JP5986015B2 - 車両前部構造 - Google Patents

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Description

本発明は、自動車等の車両の前部構造に関し、特に歩行者脚部保護性能を向上したものに関する。
自動車の車体前端部に設けられるバンパは、車両外装の一部を構成する意匠部分であるバンパフェイスの内側に、歩行者等との衝突時にバンパフェイスからの圧縮荷重を受けて車体本体側に伝達するとともに、エネルギ吸収効果を有するエネルギ吸収(EA)部材を配置して構成されている。
このような車両用バンパ構造に関する従来技術として、例えば特許文献1には、バンパフェイスの下部(エアダム部)の内側に、水平に配置された上面部から下方に複数の前後方向リブ、車幅方向リブを下垂させたエネルギ吸収ブラケットを配置することが記載されている。
特開2008−265399号公報
特許文献1に記載されたように、上面部から下方へ複数の前後方向リブ及び車幅方向リブを下垂させた構成の場合、車両前後方向の圧縮荷重が加えられると、上下面の耐荷重バランスから、前後方向リブの下側(開放断面側)で座屈が発生する。
そして、前後端が固定された状態を維持させたまま、更なる圧縮を受けると、中央部が持ち上がり、2つ折れモードで変形する。
このような変形モードが生じると、初期ピーク荷重の発生後、急激に荷重が低下してしまう。
一方、一般的に歩行者保護性能を向上する場合、特に車高の低い車両では、歩行者の脚部を車両前方側へ跳ね返すことが有効である。
しかし、特許文献1に記載された技術においては、圧縮変形を受けた後の衝撃吸収ブラケットが歩行者脚部を前方へ押し出す反発力が弱いため、このような反発力をより向上することが求められている。
また、特許文献1に記載された技術においては、エネルギ吸収ブラケットの前端部に荷重が集中しやすく、入力点を中心に局所変形が発生し、歩行者脚部傷害値の悪化が懸念される。
さらに、歩行者の脚部を跳ね返す場合、できるだけ下方で跳ね返すことが有効であると分かっており、局所的な荷重集中を防ぐ点からも、歩行者脚部からの荷重を上下方向における広い範囲で受けられる構造が求められている。
上述した問題に鑑み、本発明の課題は、歩行者脚部保護性能を向上した車両前部構造を提供することである。
本発明は、以下のような解決手段により、上述した課題を解決する。
請求項1に係る発明は、車体前部における下部に設けられる外装部材と、前記外装部材の車両後方側に配置され後端部が車体構造部材に取り付けられた衝撃吸収部材とを備える車両前部構造であって、前記衝撃吸収部材は、前記外装部材の後方側に設けられた基部と、前記基部の上部から車両前方側へ突き出して形成された上面部と、前記基部の下部から車両前方側へ突き出して形成された下面部とを備え、前記上面部及び前記下面部の前端部は、前記外装部材に対する上下方向の相対変位がそれぞれ規制されるよう該外装部材に拘束され、前記下面部は、前後方向の圧縮荷重によって下方が凸となるように湾曲変形し、前記外装部材の下端部は、前記下面部から下方に突き出して形成されたブラケットに取り付けられることを特徴とする車両前部構造である。
これによれば、歩行者脚部との衝突時に、衝撃吸収部材の上面部及び下面部が車両側面視において弓なり状に湾曲変形してエネルギを吸収した後、弾性力によって復元する際に、歩行者脚部を強い反発力によって車両前方へ跳ね返すことができる。これによって、歩行者が受ける傷害値を改善し、歩行者保護性能を改善することができる。
また、上面部及び下面部の前端部の外装部材に対する上下方向の相対変位が規制されることによって、上述した効果を確実に得ることができる。
さらに、上面部及び下面部が上下方向に変形することによって、荷重を受けることが可能な範囲が上下方向に広がり、局所的な荷重集中による傷害値の悪化を防止することができる。特に、荷重を受ける範囲が可能に広がることによって、歩行者脚部の低い位置を跳ね返して傷害値を改善することが可能となり、かつ、脚部の車両下部への入り込みも抑制できる。
また、衝突時に下面部の湾曲変形を利用して外装部材の下端部を押し下げることによって、より低い位置で歩行者脚部からの荷重を受けることができる。
請求項2に係る発明は、車体前部における下部に設けられる外装部材と、前記外装部材の車両後方側に配置され後端部が車体構造部材に取り付けられた衝撃吸収部材とを備える車両前部構造であって、前記衝撃吸収部材は、前記外装部材の後方側に設けられた基部と、前記基部の上部から車両前方側へ突き出して形成された上面部と、前記基部の下部から車両前方側へ突き出して形成された下面部とを備え、前記上面部及び前記下面部の前端部は、前記外装部材に対する上下方向の相対変位がそれぞれ規制されるよう該外装部材に拘束され、前記下面部は、上下方向に間隔を隔てて対向して設けられた第1面部及び第2面部を有し、前記第1面部の前端部と前記第2面部の前端部との間、及び、前記第1面部の後端部と前記第2面部の後端部との間を、第1連結面部、第2連結面部によってそれぞれ連結したことを特徴とする車両前部構造である。
これによれば、第1面部、第2面部、第1連結面部、第2連結面部からなる四角形状の断面形状が歩行者脚部との衝突時にひし型状あるいはパンタグラフ状に変形し、その後弾性力で復元することによって、より確実に歩行者の脚部を車両前方へ跳ね返し、傷害値の軽減を図ることができる。
また、下面部をパンタグラフ状に変形させることによって、外装部材と協働して荷重受け面を下方に大きく拡大することが可能となり、歩行者脚部のより低い箇所を前方に跳ね返すことによって傷害値を改善することができる。
請求項3に係る発明は、車体前部における下部に設けられる外装部材と、前記外装部材の車両後方側に配置され後端部が車体構造部材に取り付けられた衝撃吸収部材とを備える車両前部構造であって、前記衝撃吸収部材は、前記外装部材の後方側に設けられた基部と、前記基部の上部から車両前方側へ突き出して形成された上面部と、前記基部の下部から車両前方側へ突き出して形成された下面部とを備え、前記上面部及び前記下面部の前端部は、前記外装部材に対する上下方向の相対変位がそれぞれ規制されるよう該外装部材に拘束され、前記下面部は車両後方側に設けられた他部品と結合又は係合することによって車両後方側への移動を規制する移動規制手段を備えることを特徴とする車両前部構造である。
これによれば、衝撃吸収部材の車両後方側への移動を規制するとともに、衝撃吸収部材へ入力された前後荷重を他部品を介して車両後方側へ伝達することができる。
請求項4に係る発明は、車体前部における下部に設けられる外装部材と、前記外装部材の車両後方側に配置され後端部が車体構造部材に取り付けられた衝撃吸収部材とを備える車両前部構造であって、前記衝撃吸収部材は、前記外装部材の後方側に設けられた基部と、前記基部の上部から車両前方側へ突き出して形成された上面部と、前記基部の下部から車両前方側へ突き出して形成された下面部とを備え、前記上面部及び前記下面部の前端部は、前記外装部材に対する上下方向の相対変位がそれぞれ規制されるよう該外装部材に拘束され、前記衝撃吸収部材の前記基部の後面部と前記車体構造部材とを連結する支持部材が設けられ、前記支持部材が前記基部に対向する前面部の少なくとも一部に車幅方向から見て車両前方側に凸となる凸面部を形成したことを特徴とする車両前部構造である。
これによれば、衝撃吸収部材の基部が支持部材の前面部の凸面に沿って弓なりに変形することによって、上面部、下面部の湾曲変形を促進するとともに、所望の変形モードを安定して得ることができ、上述した各発明の効果をより高めることができる。
請求項5に係る発明は、前記凸面部は、前記支持部材の前面部と上面部との間と、前面部と下面部との間との少なくとも一方を、凸曲面で接続して構成したことを特徴とする請求項4に記載の車両前部構造である。
請求項6に係る発明は、前記凸面部は、前記支持部材の前面部と上面部との間と、前面部と下面部との間との少なくとも一方を、前記前面部に対して傾斜して配置された斜面部で接続して構成したことを特徴とする請求項4に記載の車両前部構造である。
これらの各発明によれば、上述した効果を確実に得ることができる。
請求項に係る発明は、前記上面部及び前記下面部は、上下方向の間隔が車両前方側で広がるように配置されることを特徴とする請求項1から請求項6までのいずれか1項に記載の車両前部構造である。
これによれば、衝撃吸収部材の上面部及び下面部を前開きに配置することによって、上下方向の広い範囲で荷重を分散して受けることができ、局所的な荷重集中による傷害値の悪化を防止できる。
また、下面部の下方側への湾曲変形を促進し、変形モードの安定化を図ることができる。
請求項に係る発明は、前記上面部及び前記下面部の前端部の車両前後方向位置を実質的に一致させたことを特徴とする請求項1から請求項7までのいずれか1項に記載の車両前部構造である。
これによれば、上面部及び下面部への荷重の入力時期を実質的に同時として荷重を分散して受けることができる。
以上説明したように、本発明によれば、歩行者脚部保護性能を向上した車両前部構造を提供することができる。
本発明を適用した車両前部構造の実施例1の断面図であって、車幅方向における中央部を側方から見た図である。 実施例1の車両前部構造における歩行者脚部衝突時の挙動を模式的に示す図である。 実施例1の車両前部構造における歩行者脚部跳ね返し時の挙動を模式的に示す図である。 本発明を適用した車両前部構造の実施例2の断面図であって、車幅方向における中央部を側方から見た図である。 図4のV部を斜め前方側から見た模式的斜視図である。 本発明を適用した車両前部構造の実施例3の断面図であって、車幅方向における中央部を側方から見た図である。 本発明を適用した車両前部構造の実施例4の断面図であって、車幅方向における中央部を側方から見た図である。
本発明は、歩行者脚部保護性能を向上した車両前部構造を提供する課題を、上面部及び下面部を車両後方側に設けられた基部で連結したEAブラケットをエアダム部の内側に配置し、衝突時に上面部及び下面部を弓なりに変形させて衝撃を吸収するとともに、その反発力で歩行者脚部を跳ね返すことによって解決した。
以下、本発明を適用した車両前部構造の実施例1について説明する。
実施例1の車両前部構造は、例えば乗用車等の自動車の車両前部に設けられるものである。
図1は、実施例1の車両前部構造の断面図であって、車幅方向における中央部を側方から見た図である。
図2は、実施例1の車両前部構造における歩行者脚部衝突時の挙動を模式的に示す図である。
図3は、実施例1の車両前部構造における歩行者脚部跳ね返し時の挙動を模式的に示す図である。
車両前部構造は、ラジエータパネルロワ10、バンパビーム20、フード30、グリル40、アンダーカバー50、バンパフェイス100、衝撃吸収(EA)ブラケット200等を備えて構成されている。
(バンパビーム20、フード30、グリル40は、図1では図示しない。図3を参照。)
ラジエータパネルロワ10は、車体前部における下部に設けられ、車幅方向にほぼ沿って延びた梁状の部材である。
ラジエータパネルロワ10は、図示しないラジエータコア、エアコンディショナのコンデンサの下端部を保持するものである。
ラジエータパネルロワ10は、例えば鋼板をプレス成型した複数のパネルを集成し、スポット溶接して構成されており、閉断面を有し、バンパフェイス100、EAブラケット200に対して比較的強固に形成されている。
ラジエータパネルロワ10は、ホワイトボディ(未艤装車体)の一部を構成している。
バンパビーム20は、図示しない車体のフロントサイドフレームの前側に設けられ、車幅方向にほぼ沿って延びた梁状の部材である。
バンパビーム20は、ラジエータパネルロワ10よりも高くかつ車両前方側へ突き出した位置に配置されている。
バンパビーム20は、正面衝突時に衝突対象物からの荷重を受けて車体後方側へ伝達する部材である。
フード30は、エンジンルームの上部を覆う開閉式のリッドであって、その前端部はバンパフェイス100の上部に隣接して配置されている。
グリル40は、フード30の前端部とバンパフェイス100の上端部との間に形成される走行風導入開口に設けられた外装部材である。
アンダーカバー50は、エンジンルームの下部を覆うように配置されたパネル状の部材であって、例えばPP等の樹脂系材料によって形成されている。
アンダーカバー50の前端部は、ラジエータパネルロワ10の下方に配置され、ラジエータパネルロワ10よりも車両前方側に突き出して配置されている。
バンパフェイス100は、車両の前端部において車外に露出して配置された外装部品であって、例えばPP等の樹脂系材料によって一体に形成されている。
バンパフェイス100は、バンパビーム20の前方側に配置された本体部110、及び、本体部110の下方に配置されたエアダム部120等を備えて構成されている。
本体部110とエアダム部120との間には、ラジエータコア等に走行風を導入するための開口Oが設けられている。
本体部110は、前面部111、下面部112等を備えている。
前面部111は、車両前方側に面して配置された縦壁部分であって、図示しない上面部の前端部から下方へ延びて配置されている。
下面部112は、前面部111の下端部から後方に延びて配置されている。
下面部112は、開口Oの上辺部を構成している。
エアダム部120は、上面部121、前面部122、下面部123等を有して構成されている。
上面部121は、開口Oの下辺部を構成している。
前面部122は、上面部121の前端部から下方に延びて形成され、車両側面視における断面形状は前方が凸となるように湾曲して形成されている。
下面部123は、前面部122の下端部から後方に延びて配置されている。
下面部123の後端部は、EAブラケット200のエアダムブラケット250に、樹脂ファスナFを用いて固定されている。
エアダム部120の前面部122は、その後面における下端部近傍から車両後方側へ突き出した係合突起124を備えている。
係合突起124は、EAブラケット200の下面部220の前端部と係合して、この前端部のエアダム部120に対する上下方向変位を規制するものである。
下面部220の前端部は、係合突起124の下面とエアダム部120の下面部123の上面との間に挟まれた状態で配置され、エアダム部120に対する上下変位が規制される。
開口Oの内部には、走行風を導入可能なルーバ部等を有する開口カバー130が設けられている。
開口カバー130の上端部及び下端部は、バンパフェイス100の本体部110の下面部112の後端部、及び、エアダム部120の上面部121の後端部にそれぞれ設けられた爪部とそれぞれ係合し固定されている。
また、開口カバー130の下端部には、EAブラケット200の上面部210の前端部と係合して、この前端部のエアダム部120に対する上下方向変位を規制する係合部131が設けられている。
係合部131は、エアダム部120の上面部121の下方で車両後方側に突き出しかつ上面部210の前端部における下面部と当接する面部を備え、上面部210の前端部は、エアダム部120の上面部121の下面と、係合部131の面部の上面との間に挟まれた状態で配置され、エアダム部120に対する上下変位が規制される。
EAブラケット200は、エアダム部120の後方側でありかつラジエータパネルロワ10の前方側に配置され、衝突時に変形することによってエアダム部120から入力されるエネルギを吸収するとともに、荷重をラジエータパネルロワ10に伝達するものである。
EAブラケット200は、例えば、PP等の弾性を有する樹脂系材料で一体成型された上面部210、下面部220、後面部230、取付面部240、エアダムブラケット250等を備えて構成されている。
上面部210は、水平からわずかに前上がりに傾斜して配置された面部である。
上面部210は、衝突時における変形モード(下方に凸となる湾曲変形)を安定化するため、前後方向における中間部に、下方が凸となるようにわずかに屈曲した屈曲部211を有する。
上面部210は、屈曲部211の前後では、それぞれ実質的に平板状に形成されている。
上面部210の前端部は、エアダム部120の上面部121の下側であって、開口カバー130の係合部131の上側に配置されている。上面部210の前端部は、エアダム部120に対して上下方向の移動は拘束されているが、エアダム部120に対する揺動は許容されるようになっている。
下面部220は、水平からわずかに前下がりに傾斜して配置された面部である。
下面部220は、実質的に平板状に形成されている。
下面部220の前端部は、エアダム部120の係合突起124の下側であって、下面部123の上側に配置されている。下面部220の前端部は、エアダム部120に対して上下方向の移動は拘束されているが、エアダム部120に対する揺動は許容されるようになっている。
また、上面部210と下面部220の前端部は、車両前後方向における位置が実質的に一致するように配置されている。
下面部220には、荷重や変形モードのチューニングのため、下方に突き出して形成され車両前後方向に延びたリブ221が形成されている。
上面部210と下面部220とは、上下方向の間隔が車両前方側で広がる前開き状に配置されている。
後面部230は、上面部210、下面部220が取り付けられる基部となる部分である。
上面部210、下面部220は、後面部230によって片持ち梁状に支持され、相互に独立して後面部230に対し揺動可能となっている。上面部210及び下面部220は、後面部230のみによって連結されている。
後面部230は、上面部210の後端部と下面部220の後端部との間にわたして設けられ、上下方向に延在する平板状の縦壁部である。
後面部230は、ラジエータパネルロワ10の前面部と対向して配置されている。
取付面部240は、EAブラケット200がラジエータパネルロワ10に取り付けられる部分である。
取付面部240は、後面部230の高さ方向における中間部から車両後方側に突き出して形成された平板状の面部である。
取付面部240は、図示しないボルト−ナット等によって、ラジエータパネルロワ10の下部に締結され固定される。
エアダムブラケット250は、バンパフェイス100のエアダム部120の下面部123が、樹脂ファスナFによって固定される部分である。
エアダムブラケット250は、被固定面部251、ステー部252等を備えている。
被固定面部251は、下面部220の下方に下面部220とは間隔を隔てて配置された平板状の面部であって、ほぼ水平に配置されている。
被固定面部251には、樹脂ファスナFが挿入される開口が形成されている。
ステー部252は、被固定面部251の前端部を支持する部分であって、下面部220の前後方向における中間部から下方へ突き出して形成されている。
ステー部252の下端部は、被固定面部251の前端部に接続されている。
また、ステー部252の後面部は、アンダーカバー50の前端部と車両前後方向に間隔を隔てて対向して配置されている。
この間隔は、歩行者脚部との衝突によってEAブラケット200の下面部220が湾曲変形した際に、ステー部252の後面部とアンダーカバー50の前端部とが突き当たるように設定されている。
以下、上述した実施例1の車両前部構造の効果について説明する。
図2(a)に示すように、車両前方側から歩行者脚部Lが接近し、衝突してエアダム部120が後退した場合、EAブラケット200の上面部210、下面部220には、それぞれ前後方向の圧縮荷重が作用して座屈し、図2(b)に示すように(図1に破線で示すように)、下方が凸となるように弓なり状に湾曲変形する。
また、このとき下面部220の変形に応じて、エアダムブラケット250がエアダム部120の下面部123を下方へ押圧することによって、エアダム部120は上下方向に広がるように変形し、図2(b)に示すように荷重を受けることが可能な範囲の高さHが拡大するとともに、その下端部の高さも低くなって、歩行者脚部Lからの荷重を低い位置で受けることが可能となる。
なお、このときエアダムブラケット250のステー部252は、アンダーカバー50の前端部と当接し、EAブラケット200からアンダーカバー50への前後方向の荷重伝達も可能な状態となる。
また、図3(a)に示すように、上面部210、下面部220の湾曲変形によるエネルギ吸収(EA)が完了すると、上面部210、下面部220に蓄積された弾性エネルギは、歩行者脚部Lを車両に対して前方側へ跳ね返すよう作用する。
その結果、図3(b)に示すように、上面部210及び下面部220は実質的に衝突前の形状に近い形状まで弾性力によって復元し、歩行者脚部Lの下部は車両前方に跳ね返される。
その結果、歩行者脚部L全体を車両に対して後傾(脚上部が下部に対して車両後方側に傾斜)するよう跳ね上げて転ばせることが可能となり、膝部Kの曲げが緩和されることによって傷害値が改善される。
以上説明したように、実施例1の車両前部構造によれば、以下の効果を得ることができる。
(1)前後方向に延びた上下一対の上面部210、下面部220を、前端部の高さがバンパフェイス100に拘束されるように配置したことによって、衝突時に前後方向の圧縮荷重によって上面部210、下面部220が弓なり状に湾曲変形してエネルギを吸収した後、弾性力によって復元する際に、歩行者脚部Lを強い反発力によって車両前方へ跳ね返すことができる。これによって、歩行者が受ける傷害値を改善し、歩行者保護性能を改善することができる。
(2)上面部210及び下面部220を、上下方向の間隔が車両前方で広がる前開き状に配置したことによって、上下方向の広い範囲で荷重を分散して受けることができ、局所的な荷重集中による傷害値の悪化を防止できる。
また、下面部220の下方側への湾曲変形を促進し、変形モードの安定化を図ることができる。
(3)上面部210及び下面部220の前端部の車両前後方向位置を実質的に一致させたことによって、上面部210及び下面部220への荷重の入力時期を実質的に同時として荷重を分散して受けることができる。
(4)下面部220が下方に凸となるように湾曲変形しかつエアダム部120の下面部123が下面部220から下方に突き出したエアダムブラケット250に取り付けられる構成とし、衝突時に下面部220の湾曲変形を利用してエアダム部120の下端部を押し下げることによって、より低い位置で歩行者脚部Lからの荷重を受けることができる。
(5)エアダムブラケット250のステー部252がアンダーカバー50の前端部と対向して配置されることによって、衝突時にこれらが当接してEAブラケット200の車両後方側への移動を規制するとともに、EAブラケット200へ入力された前後荷重を、アンダーカバー50を介して車両後方側へ伝達することができる。
次に、本発明を適用した車両前部構造の実施例2について説明する。
以下説明する各実施例において、上述した実施例1と実質的に同様の箇所については同じ符号を付して説明を省略し、主に相違点について説明する。
図4は、実施例2の車両前部構造の断面図であって、車幅方向における中央部を側方から見た図である。
図5は、図4のV部を斜め前方側から見た模式的斜視図である。
実施例2の車両前部構造は、実施例1の車両前部構造におけるEAブラケット200に代えて、以下説明するEAブラケット300を備えている。
EAブラケット300は、例えばPP等の弾性を有する樹脂系材料で成型された上面部310、第1下面部320、後面部330、第2下面部340、前側連結面部350、後側連結面部360、エアダムブラケット370等を備えて構成されている。
上面部310は、水平からわずかに前上がりに傾斜して配置された面部である。
上面部310の前端部は、エアダム部120の上面部121の下側であって、開口カバー130の係合部131の上側に配置されている。上面部310の前端部は、エアダム部120に対して上下方向の移動は拘束されているが、エアダム部120に対する揺動は許容されるようになっている。
上面部310は、衝突時には図4に破線で示すように、下方が凸となる湾曲変形を示す。
第1下面部320は、前下がりに傾斜して配置された面部である。
第1下面部320は、実質的に平板状に形成されている。
第1下面部320の前端部321は、エアダム部120の係合突起124の下側であって、下面部123の上側に配置されている。
前端部321は、エアダム部120に対して上下方向の移動は拘束されているが、エアダム部120に対する揺動は許容されるようになっている。
第1下面部320の後端部は、上面部310の下端部の直下に配置されている。
後面部330は、上面部310、第1下面部320が取り付けられる基部となる部分である。
後面部330は、上面部310の後端部と第1下面部320の後端部との間にわたして設けられ、上下方向に延在する平板状の縦壁部である。
後面部330は、ラジエータパネルロワ10の前面部における下側の領域と対向して配置されている。
第2下面部340は、第1下面部320の下方側に、第1下面部320と間隔を隔てて対向して配置された平板状の部分である。
第2下面部340は、第1下面部320とほぼ平行となるように前下がりに傾斜して配置されるとともに、その前端部及び下端部は、第1下面部320の前端部及び下端部に対して、それぞれ下方側でありかつ後方側に配置されている。
前側連結面部350は、第1下面部320及び第2下面部340の前端部間を連結する面部である。
前側連結面部350は、図4に示すように、バンパフェイス100のエアダム部120の造形に合わせて、車幅方向から見たときに、前方側(下方側)が凸となるようにわずかに湾曲して形成されている。
前側連結面部350の前端部351は、上方へ立ち上げて形成されている。
前端部351の上端部は、第1下面部320の前端部321近傍における下面に接続されている。
後側連結面部360は、第1下面部320及び第2下面部340の後端部間を連結する面部である。
後側連結面部360は、図4に示すように、車幅方向から見た断面形状が実質的にストレートとなるようにほぼ平板状に形成され、後側が前側より下方となるように後下がりに傾斜して配置されている。
後側連結面部360の前端部は、第1下面部320の後端部(後面部330の下端部)に接続されている。
後側連結面部360の後端部361は、下方へ突き出して形成されている。
後端部361の下端部は、第2下面部340の後端部に接続されている。
後側連結面部360は、ラジエータパネルロワ10の下面部と対向して配置されている。
図5に示すように、第1下面部320、第2下面部340、前側連結部350、後側連結部360は、車幅方向に複数組が所定の間隔で配列されており、エアダムブラケット370は、その間隔に設けられている。
エアダムブラケット370は、エアダム部120の下面部123と、図示しない樹脂ファスナ等によって固定される部分である。
実施例2においては、歩行者脚部との衝突時に、第1下面部320、第2下面部340は、図4に破線で示すように、後端部を中心として前端部が下降するように回動する。
これによって、第1下面部320、第2下面部340、前側連結部350、後側連結部360によって形成される四角形状の断面は、ひし型状あるいはパンタグラフ状に変形する。
また、第1下面部320は、例えば上方に凸となる方向に湾曲変形し、第2下面部340は、例えば下方が凸となる方向に湾曲変形することによって、これらの面部自体も変形によってエネルギを吸収するとともに、反発力を発生する。
これらの変形によって、第1下面部320、第2下面部340、前側連結部350、後側連結部360は、弾性力によって復元する際に、歩行者脚部を強い反発力によって車両前方へ跳ね返すことができる。
さらに、バンパフェイス100のエアダム部120と協働して、荷重が入力される受け面を下方に拡大し、歩行者脚部のより低い箇所を車両前方へ跳ね返すことによって、傷害値をより低減することができる。
以上説明したように、実施例2においても、実施例1と同様に、歩行者が受ける傷害値を低減し、歩行者保護性能を改善することができる。
次に、本発明を適用した車両前部構造の実施例3について説明する。
図6は、実施例3の車両前部構造の断面図であって、車幅方向における中央部を側方(車幅方向)から見た図である。
実施例3の車両前部構造は、実施例1のEAブラケット200の取付面部240に代えて、以下説明するブラケット400を介して、EAブラケット200をラジエータパネルロワ10に取り付けている。
ブラケット400は、前面部410、後面部420、上面部430、下面部440を有する。
前面部410は、EAブラケット200の後面部230と対向して配置される面部である。
前面部410は、上下方向にほぼ沿いかつEAブラケット230の後面部と所定の隙間を隔てて実質的に平行に配置されている。
EAブラケット200の後面部230の高さ方向における中央部は、前面部410の中央部に図示しないボルト−ナット等によって締結される。
後面部420は、前面部410の車両後方側に設けられ、ラジエータパネル10の前面部に取り付けられる部分である。
また、後面部420の下部から、車両後方側に突き出したボックス状の突出部421が設けられている。
突出部421の上面は、ラジエータパネルロワ10の下面部に取り付けられている。
上面部430は、前面部410の上端と後面部420の上端との間にわたして設けられた平板状の部分であって、実質的に水平に配置されている。
下面部440は、後面部420の下端から前方側に突き出して形成された平板状の部分であって、実質的に水平に配置されている。
上面部430、下面部440は、例えば、それぞれEAブラケット200の後面部230の上端、下端とほぼ同じ高さに配置されている。
ブラケット400の前面部410の下端と、下面部440の前端との間は、図6に示すように、車幅方向から見た断面形状がほぼ円弧状となる凸曲面450によって接続されている。
この凸曲面450は、EAブラケット200の後面部230とブラケット400との間に形成される前後方向の隙間が、下方に行くほど連続的に大きくなるように配置されている。
実施例3においては、衝突時にEAブラケット200の下面部220が車両前方側から圧縮荷重を受けると、後面部230がブラケット400の凸曲面450に沿うように、図6に破線で示すように湾曲変形する。
EAブラケット200の後面部230が、下端部が後退するように湾曲変形することによって、下面部220の湾曲変形も促進されるとともに、下側が凸となる変形モードを確実に得ることができる。
以上説明した実施例3によれば、上述した実施例1と実質的に同様の効果を、より確実に得ることが可能となる。
次に、本発明を適用した車両前部構造の実施例4について説明する。
図7は、実施例4の車両前部構造の断面図であって、車幅方向における中央部を側方(車幅方向)から見た図である。
実施例4の車両前部構造は、実施例3のブラケット400の凸曲面450に代えて、以下説明する上側斜面部460、下側斜面部470を備えている。
上側斜面部460は、前面部410と上面部430との間に設けられた面部である。
上側斜面部460は、前面部410の上端から、斜め後方側の斜め上方側へ突き出して形成されている。
上側斜面部460の上端部は、上面部430の前端に接続されている。
下側斜面部460は、前面部410と下面部440との間に設けられた面部である。
下側斜面部460は、前面部410の下端から、斜め後方側の斜め下方側へ突き出して形成されている。
下側斜面部460の下端部は、下面部440の前端に接続されている。
実施例4においては、衝突時にEAブラケット200の上面部210、下面部220が車両前方側から圧縮荷重を受けると、後面部230がブラケット400の上側斜面部460、下側斜面部470に沿うように、図7に破線で示すように湾曲変形する。
このように、EAブラケット200の後面部が、上端部及び後端部が後退するように湾曲変形することによって、上面部210及び下面部220の湾曲変形も促進される。
なお、実施例4においては、上面部210は、上側が凸となる変形モードを示す。
以上説明した実施例4においても、上述した実施例1と実質的に同様の効果を、より確実に得ることが可能となる。
(変形例)
本発明は、以上説明した実施例に限定されることなく、種々の変形や変更が可能であって、それらも本発明の技術的範囲内である。
各部材の形状、構造、材質、製法、配置等は上述した実施例に限定されず、適宜変更することができる。
例えば、実施例では上面部、下面部をともに下方へ湾曲変形させているが、一方又は両方を上方へ湾曲変形させるようにしてもよい。
また、実施例では、上面部、下面部の前端部をバンパフェイス及びグリルに設けた係合箇所に嵌合させるようにしているが、上面部、下面部の前端部をバンパフェイス等に固定するようにしてもよい。
また、実施例では、一例としてEAブラケットをPP樹脂によって形成しているが、例えば炭素繊維強化プラスチック(CFRP)等のより弾性力の強い材料を用いてもよい。
また、実施例3においては、ブラケットの下側にのみ凸曲面を設けているが、実施例4の斜面部と同様に、凸曲面を上下にそれぞれ設けてもよい。また、凸曲面又は斜面部をブラケットの上側のみに設けてもよい。
10 ラジエータパネルロワ 20 バンパビーム
30 フード 40 グリル
50 アンダーカバー
100 バンパフェイス 110 本体部
111 前面部 112 下面部
120 エアダム部 121 上面部
122 前面部 123 下面部
124 係合突起 F 樹脂ファスナ
130 開口カバー 131 係合部
200 EAブラケット(実施例1) 210 上面部
211 屈曲部 220 下面部
221 リブ 230 後面部
240 取付面部 250 エアダムブラケット
251 被固定面部 252 ステー部
L 歩行者脚部 K 膝部
300 EAブラケット(実施例2) 310 上面部
320 第1下面部 321 前端部
330 後面部 340 第2下面部
350 前側連結面部 351 前端部
360 後側連結面部 361 後端部
370 エアダムブラケット
400 ブラケット 410 前面部
420 後面部 421 突出部
430 上面部 440 下面部
450 凸曲面
460 上側斜面部 470 下側斜面部

Claims (8)

  1. 車体前部における下部に設けられる外装部材と、
    前記外装部材の車両後方側に配置され後端部が車体構造部材に取り付けられた衝撃吸収部材と
    を備える車両前部構造であって、
    前記衝撃吸収部材は、
    前記外装部材の後方側に設けられた基部と、
    前記基部の上部から車両前方側へ突き出して形成された上面部と、
    前記基部の下部から車両前方側へ突き出して形成された下面部とを備え、
    前記上面部及び前記下面部の前端部は、前記外装部材に対する上下方向の相対変位がそれぞれ規制されるよう該外装部材に拘束され
    前記下面部は、前後方向の圧縮荷重によって下方が凸となるように湾曲変形し、
    前記外装部材の下端部は、前記下面部から下方に突き出して形成されたブラケットに取り付けられること
    を特徴とする車両前部構造。
  2. 車体前部における下部に設けられる外装部材と、
    前記外装部材の車両後方側に配置され後端部が車体構造部材に取り付けられた衝撃吸収部材と
    を備える車両前部構造であって、
    前記衝撃吸収部材は、
    前記外装部材の後方側に設けられた基部と、
    前記基部の上部から車両前方側へ突き出して形成された上面部と、
    前記基部の下部から車両前方側へ突き出して形成された下面部とを備え、
    前記上面部及び前記下面部の前端部は、前記外装部材に対する上下方向の相対変位がそれぞれ規制されるよう該外装部材に拘束され、
    前記下面部は、上下方向に間隔を隔てて対向して設けられた第1面部及び第2面部を有し、
    前記第1面部の前端部と前記第2面部の前端部との間、及び、前記第1面部の後端部と前記第2面部の後端部との間を、第1連結面部、第2連結面部によってそれぞれ連結したこと
    を特徴とする車両前部構造。
  3. 車体前部における下部に設けられる外装部材と、
    前記外装部材の車両後方側に配置され後端部が車体構造部材に取り付けられた衝撃吸収部材と
    を備える車両前部構造であって、
    前記衝撃吸収部材は、
    前記外装部材の後方側に設けられた基部と、
    前記基部の上部から車両前方側へ突き出して形成された上面部と、
    前記基部の下部から車両前方側へ突き出して形成された下面部とを備え、
    前記上面部及び前記下面部の前端部は、前記外装部材に対する上下方向の相対変位がそれぞれ規制されるよう該外装部材に拘束され、
    前記下面部は車両後方側に設けられた他部品と結合又は係合することによって車両後方側への移動を規制する移動規制手段を備えること
    を特徴とする車両前部構造。
  4. 車体前部における下部に設けられる外装部材と、
    前記外装部材の車両後方側に配置され後端部が車体構造部材に取り付けられた衝撃吸収部材と
    を備える車両前部構造であって、
    前記衝撃吸収部材は、
    前記外装部材の後方側に設けられた基部と、
    前記基部の上部から車両前方側へ突き出して形成された上面部と、
    前記基部の下部から車両前方側へ突き出して形成された下面部とを備え、
    前記上面部及び前記下面部の前端部は、前記外装部材に対する上下方向の相対変位がそれぞれ規制されるよう該外装部材に拘束され、
    前記衝撃吸収部材の前記基部の後面部と前記車体構造部材とを連結する支持部材が設けられ、
    前記支持部材が前記基部に対向する前面部の少なくとも一部に車幅方向から見て車両前方側に凸となる凸面部を形成したこと
    を特徴とする車両前部構造。
  5. 前記凸面部は、前記支持部材の前面部と上面部との間と、前面部と下面部との間との少なくとも一方を、凸曲面で接続して構成したこと
    を特徴とする請求項4に記載の車両前部構造。
  6. 前記凸面部は、前記支持部材の前面部と上面部との間と、前面部と下面部との間との少なくとも一方を、前記前面部に対して傾斜して配置された斜面部で接続して構成したこと
    を特徴とする請求項4に記載の車両前部構造。
  7. 前記上面部及び前記下面部は、上下方向の間隔が車両前方側で広がるように配置されること
    を特徴とする請求項1から請求項6までのいずれか1項に記載の車両前部構造。
  8. 前記上面部及び前記下面部の前端部の車両前後方向位置を実質的に一致させたこと
    を特徴とする請求項1から請求項7までのいずれか1項に記載の車両前部構造。
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