JP5987479B2 - ヒートポンプ式空気調和装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ヒートポンプ式空気調和装置に関する。
室外熱交換器、室内熱交換器、及び圧縮機を備えるヒートポンプ式空気調和装置では、冷媒回路を流通する冷媒の温度から過冷却度を算出して、過冷却度を適切な範囲内に収めるために調整弁等の制御が行われている。過冷却度の算出に用いられる冷媒温度は、室内熱交換器と室外熱交換器をつなぐ流路上において室外機内に設けられた室外液管温度センサでの検出値、又は室内機内に設けられた室内熱交換器を流通した冷媒の温度を測定する室内液管温度センサでの検出値が用いられている。過冷却度に基づいて調整弁を制御するものとして、例えば特開平8−219572号公報(特許文献1)が挙げられる。
特開平8−219572号公報
しかしながら、室外液管温度センサ付近の流路では、流通する冷媒が気液の2相状になっている可能性がある。暖房運転時、室内熱交換器から膨張弁を通って流出した冷媒は、室内熱交換器で凝縮されているため液相状となっている。しかし、室内熱交換器と室外熱交換器とをつなぐ流路は、家庭用であっても数m以上、業務用であれば100m以上のものが存在する。したがって、液相状の冷媒が当該流路を流通し、室外液管温度センサ付近に到達する頃には、流路による圧力損失等により冷媒の相状態が変化し気相と液相の2相状になるおそれがある。これにより、過冷却度の算出に必要な値として、本来、室内熱交換器から流出した液相状の冷媒の温度を検出しなければならないところ、2相状の冷媒の温度を検出してしまうことになる。圧力損失して2相状になった冷媒の温度は、圧力損失前の液相状の冷媒の温度より低い。これにより、過冷却度を過大に算出してしまい、過冷却度の算出精度が低下するという問題がある。
特許文献1において、過冷却度が過大に算出されると、過冷却度を低下させる制御として室外膨張弁の開度が適正開度よりも大きくなってしまう。これにより、室外熱交換器の下流の冷媒が完全に蒸発されずに湿り状態となり、液圧縮による圧縮機の破損が生じるおそれがある。
一方、過冷却度の算出に室内液管温度センサの検出値を用いる場合、1つの冷媒回路に複数の室内機が接続されている場合、複数の室内熱交換器から流出して合流した後の冷媒の温度を検出することが困難である。
本発明は、このような事情に鑑みて為されたものであり、過冷却度の算出に用いる冷媒温度の信頼度を向上させ、過冷却度の算出精度を向上させることができるヒートポンプ式空気調和装置を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、室外熱交換器と、室内熱交換器、前記室内熱交換器の暖房時吐出口に接続された室内膨張弁、及び前記室内熱交換器と前記室内膨張弁の間に設けられ冷媒の温度を検出する室内液管温度センサを有する複数の室内機と、複数の前記室内熱交換器の暖房時吐出口を合流させるとともに合流部分と前記室外熱交換器の暖房時吸入口とを連通させる第一流路と、圧縮機と、を備える冷媒回路を有するヒートポンプ式空気調和装置であって、前記室内液管温度センサの検出結果、前記室内膨張弁の最大冷媒流量に相当する値、及び前記室内膨張弁の開度に基づいて、暖房時の前記第一流路における合流後の冷媒の温度を推定する温度推定部と、前記温度推定部で推定された温度である推定温度を利用して前記冷媒回路の過冷却度を算出する過冷却度算出部と、室外の前記第一流路に設けられ冷媒の温度を検出する室外液管温度センサと、を備え、前記過冷却度算出部は、前記推定温度と前記室外液管温度センサの検出結果とを比較し、前記室外液管温度センサの検出結果が前記推定温度よりも所定温度以上低い場合に前記推定温度を冷媒温度に決定し、その他の場合には前記室外液管温度センサの検出結果を冷媒温度に決定する冷媒温度決定部と、前記冷媒温度決定部で決定された前記冷媒温度に基づいて前記冷媒回路の過冷却度を算出する算出部と、を備える。
請求項に記載の発明は、請求項1において、前記第一流路に対して設けられ開度に応じて過冷却度を調整可能な過冷却調整弁と、前記過冷却度算出部で算出された過冷却度に基づいて前記過冷却調整弁を制御する過冷却度調整部と、をさらに備える。
請求項1に記載の発明によれば、複数の室内熱交換器を有する冷媒回路で、暖房時における第一流路合流後の液相の冷媒温度を推定することができる。暖房時の冷媒は、室内機を出て合流する際には通常液相となっている。過冷却度の算出で用いる冷媒温度としては液相の温度を用いる。しかし、冷媒は、流路を流通する間に圧力損失等により気液2相状態となる可能性があり、気液2相状態となることで冷媒温度は低下してしまう。本発明によれば、冷媒温度を推定しそれを過冷却度の算出に利用することで、気液2相状態の冷媒温度を検出することよる液相の冷媒温度との間の誤差やずれの発生を抑制することができる。これにより、過冷却度の算出に用いる冷媒温度の信頼度を向上させ、過冷却度の算出精度を向上させることができる。
また、請求項に記載の発明によれば、気液2相状態であるか否かを判定する所定値として所定温度を設定し、それに基づいて判定することで、気液2相状態である場合に推定温度を冷媒温度に決定し、液相状である場合に室外液管温度センサの検出温度を冷媒温度に決定することができる。これにより、より精度良く冷媒温度を決定でき、過冷却度の算出精度も向上させることができる。
請求項に記載の発明によれば、精度良く算出された過冷却度に基づいて、過冷却度を調整することができる。
本実施形態のヒートポンプ式空気調和装置の構成を示す概念図である。 本実施形態の過冷却度算出に関する流れを示すフローチャートである。
次に、実施形態を挙げ、本発明をより詳しく説明する。本実施形態のヒートポンプ式空気調和装置は、図1に示すように、主に、室外熱交換器1と、室内機2、3と、切替弁4と、圧縮機5と、アキュムレータ6と、過冷却調整弁7と、各種センサ81、82と、流路91〜98と、制御ユニット10と、を備えている。冷媒回路Aは、主に、室外熱交換器1と、室内機2、3と、切替弁4と、圧縮機5と、アキュムレータ6と、過冷却調整弁7と、各種センサ81、82と、流路91〜98と、で構成されている。
室外熱交換器1は、内部を通過する冷媒と外気との間で熱交換を実行させる装置である。室外熱交換器1は、隣接して配置されたファン11から送風を受ける。室外熱交換器1は、冷房運転時には凝縮器として機能し、暖房運転時には蒸発器として機能する。
ここで、第一流路91は、配管であって、室外熱交換器1の一端(暖房時吸入口)と、室内機2の室内熱交換器21の一端(暖房時吐出口)及び室内機3の室内熱交換器31の一端(暖房時吐出口)とを連通させている。第一流路91は、室外熱交換器1と室内機2,3付近まで延びる主流路911と、主流路911から分岐して室内機2内に延びる第一分岐流路912と、主流路911から分岐して室内機3内に延びる第二分岐流路913と、で構成されている。つまり、主流路911は、第一分岐流路912と第二分岐流路913との合流点と室外熱交換器1の一端とを連通させている。主流路911における室外機100内に配置された部位には、流路内の冷媒(液)温度を検出する室外液管温度センサ81が設けられている。
室内機2は、室内に配置され、室内熱交換器21と、ファン22と、室内膨張弁23と、室内液管温度センサ24と、を備えている。室内熱交換器21は、内部を通過する冷媒と外気との間で熱交換を実行させる装置である。室内熱交換器21の一端(暖房時吐出口)には第一分岐流路912が接続されている。ファン22は、室内熱交換器21に隣接して配置され、室内熱交換器21に向かって送風する。室内熱交換器21に向かって送風された風が室内に送られる。
室内膨張弁23は、弁の開度を電気的に調整できる電子膨張弁である。室内膨張弁23は、第一分岐流路912に介装されている。室内液管温度センサ24は、配管内の冷媒の温度を検出する温度センサである。室内液管温度センサ24は、第一分岐流路912において室内熱交換器21と室内膨張弁23の間に配置されている。
室内機3は、室内機2と同構成であって、室内熱交換器31と、ファン32と、室内膨張弁33と、室内液管温度センサ34と、を備えている。室内熱交換器31は、内部を通過する冷媒と外気との間で熱交換を実行させる装置である。室内熱交換器31の一端(暖房時吐出口)は、第二分岐流路913に接続されている。ファン32は、室内熱交換器31に隣接して配置され、室内熱交換器31に向かって送風する。
室内膨張弁33は、弁の開度を電気的に調整できる電子膨張弁である。室内膨張弁23は、第二分岐流路913に介装されている。室内液管温度センサ34は、冷媒の温度を検出する温度センサである。室内液管温度センサ34は、第二分岐流路913において室内熱交換器31と室内膨張弁33の間に配置されている。室内液管温度センサ24、34は、暖房時における室内熱交換器21、31の下流側に配置されており、暖房時の室内熱交換器21、31の吐出冷媒温度を検出できる。室内液管温度センサ24、34は、例えば、配管表面に温度センサを貼り付け、当該温度センサを断熱材で取り巻いて周囲の空気温度を検出しないように構成される。
切替弁4は、4つのポート41〜44を備えた四方切替弁である。切替弁4は、制御ユニット10により制御され、冷房運転時と暖房運転時とで冷媒の流路を切り替える。切替弁4は、冷房運転時には冷媒の流れが図1の実線矢印で示す流れとなる流路を形成し、暖房運転時には冷媒の流れが図1の破線矢印で示す流れとなる流路を形成する。
圧縮機51、52は、気相状の冷媒を圧縮するコンプレッサであって、エンジン(図示せず)を駆動源として駆動する。圧縮機51、52の吸入口は、第二流路92を介してアキュムレータ6の吐出口に接続されている。圧縮機51、52は、冷媒回路Aにおいて並列的に接続されている。また、圧縮機51、52に対して、容量電磁弁B及びバッファCが設けられている。
圧縮機51、52の吐出口は、第三流路93を介して切替弁4のポート41に接続されている。第三流路93上には、オイルセパレータDが配置されている。オイルセパレータDと切替弁4の間には、圧力センサ82が配置されている。圧力センサ82は、第三流路93内の圧力を検出するセンサである。圧力センサ82は、圧縮機51、52からの吐出圧力を検出する。また、オイルセパレータDには、自身と第二流路92(分岐点とアキュムレータ6の間)とを接続する第四流路94が接続されている。第四流路94には、調整弁94aが介装されている。
切替弁4のポート42は、第五流路95を介して室外熱交換器1の他端(暖房時吐出口)に接続されている。上記のように室外熱交換器1の一端には、第一流路91が接続されている。切替弁4のポート43は、第六流路96を介してアキュムレータ6の吸入口に接続されている。
アキュムレータ6は、液分離器であって、圧縮機51、52内に液相状の冷媒が流入しないようにするものである。切替弁4のポート43は、第七流路97を介して室内熱交換器21、31の他端(暖房時吸入口)に接続されている。第七流路97は、第一流路91同様に室内機2、3付近で分岐している。
第一流路91における室外液管温度センサ81と室外熱交換器1の間には、過冷却熱交換器Eが介装されている。過冷却熱交換器Eは、主流路911内を流通する冷媒をさらに冷却するものであり、主に冷媒の過冷却度を高めることで冷房運転時・暖房運転時における冷凍サイクル効率を向上させるものである。
過冷却熱交換器Eの一端(暖房時吐出口)には、第六流路96と接続する過冷却用バイパス流路71が接続されている。過冷却調整弁7は、電気的に開度を調整可能な電子膨張弁であり、過冷却用バイパス流路71に介装されている。過冷却用バイパス流路71における過冷却調整弁7と第六流路96の間の部位の一部は、過冷却熱交換器E内を流通している。
過冷却調整弁7が開かれ過冷却用バイパス流路71に冷媒が流通すると、過冷却熱交換器Eにおいて主流路911と過冷却用バイパス流路71とが熱交換を行う。過冷却用バイパス流路71に流通する冷媒は、過冷却調整弁71により膨張され、主流路911を流通する冷媒よりも低温且つ低圧の状態となっている。したがって、冷房・暖房運転時に主流路911を流通する冷媒は、過冷却熱交換器E内で過冷却される。過冷却調整弁7の開度を大きくすることで、システムにおける過冷却度は大きくなる。
また、主流路911における室外熱交換器1付近(室外熱交換器1と過冷却熱交換器Eの間)には、暖房用バイパス流路914が設けられている。暖房用バイパス流路914は、主流路911に介装された液管逆止弁911aの一端側から分岐して他端側に合流する。暖房用バイパス流路914には調整弁914aが介装されている。調整弁914aは、電気的に開度を制御可能な電子膨張弁である。
また、暖房用バイパス流路914には、暖房時における調整弁914aの上流側から分岐して第六流路96に合流する低温暖房用バイパス流路915が設けられている。低温暖房用バイパス流路915には、暖房用バイパス流路914から第六流路96に向かって順番に、調整弁915a及びサブ熱交換器Fが介装されている。調整弁915aは、電気的に開度を制御可能な電子膨張弁である。調整弁914a、915aの開度により、暖房用バイパス流路914及び低温暖房用バイパス流路915を流通する冷媒の流量が決定される。
サブ熱交換器Fは、低温暖房用バイパス流路915を流通する冷媒と、エンジン(図示せず)を冷却した冷却水との間で熱交換を行わせる。これにより、低温暖房用バイパス流路915を流通する冷媒は、気化して気相状の冷媒となり、第六流路69に流入してアキュムレータ6に流入する。これら調整弁914a、915aによって、暖房運転時における室外熱交換器1に流入させる冷媒の流量が調整される。調整弁914a、915aによってもシステムにおける過冷却度を調整することができる。
第一流路91の主流路911及び第七流路97には、室外機100の出入口付近に、それぞれ閉鎖弁911b、97aが介装されている。なお、室外機100は、主に、室外熱交換器1、切替弁4、圧縮機51、52、過冷却調整弁7、アキュムレータ6、制御ユニット10、各種流路、及びそれらを収容するハウジング(図示せず)で構成されている。また、冷媒回路Aには、第三流路93と第六流路96をつなぐ第八流路98が設けられ、第八流路98にはホットガスバイパス弁98aが介装されている。
制御ユニット10は、電子制御ユニット(ECU)であって、主に、リモコンの指令等に基づいて冷房運転と暖房運転を切り替えたり、過冷却度を調整したりする装置である。制御ユニット10は、各種情報に基づいて、流路に設けられた各弁23、33、7、914a、915a、911b、94a、97a、98a、B等の開度や、切替弁4の流路構成を切り替える。
具体的に、制御ユニット10は、冷房と暖房の運転を切り替える運転切替部101と、温度推定部102と、過冷却度算出部103と、過冷却度調整部104と、を備えている。温度推定部102は、室内液管温度センサ24、34の検出結果、室内膨張弁23、33の最大冷媒流量に相当する値、及び室内膨張弁23、33の開度に基づいて、主流路911(暖房時の室内機2、3の下流付近)での冷媒の温度を推定する。
温度推定部102は、室内液管温度センサ24、34から温度情報を受信し、自身(制御ユニット10)が制御する室内膨張弁23、33の開度情報を取得する。そして、室内膨張弁23、33の最大冷媒流量に相当する値として、本実施形態では、室内熱交換器21、31の容量(kW)及び室内膨張弁23、33のサイズ(t)を用いている。
室内膨張弁23、33の最大冷媒流量と、室内熱交換器21、31(室内機2、3)の容量及び室内膨張弁23、33のサイズとの間には相関関係があり、当該容量とサイズから最大冷媒流量に相当する重み付けが可能である。さらに、一般に、室内熱交換器21、31の容量と、その室内熱交換器21、31に対して設けられた室内膨張弁23、33のサイズとの間にも相関関係があり、重み付けの値として当該容量≒当該サイズとして何れか一方の値を用いて演算することができる。
演算としては、冷媒回路A中のすべての室内機に対して、室内液管温度センサの検出結果×室内膨張弁の最大冷媒流量に相当する値(本実施形態では室内膨張弁のサイズ又は室内熱交換器の容量)×室内膨張弁の開度=第一算出結果と、室内膨張弁の最大冷媒流量に相当する値(本実施形態では室内膨張弁のサイズ又は室内熱交換器の容量)×室内膨張弁の開度=第二算出結果を算出し、第一算出結果の和を第二算出結果の和で除した値を推定温度する。開度は、割合(%)でもパルスでも良く、第一算出結果と第二算出結果で統一されていれば良い。一般に、膨張弁は、パルス数によって弁の開度が調整される。つまり、パルスは膨張弁の開度に相関関係がある。例えば、0〜1600パルスに対し、膨張弁の開度が全閉〜全開となる。
具体例として、室内機2において、室内液管温度センサ24の検出結果が20℃で、室内膨張弁23のサイズが1.5tで、室内膨張弁23の開度が200パルスであり、室内機3において、室内液管温度センサ34の検出結果が30℃で、室内膨張弁33のサイズが3tで、室内膨張弁33の開度が400パルスである場合、第一算出結果の和が42000で第二算出結果の和が1500となり、推定温度は、42000/1500=28℃となる。
上記具体例において、室内膨張弁の最大冷媒流量に相当する値を室内熱交換器(室内機)の容量にした場合、室内熱交換器21の容量が3.6kWで、室内熱交換器31の容量が8kWであり、110400(第一算出結果の和)/3920(第二算出結果の和)≒28.16℃となる。このように、本実施形態では、室内膨張弁の最大冷媒流量に相当する値として、室内膨張弁のサイズ又は室内熱交換器(室内機)の容量を用いている。当然、室内膨張弁の最大冷媒流量が把握できる場合、その値を用いることができる。
温度推定部102は、上記演算により、第一分岐流路912と第二分岐流路913が合流した主流路911における合流地点付近の冷媒温度(すなわち推定温度)を算出する。
過冷却度算出部103は、冷媒温度決定部103aと、算出部103bと、を備えている。冷媒温度決定部103aは、室外液管温度センサ81の検出結果と温度推定部102が算出した推定温度とを受信し、当該検出結果と推定温度とを比較する。冷媒温度決定部103aには、両者の温度差に関して予め所定温度が設定されている。本実施形態では、所定温度が3℃に設定されている。
冷媒温度決定部103aは、推定温度−室外液管温度センサ81の検出結果≧所定温度(3℃)の場合、推定温度を冷媒温度(システム液温度)として決定する。また、冷媒温度決定部103aは、推定温度−室外液管温度センサ81の検出結果<所定温度(3℃)の場合、当該検出結果を冷媒温度(システム液温度)として決定する。所定温度は、主流路911の長さや圧力損失等を考慮した実験やシミュレーションにより設定しても良い。
算出部103bは、圧力センサ82から圧力情報を受信する。算出部103bは、当該圧力情報に基づいて、冷媒の凝縮温度を算出する。冷媒の凝縮温度は、冷媒の種類と流路内の圧力により決定される。算出部103bは、算出された凝縮温度から冷媒温度決定部103aで決定された冷媒温度を引いて過冷却度を算出する(凝縮温度−冷媒温度=過冷却度)。
過冷却度調整部104は、算出された過冷却度に基づいて過冷却調整弁7の開度を制御する。過冷却度調整部104は、過冷却度が予め設定された所定範囲(第一所定温度以上第二所定温度未満)内にあるか否かを判定する。過冷却度が所定範囲内であれば、過冷却調整弁7の開度は調整されない。過冷却度が第一所定温度(例えば19℃)未満であった場合、過冷却度調整部104は、過冷却調整弁7を閉じる側に制御する。すなわち、過冷却度調整部104は、過冷却調整弁7の開度を小さくする。これにより、過冷却度が大きくなり、過冷却度が所定範囲内に収まるように制御される。なお、過冷却調整弁7を閉じると、過冷却熱交換器Eの暖房時入口側の過冷却度が大きくなる。過冷却調整弁7を閉じることでアキュムレータ6に溜まっているシステムの余剰冷媒が室内熱交換器21、31(凝縮器)内部に溜まり、室内熱交換器21、31で冷媒がより冷やされる。
また、算出部103bで算出された過冷却度が第二所定温度以上であった場合、過冷却度調整部104は、過冷却調整弁7を開く側に制御する。すなわち、過冷却度調整部104は、過冷却調整弁7の開度を大きくする。これにより、過冷却度が小さくなり、過冷却度が所定範囲内に収まるように制御される。過冷却調整弁7の開度は、過冷却度が所定範囲から外れている程度によって制御しても良い。なお、過冷却度調整部104は、過冷却調整弁7ではなく調整弁914a、915aの開度を調整することで過冷却度を調整するものでも良い。過冷却度調整部104は、過冷却調整弁7と調整弁914a、915aとの少なくとも一方の開度を制御して過冷却度を調整すれば良い。
暖房時における過冷却度に関する制御の流れについて、図2を参照して説明する。まず、温度推定部102が、室内液管温度センサ24、34の検出結果、室内膨張弁23、33の最大冷媒流量に相当する値、及び室内膨張弁23、33の開度に基づいて、第一流路91での合流後(合流域付近)の冷媒の温度を推定する(S101)。
続いて、冷媒温度決定部103aは、推定温度と室外液管温度センサ81の検出結果とを比較し、室外液管温度センサ81の検出結果が推定温度よりも所定温度以上低い場合に推定温度を冷媒温度に決定し、その他の場合には室外液管温度センサ81の検出結果を冷媒温度に決定する(S102)。
続いて、算出部103bは、圧力センサ82の検出結果から凝縮温度を算出し、凝縮温度と決定された冷媒温度から過冷却度を算出する(S103)。過冷却度調整部104は、過冷却度が所定範囲内か否かを判定する(S104)。過冷却度が所定範囲外であれば(S104:No)、過冷却調整弁7及び調整弁914a、915aの少なくとも一方の開度を制御して過冷却度を調整する(S105)。過冷却度が所定範囲内であれば(S104:Yes)、終了する。制御ユニット10は、この制御を定期的に実施する。
このように、本実施形態によれば、温度推定部102により複数の室内熱交換器21、31を出て合流後(例えば合流直後)の主流路911における冷媒の温度を推定することができる。これを過冷却度の算出に利用することで、過冷却度算出において、冷媒が主流路911を流通する中で圧力損失により気液2相状態になった場合の温度低下による誤差やずれを抑制することができる。つまり、本実施形態では、過冷却度の算出に用いる冷媒温度に、合流後における液相状の冷媒の温度を用いることができるため、過冷却度の算出に用いる冷媒温度の信頼度を向上させ、過冷却度の算出精度を向上させることができる。本実施形態によれば、複数の室内機を有する冷媒回路にも対応できる。
また、本実施形態では、室外液管温度センサ81の検出結果と温度推定部102で算出した推定温度とを比較し、室外液管温度センサ81の検出結果のほうが所定温度以上低い場合には、室外液管温度センサ81の地点では気液2相状態になっていると判定し、冷媒温度として推定温度を採用する。そして、その他の場合には、直接的に計測した値である室外液管温度センサ81の検出結果を冷媒温度として採用する。これにより、気液2相状態の冷媒温度を過冷却度の演算に用いることを抑制でき、液相の推定温度又は実測値を過冷却度の演算に用いることができる。つまり、より精度の高い過冷却度の算出が可能となる。
本実施形態では、上記算出した過冷却度に基づいて、過冷却調整弁7及び調整弁914a、915aの少なくとも一方の開度を制御するため、より適切に過冷却度を調整することができる。
<変形態様>
本発明は、上記実施形態に限られない。例えば、過冷却度算出部103は、室外液管温度センサ81の検出結果と温度推定部102で算出された推定温度とを比較することなしに、当該推定温度を冷媒温度として決定し、当該推定温度に基づいて過冷却度を算出しても良い。比較なしに推定温度を用いることで、より簡易に過冷却度を算出することができる。
また、過冷却度の調整は、上記のように電子膨張弁とバイパス流路(及び熱交換器)で構成されるもので行っても良く、あるいは他の装置等により行っても良い。また、上記実施形態では冷媒回路Aに室内機が2台の場合を例示したが、室内機が3台以上であっても良い。室内機が3台以上であっても、本発明によれば、合流後の主流路911における液相の冷媒温度を推定することができる。また、室外液管温度センサ81は、室外機100の暖房時入口付近に設けられても良い。
また、調整弁914a、915aは、過冷却調整弁として機能し、開度を大きくしてサブ熱交換器Fに流入する流量を大きくすることで過冷却度を下げ、反対に開度を小さくすることで過冷却度を上げることができる。
1:室外熱交換器、 2、3:室内機、 21、31:室内熱交換器、
23、33:室内膨張弁、 24、34:室内液管温度センサ、
4:切替弁、 51、52:圧縮機、 6:アキュムレータ、
7:過冷却調整弁、 81:室外液管温度センサ、 91:第一流路、
A:冷媒回路

Claims (2)

  1. 室外熱交換器と、
    室内熱交換器、前記室内熱交換器の暖房時吐出口に接続された室内膨張弁、及び前記室内熱交換器と前記室内膨張弁の間に設けられ冷媒の温度を検出する室内液管温度センサを有する複数の室内機と、
    複数の前記室内熱交換器の暖房時吐出口を合流させるとともに合流部分と前記室外熱交換器の暖房時吸入口とを連通させる第一流路と、
    圧縮機と、
    を備える冷媒回路を有するヒートポンプ式空気調和装置であって、
    前記室内液管温度センサの検出結果、前記室内膨張弁の最大冷媒流量に相当する値、及び前記室内膨張弁の開度に基づいて、暖房時の前記第一流路における合流後の冷媒の温度を推定する温度推定部と、
    前記温度推定部で推定された温度である推定温度を利用して前記冷媒回路の過冷却度を算出する過冷却度算出部と、
    室外の前記第一流路に設けられ冷媒の温度を検出する室外液管温度センサと、
    を備え、
    前記過冷却度算出部は、
    前記推定温度と前記室外液管温度センサの検出結果とを比較し、前記室外液管温度センサの検出結果が前記推定温度よりも所定温度以上低い場合に前記推定温度を冷媒温度に決定し、その他の場合には前記室外液管温度センサの検出結果を冷媒温度に決定する冷媒温度決定部と、
    前記冷媒温度決定部で決定された前記冷媒温度に基づいて前記冷媒回路の過冷却度を算出する算出部と、
    を備えるヒートポンプ式空気調和装置。
  2. 請求項1において、
    前記第一流路に対して設けられ開度に応じて過冷却度を調整可能な過冷却調整弁と、
    前記過冷却度算出部で算出された過冷却度に基づいて前記過冷却調整弁を制御する過冷却度調整部と、
    をさらに備えるヒートポンプ式空気調和装置。
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