JP7249839B2 - 通信機能付電子機器 - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、通信機能付電子機器に関する。
従来、時刻情報等の様々な情報を無線により受信もしくは送受信を行う通信機能付電子機器(例えば電子時計)が知られている。通信機能付きの電子時計としては、金属製のケースと、ケースに収納された電波受信用のアンテナと、時刻表示部を駆動するムーブメントと、ケースの内面とムーブメントとの間に挟持された金属製の文字板と、を備えたものがある(例えば、特許文献1参照)。例えば、特許文献1では、金属ケースに収納されているアンテナの受信感度を確保するために、文字板とムーブメント、文字板とケース、ケースと裏蓋、との各当接面に絶縁層が設けられている。
特開2004-325315号公報
しかしながら、ケースの内周部と文字板の外周部とが平面的に全体的に重なっているため、この重なり部によって電波が遮断されてしまう。そのため、通信性能を向上させる上で改善の余地があった。
本発明の実施形態は、上記の課題を解決するためになされたものであって、通信性能を向上させることができる通信機能付電子機器を提供することを目的とする。
上記課題の解決手段として、本発明の態様は以下の構成を有する。
(1)本発明の態様に係る通信機能付電子機器は、通信を行うためのアンテナを有するムーブメントと、前記ムーブメントの一方側に配置された金属体と、前記ムーブメントおよび前記金属体を収容する金属製のケースと、を備え、前記ケースの最内周と前記金属体の外周との間には、平面的に開口する開口部が設けられており、前記金属体は、前記開口部の開口方向において前記ケースと前記金属体とを位置決めするための位置決め凸部を備えることを特徴とする。
この構成によれば、ケースの最内周と金属体の外周との間には、平面的に開口する開口部が設けられていることで、開口部を通じて電波の通過領域を確保することができる。すなわち、ケースの内周部と金属体の外周部とが平面的に全体的に重なる構成と比較して、電波の通過領域を拡大することができる。したがって、通信機能付電子機器の通信性能を向上させることができる。加えて、ケースを金属製とした場合には、金属体の金属光沢と相俟って外観上の高級感をより一層高めることができる。加えて、位置決め凸部によって開口部の開口方向におけるケースと金属体との位置決め(断面方向の位置決め)を行うことができる。
(2)上記(1)に記載の通信機能付電子機器では、前記ケースと前記金属体とを絶縁する絶縁手段を更に備えてもよい。
この構成によれば、ケースと金属体とが直接電気的に接続されず、電磁界的には結合されない。これにより、電波の遮断性能を低下させ、通信機能付電子機器の通信性能をより一層向上させることができる。
(3)上記(2)に記載の通信機能付電子機器では、前記絶縁手段は、前記開口部の開口方向において前記ケースと前記金属体との間に配置されていてもよい。
この構成によれば、開口部の開口方向においてケースと金属体とが絶縁され、電波の遮断性能が低下するため、通信機能付電子機器の通信性能をより一層向上させることができる。加えて、裏蓋とケースとの絶縁を行わなくても十分な通信性能を確保することができる。
(4)上記(2)または(3)に記載の通信機能付電子機器では、前記絶縁手段は、前記位置決め凸部と前記ケースと間に配置された絶縁部材であってもよい。
この構成によれば、位置決め凸部によって絶縁手段の平面的な配置スペースを確保することができる。
(5)上記(4)に記載の通信機能付電子機器では、前記金属体は、円板状の本体部と、前記本体部の外周に連結された前記位置決め凸部と、を備え、前記絶縁部材は、前記本体部の外周および前記位置決め凸部と平面的に重なる円環状を有してもよい。
この構成によれば、本体部の外周および位置決め凸部と平面的に重なる円環状の部分(絶縁部材)においてケースと金属体とが絶縁され、電波の遮断性能が低下するため、通信機能付電子機器の通信性能をより一層向上させることができる。加えて、本体部の外周および位置決め凸部によって絶縁部材を広範囲で安定して支持することができる。
(6)上記(1)から(5)のいずれか一項に記載の通信機能付電子機器では、前記金属体は、金属製の文字板であり、前記開口部と平面的に重なる絶縁性のダイヤルリングを更に備えてもよい。
この構成によれば、ダイヤルリングによって開口部が隠れるため、外観性をより一層高めることができる。加えて、ケースを金属製とした場合には、文字板の金属光沢と相俟って外観上の高級感をより一層高めることができる。
(7)上記(6)に記載の通信機能付電子機器では、前記ダイヤルリングは、前記開口部の開口方向において前記ケースと前記金属体との間に空隙を維持した状態で前記金属体を支持してもよい。
この構成によれば、開口部の開口方向においてケースと金属体とが絶縁され、電波の遮断性能が低下するため、通信機能付電子機器の通信性能をより一層向上させることができる。
(8)上記(7)に記載の通信機能付電子機器では、前記ダイヤルリングは、金属製の目盛、金属製の装飾、金属粉末を含む塗装、金属粉末を含む印刷、の少なくとも一つを含むリング側金属体を備え、前記リング側金属体は、前記金属体および前記ケースと絶縁されていてもよい。
この構成によれば、リング側金属体の金属光沢によって外観上の高級感をより一層高めることができる。加えて、リング側金属体は無給電素子と同様の性能を発揮し、アンテナの送受信性能を向上させることができ、通信機能付電子機器の通信性能をより一層向上させることができる。
(9)上記(1)から(5)のいずれか一項に記載の通信機能付電子機器では、前記金属体は、太陽電池の裏面電極であり、前記開口部と平面的に重なる絶縁性の文字板を更に備えてもよい。
この構成によれば、太陽電池を備えた通信機能付電子機器の通信性能を向上させることができる。加えて、文字板によって開口部が隠れるため、外観性をより一層高めることができる。ところで、通信性能を確保するためにアンテナと平面的に重なる部分にアンテナよりも大きい開口部を設けた場合、必要な発電面積を確保するために太陽電池の外形を拡大する必要があり、小型化を図る上で課題がある。これに対しこの構成によれば、ケースの最内周と金属体の外周との間を平面的に開口する開口部を備えることで、太陽電池の外形を拡大することなく、開口部を通じて電波の通過領域を確保し、アンテナの送受信性能を維持させることができる。したがって、通信機能付電子機器の小型化を図る上で好適である。
(10)上記(1)から(9)のいずれか一項に記載の通信機能付電子機器では、前記ムーブメントは、電源電位に接続された電極が形成された回路基板を更に備え、前記回路基板と前記金属体とを電気的に接続する接続部材を更に備えてもよい。
ところで、金属体の電位がフローティングの場合、ケースに印加された電荷(静電気)が金属体に放電する可能性が高い。金属体への放電は一時的かつ微小なものであるが、放電の際、ムーブメントの回路基板に影響を及ぼす可能性が高い。これに対しこの構成によれば、接続部材によって回路基板(具体的には回路基板に形成され、電源電位に接続された電極)と金属体とが電気的に接続されることで、金属体の電位が電源電位と同じになるため、金属体への放電の際、回路基板に影響を及ぼす可能性は低い。したがって、耐静電気性の低下を抑制することができる。
(11)上記(10)に記載の通信機能付電子機器では、前記ムーブメントは、前記開口部の開口方向に開口する貫通孔を有するムーブ枠を更に備え、前記貫通孔は、前記アンテナと平面的に重ならない位置に配置され、前記接続部材は、前記ムーブ枠の前記貫通孔に配置されていてもよい。
この構成によれば、金属体の電位は電源電位と同じになるが、ケースと金属体とは直接電気的に接続されていないため、電磁界的には結合されることはなく、通信性能を低下させることもない。加えて、金属体への放電の際、回路基板の集積回路を経由せずに電荷を電源部へ逃がすことができるため、耐静電気性を向上させる上で好適である。
(12)上記(11)に記載の通信機能付電子機器では、前記ムーブメントは、駆動機構を更に備え、前記貫通孔は、前記駆動機構と平面的に重ならない位置に配置されていてもよい。
この構成によれば、金属体への放電の際、駆動機構を経由せずに電荷を電源部へ逃がすことができるため、耐静電気性を向上させる上で好適である。
(13)上記(11)または(12)に記載の通信機能付電子機器では、前記接続部材は、導電性を有する弾性体であってもよい。
この構成によれば、接続部材の弾性力によって回路基板と金属体とが電気的に接続されるため、回路基板と金属体との接続信頼性を向上させる上で好適である。
(14)上記(1)から(13)のいずれか一項に記載の通信機能付電子機器では、前記通信機能付電子機器は、時刻の表示を行う電子時計であってもよい。
この構成によれば、通信性能を向上させることができる電子時計を提供することができる。
本発明の実施形態によれば、通信性能を向上させることができる通信機能付電子機器を提供することができる。
第1実施形態の電子時計の平面図である。 図1のII-II断面図である。 第1実施形態の電子時計の分解斜視図である。 図2のIV部拡大図である。 図2のV部拡大図である。 図1のVI-VI断面図である。 第1実施形態の第1変形例の電子時計の要部断面図である。 第1実施形態の第2変形例の電子時計の要部断面図である。 第1実施形態の第3変形例の電子時計の要部断面図である。 第1実施形態の第4変形例の電子時計の平面図である。 第2実施形態の電子時計の断面図である。 図11の要部断面図である。 第2実施形態の電子時計における太陽電池の平面図である。 図13とは反対側の平面図である。 第2実施形態の電子時計における太陽電池の分解斜視図である。
以下、本発明に係る実施形態について図面を参照して説明する。以下の実施形態では、通信機能付電子機器として通信機能付きの電子式腕時計(以下単に「電子時計」ともいう。)を例に挙げて説明する。例えば、電子時計の通信機能には、GPS(Global Positioning System)、Wi-Fi、ブルートゥース(登録商標)等の通信機能、非接触式ICカード機能などの無線通信機能が含まれる。以下の説明において、電子時計を腕に装着して使用するにあたって、使用者が視認する側を「表側」、表側とは反対側を「裏側」ということがある。なお、以下の説明に用いる図面では、各部材を認識可能な大きさとするため、各部材の縮尺を適宜変更している。
[電子時計]
図1は、第1実施形態の電子時計1の平面図である。図2は、図1のII-II断面図である。図3は、第1実施形態の電子時計1の分解斜視図である。各図においては、電子時計1を腕に装着するためのベルトの図示を省略している。
図1に示すように、電子時計1は、ムーブメント2(図2参照)、文字板3(金属体)、金属製のケース4、絶縁部材5(図2参照)、ダイヤルリング6(図2参照)および接続部材7を備える。図1においては、カバーガラス8、指針9(例えば、時針、分針、秒針)など(図3参照)の図示を省略している。
図2に示すように、ムーブメント2は、通信を行うためのアンテナ10を有する。アンテナ10は、チップアンテナと回路基板上に形成された銅箔パターンで形成されている。文字板3は、ムーブメント2の一方側(表側)に配置されている。ケース4は、ムーブメント2および文字板3を収容する。ケース4は、平面視円形状の外形を有する(図1参照)。
図1に示すように、電子時計1は、ケース4の最内周と文字板3の外周との間を平面的に開口する開口部11を有する。電子時計1(ケース4)の平面は、電子時計1の厚み方向に直交する平面を意味する。電子時計1の平面は、文字板3表面に平行な面である。図中符号C1は、ケース4の中心軸を示す。
開口部11は、平面視円弧状を有する隙間11a~11dが周方向に間隔をあけて複数(例えば本実施形態では4つ)配置されることにより構成されている。各隙間11a~11dは、平面視で互いに実質的に同じ大きさを有する。開口部11の大きさは、電子時計1に内蔵されるアンテナ10に求められる送受信性能を確保可能な寸法に設定する。
[ムーブメント]
図3に示すように、ムーブメント2は、駆動ユニット20、電池ユニット21およびスイッチばね22を備える。
駆動ユニット20は、ムーブ枠23、駆動機構24および回路基板25を備える。
ムーブ枠23は、駆動機構24が収容される機構収容部23aと、アンテナ10が収容されるアンテナ収容部23b(図2参照)と、開口部11(図2参照)の開口方向に開口する貫通孔23c(図6参照)と、を有する。以下、開口部11の開口方向を単に「開口方向」ともいう。開口方向は、ケース4の中心軸C1と実質的に平行な方向(ケース4の厚み方向)である。
図2に示すように、機構収容部23aは、ムーブ枠23を開口方向に貫通している。機構収容部23aは、平面視六角形状を有する(図3参照)。
アンテナ収容部23bは、ムーブ枠23の裏側に設けられた凹部である。アンテナ収容部23bは、開口部11の一部と平面的に重なっている。アンテナ収容部23bの大きさは、アンテナ10に求められる送受信性能を確保可能な寸法に設定する。
図3に示すように、貫通孔23cは、アンテナ収容部23b(アンテナ10)と平面的に重ならない位置に配置されている。平面視で、貫通孔23cは、ケース4の中心軸C1を挟んでアンテナ収容部23bとは反対側に配置されている。貫通孔23cは、駆動機構24と平面的に重ならない位置に配置されている。平面視で、貫通孔23cは、機構収容部23aと間隔をあけて配置されている。
駆動機構24は、指針9を駆動するための複数の歯車および歯車を回転させるモータ等(不図示)を備える。
回路基板25は、集積回路25aおよびアンテナ10を備える。回路基板25には、電源電位に接続された電極が形成されている。図中符号26は、回路基板25をムーブ枠23に固定するためのねじを示す。
電池ユニット21は、電池27、電池枠28および電池押さえ29を備える。
電池27は、平面視円形状(コイン型)を有する。
図2に示すように、電池枠28は、電池27を収容する電池収容部28aを有する。電池収容部28aは、電池枠28の裏側に設けられた凹部である。
電池押さえ29は、電池27を裏側から押さえるための部材である。
スイッチばね22は、ムーブメント2の構成要素(駆動ユニット20および電池ユニット21)を一体的に組み付けるための部材である。スイッチばね22は、自身の弾性力によって駆動ユニット20と電池ユニット21とを連結可能である。スイッチばね22は、電池27の端子(不図示)に当接する端子部22aと、電池枠28の側面およびムーブ枠23の側面に沿って延びるアーム部22bと、を備える。例えば、アーム部22bの先端をムーブ枠23の側部(側面の凸部)に引っかけることにより駆動ユニット20と電池ユニット21を連結する。
[文字板]
文字板3は、時刻を表示する文字等(不図示)を有する。文字板3は、金属製である。なお、金属製には、金属のみで製造したものに限らず、樹脂などに金属の被膜をしたものも含まれる。図1に示すように、文字板3は、円板状の本体部3aと、本体部3aの外周に連結された位置決め凸部3bと、を備える。
本体部3aは、平面視でケース4の開口内径(ケース4の最内周)よりも小さい外形を有する。
位置決め凸部3bは、周方向に間隔をあけて複数(例えば本実施形態では4つ)配置されている。各位置決め凸部3bの配置間隔は、互いに実質的に同じ大きさを有する。例えば、位置決め凸部3bは、本体部3aと同一の部材で一体に形成されている。
[ケース]
ケース4は、金属製である。ケース4は、筒状の胴部4aと、胴部4aの内周から内方に突出する内フランジ部4bと、を備える。
胴部4aは、ムーブメント2および文字板3を収容可能な大きさを有する。胴部4aの内径は、ムーブメント2の最外形および文字板3の最外形よりも大きい。
内フランジ部4bは、平面視円環状を有する。内フランジ部4bの内径は、金属体の最外形よりも小さい。内フランジ部4bの表側は、ダイヤルリング6が収容されるダイヤルリング収容部として機能する。例えば、内フランジ部4bは、胴部4aと同一の部材で一体に形成されている。
電子時計1は、胴部4aの外側からムーブメント2を操作するためのボタン12を備える。ボタン12は、胴部4aの外周に間隔をあけて複数配置されている。複数のボタン12は、胴部4aの側面のうち、3時位置(図1の右側)、8時位置(図1の左下側)、10時位置(図1の左上側)にそれぞれ設けられている。
[絶縁部材]
図2に示すように、絶縁部材5(絶縁手段)は、ケース4と文字板3とを絶縁している。絶縁部材5は、開口方向においてケース4と文字板3との間に配置されている。絶縁部材5は、開口方向において文字板3よりも薄い。絶縁部材5は、文字板3の位置決め凸部3bとケース4の内フランジ部4bとの間に配置されている。絶縁部材5は、文字板3の本体部3aの外周および位置決め凸部3bと平面的に重なる円環状を有する。例えば、絶縁部材5は、円環状のポリエステルシート(絶縁シート)である。
[ダイヤルリング]
ダイヤルリング6の表面には、目盛などが刻まれている。ダイヤルリング6は、絶縁性を有する。ダイヤルリング6は、開口部11と平面的に重なる円環状を有する。ダイヤルリング6は、ケース4の内フランジ部4bの表側に配置される表側環状部6aと、内フランジ部4bの径方向内側に配置される傾斜環状部6bと、を備える。表側環状部6aの表側は、カバーガラス8が収容されるカバーガラス収容部として機能する。傾斜環状部6bの表側は、ケース4の中心軸C1の側ほど裏側(文字板3側)に位置するように傾斜する傾斜面6cを有する。例えば、傾斜環状部6bは、表側環状部6aと同一の部材で一体に形成されている。
カバーガラス8は、ケース4の表側を塞いでいる。カバーガラス8は、円板状を有する。カバーガラス8は、ダイヤルリング6の表側環状部6aに載置されている。カバーガラス8は、パッキン14を介してケース4の胴部4aの表側端部に嵌め込まれている。
図中符号13は、ケース4の裏側を塞ぐための裏蓋を示す。裏蓋13は、ケース4の胴部4aの裏側端部に取り付けられている。
[接続部材]
図6に示すように、接続部材7は、回路基板25と文字板3とを電気的に接続している。具体的に、接続部材7は、回路基板25の表側に形成した電池のプラス電位のパターン(不図示)と、文字板3の裏側とを電気的に接続している。接続部材7は、ムーブ枠23の貫通孔23cに配置されている。接続部材7は、導電性を有する弾性体である。例えば、接続部材7は、コイルばねである。
以上説明したように、本実施形態に係る電子時計1は、通信を行うためのアンテナ10を有するムーブメント2と、ムーブメント2の表側に配置された文字板3と、ムーブメント2および文字板3を収容する金属製のケース4と、を備え、ケース4の最内周と文字板3の外周との間には、平面的に開口する開口部11が設けられていることを特徴とする。
この構成によれば、ケース4の最内周と文字板3の外周との間には、平面的に開口する開口部11が設けられていることで、開口部11を通じて電波の通過領域を確保することができる。すなわち、ケース4の内周部と文字板3の外周部とが平面的に全体的に重なる構成と比較して、電波の通過領域を拡大することができる。したがって、電子時計1の通信性能を向上させることができる。加えて、ケース4を金属製とした場合には、文字板3の金属光沢と相俟って外観上の高級感をより一層高めることができる。
本実施形態では、ケース4と文字板3とを絶縁する絶縁部材5を備える。
この構成によれば、ケース4と文字板3とが直接電気的に接続されず、電磁界的には結合されない。これにより、電波の遮断性能を低下させ、電子時計1の通信性能をより一層向上させることができる。
本実施形態では、絶縁部材5は、開口部11の開口方向においてケース4と文字板3との間に配置されている。
この構成によれば、開口部11の開口方向においてケース4と文字板3とが絶縁され、電波の遮断性能が低下するため、電子時計1の通信性能をより一層向上させることができる。加えて、裏蓋13とケース4との絶縁を行わなくても十分な通信性能を確保することができる。
本実施形態では、文字板3は、開口部11の開口方向においてケース4と金属体とを位置決めするための位置決め凸部3bを備える。絶縁部材5は、位置決め凸部3bとケース4と間に配置されていてもよい。
この構成によれば、位置決め凸部3bによって開口部11の開口方向におけるケース4と文字板3との位置決め(断面方向の位置決め)を行うことができる。加えて、位置決め凸部3bによって絶縁部材5の平面的な配置スペースを確保することができる。
本実施形態では、文字板3は、円板状の本体部3aと、本体部3aの外周に連結された位置決め凸部3bと、を備える。絶縁部材5は、本体部3aの外周および位置決め凸部3bと平面的に重なる円環状を有する。
この構成によれば、本体部3aの外周および位置決め凸部3bと平面的に重なる円環状の部分(絶縁部材5)においてケース4と文字板3とが絶縁され、電波の遮断性能が低下するため、電子時計1の通信性能をより一層向上させることができる。加えて、本体部3aの外周および位置決め凸部3bによって絶縁部材5を広範囲で安定して支持することができる。
本実施形態では、金属体は、金属製の文字板3である。電子時計1は、開口部11と平面的に重なる絶縁性のダイヤルリング6を備える。
この構成によれば、ダイヤルリング6によって開口部11が隠れるため、外観性をより一層高めることができる。加えて、ケース4を金属製とした場合には、文字板3の金属光沢と相俟って外観上の高級感をより一層高めることができる。
本実施形態では、ムーブメント2は、電源電位に接続された電極が形成された回路基板25を備える。電子時計1は、回路基板25と文字板3とを電気的に接続する接続部材7を備える。
ところで、文字板3の電位がフローティングの場合、ケース4に印加された電荷(静電気)が文字板3に放電する可能性が高い。文字板3への放電は一時的かつ微小なものであるが、放電の際、ムーブメント2の回路基板25に影響を及ぼす可能性が高い。これに対しこの構成によれば、接続部材7によって回路基板25(具体的には回路基板25に形成され、電源電位に接続された電極)と文字板3とが電気的に接続されることで、文字板3の電位が電源電位と同じになるため、文字板3への放電の際、回路基板25に影響を及ぼす可能性は低い。したがって、耐静電気性の低下を抑制することができる。
本実施形態では、ムーブメント2は、開口部11の開口方向に開口する貫通孔23cを有するムーブ枠23を備える。貫通孔23cは、アンテナ10と平面的に重ならない位置に配置されている。接続部材7は、ムーブ枠23の貫通孔23cに配置されている。
この構成によれば、文字板3の電位は電源電位と同じになるが、ケース4と文字板3とは直接電気的に接続されていないため、電磁界的には結合されることはなく、通信性能を低下させることもない。加えて、文字板3への放電の際、回路基板25の集積回路25aを経由せずに電荷を電源部へ逃がすことができるため、耐静電気性を向上させる上で好適である。
本実施形態では、ムーブメント2は、駆動機構24を備える。貫通孔23cは、駆動機構24と平面的に重ならない位置に配置されている。
この構成によれば、文字板3への放電の際、駆動機構24を経由せずに電荷を電源部へ逃がすことができるため、耐静電気性を向上させる上で好適である。
本実施形態では、接続部材7は、導電性を有する弾性体である。
この構成によれば、接続部材7の弾性力によって回路基板25と文字板3とが電気的に接続されるため、回路基板25と文字板3との接続信頼性を向上させる上で好適である。
なお、本発明の技術範囲は上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
例えば、上述した実施形態では、通信機能付電子機器の一例として、通信機能付きの電子式腕時計を例に挙げて説明したが、これに限らない。例えば、通信機能付電子機器は、電子式腕時計よりも大型の電子時計であってもよい。例えば、電子時計以外の種々の通信機能付電子機器(時計機能を有しない電子機器)に本発明を適用してもよい。
上述した実施形態では、絶縁部材5が円環状のポリエステルシートである例をあげて説明したが、これに限らない。例えば、絶縁部材5は、周方向に分割されていてもよい。例えば、絶縁部材5は、文字板3の表側または内フランジ部4bの裏側に印刷されていてもよい。
上述した実施形態では、絶縁手段が絶縁部材である例をあげて説明したが、これに限らない。例えば、絶縁手段は空隙等の他の絶縁手段であってもよい。
以下の変形例において、上記実施形態と同一の構成には同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。
[第1変形例]
図7は、第1実施形態の第1変形例の電子時計101の要部断面図である。図7は、図5に相当する断面図である。
上述した実施形態では、ケース4と文字板3とを絶縁する絶縁部材5を備える例を挙げて説明したが、これに限らない。例えば、図7に示すように、電子時計1は、絶縁部材5を有しなくてもよい。本変形例では、絶縁部材5は、開口方向においてケース4と文字板3との間に配置されていない。
ダイヤルリング106は、開口方向においてケース4と文字板3との間に空隙115を維持した状態で文字板3を支持している。これにより、ケース4と文字板3とを絶縁している。ダイヤルリング106は、文字板3の外周表面に直接的に当接可能な当接面106dを有する。ケース4の内フランジ部4bの裏面と文字板3の位置決め凸部3bの表面との間には、空隙115が形成されている。
本変形例では、ダイヤルリング10は、開口部11の開口方向においてケース4と金属体との間に空隙115を維持した状態で文字板3を支持している。
この構成によれば、開口部11の開口方向においてケース4と文字板3とが絶縁され、電波の遮断性能が低下するため、電子時計101の通信性能をより一層向上させることができる。
[第2変形例]
図8は、第1実施形態の第2変形例の電子時計201の要部断面図である。図8は、図5に相当する断面図である。
上述した実施形態では、ダイヤルリング6の表面に目盛などが刻まれている例を挙げて説明したが、これに限らない。例えば、図8に示すように、ダイヤルリング6は、金属製の目盛、金属製の装飾を含む金属製のリング側金属体216を備えていてもよい。リング側金属体216は、文字板3およびケース4と絶縁されている。
リング側金属体216は、ダイヤルリング6の傾斜面6cに配置されている。例えば、リング側金属体216は、金属粉末を含む液体を傾斜環状部6bの表面に塗布することにより形成する。
なお、リング側金属体216は、ダイヤルリング6の目盛および装飾を含むことに限らない。例えば、リング側金属体216は、金属製の目盛、金属製の装飾、金属粉末を含む塗装、金属粉末を含む印刷、のいずれか一つを含んでいてもよい。すなわち、リング側金属体216は、金属製の目盛、金属製の装飾、金属粉末を含む塗装、金属粉末を含む印刷、の少なくとも一つを含んでいてもよい。
本変形例では、ダイヤルリング6は、金属製の目盛、金属製の装飾を含むリング側金属体216を備える。リング側金属体216は、文字板3およびケース4と絶縁されている。
この構成によれば、リング側金属体216の金属光沢によって外観上の高級感をより一層高めることができる。加えて、リング側金属体216は無給電素子と同様の性能を発揮し、アンテナの送受信性能を向上させることができ、電子時計201の通信性能をより一層向上させることができる。
[第3変形例]
図9は、第1実施形態の第3変形例の電子時計301の要部断面図である。図9は、図5に相当する断面図である。
上述した第2変形例では、リング側金属体216が傾斜環状部6bの表面にのみ形成されている例を挙げて説明したが、これに限らない。例えば、図9に示すように、リング側金属体316は、傾斜環状部306bおよび表側環状部306aにわたって形成されていてもよい。ダイヤルリング306の傾斜面306cは、傾斜環状部306bおよび表側環状部306aに跨って形成されている。例えば、リング側金属体316は、金属粉末を含む液体を傾斜環状部306bおよび表側環状部306aの傾斜面306cに全体的に塗布することにより形成してもよい。
[第4変形例]
図10は、第1実施形態の第4変形例の電子時計401の平面図である。図10は、図1に相当する平面図である。
上述した実施形態では、文字板3は、円板状の本体部3aと、本体部3aの外周に連結された位置決め凸部3bと、を備える例を挙げて説明したが、これに限らない。例えば、図10に示すように、文字板403は、位置決め凸部3bを有しなくてもよい。すなわち、文字板403自体が円板状を有していてもよい。この場合、文字板3の断面的な位置決め及びケース4との絶縁は、第1変形例と同様の構成で行うとよい。
[第2実施形態]
図11は、第2実施形態の電子時計501の断面図である。図11は、図2に相当する断面図である。図12は、図11の要部断面図である。図12は、図5に相当する断面図である。図13は、第2実施形態の電子時計501における太陽電池530の平面図である。図14は、図13とは反対側の平面図である。図15は、第2実施形態の電子時計501における太陽電池530の分解斜視図である。
上述した実施形態では、金属体は、金属製の文字板3であり、電子時計1は、開口部11と平面的に重なる絶縁性のダイヤルリング6を備える例を挙げて説明したが、これに限らない。例えば、図11に示すように、金属体は、太陽電池530の裏面電極531であり、開口部11と平面的に重なる絶縁性の文字板503を備えてもよい。図12に示すように、文字板503の外周表面は、金属製のケース4の内フランジ部4bの裏面と接触している。
文字板503は、光透過性を有する絶縁材料で形成されている。
太陽電池530は、文字板503の裏面側に設けられている。図13に示すように、太陽電池530は、平面視円形状を有する。太陽電池530は、指針軸を挿通させるための軸挿通孔530aと、アンテナ収容部23b(図11参照)と平面的に重なる非発電部530bと、を有する。
図15に示すように、太陽電池530は、裏面電極531、ベースフィルム532、ソーラーフィルム533および保護層534を備える。裏面電極531、ベースフィルム532、ソーラーフィルム533および保護層534は、太陽電池530の裏側からこの順に配置されている。図中符号535,536は、太陽電池530が発電した電力を出力するための発電電力出力端子(第一端子535、第二端子536)を示す。なお、ソーラーフィルムとは、ベースフィルムに形成された各ソーラーセルすべてをあらわす。
裏面電極531は、円板状を有する。裏面電極531は、平面視でケース4の開口内径(ケース4の最内周)よりも小さい外形を有する。裏面電極531は、軸挿通孔530aに対応する軸孔531aと、非発電部530bに対応する貫通孔531bと、を有する。
ベースフィルム532は、裏面電極531よりも大きい円板状を有する。ベースフィルム532は、樹脂などの絶縁材料で形成されている。ベースフィルム532は、軸挿通孔530aに対応する軸孔532aと、非発電部530bに対応する貫通孔532bと、を有する。
保護層534は、ベースフィルム532と実質的に同じ大きさの円板状を有する。保護層534は、光透過性を有する絶縁材料で形成されている。保護層534は、軸挿通孔530aに対応する軸孔534aと、非発電部530bに対応する貫通孔534bと、を有する。
ソーラーフィルム533は、周方向に隣接して配置された複数(例えば本実施形態では6つ)のソーラーセル533a1~533a6を備える。例えば、各ソーラーセル533a1~533a6は、アモルファスシリコン等で形成されている。各ソーラーセル533a1~533a6は、直列接続されている。図中において、符号533b1~533b5は隣接する2つのソーラーセル533a1~533a6を電気的に接続する接続部、符号533cは軸挿通孔530aに対応する軸孔、符号533dは非発電部530bに対応する切り欠き部をそれぞれ示す。
各ソーラーセル533a1~533a6は、直列接続された状態で回路基板25(図11参照)と電気的に接続されている。図中において、第一凸部533jを有するソーラーセル533a1を「第一ソーラーセル533a1」、第二凸部533kを有するソーラーセル533a2を「第二ソーラーセル533a2」という。例えば、第一ソーラーセル533a1は、第一端子535を介して回路基板25のプラス電極と電気的に接続されている。例えば、第二ソーラーセル533a2は、第二端子536を介して回路基板25のマイナス電極と電気的に接続されている。
本変形例では、金属体は、太陽電池530の裏面電極531である。電子時計501は、開口部11と平面的に重なる絶縁性の文字板503を備える。
この構成によれば、太陽電池530を備えた電子時計501の通信性能を向上させることができる。加えて、文字板503によって開口部11が隠れるため、外観性をより一層高めることができる。ところで、通信性能を確保するためにアンテナと平面的に重なる部分にアンテナよりも大きい開口部を設けた場合、必要な発電面積を確保するために太陽電池の外形を拡大する必要があり、小型化を図る上で課題がある。これに対しこの構成によれば、ケース4の最内周と裏面電極531の外周との間を平面的に開口する開口部11を備えることで、太陽電池530の外形を拡大することなく、開口部11を通じて電波の通過領域を確保し、アンテナの送受信性能を維持させることができる。したがって、電子時計501の小型化を図る上で好適である。
なお、第2実施形態では、ソーラーフィルム533が6つのソーラーセル533a1~533a6を備える例を挙げて説明したが、これに限らない。各ソーラーセルの配置数は要求仕様に応じて変更することができる。
その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、上記した実施形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは可能である。また、上述した各変形例を組み合わせても構わない。
1,101,201,301,401,501…電子時計
2…ムーブメント
3,403…文字板(金属体)
3a…本体部
3b…位置決め凸部
4…ケース
5…絶縁部材(絶縁手段)
6,106,306…ダイヤルリング
7…接続部材
10…アンテナ
11…開口部
24…駆動機構
25…回路基板
216,316…リング側金属体
503…文字板
530…太陽電池
531…裏面電極(金属体)

Claims (14)

  1. 通信を行うためのアンテナを有するムーブメントと、
    前記ムーブメントの一方側に配置された金属体と、
    前記ムーブメントおよび前記金属体を収容する金属製のケースと、を備え、
    前記ケースの最内周と前記金属体の外周との間には、平面的に開口する開口部が設けられており、
    前記金属体は、前記開口部の開口方向において前記ケースと前記金属体とを位置決めするための位置決め凸部を備えることを特徴とする通信機能付電子機器。
  2. 前記ケースと前記金属体とを絶縁する絶縁手段を更に備えることを特徴とする請求項1に記載の通信機能付電子機器。
  3. 前記絶縁手段は、前記開口部の開口方向において前記ケースと前記金属体との間に配置されていることを特徴とする請求項2に記載の通信機能付電子機器。
  4. 記絶縁手段は、前記位置決め凸部と前記ケースと間に配置された絶縁部材であることを特徴とする請求項2または3に記載の通信機能付電子機器。
  5. 前記金属体は、円板状の本体部と、前記本体部の外周に連結された前記位置決め凸部と、を備え、
    前記絶縁部材は、前記本体部の外周および前記位置決め凸部と平面的に重なる円環状を有することを特徴とする請求項4に記載の通信機能付電子機器。
  6. 前記金属体は、金属製の文字板であり、
    前記開口部と平面的に重なる絶縁性のダイヤルリングを更に備えることを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の通信機能付電子機器。
  7. 前記ダイヤルリングは、前記開口部の開口方向において前記ケースと前記金属体との間に空隙を維持した状態で前記金属体を支持することを特徴とする請求項6に記載の通信機能付電子機器。
  8. 前記ダイヤルリングは、金属製の目盛、金属製の装飾、金属粉末を含む塗装、金属粉末を含む印刷、の少なくとも一つを含むリング側金属体を備え、
    前記リング側金属体は、前記金属体および前記ケースと絶縁されていることを特徴とする請求項7に記載の通信機能付電子機器。
  9. 前記金属体は、太陽電池の裏面電極であり、
    前記開口部と平面的に重なる絶縁性の文字板を更に備えることを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の通信機能付電子機器。
  10. 前記ムーブメントは、電源電位に接続された電極が形成された回路基板を更に備え、
    前記回路基板と前記金属体とを電気的に接続する接続部材を更に備えることを特徴とする請求項1から9のいずれか一項に記載の通信機能付電子機器。
  11. 前記ムーブメントは、前記開口部の開口方向に開口する貫通孔を有するムーブ枠を更に備え、
    前記貫通孔は、前記アンテナと平面的に重ならない位置に配置され、
    前記接続部材は、前記ムーブ枠の前記貫通孔に配置されていることを特徴とする請求項10に記載の通信機能付電子機器。
  12. 前記ムーブメントは、駆動機構を更に備え、
    前記貫通孔は、前記駆動機構と平面的に重ならない位置に配置されていることを特徴とする請求項11に記載の通信機能付電子機器。
  13. 前記接続部材は、導電性を有する弾性体であることを特徴とする請求項11または12に記載の通信機能付電子機器。
  14. 前記通信機能付電子機器は、時刻の表示を行う電子時計であることを特徴とする請求項1から13のいずれか一項に記載の通信機能付電子機器。
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