JP5986551B2 - センサ処理回路及びそのオフセット検出方法 - Google Patents
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Description
図1に示したフォトダイオードセンサ回路1では、フォトダイオードセンサ2で光を受け、光量に応じた電気信号を出力する。それを次段のアンプ3で増幅し、最終段のサンプリング回路4でサンプリングした電気信号を出力する。
本発明は、このような問題を鑑みてなされたもので、その目的とするところは、オフセットを簡易に検出するフォトダイオードセンサの処理回路及びそのオフセット検出方法を提供することにある。
また、請求項5に記載の発明は、請求項1乃至4のいずれかに記載の発明において、前記切り替え部は、前記第2端子と前記第3端子との間の出力の極性を切り替えることを特徴とする。
また、請求項7に記載の発明は、請求項5又は6に記載の発明において、さらに、前記第2端子と前記第3端子との間の出力の極性を切り替えた出力信号を加算する加算器を備えていることを特徴とする。
また、請求項9に記載の発明は、請求項1乃至8のいずれかに記載の発明において、前記切り替え部は、第1のフォトダイオードセンサのアノード又はカソードと第2のフォトダイオードセンサのアノード又はカソードとが接続された第1端子と、所定電圧生成回路と、の間で接続される第1の切り替えスイッチと、前記第1のフォトダイオードセンサのカソード又はアノードに接続される第2端子と、前記I−V変換器の入力と、の間で接続される第2の切り替えスイッチと、前記第2端子と、所定電圧生成回路と、の間で接続される第3の切り替えスイッチと、前記第2のフォトダイオードセンサのカソード又はアノードに接続される第3端子と、前記I−V変換器の入力と、の間で接続される第4の切り替えスイッチと、前記第3端子と、所定電圧生成回路との間で接続される第5の切り替えスイッチとを有することを特徴とする。
また、請求項10に記載の発明は、少なくとも2つのフォトダイオードセンサと、第1のフォトダイオードセンサのアノードと第2のフォトダイオードセンサのアノードとが接続された第1端子と、前記第1のフォトダイオードセンサのカソードに接続される第2端子と、前記第2のフォトダイオードセンサのカソードに接続される第3端子と、前記第1端子と前記第2端子との間の出力を取り出すか、前記第2端子と前記第3端子との間の出力を取り出すかを切り替える切り替え部と、前記切り替え部の出力を処理するI−V変換器と、前記第2端子と前記第3端子との間の出力の極性を切り替えた出力信号を保持する第1及び第2の記憶部とを備えたセンサ処理回路におけるオフセット検出方法において、前記第2端子が前記I−V変換器の入力に接続され、前記第3端子が所定電圧に接続されたときの出力を前記第1の記憶部に保持し、前記第3端子が前記I−V変換器の入力に接続され、前記第2端子が所定電圧に接続されたときの出力を前記第2の記憶部に保持し、前記第1の記憶部と前記第2の記憶部で保持した値を加算してオフセットを検出することを特徴とする。
また、請求項11に記載の発明は、少なくとも2つのフォトダイオードセンサと、第1のフォトダイオードセンサのカソードと第2のフォトダイオードセンサのカソードとが接続された第1端子と、前記第1のフォトダイオードセンサのアノードに接続される第2端子と、前記第2のフォトダイオードセンサのアノードに接続される第3端子と、前記第1端子と前記第2端子との間の出力を取り出すか、前記第2端子と前記第3端子との間の出力を取り出すかを切り替える切り替え部と、前記切り替え部の出力を処理するI−V変換器と、前記第2端子と前記第3端子との間の出力の極性を切り替えた出力信号を保持する第1及び第2の記憶部とを備えたセンサ処理回路におけるオフセット検出方法において、前記第2端子が前記I−V変換器の入力に接続され、前記第3端子が所定電圧に接続されたときの出力を前記第1の記憶部に保持し、前記第3端子が前記I−V変換器の入力に接続され、前記第2端子が所定電圧に接続されたときの出力を前記第2の記憶部に保持し、前記第1の記憶部と前記第2の記憶部で保持した値を加算してオフセットを検出することを特徴とする。
本実施形態におけるセンサは、少なくとも2つのフォトダイオードセンサを備え、第1のフォトダイオードセンサのアノードと、第2のフォトダイオードセンサのアノードが接続され、第1のフォトダイオードセンサのカソードと、第2のフォトダイオードセンサのカソードにそれぞれ出力端子を有するセンサである。
図3(a),(b)は、第1のフォトダイオードセンサと第2のフォトダイオードセンサを備えたセンサを示す図である。図3(a),(b)に示すように、フォトダイオードセンサを互いの向きが逆向きになるように直列に接続する。つまり、第1のフォトダイオードセンサ12のアノードと、第2のフォトダイオードセンサ22のアノードを接続する(図3(b))、または、第1のフォトダイオードセンサのカソードと、第2のフォトダイオードセンサのカソードを接続する(図3(a))。
図4は、フォトダイオードセンサを等価回路で示した図である。I0の電流を流す電流源と、R0の抵抗が並列接続された等価回路に置き換えることができる。電流I0は入力光に対するダイオードの出力電流、R0はダイオードの出力抵抗である。
フォトダイオードセンサを図3に示す接続とすることにより、第1のフォトダイオードセンサの出力電流I0_1と、第2のフォトダイオードセンサの出力電流I0_2とが同じ場合、電流を互いに打ち消し合う関係となるため、センサの無入力状態を作り出すことができる。図5(b)の等価回路で考えると、電流I0_1と電流I0_2とが互いに引き合う関係となり、出力端子からは電流出力されず、無入力状態となる。図5(a)の等価回路で考えると、電流I0_1と電流I0_2とが互いに向き合う関係となり、出力端子からは電流出力されず、無入力状態となる。
図6は、本実施形態に係るセンサ処理回路を説明するための回路図(その1)である。本実施形態のセンサ処理回路11は、第1のフォトダイオードセンサ12と第2のフォトダイオードセンサ22とを備えたセンサ部10と、切り替え部13と、I−V変換器14と、増幅器15と、サンプリング回路16とを備えている。
また、I−V変換器14は、入力された電流に対して、電圧に変換して出力する。また、増幅器15は、入力電圧を所定のゲインで増幅して出力する。可変増幅器であってもよい。
まず、第1のフォトダイオードセンサ、第2のフォトダイオードセンサから、それぞれ入力された光に対して、出力する場合における切り替え部13の制御について説明する。本実施形態のセンサ処理回路11では、切り替え部13を制御して、時分割で交互に2つのフォトダイオードセンサの出力信号を処理する。
以上の通り、切り替え部13を用いて、第1のフォトダイオードセンサと第2のフォトダイオードセンサのアノード同士が接続され、片方のフォトダイオードセンサのカソードがI−V変換器14の入力に接続され、もう片方のフォトダイオードセンサのカソードが所定電圧に接続されることで、無入力状態を作り出し、光が入力される状態であっても、信号処理回路部分のオフセットを検出することができる。この点について、図10を用いて説明する。
図8又は図9の接続を行うことで、I0_1=I0_2の関係より、外的又は回路因によるオフセットに対応したオフセット量のみを検出することができる。つまり、増幅器15の出力としては、I_offsetがゲインα倍したオフセット電流α×I_offsetのみの情報を得ることができる。この情報をもとに、センサ処理回路11自身で、オフセットの補正を行うこともできる。
図11は、フォトダイオードセンサと信号処理ICを備えたセンサモジュールの概念図である。窓6に光が斜め入ってきた場合、フォトダイオードセンサの出力に傾き、つまりI0_1≠I0_2が発生することが想定される。例えば、図11では、窓6へ斜めに光が入力された場合、第1のフォトダイオードセンサ12(DIO1)には光が十分にあたるが、第2のフォトダイオードセンサ22(DIO2)には光が十分にあたらない。その場合、I0_1≠I0_2となる。
記憶部、加算器は、デジタル処理回路であってもよく、アナログ処理回路であってもよい。アナログ回路の例としては、記憶部と加算器を合わせて、積分器で構成してもよい。
図13は、本実施形態に係るセンサ処理回路を説明するための回路図(その6)である。まず、図13に示す通り、切り替え部13のSW1とSW5をONし、その他のSWをOFFする。つまり、第1のフォトダイオードセンサ12のカソードがI−V変換器14の入力に接続され、第2のフォトダイオードセンサ22のカソードが所定電圧に接続される。このとき、増幅器15の出力は、α(I0_1−I0_2+I_offset)に対応した出力となる。最終段のサンプリング回路16においてα(I0_1−I0_2+I_offset)の電流値に対応した情報を記憶部1に保持する。
(1)図13の状態の接続を行い、記憶部1に結果を格納する。
(2)図14の状態の接続を行い、記憶部2に結果を格納する。
(3)上記(1)と(2)で得られた結果を加算してモジュール系のオフセット値を算出する。
(4)上記(3)で得られた結果を用いて、フォトダイオードセンサ12、フォトダイオード22の測定結果を補正する。
なお、フォトダイオードセンサのカソードとアノードを逆にした場合についても同様である。
本実施形態に係るセンサ処理回路は、少なくとも2つのフォトダイオードセンサと、第1のフォトダイオードセンサのカソードと第2のフォトダイオードセンサのカソードとが接続された第1端子と、第1のフォトダイオードセンサのアノードに接続される第2端子と、第2のフォトダイオードセンサのアノードに接続される第3端子と、第1端子と第2端子との間の出力を取り出すか、第2端子と第3端子との間の出力を取り出すかを切り替える切り替え部とを備えている。
または、本実施形態において、センサは、第1のフォトダイオードセンサと、第2のフォトダイオードセンサと、第3のフォトダイオードセンサと、第4のフォトダイオードセンサとを備え、各フォトダイオードセンサのカソードが接続され、各フォトダイオードセンサのアノードが出力端子に接続される。
図17は、本実施形態に係るセンサ処理回路を説明するための回路図(その10)である。図15に対して、第3のフォトダイオードセンサ32、第4のフォトダイオードセンサ42、切り替え部23、記憶部3、記憶部4を備えている。
切り替え部23は、フォトダイオードセンサの個数が図15に比べて多くなっていることに伴い、SWの個数が多くなっている。
第1のフォトダイオードセンサ12からの出力を信号処理する場合、切り替え部23は、SW3とSW5をONし、その他のSWをOFFとする。この接続とすることで、第1のフォトダイオードセンサ12のカソードが、I−V変換器14の入力に接続され、アノードが所定電圧に接続される。光の入力がある場合、その光に応じた電流を第1のフォトダイオードセンサ12が出力し、I−V変換器14で電圧に変換される。
次に、I0_1、I0_2、I0_3、I0_4の電流がそれぞれ異なる場合におけるオフセットを検出する際の、切り替え部23の接続を図18乃至図21に示す。
記憶部1:α(I0_1−I0_2+I0_3−I0_4+I_offset)
記憶部2:α(I0_1+I0_2−I0_3−I0_4+I_offset)
記憶部3:α(−I0_1+I0_2−I0_3+I0_4+I_offset)
記憶部4:α(−I0_1−I0_2+I0_3+I0_4+I_offset)
第1フェーズから第4フェーズの各状態で記憶部に保持された各値を加算した結果は、4×α×I_offsetになり、入力光の出力値がキャンセルされて、オフセットのみの情報を検出することが可能となる。
以上、前述の説明を以下の手順として説明すると、下記の通りである。
(2)図19の状態の接続を行い、記憶部2に結果を格納する。
(3)図20の状態の接続を行い、記憶部3に結果を格納する。
(4)図21の状態の接続を行い、記憶部4に結果を格納する。
(5)上記(1),(2),(3),(4)で得られた結果を加算してモジュール系のオフセット値を演算する。
(6)上記(5)で得られた結果を用いて、第1のフォトダイオードセンサ12(DIO1)、第2のフォトダイオードセンサ22(DIO2)、第3のフォトダイオードセンサ32(DIO3)、第4のフォトダイオードセンサ42(DIO4)の測定結果を補正する。
以上の通り、複数のフォトダイオードセンサを利用するセンサにおいて、光学的に入力状態にも関わらず、意図的に無入力状態を生成することで、オフセットを検出することができる。
図23は、本実施形態の別の実施形態における第1のフォトダイオードセンサと第2のフォトダイオードセンサを備えたセンサを示す図である。また、センサ10として、各フォトダイオードセンサのアノード、又は、カソードを直接、接続した形態を説明したが、図23に示す通り、スイッチを介して接続される形態であってもよい。
本発明におけるセンサ処理回路のオフセット検出方法は、少なくとも2つのフォトダイオードセンサと、第1のフォトダイオードセンサのアノードと第2のフォトダイオードセンサのアノードとが接続された第1端子と、第1のフォトダイオードセンサのカソードに接続される第2端子と、第2のフォトダイオードセンサのカソードに接続される第3端子とを備えたセンサにおいて、第2端子に対する第3端子の出力信号1を取り出し、第3端子に対する第2端子の出力信号2を取り出し、出力信号1と出力信号2を加算してオフセットを検出するものである。
2 フォトダイオードセンサ
3 アンプ
4 サンプリング回路
5 センサモジュール
6 窓、窓材
7 信号処理IC
8 パッケージ
10,100 センサ部
11 センサ処理回路
12,22,32,42 フォトダイオードセンサ
13,23 切り替え部
14 I−V変換器
15 増幅器
16 サンプリング回路
17,18 記憶部
19 加算器
20 演算回路
Claims (11)
- 少なくとも2つのフォトダイオードセンサと、
第1のフォトダイオードセンサのアノードと第2のフォトダイオードセンサのアノードとが接続された第1端子と、
前記第1のフォトダイオードセンサのカソードに接続される第2端子と、
前記第2のフォトダイオードセンサのカソードに接続される第3端子と、
前記第1端子と前記第2端子との間の出力を取り出すか、前記第2端子と前記第3端子との間の出力を取り出すかを切り替える切り替え部と、
前記切り替え部の出力を処理するI−V変換器と、を備え、
前記切り替え部は、前記第2端子及び前記第3端子のうちの一方を前記I−V変換器の入力に接続し、前記第2端子及び前記第3端子のうちの他方を所定電圧に接続することで、オフセットが検出されることを特徴とするセンサ処理回路。 - 少なくとも2つのフォトダイオードセンサと、
第1のフォトダイオードセンサのカソードと第2のフォトダイオードセンサのカソードとが接続された第1端子と、
前記第1のフォトダイオードセンサのアノードに接続される第2端子と、
前記第2のフォトダイオードセンサのアノードに接続される第3端子と、
前記第1端子と前記第2端子との間の出力を取り出すか、前記第2端子と前記第3端子との間の出力を取り出すかを切り替える切り替え部と、
前記切り替え部の出力を処理するI−V変換器と、を備え、
前記切り替え部は、前記第2端子及び前記第3端子のうちの一方を前記I−V変換器の入力に接続し、前記第2端子及び前記第3端子のうちの他方を所定電圧に接続することで、オフセットが検出されることを特徴とするセンサ処理回路。 - 前記切り替え部は、前記第1端子と前記第2端子との間の出力を取り出すか、前記第1端子と前記第3端子との間の出力を取り出すか、前記第2端子と前記第3端子との間の出力を取り出すかを切り替えることを特徴とする請求項1又は2に記載のセンサ処理回路。
- 前記第1端子は、前記切り替え部を介して、所定電圧が供給されることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のセンサ処理回路。
- 前記切り替え部は、前記第2端子と前記第3端子との間の出力の極性を切り替えることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載のセンサ処理回路。
- さらに、前記第2端子と前記第3端子との間の出力の極性を切り替えた出力信号を保持する第1及び第2の記憶部を備え、
前記第2端子が前記I−V変換器の入力に接続され、前記第3端子が所定電圧に接続されたときの出力を前記第1の記憶部に保持し、前記第3端子が前記I−V変換器の入力に接続され、前記第2端子が所定電圧に接続されたときの出力を前記第2の記憶部に保持してオフセットを検出するようにしたことを特徴とする請求項5に記載のセンサ処理回路。 - さらに、前記第2端子と前記第3端子との間の出力の極性を切り替えた出力信号を加算する加算器を備えていることを特徴とする請求項5又は6に記載のセンサ処理回路。
- 前記第1のフォトダイオードセンサのアノード又はカソードと前記第2のフォトダイオードセンサのアノード又はカソードとは、直接接続される、又は、切り替えスイッチを介して接続されることを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載のセンサ処理回路。
- 前記切り替え部は、
第1のフォトダイオードセンサのアノード又はカソードと第2のフォトダイオードセンサのアノード又はカソードとが接続された第1端子と、所定電圧生成回路と、の間で接続される第1の切り替えスイッチと、
前記第1のフォトダイオードセンサのカソード又はアノードに接続される第2端子と、前記I−V変換器の入力と、の間で接続される第2の切り替えスイッチと、
前記第2端子と、所定電圧生成回路と、の間で接続される第3の切り替えスイッチと、
前記第2のフォトダイオードセンサのカソード又はアノードに接続される第3端子と、前記I−V変換器の入力と、の間で接続される第4の切り替えスイッチと、
前記第3端子と、所定電圧生成回路との間で接続される第5の切り替えスイッチと
を有することを特徴とする請求項1乃至8のいずれかに記載のセンサ処理回路。 - 少なくとも2つのフォトダイオードセンサと、
第1のフォトダイオードセンサのアノードと第2のフォトダイオードセンサのアノードとが接続された第1端子と、
前記第1のフォトダイオードセンサのカソードに接続される第2端子と、
前記第2のフォトダイオードセンサのカソードに接続される第3端子と、
前記第1端子と前記第2端子との間の出力を取り出すか、前記第2端子と前記第3端子との間の出力を取り出すかを切り替える切り替え部と、
前記切り替え部の出力を処理するI−V変換器と、
前記第2端子と前記第3端子との間の出力の極性を切り替えた出力信号を保持する第1及び第2の記憶部とを備えたセンサ処理回路におけるオフセット検出方法において、
前記第2端子が前記I−V変換器の入力に接続され、前記第3端子が所定電圧に接続されたときの出力を前記第1の記憶部に保持し、前記第3端子が前記I−V変換器の入力に接続され、前記第2端子が所定電圧に接続されたときの出力を前記第2の記憶部に保持し、前記第1の記憶部と前記第2の記憶部で保持した値を加算してオフセットを検出することを特徴とするオフセット検出方法。 - 少なくとも2つのフォトダイオードセンサと、
第1のフォトダイオードセンサのカソードと第2のフォトダイオードセンサのカソードとが接続された第1端子と、
前記第1のフォトダイオードセンサのアノードに接続される第2端子と、
前記第2のフォトダイオードセンサのアノードに接続される第3端子と、
前記第1端子と前記第2端子との間の出力を取り出すか、前記第2端子と前記第3端子との間の出力を取り出すかを切り替える切り替え部と、
前記切り替え部の出力を処理するI−V変換器と、
前記第2端子と前記第3端子との間の出力の極性を切り替えた出力信号を保持する第1及び第2の記憶部とを備えたセンサ処理回路におけるオフセット検出方法において、
前記第2端子が前記I−V変換器の入力に接続され、前記第3端子が所定電圧に接続されたときの出力を前記第1の記憶部に保持し、前記第3端子が前記I−V変換器の入力に接続され、前記第2端子が所定電圧に接続されたときの出力を前記第2の記憶部に保持し、前記第1の記憶部と前記第2の記憶部で保持した値を加算してオフセットを検出することを特徴とするオフセット検出方法。
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