JP6868500B2 - 電子時計 - Google Patents

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Description

本発明は、電子時計に関する。
外部からの電波を外装ケース内のアンテナにより受信することで、時計表示部が表示している表示時刻を補正する機能を有する電子時計がある。電子腕時計においては、高い意匠性が要求されることから樹脂製よりも金属製の外装ケースが使用される。金属製の外装ケースを使用すると、外装ケースがアンテナを環状に取り囲むことから、アンテナ単体よりも受信感度が低くなることが知られている。
そこで、外装ケースにスリットを形成することで、アンテナを外装ケースが環状に取り囲むことを抑制し、受信感度を向上する電子時計が提案されている(特許文献1,2参照)。
特開2002−341057号公報 特開2008−128796号公報
ところで、外装ケースにスリットを形成することで受信感度が向上することとなるが、受信感度を向上させるにはさらなる改善の余地がある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、受信感度を効果的に向上することができる電子時計を提案することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本実施形態における電子時計は、収容空間部を有する外装ケースと、前記収容空間部に収容され、かつ時計内部時刻を表示する時計表示部と、前記収容空間部に収容され、かつ前記外装ケースの外部からの電波を受信するアンテナと、を備え、前記外装ケースは、周方向において、離間して対向する一対の対向面により非連続部が形成され、前記非連続部は、少なくとも前記外装ケースの径方向において、前記アンテナのうち、電流密度が最も高い給電部と前記電流密度が半分以上となる部分までの範囲と対向して形成される、ことを特徴とする。
本発明における電子時計は、径方向において、アンテナのうち電流密度が高い範囲に対向して非連続部を形成するので、アンテナのうち電波放射が強い範囲に非連続部が形成されていることとなり、受信感度を効果的に向上することができるという効果を奏する。
図1は、実施形態における電子時計の全体構成図である。 図2は、実施形態における電子時計の断面図である。 図3は、実施形態における電子時計の受信感度を示す図である。 図4は、変形例における電子時計のアンテナ取り付け位置を示す図である。 図5は、変形例における電子時計のアンテナ取り付け位置を示す図である。 図6は、変形例における電子時計のアンテナ取り付け位置を示す図である。 図7は、変形例における電子時計の全体構成図である。 図8は、変形例における電子時計のアンテナの構成および非連続部の配置図である。 図9は、変形例における電子時計の全体構成図である。
以下、本発明につき図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、下記の実施形態により本発明が限定されるものではない。また、下記の実施形態における構成要素には、当業者が容易に想定できるものあるいは実質的に同一のものが含まれる。
〔実施形態〕
図1は、実施形態における電子時計の全体構成図である。図2は、実施形態における電子時計の断面図である。なお、図2は、図1に示す時計表示部3のうち12時位置T12における軸方向断面図である。また、図1(図6、図7も同様)におけるX方向は電子時計の前後方向であり、X1は前方向、X2は後方向である。また、図2(図4、図5も同様)におけるZ方向は電子時計の上下方向であり、Z1は上方向、Z2は下方向である。
実施形態にかかる電子時計1は、外部からの電波を受信することで、少なくとも電子時計1が計時している時計内部時刻を補正するものである。本実施形態における電子時計1は、電波として衛星が出力するGPS(GLOBAL POSITIONING SYSTEM)電波を用いるものである。なお、GPS電波は、GPS時刻情報を含む電波であり、現在1.5GHz帯(1575.42MHz)と、1.2GHz帯(1227.60MHz)との2種類である。電子時計1は、図1および図2に示すように、外装ケース2と、時計表示部3と、アンテナ4と、風防5と、リング6と、裏蓋7と、制御部8と、アクチュエータ9と、輪列10と、バッテリ11と、絶縁部材12,13と、給電ピン14と、ソーラーパネル15と、ベルト16とを備える。本実施形態における電子時計1は、腕時計式、かつ時計表示部3がアナログ表示式のアナログ電子腕時計として説明するが、置き時計式、懐中時計式であってもよく、時計表示部3がデジタル表示式であってもよい。
外装ケース2は、金属製、例えば、チタンやチタン合金などの導電性材料で構成されており、電子時計1の最外郭を構成するものである。外装ケース2は、収容空間部Sが形成されており、略環状部21と、非連続部22と、絶縁部材23と、かん24とを有する。
略環状部21は、収容空間部Sを構成するものであり、本実施形態では円環状である。略環状部21は、上下において開口部を有し、上側開口部を風防5が閉塞し、下側開口部を裏蓋7が閉塞することで、収容空間部Sを閉塞空間とする。
非連続部22は、周方向において離間して対向する対向面21a,21bにより形成されるものである。非連続部22は、本来環状である略環状部21を分断することで、略環状部21が本来環状であれば発生する環状の電気回路を遮断し、環状に流れる電流を絶縁するものである。本実施形態における非連続部22は、略環状部21を一箇所分断するものであり、外装ケース2の径方向(略環状部21の径方向)において、時計表示部3における12時位置T12と対向して形成されている。また、非連続部22は、径方向において、後述する2つの給電部41,41、すなわちアンテナ4のうち、電流密度が最も高い部分と対向して形成されている。ここで、非連続部22は、径方向から見た場合に、一対の対向面21a,21bの間に2つの給電部41,41が位置するように、略環状部21に対して形成されている。また、非連続部22は、一対の対向面21a,21bの周方向における間隔が径方向において異なって形成される。非連続部22は、径方向のうち外側に向かうにつれて間隔が広くなる、すなわち径方向のうち外側に向かってテーパー状に形成されている。ここで、対向面21a,21bの間が径方向において一定であると、略環状部21の対向面21a,21bの間がキャパシタンスとして結合しやすくなり、キャパシタンスとして結合すると、外装ケース2が電気的に環状となり、アンテナ4の受信感度が低下する可能性がある。しかしながら、電子時計1では、対向面21a,21bの間が径方向において一定でないので、対向面21a,21bの間がキャパシタンスとして結合してしまうことを抑制することができ、アンテナ4の受信感度の低下を抑制することができる。
絶縁部材23は、非連続部22に介在するものである。絶縁部材23は、合成樹脂やセラミックスなど、非導電性材料で構成されており、略環状部21と連続して形成されている。つまり、絶縁部材23を介在させても、外装ケース2が電気的に環状となることを防止することができる。また、電子時計1は、対向面21a,21bの間に空気が存在することで、対向面21a,21bの間をキャパシタンスとして結合してしまうことを、絶縁層を介在させることで抑制することができる。また、電子時計1は、絶縁部材23が非連続部22を介在することで、略環状部21に段差部が生じなくなるので、意匠性の低下を抑制することができる。なお、絶縁部材23は、電子時計1の意匠性を向上させるため、外装ケース2の統一感を目的として略環状部21と同一な金属調色とすること、あるいは外装ケース2のコントラストを強調するため、略環状部21の色とはコントラストが異なる金属調色とすることができる。
かん24は、ベルト16を連結するものであり、略環状部21の前方向の端部から離間して前方向に突出して2つ、後方向の端部から離間して後方向に突出して2つ形成されている。電子時計1は、前方向側の2つで一組のかん24,24の間にベルト16の一端が連結され、後方向側の2つで一組のかん24,24の間にベルト16の他端が連結され、外装ケース2に対してベルト16が環状に連結される。
ここで、ベルト16は、合成樹脂やセラミックスなど、非導電性材料で構成されている。本実施形態におけるベルト16は、導電性材料で構成されるかん24と接触しているため、非導電性材料で構成することにより、非連続部22以外の部分で、外装ケース2がベルト16を介して環状の電気回路を形成することを防止することができる。
時計表示部3は、収容空間部Sに収容され、時計内部時刻を表示するものである。時計表示部3は、文字板31と、秒針32と、分針33と、時針34と、日板35とを有する。文字板31は、円盤状に形成されており、外装ケース2の収容空間部Sを形成する内周面に対して固定されており、少なくとも光を透過するものである。文字板31は、インデックス31aと、小窓31bと、給電ピン14が貫通する貫通孔31cとを有する。インデックス31aは、秒針32、分針33および時針34との相対位置により、ユーザーに対して各針32〜34により表示時刻を認識させるものである。インデックス31aは、文字板31に対して周方向に等間隔に形成されている。本実施形態におけるインデックス31aは、30度ごとに等間隔に形成されるものである。小窓31bは、文字板31の上下方向において日板35と対向する位置に形成されており、文字板31を上下方向において貫通するものである。本実施形態における小窓31bは、矩形形状であり、文字板31において「3時」の位置に形成されている。各針32〜34は、図示しないベースに回転自在に支持されており、文字板31の上方向側、例えば文字板31の中心において同軸上を回転する。各針32〜34は、文字板31上のインデックス31aに対する相対位置により、秒針32は表示時刻のうち「秒」を指し、分針33は表示時刻のうち「分」を指し、時針34は表示時刻のうち「時」を指すものである。本実施形態における各針32〜34は、径方向において文字板31の中心からの長さが秒針32と分針33とが同じで、時針34が短く形成されている。日板35は、回転板であり、図示しないフレームに回転自在に支持されており、文字板31の下方向側を回転する。日板35は、小窓31bにより文字板31の上方向側に一部が露出する。日板35は、暦を識別する一連の文字群の複数の文字が周方向に等間隔でそれぞれ形成されている。
アンテナ4は、収容空間部Sに収容されるとともに、外装ケース2の外部からのGPS電波を受信するものである。アンテナ4は、受信するGPS電波の周波数特性に応じた形状に形成されている。本実施形態におけるアンテナ4は、線状アンテナの1つであるダイポールであり、文字板31と風防5との間に配置されている。アンテナ4は、図2に示すように、風防5のうち、文字板31と対向する面、すなわち下面5aに取り付けられている。アンテナ4は、2つの給電部41,41と2つのアンテナエレメント42,42とを有する。ここで、アンテナエレメント42は、銅、銅合金、アルミニウム、アルミニウム合金、銀、金などの誘電性を有する材料に構成されている。
給電部41は、アンテナエレメント42が受信したGPS電波に基づいたアンテナ出力信号を制御部8に出力するものである。給電部41は、アンテナエレメント42の周方向における一方の端部に形成されるものであり、アンテナエレメント42と一体に形成されている。給電部41は、給電ピン14により、制御部8のメイン基板81と電気的に接続されている。2つの給電部41,41は、周方向において隣り合って形成されている。2つの給電部41,41は、径方向において、時計表示部3における12時位置T12と対向して形成されている。
アンテナエレメント42は、GPS電波を受信する部分であり、周方向に沿って、円弧状に形成されている。一方のアンテナエレメント42は、時計回り側の給電部41から、周方向のうち、時計回り方向に沿って延在して形成されている。他方のアンテナエレメント42は、反時計回り側の給電部41から、周方向のうち、反時計回り方向に沿って延在して形成されている。ここで、アンテナエレメント42の長さは、受信するGPS電波に応じて設定されており、受信するGPS電波の波長λの1/4、すなわち1/4λの長さに設定されている。
風防5は、収容空間部Sを閉塞するものであり、時計表示部3、アンテナ4を保護するものである。風防5は、外装ケース2に対して時計表示部3の上方向において時計表示部3と対向して固定されている。風防5は、ユーザーが時計表示部3を認識するため光を透過するとともに、GPS電波を透過する材料、例えば、ガラスなどで形成されている。本実施形における風防5は、非導電性材料、例えばゴム製のOリングなどの絶縁部材12を介して外装ケース2に固定されている。
リング6は、収容空間部Sに収容されるものであり、化粧板である。リング6は、文字板31と風防5との間に配置されており、環状に形成されている。リング6は、文字板31の上面に取り付けられており、外周面が外装ケース2の内周面と接触する。リング6は、給電ピン14が貫通する貫通孔6aが形成されている。リング6は、電子時計1を視認側、すなわち時計表示部3を視認できる側から見た場合に、外装ケース2と文字板31との上下方向における極端な段差を抑制するものであり、外装ケース2から文字板31への連続性を向上させるものである。
裏蓋7は、収容空間部Sを閉塞するものであり、制御部8、アクチュエータ9などを保護するものである。裏蓋7は、外装ケース2に対して時計表示部3の下方向において時計表示部3と対向して固定されている。本実施形態における裏蓋7は、金属製である。本実施形における裏蓋7は、非導電性材料、例えばゴム製のOリングなどの絶縁部材13を介して外装ケース2に固定されている。これにより、裏蓋7が外装ケース2と電気的に接続されない、非接続状態となり、非連続部22以外の部分で、外装ケース2が裏蓋7を介して環状の電気回路を形成することを防止することができる。
制御部8は、収容空間部Sに収容され、電子時計1を制御するものであり、時計表示部3よりも下方向側に配置されている。制御部8は、メイン基板81と、サブ基板82と、受信回路83と、制御回路84と、メイン基板押さえ85と、サブ基板押さえ86と、導通部材87,88とを有する。なお、制御部8は要求される機能を達成することができればよく、そのハードウェア構成は、周知のマイクロコンピュータのハードウェア構成と同一あるいはほぼ同一である。
メイン基板81は、電子時計1の主な機能を制御するものである。本実施形態におけるメイン基板81は、アンテナ4による受信制御、アクチュエータ9の駆動制御、電子時計1の電力制御、バッテリ11に対する充放電制御などを行う。メイン基板81は、受信回路83、制御回路84が実装され、バッテリ11が搭載され、バッテリ11と電気的に接続されている。メイン基板81は、メイン基板押さえ85に保持されている。メイン基板81は、導通部材87,88を介して、ソーラーパネル15と電気的に接続されている。
サブ基板82は、電子時計1の付加的な機能を制御するものである。本実施形態におけるサブ基板82は、ソーラーパネル15の駆動制御などを行う。サブ基板82は、導通部材87を介して、メイン基板81と電気的に接続されている。サブ基板82は、導通部材88を介してソーラーパネル15と電気的に接続されている。
受信回路83は、アンテナ4による受信制御を行うものである。受信回路83は、アンテナ4と、給電ピン14を介して、アンテナ4と電気的に接続されている。受信回路83は、アンテナ4が受信したGPS電波に基づいた出力である交流電流が入力される。受信回路83は、制御回路84と電気的に接続されており、GPS電波に基づいた出力をアンテナ出力信号として、制御回路84に出力する。なお、受信回路は、バラン回路(平衡不平衡変換回路)をも組んでいてもよい。
制御回路84は、アクチュエータ9の駆動制御、時計内部時刻の補正制御を行うものである。制御回路84は、図示しない計時部に計時されている時計内部時刻に基づいて、秒針32、分針33、時針34が時計内部時刻に対応した表示時刻となるように、駆動パルスを出力する。つまり、制御部8は、アクチュエータ9を駆動制御することで、秒針32、分針33、時針34を時計周り方向に回転させ、表示時刻を時計内部時刻に対応させる。制御回路84は、アンテナ出力信号に基づいて、時計内部時刻をGPS電波に含まれるGPS時刻情報に置き換える、すなわち時計内部時刻をGPS時刻情報に基づいて補正する。なお、制御回路84のうち、アクチュエータ9の駆動制御を行う駆動回路については、別構成部品として、メイン基板81よりもアクチュエータ9に近いサブ基板82に実装してもよい。駆動回路は、制御回路84からの信号に応じて制御される。
メイン基板押さえ85は、メイン基板81を外装ケース2に固定するものである。メイン基板押さえ85は、金属製、すなわち導電性材料で構成されており、アースバネ85aを有する。アースバネ85aは、メイン基板押さえ85の下方向側から突出して形成されており、裏蓋7と接続されている。ここで、裏蓋7は金属製であるため、裏蓋7は、メイン基板押さえ85を介してメイン基板81と電気的に接続され、メイン基板81およびサブ基板82のGNDとして機能する。なお、裏蓋7が外装ケース2と電気的に接続されない、非接続状態であることから、外装ケース2がアースバネ85aを介して環状の電気回路を形成することを防止することができる。なお、アースバネ85aは、外装ケース2と接触していてもよい。この場合においても、制御部8と外装ケース2との電気的な接続点は、アースバネ85aの1箇所であるため、外装ケース2がアースバネ85aを介して環状の電気回路を形成することを防止することができる。
サブ基板押さえ86は、サブ基板82を外装ケース2に固定するものである。サブ基板押さえ86は、金属製、すなわち導電性材料で構成されており、上下方向においてバッテリ11を挟んでメイン基板81と対向して配置されている。
アクチュエータ9は、収容空間部Sに収容され、各針32〜34を文字板31上で回転させるものである。アクチュエータ9は、例えば、間欠駆動する電磁モータであり、輪列10を介して各針32〜34と連結されている。
輪列10は、収容空間部Sに収容され、アクチュエータ9と各針32〜34との間に介在する減速機構であり、アクチュエータ9の回転速度を減速することで、秒針32を60秒ごとに1回転させ、分針33を60分ごとに1回転させ、時針を12時間ごとに1回転させる。
バッテリ11は、収容空間部Sに収容され、電子時計1の電源の一部である。本実施形態におけるバッテリ11は、充放電が可能な二次電池であり、メイン基板81を介して、電子時計1の各機器に電力を供給するものである。
ソーラーパネル15は、収容空間部Sに収容され、電子時計1の電源の一部である。ソーラーパネル15は、電子時計1の外部から収容空間部Sに入射した光により発電を行うものである。ソーラーパネル15は、光発電素子の集合体であり、文字板31の下方向側に受光面が文字板31と対向して配置されている、ソーラーパネル15は、風防5及び文字板31を透過した光を受光することで発電する。発電した電力は、導通部材87,88を介してメイン基板81およびサブ基板82に供給され、電子時計1の各機器に電力を供給、あるいはバッテリ11に充電されるものである。
次に、本実施形態における電子時計1による電波の受信について説明する。制御部8は、時計内部時刻の補正を行う際に、GPS電波を受信する。具体的には、衛星から出力されたGPS電波により、アンテナエレメント42に交流電流が発生する。その交流電流を給電部41から制御部8の受信回路83に出力する。このとき、アンテナ4の電流密度は、給電部41が最も高く、アンテナエレメント42のうち給電部41側と反対側の端部が最も低くなる。アンテナ4は、電波密度に応じて電波放射の強さが変化する。従って、アンテナ4の電波放射の強さは、給電部41が最も高く、アンテナエレメント42のうち給電部41側と反対側の端部が最も低くなる。また、外装ケース2に非連続部22が形成されていない場合は、外装ケース2を挟んでアンテナ4の反対側にイメージアンテナが生じる。イメージアンテナにおいてアンテナ4と逆向きの電流が流れることにより生じた磁界は、アンテナ4が電力を供給されることで生じさせる磁界を相殺するように作用する。これにより、非連続部22が形成されていない外装ケース2の収容空間部Sにアンテナ4を配置すると受信感度が低下する。一方、外装ケース2に非連続部22が形成されている場合は、外装ケース2において電気的に分断箇所が形成されることになるのでループ電流が流れなくなり、結果としてイメージアンテナが生じなくなることで、受信感度の低下が抑制される。
ここで、非連続部22の形成位置と、アンテナ4の受信感度との関係について説明する。図3は、実施形態における電子時計の受信感度を示す図である。図3における縦軸は受信感度(C/N(dB))であり、横軸は各衛星である。非連続部22の形成位置と、アンテナ4の受信感度との関係を説明するために、簡易的に基板上に外装ケース2、非連続部22およびアンテナ4を再現した。具体的には、基板上にダイポールアンテナを形成し、ダイポールアンテナの外側に略円環状の銅箔を形成したものを2つ用意した。一方は、銅箔のうち、径方向においてダイポールアンテナの給電部と対向する部分が欠落している非連続部給電部側形成基板である(同図A)。他方は、銅箔のうち、径方向において、銅箔の中心を挟んで、ダイポールアンテナの給電部と対向する部分が欠落している非連続部反対側形成基板である(同図B)。同図に示すように、非連続部給電部側形成基板と非連続部反対側形成基板とを比較すると、どの衛星から受信したGPS電波においても、非連続部給電部側形成基板が非連続部反対側形成基板よりも高くなっている。つまり、非連続部22の形成位置とアンテナ4の受信感度との関係は、アンテナ4のうち、アンテナ4の電流密度が低い部分よりも高い部分、すなわちアンテナ4の電波放射の強さが弱い部分よりも強い部分と、径方向において対向して非連続部22を形成することで、アンテナ4の受信感度を向上することができる。
以上のように、本実施形態における電子時計1では、アンテナ4のうち電流密度が高い範囲に対向して非連続部22を形成するので、アンテナ4のうち電波放射が強い範囲に非連続部22が形成されており、受信感度を効果的に向上することができる。また、本実施形態における電子時計1は、アンテナ4のうち電流密度が最も高い給電部41に対向して非連続部22を形成するので、アンテナ4のうち電波放射が最も強い部分に非連続部22が形成されており、受信感度をさらに向上することができる。
また、本実施形態における電子時計1では、非連続部22が径方向において時計表示部3のうち12時位置T12と対向して形成される。時計表示部3のうち12時位置T12は、ユーザーが最も注視する位置であり、径方向において非連続部22を12時位置T12と対向させることで、ユーザーの中心視野に非連続部22を含ませることができる。ユーザーは、中心視野の囲う周辺視野において変化や、コントラストの差があるとそこを注視することが多い。従って、非連続部22は、電子時計1を視認する際、中心視野で視認されることが多くなり、周辺視野において視認されることが少なくなるので、ユーザーが12時位置T12から視線を電子時計1の他の部分に移すことを抑制することができる。これにより、電子時計1は、非連続部22が形成されてない電子時計と比較して、表示時刻を視認し難くなることを抑制することができる。
なお、上記実施形態における電子時計1は、アンテナ4を風防5に取り付けられているが、これに限定されるものではなく、収容空間部Sに配置されていればよい。図4は、変形例における電子時計のアンテナ取り付け位置を示す図である。図5は、変形例における電子時計のアンテナ取り付け位置を示す図である。図6は、変形例における電子時計のアンテナ取り付け位置を示す図である。アンテナ4は、図4に示すように、リング6に取り付けられてもよい。この場合は、リング6のうち、上下方向において風防5と対向する面、すなわち上面6bに取り付ける。また、アンテナ4は、図5に示すように、リング6の内部に取り付けられてもよい。この場合は、リング6は、径方向における断面がL字状に形成され、接線方向から見た場合における両端部が外装ケース2の内周面および文字板31の上面にそれぞれ接触することで、リング6と外装ケース2と文字板31とで空間部が形成される。時計表示部3は、文字板31とリング6との間にアンテナ基台36が形成されている。アンテナ基台36は、周方向に沿って、円弧状あるいはリング状に形成されている。アンテナ4は、アンテナ基台36のうち、上下方向においてリング6と対向する面、すなわち上面36aに取り付けられる。また、アンテナ4は、図6に示すように、収容空間部Sのうち、文字板31よりも下方向側の空間部に取り付けられていてもよい。文字板31よりも下方向側の空間部には、例えば、制御部8のメイン基板81にアンテナ基台89が形成されている。アンテナ基台89は、周方向に沿って、円弧状あるいはリング状に形成されている。アンテナ4は、アンテナ基台89のうち、上下方向において文字板31と対向する面、すなわち上面89aに取り付けられる。アンテナ4がリング6の上面6bやリング6の内部に取り付けられる場合と比較して、リング6の径方向における幅を小さくすることができるので、ソーラーパネル15の径を大きくすることができ、ソーラーパネル15の受光面の拡大を図ることができる。また、リング6の径方向における幅を小さくすることで、意匠性を向上することができる。
また、上記実施形態における電子時計1は、非連続部22が外部に露出して形成されるが、これに限定されるものではない。図7は、変形例における電子時計の全体構成図である。外装ケース2は、図7に示すように、径方向において、時計表示部3のうち12時位置T12と対向する位置に先かん25が形成されている。先かん25は、径方向において、略環状部21のうち、12時位置T12と対向する部分の上方向側を覆うものである。従って、非連続部22は、上下方向において先かん25の下方向側に位置することとなる。つまり、非連続部22は、時計表示部3の視認側において先かん25に覆われている。これにより、非連続部22が外部に露出することを防止できるので、非連続部22が外部に露出することにより、電子時計1の意匠性の低下を抑制することができる。ここで、先かん25は、合成樹脂やセラミックスなど、非導電性材料で構成されており、導電性材料で構成される略環状部21と接触しているため、非導電性材料で構成することにより、非連続部22以外の部分で、外装ケース2が先かん25を介して環状の電気回路を形成することを防止することができる。
また、上記実施形態における電子時計1は、アンテナ4のうち電流密度が最も高い給電部41に対向して非連続部22を形成するが、これに限定されるものではない。非連続部22は、アンテナ4のうち、電流密度が最も高い給電部41と電流密度が半分以上となる部分までの範囲と対向して形成されればよい。アンテナエレメント42の給電部41からの距離の変化と電流密度の変化との関係が比例であれば、非連続部22をアンテナエレメント42のうち、給電部41から全体の半分の距離の部分までの範囲で対向して形成することとなる。これは、アンテナ4のうち、電流密度が最も高い給電部41と電流密度が半分未満となる部分と非連続部22を対向させても、外装ケース2に非連続部22を単に形成した場合の受信感度に対して大きく向上することはないためである。
また、上記実施形態における電子時計1は、外装ケース2に対して、非連続部22を1箇所形成したが、これに限定されるものではなく、アンテナ4のうち、電流密度が最も高い給電部41と電流密度が半分以上となる部分までの範囲と対向して、少なくとも1つ非連続部22が形成されていれば、外装ケース2に対して非連続部22が複数形成されていてもよい。
また、本実施形態における電子時計1は、アンテナ4をダイポールアンテナとして説明したがこれに限定されない。電子時計1は、線状アンテナの1つであるループアンテナであってもよい。図8は、変形例における電子時計のアンテナの構成および非連続部の配置図である。変形例における電子時計1のアンテナ4は、ループアンテナであり、図8に示すように、2つの給電部41,41と、1つのアンテナエレメント42とを有する。給電部41は、径方向において、時計表示部3における12時位置T12と対向して形成されている。
アンテナエレメント42は、周方向に沿って、一方の給電部41から、周方向において対向する他方の給電部41まで、周方向に沿って円環状に形成されている。2つの給電部41,41は、径方向において時計表示部3における12時位置T12と対向する位置に形成されている。ここで、アンテナエレメント42の長さは、受信するGPS電波の波長λの長さに設定されている。
変形例における電子時計1の非連続部22,26は、外装ケース2に対して2箇所形成されている。非連続部22は、実施形態と同様に、径方向において2つの給電部41,41に対向して、すなわち時計表示部3における12時位置T12と対向して形成されている。非連続部26は、周方向において離間して対向する対向面21c,21dにより形成されるものであり、径方向において時計表示部3における6時位置T6と対向して形成されている。つまり、非連続部26は、径方向において、外装ケース2の中心を挟んで、給電部41と対向する部分、すなわち非連続部22と対向する部分に形成されている。なお、非連続部26には、絶縁部材27が介在する。
アンテナ4がループアンテナであると、径方向において2つのダイポールアンテナを対向させたような、アンテナ特性となる。つまり、変形例におけるアンテナ4は、外装ケース2の中心を挟んで、2つの給電部41,41と対向する部分に見かけ上の給電部が存在することとなるので、径方向において見かけ上の給電部と対向して非連続部26を形成するので、各ダイポールアンテナに対して、電流密度が最も高い給電部41、見かけ上の給電部にそれぞれ対向して非連続部22,26を形成することとなり、非連続部22を1つ形成する場合と比較して、受信感度をさらに向上することができる。
また、アンテナ4は、線状アンテナの1つであるモノポールアンテナであってもよいし、パッチアンテナ、チップアンテナ、逆Fアンテナ、スロットアンテナなどであってもよい。
また、裏蓋7は、樹脂製、セラミックス製であってもよい。この場合は、裏蓋7が非導電材料である合成樹脂、セラミックスで構成されるため、アンテナ4の受信感度をさらに向上することができる。また、裏蓋7は、絶縁ゴム13を用いることなく、外装ケース2に直接固定することができる。また、裏蓋7は、金属製であっても、意匠性の向上や、アンテナ4の受信感度の向上を目的として、非導電材料である合成樹脂、セラミックス、ガラスで構成される中央部材と、中央部材の外周を囲う導電性材料である金属で形成された外周部材とを有する場合がある。この場合、裏蓋7は、外周部材に上記一対の対向面を形成し、裏蓋非連続部が構成され、略環状とすることがよい。これにより、外周部材が環状の電気回路を形成することを防止することができる。さらに、裏蓋7を外装ケース2に直接固定する場合は、非連続部22,26と、裏蓋非連続部とが上下方向において対向するように配置することがよい。この場合、非連続部22,26の下方向に外周部材が位置しないので、非連続部22,26以外の部分で、外装ケース2が裏蓋7を介して環状の電気回路を形成することを防止することができる。
また、ベルト16は、導電性材料、例えば金属製であってもよい。図9は、変形例における電子時計の全体構成図である。ベルト16が金属製の場合は、図9に示すように、ベルト16と、上方向側においてベルト16の端部と対向する外装ケース2との間に空間部S1〜S3を形成してもよい。変形例における電子時計1では、ベルト16と、上方向側においてベルト16の端部と対向する2つのかん24、24とが対向する空間部S1,S2に、合成樹脂やセラミックスなど、非導電性材料で構成されている絶縁部材28をそれぞれ介在させており、絶縁部材28を介してベルト16を2つのかん24,24にそれぞれ固定する。ここで、外装ケース2の上方向側において、ベルト16と略環状部21および非連続部22とが対向する位置に空間部S3が形成されることとなる。この場合、ベルト16と2つのかん24とが電気的に接続されず、ベルト16と略環状部21とが電気的に接続されないので、非連続部22以外の部分で、外装ケース2がベルト16を介して環状の電気回路を形成することを防止することができる。なお、変形例における電子時計1では、空間部S3に空間部S1,S2と同様に絶縁部材を介在さてもよい。また、ベルト16が金属製である場合は、2つのかん24を合成樹脂やセラミックスなど、非導電性材料で構成してもよい。この場合は、ベルト16と略環状部21および非連続部22とが対向する位置に空間部S3が形成された状態で、ベルト16を2つのかん24、24に直接固定することができる。また、外装ケース2に2つの非連続部22,26が形成されている場合(図8参照)も、上記と同様に、ベルト16と、上下方向側においてベルト16の端部とそれぞれ対向する外装ケース2との間に空間部S1〜S3をそれぞれ形成する。この場合、外装ケース2の下方向側においても、ベルト16と略環状部21および非連続部26とが対向する位置に空間部S3を形成されるので、外装ケース2がベルト16を介して環状の電気回路を形成することを防止することができる。また、外装ケース2に非連続部22のみが形成される場合であっても、意匠性の向上を目的として、図9に示すように、ベルト16と、下方向側においてベルト16の端部とそれぞれ対向する外装ケース2との間に空間部S1〜S3をそれぞれ形成してもよい。
また、ベルト16が金属製の場合は、図1、図7に示すように、ベルト16の一方の端部のうち、径方向において非連続部22と対向する部分をベルト側絶縁部材16aとし、合成樹脂やセラミックスなど、非導電性材料で構成してもよい。ベルト側絶縁部材16aは、ベルト16を2つのかん24,24の方向、すなわち電子時計1の幅方向において分断するものである。この場合、ベルト側絶縁部材16aを挟んで対向するベルト16の部分が電気的に接続されず、ベルト16を介して略環状部21が電気的に接続されないので、非連続部22以外の部分で、外装ケース2がベルト16を介して環状の電気回路を形成することを防止することができる。なお、ベルト側絶縁部材16aの周方向における幅は、非連続部材22,26の周方向における幅と、同じでも、広くても、狭くてもよい。また、外装ケース2に2つの非連続部22,26が形成されており、ベルト16が金属製の場合は、図8に示すように、上記と同様に、ベルト16の両端部のうち、径方向において非連続部22,26とそれぞれ対向する部分をベルト側絶縁部材16aとし、合成樹脂やセラミックスなど、非導電性材料で構成してもよい。
また、先かん25は、外装ケース2のうち、径方向において、時計表示部3のうち12時位置T12と対向する位置に形成されているが、意匠性を向上する目的で、12時位置T12と対向する位置のみならず、6時位置T6と対向する位置(特に、6時位置T6と対向する位置に非連続部26が形成されている場合)に形成されていてよい。さらに、先かん25は、3時位置と対向する位置および9時位置と対向する位置に形成されていてもよい。
また、先かん25は、上下方向において非連続部22(上述のように、非連続部26と対向する場合も含む)と対向するが、導電性材料、例えば金属製であってもよい。先かん25が金属製の場合は、先かん25と非連続部22との間に空間部を形成してもよい。例えば、先かん25と非連続部22との間の空間部に、合成樹脂やセラミックスなど、非導電性材料で構成されている絶縁部材を介在させてもよい。また、先かん25は、ベルト16と一体、すなわちベルト16の一部として形成されていてもよい。この場合、ベルト16が金属製であると、外装ケース2との間に空間部S1〜S3を形成し、先かん25と非連続部22との間に空間部を形成、あるいは空間部に絶縁部材を介在させることとなる。また、先かん25は、2つのかん24,24と一体、すなわち2つのかん24,24を連結して形成されていてもよい。この場合、先かん25および先環25と2つのかん24,24と非連続部22との間に空間部を形成、あるいは空間部に絶縁部材を介在させることとなる。
1 電子時計
2 外装ケース
21 略環状部
22,26 非連続部
21a,21b,21c,21d 対向面
23,27 絶縁部材
24 かん
25 先かん
3 時計表示部
31 文字板
32 秒針
33 分針
34 時針
35 日板
36 アンテナ基台
4 アンテナ
41 給電部
42 アンテナエレメント
5 風防
6 リング
7 裏蓋
8 制御部
9 アクチュエータ
10 輪列
11 バッテリ
12,13 絶縁部材
14 給電ピン
15 ソーラーパネル
16 ベルト
S 収容空間部
S1〜S3 空間部
T6 6時位置
T12 12時位置

Claims (7)

  1. 収容空間部を有する外装ケースと、
    前記収容空間部に収容され、かつ時計内部時刻を表示する時計表示部と、
    前記収容空間部に収容され、かつ前記外装ケースの外部からの電波を受信するアンテナと、
    を備え、
    前記外装ケースは、周方向において、離間して対向する一対の対向面により非連続部が形成され、
    前記非連続部は、少なくとも前記外装ケースの径方向において、前記アンテナのうち、電流密度が最も高い給電部と前記電流密度が半分以上となる部分までの範囲と対向して形成される、
    ことを特徴とする電子時計。
  2. 請求項1に記載の電子時計において、
    前記非連続部は、少なくとも前記径方向において前記給電部と対向して形成される、
    電子時計。
  3. 請求項1または2に記載の電子時計において、
    非連続部は、少なくとも前記径方向において前記時計表示部のうち12時位置と対向して形成される、
    電子時計。
  4. 請求項3に記載の電子時計において、
    前記外装ケースは、前記径方向において、前記時計表示部のうち12時位置と対向する位置に先かんが形成されており、
    前記非連続部は、前記時計表示部の視認側において前記先かんに覆われている
    電子時計。
  5. 請求項1〜4のいずれか1つに記載の電子時計において、
    前記一対の対向面は、周方向における間隔が径方向において異なって形成される
    電子時計。
  6. 請求項1〜5のいずれか1つに記載の電子時計において、
    前記非連続部は、絶縁部材が介在する、
    電子時計。
  7. 請求項1〜6のいずれか1つに記載の電子時計において、
    前記アンテナは、ループアンテナであり、
    前記給電部は、前記径方向において前記時計表示部のうち12時位置と対向して形成され、
    前記非連続部は、少なくとも前記径方向において前記時計表示部のうち12時位置および6時位置とそれぞれ対向して形成される、
    電子時計。
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