JP5982566B2 - 自動車の前方車体 - Google Patents

自動車の前方車体 Download PDF

Info

Publication number
JP5982566B2
JP5982566B2 JP2015518344A JP2015518344A JP5982566B2 JP 5982566 B2 JP5982566 B2 JP 5982566B2 JP 2015518344 A JP2015518344 A JP 2015518344A JP 2015518344 A JP2015518344 A JP 2015518344A JP 5982566 B2 JP5982566 B2 JP 5982566B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
side member
front side
shotgun
automobile
coupling end
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015518344A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015520075A (ja
Inventor
ジェ−ヒュン キム、
ジェ−ヒュン キム、
ヨン−シク カン、
ヨン−シク カン、
ヒュン−ユン イ、
ヒュン−ユン イ、
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Posco Co Ltd
Original Assignee
Posco Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Posco Co Ltd filed Critical Posco Co Ltd
Publication of JP2015520075A publication Critical patent/JP2015520075A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5982566B2 publication Critical patent/JP5982566B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D25/00Superstructure or monocoque structure sub-units; Parts or details thereof not otherwise provided for
    • B62D25/08Front or rear portions
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D21/00Understructures, i.e. chassis frame on which a vehicle body may be mounted
    • B62D21/15Understructures, i.e. chassis frame on which a vehicle body may be mounted having impact absorbing means, e.g. a frame designed to permanently or temporarily change shape or dimension upon impact with another body
    • B62D21/152Front or rear frames
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D21/00Understructures, i.e. chassis frame on which a vehicle body may be mounted
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D25/00Superstructure or monocoque structure sub-units; Parts or details thereof not otherwise provided for
    • B62D25/08Front or rear portions
    • B62D25/082Engine compartments
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D27/00Connections between superstructure or understructure sub-units
    • B62D27/02Connections between superstructure or understructure sub-units rigid
    • B62D27/023Assembly of structural joints
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D29/00Superstructures, understructures, or sub-units thereof, characterised by the material thereof
    • B62D29/008Superstructures, understructures, or sub-units thereof, characterised by the material thereof predominantly of light alloys, e.g. extruded
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D29/00Superstructures, understructures, or sub-units thereof, characterised by the material thereof
    • B62D29/007Superstructures, understructures, or sub-units thereof, characterised by the material thereof predominantly of special steel or specially treated steel, e.g. stainless steel or locally surface hardened steel

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Architecture (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Body Structure For Vehicles (AREA)
  • Arrangement Or Mounting Of Propulsion Units For Vehicles (AREA)

Description

本発明は、自動車の車体前方に関するもので、より詳細には、フロントサイドメンバーとショットガンを直接連結して結合を強固にすることで衝突性能を向上させた発明に関する。
通常、道路上には、万が一の事故に備えてガードレールまたは中央分離帯などの様々な交通安全施設が設けられている。
また、道路上には、上記交通安全施設の他に地下車道、高架道路、トンネル及び橋梁下部などの道路施設も多く、運転者の不注意により当該施設と自動車が衝突することがある。
自動車と上記施設が衝突する交通事故が発生した場合、巨大な衝突エネルギーが事故車両に加わるため、自動車の破損だけでなく、人身被害が発生するという問題がある。
従って、自動車が安全施設ではない通常の構造物または他の自動車と衝突した場合、車両の内部が衝突エネルギーに耐えなければならない。
しかし、素材のエネルギー吸収特性だけで、発生する全ての衝突エネルギーに耐えるには限界があるので、殆どの場合は素材を厚くして上記問題を補償する方法を採択している。
当該方法は車体の重量増加に直結しており、最近話題の自動車の燃費向上には困難がある。
特に、エンジン及びバッテリーなどの爆発性部品を保護する自動車の前方車体の耐衝撃性能が良くないと、交通事故が発生した際、上記エンジンまたはバッテリーが爆発して大事故に繋がる可能性があり、上記自動車の前方車体の衝突性能を向上させることが重要な課題となっている。
一方、上記自動車の前方車体には、フロントサイドメンバー及びショットガンが備えられており、上記フロントサイドメンバーと上記ショットガンは連結ブラケットにより連結されている。しかし、このような場合、自動車の幅の25%以下で衝突させると、上記連結ブラケットが容易に破断されて十分に衝撃吸収できないという問題がある。
即ち、衝突評価で求める基準に達せず、自動車の市販が困難となり得る上、実際、事故発生時に衝撃を吸収し切れず自動車の乗員を十分に保護できないという問題がある。
従って、結合を強固にして衝突性能を向上させた自動車の前方車体に対する研究が必要である。
本発明の目的は、自動車が衝突した際の構成要素間の衝突エネルギーの伝達及び衝突エネルギーの十分な吸収により衝突性能を向上させた自動車の前方車体を提供することである。
本発明の一実施形態による自動車の前方車体は、自動車の前方に備えられるフロントサイドメンバーと、上記フロントサイドメンバーと直接連結されるように上記フロントサイドメンバーに挿入されるショットガンと、を含んでもよい。
上記ショットガンは、上記フロントサイドメンバーに結合されるように上記フロントサイドメンバー側に曲がった結合端部を含んでもよい。
上記フロントサイドメンバーは、上記結合端部の外周面に対応するように形成された前面結合孔を含んでもよい。
上記フロントサイドメンバーは、上記結合端部を支持するように上記前面結合孔の縁から上記フロントサイドメンバーの内側に延びて形成された支持部をさらに含んでもよい。
上記フロントサイドメンバーは、上記結合端部の断面に対応するように形成された線状結合孔と、上記線状結合孔の内側に備えられるホールプレートを上記フロントサイドメンバーのボディに連結する連結タブと、を含んでもよい。
上記ショットガンは、上記連結タブに対応するように一側が開放され且つ挿入される方向に長く形成されたタブ挿入孔をさらに含んでもよい。
上記ショットガンは、自動車の前方に突出した突出部を含んでもよい。
上記突出部は、上記ショットガンの断面長さの30〜35%突出して形成されてもよい。
上記ショットガン及び上記フロントサイドメンバーのうち少なくとも一つは、構成成分として鉄(Fe)、炭素(C)、シリコン(Si)、マンガン(Mn)、アルミニウム(Al)、リン(P)、硫黄(S)及びその他不純物を含み、組織はフェライト、マルテンサイト及びオーステナイトのうち少なくとも一つを含むことにより、引張強度が980MPa以上、伸び率が45〜65%のTWIP鋼で形成されてもよい。
本発明に係る自動車の前方車体は、フロントサイドメンバーにショットガンを直接連結して、上記フロントサイドメンバーと上記ショットガン間の衝突エネルギーの伝達を容易にする。
これにより、上記フロントサイドメンバー及び上記ショットガンで衝突エネルギーを十分に吸収することができ、衝突性能を向上させることができる。
従って、本発明に係る自動車の前方車体によりエンジン及びバッテリーなどを十分に保護することができ、上記エンジンまたはバッテリーの爆発によって大事故に繋がることを防止することができる。
一方、上記ショットガンを上記フロントサイドメンバーに挿入して結合することができるため、結合が容易で、更なる構成要素を必要としないため、工程費用を削減して生産性を向上させることができる。
本発明の一実施形態による自動車の前方車体が自動車に装着された様子を概略的に示した斜視図である。 本発明の一実施形態による自動車の前方車体を概略的に示した分解斜視図である。 本発明の一実施形態による自動車の前方車体の第1実施例を概略的に示した斜視図である。 本発明の一実施形態による自動車の前方車体の第2実施例を概略的に示した斜視図及び断面図である。 本発明の一実施形態による自動車の前方車体の第3実施例を概略的に示した斜視図である。
以下では、図面を参照して、本発明の具体的な実施形態を詳細に説明する。但し、本発明の思想は提示される実施形態に限定されず、本発明の思想を理解する当業者は、同じ思想の範囲内で他の構成要素の追加、変更、削除などにより退歩的な他の発明または本発明の思想の範囲内に含まれる他の実施形態を容易に提案することができ、これも本願発明の思想の範囲内に含まれる。
また、それぞれの図面に表示される同じ思想の範囲内の機能を持つ同一の構成要素は、同じ参照符号を用いて説明する。
図1は本発明の一実施形態による自動車の前方車体が自動車に装着された様子を概略的に示した斜視図であり、図2は本発明の一実施形態による自動車の前方車体を概略的に示した分解斜視図である。
図1及び図2を参照すると、本発明の一実施形態による自動車の前方車体は、自動車の前方に備えられるフロントサイドメンバー10と、上記フロントサイドメンバー10と直接連結されるように上記フロントサイドメンバー10に挿入されるショットガン20と、を含んでもよい。
また、本発明の一実施形態による自動車の前方車体の上記ショットガン20は、上記フロントサイドメンバー10に結合されるように上記フロントサイドメンバー10側に曲がった結合端部21を含んでもよい。
また、本発明の一実施形態による自動車の前方車体の上記フロントサイドメンバー10は、上記結合端部21の外周面に対応するように形成された前面結合孔11を含んでもよい。
本発明の一実施形態である自動車の前方車体は、フロントサイドメンバー10とショットガン20を直接連結して結合を強固にすることで衝突性能を向上させたものである。
即ち、上記フロントサイドメンバー10及び上記ショットガン20を衝突エネルギーの伝達経路上に位置させることで、上記フロントサイドメンバー10と上記ショットガン20間の衝突エネルギーの伝達を容易にして、衝突エネルギーを上記フロントサイドメンバーと上記ショットガン20に均等に分散させることができる。
これにより、上記フロントサイドメンバー10及び上記ショットガン20は、多くの衝突エネルギーが吸収できるように衝撃吸収変形を十分に行うことができる。
従って、衝突エネルギーが他の構成要素に伝達されることを防止することができ、自動車の前方のエンジンまたはバッテリーなどの構成要素に衝突エネルギーが伝達されることを防止することができる。これにより、上記エンジンまたはバッテリーなどに伝達される衝突エネルギーによる爆発を防ぐことができ、軽い事故が大事故に繋がることを防止することができる。
上記フロントサイドメンバー10は、自動車のフロントボディの骨格を形成するシャシ系の構成要素であって、フロントバンパーなどを支持し、前方に作用する衝突エネルギーを吸収する役割を担う。
上記フロントサイドメンバー10は、断面の外側が閉曲線であるチューブ状の素材を加工して形成してもよいが、複数のピース(piece)に分けてプレス加工法等で加工してから組み立てることで閉曲面を形成することが加工の容易性の側面で好ましい。
一方、上記フロントサイドメンバー10には、強度を向上させるために、ビードをさらに形成してもよい。
また、上記フロントサイドメンバー10は、後述するショットガン(shot gun)20と連結されるが、従来技術のような連結ブラケットなどの連結部材を用いずに上記ショットガン20を上記フロントサイドメンバー10に直接連結することができる。そのために、上記フロントサイドメンバー10は、前面結合孔11または線状結合孔12を含んでもよい。
上記前面結合孔11は、上記ショットガン20の後述する結合端部21の外周面に対応する形状に形成されて上記結合端部21が挿入されるようにする。
即ち、上記結合端部21の外周面は閉曲面であってもよく、上記フロントサイドメンバー10に形成された上記閉曲面の形成される面積に該当する孔が上記前面結合孔11である。
上記前面結合孔11に上記結合端部21が挿入されて結合されることで、上記フロントサイドメンバー10と上記ショットガン20とが直接連結されることができる。但し、そのためには、上記ショットガン20の上記結合端部21が上記フロントサイドメンバー10側に曲がっていなければならず、これに対する詳細は後述する。
また、上記前面結合孔11には、上記ショットガン20の結合端部21を支持する支持部16が形成されてもよい。これに対する詳細は図5を参照して後に説明する。
上記線状結合孔12は、上記結合端部21の断面に対応する形状に形成されて上記結合端部21が挿入されるようにする。これに対する詳細は図3を参照して後に説明する。
上記ショットガン20は、上記フロントサイドメンバー10に連結されて自動車に作用する衝突エネルギーを吸収する役割を担う。即ち、前方に作用する衝突エネルギーを上記フロントサイドメンバー10とともに吸収して自動車前方の部品を保護する。
そのため、上記ショットガン20は断面が閉断面であってもよい。上記ショットガン20はチューブ状の素材をハイドロフォーミングしたり、板材をロールフォーミングしてから溶接して製造してもよい。
上記ショットガン20は上記フロントサイドメンバー10に直接連結されることができる。これにより、更なる部品なしに上記ショットガン20と上記フロントサイドメンバー10を直接連結することができるため、自動車の前方に作用する衝突エネルギーが自動車の幅の25%以下である自動車の前方の両側に作用する場合にも十分に衝撃を吸収することができる。
即ち、従来のように上記ショットガン20及び上記フロントサイドメンバー10が更なる部品により結合された場合、自動車の前方の両側に衝突エネルギーが作用すると、上記ショットガン20及び上記フロントサイドメンバー10を結合する更なる部品に破断が発生したり、結合部分が容易に解体されて衝突エネルギーが十分に吸収されなくなる。これにより、自動車の前方のエンジン及びバッテリーなどの爆発性部品または乗員に衝撃が伝達されるという問題があった。
しかし、本発明では、上記ショットガン20及び上記フロントサイドメンバー10を直接連結することで、上記ショットガン20及び上記フロントサイドメンバー10を連結する部品によって発生し得る上述した問題を排除することができる。
一方、上記ショットガン20は、上記フロントサイドメンバー10と直接連結されるために上記フロントサイドメンバー10側に曲げられた上記ショットガン20の一側端部である結合端部21を含んでもよい。
これにより、上記結合端部21が上記フロントサイドメンバー10の上記前面結合孔11または後述する線状結合孔12に挿入されて、直接結合できるようになる。
また、上記ショットガン20を曲げて上記フロントサイドメンバー10と直接結合するように構成することで、閉断面である上記ショットガン20による衝突エネルギーの吸収が容易になるという利点がある。
即ち、従来とは異なり、自動車の前方に作用する衝突エネルギーが上記ショットガン20に直接伝達されて衝突エネルギーの吸収が容易になるだけでなく、上記ショットガン20の一面が前方を向いているため、前方に作用する衝突エネルギーがより広い面積で伝達され、衝突エネルギーの吸収が容易になる。
一方、上記ショットガン20には、上記フロントサイドメンバー10の連結タブ15に対応するタブ挿入孔22が形成されてもよい。これに対する詳細は図3を参照して後に説明する。
また、上記ショットガン20には、自動車の前方側に突出した突出部23が形成されてもよい。これに対する詳細は図4を参照して後に説明する。
図3は、本発明の一実施形態による自動車の前方車体の第1実施例を概略的に示した斜視図である。即ち、図3の(a)及び図3の(b)は上記フロントサイドメンバーをピースに分けて形成する場合のそれぞれのピースの斜視図であり、図3の(c)は上記ショットガンの斜視図である。
図3を参照すると、本発明の一実施形態による自動車の前方車体の上記フロントサイドメンバー10は、上記結合端部21の断面に対応するように形成された線状結合孔12と、上記線状結合孔12の内側に位置するホールプレート13を上記フロントサイドメンバー10のボディ14に連結する連結タブ15と、を含んでもよい。
また、本発明の一実施形態による自動車の前方車体の上記ショットガン20は、上記連結タブ15に対応するように一側が開放され且つ挿入される方向に長く形成されたタブ挿入孔22をさらに含んでもよい。
上記線状結合孔12は、後述する上記結合端部21の断面に対応する形状に形成されて上記結合端部21が挿入されるようにする。即ち、上記前面結合孔11と同じ役割を担う。但し、上記結合端部21の断面に対応するように長く形成された線状の孔である点で相違する。
即ち、上記線状結合孔12が形成される場合、上記フロントサイドメンバー10は、ホールプレート13及び連結タブ15を含んでもよく、上記ホールプレート13は上記線状結合孔12の内側に位置し、上記連結タブ15は上記フロントサイドメンバー10のボディ14と上記ホールプレート13を連結する役割をする。
従って、上記ホールプレート13が上記フロントサイドメンバー10のボディ14に連結されるために、上記線状結合孔12は上記連結タブ15を境界として少なくとも一つ以上で構成されることができる。
上記ホールプレート13が上記線状結合孔12の内側に備えられることにより、上記ショットガン20の上記結合端部21が上記フロントサイドメンバー10に結合した際に上記結合端部21の内側に上記ホールプレート13が位置するようになる。
従って、上記結合端部21の内側に位置する上記ホールプレート13が、上記フロントサイドメンバー10の前方に作用する衝突エネルギーが伝達される上記ショットガン20を上記結合端部21の内側で支持するようになり、上記フロントサイドメンバー10及び上記ショットガン20の結合によって衝突性能を向上させることができるという利点を有する。
上記連結タブ15は、上記ホールプレート13と上記フロントサイドメンバーのボディ14を連結するために、少なくとも一つ以上が形成されてもよい。
即ち、上記連結タブ15の一つのみで上記ホールプレート13と上記フロントサイドメンバーのボディ14を連結してもよいが、二つ以上が形成されることが上記ホールプレート13の結合を強固にするために好ましい。
上記タブ挿入孔22は、上記フロントサイドメンバー10の上記連結タブ15に対応して、一側が開放され、且つ上記ショットガン20の上記結合端部21が上記フロントサイドメンバー10の上記線状結合孔12に挿入される方向に長く形成されてもよい。
これは、上記連結タブ15による干渉を受けずに上記結合端部21を上記線状結合孔12に挿入するためである。
即ち、上記タブ挿入孔22は、上記結合端部21に長い孔状に形成されることが好ましい。
また、上記タブ挿入孔22は、上記連結タブ15に対応するように形成することができるため、上記連結タブ15の数及び幅に応じて形状を変形した実施例があってもよい。例えば、上記連結タブ15が二つの場合には、上記タブ挿入孔22も上記連結タブ15が形成された位置に二つ形成されてもよい。
図4は本発明の一実施形態による自動車の前方車体の第2実施例を概略的に示した斜視図及び断面図である。即ち、図4の(a)は本発明の一実施形態による自動車の前方車体の第2実施例を概略的に示した斜視図であり、図4の(b)及び図4の(c)は図4の(a)のAA部分の断面図である。
図4を参照すると、本発明の一実施形態による自動車の前方車体の上記ショットガン20は自動車の前方に突出した突出部23を含んでもよい。
また、本発明の一実施形態による自動車の前方車体の上記突出部23は、上記ショットガンの断面長さL1の30〜35%突出して形成されてもよい。
上記突出部23は、自動車の前方に突出して上記ショットガン20に形成されることができる。これにより、上記ショットガン20が自動車の前方に作用する衝突エネルギーをより多く吸収できるようになる。
即ち、上記ショットガン20に衝突エネルギーが作用すると、上記ショットガン20が変形しながら衝突エネルギーを吸収するが、上記突出部23により、上記衝突エネルギーを吸収するための上記ショットガン20の変形可能な部分をより広く形成することができ、衝突エネルギーをより多く吸収できるようになる。
上記突出部23はビード状に形成されてもよく、上記ショットガン20の長さ方向に沿って形成されることが好ましい。
また、上記突出部23が形成された上記ショットガン20の断面の内側または外側に形成された閉曲線の長さL2は、上記突出部23が形成されない上記ショットガン20の断面の内側または外側に形成された閉曲線の長さL1より30〜35%長く形成することができる。
これは、上記ショットガン20をTWIP鋼で形成する場合に破断を生じさせずに形成可能な上記突起部23の形成長さである。
但し、本発明の突出部23は、これに限定されず、衝突エネルギーを効果的に吸収できる形状で上記ショットガン20に形成されればよい。
図5は、本発明の一実施形態による自動車の前方車体の第3実施例を概略的に示した斜視図である。
図5を参照すると、本発明の一実施形態による自動車の前方車体の上記フロントサイドメンバー10は、上記結合端部21を支持するように上記前面結合孔11の縁から上記フロントサイドメンバー10の内側に延びて形成された支持部16をさらに含んでもよい。
上記支持部16は、上記ショットガン20の上記結合端部21が上記前面結合孔11に挿入されて結合されるとき、上記結合端部21を支持する役割をする。
そのため、上記支持部16は上記前面結合孔11の縁から上記フロントサイドメンバー10の内側に延びて形成されることができる。
即ち、上記支持部16がないと、上記結合端部21は上記フロントサイドメンバー10の素材の厚さだけにより支持される。そうすると、構造的に不安定であるため、上記支持部16を形成するのである。
また、上記支持部16が形成されることにより、上記ショットガン20と上記フロントサイドメンバー10との接触面積を広げることができ、上記ショットガン20と上記フロントサイドメンバー10間の衝突エネルギーも容易に伝達することができる。
即ち、上記支持部16は上記結合端部21を安定的に支持すると同時に、上記ショットガン20と上記フロントサイドメンバー10間の衝突エネルギーも容易に伝達することができる。
上記支持部16は、上記フロントサイドメンバー10が閉断面である場合、上記フロントサイドメンバー10の一面に形成された前面結合孔11及び他面に形成された他の前面結合孔11を連結する通路状に形成されてもよい。
一方、上記支持部16には強度を上げるためのビードが形成されてもよい。
また、本発明の一実施形態による自動車の前方車体の上記ショットガン20及び上記フロントサイドメンバー10のうちの少なくとも一つは、構成成分として鉄(Fe)、炭素(C)、シリコン(Si)、マンガン(Mn)、アルミニウム(Al)、リン(P)、硫黄(S)及びその他不純物を含み、組織はフェライト、マルテンサイト及びオーステナイトのうち少なくとも一つを含むことで、引張強度が980MPa以上、伸び率が45〜65%のTWIP鋼で形成されてもよい。
例えば、上記TWIP鋼は、炭素(C):0.3〜0.9重量%、シリコン(Si):1.0重量%以下、マンガン(Mn):15〜30重量%、アルミニウム(Al):0.01〜4.0重量%、リン(P):0.05重量%以下、硫黄(S):0.01重量%以下、残りの鉄(Fe)及びその他不可避な不純物からなってもよい。
これにより、本発明は、高強度鋼のうちTWIP鋼の活用範囲を拡大させる活用例としての意味を有することができる。
即ち、本発明の一実施形態による自動車の前方車体の上記ショットガン20または上記フロントサイドメンバー10は、成形性が良く、高強度鋼であるTWIP鋼を素材にして成形することができる。但し、素材の延伸を多く必要とするショットガン20の場合のみに上記TWIP鋼で形成することもできる。
一方、本発明の自動車の前方車体には、上記ショットガン20または上記フロントサイドメンバー10の成形に必要な伸び率または引張強度を満たす他の素材を使用してもよい。

Claims (7)

  1. 自動車の前方に備えられ、内部中空が形成されるように閉曲面を形成するフロントサイドメンバーと、
    前記フロントサイドメンバーと直接連結されるように、前記フロントサイドメンバー側に曲がった結合端部を備え、前記結合端部が前記フロントサイドメンバーに挿入されて貫通されるように設けられるショットガンと、
    を含み、
    前記フロントサイドメンバーは、
    前記結合端部の断面に対応するように形成された線状結合孔と、
    前記線状結合孔の内側に備えられるホールプレートを前記フロントサイドメンバーのボディに連結する連結タブと、
    を含み、
    前記ホールプレートは、前記結合端部が貫通される前記フロントサイドメンバーの少なくとも二つの側壁部にそれぞれ備えられる自動車の前方車体。
  2. 前記フロントサイドメンバーは、前記結合端部の外周面に対応するように形成された前面結合孔を含む、請求項に記載の自動車の前方車体。
  3. 前記フロントサイドメンバーは、前記結合端部を支持するように前記前面結合孔の縁から前記フロントサイドメンバーの内側に延びて形成された支持部をさらに含む、請求項に記載の自動車の前方車体。
  4. 前記ショットガンは、前記連結タブに対応するように一側が開放され且つ挿入される方向に長く形成されたタブ挿入孔をさらに含む、請求項に記載の自動車の前方車体。
  5. 前記ショットガンは自動車の前方に突出した突出部を含む、請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の自動車の前方車体。
  6. 前記突出部は、前記ショットガンの断面長さの30〜35%突出して形成される、請求項に記載の自動車の前方車体。
  7. 前記ショットガン及び前記フロントサイドメンバーのうち少なくとも一つは、構成成分として鉄(Fe)、炭素(C)、シリコン(Si)、マンガン(Mn)、アルミニウム(Al)、リン(P)、硫黄(S)及びその他不純物を含み、組織はフェライト、マルテンサイト及びオーステナイトのうち少なくとも一つを含むことにより、引張強度が980MPa以上、伸び率が45〜65%のTWIP鋼で形成される、請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の自動車の前方車体。
JP2015518344A 2012-06-26 2013-06-25 自動車の前方車体 Active JP5982566B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
KR20120068810A KR101360639B1 (ko) 2012-06-26 2012-06-26 자동차의 전방 차체
KR10-2012-0068810 2012-06-26
PCT/KR2013/005610 WO2014003418A1 (ko) 2012-06-26 2013-06-25 자동차의 전방 차체

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015520075A JP2015520075A (ja) 2015-07-16
JP5982566B2 true JP5982566B2 (ja) 2016-08-31

Family

ID=49783483

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015518344A Active JP5982566B2 (ja) 2012-06-26 2013-06-25 自動車の前方車体

Country Status (5)

Country Link
US (1) US9650073B2 (ja)
EP (1) EP2865579B1 (ja)
JP (1) JP5982566B2 (ja)
KR (1) KR101360639B1 (ja)
WO (1) WO2014003418A1 (ja)

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2949550B1 (en) * 2013-01-25 2017-08-23 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Vehicle body front structure
DE102013014209A1 (de) * 2013-08-26 2015-02-26 GM Global Technology Operations LLC (n. d. Ges. d. Staates Delaware) Fahrzeugkarosserie mit Strukturbauteil
JP5907156B2 (ja) * 2013-12-12 2016-04-20 トヨタ自動車株式会社 車両前部構造
RU2664130C1 (ru) * 2014-09-22 2018-08-15 Арселормиттал Передняя часть кузова транспортного средства
DE102015204963B4 (de) 2015-03-19 2023-10-12 Ford Global Technologies, Llc Vorderbau eines Kraftfahrzeugs
JP6256432B2 (ja) * 2015-08-21 2018-01-10 トヨタ自動車株式会社 車両骨格構造
KR102371242B1 (ko) * 2017-08-09 2022-03-04 현대자동차 주식회사 전방 차체 보강구조
KR20200043575A (ko) * 2018-10-17 2020-04-28 현대자동차주식회사 차량의 휀더 에이프런

Family Cites Families (22)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5519457A (en) 1978-07-28 1980-02-12 Yamaha Motor Co Ltd Bonding structure of metal pipe
JPS62114793A (ja) * 1985-11-12 1987-05-26 Yamaha Motor Co Ltd 角形パイプの結合構造
JPH02246877A (ja) * 1989-03-20 1990-10-02 Mazda Motor Corp 自動車の前部車体構造
DE4008869C2 (de) 1990-03-20 2001-09-27 Efen Elektrotech Fab Kontakt für NH-Sicherungseinsätze mit Einführhilfe
DE4344581C1 (de) 1993-12-24 1994-12-01 Daimler Benz Ag Kraftfahrzeug sowie Verfahren zur Herstellung eines Kraftfahrzeuges
JP3702706B2 (ja) 1999-05-11 2005-10-05 三菱自動車工業株式会社 車体構造
JP3778762B2 (ja) * 2000-03-10 2006-05-24 ダイハツ工業株式会社 車両のフレーム連結構造
SE518948C2 (sv) 2000-04-11 2002-12-10 Oyster Internat N V C O Hb Man Anordning för förvaring av riskmaterial
KR20020094228A (ko) * 2001-06-04 2002-12-18 기아자동차주식회사 자동차 프론트 휀더의 충격흡수 구조
EP1441940B1 (en) * 2001-11-09 2007-07-25 Magna International Inc Modular underbody for a motor vehicle
JP4080949B2 (ja) 2003-05-29 2008-04-23 富士重工業株式会社 車体のフレーム構造
JP3974567B2 (ja) * 2003-10-08 2007-09-12 本田技研工業株式会社 自動車の前部車体構造
US7090273B2 (en) * 2005-01-12 2006-08-15 Ford Global Technologies, Llc Seal apparatus for an improved front-end to body-side joint of a vehicle
US7494179B2 (en) * 2005-04-26 2009-02-24 Zephyros, Inc. Member for baffling, reinforcement or sealing
JP2007131248A (ja) 2005-11-11 2007-05-31 Toyota Motor Corp メンバ構造
US7341299B1 (en) 2006-09-06 2008-03-11 Ford Global Technologies, Llc Double cell crushable joint for automotive front end
FR2919566B1 (fr) 2007-08-03 2010-04-30 Faurecia Bloc Avant Face avant de vehicule automobile avec traverse au niveau des longerons principaux
JP5086816B2 (ja) * 2008-01-11 2012-11-28 本田技研工業株式会社 車体前部構造
JP2009184424A (ja) * 2008-02-04 2009-08-20 Honda Motor Co Ltd 車体前部構造
US7887122B2 (en) * 2008-06-12 2011-02-15 Ford Global Technologies, Llc One-piece shotgun with impact energy absorber
JP5266914B2 (ja) 2008-07-02 2013-08-21 マツダ株式会社 自動車のフロア構造
KR20120065464A (ko) * 2010-12-13 2012-06-21 주식회사 포스코 항복비 및 연성이 우수한 오스테나이트계 경량 고강도 강판 및 그의 제조방법

Also Published As

Publication number Publication date
JP2015520075A (ja) 2015-07-16
CN104583058A (zh) 2015-04-29
EP2865579B1 (en) 2019-06-05
KR20140001385A (ko) 2014-01-07
EP2865579A1 (en) 2015-04-29
US20150336614A1 (en) 2015-11-26
EP2865579A4 (en) 2016-07-13
KR101360639B1 (ko) 2014-02-10
WO2014003418A1 (ko) 2014-01-03
US9650073B2 (en) 2017-05-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5982566B2 (ja) 自動車の前方車体
US10053152B2 (en) Sill for a vehicle
EP3090923B1 (en) Sill structure for a motor vehicle
US9340172B2 (en) Tubular back beam assembly for vehicle and method of manufacturing the same
CN111469925B (zh) 用于车辆的后底盘模块
KR102575806B1 (ko) 자동차용 사이드 실 부품
US20120126553A1 (en) Bumper cross member for a motor vehicle, reinforcement component for a bumper cross member and method for producing a bumper cross member
US10196091B2 (en) Automobile member
US20120119477A1 (en) Combined structure of outer upper center pillar reinforcement and seat belt bracket
ES2858313T3 (es) Estructura de carrocería delantera de un vehículo y procedimiento para su fabricación
US20140008936A1 (en) Vehicle having dual front side member
KR102521710B1 (ko) 강 보강부를 갖는 범퍼 빔
US9481333B2 (en) Bumper back beam for vehicle
US20100180990A1 (en) Impact beam comprising precipitation hardenable stainless steel
CN113044117A (zh) 车辆前机舱的上纵梁总成和具有其的车辆
EP3386847B1 (en) Vehicle underbody structure comprising a reinforcement element between a longitudinal beam and a lowerside sill part
KR101359164B1 (ko) 자동차용 범퍼빔
US20140138985A1 (en) Bumper rail for vehicle
CN208931089U (zh) 车门防撞梁、车门及汽车
CN104583058B (zh) 车身前部
KR101372231B1 (ko) 자동차용 범퍼 백빔
UA127556C2 (uk) Тунель із інтегрованими елементами бічного посилення
KR20140058222A (ko) 전기자동차 전방차체
JPH0463720A (ja) 車体の衝撃吸収材
US20240075798A1 (en) Vehicle battery case

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20141222

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20141222

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20151202

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160126

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160421

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160705

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160801

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5982566

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R371 Transfer withdrawn

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250