JP5991150B2 - ボイラシステム - Google Patents
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Description
このようなボイラシステムにおける燃焼制御に関する工夫は、これまで多数なされてきており、例えば、特許文献1には、燃焼している複数のボイラを均等な負荷率で運転させ、また、燃焼しているボイラの台数に変動が生じた場合には、変動後に燃焼している全てのボイラを均等な負荷率で運転させる比例制御ボイラの制御方法が提案されている。
具体的には、図8(1)を参照して、蒸気ヘッダ6には蒸気圧センサ7が設置されており、この蒸気圧センサ7により目標圧力よりも低い圧力が検知されると、要求負荷(即ち負荷装置A11,A12,A13における蒸気使用量)が増えたと判断し、ボイラ20の燃焼量を増大する。一方、蒸気圧センサ7により目標圧力よりも高い圧力が検知されると、要求負荷が減ったと判断し、ボイラ20の燃焼量を減少する。ボイラシステムにおける燃焼制御では、このような燃焼量の増減により蒸気ヘッダの圧力を目標圧力に維持することとしている。
具体的には、図8(1)を参照して、従来のボイラシステムでは、負荷装置A11,A12,A13への供給経路としての蒸気管Lを設け、この蒸気管Lにおける圧力損失を考慮して目標圧力を設定している。
例えば、図8(2)を参照して、負荷装置A11へ蒸気を供給する蒸気管L11、負荷装置A12へ蒸気を供給する蒸気管L12、負荷装置A13へ蒸気を供給する蒸気管L13において圧力損失が夫々異なる場合を考える。従来のボイラシステムでは、蒸気管L11,L12,L13のうち例えば最も圧力損失係数の大きい蒸気管を蒸気管Lとした上で、この蒸気管Lに平均的な流量の蒸気を供給した場合の圧力損失を考慮して目標圧力を設定している。なお、説明を容易にするため、蒸気管L11の圧力損失係数が最も小さく、蒸気管L12の圧力損失係数が次に小さく、蒸気管L12の圧力損失係数が最も大きいものとする。
この点、図8(2)を参照して、負荷装置A11で蒸気を使用する一方、負荷装置A12,A13では蒸気を使用していない状況では、従来の方法で蒸気ヘッダ6の目標圧力を設定すると、蒸気が流通することのない蒸気管L13の圧力損失を考慮した上で目標圧力が設定されることになる。蒸気管L13の圧力損失は蒸気管L11の圧力損失よりも高いため、蒸気ヘッダ6の目標圧力は必要よりも高く設定され、結果、負荷装置A11に到達した蒸気の圧力は負荷装置A11の所要圧力よりも高くなってしまう。
そのため、負荷装置A11でのみ蒸気を使用している状況では、目標圧力を下げボイラを効率的に運転させることが好ましいが、従来の方法では、蒸気の使用の有無に関わらず目標圧力を設定していたため、蒸気を使用する負荷装置に適した圧力の蒸気を供給することができなかった。
(3) 前記記憶手段は、前記複数の負荷装置毎に蒸気使用量を記憶し、前記供給量取得手段は、前記蒸気使用負荷装置に対応する前記蒸気使用量に基づいて前記供給蒸気量を取得する、(1)に記載のボイラシステム。
(5) 前記蒸気ヘッダ及び前記供給経路を接続又は非接続とする送気バルブを更に備え、前記使用装置特定手段は、前記送気バルブにより接続された前記供給経路を介して蒸気が供給される負荷装置を前記蒸気使用負荷装置として特定する、(1)から(3)のいずれかに記載のボイラシステム。
(7) 前記目標値設定手段は、蒸気を使用している前記蒸気使用負荷装置が複数存在する場合、前記所要圧力及び前記圧力損失を加算した加算値が最も小さい蒸気使用負荷装置の加算値を前記目標圧力値として設定する、(1)から(5)のいずれかに記載のボイラシステム。
(8) 前記目標値設定手段は、蒸気を使用している前記蒸気使用負荷装置が複数存在する場合、前記所要圧力及び前記圧力損失を加算した加算値の前記複数の蒸気使用負荷装置における平均値を前記目標圧力値として設定する、(1)から(5)のいずれかに記載のボイラシステム。
ボイラシステム1は、複数のボイラ20を含むボイラ群2と、これら複数のボイラ20において生成された蒸気を集合させる蒸気ヘッダ6と、この蒸気ヘッダ6の内部の圧力を測定する蒸気圧センサ7と、ボイラ群2の燃焼状態を制御する制御部4を有する台数制御装置3と、を備え、生成した蒸気を負荷装置群Aに対して供給する。
また、蒸気管L1,L2の夫々は、蒸気ヘッダ6と負荷装置群Aとを接続し、蒸気ヘッダ6から負荷装置群Aに対して蒸気を供給する。具体的には、蒸気管L1は蒸気ヘッダ6から負荷装置A1に対して蒸気を供給する配管であり、蒸気管L2は蒸気ヘッダ6から負荷装置A2,A3に対して蒸気を供給する配管である。なお、図1に示すように蒸気管L2は、途中で蒸気管L2a,L2bに分岐し、蒸気管L2aが負荷装置A2に対して蒸気を供給し、蒸気管L2bが負荷装置A3に対して蒸気を供給する。ここで、蒸気が流通する配管では、配管口径、配管延長、配管形状(曲がり、拡大・縮小など)、バルブ類の有無・個数・形状などといった諸要素により圧力損失係数が異なることが知られており、本実施形態では、蒸気管L1,L2a,L2bの夫々で圧力損失係数が異なることとする。
蒸気ヘッダ6は、蒸気管11を介してボイラ群2を構成する複数のボイラ20に接続されている。この蒸気ヘッダ6の下流側は、蒸気管L1,L2を介して負荷装置群Aに接続されている。
蒸気ヘッダ6は、ボイラ群2で生成された蒸気を集合させて貯留することにより、複数のボイラ20の相互の圧力差及び圧力変動を調整し、圧力が調整された蒸気を負荷装置群Aに供給する。
ボイラシステム1において要求される負荷(要求負荷)は、負荷装置群Aにおける蒸気使用量である。台数制御装置3は、この蒸気使用量の変動に対応して生じる蒸気ヘッダ6の内部の蒸気圧の変動を、蒸気圧センサ7が測定する蒸気ヘッダ6の内部の蒸気圧(物理量)に基づいて算出し、ボイラ群2を構成する各ボイラ20の燃焼量を制御する。
本実施形態のボイラ20は、複数の段階的な燃焼位置を有する段階値制御ボイラからなる。段階値制御ボイラとは、燃焼を選択的にオン/オフしたり、炎の大きさを調整したりすることなどにより燃焼量を制御して、選択された燃焼位置に応じて燃焼量を段階的に増減可能なボイラである。
本実施形態においては、図3に示すように、燃焼パターンは、ボイラを高燃焼位置で燃焼させる状態(高燃焼状態)にする場合を「H」、中燃焼位置で燃焼させる状態(中燃焼状態)にする場合を「M」、低燃焼位置で燃焼させる状態(低燃焼状態)にする場合を「L」、燃焼停止状態にする場合を「−」として示す。
台数制御装置3は、蒸気圧センサ7からの蒸気圧信号と目標圧力とを比較することで、要求負荷に応じたボイラ群2の必要燃焼量及び必要燃焼量に対応する各ボイラ20の燃焼位置(燃焼状態)を算出し、各ボイラ20(後述のローカル制御部22)に台数制御信号を送信する。この台数制御装置3は、図1に示すように、記憶部5と、制御部4と、を備える。
ローカル制御部22は、要求負荷に応じてボイラ20の燃焼状態を変更させる。具体的には、ローカル制御部22は、信号線16を介して台数制御装置3から送信される台数制御信号に基づいて、ボイラ20の燃焼状態を制御する。
また、ローカル制御部22は、台数制御装置3で用いられる信号を、信号線16を介して台数制御装置3に送信する。台数制御装置3で用いられる信号としては、ボイラ20の実際の燃焼状態、及びその他のデータが挙げられる。
P:蒸気使用負荷装置の所要圧力
ΔP:蒸気使用負荷装置までの圧力損失
V:蒸気使用負荷装置に接続する蒸気管を流通する蒸気の流量
図1に示すように、蒸気管L1,L2に蒸気の流量を測定する蒸気流量計31a,31bを設置し、信号線15を介して台数制御装置3と電気的に接続する。そして、信号線15を介して蒸気流量計31a,31bから台数制御装置3に対して出力信号を送信する構成とすることで、台数制御装置3において蒸気使用負荷装置への流量Vを取得することができる。
図1に示すように、負荷装置A1,A2,A3の夫々に稼働中/停止中を検知する稼働検知スイッチ32a,32b,32cを設置し、信号線16を介して台数制御装置3と電気的に接続する。そして、信号線16を介して稼働検知スイッチ32a,32b,32cから台数制御装置3に対して稼働信号を送信する構成とすることで、台数制御装置3において蒸気使用負荷装置を特定することができる。蒸気使用量は、負荷装置毎に固定的に決めることができるため、予め所定のテーブルに負荷装置毎の蒸気使用量を記憶しておき、稼働信号に基づいて特定した蒸気使用負荷装置の蒸気使用量を取得することで、台数制御装置3において蒸気使用負荷装置への流量V(=蒸気使用量)を取得することができる。
なお、稼働検知スイッチ32a,32b,32cが、負荷装置A1,A2,A3の稼働率も検知可能であれば、100%稼働時の蒸気使用量に稼働率を乗算することでより正確な蒸気使用量(流量V)を取得することができる。
また、負荷装置A2,A3のように同じ蒸気管L2を共有する場合において、負荷装置A2,A3の稼働が検知された場合には、負荷装置A2の蒸気使用量と負荷装置A3の蒸気使用量とを夫々流量V1,V2として取得することとしてもよく、また、負荷装置A2の蒸気使用量と負荷装置A3の蒸気使用量とを合算した値を流量Vとして取得することとしてもよい。蒸気管を共有する場合における流量Vの取得方法は、蒸気管の分岐位置や分岐後の蒸気管における圧力損失係数の相違に応じて予め設定しておくことが好ましい。
図1に示すように、蒸気ヘッダ6から蒸気管L1,L2への蒸気供給を制御する送気バルブ33a,33bを、信号線17を介して台数制御装置3と電気的に接続する。そして、信号線17を介して送気バルブ33a,33bから台数制御装置に対して開閉信号を送信する構成とすることで、台数制御装置3において蒸気ヘッダ6から蒸気を供給している蒸気管の種別(即ち、蒸気ヘッダ6と蒸気管L1,L2との接続の有無)を特定することができる。送気バルブが開放されている蒸気管には蒸気が供給されるため、開放されている送気バルブの下流にある負荷装置が蒸気使用負荷装置となる。そこで、予め所定のテーブルに記憶した負荷装置毎の蒸気使用量を用いて、開閉信号により開放されていると特定された送気バルブの下流にある負荷装置(蒸気使用負荷装置)の蒸気使用量を取得することで、台数制御装置3において蒸気使用負荷装置への流量V(=蒸気使用量)を取得することができる。
なお、蒸気管L2a,L2bのように同じ蒸気管L2から分岐する場合には、分岐を制御する送気バルブ33c,33dの開閉信号を用いて蒸気使用負荷装置を特定することが好ましい。即ち、送気バルブ33b,33cが開放されている場合には、負荷装置A2が蒸気使用負荷装置として特定され、送気バルブ33b,33dが開放されている場合には、負荷装置A3が蒸気使用負荷装置として特定される。また、送気バルブ33b,33c,33dが開放されている場合には、負荷装置A2,A3が蒸気使用負荷装置として特定される。
台数制御装置3の制御部4は、使用装置特定手段41と、供給量取得手段42と、圧力損失算出手段43と、目標値設定手段44と、を含んで構成される。また、台数制御装置3の記憶部5には、負荷装置A1,A2,A3における蒸気の所要圧力Pと、蒸気ヘッダ6から負荷装置A1,A2,A3までを接続する蒸気管L1,L2a,L2bの圧力損失係数Cと、が少なくとも記憶される。なお、上記(B)(C)の方法により流量Vを取得する場合には、記憶部5に負荷装置A1,A2,A3の蒸気使用量を記憶することとが好ましい。
目標圧力TPが設定されると、台数制御装置3の制御部4は、図3で説明した制御方法に従い、複数のボイラ20の燃焼状態を制御することで、蒸気ヘッダ6の圧力を目標圧力TPとなるように制御する。
なお、図5では、理解を容易にするため負荷装置A1,A2,A3を100%で稼働した場合の圧力損失についても記憶部5に記憶することとしている。図5によると、蒸気ヘッダ6から負荷装置A1に蒸気が到達するまで0.20MPaの圧力が損失し、蒸気ヘッダ6から負荷装置A2に蒸気が到達するまで0.16MPaの圧力が損失し、蒸気ヘッダ6から負荷装置A3に蒸気が到達するまで0.15MPaの圧力が損失する。
図6(1)を参照して、負荷装置A1で蒸気を使用しており、負荷装置A2,A3で蒸気を使用していない場合、負荷装置A1が蒸気使用負荷装置となる。図5を参照すると、負荷装置A1の所要圧力Pは1.50MPaであり、圧力損失ΔPは0.20MPaであるため、目標圧力TPは1.70MPa(1.50MPa+0.20MPa)となる。その結果、台数制御装置3の制御部4は、蒸気ヘッダ6の圧力が1.70MPaとなるようにボイラ20の燃焼状態を制御する。
図6(2)を参照して、負荷装置A2で蒸気を使用しており、負荷装置A1,A3で蒸気を使用していない場合、負荷装置A2が蒸気使用負荷装置となる。図5を参照すると、負荷装置A1の所要圧力Pは1.51MPaであり、圧力損失ΔPは0.16MPaであるため、目標圧力TPは1.67MPa(1.51MPa+0.16MPa)となる。その結果、台数制御装置3の制御部4は、蒸気ヘッダ6の圧力が1.67MPaとなるようにボイラ20の燃焼状態を制御する。
図6(3)を参照して、負荷装置A1,A3が蒸気使用負荷装置であり、負荷装置A1について上記(1)式で算出される値は1.70MPaである一方、負荷装置A3について上記(1)式で算出される値は1.65MPaであるとする。この場合、最も高い1.70MPaを目標圧力TPとして設定する。このような(a)の設定方法によれば、複数の蒸気使用負荷装置のいずれに対しても十分な圧力を確保できる一方で、P+ΔPが低い蒸気使用負荷装置に対しては圧力過剰になってしまう。
図6(3)を参照して、P+ΔPにより算出される値は、負荷装置A1(1.70MPa)、負荷装置A3(1.65MPa)であるため、最も低い1.65MPaを目標圧力TPとして設定する。このような(b)の設定方法によれば、ボイラ20の燃焼を抑えることができる一方で、P+ΔPが高い蒸気使用負荷装置に対しては圧力不足になってしまう。
図6(3)を参照して、P+ΔPにより算出される値は、負荷装置A1(1.70MPa)、負荷装置A3(1.65MPa)であり、平均値が1.675MPaとなるため、1.675MPaを目標圧力TPとして設定する。このような(c)の設定方法によれば、圧力過剰や圧力不足を軽減させることができる。なお、平均値としては、重み付けした加重平均値を採用することとしてもよく、また、平均値以外にもモード(最頻値)、メジアン(中央値)、標準偏差など様々な値を採用することとしてもよい。
負荷装置毎に優先順位を予め設定しておき、最も優先順位の高い蒸気使用負荷装置のP+ΔPにより算出される値を、目標圧力TPとして設定する。なお、優先順位は任意に設定することとしてよく、例えば蒸気使用量の多い負荷装置が高い優先順位となるように設定してもよく、また、蒸気の使用目的に応じて優先順位を設定することとしてもよく、また、減圧弁などにより圧力の調整が可能である場合には減圧弁の有無や設置し易さなどに応じて優先順位を設定することとしてもよい。
初めに、ステップST1において制御部4(使用装置特定手段41)は、信号線を介して受信した所定の信号に基づいて、蒸気を使用している負荷装置、即ち蒸気使用負荷装置を特定する。
Claims (8)
- 段階的な燃焼位置で燃焼可能な複数のボイラと、前記複数のボイラから発生した蒸気を貯留する蒸気ヘッダと、前記蒸気ヘッダに貯留された蒸気の圧力を目標圧力値になるように制御する制御装置と、を備え、圧力損失が夫々異なる供給経路を介して前記蒸気ヘッダから複数の負荷装置に対して蒸気を供給するボイラシステムであって、
前記制御装置は、
前記複数の負荷装置毎に使用する蒸気の所要圧力を記憶する記憶手段と、
前記複数の負荷装置のうち蒸気を使用している蒸気使用負荷装置を特定する使用装置特定手段と、
前記蒸気使用負荷装置への供給蒸気量を取得する供給量取得手段と、
前記蒸気使用負荷装置に対応する前記供給経路の圧力損失係数及び前記供給蒸気量に基づいて前記蒸気使用負荷装置への蒸気の供給に伴う圧力損失を算出する圧力損失算出手段と、
前記蒸気使用負荷装置に対応する前記所要圧力及び前記圧力損失に基づいて、前記目標圧力値を設定する目標値設定手段と、
を備えるボイラシステム。 - 前記供給経路を流れる蒸気の流量を測定する流量計を備え、
前記供給量取得手段は、前記流量計が測定した前記流量に基づいて前記供給蒸気量を取得する、
請求項1に記載のボイラシステム。 - 前記記憶手段は、前記複数の負荷装置毎に蒸気使用量を記憶し、
前記供給量取得手段は、前記蒸気使用負荷装置に対応する前記蒸気使用量に基づいて前記供給蒸気量を取得する、
請求項1に記載のボイラシステム。 - 前記使用装置特定手段は、前記負荷装置からの稼働信号を受信することで前記蒸気使用負荷装置を特定する、
請求項1から3のいずれかに記載のボイラシステム。 - 前記蒸気ヘッダ及び前記供給経路を接続又は非接続とする送気バルブを更に備え、
前記使用装置特定手段は、前記送気バルブにより接続された前記供給経路を介して蒸気が供給される負荷装置を前記蒸気使用負荷装置として特定する、
請求項1から3のいずれかに記載のボイラシステム。 - 前記目標値設定手段は、蒸気を使用している前記蒸気使用負荷装置が複数存在する場合、前記所要圧力及び前記圧力損失を加算した加算値が最も大きい蒸気使用負荷装置の加算値を前記目標圧力値として設定する、
請求項1から5のいずれかに記載のボイラシステム。 - 前記目標値設定手段は、蒸気を使用している前記蒸気使用負荷装置が複数存在する場合、前記所要圧力及び前記圧力損失を加算した加算値が最も小さい蒸気使用負荷装置の加算値を前記目標圧力値として設定する、
請求項1から5のいずれかに記載のボイラシステム。 - 前記目標値設定手段は、蒸気を使用している前記蒸気使用負荷装置が複数存在する場合、前記所要圧力及び前記圧力損失を加算した加算値の前記複数の蒸気使用負荷装置における平均値を前記目標圧力値として設定する、
請求項1から5のいずれかに記載のボイラシステム。
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