JP5985047B2 - 固定クランプ - Google Patents

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Description

本発明は、複数の列型端子から成る列型端子ブロックを、ハウジング壁の壁開口において固定するための、クランプハウジングを備えた固定クランプに関する。本発明はまた、2つの固定クランプと、互いに並んで配置された複数の列型端子とから成る構成ユニットに関する。
電気的な列型端子は、数十年前から知られており、電気的な装置及び機器の配線時に数多く使用される。端子はしばしば、コントロールキャビネットにおいて多数配置することができる支持レールに装着される。しかしながらまた列型端子は、単独で又は通常は列型端子ブロックとして、壁開口、特にコントロールキャビネット壁における開口に固定することができる。このことには、コントロールキャビネットを開放する必要なしに、端子の一方の側、つまり操作側が、コントロールキャビネットの外から接近可能であり、端子の他方の側、つまり接続側だけが、コントロールキャビネットの開放時にだけ接近可能である、という利点がある。
導体接続エレメントとして、列型端子においては主に、ねじ端子又は引張りばね端子が使用される。引張りばね端子におけるクランプ原理は、コントロールキャビネットのクランプ原理に似ている。ねじ端子では引張りスリーブが端子ねじの操作によって導体を電流バーに向かって引っ張るのに対して、引張りばね端子では、この課題は引張りばねによって引き受けられる。その他にも、切り込み固定クランプ又は脚付ばね端子を使用することができる。
電気的な列型端子は通常、接続端子であるので、少なくとも2つの導体接続エレメントを有していて、これらの導体接続エレメントは、導電接続レールを介して電流バーを互いに電気的に接続する。しばしば貫通端子(Durchgangsklemme)とも呼ばれる、列型端子のこのような基本型式の他に、その都度の使用目的に特殊に適合する種々様々な多数の列型端子型式が存在している(Phoenix Contact Katalog Reihenklemmen CLIPLINE 2011, 第2〜11頁)。この場合例として、保護導体端子、カッタ切離し端子及び設置端子が挙げられる。
配線技術、測定技術及び制御技術において遮断可能性を有する貫通端子がスタンダードである。電気的な列型端子において実現される遮断可能性、つまり電流バーに設けられた遮断箇所は、種々異なった機能を有する様々なプラグを、列型端子クランプハウジングに差し込むことを可能にし、プラグは次いで遮断箇所において電流バーに接触接続する。プラグとしては、単純な遮断プラグ又は貫通コネクタの他に、特にテストプラグも使用することができ、このテストプラグは、特殊な構成エレメントを有することができ、列型端子に接続された電流回路の適正な機能を検査することができる。電気的な列型端子は通常ディスク形状に形成されているので、多くの場合他の電気的な列型端子と一緒に列型端子ブロックにまとめられる。このような列型端子ブロックでは、列型端子の数に相当する数のテストプラグを差し込むことができる。
独国特許発明第102005025108号明細書に基づいて公知の、例えば系統保護リレーのような保護装置、測定装置又はカウント装置を検査するための装置は、相前後して配置された複数の極開口を備えた、電気装置に接続可能な極ストリップと、極開口の数に相当する数の極舌片を備えたプラグブロックとを有している。この場合極ストリップの個々の極ストリップモジュールは、ハウジングから成っていて、このハウジングの内部には、導線を接続する2つのコンタクトブシュと、両コンタクトブシュに接続されたばね負荷されたコンタクト接続片とが配置されている。この場合両コンタクト接続片は、プラグの極舌片によって接触接続することができ、プラグの極舌片は、2つの極ウェブを有しており、両極ウェブは、絶縁ウェブによって互いに隔てられている。この場合絶縁ウェブは、極ストリップにおける対応する極開口と一緒に、コーディング装置を形成しており、このコーディング装置は、特定の極舌片を備えたプラグだけが極ストリップの特定の極開口に導入可能であることを保証する。
プラグもしくは極舌片が極ストリップに差し込まれていない状態において、両方のコンタクト接続片は互いに接触接続しており、その結果両コンタクトブシュは、互いに導電接続されていて、接続された極ストリップを介して電流を流すことができる。プラグの極舌片が完全に極開口内に押し込まれている場合に、両コンタクト接続片は互いに電気的に切り離されていて、電流はプラグを介して導かれ、これによってテスト過程を実施することができる。
独国特許出願公開第102006052894号明細書には、列型端子と、テストプラグと、互いに並んで配置された複数の列型端子と相応の数のテストプラグとから成る列型端子ブロックとが開示されている。この場合個々の列型端子と個々のテストプラグは、基本原理的には、独国特許発明第102005025108号明細書に基づいて公知の極ストリップモジュール及び極プラグに似ている。
テスト開口へのテストプラグの差込み時に確定されたコンタクト状態を保証するために、これら公知の電気的な列型端子では、テストプラグの導入方向において相前後して配置されている2つのコンタクト領域を形成するように、電流バーが形成されている。コンタクトプラグの導入方向において第1のコンタクト領域の前に配置されている確定された第2のコンタクト領域の形成によって、第1のコンタクト領域がコンタクトプラグのさらなる導入時に開放され、これによって両電流バーが互いに電気的に切り離される前に、コンタクトプラグと両電流バーとの間における確実な電気接続が生ぜしめられる。
上に記載した公知の列型端子もしくはテスト端子ブロックにおいて共通なことは、プラグが列型端子に差し込まれていない場合に、両電流バーが互いに接触接続して、導体接続エレメントが互いに導電接続されていることである。これとは逆に、プラグが(完全に)列型端子に差し込まれていると、コンタクト領域が互いに切り離され、その結果導体接続エレメントもまた互いに電気的に遮断されている。
このような列型端子もしくはテスト端子ブロックの他に、実地に基づいて、検査遮断ブロック(Prueftrennblock)が公知であり、特に、東欧及びロシアにおいて広く知られている、ロシアの会社 Cheazの検査遮断ブロックでは、一緒にばね弾性的なコンタクト領域を形成する、電流バーのばね弾性的なコンタクト部分が、互いに間隔をおいて位置していて、これらのコンタクト部分は、パワープラグ又はテストプラグがコンタクト領域に差し込まれている場合にだけ、互いに接続されるようになっている。この場合コンタクト部分の間もしくは電流バーの間における導電接続は、差し込まれたプラグによって行われ、そのためにプラグは、互いに接続された2つのコンタクト部分を有していて、両コンタクト部分は、プラグが差し込まれている場合に、電流バーのコンタクト部分を接触接続させる。
従ってこのような検査遮断ブロックでは、相応のパワープラグが列型端子もしくは端子ブロックに差し込まれている場合にだけ、それぞれ互いに対応配置された導体接続エレメントが、互いに導電接続されている。このような列型端子もしくは端子ブロックは、特に変流器の接続のために使用される。この場合重要な機能特徴は、テストプラグ又はパワープラグのコネクタが列型端子もしくは端子ブロックから引き出されるや否や、変流器が短絡させられることにある。そのために公知の検査遮断ブロックでは、挿入ブリッジが設けられており、これらの挿入ブリッジを介して、少なくとも2つの隣接した電流バーが互いに導電接続され、その結果対応配置された導体接続エレメントが、短絡するようになっている。これによってこの場合においても、導体接続エレメントに接続された変流器が短絡させられる。
従来技術に基づいて公知のこれらの検査端子ブロックでは、挿入ブリッジによって、隣接したコンタクト部分もしくは電流バーの間における導電接続が保証されている。この横方向ブリッジは、テストプラグ又はパワープラグが挿入されると、自動的に中断され、この際同時に、互いに対応配置されたコンタクト部分がプラグを介して互いに導電接続される。
列型端子が詳細にどのように形成されているのか、つまり固定クランプであるのか又は遮断可能性を有する貫通端子であるのかとは無関係に、かつ遮断可能性を有する貫通端子の場合、プラグが列型端子に差し込まれている時に、電流バー同士が接触接続するのか、ひいては導体接続エレメントが互いに導電接続されているのか、又は、電流バーが互いに対して間隔をおいて位置していて、プラグがコンタクト領域に差し込まれている時にだけ、互いに導電接続されているのか、とは無関係に、このような列型端子はしばしば複数の列型端子が互いに並んで配置され、かつ機械的に互いに結合されているので、これらの列型端子は一緒に1つの列型端子ブロックを形成する。
「通常の」列型端子とは異なり、特に上に記載のテスト端子もしくはテスト端子ブロックは、しばしば、支持レールに装着固定されるのではなく、例えばコントロールキャビネットドア又はコントロールキャビネット壁のようなハウジング壁の壁開口において固定される。
これに関連して、独国特許発明第3613681号明細書に基づいて公知の2部分から成る固定クランプでは、電気的な固定クランプの両方の部分は、互いに対応する係止エレメントを有しており、これらの係止エレメントは、両方の固定クランプ部分が互いに差し込まれた場合に互いに係合し、導入方向とは逆方向における両方の固定クランプ部分の分離を阻止する。そのために固定クランプの両方の部分は、それぞれ互いに逆方向で、ハウジング壁の壁開口を通して差し込まれねばならず、これによってハウジング壁は固定クランプの両部分の間においてクランプされる。壁開口における固定クランプのこのような固定形式の欠点は、固定クランプ自体を2部分から形成しなくてはならないことと、壁開口における固定クランプの取付け・取外しを両側から行うことにある。
独国特許発明第19801260号明細書に基づいて公知の列型端子では、一体のクランプハウジングが、ストッパに達するまで壁開口を貫いて案内され、次いで、壁開口を貫通案内された部分に係止レバーが被せられる。この場合係止レバーは、ハウジングの互いに反対に位置する2つの側と係合し、これによってハウジング壁は、一方の側におけるストッパと、他方の側における係止レバーとの間において固定される。この公知の構成においても、取付けのためには、ハウジング壁が両側において接近可能でなくてはならない。
独国実用新案第20200974号明細書に開示された列型端子では、一体のクランプハウジングがハウジングの壁開口を貫いて差し込まれ、この場合、壁開口を貫くクランプハウジングの差込み時に、ハウジングの互いに反対の側に設けられた2つの係止ばねが、それぞれ壁開口の内縁によって押し戻される。壁開口における端子の最終的な固定のために、係止ばねの新たな弾発的な押し戻しは、ロックスライダによって阻止されねばならない。これに対して端子は最初に壁開口の外側から押し込まれねばならず、その結果、この公知の構成でも、取付け時にはハウジング壁の両側からの接近が必要である。
ゆえに本発明の課題は、ハウジング壁の壁開口における列型端子もしくは列型端子ブロックの片側での取付け・取外しを可能にする、列型端子のため、特に、複数の列型端子から成る列型端子ブロックのための固定可能性を、提供することである。さらに、壁開口及び壁厚さの寸法に誤差がある場合でも、壁開口における確実な固定が保証されていることが望ましい。
この課題は、冒頭に述べた形式の固定クランプにおいて、請求項1の特徴部に記載の構成によって解決され、つまり本発明に係る固定クランプでは、クランプハウジング内に固定エレメントが移動可能に配置されており、該固定エレメントは、クランプハウジングに設けられた開口を貫いて突出するクランプ傾斜部を有しており、固定エレメントは、操作エレメントを用いてクランプポジションに移動可能であり、該クランプポジションにおいてクランプ傾斜部は固定クランプの取り付けられた状態で、壁開口の内縁に対して作用する。
本発明に係る固定クランプの構成では、壁開口における固定クランプの取付け・取外しは、単に一方の側から、つまり固定エレメントを移動させるための操作エレメントを操作することができる側から行われる。クランプポジションへの固定エレメントの移動によって壁開口に固定端子が固定される前に、この側から、固定端子は最初に壁開口に挿入される。
従来技術に基づいて公知の、既に述べた解決策とは異なり、壁開口における個々の列型端子もしくは列型端子ブロックの固定は、個々の列型端子に形成された係止エレメントを介してではなく、いずれにせよ第一にこのような係止エレメントを介してではなく、通常、複数の列型端子から成る列型端子ブロックの両側に配置されている別体の固定クランプを介して行われる。このことにはまず、列型端子を、ブロックにまとめられた状態、つまり列型端子ブロックにおいて全体として、それぞれ1つの固定エレメントを有する複数の列型端子から成っている列型端子ブロックにおけるよりも、より簡単に壁開口内に固定することができるという利点を有している。
さらに、クランプハウジングにおける固定エレメントの移動可能な配置形態によって、列型端子ブロックの取付け・取外しを、ハウジング壁の片側から、通常、配線側から行う可能性が得られている。壁開口における固定クランプのクランプ、ひいては列型端子ブロックのクランプは、固定エレメントのクランプ傾斜部を介して行われ、固定エレメントはそのために、操作エレメントを用いてクランプポジション内にもたらされ、このクランプポジションにおいてクランプ傾斜部は壁開口の内縁に対して作用する。クランプ面が傾斜部として形成されていることによって、固定クランプは、特定の範囲内で異なった寸法を有する壁開口に、つまり比較的大きな寸法誤差を有する壁開口においても、使用することができる。
固定クランプが固定エレメントのクランプポジションにおいて、鉛直方向においても水平方向においてもハウジング壁の壁開口において固定できるようにするために、本発明の好適な態様では、クランプハウジングに、固定エレメントのクランプ傾斜部に向かい合って位置する接触面が形成されていて、該接触面は、ハウジング壁に対して平行に延びている。このように構成されていることによって、固定エレメントが操作エレメントを用いてそのクランプポジション内にもたらされた場合に、ハウジング壁は、クランプ傾斜部と、壁開口を貫くクランプハウジングの貫通差込み時にストッパとして働く接触面との間において、クランプされる。
固定エレメントの移動を特に簡単にすることができる好適な態様では、操作エレメントとしてねじが、クランプハウジングにおける外側から接近可能な孔内に配置されており、固定エレメントにはナットが回動不能に配置されている。この場合ねじの端部が、ナット内にねじ込まれていて、孔は、ねじが長手方向において固定されるように形成されていて、ねじの回転によって、ねじの軸方向運動ではなく、ねじの長手方向における固定エレメントの移動が生ぜしめられる。固定クランプがハウジング壁の壁開口を貫いてストッパまで差し込まれ、クランプハウジングにおける開口を貫いて突出するクランプ傾斜部が、ハウジング壁の、ストッパ面に向かい合って位置する側に位置すると、固定エレメントはねじの回動によって、壁開口の、向かい合って位置する内縁に向かって引き付けられ、これによってハウジング壁は、ストッパ面と固定エレメントのクランプ傾斜部との間においてクランプされる。壁開口への固定クランプの差込みを容易にするために、固定エレメントは好ましくは、クランプ傾斜部とは反対の側に導入傾斜部を有しており、その結果、固定クランプは簡単に容易な旋回運動によって、ハウジング壁の壁開口に内方旋回することができる。
本発明に係る固定クランプの別の好適な態様では、クランプハウジングにおいてクランプ傾斜部のための開口とは反対の側に、挿入傾斜部が形成されており、該挿入傾斜部によってクランプハウジングは、固定クランプの取り付けられた状態において、壁開口の下側の内縁に載置されている。これによって固定クランプは、取り付けられた状態において、接触面とクランプ傾斜部との間における壁開口の上側の内縁のクランプによって、水平方向において固定されるのみならず、固定エレメントのクランプ傾斜部によりクランプハウジングの挿入傾斜部が鉛直方向で壁開口の下側の内縁に押し付けられることによって、追加的に、鉛直方向においても固定される。さらに、クランプハウジングの下側における挿入傾斜部の形成は、壁開口における固定クランプの確実な前組立てをも保証し、しかもこの場合、固定エレメントがなおそのクランプポジションにもたらされていない場合に、固定クランプが壁開口から脱落するおそれもない。そのために固定クランプは、壁開口に内方旋回させられ、次いで挿入傾斜部へと下げられる。クランプハウジングにおける開口を貫いて突出するクランプ傾斜部は、この場合、固定エレメントがなおそのクランプポジションにもたらされていない場合でも、固定クランプの脱落を阻止する。
上において既に述べたように、本発明に係る固定クランプは、一緒に1つの列型端子ブロックを形成する複数の列型端子を、ハウジング壁の壁開口において固定するのに役立つ。従って本発明はまた、本発明による2つの固定クランプと、互いに並んで配置された複数の列型端子とから成る構成ユニットであって、列型端子は、固定クランプの間に配置されていて、内部に配置された少なくとも2つの導体接続エレメントを備えた各1つのクランプハウジングを有している構成ユニットにも関する。このような列型端子は、種々様々な構成変化態様において、基本的には既に従来技術に基づいて公知である。列型端子は、好ましくは、遮断可能性を有する貫通端子であるので、個々の列型端子には各1つのテストプラグを差し込むことができる。
構成ユニットにおける本発明の好適な態様において使用される列型端子は、クランプハウジング内に配置されたそれぞれ少なくとも2つの電流バーを有していて、該電流バーがそれぞれ1つの接続部分とコンタクト部分とを有しており、接続部分は各1つの導体接続エレメントに対応配置されていて、コンタクト部分は、テストプラグ又はパワープラグのコネクタを受容するためのばね弾性的なコンタクト領域を一緒に形成している。このようなプラグをばね弾性的なコンタクト領域に差し込むことができるようにするために、列型端子クランプハウジングに、1つの側、つまり操作側から接近可能である各1つの開口が形成されている。このような好適な列型端子は、独国特許出願公開第102011113333号明細書に基づいて公知である。
一緒に列型端子ブロックを形成する電気的な列型端子は、それぞれディスク形に形成されている。複数の列型端子が一緒に1つの列型端子ブロックを形成できるようにするために、個々の列型端子は互いに機械的に結合されており、そのために列型端子は、クランプハウジングに形成された対応する係止エレメントを介して互いに係止もしくは係合されている。この場合係止エレメントは、好ましくは、クランプハウジングの一方の側に配置された係止ピンと、クランプハウジングの他方の側に形成された対応する係止切欠きとから形成されている。固定クランプを隣接した列型端子と機械的に結合するために、好ましくは、固定クランプクランプハウジングにも係止エレメントが形成されており、これらの係止エレメントは、列型端子クランプハウジングにおける係止切欠き及び/又は係止ピンに対応する。
列型端子クランプハウジングもまた、好ましくは、各1つの挿入傾斜部を有していて、該挿入傾斜部でクランプハウジングは、列型端子の取り付けられた状態において壁開口の下側の内縁に載置されている。列型端子クランプハウジングに形成された挿入傾斜部は、固定クランプとの関連において既に述べたように、壁開口における列型端子ブロックの前組立てを容易にするのみならず、運転時の壁開口に取り付けられた列型端子ブロックの保持性をも高める。つまり運転時にテストプラグ又はパワープラグのコネクタが列型端子に差し込まれると、列型端子クランプハウジングの下側に形成された挿入傾斜部は、プラグの差込み時に生じる差込み力に基づいて、列型端子ブロックの屈曲を阻止する。挿入傾斜部によって、差込み力は少なくとも部分的に、壁開口の下縁部によって受け止められ、その結果列型端子ブロックの屈曲が阻止されるか又は少なくとも減じられる。
本発明に係る構成ユニットの別の好適な態様では、列型端子クランプハウジングにおいて、テストプラグ又はパワープラグのコネクタのための開口とは反対の側にそれぞれ、一方の側に向かって突出する少なくとも1つの係止エレメントが形成されており、該係止エレメントは、隣接した列型端子の対応係止エレメントに係止する。この場合係止エレメントは、ほぼハウジング壁もしくは壁開口の平面に対して平行に延びており、この場合、個々の係止エレメントが側部において隣接した列型端子クランプハウジングに向かって突出していることによって、結合されて1つの列型端子ブロックを形成する列型端子の係止が行われ、これらの列型端子もまた同様に、テストプラグ又はパワープラグの差込み時に列型端子ブロックの屈曲を阻止するように働く。好ましくは、固定クランプクランプハウジングにも、一方の側に向かって突出する少なくとも1つの相応の係止エレメントが形成されており、この場合この係止エレメントは、隣接した列型端子の対応係止エレメントに係止する。
さらに述べれば、本発明に係る固定クランプ及び構成ユニットの態様及び変化態様には、多数の可能性がある。請求項1及び請求項8に記載した本発明の実施態様は、それぞれの従属請求項に記載されており、また、以下において図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態を説明する。
本発明に係る固定クランプを示す斜視図である。 図1に示した固定クランプを、ハウジングを開放した状態で示す斜視図である。 固定クランプの一部を、ハウジング壁の一部と共に拡大して示す図である。 固定クランプを操作側から見た図である。 1つの列型端子ブロックと2つの固定クランプから成る本発明に係る構成ユニットを、操作側から見た斜視図である。 図5に示した構成ユニットを、配線側から見た斜視図である。 列型端子の一部を拡大して示す図である。 ハウジング壁の壁開口に挿入された、図5に示した構成ユニットを操作側から見た図である。 図8に示した構成ユニットを配線側から見た図である。
図1、図2及び図4にはそれぞれ、クランプハウジング2を備えた本発明に係る固定クランプ1が示されており、固定クランプ1は、複数の列型端子3から成る列型端子ブロック4を、ハウジング壁6の壁開口5に固定するのに役立つ。2つの固定クランプ1と、複数の列型端子3から成る1つの列型端子ブロック4とから成る、構成ユニットが、図5、図6及び図8、図9に示されている。この場合図8及び図9は、壁開口5に取り付けられた状態における構成ユニットを示す。
固定クランプ1の、2つの半割シェルから成るクランプハウジング2の内部に、固定エレメント7が移動可能に配置されており、この場合図3に示した固定エレメント7のクランプポジションにおいて、クランプハウジング2の開口9を貫いて突出しているクランプ傾斜部8が、壁開口5の下側の内縁10に対して作用するようになっている。壁開口5に隣接するハウジング壁6は、この場合、クランプ傾斜部8と、クランプハウジング2に形成された接触面11との間でクランプされているので、固定クランプ1は、図3に示す固定エレメント7のクランプポジションにおいて、壁開口5内に固定されている。クランプ面としてクランプ傾斜部8が設けられていることによって、固定クランプ1は水平方向のみならず、追加的に鉛直方向においても固定される。それというのは、クランプハウジング2はクランプ傾斜部8によって下方に向かっても、壁開口5の下側の内縁に押し付けられるからである。
固定クランプ1を開放した状態で示す図2から分かるように、図示の好適な実施形態では、操作エレメントとしてねじ12が設けられており、このねじ12は、クランプハウジング2の、外側から接近可能な孔13内に配置されている。固定エレメント7には、ねじ12に対応するナット14が回動不能に配置されており、このナット14に、ねじ12の端部がねじ込まれている。ねじ12のための孔13が、ねじ頭16が接触する接触肩部15を有していることによって、ねじ12は長手方向において固定されており、その結果、ねじ12の回動によってねじ12は長手方向において移動せず、固定エレメント7がねじ12の長手方向において移動することになる。これによって固定エレメント7は、壁開口5への固定クランプ1の挿入後に、そのクランプ傾斜部8が、壁開口5の下側の内縁10に引き付けられ、これにより固定クランプ1は壁開口5において固定される。
図2からさらに分かるように、ねじ12の長手方向ひいては固定エレメント7の移動方向は、壁開口5の面法線に対してひいては固定クランプ1の長手方向軸線Lに対しても、角度αを成して延びている。これによって、固定クランプ1を挿入して固定することができる壁開口5の寸法許容誤差を、固定エレメント7の移動方向が固定クランプ1の長手方向軸線Lに対して平行な場合に比べて、より大きくすることができる。
別の構成によれば、固定エレメント7はクランプ傾斜部8と反対の側に、導入傾斜部17を有しており、この導入傾斜部17は、クランプ傾斜部8とは逆向きに傾いている。これによって固定クランプ1を、例えばコントロールキャビネットドアであるハウジング壁6の壁開口5に容易に挿入することができる。導入傾斜部17の構成によって、さらに、列型端子3のクランプハウジングにおける開口26に挿入することが望まれているテストプラグのハウジングとの衝突のおそれが減じられる。さらにクランプハウジング2において、固定エレメント7のクランプ傾斜部8のための開口9とは反対側の下側には、挿入傾斜部18が形成されており、この挿入傾斜部18によってクランプハウジング2は、固定クランプ1の取り付けられた状態において、壁開口5の下側の内縁に載置される。
固定クランプ1もしくは、2つの固定クランプ1とその間に配置された1つの列型端子ブロック4とから成る構成ユニットが、壁開口5に挿入される場合、最初に当該構成ユニットの上側部分における両固定エレメント7が、壁開口5を通して差し込まれ、次いで固定クランプ1の挿入傾斜部18が壁開口5の下側の内縁に載置されるように、構成ユニットをハウジング壁6に向かって旋回させる。クランプ傾斜部8に向かい合って位置する接触面11と、挿入傾斜部18に隣接する下側の接触面19とは、この場合、第1の側、つまりハウジング壁6の配線側20に位置し、これに対して固定エレメント7のクランプ傾斜部8は、第2の側、つまり操作側21に位置している。固定エレメント7の、クランプ傾斜部8及び導入傾斜部17を有する部分であって、クランプハウジング2における開口9から突出している部分は、たとえ固定エレメント7がなおクランプポジションにもたらされていない場合でも、壁開口5からの構成ユニットの脱落を阻止する。
操作側21においてクランプハウジング2には、さらに、テストプラグブロックに形成された配線エレメントを挿入するための配線開口22が形成されており、この場合コーディング開口22は、固定クランプ1の長手方向軸線Lに対して偏心して配置されており、この結果コーディング開口22によって180°コーディングが実現され、つまりテストプラグブロックは、1つの方向付けにおいてのみ列型端子ブロック4に差し込むことができ、180°回転させられた誤った方向付けでは差し込むことができない。
図5及び図6に示した構成ユニットは、2つの固定クランプ1と、複数、図示の実施形態では5つの、互いに結合された、列型端子ブロック4を形成する列型端子3とから、成っており、これらの列型端子3はそれぞれクランプハウジング23を有している。クランプハウジング23内にはそれぞれ2つの導体接続エレメントが配置されており、これらの導体接続エレメントは、図示の実施形態ではねじ端子であり、これらのねじ端子のうち、図6及び図9では、ねじのための操作開口24と、上側に、導体導入開口25とを認識することができる。さらに図5及び図8には、列型端子3のクランプハウジング23における別の開口26が示されており、これらの開口26は、列型端子3の内部におけるばね弾性的なコンタクト領域へのテストプラグ(Pruefstecker)又はパワープラグ(Betriebsstecker)のコネクタを差し込むために形成されている。
列型端子ブロック4の固定、特に壁開口5への列型端子ブロック4の予めの取付けを容易にするために、列型端子3のクランプハウジング23はまた各1つの挿入傾斜部27を有しており、この挿入傾斜部27でクランプハウジング23はそれぞれ、壁開口5の下側の内縁に載置されている。固定クランプ1のクランプハウジング2における挿入傾斜部18に相当する構成を有する、列型端子3のクランプハウジング23における挿入傾斜部27の構成は、図7から見て取ることができる。
列型端子3と共に固定クランプ1を固定するために、固定クランプ1のクランプハウジング2には、係止ピン28として形成された係止エレメントが形成されており、これらの係止ピン28は、隣接した列型端子3のクランプハウジング23の隣接した側壁に設けられた対応する係止切欠き(図示せず)に係止する。相応に、列型端子ブロック4を形成する個々の列型端子3相互の固定もまた、クランプハウジング23に形成された対応する係止エレメントによって、特に、クランプハウジング23の一方の側に配置された係止ピンと、クランプハウジング23の他方の側に形成された対応する係止切欠きとによって行われる(このことは基本的には列型端子において公知である)。
さらに図面に示された列型端子ブロック4の列型端子3では、テストプラグ又はパワープラグのコネクタのための開口26とは反対側、つまり配線側20において、クランプハウジング23に、係止エレメント29が形成されており、これらの係止エレメント29がそれぞれ、隣接した列型端子3の対応係止エレメント30に係止することによって、追加的な相互の固定が行われる。係止エレメント29はこの場合クランプハウジング23の一方の側において突出していて、係止エレメント29と対応係止エレメント30とが互いに鱗状にオーバラップし、これによって、開口26内へのプラグもしくはコネクタの差込み時における列型端子ブロック4の屈曲が阻止される又は少なくとも減じられるようになっている。相応な係止もしくは係合は、好ましくは、固定クランプ1と隣接した列型端子3との間においても行われ、そのために固定クランプ1のクランプハウジング2には、一方の側において突出する複数の係止エレメント31(図4)が形成されており、これらの係止エレメント31はそれぞれ、隣接した列型端子3の対応係止エレメントと係合する。

Claims (14)

  1. 複数の列型端子(3)から成る列型端子ブロック(4)を、ハウジング壁(6)の壁開口(5)において固定するための、クランプハウジング(2)を備えた固定クランプであって、
    前記クランプハウジング(2)内に固定エレメント(7)が移動可能に配置されており、
    該固定エレメント(7)は、前記クランプハウジング(2)に設けられた開口(9)を貫いて突出するクランプ傾斜部(8)を有しており、
    前記クランプハウジング(2)に、クランプ傾斜部(8)に向かい合って位置する接触面(11)が形成されており、
    前記固定エレメント(7)は、操作エレメントを用いてクランプポジションに移動可能であり、該クランプポジションにおいて前記クランプ傾斜部(8)は、前記固定クランプ(1)の取り付けられた状態で、前記ハウジング壁(6)を前記固定エレメント(7)と前記接触面(11)とで挟んで前記壁開口(5)の内縁(10)に対して作用し、
    操作エレメントの操作は、前記壁開口(5)の一方の側から行われ、該側からは、前記固定クランプ(1)もまた前もって前記壁開口(5)内に挿入されることを特徴とする、固定クランプ
  2. 前記接触面(11)は、前記ハウジング壁(6)に対して平行に延びている、請求項1記載の固定クランプ
  3. 操作エレメントとしてねじ(12)が、前記クランプハウジング(2)における外側から接近可能な孔(13)内に配置されており、前記固定エレメント(7)にはナット(14)が回動不能に配置されていて、該ナット(14)内に前記ねじ(12)の端部がねじ込まれており、前記孔(13)は、前記ねじ(12)が長手方向において固定されていて、これにより前記ねじ(12)の回転によって前記固定エレメント(7)が移動させられるように形成されている、請求項1又は2記載の固定クランプ
  4. 前記固定エレメント(7)の移動方向が、前記壁開口(5)の面法線に対して、ひいては前記固定クランプ(1)の長手方向軸線(L)に対して角度αを成して延びている、請求項1から3までのいずれか1項記載の固定クランプ
  5. 前記固定エレメント(7)は、前記クランプ傾斜部(8)とは反対の側に導入傾斜部(17)を有している、請求項1から4までのいずれか1項記載の固定クランプ
  6. 前記クランプハウジング(2)において前記クランプ傾斜部(8)のための開口(9)とは反対の側に、挿入傾斜部(18)が形成されており、該挿入傾斜部(18)によって前記クランプハウジング(2)は、前記固定クランプ(1)の取り付けられた状態において、前記壁開口(5)の下側の内縁に載置されている、請求項1から5までのいずれか1項記載の固定クランプ
  7. クランプハウジング(2)内に、配線エレメントを差し込むための配線開口(22)が形成されており、前記配線エレメントは、テストプラグブロックの固定エレメントに形成されている、請求項1から6までのいずれか1項記載の固定クランプ
  8. 請求項1から7までのいずれか1項記載の2つの固定クランプ(1)と、互いに並んで配置された複数の列型端子(3)とから成る構成ユニットであって、前記列型端子(3)は、前記固定クランプ(1)の間に配置されていて、内部に配置された少なくとも2つの導体接続エレメントを備えた各1つの端子ハウジング(23)を有していることを特徴とする構成ユニット。
  9. 前記列型端子(3)の端子ハウジング(23)内に、それぞれ少なくとも2つの電流バーが配置されていて、該電流バーがそれぞれ1つの接続部分とコンタクト部分とを有しており、前記接続部分は各1つの導体接続エレメントに対応配置されていて、前記コンタクト部分は、テストプラグ又はパワープラグのコネクタを受容するためのばね弾性的なコンタクト領域を一緒に形成しており、前記列型端子(3)の端子ハウジング(23)内に、ばね弾性的なコンタクト領域内にテストプラグ又はパワープラグのコネクタを差し込むための各1つの開口(26)が形成されていて、該開口(26)は、ハウジング壁(6)の、前記接触面(11)とは反対側である操作側(21)から接近可能である、請求項8記載の構成ユニット。
  10. 前記列型端子(3)の端子ハウジング(23)内に、各1つの挿入傾斜部(27)が形成されていて、該挿入傾斜部(27)で前記端子ハウジング(23)は、前記列型端子(3)の取り付けられた状態においてそれぞれ前記壁開口(5)の下側の内縁に載置されている、請求項8又は9記載の構成ユニット。
  11. 前記列型端子(3)は、該列型端子の端子ハウジング(23)に形成された互いに対応する係止エレメントを介して、特に前記端子ハウジング(23)の一方の側に配置された係止ピンと、前記端子ハウジング(23)の他方の側に形成された対応する係止切欠きとを介して、互いに機械式に結合されている、請求項8から10までのいずれか1項記載の構成ユニット。
  12. 固定クランプ(1)が、該固定クランプクランプハウジング(2)に形成された係止エレメントを介して、特に係止ピン(28)及び/又は係止切欠きを介して、隣接した列型端子(3)と機械式に結合されており、そのために、前記列型端子(3)の前記端子ハウジング(23)に、対応する係止切欠き及び/又は係止ピンが形成されている、請求項8から11までのいずれか1項記載の構成ユニット。
  13. 前記列型端子(3)の前記端子ハウジング(23)において、テストプラグ又はパワープラグのコネクタのための開口(26)とは反対の側にそれぞれ、一方の側に向かって突出する少なくとも1つの係止エレメント(29)が形成されており、該係止エレメント(29)は、隣接した列型端子(3)の対応係止エレメント(30)に係止する、請求項9から12までのいずれか1項記載の構成ユニット。
  14. 前記固定クランプ(1)の前記クランプハウジング(2)にそれぞれ、一方の側に向かって突出する少なくとも1つの係止エレメント(31)が形成されており、該係止エレメント(31)は、隣接した列型端子(3)の対応係止エレメントに係止する、請求項9から13までのいずれか1項記載の構成ユニット。
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