JP5994064B2 - レゾルバステータ構造の組立方法 - Google Patents
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Description
すなわち、図6において符号1で示されるものは、所定角度間隔毎に内方に向けて突出する複数の突出歯部1aを有する輪状ステータ体であり、前記各突出歯部1aには、前記輪状ステータ体1の両面に一体又は別体で形成され、かつ、端子ピン保持部3aを有する絶縁カバー部材3を介してステータ巻線2が巻回されている。
前記各突出歯部1a間における前記ステータ巻線2の渡り線2aは、前記絶縁カバー部材3に一体に形成されると共に前記各突出歯部1a間の各スロット2Aに位置する渡りピン4を介して巻回されている。
前記第2輪状保護カバー6の上面6aには、前述の第1支柱51及び第1受部52に対応するように第2受部62及び第2支柱61が上方へ向けて一体に植立して形成されている。
前記第1、第2支柱51,61は、図6で示される各スロット2Aを貫通して前記各第2、第1受部62,52に嵌合するように構成されている。
すなわち、輪状ステータ体の各スロット内に各輪状保護カバーの各支柱を貫通させる際に、支柱を案内するための手段が形成されていないため、支柱がステータ巻線に接触する可能性があるため、組立工程における障害となっていた。
また、各スロット内におけるステータ巻線と支柱との間のクリアランスが小さいため、車載時における振動等によって支柱がステータ巻線に接触する恐れがあり、信頼性の向上に対する障害となっていた。
すなわち、所定角度間隔毎に内方へ向けて突出する複数の突出歯部を有する輪状ステータ体と、前記輪状ステータ体の両面に一体又は別体で設けられた絶縁カバー部材と、前記絶縁カバー部材を介して前記各突出歯部に巻回されたステータ巻線と、前記輪状ステータ体の両面に設けられ前記ステータ巻線を覆うための第1、第2輪状保護カバーと、よりなるレゾルバステータ構造の組立方法において、前記第1、第2輪状保護カバーに設けられ前記輪状ステータ体の軸方向に沿って延設された複数の第1、第2支柱と、前記各支柱に設けられた支柱用凸部又は支柱用凹部と、前記絶縁カバー部材に設けられたカバー用凸部又はカバー用凹部と、を用い、前記第1、第2輪状保護カバーを前記輪状ステータ体に装着する際、前記第1、第2支柱は前記各突出歯部間のスロット内に挿入されると共に、前記支柱用凸部又は支柱用凹部が前記カバー用凹部又はカバー用凸部に係合することにより、前記第1、第2支柱は前記ステータ巻線に対して非接触状態で位置決めされる方法であるため、輪状ステータ体に輪状保護カバーを組立時に、支柱とステータ巻線との接触を防止し、歩留りの向上を得ることができる。
また、振動等によるステータ巻線の損傷を防止できる。
また、前記カバー用凸部又はカバー用凹部は、前記各突出歯部間に形成された渡りピンの内面に形成されていることにより、スロットへの支柱の挿入位置を正確に決めることができる。
また、前記支柱用凸部又は支柱用凹部は1個であり、前記カバー用凹部又はカバー用凸部は1個であることにより、簡単な構造で支柱の位置決めができる。
また、前記支柱用凸部又は支柱用凹部は複数個であり、前記カバー用凹部又はカバー用凸部は複数個よりなることにより、支柱の位置決め及び保持をより強固に行うことができる。
尚、従来例と同一又は同等部分には、同一符号を付して説明する。
また、図6から図9における各部の構成は基本的には本発明と同一であるため、本発明の構成に援用するものとし、同一部分には同一符号を用いる。
図1は本発明によるレゾルバステータ構造の要部の拡大平面図であり、符号1で示されるものは輪状ステータ体で、前記輪状ステータ体1の各突出歯部1aにはステータ巻線2が巻回されている。
前記輪状ステータ体1に設けられた第2輪状保護カバー6に設けられた第2支柱61の外面61aには、外方へ向けて突出する突条形の支柱用凸部61aが一体に形成されている。
前述の図1の構成においては、前記第2支柱61が前記支柱用凸部61aと前記カバー用凹部4bを介してスロット内に2A内に位置決めされるため、前記第2支柱61は挿入時において前記ステータ巻線2と接触することを防止することができる。
すなわち、前記第2支柱61に形成した凹溝状の支柱用凹部61bを前記絶縁カバー部材3の渡りピン4のカバー用凸部4cに係合することにより、前記第2輪状保護カバー6を絶縁カバー部材3に装着することができる。
尚、前記第1輪状保護カバー5を前記絶縁カバー部材3に装着する場合も、前記第1支柱51に支柱用凹部(図示せず)を設けることにより、前記絶縁カバー部材3に装着することができる。
すなわち、所定角度間隔毎に内方へ向けて突出する複数の突出歯部1aを有する輪状ステータ体1と、前記輪状ステータ体1の両面に一体又は別体で設けられた絶縁カバー部材3と、前記絶縁カバー部材3を介して前記各突出歯部1aに巻回されたステータ巻線2と、前記輪状ステータ体1の両面に設けられ前記ステータ巻線2を覆うための第1、第2輪状保護カバー5,6と、よりなるレゾルバステータ構造において、前記第1、第2輪状保護カバー5,6に設けられ前記輪状ステータ体1の軸方向Bに沿って延設された複数の第1、第2支柱51,61と、前記各支柱51,61に設けられた支柱用凸部61a又は支柱用凹部61bと、前記絶縁カバー部材3に設けられたカバー用凸部4c又はカバー用凹部4bと、を用い、前記第1、第2輪状保護カバー5,6を前記輪状ステータ体1に装着する際、前記第1、第2支柱51,61は前記各突出歯部1a間のスロット2A内に挿入されると共に、前記支柱用凸部61a又は支柱用凹部61bが前記カバー用凹部4b又はカバー用凸部4cに係合することにより、前記第1、第2支柱51,61は前記ステータ巻線2に対して非接触状態で位置決めされる組立方法であり、また、前記カバー用凸部4c又はカバー用凹部4bは、前記各突出歯部1a間に形成された渡りピン4の内面4aに形成されている組立方法であり、また、前記支柱用凸部61a又は支柱用凹部61bは1個であり、前記カバー用凹部4b又はカバー用凸部4cは1個である組立方法であり、また、前記支柱用凸部61a又は支柱用凹部61bは複数個であり、前記カバー用凹部4b又はカバー用凸部4cは複数個よりなる組立方法である。
1a 突出歯部
2 ステータ巻線
2A スロット
3 絶縁カバー部材
4 渡りピン
4a 内面
4b カバー用凹部
4c カバー用凸部
5 第1輪状保護カバー
5a 下面
6 第2輪状保護カバー
6a 上面
51 第1支柱
52 第1受部
61 第2支柱
62 第2受部
61A 外面
61a 支柱用凸部
61b 支柱用凹部
Claims (4)
- 所定角度間隔毎に内方へ向けて突出する複数の突出歯部(1a)を有する輪状ステータ体(1)と、前記輪状ステータ体(1)の両面に一体又は別体で設けられた絶縁カバー部材(3)と、前記絶縁カバー部材(3)を介して前記各突出歯部(1a)に巻回されたステータ巻線(2)と、前記輪状ステータ体(1)の両面に設けられ前記ステータ巻線(2)を覆うための第1、第2輪状保護カバー(5,6)と、よりなるレゾルバステータ構造において、
前記第1、第2輪状保護カバー(5,6)に設けられ前記輪状ステータ体(1)の軸方向(B)に沿って延設された複数の第1、第2支柱(51,61)と、前記各支柱(51,61)に設けられた支柱用凸部(61a)又は支柱用凹部(61b)と、前記絶縁カバー部材(3)に設けられたカバー用凸部(4c)又はカバー用凹部(4b)と、を用い、
前記第1、第2輪状保護カバー(5,6)を前記輪状ステータ体(1)に装着する際、前記第1、第2支柱(51,61)は前記各突出歯部(1a)間のスロット(2A)内に挿入されると共に、前記支柱用凸部(61a)又は支柱用凹部(61b)が前記カバー用凹部(4b)又はカバー用凸部(4c)に係合することにより、前記第1、第2支柱(51,61)は前記ステータ巻線(2)に対して非接触状態で位置決めされることを特徴とするレゾルバステータ構造の組立方法。 - 前記カバー用凸部(4c)又はカバー用凹部(4b)は、前記各突出歯部(1a)間に形成された渡りピン(4)の内面(4a)に形成されていることを特徴とする請求項1記載のレゾルバステータ構造の組立方法。
- 前記支柱用凸部(61a)又は支柱用凹部(61b)は1個であり、前記カバー用凹部(4b)又はカバー用凸部(4c)は1個であることを特徴とする請求項1又は2記載のレゾルバステータ構造の組立方法。
- 前記支柱用凸部(61a)又は支柱用凹部(61b)は複数個であり、前記カバー用凹部(4b)又はカバー用凸部(4c)は複数個よりなることを特徴とする請求項1ないし3の何れか1項に記載のレゾルバステータ構造の組立方法。
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