25が不本意に離脱するのを確実に防止することができる。
図2に示すように、胴部23と裏蓋25との間には、パッキン273が配置されている。これにより、胴部23と裏蓋25との間の気密性、液密性が確実に保持され、よって、外装部2内に液体等が侵入するのを確実に防止することができる。
図2、図4、図6に示すように、ムーブメント3は、外形が扁平形状をなし、平面視で全体として丸みを帯びた(丸型)ものである。
このムーブメント3は、上方に向かって突出した軸部(回転軸)33を有している。この軸部33は、各時計用針31を回転可能に支持するものである。また、ムーブメント3には、軸部33を介して、各時計用針31を回転駆動するための、歯車等で構成された駆動機構(図示せず)が内蔵されている。そして、この駆動機構は、後述する太陽電池5で得られた電力によって作動することができる。これにより、各時計用針31がそれぞれ回転して、当該時計用針31で現在の時刻を確認することができる。
そして、ムーブメント3は、前記駆動機構を構成する歯車を軸支する地板(上カバー)36を有している。
また、図3、図4に示すように、外装部2には、ムーブメント3の他に、文字板6、太陽電池5、日車10、固定部材7および支持部材8aおよび8bも収納されている。これらの部材の配置順序は、表側から、ほぼ、文字板6、太陽電池5、日車10、固定部材7、ムーブメント3、支持部材8aおよび8bの順となっている。
図3〜図5に示すように、文字板6は、平面視でほぼ四角形状をなす板部材で構成されている。この文字板6の表側の面63には、例えば「1」、「2」、「4」、「5」、「6」、「7」、「8」、「9」、「10」、「11」、「12」の数字が付されており、各数字が時計用針31で指される。これにより、時刻を確実に確認することできる。なお、文字板6には、数字等の文字の他、記号、図形、目盛りも付されていてもよい。
なお、欠番となっている「3」が付されるべき位置には、文字板6をその厚さ方向に貫通する貫通孔で構成された窓部61が設けられている。この窓部61を介して日車10の日付(図示せず)を視認することができ、よって、現日付を確認することができる。
窓部61の形状としては、特に限定されず、例えば、本実施形態のように四角形状であってもよいし、その他、円形状、楕円形状であってもよい。
また、文字板6のほとんどの部分は、光透過性を有して、すなわち、透明となっており、その構成材料としては、特に限定されず、例えば、各種ガラス材料、各種プラスチック材料が挙げられる。軽量、加工の容易性等の観点からプラスチック材料が好ましく、中でも、ポリカーボネートが好ましい。時計1では、文字板6を透過した光が太陽電池5に到達して、これにより、太陽電池5で電力が生じる。
さらに、文字板6は、光を拡散する機能を有するのが好ましい。これにより、文字板6の裏側にある太陽電池5が文字板6を介して視認されるのを防止または抑制することができる。一般的に腕時計では、太陽電池を外部からできる限り視認されないようにするのが好ましいため、時計1のように太陽電池5に対する視認性が抑制された場合、時計1の審美性が向上する。なお、文字板6に光拡散機能を担持させる方法としては、特に限定されず、例えば、文字板6の表側の面63および裏側の面64のうちの少なくとも一方に、拡散剤を含む拡散層を形成する方法、偏光フィルムを設置する方法、プリズムとして機能する微小な凹凸を多数形成する方法等が挙げられる。
文字板6の中心部には、ムーブメント3の軸部33が挿通する挿通孔62が形成されている。
また、文字板6の4つの角部のうちの対角上の2つの角部には、それぞれ、挿通孔62側に向かって窪んだ、すなわち、欠損した文字板側凹部65a、65bが形成されている。さらに、文字板6の4つの角部のうちの残りの2つの角部には、それぞれ、挿通孔62側に向かって窪んだ、すなわち、欠損した文字板側凹部65c、65dが形成されている。文字板側凹部65a〜65dは、固定部材7に固定や位置決めがなされる部分となる。
文字板側凹部65aと文字板側凹部65bとは、互いに大きさが同じであり、文字板側凹部65cと文字板側凹部65dとは、互いに大きさが同じであるが、文字板側凹部65a、65bと文字板側凹部65c、65dとは、互いに大きさが異なっている。換言すれば、文字板側凹部65aと文字板側凹部65bとは、平面視での形状が四角形状をなしており、これに対し、文字板側凹部65cと文字板側凹部65dとは、平面視で円弧状(「U」字状)をなしている。
文字板6の裏側には、太陽電池5が配置されている。太陽電池は、ほぼ円形状をなす平板で構成された本体部56と、本体部56の裏側の面561に突出形成された複数(本実施形態では2つ)の係合片57aおよび57bとを有している。
本体部56は、ムーブメント3と電気的に接続されている。そして、本体部56は、光を受光することにより電力を生成し、電力をムーブメント3に供給することができる部分である。この本体部56としては、例えば、p型半導体とn型半導体とを重ね合わせて接合したものを用いることができる。p型半導体とは、高純度のシリコン半導体にホウ素等のような3価の元素を極微量混入させたものであり、n型半導体とは、高純度のシリコン半導体にヒ素等のような5価の元素を極微量混入させたものである。このような構成の本体部56(太陽電池5)に光が照射されると、光電効果によりシリコン内部に電子および正孔が発生する。また、p型半導体とn型半導体との境界部にあたるpn接合部では、発生した電子および正孔のうち、プラスの電荷をもった正孔はp型半導体側へ、マイナスの電荷をもった電子はn型半導体側へ分離・誘導される。これにより、各半導体がそれぞれプラスとマイナスとに帯電して、電位差が生じ、よって、電力をムーブメント3に供給することができる。なお、pn接合部付近は、空乏層となる。
この本体部56の中心部には、ムーブメント3の軸部33が挿通する挿通孔52が形成されている。
また、本体部56の挿通孔52と異なる部分には、本体部56をその厚さ方向に貫通する貫通孔で構成された窓部58が設けられている。図2に示すように、窓部58は、文字板6の窓部61の直下に位置することとなり、窓部61を介して日車10の日付を視認する際に、その視認の妨げとなるのが防止されている。
窓部58の形状としては、特に限定されず、例えば、本実施形態のように四角形状であってもよいし、その他、円形状、楕円形状であってもよい。
また、本体部56の縁部には、挿通孔52を介して対向する位置に、当該挿通孔52側に向かって窪んだ、すなわち、欠損した太陽電池側凹部(欠損部)54a、54bが一対形成されている。太陽電池側凹部54a、54bは、それぞれ、太陽電池5を固定部材7に対して固定と位置決めとを行なう部分である。太陽電池側凹部54a、54bは、それぞれ、平面視で丸みを帯びた形状をなし、特に、一部が円弧状をなすのが好ましい。
本体部56の裏側の面561には、太陽電池側凹部54aの近傍に係合片57aが配置され、太陽電池側凹部54bの近傍に係合片57bが配置されている。係合片57aと係合片57bとは、本体部56の挿通孔52を介して対向して配置されている。
係合片57a、57bは、それぞれ、ステンレス鋼等のような弾性を有する金属製の板部材で構成されている。また、図5に示すように、係合片57a、57bの下端部には、それぞれ、外側に向かって突出した爪部571が形成されている。このような係合片57a、57bは、各爪部571がそれぞれ固定部材7に係合して、太陽電池5が固定部材7に対して固定される部材となっている。
なお、係合片57a、57bは、それぞれ、本体部56から絶縁されている。
太陽電池5とムーブメント3との間は、日車10が配置されている。日車10は、円板状をなす部材で構成されている。そして、日車10の表側の面101には、「1」〜「31」の数字が付されており、日付として機能する。また、日車10は、ムーブメント3と連結されており、時計用針31と連動して、軸部33回りに回動することができる。
このような日車10が配置されていることにより、時計1は、日付を表示することができるものとなる。なお、前述したように、現日付は、文字板6の窓部61から視認される。
日車10の構成材料としては、特に限定されず、例えば、各種プラスチック材料や各種金属材料が挙げられる。
図3〜図6に示すように、時計1では、文字板6、太陽電池5およびムーブメント3が固定部材7によって一括して支持、固定されている。この固定部材7は、太陽電池5とムーブメント3との間に設置される。
固定部材7は、平面視で四角形状をなし、その中心部に開口する開口部71を有する、全体としてリング状をなす部材で構成されている。この固定部材7は、文字板6を固定する文字板固定部(第1の固定部)72と、太陽電池5を固定する太陽電池固定部(第2の固定部)73と、ムーブメント3を固定するムーブメント固定部(第3の固定部)74とを有している。
前述したように、固定部材7は、リング状をなすものである。これにより、固定部材7の内側、すなわち、固定部材7の開口部71内に、日車10を配置することができる(図2〜図4参照)。なお、固定部材7の厚さは、日車10の厚さよりも大きい。
このような配置により、例えば固定部材7と日車10とが上下方向で重なっている場合に比べ、時計1の厚さを抑えることができ、よって、時計1の薄型化、すなわち、小型化に寄与する。また、固定部材7と日車10が上下方向(厚さ方向)で重なっていないため、日車10の奥目感を解消することができ、日車10がより近くに見えるようになる、すなわち、日車10に対する視認性が向上する。
図3、図5に示すように、文字板6を固定する文字板固定部72は、固定部材7の表側の部分に設けられている。この文字板固定部72は、固定部材7の表側の面75から突出した一対のピン721a、721bと、一対のピン721c、721dとで構成されている。
ピン721aとピン721bとは、固定部材7の4つの角部のうちの対角上の2つの角部の近傍に配置されている。また、ピン721cとピン721dとは、固定部材7の4つの角部のうちの残りの2つの角部の近傍に配置されている。
ピン721a、721bは、それぞれ、ほぼ四角柱状をなし、その最大幅が文字板6の文字板側凹部65a、65bの幅と同じかまたは若干大きいものである。そして、ピン721aが文字板側凹部65aに挿入され、ピン721bが文字板側凹部65bに挿入される。これにより、文字板6の固定部材7に対する面方向の位置決めが確実になされ、その位置決め状態を維持して確実に固定することができる。このように、ピン721a、721bは、それぞれ、固定用ピンとして機能する。
ピン721c、721dは、それぞれ、円柱状をなし、その外径が文字板6の文字板側凹部65c、65dの幅と同じかまたは若干小さいものである。そして、ピン721cが文字板側凹部65cに挿入され、ピン721dが文字板側凹部65dに挿入される。これにより、文字板6の固定部材7に対する面方向の位置決めが確実になされる。このように、ピン721c、721dは、それぞれ、位置決め用ピンとして機能する。
このようなピン721a〜721dが形成されていることにより、固定部材7に文字板6を載置した際、文字板6の固定部材7に対する位置決めと固定とをほぼ同時に行うことができる。
図2、図3、図5に示すように、固定部材7の表側の面75は、開口部71の周囲が凹没しており、その深さが段階的に変化している。これにより、表側の面75に段差部751が形成される。そして、この段差部751に太陽電池5を配置することができる(図2参照)。また、段差部751の深さは、太陽電池5の本体部56の厚さよりも大きい。これにより、太陽電池5の本体部56の全体が段差部751の内側に収納されることとなり、よって、本体部56とその表側にある文字板6との接触を防止することができる。これにより、本体部56の表側の面562、すなわち、受光面が文字板6との接触で損傷を受けるのを確実に防止することができる。
また、文字板6の窓部61を介して日車10の日付を視認した際、当該日付は、窓部61に対しできる限り近くに位置するように視認されるのが好ましい。時計1では、段差部751に太陽電池5が配置されていることにより、文字板6と日車10とをできる限り接近させることができ、よって、日車10の日付は、窓部61に対しできる限り近くに位置するように視認されることとなる。
図3、図5に示すように、太陽電池5を固定する太陽電池固定部73は、固定部材7の表側の面75の文字板固定部72と異なる位置、すなわち、段差部751に設けられている。この太陽電池固定部73は、段差部751(表側の面75)に突出して形成された複数本(本実施形態では2本)のピン(凸部)731aおよび731bと、段差部751に凹没して形成された貫通孔(凹部)732aおよび732bとで構成されている。
ピン731aとピン731bとは、開口部71を介して互いに反対側に配置されている。貫通孔732aと貫通孔732bも、開口部71を介して互いに反対側に配置されている。また、ピン731aと貫通孔732aとが、互いに隣り合っており、文字板固定部72のピン721aよりも開口部71側に位置している。ピン731bと貫通孔732bとが、互いに隣り合っており、文字板固定部72のピン721bよりも開口部71側に位置している。
ピン731aおよび731bは、それぞれ、円柱状をなし、その外径が太陽電池5の太陽電池側凹部54a、54bの幅と同じかまたは若干小さいものである。そして、ピン731aが太陽電池側凹部54aに挿入されて係合し、ピン731bが太陽電池側凹部54bに挿入されて係合する。これにより、太陽電池5の固定部材7に対する面方向の位置決めがなされ、その位置決め状態を維持して確実に固定することができる。
貫通孔732aおよび732bは、それぞれ、段差部751を固定部材7の厚さ方向に貫通した部分である。そして、貫通孔732aには、太陽電池5の係合片57aが挿入されて、当該係合片57aの爪部571が貫通孔732aの縁部に係合する(図7参照)。一方、貫通孔732bには、太陽電池5の係合片57bが挿入されて、当該係合片57bの爪部571が貫通孔732bの縁部に係合する(図7参照)。これらの各係合により、太陽電池5の固定部材7に対する固定が確実になされる。
このようなピン731aおよび731bと、貫通孔732aおよび732bとが形成されていることにより、固定部材7に太陽電池5を載置した際、太陽電池5の固定部材7に対する位置決めと固定とをほぼ同時に行うことができる。
また、固定部材7がその表側に太陽電池固定部73を有していることにより、太陽電池5や日車10を時計1内で、できる限り表側に配置、固定することができる。
ここで、例えば固定部材7と太陽電池5との配置関係が逆転した場合、すなわち、固定部材7の裏側で太陽電池5が固定されている場合について検討してみる。この場合、太陽電池5は、固定部材7の厚さ分、時計1の奥側(裏側)に位置してしまう。このような位置に太陽電池5が配置されると、当該太陽電池5で受光される光の受光量が減少してしまい、その結果、太陽電池5での発電効率が低下する。また、日車10が奥目になってしまい、視認性が低下する。
しかしながら、時計1では、太陽電池5ができる限り表側に配置されるよう構成されているため、太陽電池5で受光される光の受光量の減少を防止または抑制することできる。これにより、時計1は、太陽電池5の発電効率に優れたものとなっている。また、固定部材7と日車10とが厚さ方向(上下方向)で重なっていないため、日車10の奥目感を解消することができ、日車10がより近くに見えるようになる。
図4、図6に示すように、ムーブメント3を固定するムーブメント固定部74は、固定部材7の裏側の部分に設けられている。このムーブメント固定部74は、固定部材7の裏側の面76に突出した複数枚(本実施形態では2枚)の挟持片741a、741bと、複数のリブ742とで構成されている。
挟持片741aと挟持片741bとは、開口部71を介して互いに反対側に対向配置されている。挟持片741aと挟持片741bとは、それぞれ、小片で構成された部分である。そして、挟持片741aと挟持片741bとの間で、ムーブメント3(地板36)をその平面方向に挟持することができる。これにより、ムーブメント3が固定部材7に対して確実に固定される。
また、挟持片741a、741bは、それぞれ、地板36の外周部に形成された凹部361に入り込む。これにより、ムーブメント3の軸部33回りの回転も規制することができる。
また、複数のリブ742は、挟持片741a、741bと異なる位置に、開口部71の周方向に沿って間隔を置いて配置されている。また、各リブ742は、それぞれ、ブロック状をなす部分である。そして、これらのリブ742は、ムーブメント3(地板36)の外周部に一括して当接する。これにより、ムーブメント3がより確実に固定されることとなる。なお、隣り合うリブ742同士は、本実施形態では形状が互いに異なっているが、これに限定されず、例えば、形状が互いに同じであってもよい。
以上のような構成の固定部材7は、その形状を時計1の外形形状に応じて適宜変更することができる。これにより、時計1は、デザイン性に富むものとなる。
図3、図4、図6に示すように、固定部材7の裏側には、当該固定部材7と別体で構成され、固定部材7を裏側から支持する支持部材8a、8bが配置されている。支持部材8a、8bは、それぞれ、円弧状に湾曲した部材で構成されている。そして、支持部材8aと支持部材8bとは、ムーブメント3の軸部33の突出方向と直交する方向、すなわち、12時−6時方向に離間している。これにより、時計1の3時−9時方向(幅方向)の大きさ(見切り径)をできる限り抑えることができ、よって、時計1の小型化に寄与する。また、時計1を、3時−9時方向の長さが12時−6時方向の長さよりも小さいものとすることができ、このような縦長形状の時計1を望む場合に好適である。
支持部材8aと支持部材8bとは、同じ構成(形状)であるため、以下、支持部材8aについて代表的に説明する。
支持部材8aは、上方に向かって突出したピン81を有している。ピン81は、円柱状をなす部分である。このピン81は、固定部材7の裏側の面76に形成された凹部761に嵌合する。これにより、固定部材7と支持部材8aとの位置決めがなされる。
また、支持部材8aは、下方に向かって突出した複数本(本実施形態では2本)のピン82を有している。各ピン82は、それぞれ、円柱状をなす部分である。そして、支持部材8aが外装部2に収納された状態では、各ピン82は、それぞれ、裏蓋25の底板251に押し潰される。これにより、支持部材8aを、固定部材7で固定された文字板6、太陽電池5およびムーブメント3ごと、押し上げることができる。
また、固定部材7、支持部材8aおよび8bの構成材料としては、特に限定されないが、例えば、アルミニウムやステンレス鋼等のような各種金属材料、ポリエチレン、ポリプロピレン等のような各種プラスチック材料が挙げられる。
以上、本発明の時計を図示の実施形態について説明したが、本発明は、これに限定されるものではなく、時計を構成する各部は、同様の機能を発揮し得る任意の構成のものと置換することができる。また、任意の構成物が付加されていてもよい。
また、時計は、前記実施形態では外装部が平面視で四角型のものであったが、これに限定されず、例えば、外装部が平面視で丸型やオーバル型のものであってもよい。
また、日車での日付に関する情報としては、前記実施形態では「1」〜「31」の数字であるが、これに限定されず、例えば、記号や図形等であってもよい。
また、日車の設置数は、前記実施形態では1枚であったが、これに限定されず、例えば、2枚以上であってもよい。日車の設置数を2枚とした場合、一方の日車には、日付の十の位の数字を付与し、他方の日車には、日付の一の位の数字を付与することができる。そして、十の位の数字と一の位の数字との組み合わせで、現日付を表示することができる。
1……腕時計(時計) 2……外装部(時計用ケース) 21……カバーガラス 22……ベゼル 221……段差部 222……嵌合部 23……胴部 231……貫通孔 232……ラグ 233……凹部 24……りゅうず 25……裏蓋 251……底板 252……側壁 253……凸部 26……巻真パイプ 271、272、273……パッキン 3……ムーブメント 31……時計用針(指針) 33……軸部(回転軸) 36……地板(上カバー) 361……凹部 4……バンド 5……太陽電池 52……挿通孔 54a、54b……太陽電池側凹部(欠損部) 56……本体部 561……裏側の面 562……表側の面 57a、57b……係合片 571……爪部 58……窓部 6……文字板 61……窓部 62……挿通孔 63……表側の面 64……裏側の面 65a、65b、65c、65d……文字板側凹部 7……固定部材 71……開口部 72……文字板固定部(第1の固定部) 721a、721b、721c、721d……ピン 73……太陽電池固定部(第2の固定部) 731a、731b……ピン(凸部) 732a、732b……貫通孔(凹部) 74……ムーブメント固定部(第3の固定部) 741a、741b……挟持片 742……リブ 75……表側の面 751……段差部 76……裏側の面 761……凹部 8a、8b……支持部材 81、82……ピン 10……日車 101……表側の面

Claims (8)

  1. 表側に少なくとも1本の指針を有し、該指針を回転駆動するムーブメントと、
    前記ムーブメントの表側に設置され、光を受光することにより電力を生成し、該電力を前記ムーブメントに供給する太陽電池と、
    前記ムーブメントと前記太陽電池との間に設置され、前記ムーブメントを固定するムーブメント固定部と、前記太陽電池を固定する太陽電池固定部とを有する固定部材とを備え
    前記太陽電池は、平板で構成され、該平板の縁部に複数の欠損部が形成された本体部と、該本体部の裏面に突出形成された複数の係合片とを有し、
    前記太陽電池固定部は、前記固定部材の表側の面に突出し、前記各欠損部に挿入されて係合する凸部と、前記固定部材の表側の面に凹没し、前記各係合片が挿入されて係合する凹部とで構成されていることを特徴とする時計。
  2. 表側に少なくとも1本の指針を有し、該指針を回転駆動するムーブメントと、
    前記ムーブメントの表側に設置され、光を受光することにより電力を生成し、該電力を前記ムーブメントに供給する太陽電池と、
    前記ムーブメントと前記太陽電池との間に設置され、前記ムーブメントを固定するムーブメント固定部と、前記太陽電池を固定する太陽電池固定部とを有する固定部材と
    前記固定部材と別体で構成され、該固定部材を裏側から支持し、前記指針の回転軸と直交する方向に離間して配置された一対の支持部材とを備えることを特徴とする時計。
  3. 前記一対の支持部材は、同形状であることを特徴とする請求項2に記載の時計。
  4. 前記固定部材は、その中心部に開口する開口部を有することを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の時計。
  5. 前記ムーブメントと前記太陽電池との間であって、前記固定部材の内側に設置され、日付に関する情報が付された少なくとも1枚の日車をさらに備える請求項4に記載の時計。
  6. 前記太陽電池の表側に設置され、前記指針が指し示す文字、記号、図形および目盛りのうちの少なくとも1つが付された、光透過性を有する板状の文字板をさらに備え、
    前記文字板は、前記情報を視認可能な窓部を有する請求項5に記載の時計。
  7. 前記固定部材は、前記文字板を固定する文字板固定部を有する請求項6に記載の時計。
  8. 前記ムーブメント固定部は、前記固定部材の裏側の面に突出し、前記ムーブメントを該ムーブメントの平面方向に挟持する複数枚の挟持片を有する請求項1ないし7のいずれか1項に記載の時計。
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