JP5983388B2 - 電子時計 - Google Patents

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Description

本発明は、太陽電池を有する電子時計に関する。
文字板の裏面側に太陽電池(ソーラーセル)が配置され、この太陽電池によって発生した電力を用いて駆動する電子時計がある。電子時計に配置される太陽電池としては、フィルム状のものがある。このフィルム状の太陽電池は、太陽電池の裏面に固定された、例えば、ステンレス鋼を材料とする太陽電池案内板によって支持されている。そして、この電子時計では、時針を支持する筒車が、文字板、太陽電池、および、太陽電池案内板を貫通する貫通孔に挿入されている。
このような電子時計のうち、主にカレンダー構造を持たない電子時計においては、太陽電池によって筒車の軸方向に沿った移動を許容する隙間(あがき)の寸法を決めている構成のものがある(例えば、特許文献1参照)。
また、主にカレンダー構造を持つ電子時計において、日車押さえ、カレンダー押さえ、筒車押さえ等によって筒車のあがきの寸法を決めている構成のものがある(例えば、特許文献2参照)。
また、電子時計によっては、運針中の指針のふらつきを防止するため、針座を用いて筒車を地板側に付勢する場合がある。
特開2000−292569号公報 特開2012−88184号公報
しかしながら、筒車のあがきの寸法を太陽電池で決めている構成においては、太陽電池や太陽電池案内板の反りや厚さのばらつきにより、筒車のあがきの寸法が大きくなることがあり、落下等の衝撃時に筒車と日の裏車との係合が外れやすくなる課題がある。
また、筒車のあがきの寸法を日車押さえ等によって決めている構成において、文字板を押えながら時針を引き抜く際に筒車が引き上げられ、日車押さえ等の筒車のあがきの寸法を決めている部材の保持部が破損したり(例えば日車押さえを地板のフック部で保持している場合、筒車の引き上げで日車押さえが持ち上げられ、地板のフック部が破損する等)、日車押さえ等の部材そのものが変形したりする(例えば日車押さえが地板にねじ締めで保持されている場合など、筒車の引き上げにより日車押さえが変形する等)ことを防ぐために、例えば筒車座(図6参照)を組み込む必要があった。
本発明の目的は、コストを低減しつつ筒車の文字板側への移動を適切に規制できる電子時計を提供することにある。
本発明の電子時計は、透光性を備えた文字板と、前記文字板の裏面側に配置された太陽電池と、前記太陽電池の裏面側に配置され、前記太陽電池を支持する太陽電池案内板と、前記文字板、前記太陽電池および前記太陽電池案内板を貫通する貫通孔に挿入された軸部、および、前記太陽電池案内板の裏面側に配置された歯車部を備えた筒車と、を有し、前記太陽電池案内板における前記貫通孔の周囲に位置する周縁部の少なくとも一部は、屈曲して前記歯車部に近づく方向に突出する突出部を構成し、前記歯車部が前記文字板に近づく方向への前記筒車の移動が前記突出部によって規制されることを特徴とする。
本発明によれば、前記太陽電池案内板の前記貫通孔の周囲つまり前記貫通孔に沿った前記周縁部の少なくとも一部が、前記歯車部に近づく方向に突出して前記突出部を構成しているため、前記突出部がない場合と比べて、前記筒車と前記太陽電池案内板との間隔(前記筒車の前記軸部の軸方向に沿った寸法)を狭くすることができる。このため、前記太陽電池および前記太陽電池案内板の反りや厚さの製造ばらつきが発生した場合でも、その影響を軽減でき、前記筒車の文字板側への移動を適切に規制できる。
例えば、筒車の軸方向に沿った移動を許容する隙間(あがき)の寸法を、前記太陽電池案内板で規制する場合、前記太陽電池および前記太陽電池案内板の反りや厚さのばらつきを考慮して前記突出部の長さ寸法や屈曲角度を設計することで、前記あがきの寸法が、例えば、前記筒車と日の裏車との係合量よりも広がることを抑制できる。これにより、前記歯車部が前記文字板に近づく方向へ前記筒車が大きく移動して、前記筒車と日の裏車との係合が外れることを抑制できる。
また、前記歯車部に近づく方向に突出した前記突出部が設けられているため、例えば、前記筒車のあがきの寸法を日車押さえで規制する場合、修理の際等の時針引き抜きによる前記筒車の引き上げ時の力を前記突出部で受けることができる。このため、前記筒車の引き上げ時に、日車押さえの変形や日車押さえの保持部の破損を防止できる。
また、前記突出部にばね性を持たせることで、前記突出部を前記筒車を付勢する針座として機能させることができる。
これらの効果は、新たに部品を追加することなく前記太陽電池案内板に前記突出部を設けるのみで得られるため、部品点数を少なくでき、組立コストも低減できる。
また、本発明によれば、前記突出部は前記太陽電池案内板における前記周縁部の少なくとも一部を屈曲して形成されているため、前記太陽電池案内板に、例えば、絞り加工や曲げ加工等の簡単な加工を施すことで、前記突出部を形成できる。これにより、製造コストを低減できる。
本発明の電子時計において、前記太陽電池案内板の裏面側に配置され、前記筒車の前記歯車部を収容する凹部を備えた地板を有し、前記突出部は、前記太陽電池案内板の裏面から離れる方向に屈曲した屈曲部と、前記屈曲部に連続し、前記地板の表面に当接するとともに、端部が前記歯車部の表面上に位置している板状の押さえ部とを備えていることが好ましい。
本発明によれば、前記筒車が前記文字板に近づく方向に移動すると、前記歯車部が前記押さえ部の裏面に直接あるいは針座等の部品を介して突き当たる。このため、前記筒車の前記文字板に近づく方向への移動は、前記歯車部の表面と前記地板の表面とが同じ平面上となる位置で規制される。これにより、前記筒車のあがきの寸法を、前記凹部の深さ(段差寸法)および前記歯車部の厚みのみで設定できる。従って、筒車のあがき寸法を、太陽電池案内板の反りや厚みのバラツキの影響を受けずに、正確に設定できる。
本発明の電子時計において、前記太陽電池案内板の裏面側に配置され、前記筒車の前記歯車部を収容する凹部を備えた地板を有し、前記突出部は、前記凹部内に位置することが好ましい。
本発明によれば、前記突出部の突出寸法を調整することで、前記筒車のあがきの寸法を、容易に補正することができる。
本発明の電子時計において、前記筒車の軸方向に沿った移動を許容する隙間の寸法を規制する隙間寸法規制部を備え、前記突出部は、前記歯車部が前記文字板に近づく方向への許容された範囲を超えた前記筒車の移動を規制することが好ましい。
本発明によれば、修理の際等の時針の引き抜きによる前記筒車の引き上げ時の力を前記突出部で受けることができる。このため、前記筒車の引き上げ時に、前記筒車が許容された範囲を超えて移動して日車押さえが変形したり日車押さえの保持部が破損したりすることを防止できる。
本発明の電子時計において、前記突出部は、前記筒車を前記太陽電池案内板から遠ざかる方向に付勢する付勢部を有していることが好ましい。
本発明によれば、前記突出部が針座として機能するため、針座を別部品として用意する必要がない。このため、組み立て工数を削減でき、電子時計のコストを低減することができる。
本発明の電子時計において、前記突出部の前記付勢部を含む少なくとも一部は、前記筒車の回転順方向に沿って延出していることが好ましい。
例えば、前記付勢部を含む前記突出部の一部が、前記筒車の回転逆方向に沿って延出している場合には、前記筒車の回転時、前記筒車に押されて前記突出部がしなる。これにより、前記突出部の前記付勢部が前記筒車を押す力が大きくなり、前記筒車の回転抵抗は増大する。
本発明によれば、前記付勢部を含む前記突出部の少なくとも一部は、前記筒車の回転順方向に沿って延出しているため、前記筒車の回転時、前記突出部がしなることを抑制でき、前記筒車の回転抵抗を低減できる。これにより、前記筒車の回転に必要なエネルギーを低減でき、ステップモーターの消費電力を低減できる。
本発明の電子時計において、前記太陽電池案内板には、前記突出部が2つ設けられ、2つの前記突出部の前記付勢部は、前記筒車の回転軸を挟んで対向する位置をそれぞれ付勢していることが好ましい。
本発明によれば、付勢箇所が1つの場合と比べて、前記筒車に力を均等にかけることが可能となる。これにより、前記筒車が傾くことを抑制でき、前記筒車を精度よく回転させることができる。
第1実施形態に係る電子時計を示す断面図である。 第1実施形態に係る電子時計の筒車付近の拡大断面図である。 比較例1の電子時計の筒車付近の拡大断面図である。 第2実施形態に係る電子時計を示す断面図である。 第2実施形態に係る電子時計の筒車付近の拡大断面図である。 比較例2の電子時計の筒車付近の拡大断面図である。 変形例1の電子時計の筒車付近の拡大断面図である。 変形例2の電子時計の筒車付近の構成を示す図である。 変形例3の電子時計の筒車付近の構成を示す図である。
[第1実施形態]
以下、本発明の第1実施形態に係る電子時計を図面に基づいて説明する。
図1は、第1実施形態に係る電子時計1を示す断面図である。図2は、第1実施形態に係る電子時計1の筒車付近の拡大断面図である。
電子時計1は、アナログ式電子時計であり、図1に示すように、文字板2と、文字板2の表面2A上に配置された秒針3、分針4、時針5とを有している。文字板2は、透光性を有している。
なお、以下では、文字板2の表面2Aから裏面2Bに向かう方向(電子時計1の表面から裏蓋側に向かう方向)を下方向とし、逆方向である裏面2Bから表面2Aに向かう方向を上方向として説明を行う。
文字板2の下方(裏面側)には、太陽電池6と、太陽電池6の裏面に接着された太陽電池案内板7とが配置されている。文字板2の裏面2Bと、太陽電池6の表面とは所定寸法離れている。太陽電池6は、文字板2を透過して入射した光を吸収し、電力を発生する。太陽電池6には、フィルム状の基材が用いられている。太陽電池案内板7は、ステンレス鋼等の金属を材料とし、太陽電池6を支持している。
太陽電池案内板7の下方には、地板8が配置されている。また、地板8の周囲には、中枠9が配置されている。太陽電池6および太陽電池案内板7は、外周部において地板8と中枠9とに挟持されている。
図2にも示すように、文字板2、太陽電池6、および、太陽電池案内板7には、それぞれ、貫通孔2H,6H,7Hが設けられている。
さらに、電子時計1には、歯車部10Aおよび軸部10Bを備えた筒車10と、歯車部11Aおよび二番かな11Bを備えた二番車11と、歯車部12Aおよび四番かな12Bを備えた四番車12とが設けられている。
軸部10B、二番かな11Bの軸部、四番かな12Bの軸部は、貫通孔2H,6H,7Hに挿入され、二番かな11Bの軸部は、軸部10Bの内側に配置され、四番かな12Bの軸部は二番かな11Bの軸部の内側に配置されている。
筒車10の軸部10Bの上端は、文字板2の表面2A側に突出している。そして、軸部10Bの上端には、時針5が取り付けられている。歯車部10Aは、地板8に設けられた凹部8A内に収容されている。
図1に戻り、二番かな11Bの軸部の上端は、文字板2の表面2A側に突出し、そこには分針4が取り付けられている。
四番車12の四番かな12Bの軸部の上端は、文字板2の表面2A側に突出し、そこには秒針3が取り付けられている。また、四番かな12Bの軸部の下端は、地板8の下方に配置された輪列受13に軸支されている。
さらに、地板8の下方には、制御回路(図示省略)、ステップモーター14、三番車(図示省略)、五番車15、および、二次電池16が配置されている。二次電池16には、太陽電池6で発電した電力が充電される。また、地板8の上方には、筒車10の歯車部10Aに噛み合う日の裏車(図示省略)が配置されている。
図2に示すように、貫通孔7Hの周囲に位置する太陽電池案内板7の周縁部は、屈曲して下方に突出して突出部71を構成している。突出部71は、押さえ部71Aおよび屈曲部71Bを有して構成され、太陽電池案内板7に、例えば、絞り加工を施すことで形成される。
屈曲部71Bは、太陽電池案内板7を太陽電池6の裏面から離れる方向に屈曲して形成されている。押さえ部71Aは、屈曲部71Bに連続して形成され、太陽電池6の裏面から所定距離離間した円環板状に形成されている。
なお、屈曲部71Bの長さや角度、つまり太陽電池6の裏面および押さえ部71A間の前記所定距離の寸法は、太陽電池6および太陽電池案内板7の反りや厚さの製造ばらつきの平均値や最大値等に基づいて設定される。すなわち、太陽電池6および太陽電池案内板7の反りや厚さの製造ばらつきにより、太陽電池案内板7が地板8から浮く距離を推定し、推定した距離に基づいて、押さえ部71Aの突出寸法(太陽電池6の裏面と押さえ部71Aの表面との離間距離)を設定している。これにより、太陽電池6や太陽電池案内板7に反りや厚さの製造ばらつきがあっても、前記押さえ部71Aが地板8の表面に確実に当接するように設定できる。
ここで、屈曲部71Bは、電子時計1を文字板2の表面2A側から見た平面視で、凹部8Aの外側に位置する。すなわち、貫通孔7Hと同心円状に形成される屈曲部71Bの直径は、凹部8Aの直径よりも大きくなるように設定されている。このため、屈曲部71Bに連続する押さえ部71Aの裏面は、地板8の表面に当接している。従って、突出部71は、凹部8A内には配置されていない。
また、押さえ部71Aの内側の端部は、前記平面視で歯車部10Aの表面上に位置し、歯車部10Aの表面は、中心領域を除いて押さえ部71Aに覆われている。
さらに、歯車部10Aの表面と押さえ部71Aの裏面との間には、円環状の板材でありかつ湾曲された針座17が配置されている。針座17は、歯車部10Aの表面と押さえ部71Aの裏面とにより挟持され、歯車部10Aを下方向に付勢している。
電子時計1の落下による衝撃や、修理の際等の指針の引き抜きによって、筒車10が上方向へ移動した場合、歯車部10Aが押圧することで針座17が変形し、変形した針座17が押さえ部71Aの裏面に当接することで、筒車10の上方向へのさらなる移動が規制される。
ここで、太陽電池案内板7に突出部71が設けられていない比較例1と本実施形態との違いについて説明する。
図3は、比較例1の電子時計の筒車付近の拡大断面図である。比較例1の電子時計では、太陽電池案内板7に突出部71が設けられていない。その他の構成は、電子時計1と同様である。
比較例1の電子時計では、太陽電池6および太陽電池案内板7に反りや厚さの製造ばらつきが発生していない場合には、太陽電池案内板7は、地板8の表面と同じ高さに位置している。
しかし、太陽電池6および太陽電池案内板7に反りや厚さの製造ばらつきが発生すると、太陽電池6および太陽電池案内板7が外周部において地板8と中枠9とに挟持されているため、図3に示すように、太陽電池6および太陽電池案内板7の中央に近い貫通孔6H,7Hの近傍で、太陽電池6および太陽電池案内板7が地板8の表面から浮いた状態(離れた状態)となる。これにより、歯車部10Aの表面と太陽電池案内板7との間隔が広くなる。
一方、電子時計1では、歯車部10Aの表面と太陽電池案内板7との間隔は、歯車部10Aの表面と押さえ部71Aの裏面との間隔で決定される。このため、歯車部10Aの表面と太陽電池案内板7との間隔を、突出部71がない場合と比べて狭くすることができる。
このような本実施形態によれば、次のような効果がある。
(1)本実施形態では、太陽電池案内板7の貫通孔7Hの周縁部が下方に突出して突出部71を構成しているため、突出部71がない場合と比べて、筒車10の歯車部10Aと太陽電池案内板7との間隔を狭くすることができる。さらに、太陽電池6や太陽電池案内板7の反りや厚さのばらつきを考慮して突出部71の屈曲部71Bの長さや角度、つまり太陽電池6の裏面および押さえ部71A間の寸法を設計しているため、筒車10のあがきの寸法が、例えば、筒車10と日の裏車との係合量よりも広がることを抑制できる。これにより、筒車10が上方向に大きく移動して、筒車10と日の裏車との噛み合いが外れることを防止できる。
(2)突出部71は、太陽電池案内板7を絞り加工で屈曲して形成できるため、簡単な加工で形成できる。これにより、電子時計1の製造コストを低減できる。
(3)突出部71の押さえ部71Aは、地板8の表面に当接するとともに、端部が歯車部10Aの表面上に位置している。これにより、筒車10の上方向への移動は、歯車部10Aの表面と地板8の表面とが同じ平面上となる位置で規制される。このため、筒車10のあがきの寸法を、凹部8Aの深さ(段差寸法)および歯車部10Aの厚みのみで設定できる。従って、筒車のあがき寸法を、太陽電池6や太陽電池案内板7の反りや厚みのバラツキの影響を受けずに、正確に設定できる。
[第2実施形態]
次に、本発明の第2実施形態に係る電子時計を図面に基づいて説明する。
図4は、第2実施形態に係る電子時計21を示す断面図である。図5は、第2実施形態に係る電子時計21の筒車付近の拡大断面図である。
電子時計21は、日付が表示された日車36と、曜日が表示された曜板34とを有したデイデイト機種に関するものであり、文字板22の下方の駆動機構の構成が、第1実施形態の電子時計1と異なっている。
電子時計21は、アナログ式電子時計であり、文字板22と、文字板22の表面22A上に配置された秒針23、分針24、時針25とを有している。文字板22は、透光性を有している。
なお、以下では、文字板22の表面22Aから裏面22Bに向かう方向(電子時計21の表面から裏蓋側に向かう方向)を下方向とし、逆方向である裏面22Bから表面22Aに向かう方向を上方向として説明を行う。
文字板22の下方には、太陽電池26と、太陽電池26の裏面に接着された太陽電池案内板27とが配置されている。文字板22の裏面22Bと、太陽電池26の表面とは所定寸法離れている。太陽電池26は、文字板22を透過して入射した光を吸収し、電力を発生する。太陽電池26には、フィルム状の基材が用いられている。太陽電池案内板27は、ステンレス鋼等の金属を材料とし、太陽電池26を支持している。太陽電池案内板27の下方には、地板28が配置されている。太陽電池26および太陽電池案内板27は、外周部において中枠(図示せず)に支持されている。
図5にも示すように、文字板22、太陽電池26、および、太陽電池案内板27には、それぞれ、貫通孔22H,26H,27Hが設けられている。
さらに、電子時計21には、歯車部29Aおよび軸部29Bを備えた筒車29と、歯車部30Aおよび二番かな30Bを備えた二番車30と、歯車部31Aおよび四番かな31Bを備えた四番車31とが設けられている。
軸部29B、二番かな30Bの軸部、四番かな31Bの軸部は、貫通孔22H,26H,27Hに挿入され、二番かな30Bの軸部は、軸部29Bの内側に配置され、四番かな31Bの軸部は二番かな30Bの軸部の内側に配置されている。
筒車29の軸部29Bの上端は、文字板22の表面22A側に突出し、そこには時針25が取り付けられている。筒車29の歯車部29Aは、太陽電池案内板27と地板28との間に位置している。
二番車30の二番かな30Bの軸部の上端は、文字板22の表面22A側に突出し、そこには分針24が取り付けられている。また、歯車部30Aの上方には、二番車30のあがきを決定する日車押さえ39が配置されている。
四番車31の四番かな31Bの軸部の上端は、文字板22の表面22A側に突出し、そこには秒針23が取り付けられている。また、四番かな31Bの軸部の下端は、地板28の下方に配置された輪列受32に軸支されている。
筒車29の歯車部29Aの上方には、筒車29のあがきの寸法を規制する日車押さえ39が設けられている。なお、筒車29のあがきの寸法は、カレンダー押さえ、または、筒車押さえによって規制されてもよい。すなわち、日車押さえ39は、隙間寸法規制部を構成する。
筒車29の軸部29Bには、曜星車33が取り付けられている。さらに、曜星車33には、曜板34が取り付けられている。曜板34は、太陽電池案内板27の下方に位置している。また、軸部29Bには、曜星車33を押さえる曜車止め座35が付設されている。
太陽電池案内板27の下方には、日車36が配置されている。また、地板28の下方には、巻真37が配置されている。さらに、図示を省略しているが、地板28の下方には、第1実施形態の電子時計1と同様に、制御回路、ステップモーター、三番車、五番車、および、二次電池が配置されている。また、地板28の上方には、筒車29の歯車部29Aに噛み合う日の裏車が配置されている。
図5に示すように、貫通孔27Hの周囲に位置する太陽電池案内板27の周縁部は、屈曲して下方に突出して突出部271を構成している。突出部271は、押さえ部271Aおよび屈曲部271Bを有して構成され、太陽電池案内板27に、例えば、絞り加工を施すことで形成される。
屈曲部271Bは、太陽電池案内板27を太陽電池26の裏面から離れる方向に屈曲して形成されている。押さえ部271Aは、屈曲部271Bに連続して形成され、太陽電池26の裏面から所定距離離間した円環板状に形成されている。
押さえ部271Aの内側の端部は、電子時計21を文字板22の表面22A側から見た平面視で、曜車止め座35の表面上に位置し、曜車止め座35の表面は、中心領域を除いて押さえ部271Aに覆われている。
なお、屈曲部271Bの長さや角度、つまり太陽電池26の裏面および押さえ部271A間の前記所定距離の寸法は、太陽電池26および太陽電池案内板27の反りや厚さの製造ばらつきの平均値や最大値等に基づいて設定される。これにより、太陽電池26や太陽電池案内板27に反りや厚さの製造ばらつきがあっても、前記押さえ部271Aと曜車止め座35との間隔を所定の寸法に設定できる。
さらに、曜車止め座35の表面と押さえ部271Aの裏面との間には、円環状の板材でありかつ湾曲された針座38が配置されている。針座38は、曜車止め座35の表面と押さえ部271Aの裏面とにより挟持され、曜車止め座35を介して、筒車29を下方向に付勢している。
この構成によれば、電子時計21の修理の際等の時針25の引き抜きにより筒車29が引き上げられると、曜車止め座35を介して押圧することで針座38が変形し、変形した針座38が押さえ部271Aの裏面に当接する。このため、筒車29の引き上げ時の力を、曜車止め座35を介して押さえ部271Aで受けることができる。これにより、筒車29の引き上げによる日車押さえ39の変形や、日車押さえ39の保持部の破損を防止できる。
すなわち、押さえ部271Aは、許容された範囲を超えた筒車29の上方向への移動を規制する。
ここで、比較のため、筒車29の引き上げ時の力を、曜車止め座35の表面と文字板22の裏面とに挟持された筒車座で受ける比較例2について説明する。
図6は、比較例2の電子時計の筒車付近の拡大断面図である。
比較例2の電子時計では、太陽電池案内板27に突出部71が設けられておらず、替わりに、曜車止め座35の表面と文字板22の裏面との間に筒車座41が配置されている。その他の構成は、電子時計21と同様である。
筒車座41は、貫通孔26H,27H内に位置し、表面が文字板22の裏面22Bに当接している。さらに、筒車座41は、曜車止め座35の表面を覆っている。針座38は、曜車止め座35の表面と筒車座41とにより挟持され、曜車止め座35を介して、筒車29を下方向に付勢している。
この構成によれば、筒車29が引き上げられると、曜車止め座35を介して押圧することで針座38が変形し、変形した針座38が筒車座41の裏面に当接する。これにより、筒車29の引き上げ時の力を、曜車止め座35を介して筒車座41で受けることができる。
このように、比較例2の構成では、筒車29の引き上げ時の力を受けるため、新たな部品として筒車座41が必要となる。
一方、電子時計21では、図5に示すように、太陽電池案内板27の一部である突出部271によって、筒車29の引き上げ時の力を受けることができる。
このように、第2実施形態によれば、時針25の引き抜きに伴う筒車29の引き上げ時の力を押さえ部271Aで受けることができる。これにより、筒車座等の新たな部品を用いることなく、筒車29の引き上げ時に、日車押さえ39の変形や、日車押さえ39の保持部の破損を防止できる。
なお、本発明は前述の各実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。例えば、次の変形例が考えられる。
[変形例1]
第1実施形態の変形例1について説明する。
図7は、変形例1の電子時計の筒車付近の拡大断面図である。
変形例1の電子時計では、突出部71を構成する押さえ部71Aおよび屈曲部71Bが、凹部8A内に位置している。すなわち、突出部71は、文字板2側から見た平面視で凹部8A内に配置され、かつ、時計の上下方向の高さ位置も凹部8A内つまり前記地板8の表面よりも下方に配置されている。
このため、押さえ部71Aの裏面は、地板8の表面には当接せずに、押さえ部71Aの全体が凹部8A内に位置し、地板8の表面よりも下方に位置している。その他の構成は、第1実施形態の電子時計1と同様である。
これによれば、押さえ部71Aの突出寸法を調整することで、筒車10のあがきの寸法を、容易に補正することができる。
[変形例2]
第1実施形態の変形例2について説明する。
図8は、変形例2の電子時計の筒車付近の構成を示す図である。図8(A)は、上面図であり、図8(B)は、断面図である。なお、図8(A)では、太陽電池6の図示を省略している。
変形例2の電子時計では、太陽電池案内板7の形状が、第1実施形態の電子時計1と異なっている。その他の構成は、第1実施形態の電子時計1と同様である。
変形例2では、太陽電池案内板7に、貫通孔7Hの周囲に位置する周縁部から延出し、かつ、屈曲して下方向に突出した突出部72が設けられている。突出部72の下方向における端部である付勢部72Aは、筒車10の歯車部10Aの表面に当接し、歯車部10Aを下方向に付勢している。
なお、突出部72の長さ寸法や屈曲角度は、太陽電池6および太陽電池案内板7の反りや厚さの製造ばらつきの平均値や最大値等に基づいて設計される。これにより、突出部72の付勢部72Aが、歯車部10Aの表面を所定の力で付勢するように設定できる。
さらに、突出部72の付勢部72Aを含む一部は、歯車部10Aの回転順方向Rに沿って延出している。なお、回転順方向Rとは、筒車10の時針5を時計回り方向に回転させる方向である。
突出部72は、周縁部に連続する基端部から直線状に延長された直線部72Cと、軸部10Bの回転軸を中心とする同心円に沿って円弧状に湾曲された円弧部72Bと、直線状に延長された先端部72Dとを備えている。円弧部72Bは、歯車部10Aに向かって下方に傾斜され、先端部72Dは上方に折曲されている。従って、円弧部72Bの下端が付勢部72Aとされ、円弧部72Bによって、突出部72の付勢部72Aを含む一部が構成されている。
このように、変形例2では、太陽電池26や太陽電池案内板27に反りや厚さの製造ばらつきを考慮して突出部72の長さ寸法や屈曲角度を設計しているため、突出部72によって歯車部10Aを下方向に所定の力で付勢できる。
すなわち、突出部72が針座として機能するため、針座を別部品として用意する必要がない。このため、組み立て工数を削減でき、電子時計のコストを低減することができる。
また、例えば、突出部72の円弧部72Bが、回転逆方向に沿って延出している場合には、歯車部10Aの回転時、付勢部72Aが押されて突出部72がしなる。これにより、付勢部72Aが歯車部10Aの表面を押す力が大きくなり、歯車部10Aの回転抵抗は増大する。
一方、変形例2によれば、突出部72の円弧部72Bは、回転順方向Rに沿って延出しているため、歯車部10Aの回転時、突出部72がしなることを抑制でき、歯車部10Aの回転抵抗を低減できる。これにより、筒車10の回転に必要なエネルギーを低減でき、ステップモーターの消費電力を低減できる。
[変形例3]
第1実施形態の変形例3について説明する。
図9は、変形例3の電子時計の筒車付近の構成を示す図である。図9(A)は、上面図であり、図9(B)は、断面図である。なお、図9(A)では、太陽電池6の図示を省略している。
変形例3の電子時計では、太陽電池案内板7の形状が、第1実施形態の電子時計1と異なっている。その他の構成は、第1実施形態の電子時計1と同様である。
変形例3では、太陽電池案内板7に、貫通孔7Hの周囲に位置する周縁部から延出し、かつ、屈曲して下方向に突出した突出部73,74が設けられている。突出部73,74の下方向における端部である付勢部73A,74Aは、筒車10の歯車部10Aの表面に当接し、歯車部10Aを下方向に付勢している。
ここで、突出部73,74の付勢部73A,74Aは、筒車10の回転軸を挟んで対向する位置にそれぞれ当接している。
これによれば、変形例2と同様に、突出部73,74が針座として機能するため、針座を別部品として用意する必要がない。このため、組み立て工数を削減でき、電子時計のコストを低減することができる。
また、付勢箇所が1つである変形例2に比べて、歯車部10Aの表面に力を均等にかけることが可能となる。これにより、歯車部10Aが傾くことを抑制でき、筒車10を精度よく回転させることができる。
なお、突出部の数は、3つ以上とすることもできる。この場合、各突出部の付勢部は、筒車10の回転軸を中心とする同心円上で等間隔に配置することが好ましい。
[その他の変形例]
第1実施形態および第2実施形態では、突出部71,271を、太陽電池案内板7,27に、絞り加工を施すことで形成しているが、これに替えて、太陽電池案内板7,27に、曲げ加工を施すことで形成することもできる。この場合、貫通孔7H,27Hの周囲に位置する周縁部に切り込み溝を形成し、周縁部を下方に折り曲げることで突出部を形成すればよい。
また、前記変形例2,3では、突出部72,73,74は、回転順方向Rに沿って延出していたが、例えば、突出部72,73,74を歯車部10Aの回転中心方向に向かってつまり歯車部10Aの直径方向に沿って延出してもよいし、その他の角度で延出してもよい。
1…電子時計、2…文字板、2A…表面、2B…裏面、2H,6H,7H…貫通孔、3…秒針、4…分針、5…時針、6…太陽電池、7…太陽電池案内板、8…地板、8A…凹部、9…中枠、10…筒車、10A,11A,12A…歯車部、10B…軸部、11…二番車、11B…二番かな、12…四番車、12B…四番かな、13…輪列受、14…ステップモーター、15…五番車、16…二次電池、17…針座、39…日車押さえ、71…突出部、71A…押さえ部、71B…屈曲部。

Claims (7)

  1. 透光性を備えた文字板と、
    前記文字板の裏面側に配置された太陽電池と、
    前記太陽電池の裏面側に配置され、前記太陽電池を支持する太陽電池案内板と、
    前記文字板、前記太陽電池および前記太陽電池案内板を貫通する貫通孔に挿入された軸部、および、前記太陽電池案内板の裏面側に配置された歯車部を備えた筒車と、を有し、
    前記太陽電池案内板における前記貫通孔の周囲に位置する周縁部の少なくとも一部は、屈曲して前記歯車部に近づく方向に突出する突出部を構成し、前記歯車部が前記文字板に近づく方向への前記筒車の移動が前記突出部によって規制される
    ことを特徴とする電子時計。
  2. 請求項1に記載の電子時計において、
    前記太陽電池案内板の裏面側に配置され、前記筒車の前記歯車部を収容する凹部を備えた地板を有し、
    前記突出部は、前記太陽電池案内板の裏面から離れる方向に屈曲した屈曲部と、前記屈曲部に連続し、前記地板の表面に当接するとともに、端部が前記歯車部の表面上に位置している押さえ部とを備えている
    ことを特徴とする電子時計。
  3. 請求項1に記載の電子時計において、
    前記太陽電池案内板の裏面側に配置され、前記筒車の前記歯車部を収容する凹部を備えた地板を有し、
    前記突出部は、前記凹部内に位置する
    ことを特徴とする電子時計。
  4. 請求項1に記載の電子時計において、
    前記筒車の軸方向に沿った移動を許容する隙間の寸法を規制する隙間寸法規制部を備え、
    前記突出部は、前記歯車部が前記文字板に近づく方向への許容された範囲を超えた前記筒車の移動を規制する
    ことを特徴とする電子時計。
  5. 請求項1に記載の電子時計において、
    前記突出部は、前記筒車を前記太陽電池案内板から遠ざかる方向に付勢する付勢部を有している
    ことを特徴とする電子時計。
  6. 請求項5に記載の電子時計において、
    前記突出部の前記付勢部を含む少なくとも一部は、前記筒車の回転順方向に沿って延出している
    ことを特徴とする電子時計。
  7. 請求項5または請求項6に記載の電子時計において、
    前記太陽電池案内板には、前記突出部が2つ設けられ、
    2つの前記突出部の前記付勢部は、前記筒車の回転軸を挟んで対向する位置をそれぞれ付勢している
    ことを特徴とする電子時計。
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