JP5985372B2 - 目標検出装置及び目標検出方法 - Google Patents
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Description
まず、セル毎の受信信号と前回時刻の相関値を取得する(ステップS1)。
続いて、粒子フィルタ(公知文献1参照)による相関処理を行う(ステップS2〜S4)。すなわち、ステップS2にて、前回時刻に求まった粒子(目標推定点)について、今回の距離及び周波数の予測値を設定する。次に、ステップS3にて、各粒子の予測距離及び周波数に対応する入力(セル毎の受信信号)の値から、ゆう度を算出する。続いて、ステップS4にて、ゆう度の大きいものを抽出し、これを今回時刻の粒子とする。
ステップS7の追加処理は、ブランキング領域内に目標がいる間の対処のための処理である。追加処理は、例えば送信ブランキング通過まで処理を休止し、通過後に処理を再開する。再開時は、図7に示すように、粒子の分布(位置)をブランキング領域にあたる距離レンジの手前側にシフトさせる。休止する時間は、送信ブランキングの長さ(既知)と目標速度(観測・相関処理の過程で推定可能)から求める。
ステップS8にて予め設定した繰り返し数までステップS1〜S7の処理を繰り返す。
Claims (8)
- レーダ反射波の受信検波信号について、観測を複数回繰り返し、TBD(Track Before Detect)アルゴリズムを用いて目標の検出を行う目標検出装置であって、
前記受信検波信号を観測領域の距離及び周波数の分解能単位毎のセル受信信号に変換し、当該セル受信信号から各セルの距離、周波数、速度を解析する解析処理器と、
前記セル受信信号と前記解析処理器の前回の観測時刻の解析処理結果から、粒子フィルタによる相関処理を行うことによって現在時刻の目標距離と目標速度の目標推定点を決定し、その目標推定点が送信ブランキング期間か否かを判定する相関処理器と、
前記解析処理器の解析結果及び前記相関処理器の目標推定点の送信ブランキング期間の判定結果に基づいて前記目標の航跡を求める検出処理器と
を具備することを特徴とする目標検出装置。 - 前記相関処理器は、
前記セル受信信号と前回の観測時刻の相関処理による目標推定点の判定結果を取得し、前記粒子フィルタによる相関処理として、前回の観測時刻に求まった目標推定点である粒子について、今回の観測時刻の距離及び周波数の予測値を設定し、各粒子の距離及び周波数の予測値に対応するセル受信信号の値からゆう度を算出し、前記ゆう度の大きいものを抽出してこれを今回の観測時刻の粒子とし、
予め設定した送信ブランキング期間外の対象区間内にある粒子の個数をカウントし、カウントした粒子の個数が予め設定した判定しきい値より多いか否かを判定し、前記粒子の個数が判定しきい値より多ければ、送信ブランキング領域内に目標がいる間の対処のための追加処理を実行することを特徴とする請求項1記載の目標検出装置。 - 前記追加処理は、前記目標が前記送信ブランキング領域を通過するまで処理を休止し、通過後に処理を再開させるものとし、再開時は、前記粒子の分布を前記送信ブランキング領域にあたる距離レンジの手前側にシフトさせ、休止する時間は、前記送信ブランキング領域の期間の長さと目標速度から求めるようにしたことを特徴とする請求項2記載の目標検出装置。
- 前記検出処理器は、
前記相関処理器で検出された粒子のゆう度または個数を予め設定したゆう度判定のためのしきい値または個数判定のためのしきい値と比較して、前記ゆう度判定のためのしきい値を超えるゆう度を持つ粒子または同一セルに前記個数判定のためのしきい値を超える個数が集まった粒子を目標として検出し、
前記目標として検出された粒子のゆう度または個数から、観測中の目標の距離及び速度の変化を示す航跡を求め、
前記目標の距離及び速度の情報から、観測時間内の距離の変化量から算出した速度と観測時間内の速度の平均値を比較して、その差が予め定めたしきい値より大きいときは目標ではなくノイズの誤検出をとみなし、検出結果から除外することを特徴とする請求項2記載の目標検出装置。 - レーダ反射波の受信検波信号について、観測を複数回繰り返し、TBD(Track Before Detect)アルゴリズムを用いて目標の検出を行う目標検出方法であって、
前記受信検波信号を観測領域の距離及び周波数の分解能単位毎のセル受信信号に変換し、当該セル受信信号から各セルの距離、周波数、速度を解析する解析処理を施し、
前記セル受信信号と前記解析処理の前回の観測時刻の解析処理結果から、粒子フィルタによる相関処理を行うことによって現在時刻の目標距離と目標速度の目標推定点を決定し、その目標推定点が送信ブランキング期間か否かを判定する相関処理を施し、
前記解析処理の解析処理結果及び前記相関処理の目標推定点の送信ブランキング期間の判定結果に基づいて前記目標の航跡を求める検出処理を施すことを特徴とする目標検出方法。 - 前記相関処理は、
前記セル受信信号と前回の観測時刻の相関処理による目標推定点の判定結果を取得し、前回の観測時刻に求まった目標推定点である粒子について、今回の観測時刻の距離及び周波数の予測値を設定し、各粒子の距離及び周波数の予測値に対応するセル受信信号の値からゆう度を算出し、前記ゆう度の大きいものを抽出してこれを今回の観測時刻の粒子とし、
予め設定した送信ブランキング期間外の対象区間内にある粒子の個数をカウントし、カウントした粒子の個数が予め設定した判定しきい値より多いか否かを判定し、前記粒子の個数が判定しきい値より多ければ、送信ブランキング領域内に目標がいる間の対処のための追加処理を実行することを特徴とする請求項5記載の目標検出方法。 - 前記追加処理は、前記目標が前記送信ブランキング領域を通過するまで処理を休止し、通過後に処理を再開させるものとし、再開時は、前記粒子の分布を前記送信ブランキング領域にあたる距離レンジの手前側にシフトさせ、休止する時間は、前記送信ブランキング領域の期間の長さと目標速度から求めるようにしたことを特徴とする請求項6記載の目標検出方法。
- 前記検出処理は、
前記相関処理で検出された粒子のゆう度または個数を予め設定したゆう度判定のためのしきい値または個数判定のためのしきい値と比較して、前記ゆう度判定のためのしきい値を超えるゆう度を持つ粒子または同一セルに前記個数判定のためのしきい値を超える個数が集まった粒子を目標として検出し、
前記目標として検出された粒子のゆう度または個数から、観測中の目標の距離及び速度の変化を示す航跡を求め、
前記目標の距離及び速度の情報から、観測時間内の距離の変化量から算出した速度と観測時間内の速度の平均値を比較して、その差が予め定めたしきい値より大きいときは目標ではなくノイズの誤検出をとみなし、検出結果から除外することを特徴とする請求項6記載の目標検出方法。
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