JP2015081866A - 輪列機構、ムーブメント、及び時計 - Google Patents

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Abstract

【課題】バックラッシュに起因するふらつきや運針ムラ等を抑制できる輪列機構、ムーブメント、及び時計を提供する。【解決手段】軸心O回りに回転する車軸60と、車軸60を回転可能に支持する輪列受29と、車軸60に固定されるとともに、五番車40に噛み合う歯部62aが形成された四番歯車62と、輪列受29及び四番歯車62のうち、車軸60の軸方向で対向する部分に形成され、輪列受29及び四番歯車62の間に油を保持する保油機構70と、を備えていることを特徴とする。【選択図】図3

Description

本発明は、輪列機構、ムーブメント、及び時計に関するものである。
従来から、四番車やクロノ秒車等の指針が取り付けられる指針歯車と、この指針歯車に噛み合う歯車と、の間にはバックラッシュが生じることが知られており、このバックラッシュ分の遊びによる慣性により、指針のふらつきや運針ムラ等を発生させてしまう場合がある。特に、いわゆるアナログクォーツ式の時計においては、ステップモータ(ロータ)の慣性の影響でオーバーランが生じ易く、これに伴い上述したふらつきや運針ムラ等が顕著になる。
そこで、例えば下記特許文献1には、指針歯車の側面を指針抑制ばねにより径方向に押さえ付けることで、指針歯車の回転方向とは逆向きの負荷トルクを付加し、指針のふらつきや、運針ムラ等を抑制する構成が開示されている。
特開2006−242793号公報
しかしながら、上述した特許文献1の構成にあっては、指針歯車を押さえ付けることで、指針歯車に負荷トルクを付加する構成であるため、指針歯車の軸部等が磨耗し易く、通常の運針時におけるトルク(回転トルク)が増加するという問題がある。したがって、アナログクォーツ式の時計に上述した構成を採用した場合には、モータの消費電力が増加し、電池寿命の低下を招くおそれがある。
そこで本発明は、バックラッシュに起因するふらつきや運針ムラ等を抑制できる輪列機構、ムーブメント、及び時計の提供を目的とする。
本発明は、上記課題を解決するために以下の手段を提供する。
(1)本発明に係る輪列機構は、軸心回りに回転する車軸と、前記車軸を回転可能に支持する支持体と、前記車軸に固定されるとともに、伝達歯車に噛み合う歯部が形成された歯車と、前記支持体及び前記歯車のうち、前記車軸の軸方向で対向する部分に形成され、前記支持体及び前記歯車の間に油を保持する保油機構と、を備えていることを特徴としている。
この構成によれば、保油機構により支持体と歯車との間に油が保持されているため、支持体と歯車との間には油の粘性抵抗によって、回転方向とは逆向きの負荷が与えられる。これにより、歯車と伝達歯車との間で生じるバックラッシュを詰めながら、車軸が回転することになるため、バックラッシュに起因するふらつきや運針ムラ等を抑制することが可能となる。
特に、本発明の構成によれば、車軸をばね等により一方向(例えば、径方向)に押さえ付ける従来の構成と異なり、保油機構に保持される油によって歯車に負荷(ブレーキ)を与える構成であるため、車軸等に作用する負荷を抑え、車軸の摩耗等による劣化を抑制できる。その結果、例えばアナログクォーツ式の時計に輪列機構を搭載した場合には、ステップモータの省電力化を図ることが可能になり、電池寿命の低下を抑制できる。
また、支持体及び歯車に保油機構を形成することで、従来のようにばね等の別部品を用いる必要がないため、省スペース化を図ることができる。
(2)本発明に係る輪列機構では、前記保油機構は、前記支持体に形成された支持体側受部と、前記歯車に形成されるとともに、前記支持体側受部に当接する歯車側受部と、を有していてもよい。
この構成によれば、支持体側受部と歯車側受部とを、両者間に油を保持させた状態で当接させることで、支持体及び歯車との間に発生する油の粘性抵抗によって、バックラッシュに起因するふらつきや運針ムラ等を確実に抑制できる。
また、輪列受側受部と歯車側受部との接触面積を調整することで、粘性抵抗を調整することができ、所望の粘性抵抗を得ることができる。
(3)本発明に係る輪列機構では、前記支持体側受部及び前記歯車側受部のうち一方の部材は、軸方向に沿う他方の部材側に向けて突出する突出部を有し、前記他方の部材と前記突出部との間に油が保持されていてもよい。
この構成によれば、一方の部材に突出部を形成することで、一方の部材の突出部と、他方の部材と、の接触面積により粘性抵抗を調整することが可能になるので、所望の粘性抵抗を得ることができる。
(4)本発明に係る輪列機構では、前記他方の部材は、前記突出部を収容するとともに、前記車軸を取り囲む環状の収容部を備えていてもよい。
この構成によれば、収容部により突出部を収容し、これら収容部及び突出部間に油が保持されるため、優れた保油効果を発揮することができ、長期に亘って作動信頼性の高い高品質な輪列機構を提供できる。
(5)本発明に係る輪列機構では、前記支持体側受部及び前記歯車側受部のうち、少なくとも一方の部材には、内部に油を保持する保油溝が形成されていてもよい。
この構成によれば、保油溝内に油を保持させることで、長期に亘って保油効果を発揮することができ、メンテナンス性の向上を図ることができる。
(6)本発明に係る輪列機構では、前記支持体は、輪列受であって、前記輪列受の軸受孔内には、前記輪列受よりも硬質な材料からなり、前記車軸が軸支された軸受部が設けられていてもよい。
ところで、保油機構の支持体側及び歯車側が当接している場合、秒針等の指針を車軸に組み付ける際(いわゆる、針押し時)において、支持体側から歯車側に作用する反力によって歯車が撓み変形して、指針の組み付けが不安定になる等のおそれがある。
これに対して、本発明の構成によれば、輪列受よりも硬質な材料で形成された軸受部に車軸を軸支することで、指針の針押し時において、歯車を安定して保持でき、組み付け精度の向上を図ることができる。
(7)本発明に係るムーブメントは、上記本発明の輪列機構と、前記輪列機構に回転力を付与する動力源と、を備えていることを特徴としている。
この構成によれば、上記本発明の輪列機構が用いられているため、運針ムラ等が抑制された高品質なムーブメントとすることができる。
(8)本発明に係る時計は、上記本発明のムーブメントを備えたことを特徴としている。
この構成によれば、上記本発明のムーブメントを備えているため、運針ムラ等が抑制された高品質な時計とすることができる。
本発明によれば、バックラッシュに起因するふらつきや運針ムラ等を抑制できる。
本発明に係る実施形態における時計の外観図である。 ムーブメントを表側から見た平面図である。 第1実施形態におけるムーブメントの部分断面図である。 第1実施形態における四番歯車を表側(上方)から見た平面図である。 第1実施形態における保油機構を裏側(下方)から見た平面図である。 第1実施形態における変形例を示す保油機構の平面図である。 第2実施形態におけるムーブメントの部分断面図である。 第3実施形態におけるムーブメントの部分断面図である。 第3実施形態における保油機構の平面図である。 第4実施形態におけるムーブメントの部分断面図である。 第4実施形態の四番歯車を表側(上方)から見た平面図である。 第5実施形態におけるムーブメントの部分断面図である。 第5実施形態における四番歯車を表側(上方)から見た平面図である。 第5実施形態における保油機構の平面図である。 第6実施形態におけるムーブメントの部分断面図である。 第6実施形態における歯車側受部を表側(上方)から見た平面図である。
次に、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。なお、本実施形態では、時計の一例としてアナログクォーツ式の時計を例に挙げて説明する。
<第1実施形態>
[時計]
一般に、時計の駆動部分を含む機械体を「ムーブメント」と称する。このムーブメントに文字板、指針を取り付けて、時計ケースの中に入れて完成品にした状態を時計の「コンプリート」と称する。時計の基板を構成する地板の両側のうち、時計ケースのガラスのある方の側、すなわち、文字板のある方の側をムーブメントの「裏側」と称する。また、地板の両側のうち、時計ケースのケース裏蓋のある方の側、すなわち、文字板と反対の側をムーブメントの「表側」と称する。
図1は時計1の外観図である。
図1に示すように、本実施形態の時計1のコンプリートは、図示しないケース裏蓋、及びガラス2からなる時計ケース3内に、ムーブメント10と、少なくとも時に関する情報を示す目盛り等を有する文字板11と、時を示す時針12、分を示す分針13及び秒を示す秒針14を含む指針と、を備えている。
(時計用ムーブメント、輪列機構)
図2はムーブメント10を表側から見た平面図であり、図3はムーブメント10の部分断面図である。
図2、図3に示すように、上述したムーブメント10は、ムーブメント10の基板を構成する地板20を有している。この地板20の裏側には、上述した文字板11がガラス2を通じて視認可能に配置されている。地板20の表側には、電池21(図2参照)や、時計1の源振を構成する水晶ユニット22(図2参照)、輪列機構23等が配設されている。また、地板20に形成された図示しない巻真案内穴に巻真24(図2参照)が回転可能に組み込まれている。
図2に示すように、上述した水晶ユニット22は、内部に所定の周波数で発振する図示しない水晶振動子を有しており、リード部22aが地板20の表側に形成された回路基板25に接続されている。そして、図示しない電池プラス端子を介して上述した電池21のプラス極と回路基板25のプラスパターンとが導通され、図示しない電池マイナス端子を介して電池21のマイナス極と回路基板25のマイナスパターンとが導通されている。
また、回路基板25には、集積回路(IC)26が実装されている。この集積回路26は、例えばC−MOS、またはPLAで構成されており、水晶振動子の振動に基づいて基準信号を出力する発振部(オシレータ)と、この発振部の出力信号を分周する分周部(デバイダ)と、分周部の出力信号に基づいてステップモータ35を駆動するモータ駆動信号を出力する駆動部(ドライバ)と、を内部に有している。
また、図2、図3に示すように、地板20の表側には、磁心に巻いたコイルワイヤを含むコイルブロック30(図2参照)と、このコイルブロック30の磁心の両端部分と接触するように配置されたステータ31と、このステータ31のロータ穴に配置され、ロータ磁石32aが組み込まれたロータ32と、が配置されている。
ロータ32は、地板20及び輪列受(支持体)29に対して回転可能に支持されている。すなわち、ロータ32の上軸部32bが輪列受29の軸受部に軸支され、ロータ32の下軸部32cが地板20の軸受部に軸支されている。
なお、輪列受29及び地板20の軸受部としては、例えば穴石、ほぞ枠、貫通穴や凹部等で構成することが可能である。そして、これら軸受部には、潤滑油や精密機械油(例えば時計油)等が注油されていることが好ましい。
上述したコイルブロック30、ステータ31及びロータ32は、ステップモータ(動力源)35として機能する。
また、地板20の表側には、ロータ32の回転に基づいて回転する五番車(伝達歯車)40と、この五番車40の回転に基づいて回転する四番車41と、この四番車41の回転に基づいて回転する三番車42と、この三番車42の回転に基づいて回転する二番車43と、この二番車43の回転に基づいて回転する日の裏車55(図2参照)と、この日の裏車55の回転に基づいて回転する筒車44(図3参照)と、が配置されている。
なお、上述した各車は、表側の輪列機構23(いわゆる、表輪列)を構成する。
図3に示すように、五番車40は、五番歯車40a及び五番上かな40bを有しており、地板20及び輪列受29に対して回転可能に支持されている。すなわち、五番車40の上軸部40cが輪列受29の軸受部に軸支され、五番車40の下軸部40dが地板20の軸受部に軸支されている。五番歯車40aは、ロータ32のロータかな32dに噛み合っている。これにより、五番車40はロータ32の回転に伴って回転する。
四番車41は、五番車40と三番車42との間に配置された車であり、軸心O回りに回転可能とされた車軸60と、車軸60に形成された四番下かな61と、車軸60に固定された四番歯車(歯車)62と、を備えている。なお、以下の説明では、四番車41(車軸60)の軸心Oの延在方向を軸方向とし、軸方向に沿う輪列受29側(表側)を上方、地板20側(裏側)を下方とする。また、軸心周りの方向を周方向、軸心に直交する方向を径方向とする。
車軸60は、四番下かな61が二番車43の上方開口端上に回転可能に位置した状態で、この二番車43の内部に挿通されている。また、車軸60の上軸部60aは、輪列受29のほぞ枠63に軸支されている。
ほぞ枠63は、輪列受29(例えば、樹脂材料)よりも硬質な材料により構成されており、本実施形態では金属により構成された円板状とされ、輪列受29に形成された軸受孔64内に嵌合されている。ほぞ枠63の中央部には厚さ方向に貫通する貫通孔63aが形成されており、この貫通孔63a内に車軸60の上軸部60aが挿通されている。これにより、四番車41は安定した回転が可能とされている。なお、ほぞ枠63のうち、輪列受29よりも下方に位置する部分には、外側に向けて張り出すフランジ部63bが形成されており、このフランジ部63bが輪列受29に下方から当接している。
車軸60の下軸部60bは、二番車43よりもガラス2側(下方)に突出しており、この突出した部分に秒針(指針)14が取り付けられている。四番下かな61は、三番車42の三番歯車42aに噛み合っている。
四番歯車62は、四番下かな61の上側に位置しており、車軸60に対して例えば打ち込み固定によって固定されている。この四番歯車62の外周縁には、五番車40の五番上かな40bに噛み合う複数の歯部62aが全周に亘って形成されている。
三番車42は、三番歯車42a及び三番下かな42bを有しており、地板20及び輪列受29に対して回転可能に支持されている。すなわち、三番車42の上軸部42cが輪列受29の軸受部に軸支され、三番車42の下軸部42dが地板20に形成された軸受部に軸支されている。三番歯車42aは、四番車41の四番下かな61に噛み合っている。これにより、三番車42は四番車41の回転に伴って回転する。
二番車43は、四番車41の軸心Oと同軸に配置されており、地板20に配設された円筒部52に対して回転可能に取り付けられている。この二番車43は、三番車42の三番下かな42bに噛み合う二番歯車43aを有している。これにより、二番車43は、三番車42の回転に伴って回転する。なお、二番車43は1時間に1回転するように構成され、下端部には分針13が取り付けられている。この際、分針13は四番車41に取り付けられる秒針14よりも文字板11側に位置している。
筒車44は、四番車41の軸心Oと同軸に配置されており、上述した円筒部52に回転可能に取付けられている。筒車44は、日の裏車55(図2参照)等を介して二番車43に噛み合う筒歯車44aを有している。これにより、筒車44は、日の裏車55に基づいて回転する。
なお、筒車44は12時間に1回転するように構成されているとともに、時針12が取付けられている。この際、時針12は分針13よりも文字板11側に位置している。
図1、図2に示すように、上述した巻真24は、分針13及び時針12を回転させて、時刻表示(時及び分の表示)を修正する時刻合わせに用いられる時計部品であり、その一端部には時計ケース3の側方に位置するりゅうず53(図1参照)が取付けられている。
巻真24は、上述したように地板20に形成された巻真案内穴によって回転可能に支持されているとともに、軸方向に引出操作可能とされている。この際、巻真24は、地板20の表側に配置された、おしどり、かんぬきやかんぬきばね等の図示しない切替装置により、軸方向の位置が決められている。なお、巻真24は、段階的に引出操作可能とされている。
図2に示すように、地板20の表側には、巻真24を引き出した状態で回転させたときに、図示しないつづみ車等を介して回転する日の裏車55が配置されている。そして、この日の裏車55が回転することにより、二番車43及び筒車44が回転するように構成されている。これにより、時刻合わせが可能とされる。
(保油機構)
図4は四番歯車62を表側(上方)から見た平面図であり、図5は保油機構70を裏側(下方)から見た平面図である。
ここで、図3〜図5に示すように、輪列受29及び四番歯車62のうち、軸方向で対向する部分には、輪列受29及び四番歯車62の間に油(図3中油膜74)を保油する保油機構70が設けられている。
保油機構70は、輪列受29に形成された輪列受側受部71と、四番歯車62に形成されるとともに、輪列受側受部71に当接する歯車側受部72と、を有している。
輪列受側受部(一方の部材)71は、輪列受29のうち、ほぞ枠63の外側であって、四番歯車62の歯部62aよりも内側に位置する部分から下方に向けて突出する突出部71aを有している。突出部71aは、ほぞ枠63を囲繞する環状とされるとともに、その下面(四番歯車受け面)は、全周に亘って平坦面とされている。
また、突出部71aのうち、周方向に沿う一部には輪列受29を軸方向に貫通する注油口73が形成されている。注油口73は、その上端開口部が輪列受29の上面で開口し、下端開口部が突出部71aの下面で開口している。また、注油口73の上部は、下方に向かうに従い内径が漸次縮径している。そして、注油口73の上端開口部から注油口73内に油を注油することで、突出部71aの下面上に油を供給できるようになっている。なお、図示の例において、注油口73は、輪列受側受部71の周方向に間隔をあけて複数(2箇所)形成されている。
歯車側受部72は、四番歯車62の上面のうち、輪列受側受部71と軸方向で対向する部分に形成され、突出部71aの下部を収容する収容部72aを有している。収容部72aは、断面視台形状の凹溝であり、車軸60を囲繞するように環状に形成されている。また、収容部72aの底面(輪列受受け面)は、平坦面に形成されており、上述した突出部71aの下面が当接している。そして、上述した突出部71aの下面及び収容部72aの底面と、の間に、注油口73から供給される油が油膜74となって保持されている。
なお、上述した輪列受側受部71と歯車側受部72には、保油処理が施されていることが好ましい。保油処理としては、例えば多孔質膜のコーティング等を採用することが可能であり、これにより多孔質膜の微小孔内に油を保持させておくことができる。
[作用]
次に、上述のように構成された時計1の作用について説明する。
まず、図2、図3に示すように、ムーブメント10において、水晶ユニット22における水晶振動子が所定周波数で発振すると、この水晶振動子の振動に基づいて、集積回路26に内蔵されている発振部が基準信号を出力するとともに、分周部が発振部からの出力信号を分周する。すると、駆動部が分周部の出力信号に基づいて、ステップモータ35を駆動するモータ駆動信号を出力する。コイルブロック30にこのモータ駆動信号が入力されると、ステータ31が磁化してロータ32を回転させる。このとき、ロータ32は、例えば1秒ごとに180度回転しながら、連続的に回転を継続する。
そして、図3に示すように、このロータ32の回転力は五番車40を介して四番車41に伝達され、四番車41が1分間に1回転する。これにより、秒針14を1分間に1回転させることができる。また、四番車41に伝達された回転力は、三番車42、二番車43及び筒車44に伝達され、これら各車が回転する。このとき、二番車43が1時間に1回転し、筒車44が12時間に1回転する。これにより、分針13を1時間に1回転させ、時針12を12時間に1回転させることができる。
ここで、四番車41の回転時の作用について説明する。
上述したように五番車40から四番車41へ回転力が伝達される場合には、五番車40における五番上かな40bの歯部と、四番車41における四番歯車62の歯部62aと、が噛み合っていることで、五番車40から四番車41へ回転力が伝達される。
このとき、四番車41には、保油機構70の輪列受側受部71(突出部71a)と歯車側受部72(収容部72a)との間に保持された油膜74により発生する粘性抵抗によって、回転方向とは逆向きの負荷が与えられているため、四番車41は五番車40に比べて回転し難くなっている。そのため、四番歯車62と五番上かな40bとの間で生じるバックラッシュを詰めながら、四番車41が回転することになる。なお、四番車41のバックラッシュが抑制されるので、当然に二番車43及び筒車44のバックラッシュも抑制される。そのため、分針13及び時針12についても運針ムラを抑制することが可能となる。
したがって、本実施形態によれば、バックラッシュに起因するふらつきや運針ムラ等を抑制できる。
特に、四番車41をばね等により一方向(例えば、径方向)に押さえ付ける従来の構成と異なり、保油機構70に保持される油膜74によって四番車41に負荷を与える構成であるため、車軸60等に作用する負荷を抑え、車軸60の摩耗等による劣化を抑制できる。その結果、ステップモータ35の省電力化を図ることが可能になり、電池寿命の低下を抑制できる。
また、四番歯車62と輪列受29に形成された各受部71,72によって保油機構70が形成されているため、ばね等の別部品を用いる必要がない。そのため、省スペース化を図ることができる。
また、本実施形態の保油機構70は、支持体側受部71と歯車側受部72とを、両者間に油膜74を保持させた状態で当接させることで、輪列受29及び四番歯車62との間に発生する油膜74の粘性抵抗によって、バックラッシュに起因するふらつきや運針ムラ等を確実に抑制できる。
しかも、歯車側受部72の収容部72aにより輪列受側受部71の突出部71aを収容し、これら各受部71,72間に油膜74が形成されているため、優れた保油効果を発揮することができ、長期に亘って作動信頼性の高い高品質な輪列機構23を提供できる。
さらに、輪列受側受部71の突出部71a自体に注油口73を形成することで、輪列受側受部71と歯車側受部72との間に直接油を供給することができる。
ところで、本実施形態では、保油機構70の各受部71,72同士が当接しているため、四番車41に秒針14を組み付ける際(いわゆる、針押し時)において、輪列受側受部71から歯車側受部72に作用する反力によって四番歯車62が撓み変形して、秒針14の組み付けが不安定になる等のおそれがある。
これに対して、本実施形態では、輪列受29よりも硬質な材料で形成されたほぞ枠63に車軸60を軸支することで、四番車41の針押し時において、四番車41を安定して保持でき、組み付け精度の向上を図ることができる。
そして、本実施形態の輪列機構23を具備するムーブメント10によれば、運針ムラが抑制された高品質なムーブメント10とすることができる。そして、このムーブメント10を具備する時計1によれば、各針の運針ムラ等が抑制された高品質な時計1とすることができる。
(変形例)
次に、第1実施形態の第1変形例について説明する。
上述した第1実施形態では、環状の輪列受側受部71及び歯車側受部72同士を当接させる構成について説明したが、これに限られない。図6(a)〜(c)は輪列受側受部71の他の構成を示す平面図である。
例えば、図6(a)に示すように、各受部71,72の直径を図5に示す構成よりも小さくしたり、図6(b)に示すように平面視円弧状の突出部101を歯車側受部72の周方向に沿って間隔をあけて設けたり、図6(c)に示すように、島状(平面視円形)の突出部102を歯車側受部72の周方向に間隔をあけて設けたりしても構わない。なお、図6(b)、(c)に示すように、突出部101,102を間欠的に設けた場合であっても、四番車41の回転に伴い、突出部101,102の下面上に位置する油が歯車側受部72の全周に亘って付着することで、歯車側受部72の全周に亘って油膜74が形成される。
このように、輪列受側受部71側の突出部71a,101,102と、歯車側受部72の収容部72aと、の接触面積を調整することで、粘性抵抗を調整して所望の粘性抵抗を得ることができる。なお、粘性抵抗は、例えば各受部71,72間の接触面積、油膜74の厚さ、油の粘性、各受部71,72の径方向における位置等、各種パラメータによって調整が可能である。この場合、接触面積が大きく、油膜が薄く、油の粘性が高い程、粘性抵抗が高くなる傾向となり、また受部71,72が径方向の外側に配置される程、粘性抵抗が高くなる。
<第2実施形態>
次に、本発明の第2実施形態について説明する。図7は第2実施形態を示すムーブメント10の部分断面図である。なお、以下の説明では、上述した第1実施形態と同様の構成について同一の符号を付して説明を省略する。
上述した第1実施形態の保油機構70は、歯車側受部72が収容部72aを有し、この収容部72a内に輪列受側受部71側の突出部71aが収容される構成について説明したが、これに限られない。例えば、図7に示す保油機構110のように、四番歯車62の歯車側受部121を平坦面とし、この歯車側受部121上に輪列受側受部71の突出部71aを当接させる構成であっても構わない。
この構成によれば、四番歯車62の軸方向に位置する端面を歯車側受部121に設定することで、四番歯車62に特別な加工を施すことなく、保油機構110を構成することができる。これにより、製造効率の低下を抑制した上で、上述した運針ムラ等を抑制できる。
<第3実施形態>
次に、本発明の第3実施形態について説明する。図8は第3実施形態のムーブメント10の部分断面図であり、図9は第3実施形態の輪列受側受部131(保油機構130)の平面図である。なお、以下の説明では、上述した第1実施形態と同様の構成について同一の符号を付して説明を省略する。本実施形態では、周方向において輪列受側受部131とずれた位置に注油口132を形成した点で、上述した各実施形態と相違している。
図8、図9に示す保油機構130において、輪列受側受部131は、上述した図6(b)に示す構成と同様に、島状(平面視円形)の突出部133が周方向に沿って間隔をあけて複数設けられた構成とされている。図示の例において、輪列受側受部131は、周方向に沿って等間隔(120°ごと)に3つ設けられている。
また、図9に示すように、周方向において、輪列受29のうち、一の輪列受側受部131aと、一の輪列受側受部131aに隣接する他の輪列受側受部131bと、の間に位置する部分には、下方に向けて突出する注油用突部134が形成されている。この注油用突部134は、輪列受側受部131(突出部133)の高さ(軸方向に沿う高さ)よりも低い円柱状とされ、その下面は平坦面になっている。したがって、注油用突部134の下面と歯車側受部72の底面との間には、僅かに隙間が形成されている。
そして、図8に示すように、注油用突部134には、輪列受29を軸方向に貫通する注油口132が形成されている。注油口132は、その上端開口部が輪列受29の上面で開口し、下端開口部が注油用突部134の下面で開口している。そして、注油口132を通して注油用突部134の下面上に油を供給することで、注油用突部134が歯車側受部72に油膜136を介して接触している。この場合、注油用突部134と歯車側受部72との間に位置する油膜136は、輪列受側受部131と歯車側受部72との間に位置する油膜137に比べて厚くなっている。
この構成によれば、注油口132が形成された注油用突部134を輪列受側受部131とは別で設けることで、注油口132を形成することによる輪列受側受部131の設計の制約を受けることがないので、輪列受側受部131の設計の自由度を向上できる。また、注油用突部134を輪列受側受部131よりも低く形成することで、注油用突部134を形成することによる粘性抵抗の増加を抑制できる。
<第4実施形態>
次に、本発明の第4実施形態について説明する。図10は第4実施形態のムーブメント10の部分断面図である。
なお、上述した各実施形態及び変形例においては、輪列受側受部71,131(各突出部71a,101,102,133)の下面を平坦面に形成した場合について説明したが、これに限られない。例えば図10に示す保油機構150のように輪列受側受部151を下方に向かうに従い先細る先鋭形状の突出部151aとする等、突出部の形状は要求される粘性抵抗に応じて、適宜設計変更が可能である。
図11は第4実施形態の四番歯車153を表側(上方)から見た平面図である。
また、図10、図11に示す保油機構150において、四番歯車153に形成された歯車側受部154は、収容部154aと、収容部154aの底面に形成されて収容部154aの幅(径方向に沿う幅)よりも狭い保油溝154bと、を有している。この保油溝154bは、下方に向けて窪むとともに、収容部154aと同軸に形成された環状とされている。
この構成によれば、上述した実施形態と同様の作用効果を奏することに加え、保油溝154b内に油を保持させることで、両受部151,154間で長期に亘って保油効果を発揮することができ、メンテナンス性の向上を図ることができる。
<第5実施形態>
次に、本発明の第5実施形態について説明する。図12は第5実施形態におけるムーブメント10の部分断面図であり、図13は四番歯車160の平面図、図14は保油機構162の平面図である。本実施形態では、輪列受側受部161を凹溝状に形成し、この輪列受側受部161内に歯車側受部164を収容している点で上述した各実施形態と相違している。
図12〜図14に示す保油機構162の歯車側受部164は、四番歯車160の上面に形成された環状の凹部164aと、凹部164aの底面から上方に向けて突出する突出部164bと、を有している。
突出部164bは、凹部164aに沿って延設された環状のものであり、その上面が平坦面とされている。また、突出部164bは、凹部164aよりも上方に向けて突出しており、上面が四番歯車160の上面より上方に位置している。
輪列受側受部161は、輪列受29のうち、歯車側受部164と軸方向で対向する部分に形成され、歯車側受部164の突出部164bを収容する収容部161aを有している。したがって、上述した歯車側受部164は、突出部164bの側面及び上面が輪列受側受部161(収容部161a)に囲まれた状態で、収容部161a内に収容されている。また、輪列受側受部161(収容部161a)のうち、周方向に沿う一部には輪列受29を軸方向に貫通する注油口165が形成されている。そして、注油口165内に油を供給することで、輪列受側受部161と歯車側受部164との間に油膜166が形成される。図示の例において、油膜166は、歯車側受部164の凹部164a内及び突出部164bの側面と、輪列受側受部161と、の間に形成されている。
この構成によれば、歯車側受部164を輪列受側受部161内に収容させる構成であっても、上述した各実施形態と同様の作用効果を奏する。
<第6実施形態>
次に、本発明の第6実施形態について説明する。図15は第6実施形態におけるムーブメント10の部分断面図である。
図15に示すように、本実施形態の保油機構171のうち、輪列受側受部172は、ほぞ枠(軸受部)173の中央部において、上方に向けて窪む収容部172aを有し、この収容部172aの底面(上面)に車軸60の上軸部60aが軸支される貫通孔173aが開口している。
図16は歯車側受部170を示す平面図である。
一方、図15、図16に示すように、歯車側受部170は、車軸60において、四番下かな61との間に四番歯車62を挟持するように設けられている。この歯車側受部170は、円筒形状とされ、車軸60における四番歯車62の上方に例えば打ち込み等によって固定され、その下面が四番歯車62のハブ部(中央部)に上方から当接している。
歯車側受部170の上面には、上方に向けて突出する羽部175が周方向に間隔をあけて形成されている。これら羽部175は、歯車側受部170の中心から放射状に延設されるとともに、径方向の外側に向かうに従い周方向に沿う幅が漸次拡大されている。なお、羽部175の外周縁は、面取りが施されている。
そして、歯車側受部170は、上述した輪列受側受部172の収容部172a内に収容されており、各受部170,172間に油が保持されている。具体的に、油は、羽部175の上面と収容部172aの底面との間に保持されるとともに、各羽部175間に形成された凹部176内にも油が保持されることになる。なお、羽部175の外周縁には、面取りが施されているので、一の凹部176内に保持された油の一部は、四番車41の回転に伴い、面取り部分と収容部172aの内面との間の隙間を通過して、隣接する凹部176内に相対的に移動することになる。したがって、油は、歯車側受部170と輪列受側受部172との間であたかも攪拌された状態となる。そのため、各受部170,172間における粘性抵抗を確保できる。
この構成によれば、上述した各実施形態と同様の作用効果を奏するとともに、四番歯車62とは別体で歯車側受部170を構成することで、四番歯車62の設計変更を伴うことなく、保油機構171を構成することができる。
以上、本発明の実施形態について図面を参照して詳述したが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。
例えば、上述した実施形態では、秒針14が取り付けられる四番車41に本発明を適用した場合について説明したが、この場合に限定されるものではなく、例えば四番車41に噛み合う三番車42に適用しても構わない。この場合であっても、秒針14の運針ムラを抑制することが可能である。その他、クロノグラフ秒が取り付けられる歯車等、各種歯車に本発明を適用することが可能である。
さらに、上述した各実施形態では、アナログクォーツ式の時計に本発明を適用した場合について説明したが、これに限らず、機械式時計に本発明を適用しても構わない。
また、上述した実施形態では、保油機構として、輪列受側受部と歯車側受部との何れか一方の部材に突出部を形成し、突出部と他方の部材との間に油が保持される構成について説明したが、これに限らず、輪列受と四番歯車との間に油が保持されていれば構わない。この場合、例えば、輪列受側受部を平坦面にするとともに、歯車側受部を突出部とし、この突出部と輪列受側受部との間に油を保持させたり、輪列受側受部と歯車側受部とのそれぞれを突出部とし、これら突出部間に油を保持させたりする等しても構わない。
さらに、上述した実施形態では、支持体として輪列受を用い、この輪列受と歯車との間で保油機構を構成する場合について説明したが、これに限らず、支持体として地板を用いても構わない。
その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、上述した実施形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能であり、また、上述した各変形例を適宜組み合わせてもよい。
1…時計
10…ムーブメント
14…秒針(指針)
23…輪列機構
29…輪列受(支持体)
35…ステップモータ(動力源)
40…五番車(伝達歯車)
41…四番車
60…車軸
62,153,160…四番歯車(歯車)
63,173…ほぞ枠(軸受部、支持体)
64…軸受孔
70,110,130,150,162,171…保油機構
71,131,131a,131b,151,161,172…輪列受側受部(一方の部材、他方の部材)
72,121,154,164,170…歯車側受部(一方の部材、他方の部材)
71a,101,102,133,151a,164b…突出部
72a,154a,161a、172a…収容部
154b…保油溝
O…軸心

Claims (8)

  1. 軸心回りに回転する車軸と、
    前記車軸を回転可能に支持する支持体と、
    前記車軸に固定されるとともに、伝達歯車に噛み合う歯部が形成された歯車と、
    前記支持体及び前記歯車のうち、前記車軸の軸方向で対向する部分に形成され、前記支持体及び前記歯車の間に油を保持する保油機構と、を備えていることを特徴とする輪列機構。
  2. 前記保油機構は、前記支持体に形成された支持体側受部と、
    前記歯車に形成されるとともに、前記支持体側受部に当接する歯車側受部と、を有していることを特徴とする請求項1記載の輪列機構。
  3. 前記支持体側受部及び前記歯車側受部のうち一方の部材は、軸方向に沿う他方の部材側に向けて突出する突出部を有し、
    前記他方の部材と前記突出部との間に油が保持されていることを特徴とする請求項2記載の輪列機構。
  4. 前記他方の部材は、前記突出部を収容するとともに、前記車軸を取り囲む環状の収容部を備えていることを特徴とする請求項3記載の輪列機構。
  5. 前記支持体側受部及び前記歯車側受部のうち、少なくとも一方の部材には、内部に油を保持する保油溝が形成されていることを特徴とする請求項2から請求項4の何れか1項に記載の輪列機構。
  6. 前記支持体は、輪列受であって、
    前記輪列受の軸受孔内には、前記輪列受よりも硬質な材料からなり、前記車軸が軸支された軸受部が設けられていることを特徴とする請求項1から請求項5の何れか1項に記載の輪列機構。
  7. 請求項1に記載の輪列機構と、
    前記輪列機構に回転力を付与する動力源と、を備えていることを特徴とする時計用ムーブメント。
  8. 請求項7に記載の時計用ムーブメントを備えることを特徴とする時計。
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