JP5992181B2 - 二重容器の製造方法および二重エアゾール容器 - Google Patents
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Description
本発明は、安定して並列した収納部を有する二重容器の製造方法および二重エアゾール容器を提供することを目的としている。
二重容器は、前記内部容器を外部容器内に収納することによって少なくとも2以上の独立し、かつ、並列した収納部に区画されていることが好ましい。
二重容器の内部容器内が並列した2以上の独立した空間に区画されているもの、あるいは、2以上の内部容器が外部容器内に並列して収容されているものが好ましい。
成形し、前記外部容器内で内プリフォームをブローして内部容器を成形してもよい。また、前記外部容器が合成樹脂製であって、外部容器用の外プリフォーム内に前記内プリフォームを収容し、前記内プリフォームを収容した外プリフォームを外部容器用金型に収容し、前記外プリフォームと前記内プリフォームとを同時にブローして外部容器と内部容器とを成形しても良い。
このような二重エアゾール容器であって、前記内部容器の上端に開口フランジ部が形成されており、前記保持部の内面に段部が形成されており、前記開口フランジ部と段部とが係合することにより内部容器を支持するものが好ましい。
二重容器の内部容器内が並列した2以上の独立した空間に区画されている場合、一つのプリフォームで成型でき、取り扱いが容易である。一方、2以上の内部容器が外部容器内に並列して収容されている場合、2つの内容物を充填した後、それぞれを密閉しやすい。
本発明の製造方法であって、外部容器が合成樹脂製であり、外部容器用の外プリフォーム内に前記内プリフォームを収容し、前記内プリフォームを収容した外プリフォームを外部容器用金型に収容し、外部容器用金型内で外プリフォームをブローして外部容器を成形し、前記外部容器内で内プリフォームをブローして内部容器を成形する場合、同一工程で外部容器および内部容器を成型することができる。
さらに、前記外プリフォームの開口部に連結され、内プリフォームの開口部を保持するホルダーを介して前記外プリフォーム内に内プリフォームを収容する場合、内プリフォー
ムを安定して外プリフォーム内に保持でき、また、内プリフォーム同士および外プリフォームとの間にブローする空間を確保することができ、内プリフォームを安定した形状にブロー成型することができる。
一方、第2の態様において、前記外部容器が合成樹脂製であって、前記外プリフォームの開口部に連結され、内プリフォームの開口部を保持するホルダーを介して前記外プリフォーム内に内プリフォームを収容し、前記内プリフォームを収容した外プリフォームを外部容器用金型に収容し、外部容器用金型内で外プリフォームをブローして外部容器を成形し、前記外部容器内で内プリフォームをブローして内部容器を成形する場合、同一工程で外部容器および内部容器を成型することができる。
このような二重エアゾール容器であって、前記内部容器の上端に開口フランジ部が形成されており、前記保持部の内面に段部が形成されており、前記開口フランジ部と段部とが係合することにより内部容器を支持する場合、内部容器の開口フランジ部より下方の部位をブロー成型で成形することができ、エアゾールバルブを取り付ける開口部は射出成型によるプリフォームの形状を保つことができるため、寸法のバラつきがほとんどなく、エアゾールバルブを安定して取り付けることができる。
前記内部容器を複数備えている場合、種類の異なる内容物を収納することができる。
この二重エアゾール容器10aは、外部容器用の外プリフォーム内に内部容器用の内プリフォームを収容し、その後それらを外部容器用金型に収容して、外部容器および内部容器をブロー成型して製造される。
この外部容器11は、ポリエチレンテレフタレート、ナイロン、ポリプロピレンなどの合成樹脂からなり、透光性を持たせてもよい。また、その内面および/または外面に噴射剤の透過を防止するために炭素やシリカを蒸着してもよい。
する。つまり、二つの内部容器12の胴部12bの平面部同士を相対させると、全体として外部容器11の内面と同じ形状の円筒状となる。同様に、底部12aも胴部12bの下端を閉じるように略半円状となる。さらに、肩部12cは、胴部12bの上端と首部12dの下端を閉じるように内側と外側の角度が異なる。
この内部容器12は、ポリエチレンテレフタレート、ナイロン、ポリエチレン、ポリプロピレンなどの合成樹脂からなる。
挿入部13aは、外部容器11の口部11dの内面に沿って挿入される部位であり、外周面に上下方向に延びる外溝21が複数個環状に形成されている。
係合フランジ部13bは、外部容器11の口部11dの上面に当接する部位であり、その下面に半径方向に延びる連通溝22が複数本環状に形成されている。この連通溝22は、挿入部13aの外溝21と連続している。また係合フランジ部13bの上面には、円形の凹部13dが形成されている。
保持部13cは、内部容器12の首部12dを通す下部孔23aと、その下部孔23aより拡径した上部孔23bとからなり、下部孔23aと上部孔23bとの間に段部24が形成される。また、段部24は、リング状の支持部24aと、その支持部の外周に形成された環状溝24bとからなる。保持部13cの上端には、その上部孔23bから拡径するように形成され、後述する天面ガスケット26(図1参照)を支持する環状のシール保持部23cが形成されている。
上面15aは、ホルダー13の凹部13dに沿うように凹んだ凹部25aが形成されており、この凹部25aにエアゾールバルブ14のステム14bを通す貫通孔25bが2つ形成されている。また、図1に戻って、凹部25aの下面とエアゾールバルブ14のカバー14eとの間にエアゾールバルブ14とホルダー13との間をシールする環状の天面ガスケット26が設けられている。
側壁部15bは、外部容器11の開口部11eおよびホルダー13の係合フランジ部13bの外周に沿って設けられている。特に、開口部11eのO−リング16と側壁部15bとが当接することにより、外部容器11とホルダー13との間がシールされる。側壁部15bの下端は、外部容器11の開口部11eの下面に向かってカシメつけられてカバーキャップ15は外部容器11に固着される。
具体的には、図2aに示すように、外部容器用の外プリフォーム31と、内部容器用の内プリフォーム32を準備する。外プリフォーム31は、底部31a、胴部31b、口部31cを有する円筒状のものであり、口部31cが半径方向外側に突出するように肉厚に形成されている。また、口部31cの外周には、外部容器11を形成した後、O−リングを固定するための環状の溝部が形成されている。内プリフォーム32は、底部32a、胴部32b、口部32cを有する円筒状のものであり、口部32cが半径方向外側に突出するように肉厚に形成されている。
次いで、ホルダー13の係合フランジ部13bを外プリフォーム31の口部31cの上面と当接させて、ホルダー13を外プリフォーム31内に挿入する。その後、内プリフォームの口部32cをホルダー13の支持部24aに支持させることにより内プリフォーム32を外プリフォーム31内に挿入する。このとき、内プリフォーム32は外プリフォーム31内で吊るされた状態となり、外プリフォームとの間および2つの内プリフォームの間に隙間が確保される。このようにして内プリフォーム32を収容した外プリフォーム31を外部容器用金型17に挿入する。しかし、予め内プリフォーム32をホルダー13に保持させた状態で、ホルダー13を外プリフォーム31の開口部に連結してもよい。
外部容器用金型17の開口部内面には、外プリフォームの口部31cの外方に突出した開口部11eと係合できるように段部17aが形成されている。この段部17aによって外プリフォーム31は支持される。また、外部容器金型17の開口部内面には、ホルダー13の連通路22と外部とが連通できるようにスリット17bが形成されている。
外部容器用金型17を外すことにより、外部容器11およびホルダー13に保持された2つの内部容器12が得られる。
ここでは、外プリフォーム31および内プリフォーム32を別々に連続してブローしているが、内プリフォーム32の口部32cからエアーを注入して、内プリフォーム32および外プリフォーム31を同時に膨張させてもよい。この場合、ブロー用通路は必要がない。しかし、後述するように加圧剤をアンダーカップ充填するためにブロー用通路を残してもよい。
15を下方に押圧して深く被せて側壁部15bの下端をカシメてエアゾール製品10が完成する。第1内容物A1および第2内容物A2は、加圧剤Pを充填し、側壁部15bの下端をカシメてから、エアゾールバルブ14のステム14bから充填してもよい。
なお、前記第1内容物および第2内容物としては、たとえば、酸化染料を含有する第1剤と酸化剤を含有する第2剤とからなる2液式染毛剤などのように、2液を混合することにより有効成分の効果が得られる2液反応製剤があげられる。前記加圧剤としては、たとえば、窒素、炭酸ガス、亜酸化窒素、圧縮空気などの圧縮ガスや、液化石油ガス、ジメチルエーテル、ハイドロフルオロオレフィンなどの液化ガスがあげられる。
この二重エアゾール容器40aも、図1と同様に外部容器用の外プリフォーム内に内部容器用の内プリフォームを収容し、その後それらを外部容器用金型に収容して、それぞれをブロー成型して製造する。一方、内部容器(内プリフォーム)をホルダーで保持させず、内部容器(内プリフォーム)の開口フランジ部を外部容器(外プリフォーム)の上端に支持させている。
45の全体を上下方向に貫通する孔からなる2つのバルブ保持部54が形成されている。バルブホルダー45のフランジ部52は、内部容器42の開口フランジ部42eを介して外部容器41の開口部11eの上面に配置される。挿入部51は内部容器42の首部42dの内面に沿って挿入され、下面には内部容器42の隔壁42fと係合してそれぞれの収納部を閉じる係合溝56が形成されている。バルブホルダー45のマウント部53の上端には、バルブホルダー45とカバーキャップ46との間をシールするシール材55が設けられている。
バルブ保持部54は、エアゾールバルブ44を挿入して保持する部位であり、上筒部54aと、その上筒部54aより縮径した下筒部54bと、上筒部54aの下端と下筒部54bの上端とを連続する環状段部54cとを有している。上筒部54aはエアゾールバルブ44のハウジング14aを受け入れ、環状段部54c(下筒部54bの上端)がそのハウジング14aを支持する。環状段部54cは、エアゾールバルブ44を支持すると共に、エアゾールバルブ44のシール部材47と係合する。2つのバルブ保持部54は、バルブホルダー45の中心を軸に相対するように形成されている。
具体的には、図7aに示すように、外部容器用の外プリフォーム61と、内部容器用の内プリフォーム62を準備する。外プリフォーム61は、図2の外プリフォーム31と実質的に同じものであり、底部31a、胴部31b、口部31cを有する。内プリフォーム62は、中央に隔壁62aを有し、胴部32bの上部に上下に延びる溝62b(内部容器の溝42fに相当)が環状に形成されていること以外は、図2の内プリフォーム32と実質的に同じものであり、底部32a、胴部32b、口部32cを有する。
この外プリフォーム61の口部31cに内プリフォーム62を挿入する。このとき、内プリフォーム62の口部32cが外プリフォーム61の口部31cの上面と係合し、内プリフォーム62が支持される。
外部容器用金型17を外すことにより、外部容器41およびその内部に収容された内部容器42が成形される。
このようにして製造される外部容器41および内部容器42は、図1のエアゾール製品10と同様にして内容物を充填し、アンダーカップ充填法により加圧剤が充填される。
この実施形態では、図7aに示すように、1つの内部容器42を用いているが、図7b
に示すように、断面形状が半円状の2つの内プリフォーム62を合わせた状態で外プリフォーム61に挿入してブロー成型してもよい。この場合、図5のエアゾール容器40aにおいて内部容器42が2つとなる。
このエアゾール容器70aは、成形した外部容器11内に内部容器用の内プリフォームを挿入してブロー成型することによって製造される。
しかし、ホルダー71を用いて図1の形態のように外プリフォームおよび内プリフォームから製造してもよい。
挿入部71aは、外部容器11の口部11dの内面に沿って挿入される部位であり、外周面にO−リング75を保持するための環状溝76が形成されている。外溝を備えていない点、環状溝76が形成されている点を除けば、図3のホルダー13の挿入部13aと実質的に同じものである。
係合フランジ部71bは、外部容器11の口部11dの上面に当接する部位であり、上面に円形の凹部13dが形成されている。連通溝22を備えていない点以外は、図3のホルダー13の係合フランジ部13bと実質的に同じである。
保持部71cは、図3のホルダー13の保持部13cと実質的に同じであり、下部孔23a、上部孔23b、段部24を備えている。
ガス充填バルブ71dは、常時閉じられており、下方に押すことによって開放される公知のバルブ機構を有する加圧剤を充填するためのものである。
位置決め突起71eは、上方に突出した柱状の突起である。製造工程において、回転しながら送られるホルダー71を取り付けた外部容器および内部容器を、製造装置側に設けられた係合片と係合させることによって、常時同じ向きにするためのものである。
外部容器11および内部容器用の内プリフォーム32を準備する。外部容器11は、従来公知の製法(例えば、合成樹脂の場合、ブロー成型または射出成形等、金属製の場合、インパクト成形等)で成形される。内プリフォーム32は、図2の内プリフォーム32と実質的に同じものである。
次いで、ホルダー71を外部容器11の口部11d内に挿入し、ホルダー81の保持部71cに内プリフォーム32を挿入する。このとき、内プリフォームの口部32cを保持部71cの段部24(支持部)に支持させる。しかし、ホルダー81の保持部71cに内プリフォーム32を挿入してから、ホルダー71を外部容器11の口部11d内に挿入し連結してもよい。
この状態で、内プリフォーム32を加温し、2つの内プリフォーム32の口部32cからエアーを同時に注入して内部容器12をブロー成型する。図1の場合と同様に内部容器12は、外部容器11の内面と他方の内部容器12と当接しながら形成されるため、底部、胴部、肩部は回転対称の形状とはならない。
このエアゾール容器の製造方法も、内部容器12の成形と同時に、内部容器12を外部容器11内に収納させることができるため、内部容器12の外部容器11への挿入工程を省くことができ、エアゾール製品の製造が簡易になる。また、内部容器12の容積を大きくすることができる。
このように構成されているため、図11bのように内プリフォーム32をブロー成型するとき、内プリフォーム32は、外部容器11の内面と、ホルダーの隔壁82と当接するように膨張する。そのため、2つの内部容器12の形状を安定させることができる。このような隔壁は、図1のホルダー13に設けてもよい。しかし、外プリフォーム31内に挿入させる必要があるため、隔壁は低いものとなり、その効果は若干劣る。
このように本発明は、収納部を3つ以上備えていてもよい。また、例えば、図1の内部容器を3つと保持部を3つ備えたホルダーを用いるなど、3つ以上の内部容器を備えるようにしてもよい。その場合も、外部容器内で内プリフォームをブロー成型することによって製造することができる。
本実施形態では、多層容器をエアゾール容器として用いているが、それぞれの収納部(内部容器)にポンプバルブを設けることによってポンプ容器とすることもできる。
この二重エアゾール容器90aは、外部容器用の外プリフォーム内に外プリフォームの開口部に連結されるホルダーに保持させた内部容器用の内プリフォームを収容し、その後それらを外部容器用金型に収容して、外部容器および内部容器をブロー成型して製造され
る。しかし、外部容器内にホルダーに保持させた内プリフォームを収容し、外部容器内で内部容器をブロー成型してもよい。
この内部容器92は、ポリエチレンテレフタレート、ナイロン、ポリエチレン、ポリプロピレンなどの合成樹脂からなる。
ホルダー93は、外部容器91内に挿入される挿入部93aと、その上端に形成された半径方向外側に突出した係合フランジ部93bと、全体を上下方向に貫通する1つの保持部93cとからなる。ホルダー93は、保持部93cが一つであること以外は、図1のホルダー13と実質的に同じである。
カバーキャップ95は、ホルダー93を覆うように1つのエアゾールバルブ94をホルダー93に固定し、かつ、ホルダー93を外部容器91に固着するものである。カバーキャップ95は、上面95aに1つのエアゾールバルブ94のステム94bを通す貫通孔95bを一つ有している以外は、図1のカバーキャップ15と実質的に同じである。
具体的には、図2の外部容器用の外プリフォーム31と、内部容器用の内プリフォーム32を準備する。次いで、内プリフォームの口部32cをホルダー13の保持部93cに支持させ、内プリフォーム32を外プリフォーム31内に挿入し、外プリフォーム31の口部31cの上面とホルダー93の係合フランジ部93bを当接させて、外プリフォーム31内にホルダー93を挿入する。これにより内プリフォーム32は外プリフォーム31内で吊るされた状態で収容される。そして、内プリフォーム32を収容した外プリフォーム31を図2の外部容器用金型17に挿入する。
このように成形されたエアゾール容器90aは、アンダーカップ充填により加圧剤を充填し、エアゾールバルブから内部容器内の空気を排出した後で内容物を充填することができる。
ここでは外部容器91および内部容器92を同一工程で連続的に成形する製造方法を開示したが、例えば、図9のように外部容器91のみを先に生産し、その後、内部容器92を製造するようにしてもよい。
10a エアゾール容器
11 外部容器
11a 底部
11b 胴部
11c 肩部
11d 口部
11e 開口部
11f 環状溝
12 内部容器
12a 底部
12b 胴部
12c 肩部
12d 首部
12e 開口フランジ部
13 ホルダー
13a 挿入部
13b 係合フランジ部
13c 保持部
13d 凹部
14 エアゾールバルブ
14a ハウジング
14b ステム
14c ステムラバー
14d バネ
14e カバー
14f フランジ部
14g 連結部
15 カバーキャップ
15a 上面
15b 側壁部
16 O−リング
17 外部容器金型
17a 段部
17b スリット
21 外溝
22 連通溝
23a 下部孔
23b 上部孔
23c シール保持部
24 段部
24a 支持部
24b 環状溝
25a 凹部
25b 貫通孔
26 天面ガスケット
27 シール材
28 ディップチューブ
31 外プリフォーム
31a 底部
31b 胴部
31c 口部
32 内プリフォーム
32a 底部
32b 胴部
32c 口部
40 二重エアゾール製品
40a エアゾール容器
41 外部容器
41a 底部
42 内部容器
42a 底部
42b 胴部
42c 肩部
42d 首部
42e 開口フランジ部
42f 隔壁
42g 溝
42x、42y、42z 収納部
43 バルブアッセンブリ
44 エアゾールバルブ
45 バルブホルダー
45a シール材
46 カバーキャップ
46a バルブ固定部
46b 固着部
47 シール部材
48 二重エアゾール製品
48a エアゾール容器
49 シール材
51 挿入部
52 フランジ部
53 マウント部
54 バルブ保持部
54a 上筒部
54b 下筒部
54c 環状段部
56 係合溝
61 外プリフォーム
62 内プリフォーム
62a 隔壁
62b 溝
65 内プリフォーム
70 二重エアゾール製品
70a エアゾール容器
71 ホルダー
71a 挿入部
71b フランジ部
71c 保持部
71d ガス充填バルブ
71e 位置決め突起
75 O−リング
76 環状溝
80 エアゾール製品
80a エアゾール容器
81 ホルダー
82 隔壁
85 エアゾール容器
86 内部容器
87 バルブアッセンブリ
88 バルブホルダー
88a バルブ保持部
89 カバーキャップ
90 二重エアゾール製品
90a 二重エアゾール容器
91 外部容器
92 内部容器
92a 底部
92b 胴部
92c 肩部
92d 首部
92e 開口フランジ部
93 ホルダー
93a 挿入部
93b 係合フランジ部
93c 保持部
94 エアゾールバルブ
95 カバーキャップ
95a 上面
95b 貫通孔
A1 第1内容物
A2 第2内容物
P 加圧剤
Claims (10)
- 外部容器と、
その内部に収容され、可撓性を有する合成樹脂製の内部容器とからなる二重容器の製造方法であって、
前記外部容器の開口部に連結され、内部容器用の内プリフォームの開口部を直接保持するホルダーを介して前記外部容器内に内プリフォームを収容し、
前記外部容器内で内プリフォームをブロー成型して内部容器を成形する、
二重容器の製造方法。 - 前記内部容器を外部容器内に収納することによって少なくとも2以上の独立し、かつ、並列した収納部に区画されている、
請求項1記載の二重容器の製造方法。 - 前記2以上の内部容器が外部容器内に並列して収容されている、
請求項1記載の二重容器の製造方法。 - 前記外部容器が合成樹脂製であって、
外部容器用の外プリフォーム内に前記内プリフォームを収容し、
前記内プリフォームを収容した外プリフォームを外部容器用金型に収容し、
外部容器用金型内で外プリフォームをブローして外部容器を成形し、
前記外部容器内で内プリフォームをブローして内部容器を成形する、
請求項1記載の二重容器の製造方法。 - 前記外部容器が合成樹脂製であって、
外部容器用の外プリフォーム内に前記内プリフォームを収容し、
前記内プリフォームを収容した外プリフォームを外部容器用金型に収容し、
前記外プリフォームと前記内プリフォームとを同時にブローして外部容器と内部容器とを成形する、
請求項1記載の二重容器の製造方法。 - 前記内部容器の開口部にバルブを連結し、
前記外部容器の開口部を閉じる、
請求項1〜5いずれか記載の二重容器の製造方法。 - 前記バルブがエアゾールバルブである、
請求項6記載の二重容器の製造方法。 - 外部容器と、
その内部に収容され、可撓性を有する合成樹脂製の内部容器と、
その内部容器に連結されるエアゾールバルブと、
外部容器の開口部を閉じるカバーキャップとからなる二重エアゾール容器であって、
前記外部容器の開口部に、内部容器を直接支持する上下に貫通する保持部を備えたホルダーを有し、
前記ホルダーが、外部容器と内部容器との間の空間と外部とを連通するブロー用通路を備えている
二重エアゾール容器。 - 前記内部容器の上端に開口フランジ部が形成されており、
前記保持部の内面に段部が形成されており、
前記開口フランジ部と段部とが係合することにより内部容器を支持する、
請求項8記載の二重エアゾール容器。 - 前記内部容器を複数備えた、
請求項8記載の二重エアゾール容器。
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