JP5987520B2 - 現像装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Description

この発明は、現像装置及び画像形成装置に関するものである。
電子写真方式、静電記録方式等の画像記録方式を適用したプリンタ、複写機、ファクシミリ等の画像形成装置においては、回転する感光体等の潜像保持体に形成される静電潜像を現像剤により現像する現像装置が装備されている。
このような現像装置のなかには、磁性を有する現像剤を磁力により保持して潜像保持体と向き合う現像領域まで回転して搬送する現像ロールを複数(例えば2つ)配置して現像効率を高める種類の現像装置がある。ここで、現像ロールとしては、例えば、回転する円筒状の搬送部材と、その搬送部材の内側に固定した状態で配置され、その搬送部材の外周面に現像剤を磁力で保持するため等の磁力線を発生する磁石部材とで構成される現像剤保持搬送体が使用される。
従来、この種の現像装置を備えた画像形成装置としては、例えば以下のものが知られている。
感光体等の記録体の移動方向に沿って配置され、互いに逆方向に回転する第1現像ローラと第2現像ローラを有する現像装置を備え、記録体に対する第1現像ローラと第2現像ローラの各現像ギャップをそれぞれ0.1〜0.5mmとするとともに、第1現像ローラの周速(Vd1)と記録体の周速(Vp)との周速比S1(=Vd1/Vp)を、第2現像ローラの周速(Vd2)と記録体の周速(Vp)との周速比S2(=Vd2/Vp)より大きくした画像形成装置である(特許文献1)。
特許文献1には、この画像形成装置によれば、現像ギャップを約0.5mmより狭くした場合においても、画像の端部欠け(べた画像の後端の一部が欠けたり不鮮明になる現象)が発生することなく良質の画像を形成し得ることが示されている。
特開2006−53198号公報
この発明は、回転する潜像保持体の外周面に対して所要の間隔をあけた状態で回転し、軸方向に沿って延びる複数本の溝が設けられた外周面に現像剤を磁力により保持して搬送する円筒状の第1現像ロールと、潜像保持体の回転方向の第1現像ロールよりも下流側になる位置において潜像保持体及び第1現像ロールの各外周面に対して所要の間隔をあけた状態で回転し、軸方向に沿って延びる複数本の溝が設けられた外周面に現像剤を磁力により保持して搬送する円筒状の第2現像ロールとを備えた現像装置として、第1現像ロールではそのロール上に保持している現像剤が潜像担持体と接近して通過する部位(現像域)で滞留しにくいという特性(ジャミング耐性)を安定して得ることができ、それと同時に第2現像ロールでは溝ピッチに対応した濃度むら(溝ピッチむら)の発生を防止することができる現像装置を提供し、また、その現像装置を備えた画像形成装置を提供するものである。
この発明(A1)の現像装置は、
回転する潜像保持体の外周面に対して所要の間隔をあけた状態で回転するように配置され、軸方向に沿って延びる複数本の溝が設けられた外周面に現像剤を磁力により保持して搬送する円筒状の第1現像ロールと、
前記潜像保持体の回転方向の前記第1現像ロールよりも下流側になる位置において当該潜像保持体及び当該第1現像ロールの各外周面に対して所要の間隔をあけた状態で回転するように配置され、軸方向に沿って延びる複数本の溝が設けられた外周面に現像剤を磁力により保持して搬送する円筒状の第2現像ロールと、
を備え、
前記第2現像ロールにおける溝の本数が、前記第1現像ロールにおける溝の本数よりも多い関係になるよう設定され、
且つ以下に示す、前記第1現像ロールの計算上の溝ピッチP1cと前記第2現像ロールの計算上の溝ピッチP2cとが、
P1c=第1現像ロール上の溝ピッチ/周速比=(第1現像ロールの周長/溝の本数)/(第1現像ロールの周速/潜像保持体の周速)、
P2c=第2現像ロール上の溝ピッチ/周速比=(第2現像ロールの周長/溝の本数)/(第2現像ロールの周速/潜像保持体の周速)、
「P1c>P2c<0.50」との条件を満たすよう設定されていることを特徴とするものである。
この発明(A2)の現像装置は、上記発明A1の現像装置において、前記第1現像ロールは、その周速比が1.2よりも大きい値になるよう設定されているものである。
この発明(A3)の現像装置は、上記発明A1又はA2の現像装置において、前記第1現像ロールが、前記潜像保持体と接近する部位の移動方向が当該潜像保持体と逆の方向になるよう回転し、
前記第2現像ロールが、前記潜像保持体と接近する部位の移動方向が当該潜像保持体と同じ方向になるよう回転し、
前記第2現像ロールの外周面に所要の間隔をあけた状態で固定して配置され、当該第2現像ロールの外周面に保持される現像剤の通過を規制して現像剤の保持量を調整する調整部材を備えているものである。
また、この発明(B1)の画像形成装置は、回転する潜像保持体と、前記潜像保持体に現像剤を供給して潜像を現像する上記発明A1からAのいずれかの現像装置とを備えていることを特徴とするものである。
上記発明A1の現像装置によれば、第1現像ロールではジャミング耐性を安定して得ることができ、それと同時に第2現像ロールでは溝ピッチむらの発生を防止することができる。
上記発明A2の現像装置では、その発明の構成を有しない場合に比べて、上記発明A1の効果を得ることができることに加えて、第1現像ロールでの現像性を向上させることもできる。
上記発明A3の現像装置では、その発明の構成を有しない場合に比べて、第1現像ロールの潜像担持体と接近する部位での現像剤の滞留が発生しやすくなるにもかかわらず、上記発明A1の効果を得ることができる。ちなみに、発明A3の現像装置のうち上記発明A1を引用する現像装置の場合には、上記発明A1の効果を得ることに加えて、第2現像ロールでの画像の後端部における濃度変動の発生を抑制させるという特性(ならし効果)を確実に得ることもできる。
上記発明B1の画像形成装置によれば、その発明の構成を有しない場合に比べて、現像装置の第1現像ロールでのジャミング耐性が安定して得られ、その第2現像ロールでの溝ピッチむらの発生を防止する効果が得られることにより、画質が安定した画像の形成を行うことができる。
実施の形態1に係る現像装置を用いた画像形成装置を示す説明図である。 図1の画像形成装置における要部(作像装置など)を示す一部断面説明図である。 図1の画像形成装置に用いる現像装置を示す概略断面図である。 図3の現像装置における2つの現像ロールの構成を示すものであり、各現像ロールに形成する溝の構成など等を示す説明図であり、(a)は各現像ロールの構成を概念的に示す説明図、(b)は各現像ロールに形成する溝を示す概略断面図、(c)は(b)の溝の構成を模式的に示す説明図である。 図3の現像装置における要部(各現像ロールにおける磁石ロールの磁極の配置など)を示す断面説明図である。 図3及び図5の現像装置の基本的な動作を示す説明図である。 各構成の現像装置を用いて行った評価試験の結果を示す図表である。 計算上の溝ピッチと実測の溝ピッチとの関係等を調べた結果を示すグラフ図である。 第1現像ロールにおけるMOSとニップ幅との関係を調べた結果を示すグラフ図である。 回転方向が異なる第1現像ロールにおけるMOSと計算DQAとの関係をそれぞれ調べた結果を示すグラフ図である。 逆方向に回転する場合の第1現像ロールにおけるMOSと計算DQAとの関係を調べた結果と滞留の発生状況とを溝の本数の違いで分けて示すグラフ図である。
以下、この発明を実施するための形態(以下「実施の形態」という)について図面を参照しながら説明する。
[実施の形態1]
図1から図3は、実施の形態1に係る現像装置を用いた画像形成装置を示すものである。図1はその画像形成装置の概要を示し、図2はその画像形成装置における要部(現像装置を含む作像装置)を示し、図3はその現像装置を示している。
<画像形成装置の全体の構成>
この画像形成装置1は、例えばカラープリンタとして構成されたものである。画像形成装置1は、筐体10の内部空間に、現像剤を構成するトナー(着色等がされた微粉体)で現像されるトナー像を形成する複数の作像装置20と、各作像装置20で形成されたトナー像をそれぞれ保持して最終的に被記録材の一例としての記録用紙9に二次転写する中間転写装置30と、中間転写装置30の二次転写部に供給すべき所要の記録用紙9を収容して搬送する給紙装置40と、中間転写装置30でトナー像が転写された記録用紙9を通過させてトナー像の定着を行う定着装置45等が設置されている。筐体10は、支持部材、外装カバー等で支持構造部や外装部が形成されている。図中の一点鎖線は、筐体10内において記録用紙9が搬送される主な搬送経路を示す。
作像装置20は、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)及びブラック(K)の4色のトナー像をそれぞれ専用に形成する4つの作像装置20Y,20M,20C,20Kで構成されている。この4つの作像装置20(Y,M,C,K)は、筐体10の内部空間において直列に並べた状態で配置されている。また、各作像装置20(Y,M,C,K)は、扱う現像剤の種類が異なる点を除けば、以下に示すようにほぼ共通した構成のものである。
各作像装置20(Y,M,C,K)は、図1や図2に示すように、回転する感光ドラム21を備えており、この感光ドラム21の周囲に、次のような各装置が主に配置されている。主な装置とは、感光ドラム21の像形成が可能な外周面(像保持面)を所要の電位に帯電させる帯電装置22と、感光ドラム21の帯電された外周面に画像の情報(信号)に基づく光を照射して(各色用の)静電潜像を形成する露光装置23と、その静電潜像を対応する色(Y,M,C,K)の現像剤のトナーで現像してトナー像にする現像装置5(Y,M,C,K)と、そのトナー像を中間転写装置30(の中間転写ベルト)に転写する一次転写装置25と、一次転写後における感光ドラム21の外周面に残留して付着するトナー等の付着物を帯電させる清掃前帯電装置26と、その再帯電された付着物を取り除いて清掃するドラム清掃装置27、感光ドラム21の清掃後における外周面を除電する除電器28等である。
感光ドラム21は、接地処理される円筒又は円柱状の基材の周面に感光材料からなる光導電性層(感光層)を有する像保持面を形成したものであり、図示しない回転駆動装置から動力を受けて矢印Aで示す方向に回転するように支持されている。帯電装置22は、感光ドラム21に接触しない状態で配置されるコロナ放電器等の非接触型の帯電装置や、帯電電圧が供給されて感光ドラム21に接触した状態で配置される帯電ロール等を使用する接触型の帯電装置で構成される。帯電電圧としては、現像装置24が反転現像を行うものである場合、その現像装置から供給されるトナーの帯電極性と同じ極性の電圧又は電流が供給される。
露光装置23は、画像形成装置1に入力される画像の情報に応じて構成される光(矢付き点線)を、帯電された後の感光ドラム21の外周面に対して照射して静電潜像を形成するものである。露光装置23には、画像形成装置1に入力されるプリント対象となる画像の情報について画像処理装置で必要な画像処理が施され、その処理後に得られる各色成分の画像信号が送信される。現像装置5(Y,M,C,K)は、例えば、前記4色の非磁性トナーと磁性キャリアを含む二成分現像剤8を使用するものであり、特に図2や図3等に示すように、2つの現像ロール51,52を採用している。なお、現像装置5の詳細については後述する。
一次転写装置25は、感光ドラム21の外周面に接触して回転するとともに一次転写電圧が供給される一次転写ロールを備えた接触型の転写装置である。一次転写電圧としては、トナーの帯電極性と逆の極性を示す直流の電圧等が図示しない転写用電源部から印加される。一次転写装置25は、中間転写装置30を構成するものとして扱ってもよい。ドラム清掃装置27は、図2に示すように、一部が開口する容器状の本体27aと、一次転写後の感光ドラム21の外周面に所要の圧力で接触するように配置されて残留トナー等の付着物を取り除く清掃板(クリーニングブレード)27bと、清掃板27bよりも感光ドラム21トの回転方向上流側で感光ドラムの外周面に接触して回転するよう配置されて清掃する回転ブラシロール27cと、清掃板27bで取り除いたトナー等の付着物を回収して図示しない回収システムに送り出すよう駆動するスクリューオーガー等の送出部材27d等で構成されている。清掃板27bとしては、ゴム等からなる板状部材が使用される。
中間転写装置30は、図1に示すように、各作像装置20(Y,M,C,K)の下方の位置に存在するように配置される。この中間転写装置30は、感光ドラム21と一次転写装置25(一次転写ロール)の間となる一次転写位置を通過しながら矢印Bで示す方向に回転する中間転写ベルト31と、中間転写ベルト31をその内面から所望の状態に保持して回転自在に支持する複数の支持ロール32a〜32fと、支持ロール32eに支持されている中間転写ベルト31の外周面(像保持面)に所定の圧力で接触して回転する二次転写装置35と、二次転写装置35を通過した後に中間転写ベルト31の外周面に残留して付着するトナー、紙粉等の付着物を取り除いて清掃するベルト清掃装置36とで主に構成されている。
中間転写ベルト31としては、例えばポリイミド樹脂、ポリアミド樹脂等の合成樹脂にカーボンブラック等の抵抗調整剤を分散させてなるベルト基材に、トナー像に対する離型性を付与する目的からポリテトラフルオロエチレン(PTFE)からなる樹脂粒子等を分散させた無端状のベルトが使用される。また、支持ロール32aは駆動ロールとして、支持ロール32b,32d,32fはベルトの走行位置などを保持する従動ロールとして、支持ロール32cは張力付与ロールとして、支持ロール32eは二次転写のバックアップロールとして構成されている。
二次転写装置35は、バックアップロール32eに支持されている中間転写ベルト31の外周面に所要の圧力で接触する二次転写ロールと、バックアップロール32e又は二次転写ロール(35)に二次転写電圧を供給する図示しない二次転写電源とで構成されている。二次転写電圧としては、トナーの帯電極性と同極性(又は逆極性)を示す直流の電圧等が供給される。ベルト清掃装置36は、二次転写位置35を通過した後の中間転写ベルト31の外周面に所要の圧力で接触するように配置されて残留トナー等の付着物を取り除く清掃板(クリーニングブレード)と、清掃板よりもベルトの回転方向上流側で中間転写ベルト31の外周面に接触して清掃する回転ブラシ等で構成されている。清掃板としては、ゴム等からなる板状部材が使用される。
給紙装置40は、中間転写装置30の下方側の位置に存在するように配置される。給紙装置40は、筐体10の正面(操作者が使用時に向き合う側面)側に引き出すことができるように取り付けられ、所望のサイズ、種類等の記録用紙9を積載した状態で収容する単数(又は複数)の用紙収容体41と、用紙収容体41から記録用紙9を1枚ずつ送り出す送出装置42とで主に構成されている。給紙装置40から送りされる記録用紙9は、複数の用紙搬送ロール対43a,43b,43c,・・・や搬送ガイド材で構成される搬送路を経由して中間転写装置30の二次転写位置(中間転写ベルト31と二次転写装置35の二次転写ベルト351との間)に搬送される。また、二次転写装置35と定着装置45の間には、二次転写後の記録用紙9を定着装置45まで搬送する図示しない搬送装置が設置されている。
定着装置45は、筐体46の内部に、矢印で示す方向に回転するとともに表面温度が所定の温度に保持されるように加熱手段によって加熱される加熱回転体47と、この加熱回転体47の軸方向にほぼ沿う状態で所定の圧力で接触して従動回転する加圧用回転体48とを設置したものである。この定着装置45でトナー像の定着が終了して画像が形成された記録用紙9は、複数の搬送ロール対や搬送ガイド材で構成される排出搬送路を通して筐体10等に設置される図示しない排出部に搬送されて収容される。
<画像形成装置の基本的な動作>
次に、画像形成装置1による基本的な画像形成動作(プリント)について説明する。ここでは、前記4つの作像装置20(Y,M,C,K)のすべてを使用して形成する4色(Y,M,C,K)のトナー像を組み合わせて構成されるフルカラー画像を形成する画像形成動作のパターンを代表して説明する。
前記した画像情報機器などから画像形成動作(プリント)の要求の指示があると、4つの作像装置20(Y,M,C,K)において、まず各感光ドラム21が矢印Aで示す方向に回転し、各帯電装置22がその各感光ドラム21の像保持面を所要の極性(本実施の形態ではマイナス極性)及び電位にそれぞれ帯電させる。続いて、露光装置23が、帯電後の感光ドラム21の表面に対し、画像処理装置から送信された各色成分(Y,M,C,K)に分解された画像データに基づいて発光される光を照射して露光を行い、所要の電位差で構成される各色成分の静電潜像をそれぞれ形成する。
次いで、各現像装置5(Y,M,C,K)が、感光ドラム21に形成された各色成分の静電潜像に対し、所要の極性(マイナス極性)に帯電された対応する色(Y,M,C,K)のトナーを現像ロール51,52から供給して静電的に付着させる。このように現像が行われることで各感光ドラム21に形成された各色成分の静電潜像は、その対応する色のトナーでそれぞれ現像されて4色(Y,M,C,K)のトナー像として顕像化される。
続いて、各作像装置20(Y,M,C,K)の感光ドラム21上に形成された各色のトナー像が、一次転写装置25により、中間転写装置30の矢印Bで示す方向に回転する中間転写ベルト31に対して順番に重ね合わされるようにして一次転写される。各作像装置20における一次転写後の感光ドラム21は、その外周面に残留するトナー等の付着物が清掃前帯電装置26により再帯電された後にドラム清掃装置27によって除去されて清掃され、しかる後、その清掃後の外周面が除電器28により除電される。
続いて、中間転写装置30は、中間転写ベルト31に一次転写されたトナー像を二次転写位置まで搬送した後、その二次転写位置において中間転写ベルト31上のトナー像を給紙装置40から搬送されて送り込まれる用紙9に一括して二次転写させる。二次転写後の中間転写ベルト31は、その外周面に残留したトナー等の付着物がベルト清掃装置36によって取り除かれ、清掃される。
最後に、トナー像が二次転写された記録用紙9は、中間転写ベルト31から剥離された後に定着装置45まで搬送されて導入され、その定着装置45において必要な定着処理(熱及び圧力)を受けることにより、未定着のトナー像が用紙9に定着される。定着が終了した後の記録用紙9は、その片面への画像の形成を行うだけの画像形成動作のときは、例えば筐体10に形成される図示しない排出収容部に排出されて収容される。
以上の動作により、4色のトナー像を組み合わせて構成されるフルカラー画像が形成された記録用紙9が筐体10の外に出力される。
<現像装置の構成>
次に、現像装置5について詳述する。
現像装置5は、図2から図4等に示すように、前述した二成分現像剤8を収容する収容室50aと感光ドラム21と向き合う位置に形成される矩形状の開口部50bを有する本体50を備えている。この本体50は、感光ドラム21の軸方向の長さを超える長さからなる細長い容器状の形状をしている。また、収容部50aは、細長い容器状の形状における長手方向に沿う中央仕切り壁で区画されるほぼ平行した2列の搬送路(溝部)が形成されており、その2列の搬送路が各両端部で互いにつながって一巡する循環型の搬送路になっている。二成分現像剤Gは、この収容室50aに所要の量だけ収容されている。
そして、現像装置5は、図3等に示すように、その本体50の内部に、二成分現像剤8を感光ドラム21と2箇所で向き合う現像域E1,E2まで磁力で保持してそれぞれ搬送する2つの現像ロール51,52(第1現像ロール51と第2現像ロール52)と、収容室50aに収容される二成分現像剤8を攪拌して搬送する攪拌搬送部材としての2つのスクリューオーガー54、55と、スクリューオーガー55から第2現像ロール52に供給される二成分現像剤8の通過を規制してその層の高さ(搬送量)を規制する層規制板56と、第1現像ロール51と第2現像ロール52との間で浮遊する現像剤(クラウド現像剤)が本体50の開口部50bを通し本体外部に漏れ出るのを防止する漏れ防止部材57と、第1現像ロール51から剥離される現像剤Gを収容室50aに戻すよう案内する回収案内板58等が配置されている。
第1現像ロール51及び第2現像ロール52は、本体50の開口部50bに一部を露出した状態で所要の方向C,Dにそれぞれ回転するように設置されている。2つの現像ロール51,52は、感光ドラム21の回転方向Aにおいて所要の間隔α1、α2をあけた状態で配置されており、両現像ロール51,52も間隙δをあけた状態で配置されている。2つの現像ロール51,52が最も接近する部分(空間)は、最接近部53として形成されている。
このうち第1現像ロール51は、感光ドラム21の外周面の第1現像域E1において所要の間隔α1をあけた状態で矢印Cの方向に回転駆動するように支持される円筒状のスリーブ51Aと、このスリーブ13Aの内側に固定した状態で存在するように設けられる磁石ロール51Bとで構成されている。スリーブ51Aの回転方向Cは、感光ドラム21の第1現像域E1での移動方向が、感光ドラム21の回転(移動)方向Aと反対の方向になるように設定されている。
一方、第2現像ロール52は、感光ドラム21の外周面の第1現像域E1よりも下流側の第2現像域E2において所要の間隔α2をあけた状態で矢印Dの方向に回転駆動するように支持される円筒状のスリーブ52Aと、このスリーブ52Bの内側に固定した状態で存在するように設けられる磁石ロール52Bとで構成されている。スリーブ52Aの回転方向Dは、感光ドラム21の第2現像域E2での移動方向が感光ドラム21の回転(移動)方向Aと同じ方向になるよう設定されている。
スリーブ51A,52Aはいずれも、非磁性材料(例えばステンレス、アルミニウム等)を用いて、感光ドラム21の回転軸方向における画像形成有効領域とほぼ同じ幅(長さ)の円筒部を少なくとも有する形状に形成されている。また、スリーブ51A,52Aはいずれも、図4に示されるように、その外周面に、軸方向Jに沿って直線状に延びる複数本の溝60が形成されている。この溝60の詳細については後述する。
また、スリーブ51A,52Aは、図4に示されるように、その両端部に軸部が形成されているとともに、その両端の各軸部にスリーブ外周面よりも間隔α1又はα2の寸法分だけ大きい間隔保持輪(トラッキングロール)68が取り付けられており、その間隔保持輪68を感光ドラム21の外周面に所要の圧力で押し当てた状態で回転するよう軸部が本体50の側面部に対して回転自在に軸受けされている。さらに、スリーブ51A,52Aは、その各軸部の一端部において図示しない回転駆動装置等から必要な回転動力を受けて矢印C,Dで示す方向にそれぞれ所要の周速で回転させられる。さらにまた、スリーブ51A,52Aには、図示しない給電装置から感光ドラム21との間に現像電界を形成するための現像電圧が印加される。現像電圧としては、例えば交流成分を重畳した直流電圧が印加される。
磁石ロール51B,52Bはいずれも、図5に示されるように、スリーブ51A,52Aの外周面に二成分現像剤8の磁性キャリアが磁気ブラシ(穂立ち)となる状態で保持される所要の磁力(磁力線)や、その外周面から剥離されるような所要の磁力等を発生させる複数の磁極(S極、N極)を配置した構造のものである。磁石ロール51B,52Bは、例えば、その両端部が現像スリーブ51A,52Aの各軸部における内部空間を通して筐体50の側面部に固定された状態で取り付けられる。複数の磁極は、スリーブ51A,52Aの軸方向Jに沿ってそれぞれ延びるものであり、スリーブ51A,52Aの周方向(回転方向)に間隔をあけて所要の位置にそれぞれ配置されている。
実施の形態1における第1現像ロール51の磁石ロール51Bは、S3,N4,S1,N1,S2,N2,N3という7つの磁極を配置している。このうち磁極S3は、第2現像ロール52から分割されて受け渡される現像剤8を第1現像ロール51の側に磁力で引き寄せて移行させる分割極である。磁極S1は、第1現像域E1において現像剤8を大きな磁気ブラシとなる状態にして感光ドラム21の外周面に接触させて現像に供する現像極である。磁極N4と磁極N1は、現像極S1を中心にしてスリーブ51Aの回転方向Cの上流側及び下流側になる前後領域における現像剤8の搬送を補助する搬送補助極である。磁極S2は、現像域E1を通過した後の現像剤8を保持して搬送する搬送極である。磁極N2と磁極N3は、両者で反発磁界を形成して現像剤8をスリーブ51Aから剥がすピックオフ(剥離)極である。
一方、第2現像ロール52の磁石ロール52Bは、N3,S2,N2,S1,N1,S3、N4という7つの磁極を配置している。このうち磁極N3はスクリューオーガー55から供給される現像剤8をスリーブ52Aに吸着させるピックアップ極、磁極S2は層規制板56の層規制を補助する層規制補助極である。磁極N2は、第1現像ロール51の分割極S3と協働して機能する一対の分割極であり、第2現像ロール52に層規制板56を通過した後に保持されている現像剤8の一部を分割して第1現像ロール51側に受け渡す機能を発生する。磁極N1は、第2現像域E2において現像剤8を大きな磁気ブラシとなる状態にして感光ドラム21の外周面に接触させてける現像に供する現像極である。磁極S1と磁極S3は、現像極N1を中心にしてスリーブ52Aの回転方向Dの上流側及び下流側になる前後領域における現像剤Gの搬送を補助する搬送補助極である。磁極N4と磁極N3は、両者で反発磁界を形成してスリーブ52Aから現像剤8を剥がすピックオフ極である。
ちなみに、この現像装置5では、第1現像ロール51の分割極S3と第2現像ロール52の分割極N2を、図4等に示すように、第1現像ロール51の回転中心に対応する磁石ロール51Bの中心位置P1と第2現像ロール52の回転中心に対応する磁石ロール52Bの中心位置P2とを結ぶ仮想直線(VL)を境にして感光ドラム21が存在する側の領域とは反対の領域に存在させた状態で配置している。より具体的には、分割極S3と分割極N2を、その各現像ロール51,52の中心位置(P1,P2)の仮想直線(VL)となす中心角度が例えば10°〜30°の範囲内の角度になるよう配置している。
スクリューオーガー54、55はいずれも、図3等に示すように、回転軸の周面に搬送羽根を螺旋状に巻きつけた形態のものであり、本体50の収容室50aにおける前記2列の送路内にそれぞれ存在して回転し得る状態で設置され、その双方の搬送路にある各現像剤8を所要の方向に搬送させるべき方向に回転駆動するようになっている。オーガー54、55は、現像ロール51,52における各スリーブ51A,52Aを回転させる動力の一部がギヤ等の駆動伝達機構により分岐されて伝達されることで回転する。第2現像ロール52と近い位置に配置されているスクリューオーガー55は、その搬送する現像剤8の一部を第2現像ロール52に供給するようになっている。
層規制板56は、その主要部が、第2現像ロール52のスリーブ52Aの軸方向Jにおける長さを少なくとも有する長さ(長辺)からなる長方形状の板材である。また、層規制板56は、非磁性材料(例えばステンレス)を用いて形成されている。さらに、層規制板56は、その長手方向の一端部(下方の長辺部)がスリーブ52Aの外周面と所要の間隔(層規制間隔)をあけて向き合う状態になるとともにスリーブ52Aの軸方向Jに沿って延びて向き合う状態になるよう筐体50に取り付けられている。
漏れ防止部材57は、2つの現像ロール51、52の軸方向Jに沿って延びる長さを有し、その断面が円形状からなる円柱状の部材である。この漏れ防止部材57は、2つの現像ロール51、52の最接近部53よりも感光ドラム21寄りとなる側の位置において、スリーブ51A,52Aの各外周面と所要の間隔をあけた状態になるよう設置されている。また、漏れ防止部材57は、その両端部から突出する取付部が本体50の側面部に固定されることで取り付けられている。
回収案内板58は、第1現像ロール51から剥離される現像剤を受け取った後に収容室50aに戻すように滑らせて落下させる面を有する板材である。この回収案内板58は、図3等に示すように、その上端部58aが第1現像ロール51の剥離極である磁極S2及び磁極S3の間になる位置でスリーブ52Aの外周面に所定の間隔をあけて向き合った状態になり、その下端部58bが上端部58aから次第に下方側にむけて延びて最後にスクリューオーガー55の上方の近い位置まで達する状態になるよう支持体59に取り付けられている。
<現像装置の基本的な動作>
以下、この現像装置5の基本的な動作について説明する。
まず、現像装置5は、画像形成装置1による画像形成の動作時になると、2つの現像ロール51,52の各スリーブ51A,52Aとスクリューオーガー54,55が回転し始めるとともに、各スリーブ51A,52Aに現像電圧が印加される。
これにより、本体50の収容室50aに収容されている二成分現像剤Gは、回転するオーガー54,55によって攪拌されながら収容室50aにおける2列の循環経路内を各方向にそれぞれ搬送されて全体として循環されるような状態で搬送される。この際、現像剤8における非磁性トナーは、磁性キャリアと十分に攪拌されて摩擦帯電されるとともに、そのキャリアの表面に静電的に付着した状態となる。
続いて、第2現像ロール52に近い側の搬送路に配置されたスクリューオーガー55によって搬送される二成分現像剤8は、その一部8aが、図6に示すように、第2現像ロール52のスリーブ52Aの外周面に磁力により吸着されるようにして保持される。すなわち、その一部8aは、回転するスリーブ52Aの外周面に、磁石ロール52Bの磁極S2から発生する磁力(磁力線)が及ぶことにより、トナーが付着した磁性キャリアが鎖状に繋がった穂立ち状の磁気ブラシを形成した状態で保持されて供給される。
続いて、層規制板56を通過した後の現像剤8bは、第2現像ロール52と第1現像ロール51との間の接近部53に達する。この接近部53では、2つの現像ロール51,52(の磁石ロール51B,52B)に向き合う状態でそれぞれ配置される分割極N2,S3との間に形成される磁力により、両現像ロール51,52どうしをつなぐように現像剤8bの一部のキャリア粒子が鎖状に連なって第2現像ロール52から第1現像ロール51にむけてトナー粒子とともに移動する受渡し経路が形成されている。このため、上記現像剤8bは、この近接部53に近づいて通過する際、その一部の現像剤が第1現像ロール51から分離されて受渡し経路を伝わって第1現像ロール51に受け渡される。これにより、層規制板56を通過した後の第2現像ロール52に保持されている上記現像剤8bは、第2現像ロール52と第1現像ロール51に所要の割合で振り分けられて分離される(現像剤8c,8d)。
このとき、第1現像ロール51に振り分けられた現像剤8cは、矢印Cの方向に回転するスリーブ51Aによって搬送されて感光ドラム21の回転方向Aの上流側に位置する第1現像域E1を通過する際に、現像磁極S1の磁力を受けるとともに現像電圧による現像電界による作用を受ける。これにより、現像剤8cの磁気ブラシにおけるトナーが感光ドラム21との間を往復移動して第1現像域E1を通過する潜像部分に付着して当該潜像部分を現像する。
最後に、第1現像域E1を通過した後の現像剤8eは、搬送補助極N1と搬送極S2の磁力を受けて第1現像ロール51の外周面に保持された状態で搬送された後、剥離極である磁極N2と磁極N3の間で形成される反発磁力によりスリーブ51Aの外周面から剥離される。このとき剥離した現像剤8fは、回収案内板58に案内されて収容部50aに向けて落下し、その一部が収容部50aに向けて戻される。
一方、第2現像ロール52に振り分けられた現像剤8dは、矢印Dの方向に回転するスリーブ52Aによって搬送され、感光ドラム21の回転方向Aの下流側に位置する第2現像域E2を通過する際に、現像磁極N1の磁力を受けるとともに現像電圧による現像電界による作用を受ける。これにより、現像剤8dの磁気ブラシにおけるトナーが感光ドラム21との間を往復移動して第2現像域E2を通過する潜像部分(第1現像ロール52を通過して現像された後の潜像部分でもある)に付着して当該潜像部分を現像する。
第2現像域E2を通過した後の現像剤8gは、搬送補助極S3と搬送極N4の磁力を受けて第2現像ロール52の外周面に保持された状態で搬送された後、剥離極である磁極N4と磁極N3の間で形成される反発磁力の作用を受けてスリーブ52Aの外周面から剥離され、剥離された現像剤8hとして自然落下した状態で収容部50aに戻される。
<現像装置の詳細な構成>
また、この現像装置5においては、第2現像ロール52における溝60の本数N2が、第1現像ロール51における溝60の本数N1よりも多い関係(N2>N1)になるよう設定されている。
このような構成を採用していることにより、後述する評価試験の結果(図7)から明らかなように、その構成を採用しない場合(N2=N1に設定した場合)に比べて、第1現像ロール51ではそのロール上に保持されている現像剤が潜像担持体と接近して通過する部位で滞留しにくいという特性、いわゆるジャミング耐性を安定して得られ、また第2現像ロール52では溝ピッチに対応した濃度むら、いわゆる溝ピッチむらの発生が防止される。ちなみに、第2現像ロール52における溝60の本数N2が、第1現像ロール51における溝60の本数N1よりも少ない関係(N2<N1)になるよう設定した場合には、
N1が大きくなるほど第1現像ロール51による第1現像域E1での現像剤の滞留(ジャミング)が発生しやくなり、これにより現像像の濃度低下や、現像剤のこぼれ等の不具合が発生し、また、N2がより小さくなるほど溝ピッチむらが顕著に発生することが確認されている。図7において「上」とは第1現像ロール51を示し、「下」とは第2現像ロール52を示している。
第2現像ロール52の溝の本数N2と第1現像ロール51の溝の本数N1との大小割合は、両現像ロール51,52の周速比等の他の条件によっても変動するが、例えば、その第2現像ロール52の溝本数N2は第1現像ロール51の溝本数N1の1.3倍以上であることが好ましい。また、2つの現像ロール51、52にそれぞれ形成する溝60どうしは、その溝の断面形状が図4(b)に例示する逆三角形(V字状形)や、U字状形等に代表される同じ形状のものであることが好ましいが、溝60の断面容積(1本の溝の容積)の合計がほぼ同じものであれば、その断面形状等について相違していても構わない。ちなみに、各現像ロール51,2における各溝60どうしの断面形状については、例えば良好なジャミング耐性を安定して得る観点からすると、同じ断面形状であることが望ましい。図4cは、V字状形の溝(V溝)60の寸法等を示すものである。図4c中の符号wは溝の幅(スリーブの周方向の寸法)、符号dは溝の深さ、符号θはV溝の開き角度、PcはV溝どうしのピッチを示している。
さらに、この現像装置5においては、上記した溝本数の大小関係(N2>N1)に関する設定に加えて、第1現像ロール51及び第2現像ロール52の感光ドラム21に対する各周速比や、以下に示す各現像ロール51,52の計算上の溝ピッチP1c,P2cについて、図7に示すように各種の条件に設定している。
・P1c=第1現像ロール上の溝ピッチ/周速比=(第1現像ロールの周長/溝の本数)/(第1現像ロールの周速/感光ドラムの周速)
・P2c=第2現像ロール上の溝ピッチ/周速比=(第2現像ロールの周長/溝の本数)/(第2現像ロールの周速/感光ドラムの周速)
ちなみに、周速(mm・s)については、「2πR×(n/60)」の式で求められる。式中のnは回転数(rpm)、Rは現像ロール(スリーブ)又は感光ドラムの半径(mm)、60は秒(s)を示す。また、周長については、各現像ロールにおけるスリーブの周長(2πR)である。
<評価試験>
以下、この現像装置5等を用いて行った評価試験について説明する。
評価試験は、現像装置5として、2つの現像ロール51,52の溝60の本数、感光ドラム21との周速比、及び計算上の溝ピッチについて図7に示すように種々の条件に設定した現像装置5(N2>N1の条件を満たさない比較例になる現像装置を含む)を製作し、必要に応じて画像形成装置1に搭載したうえで、その各現像装置における複数の特性(上現像ロール51のジャミング耐性及び現像性、下現像ロール52の溝ピッチむら、ならし効果及びトリマーストレス)について調べた。この試験結果を図7に併せて示す。
現像装置5に関しては、第1現像ロール51及び第2現像ロール52として、直径(外径)が25mm、ロール(現像有効領域)長さが約330mmの同じ寸法形状からなるスリーブ51A,52Aと、前記した磁極(現像磁極S1の磁束密度130mT,現像磁極N1の磁束密度130mT)を有するマグネットロール51A、52Bとで構成されるものを使用した。各現像ロール51,52に形成する溝60は、100本形成する場合には幅w=287μm、深さd=85μm、開き角度θ=95°の寸法のV溝であり、130本形成する場合には幅w=250μm、深さd=74μm、開き角度θ=95°の寸法のV溝であり、160本形成する場合には幅w=226μm、深さd=67μm、開き角度θ=95°の寸法のV溝である。上記各幅wについては、V溝のエッジ部分の状態に僅かなバラツキが存在しているため、各V溝の最深部からその最深部の深さ寸法の80%程度の寸法分だけ上の部分における幅を測定したものである。また、各現像ロール51,52の周速は、約950mm/s、約792mm/s、約633mm/sの3種類の周速にそれぞれ設定した。さらに、第1現像ロール51の感光ドラム21との間隔α1を220μm、第2現像ロール52の感光ドラム21との間隔α2を220μmにそれぞれ設定した。また、2つの現像ロール51,52の間の間隙δを4mmに設定した。
一方、画像形成装置1における感光ドラム21としては、円筒状の基体の周面に機能分離型の有機感光層を設けてなる直径が84mmの感光ドラムを使用し、約528mm・sの周速で回転させた。また、現像装置5には、必要に応じて所要の現像電圧を供給し、試験画像の形成時には例えば500Vの電圧を供給した。二成分現像剤8としては、ポリエステル樹脂からなる、平均粒径が3.8μmの非磁性トナーと、平均粒径が25μmのフェライトコアからなる磁性キャリア粒子とを含む二成分現像剤を使用した。
評価項目のジャミング耐性については、V溝60の本数が異なる各第1現像ロール51に対して単位面積当たりの現像剤保持量(MOS)が300g/m2となる量の二成分現像剤8を保持させるとともに、現像電圧として500Vの電圧を印加させた状態で、感光ドラム21に対する周速比が1.8、1.5、1.2の各値となる条件で回転させた。このとき第1現像ロール51上に保持されている現像剤8が、感光ドラム21に接近して通過する第1現像域E1で滞留するか否かについて調べた。そのときの結果を以下の基準で評価した。
○:滞留しない。
△:滞留の兆候が見られる。
×:滞留する。
評価項目の溝ピッチむらについては、各設定の現像装置において試験画像(40〜50%のハーフトーン画像)を現像して画像の形成をしたとき、得られた画像に第2現像ロール52(感光ドラム21)の軸方向Jに沿う線状であってその回転方向に間隔をあけて平行に並んだ状態(縞模様状)に存在する濃度むら(溝ピッチむら)が発生するか否かについて調べた。そのときの結果を以下の基準で評価した。
○:濃度むらが視認されない。
×:濃度むらが視認された。
評価項目の現像性については、溝本数が160本で周速比が1.2の第1現像ロール51による現像を行ったときに、固定現像電界(例えば現像電圧−500Vを印加した場合)で現像することができる総電荷量(計算DQA)の値を、基準とする「1.00」とし、それの相対値として求めている。計算DQAは、単位面積当たりの現像剤重量(g・mm2)×現像されたトナーの電荷量(μC/g)の式により求められる。この計算値は、その数値が大きくなるほど現像性(現像性能)が良好になることを表すものである。また、相対値は、上記基準値の1.00よりも大きい値になるほど現像性が良好になることを示すことになる。
評価項目のならし効果については、矩形状からなる複数のパッチ画像(画像面積率:20〜70%)を現像して画像の形成を行ったとき、その各パッチ画像の後端部における濃度の状況について調べた。濃度は、目視したものを、予め製作している限度見本と比較することで判断した。そのときの結果を以下の基準で評価した。
○:濃度の変動が軽微(許容範囲内)であった。
×:濃度の変動(濃度差)が大であった。
評価項目のトリマーストレスについては、第2現像ロール52に保持されて層規制板56を通過した後の現像剤8におけるトナー粒子の表面への外添剤の埋没状態を走査型電子顕微鏡(SEM)で観察することで調べた。そのときの結果を、予め作製している埋没状態のグレード付け見本と比較することで以下の基準で評価した。
○:埋没状態が殆どないグレードとほぼ同じ。
△:埋没状態が少し発生しているグレードとほぼ同じ。
×:埋没状態が顕著に発生しているブレードとほぼ同じ。
図7に示す結果から、はじめに、現像装置5では、2現像ロール52における溝60の本数N2を、第1現像ロール51における溝60の本数N1よりも多い関係(N2>N1)になるよう設定した場合、第1現像ロール51でのジャミング耐性が安定して得られ、また第2現像ロール52で溝ピッチむらの発生が防止されることがわかる。
また、現像装置5では、上記溝の本数に関する設定に加えて、第2現像ロール52の計算上の溝ピッチP2cについて「P2c<0.50」との条件を満たすよう設定した場合、第1現像ロール51でのジャミング耐性が安定して得られることに加え、第2現像ロール52で溝ピッチむらの発生が確実に防止されることがわかる。
また、現像装置5では、少なくとも上記溝の本数に関する設定などに加えて、第1現像ロール51の計算上の溝ピッチP1cと第2現像ロール52の計算上の溝ピッチP2cとについて「P1c>P2c」との条件を満たすよう設定した場合、第1現像ロール51でのジャミング耐性が安定して得られ、また第2現像ロール52で溝ピッチむらの発生が防止されることに加え、第2現像ロール52によるならし効果が確実に得られることがわかる。また、感光ドラム21の回転方向に対して第1現像ロール51と第2現像ロール52の各回転方向を実施の形態1で例示した方向に設定している場合は、上記の効果に加えて、第2現像ロール52での画像の後端部における濃度変動の発生を抑制させるという、ならし効果を確実に得ることができる。
さらに、現像装置5では、少なくとも上記溝の本数に関する設定などに加えて、第1現像ロール51の周速比が1.2よりも大きい値になるよう設定した場合、さらに第1現像ロール51での現像性が向上することがわかる。
また、現像装置5では、第1現像ロール51が感光ドラム21と接近する部位(第1現像域E1)の移動方向が感光ドラム21と逆の方向(矢印Cで示す方向)になるよう回転し、第2現像ロール52が感光ドラム21と接近する部位(第2現像域E2)の移動方向が感光ドラム21と同じ方向(矢印Dで示す方向)になるよう回転し、しかも、第2現像ロール52の外周面に前記層規制板56を配置している。この場合は、第1現像ロール51の回転方向が感光ドラム21の回転方向と逆方向であるため、第1現像ロール51の感光ドラム21と接近する部位(第1現像域E1)での現像剤の滞留が発生しやすくなるにもかかわらず、その第1現像ロール51でのジャミング耐性が安定して得られ、また第2現像ロール52で溝ピッチむらの発生が防止されることがわかる。
最後に、トリマーストレスについては、前記した溝の本数、周速比(第2現像ロール52の周速比を除く)、計算上の溝ピッチ等の構成の如何にかかわらず、第2現像ロール52の周速の大小のみに影響を受けた結果になっていることがわかる。つまり、第2現像ロール52の周速(回転速度)を遅くすればするほど、トリマーストレスの結果が良くなる傾向にある。
次に、上記評価試験における現像装置5のいくつかの構成例を用いて行った特性の関係性等に関する試験結果について説明する。現像装置5における各構成は、特に明記しない限りは試験における条件に設定されている。
まず、図8は、現像ロール51,52における計算上の溝ピッチと実測した溝ピッチとの関係を調べたときの結果を示す。
実測の溝ピッチは、計算上の種々の溝ピッチからなる各現像ロール51,52により試験画像(全面ハーフトーン画像:画像面積率=30〜70%)を現像して画像の形成を行ったとき、その得られた画像の濃度を記録用紙9の搬送方向に読み取って周波数解析したときに得られた数値である。この図8に示す結果から明らかなように、計算上の溝ピッチは、実測の溝ピッチと相関(一致)するものであることが確認された。また、溝ピッチむらは計算上の溝ピッチが0.50mm未満になると視認できなくなることが確認されているため、その視認できなくなる境界を表す太線及び太い矢印を同図に示している。
図9は、溝60の本数が160本又は100本である各第1現像ロール51における単位面積当たりの現像保持量(MOS:g/m2)と感光ドラム21に向き合って接近する第1現像域E1における現像剤のニップ幅との関係を調べたときの結果を示す。
MOSは、層規制板56の第2現像ロール52との間隙(規制ギャップ)の大きさを変更することにより、値の調整を行った。ニップ幅については、静止している感光ドラム21と第1現像ロール51の間に現像電圧を供給したときに、その感光ドラム21に現像された帯状の現像剤像(トナーバンド)の幅(感光ドラム21の回転方向Aに沿う寸法)を測定した。図9に示す結果から明らかなように、第1現像ロール51においては、溝60の本数が少ない方(この場合は100本)が、同じMOSに対して広いニップ幅を形成できるという関係にあることが確認された。つまり、第1現像ロール51では、そのロールに形成する溝の本数が少ない方が第1現像域E1の幅(感光ドラム21の回転方向Aに沿う領域の寸法)を広くすることができる。これは、現像性が良好になることにもつながるものである。
図10は、溝60の本数が160本又は100本である各第1現像ロール51における現像保持量(MOS)と前記固定現像電界で現像することができる総電荷量(計算DQA)との関係を調べたときの結果を示す。
ここでは、第1現像ロール51を感光ドラム21の回転移動方向に対して逆の方向になる方向(図3等において矢印Cで例示する方向)に回転させたときの結果を実線で示し、また、第1現像ロール51を感光ドラム21の回転移動方向に対して同じ方向になる方向(図3等において矢印Dで例示する方向)に回転させたときの結果を点線で示している。図10に示す結果から明らかなように、第1現像ロール51の回転方向に如何にかかわらず、MOSが250g/m2になるまでは溝60の本数が少ない方(この場合は100本)が同じMOSに対して計算DQAが高くなる関係にあることが確認された。つまり、現像性が良好になる。また、回転方向が逆方向である場合の方が、同方向である場合に比べると、同じMOSに対して計算DQAが高くなる関係にあることも確認された。
図11は、図10に示した回転方向が逆方向の場合における結果をそれぞれ抽出してジャミング耐性との関係を示すものであり、図11(a)は溝60の本数が160本の場合における結果を示し、図11(b)は溝の本数が100本の場合における結果を示している。
図11(a)に示す結果から明らかなように、溝60の本数が160本の第1現像ロール51の場合は、MOSが約350g/m2を超えると、第1現像域E1において現像剤8の滞留が発生し、計算DQAも求められない関係にあることが確認された。一方、溝60の本数が100本の第1現像ロール51の場合は、MOSが約350g/m2を超えたとき(400g/m2、450g/m2の場合)にも、第1現像域E1において現像剤8の滞留が発生することがないことが確認されている。なお、図11(b)では、MOSが約350g/m2を超えたときの計算DQAは、参考までに予測した値を白抜きの□記号で示している。
[他の実施の形態]
実施の形態1では、現像装置5として、第1現像ロール51を感光ドラム21の回転移動方向とは逆の方向Dに回転させるとともに第2現像ロール52の周囲に層規制板56を設置する構成のものを例示した。しかし、この発明を適用する現像装置としては、例えば、第1現像ロール51を感光ドラム21の回転移動方向と同じ方向Cに回転させるとともに、第2現像ロール52の周囲に配置していた層規制板56を止めて現像ロール51の周囲に層規制板56を配置した構成のものであっても構わない。
この他、この発明に係る現像装置を用いる画像形成装置1は、その現像装置を使用することが可能なものであれば、その形式等については特に限定されるものでなく、従来公知の他の構成からなる画像形成装置として構成することも可能である。
1 …画像形成装置
5 …現像装置
21…感光ドラム(潜像保持体)
51A…スリーブ(第1現像ロールの一部)
52A…スリーブ(第2現像ロールの一部)
56…層規制板(調整部材)
60…溝
61…通過規制板(通過規制部材)
α1、α2…間隔(各現像ロールの潜像保持体との間隔)
δ …間隔(2つの現像ロールどうしの間隔)
C …スリーブ51Aの回転方向(第1現像ロールの回転方向)
D …スリーブ52Aの回転方向(第2現像ロールの回転方向)

Claims (4)

  1. 回転する潜像保持体の外周面に対して所要の間隔をあけた状態で回転するように配置され、軸方向に沿って延びる複数本の溝が設けられた外周面に現像剤を磁力により保持して搬送する円筒状の第1現像ロールと、
    前記潜像保持体の回転方向の前記第1現像ロールよりも下流側になる位置において当該潜像保持体及び当該第1現像ロールの各外周面に対して所要の間隔をあけた状態で回転するように配置され、軸方向に沿って延びる複数本の溝が設けられた外周面に現像剤を磁力により保持して搬送する円筒状の第2現像ロールと、
    を備え、
    前記第2現像ロールにおける溝の本数が、前記第1現像ロールにおける溝の本数よりも多い関係になるよう設定され、
    且つ以下に示す、前記第1現像ロールの計算上の溝ピッチP1cと前記第2現像ロールの計算上の溝ピッチP2cとが、
    P1c=第1現像ロール上の溝ピッチ/周速比=(第1現像ロールの周長/溝の本数)/(第1現像ロールの周速/潜像保持体の周速)、
    P2c=第2現像ロール上の溝ピッチ/周速比=(第2現像ロールの周長/溝の本数)/(第2現像ロールの周速/潜像保持体の周速)、
    「P1c>P2c<0.50」との条件を満たすよう設定されていることを特徴とする現像装置。
  2. 前記第1現像ロールは、その周速比が1.2よりも大きい値になるよう設定されている請求項1に記載の現像装置。
  3. 前記第1現像ロールが、前記潜像保持体と接近する部位の移動方向が当該潜像保持体と逆の方向になるよう回転し、
    前記第2現像ロールが、前記潜像保持体と接近する部位の移動方向が当該潜像保持体と同じ方向になるよう回転し、
    前記第2現像ロールの外周面に所要の間隔をあけた状態で固定して配置され、当該第2現像ロールの外周面に保持される現像剤の通過を規制して現像剤の保持量を調整する調整部材を備えている請求項1又は2に記載の現像装置。
  4. 回転する潜像保持体と、前記潜像保持体に現像剤を供給して潜像を現像する請求項1乃至3のいずれかに記載の現像装置とを備えていることを特徴とする画像形成装置。
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