JP5991927B2 - 曲げ加工機における撓み補正装置および撓み補正方法 - Google Patents

曲げ加工機における撓み補正装置および撓み補正方法 Download PDF

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Description

本発明は、プレスブレーキ等の板状のワークを曲げ加工する加工機における撓み補正装置および撓み補正方法に関し、特に、クラウニングシリンダを配置した撓み補正において、メインシリンダに対するクラウニングシリンダの圧力比を高くして、十分な撓み補正量を確保することができる撓み補正装置および撓み補正方法に関するものである。
一般に、従来のプレスブレーキ等の板状のワークを曲げ加工する加工機においては、下部テーブルに設けられたダイ(下型)と上部テーブルに設けられたパンチ(上型)とを有し、左右のメインシリンダにより、上部テーブルを下部テーブルに対して移動させ、ワークを、ダイとパンチとによって挟み込み、パンチの押し込み量(ストローク量)だけを押し込んでベンディング加工を行うようになっている。
ここで、この折り曲げ動作の際、パンチとダイとの間に介在するワークを介して、上部テーブルと下部テーブルは互いに加圧反力を受けるので、上部テーブル自体と下部テーブル自体とに上下方向に僅かではあるが撓みが発生する。
そして、上部テーブルと下部テーブル自体の撓み量は、ワークの曲げ幅方向に対して均一でなく、ワークが介在する付近では、ワークの無い付近に比して大きいため、正面視で上部テーブルとパンチでは下面が凹状に変形し、下部テーブルとダイでは上面が凹状に変形する。
上部テーブルとパンチの下面の凹状変形と、下部テーブルとダイの上面の凹状変形は、ダイに対するパンチの突込み量を減少させるので、曲げ角度は所望値よりも過大となって、曲げ角度はワークの曲げ幅方向にわたり均一な断面形状とならず、所望の通り角度が得られない。
そこで、上部・下部テーブル自体の撓みによる凹状変形を解消して上部テーブルおよびパンチの下面と、下部テーブルおよびダイの上面をワークの曲げ幅方向で直線に維持する必要が生じている。
このため、従来では、上部テーブルの左右部を昇降させる左右それぞれのメインシリンダの他に、下部テーブルの左右中央線を挟んでこの中央線の付近に左右のクラウニングシリンダ(撓み補正シリンダ)を配置した撓み補正機溝を有する曲げ加工機が提案されている。
これによれば、左右の撓み補正用のクラウニングシリンダは下部テーブルの中央部付近を上方へ凸状に曲げるように作用しているため、下部テーブルとダイの上面の凹状の変形は、下部テーブルのこの凸状変形により相殺されて下部テーブルおよびダイの上面及び、上部テーブルおよびパンチの下面の直線が維持されることになる。
従来のクラウニングシリンダを配置した撓み補正の一方法としては、以下のような方法があった。
すなわち、曲げ幅、曲げ位置を主体とするデータに基づき、加工仕様データによる折曲げ加工で撓み補正用のクラウニングシリンダに供給すべきクラウニングシリンダ圧力を算定するための比例係数を演算により求め、この比例係数と折曲げ加工中に検出された左右のテーブル昇降シリンダの昇降シリンダ圧力とから補正用のクラウニングシリンダ圧力を算定し、それに基づいてクラウニングシリンダを制御するようにしていた(特許文献1)。
そして、上部テーブルを上下させる左右のメインシリンダの圧力に応じて下部テーブルに取り付けられた、クラウニングシリンダの圧力を、以下の式のように変化させる。

クラウニングシリンダ指令圧力 = 比例係数α × メインシリンダ加圧力(P1+P2)

ここで、比例係数αは、材料の曲げ長さ、曲げ位置の条件によって予め計算され決定している。つまり、クラウニングシリンダの圧力は、曲げ荷重に比例してリアルタイムに変化するようになっている。
また、従来の撓み補正の他の方法としては、以下のような方法があった。
固定くさびに対して2個の可動くさびを上下に接して設けたくさび機構部を、モーターからなる往復動機構部により駆動し、プレスブレーキの上部・下部テーブルの撓みを補正するようにしていた(特許文献2)。
特開平5−329549号公報 特開2000−71071号公報
しかしながら、上記従来の撓み補正方法では、以下のような問題点があった。
すなわち、上記クラウニングシリンダを配置した撓み補正方法においては、比例係数αを大きな値に設定できないため、撓み補正量が不足して所望の通り角度が得られないと言う問題点があった。
この問題点について、図7を参照して以下に説明する。図7は、従来の撓み補正方法におけるクラウニング制御システムの等価ブロック図である。
図7において、x:メインシリンダ圧力の初期値、α:曲げ長さ、曲げ位置から算出される比例係数、Kc:クラウニングシリンダ圧力がメインシリンダ圧力に影響を及ぼす割合(機械剛性による係数)、y:クラウニングシリンダによるメインシリンダ圧力の増加量となっている。
図7に示すように、クラウニングの加圧力は、スライドを上下させる左右のメインシリンダ加圧力に比例して上昇し、かつ、加圧している最中は、クラウニングシリンダの加圧力が高くなると、反力によってメインシリンダの加圧力が上昇してしまい、クラウニングシリンダの加圧力とメインシリンダの加圧力とが発散状態となる。つまり、このシステムは、正帰還ループになっている。
上記発散状態についてより詳しく説明すると、図7のブロック図の伝達関数は、
Figure 0005991927
伝達関数が負にならない条件により、αの範囲を算出すると、
Figure 0005991927
Kc は正の値なので、
Figure 0005991927
このように、Kcが大きくなると、αを小さくしなければならない。
ここで、Kcは機械剛性によるものなので、容易に小さくはできず、よって、比例係数αの設定には限界がある。
つまり、曲げ力に対して、クラウニングシリンダ圧力の割合を大きくすることができないので、場合によっては撓み補正量が不足し、所望の通り角度が得られないこととなってしまった。
また、上記加圧する前にクサビを動作させるくさび機構部を配置した撓み補正の方法においては、以下のような問題点があった。
すなわち、曲げている過程においては、所望の通り角度は得られない、材料の板厚や抗張力が変化すると、加圧力が変化してしまい、所望の通り角度が得られない、加圧する前にクサビを動作させると、上下テーブル間距離が変化するため、材料を挟み込むスライドの位置が変化してしまう、等の問題点があった。
本発明は上述の問題を解決するためのものであり、請求項1に係る発明は、上型を取付けた上部テーブルおよび下型を取付けた下部テーブルのいずれか一方が、前記下部テーブルあるいは上部テーブルに設けられたメインシリンダにより昇降動作され、それにより前記上型と下型とに挟まれたワークの曲げ加工を行う加工機において、前記ワークの曲げ加工の際に、前記上部テーブルおよび下部テーブルの上下方向の撓みを補正する撓み補正装置であって、
前記上部テーブルと下型の変形および前記下部テーブルと上型の変形を解消するために前記上部テーブルおよび下部テーブルのいずれか一方に設けられた撓み補正シリンダと、
前記撓み補正シリンダを駆動するための駆動機構と、
前記メインシリンダの加圧力を検出する圧力検出手段と、
以下の(A)〜(D)の工程処理を制御する制御手段と、を有する撓み補正装置である。
(A)加工仕様データに基づいて前記撓み補正シリンダの加圧力を算定するための比例係数を算出する工程と、
(B)前記工程(A)において算出された比例係数が、前記撓み補正シリンダの加圧力と前記メインシリンダの加圧力とが発散した状態とならない比例係数の発散限界しきい値を超えたか否かを判定する工程と、
(C)前記工程(B)において、前記比例係数が前記発散限界しきい値を超えた場合、前記比例係数が前記発散限界しきい値を超えた分の割合を、前記加工仕様データに基づいて算出した理論曲げ荷重に乗算した乗算値を前記撓み補正シリンダの加圧力に加算して新たな撓み補正シリンダ加圧力とする工程と、
(D)前記工程(C)において算出された新たな撓み補正シリンダ加圧力により前記撓み補正シリンダを駆動する工程。
請求項2に係る発明は、前記加工仕様データが、前記ワークの板厚および材質、前記下型および上型に対する前記ワークの曲げ幅方向での曲げ位置および金型情報からなることを特徴とする請求項1に記載の撓み補正装置である。
請求項3に係る発明は、前記メインシリンダが、前記上部テーブルの長手方向の両側にそれぞれ設けられ、前記撓み補正シリンダが、前記下部テーブルにおける前記ワークの曲げ幅方向の両側にそれぞれ設けられていることを特徴とする請求項1あるいは2に記載の撓み補正装置である。
請求項4に係る発明は、前記撓み補正シリンダの加圧力が、前記圧力検出手段により検出された前記メインシリンダの加圧力に所定の係数を乗算して求められることを特徴とする請求項1あるいは2に記載の撓み補正装置である。
請求項5に係る発明は、上型を取付けた上部テーブルおよび下型を取付けた下部テーブルのいずれか一方が、前記下部テーブルあるいは上部テーブルに設けられたメインシリンダにより昇降動作され、それにより前記上型と下型とに挟まれたワークの曲げ加工を行うにあたり、前記上部テーブルと下型の変形および前記下部テーブルと上型の変形を解消するために前記上部テーブルおよび下部テーブルのいずれか一方に設けられた撓み補正シリンダと、前記撓み補正シリンダを駆動するための駆動機構と、前記メインシリンダの加圧力を検出する圧力検出手段と、制御装置と、を有し、前記制御装置の制御の基で、前記ワークの曲げ加工を行う加工機において、前記ワークの曲げ加工の際に、前記上部テーブルおよび下部テーブルの上下方向の撓みを補正する撓み補正方法であって、
(A)前記制御装置により、加工仕様データに基づいて前記撓み補正シリンダの加圧力を算定するための比例係数を算出する工程と、
(B)前記制御装置により、前記工程(A)において算出された比例係数が、前記撓み補正シリンダの加圧力と前記メインシリンダの加圧力とが発散した状態とならない比例係数の発散限界しきい値を超えたか否かを判定する工程と、
(C)前記制御装置により、前記工程(B)において、前記比例係数が前記発散限界しきい値を超えた場合、前記比例係数が前記発散限界しきい値を超えた分の割合を、前記加工仕様データに基づいて算出した理論曲げ荷重に乗算した乗算値を前記撓み補正シリンダの加圧力に加算して新たな撓み補正シリンダ加圧力とする工程と、
(D)前記制御装置により、前記工程(C)において算出された新たな撓み補正シリンダ加圧力により前記撓み補正シリンダを駆動する工程と、を有する撓み補正方法である。
請求項6に係る発明は、前記加工仕様データが、前記ワークの板厚および材質、前記下型および上型に対する前記ワークの曲げ幅方向での曲げ位置および金型情報からなることを特徴とする請求項5に記載の撓み補正方法である。
請求項7に係る発明は、前記メインシリンダが、前記上部テーブルの長手方向の両側にそれぞれ設けられ、前記撓み補正シリンダが、前記下部テーブルにおける前記ワークの曲げ幅方向の両側にそれぞれ設けられていることを特徴とする請求項5あるいは6に記載の撓み補正方法である。
請求項8に係る発明は、前記撓み補正シリンダの加圧力が、前記圧力検出手段により検出された前記メインシリンダの加圧力に所定の係数を乗算して求められることを特徴とする請求項5あるいは6に記載の撓み補正方法である。
本発明によれば、クラウニングシリンダを配置した撓み補正において、メインシリンダに対するクラウニングシリンダの圧力比を高くして、十分な撓み補正量を確保でき、それにより、所望の通り角度を得ることができる。
本発明を実施した加工機(プレスブレーキ)の概略を示す全体正面図である。 図1に示したメインシリンダ11a、11bおよびクラウニングシリンダ13a、13bの流体圧制御機構の説明図である。 図1に示したプレスブレーキ7の制御装置15の概略構成を示すブロック図である。 図3に示した撓み補正装置による撓み補正動作のフローチャートである。 本願を実施した撓み補正方法におけるクラウニング制御システムの等価ブロック図である。 本願を実施した撓み補正方法におけるオフセットクラウニング制御システムの概略等価ブロック図である。 従来の撓み補正方法におけるクラウニング制御システムの概略等価ブロック図である。
図1は、本発明を実施した曲げ加工機(プレスブレーキ)の概略を示す全体正面図である。
図1に示すように、この曲げ加工機(プレスブレーキ)7は、下部テーブル9aに設けられた下型としてのダイ7aに対して、上部テーブル9bに設けられた上型としてのパンチ7bを、上部テーブル9bの長手方向の左右両側にそれぞれ設けられたメインシリンダ11a、11bによって上下にスライド動作させ、それにより、ダイ7aとパンチ7bとの間に搬入されたワークWを、ダイ7aとパンチ7bとによって曲げ加工するように構成されている。
そして、このプレスブレーキ7には、折り曲げ動作の際、パンチ7bおよびダイ7a間に介在するワークWを介して受ける加圧反力による上部テーブル9bとパンチ7bの下面の凹状変形及び、下部テーブル9aとダイ7aの上面の凹状変形を解消してこれら下面と上面をワークWの曲げ幅方向(図1の左右方向)で直線に維持するための撓み補正機構としてクラウニングシリンダ(撓み補正シリンダ)13a、13bが、ワークWの曲げ幅方向に沿って図1の左右両側に設けられている。
なお、メインシリンダ11a、11bおよびクラウニングシリンダ13a、13bの詳細な構成については、特開平5−329549号公報(特許文献1)等に記載されているので省略する。
また、プレスブレーキ7は、この加工機全体の制御をつかさどる制御装置15を有しており、その制御装置15には、所定画像の表示を行うと共に、オペレータからの指示を入力する入力表示部17が設けられている。
そして、制御装置15の制御の基に、入力表示部17により入力設定された曲げ加工動作に従い、後述する流体圧制御機構によりメインシリンダ11a、11bおよびクラウニングシリンダ13a、13bが駆動されて曲げ加工が行われるようになっている。
次に、メインシリンダ11a、11bおよびクラウニングシリンダ13a、13bの流体圧制御機構について説明する。
図2は、図1に示したメインシリンダ11a、11bおよびクラウニングシリンダ13a、13bの流体圧制御機構の説明図である。
図2に示すように、この流体圧制御機構は、駆動系として、メインシリンダ11a、11bのそれぞれに接続された調整弁19a、19bと、調整弁19a、19bのそれぞれを駆動するモーター21a、21bと、制御装置15よりD/A変換器23a、23bを介して送信された制御信号に基づいて、モーター21a、21bのそれぞれを制御するスライド制御アンプ25a、25bと、クラウニングシリンダ13a、13bに接続された調整弁27と、調整弁27を駆動するモーター29と、制御装置15よりD/A変換器31を介して送信された制御信号に基づいて、モーター29を制御するスライド制御アンプ33と、を有している。
また、この流体圧制御機構は、検出系として、メインシリンダ11aの上下圧力室内の圧力を検出する第1および第2の圧力センサー35a1、35a2と、メインシリンダ11bの上下圧力室内の圧力を検出する第3および第4の圧力センサー35b1、35b2と、クラウニングシリンダ13a、13bの圧力室内の圧力を検出する第5の圧力センサー35とを有しており、第1〜第5の圧力センサー35a1、35a2、35b1、35b2、35よりの検出信号は、A/D変換器37を介して制御装置15に入力されるようになっている。
さらに、メインシリンダ11a、11bには、それぞれスライド位置検出器39a、39bが設けられており、上部テーブル9bおよびパンチ7bのスライド位置を検出するようになっており、そのスライド位置検出信号は、それぞれ、カウンタ入力部41a、41bを介して制御装置15に入力されるようになっている。
上記構成により、制御装置15よりD/A変換器31を介して送信された制御信号に基づいたスライド制御アンプ33の制御のもとに、モーター29が調整弁27を駆動し、クラウニングシリンダ13a、13bのピストンロッドを例えば突出すると、下部テーブル9aの図2で左右方向(ワークWの曲げ幅方向)中央部付近での上縁は上方へ凸状に突出変形することになり、突出変形量は、クラウニングシリンダ13a、13bのピストンロッド35,37との結合部付近で最も大きい値となる。
ここで、メインシリンダ11a、11bの作動による折り曲げ動作の際、介在するワークWから上部テーブル9bと下部テーブル9aが受ける加圧反力により、上部テーブル9bとパンチ7bの下面と、下部テーブル9aとダイ7aの上面は凹状に変形するが、下部テーブル9aの凸状変形により、相殺できることになる。
図3は、図1に示したプレスブレーキ7の制御装置15の概略構成を示すブロック図である。
この制御装置15は、前述した第1〜第5の圧力センサー35a1、35a2、35b1、35b2、35およびスライド位置検出器39a、39bよりの検知結果に基づいて、メインシリンダ11a、11bおよびクラウニングシリンダ13a、13bの流体圧制御を行う撓み補正装置の制御手段としても機能するようになっている。
図3に示すように、プレスブレーキ7の制御装置15は、ROM43およびRAM45がバスを介して接続されたCPU47を有しており、CPU47には、上述した入力表示部17およびD/A変換器23a、23b、31およびA/D変換器37およびカウンタ入力部41a、41bおよびデータベース49が接続されている。
ここでは、CPU47が、入力表示部17よりのオペレータからの設定や指示に従い、データベース49内のパンチやダイのデータおよび製品形状データや被加工部材(ワークW)のデータを用いると共に、ROM43よりのコンピュータプログラムに従ってRAM45を用いて、入力設定された曲げ加工動作を行うと共に、後述するように流体圧制御を行って撓み補正を行うようになっている。
次に、図4および図5を参照して撓み補正装置の動作について説明する。
図4は、図3に示した撓み補正装置による撓み補正動作のフローチャートであり、図5は、本願を実施した撓み補正方法におけるクラウニング制御システムの等価ブロック図である。
なお、この撓み補正動作は、上述したように、CPU47が、ROM43よりのコンピュータプログラムに従ってRAM45を用いて、図2に示した流体圧制御機構を制御して行うようになっている。
ここで、プレスブレーキ7の撓みとは、その折り曲げ動作の際、パンチとダイとの間に介在するワークを介して、上部テーブルと下部テーブルは互いに加圧反力を受けるので、上部テーブル自体と下部テーブル自体とに上下方向に生じる撓みである。
まず、撓み補正モードにおいて、図4のステップ101において、補正用のクラウニングシリンダ圧力を算定するための比例係数αを算出する。
すなわち、作業者によって入力表示部17から制御装置15へ入力されるか、あるいはデータベース49に記憶されたワークWの板厚や材質、パンチとダイに対するワークWの曲げ幅方向での曲げ位置、金型情報(曲げ角度、曲げ幅等)などの加工仕様データに基づいて、制御装置15の曲げ情報計算モジュール(CPU47)により、曲げ幅と曲げ位置の値に対応した比例係数α が算出される。
次に、ステップ103において、ステップ101において算出された比例係数αが、発散限界しきい値Lmtを超えたか否かが判定される。
ここで、発散限界しきい値αLmtとは、従来技術で説明したクラウニングシリンダ13の加圧力とメインシリンダ11の加圧力とが発散した状態とならない比例係数の限界値のことであり、実験パラメータとして前もって求められた値である。
すなわち、比例係数αが、発散限界しきい値Lmtを超えた場合は、従来技術で説明したように、クラウニングシリンダ13の加圧力が高くなると、反力によってメインシリンダ11の加圧力が上昇してしまい、クラウニングシリンダ13の加圧力とメインシリンダ11の加圧力とが発散状態となってしまう。
次に、ステップ103において比例係数αが、発散限界しきい値αLmtを超えたと判定された場合、ステップ105において、比例係数αが発散限界しきい値αLmtを超えた分の割合(α−αLmt)を板厚・材質・金型情報などの加工仕様データに基づいて予め算出した理論曲げ荷重BFに乗算して求められた乗算値が、クラウニングシリンダ13の加圧力に加算され、新たなクラウニングシリンダ13の加圧力とされる。
このステップ105の処理について図5を参照して詳しく説明する。
図5は、本願を実施した撓み補正方法におけるクラウニング制御システムの等価ブロック図である。
まず、第1〜第4の圧力センサー35a1、35a2、35b1、35b2によって検出されたメインシリンダ11a、11bの加圧力(F1+F2)に対し、係数αが乗算され、クラウニング加圧力指令Fcpとなる。
ここで、係数αは、曲げ長さや曲げ位置から算出されたクラウニングの比例係数をαとし、αを、α=α−αLmt(クラウニングの比例係数が発散限界しきい値αLmtを超えた割合)とした時に、αが0か0より小さい場合、αとなり、αが0より大きい場合、発散限界しきい値αLmtとなる値である。
次に、ワークWの板厚や材質および金型情報から算出された理論曲げ荷重BFに、α(クラウニングの比例係数が発散限界しきい値αLmtを超えた割合)が乗算され、クラウニング加圧力指令Fcoとなる。
そして、メインシリンダ11a、11bの加圧力(F1+F2)が、クラウニング加圧力指令(オフセット部)Fcoを有効にする閾値パラメータFctに対し等しいか大きい場合、スイッチ手段SWによって、クラウニング加圧力指令Fcpにクラウニング加圧力指令Fcoが加算される。なお、クラウニング加圧力指令Fcpにクラウニング加圧力指令Fcoが加算される効果については後述する。
また、メインシリンダ11a、11bの加圧力(F1+F2)が、クラウニング加圧力指令(オフセット部)Fcoを有効にする閾値パラメータFctより小さい場合、スイッチ手段SWによって、クラウニング加圧力指令Fcpに0が加算される。すなわち、クラウニング加圧力指令Fcpに何も加算されない。
次に、クラウニング加圧力指令Fcpあるいはクラウニング加圧力指令Fcpにクラウニング加圧力指令Fcoが加算された結果に、1/Ac(ここで、Acは、クラウニングシリンダ面積)が乗算されてクラウニング圧力指令とされ、そのクラウニング圧力指令に、クラウニングシリンダ13の第5の圧力センサー35よりの検出圧力結果が、A/D変換器37を介して減算され、その減算結果に、Kp(クラウニング圧力ループゲイン)が乗算され、その乗算結果が、D/A変換器31を介して駆動信号としてサーボアンプ33へ入力され、モーター29および調整弁27を介してクラウニングシリンダ13を動作させるようになっている。
次に、図5においてクラウニング加圧力指令Fcpにクラウニング加圧力指令Fcoが加算された効果について説明する。
まず、図5に示すように、メインシリンダ11a、11bの加圧力(F1+F2)が、クラウニング加圧力指令(オフセット部)Fcoを有効にする閾値パラメータFctに対し等しいか大きい場合、スイッチ手段SWによって、クラウニング加圧力指令Fcpに、ワークWの板厚や材質および金型情報から算出された理論曲げ荷重BFにクラウニングの比例係数が発散限界しきい値αLmtを超えた割合αが乗算されたクラウニング加圧力指令Fcoを加算することにより、メインシリンダ11とクラウニングシリンダ13の加圧力が発散することなく、加圧力比(クラウニングシリンダ加圧力 / メインシリンダ加圧力)を大きくすることができる。
ここで、加圧力比(クラウニングシリンダ加圧力 / メインシリンダ加圧力)を大きくすることができる理由について図6を参照して説明する。
図6は、本願を実施した撓み補正方法におけるオフセットクラウニング制御システムの概略等価ブロック図である。
図6において、Xを、メインシリンダ11の圧力の初期値とし、Yを、クラウニングシリンダ13によるメインシリンダ11の圧力の増加量とし、オフセット値(Offset値)を、理論曲げ荷重BFにクラウニングの比例係数が発散限界しきい値αLmtを超えた割合αが乗算された値とし、αを、比例係数とし、Kcを、クラウニングシリンダ13の圧力がメインシリンダ11の圧力に影響を及ぼす割合(機械剛性による係数)とすると、オフセット値(Offset値)は固定値となるので、
Figure 0005991927
となり、発散限界自体は従来と同じとなる。
一方、加圧力の比(クラウニングシリンダ加圧力 / メインシリンダ加圧力)は、
従来における加圧力の比が、
Figure 0005991927
本願発明の実施例における加圧力の比が、
Figure 0005991927
Figure 0005991927
すなわち、上記式から、加圧力の比である、クラウニングシリンダ加圧力 / メインシリンダ加圧力が従来における加圧力の比よりも大きくできることが判る。
これにより、曲げ力に対して、クラウニングシリンダ圧力の割合を大きくすることができるので、従来のように撓み補正量が不足することがなく、所望の通り角度が得られることとなる。
さらに、メインシリンダ11の加圧力が、予め設定しておいたしきい値(パラメータ)を超えたときに、オフセット値が加算されるようにしたので、材料がパンチとダイの間に挟みこむ前にクラウニングシリンダ13が動作しないこととなり、挟み込むスライドの位置が、クラウニングの指令によって変化しないようにすることも可能になる。
なお、上記ステップ103、105の処理は、ワークWの折曲げ動作と平行して行われる。
すなわち、上部テーブル9bを下部テーブル9aに対し平行に保ってダイ7a上にワークWを載置し、左右のメインシリンダ11a、11bに圧力流体を供給して上部テーブル9bを下降すると、ダイ7aとパンチ7bとによりワークWが次第に折曲げられ、左右のメインシリンダ11a、11bに現れる流体圧であるメインシリンダ加圧力(F1+F2)が圧力センサー35a、35bによって検出されてA/D変換器37を介して制御装置15に入力される。
制御装置15では、比例定数α と、上記検出されたメインシリンダ加圧力(F1+F2)に基づいて、左右のクラウニングシリンダ13a、13bのシリンダ圧力(クラウニング加圧力指令Fcp)が算出されるが、ここで、メインシリンダ11a、11bの加圧力(F1+F2)が、クラウニング加圧力指令(オフセット部)Fcoを有効にする閾値パラメータFctに対し等しいか大きい場合、スイッチ手段SWによって、クラウニング加圧力指令Fcpにクラウニング加圧力指令Fcoが加算される。
次に、図4に戻り、ステップ107において、ワークWの折曲げ動作において、ステップ105において算出された新たなクラウニングシリンダ13の加圧力によりクラウニングシリンダ13の駆動が行われる。
すなわち、制御装置15は、上述のように演算されたクラウニング加圧力指令に基づいて、D/A変換器31を介してスライド制御アンプ33を制御し、スライド制御アンプ33の制御のもとに、モーター29が調整弁27を駆動し、その圧力がクラウニングシリンダ13a、13bに供給される。
従って、ワークWの折り曲げ動作の際、介在するワークWから、上部テーブル9bが受ける加圧反力により上下方向に撓みが発生して下部テーブル9aとダイ7aでは上面が凹状に変形し、上部テーブル9bとパンチ7bでは下面が凹状に変形するが、左右のクラウニングシリンダ13a、13bの上記動作による下部テーブル9a、ダイ7aの上面の凸状変形によって上記加圧反力による凹状変形は相殺され、下部テーブル9aとダイ7aの上面及び、上部テーブル9bとパンチ7bの下面の直線性は維持される。これによりワークWの折り曲げ角度は、その曲げ幅方向全幅にわたって均一となる。
この発明は前述の発明の実施の形態に限定されることなく、下記のごとく適宜な変更を行うことにより、その他の態様で実施し得るものである。
本実施形態においては、メインシリンダを上部テーブルに設け、クラウニングシリンダを下部テーブルに設けた構成となっているが、これに限定されず、メインシリンダをクラウニングシリンダと共に下部テーブルに設けても良いし、メインシリンダを下部テーブルに設け、クラウニングシリンダを上部テーブルに設けても良い。
7 加工機(プレスブレーキ)
7a ダイ(下型)
7b パンチ(上型)
9a 下部テーブル
9b 上部テーブル
11 入力表示部
11a、11b メインシリンダ
13a、13b クラウニングシリンダ
15 制御装置
17 入力表示部
19a、19b 調整弁
21a、21b モーター
23a、23b、31 A/D変換器
25a、25b スライド制御アンプ
27 調整弁
29 モーター
33 スライド制御アンプ
33 サーボアンプ
35a1、35a2、35b1、35b2、35 圧力センサー
37 D/A変換器
39a、39b スライド位置検出器
41a、41b カウンタ入力部
49 データベース
47 CPU
BF 理論曲げ荷重
Fco クラウニング加圧力指令(オフセット部)
Fcp クラウニング加圧力指令
Fct 閾値パラメータ
Lmt 限界値
SW スイッチ手段
W ワーク

Claims (8)

  1. 上型を取付けた上部テーブルおよび下型を取付けた下部テーブルのいずれか一方が、前記下部テーブルあるいは上部テーブルに設けられたメインシリンダにより昇降動作され、それにより前記上型と下型とに挟まれたワークの曲げ加工を行う加工機において、前記ワークの曲げ加工の際に、前記上部テーブルおよび下部テーブルの上下方向の撓みを補正する撓み補正装置であって、
    前記上部テーブルと下型の変形および前記下部テーブルと上型の変形を解消するために前記上部テーブルおよび下部テーブルのいずれか一方に設けられた撓み補正シリンダと、
    前記撓み補正シリンダを駆動するための駆動機構と、
    前記メインシリンダの加圧力を検出する圧力検出手段と、
    以下の(A)〜(D)の工程処理を制御する制御手段と、を有する撓み補正装置。
    (A)加工仕様データに基づいて前記撓み補正シリンダの加圧力を算定するための比例係数を算出する工程と、
    (B)前記工程(A)において算出された比例係数が、前記撓み補正シリンダの加圧力と前記メインシリンダの加圧力とが発散した状態とならない比例係数の発散限界しきい値を超えたか否かを判定する工程と、
    (C)前記工程(B)において、前記比例係数が前記発散限界しきい値を超えた場合、前記比例係数が前記発散限界しきい値を超えた分の割合を、前記加工仕様データに基づいて算出した理論曲げ荷重に乗算した乗算値を前記撓み補正シリンダの加圧力に加算して新たな撓み補正シリンダ加圧力とする工程と、
    (D)前記工程(C)において算出された新たな撓み補正シリンダ加圧力により前記撓み補正シリンダを駆動する工程。
  2. 前記加工仕様データが、前記ワークの板厚および材質、前記下型および上型に対する前記ワークの曲げ幅方向での曲げ位置および金型情報からなることを特徴とする請求項1に記載の撓み補正装置。
  3. 前記メインシリンダが、前記上部テーブルの長手方向の両側にそれぞれ設けられ、前記撓み補正シリンダが、前記下部テーブルにおける前記ワークの曲げ幅方向の両側にそれぞれ設けられていることを特徴とする請求項1あるいは2に記載の撓み補正装置。
  4. 前記撓み補正シリンダの加圧力が、前記圧力検出手段により検出された前記メインシリンダの加圧力に所定の係数を乗算して求められることを特徴とする請求項1あるいは2に記載の撓み補正装置。
  5. 上型を取付けた上部テーブルおよび下型を取付けた下部テーブルのいずれか一方が、前記下部テーブルあるいは上部テーブルに設けられたメインシリンダにより昇降動作され、それにより前記上型と下型とに挟まれたワークの曲げ加工を行うにあたり、前記上部テーブルと下型の変形および前記下部テーブルと上型の変形を解消するために前記上部テーブルおよび下部テーブルのいずれか一方に設けられた撓み補正シリンダと、前記撓み補正シリンダを駆動するための駆動機構と、前記メインシリンダの加圧力を検出する圧力検出手段と、制御装置と、を有し、前記制御装置の制御の基で、前記ワークの曲げ加工を行う加工機において、前記ワークの曲げ加工の際に、前記上部テーブルおよび下部テーブルの上下方向の撓みを補正する撓み補正方法であって、
    (A)前記制御装置により、加工仕様データに基づいて前記撓み補正シリンダの加圧力を算定するための比例係数を算出する工程と、
    (B)前記制御装置により、前記工程(A)において算出された比例係数が、前記撓み補正シリンダの加圧力と前記メインシリンダの加圧力とが発散した状態とならない比例係数の発散限界しきい値を超えたか否かを判定する工程と、
    (C)前記制御装置により、前記工程(B)において、前記比例係数が前記発散限界しきい値を超えた場合、前記比例係数が前記発散限界しきい値を超えた分の割合を、前記加工仕様データに基づいて算出した理論曲げ荷重に乗算した乗算値を前記撓み補正シリンダの加圧力に加算して新たな撓み補正シリンダ加圧力とする工程と、
    (D)前記制御装置により、前記工程(C)において算出された新たな撓み補正シリンダ加圧力により前記撓み補正シリンダを駆動する工程と、を有する撓み補正方法。
  6. 前記加工仕様データが、前記ワークの板厚および材質、前記下型および上型に対する前記ワークの曲げ幅方向での曲げ位置および金型情報からなることを特徴とする請求項5に記載の撓み補正方法。
  7. 前記メインシリンダが、前記上部テーブルの長手方向の両側にそれぞれ設けられ、前記撓み補正シリンダが、前記下部テーブルにおける前記ワークの曲げ幅方向の両側にそれぞれ設けられていることを特徴とする請求項5あるいは6に記載の撓み補正方法。
  8. 前記撓み補正シリンダの加圧力が、前記圧力検出手段により検出された前記メインシリンダの加圧力に所定の係数を乗算して求められることを特徴とする請求項5あるいは6に記載の撓み補正方法。
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