JPH0463720A - 車体の衝撃吸収材 - Google Patents

車体の衝撃吸収材

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JPH0463720A
JPH0463720A JP17598590A JP17598590A JPH0463720A JP H0463720 A JPH0463720 A JP H0463720A JP 17598590 A JP17598590 A JP 17598590A JP 17598590 A JP17598590 A JP 17598590A JP H0463720 A JPH0463720 A JP H0463720A
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JP
Japan
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face
section
absorbing material
wall thickness
door
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Application number
JP17598590A
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English (en)
Inventor
Masanobu Nakamura
正信 中村
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Publication of JPH0463720A publication Critical patent/JPH0463720A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は、自動車の車体の構造材にかかり、特に衝突時
等の衝撃を吸収して乗員の保護を期する車体の衝撃吸収
材に関する。
(従来の技術) 自動車の車体においては、フロントエンジンタイプの車
輌の場合には前部にエンジンルームがあり、車体前端と
ドライバーとの間に所要の間隔があるので、車体の正面
が衝突した際にはエンジンルームが衝撃を吸収する作用
をしてドライバーに直接衝撃が加わることはある程度緩
和されるが、車体の側面は通常ドア1枚が存在するのみ
であるから、側方から衝突された場合などではドアが内
方へ押し曲げられ、乗員に直接衝撃が加えられることに
なって極めて危険性が高い。
このドアは、車室内のスペースの確保の関係から厚みに
制約を受けると同時に、ドア内にはドアのロック機構、
ドアガラスの昇降機構、パワーウインドタイプの車輌で
はその駆動用モータ等が内蔵されるため、予備スペース
が少なく、この狭小文ペースと車体重量の増加の問題か
らドアの補強材として大型材を用いることができず、ド
アは外部衝撃に対し弱いという通念があった。
上記のことから、従来小容積で大荷重に耐え得る構造材
が種々開発され、ドアの補強材として使用されるように
なっている。例えば第16図に斜視図を、第17図に略
示断面を示すように、フランジ付で2つのチャンネル部
A、 Aを有する型鋼Bに他のフランジ付チャンネル材
Cを第17図のX印箇所で溶着し、断面偏平であっても
矢印F方向からの力に対し強靭とした材料をドア内に梁
材として内設して外部衝撃に耐抗させるようになされて
いる。
(発明が解決しようとする課題) しかるに上記のような材料を用いた場合、例えば第17
図に示す寸法の鋼材を用いて実験したところ、所定の荷
重値(160kg程度)までは殆んどたわむことなく耐
抗し得るが、基準たわみ値(6n+)を超えると急激に
たわみか進行し、いわゆる2つの折りの状態になって乗
員側に突出し、乗員の保護目的を失ってしまうことにな
る。
上記のことは、車体の側部ドアに限らず、1ボツクスタ
イプの車体の前面、2ボツクスタイプの後部等において
も同様な問題がある。
本発明はこれに鑑み、小容積部分への組込みを可能とす
る小断面構造とすることができながら、衝撃荷重に対し
急激な屈折がなく、乗員の保護目的を確実に達成するこ
とができる車体の衝撃吸収材を提供することを目的とし
てなされたものである。
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段) 上記従来技術の問題点を解決するため、本発明において
は、断面円または角状の管材からなり、その軸方向中央
部位において最大肉厚を有し、両端部位において最小肉
厚を有することを特徴とする車体の衝撃吸収材を請求項
1とし、衝撃荷重を受ける面部と、これに対し所要の間
隔をおいて平行に対置される面部と、これら面部を継ぐ
垂直方向の面板部とで形成された断面角形状を有し、前
記相対向する面部または面板部の少くとも一方がその軸
方向中央部位において最大肉厚を有し、両端部位におい
て最小肉厚を有することを特徴とする車体の衝撃吸収材
を請求項2とするものである。
(作用) 上記のように構成したことにより、この衝撃吸収材を衝
撃を受ける側に面するように配置し、この衝撃吸収材に
衝撃荷重が加わるとその最弱部である中央部位が最大肉
厚を有しているので衝撃吸収材の曲げモーメントによる
傾斜とたわみが小さくなって折れることがなく、衝撃吸
収材は湾曲変型して衝撃力を吸収する。
(実施例) 以下、本発明を第1図乃至第15図に示す実施例を参照
して説明する。
第1図乃至第5図は、本発明による衝撃吸収材1の一実
施例を示している。この衝撃吸収材1は、荷重を受ける
面部2と、この面部2に対し所要の間隔をおいて平行に
対置される面部2とを有し、これら面部2,2を継ぐ面
板部3.3は前記面部2.2に対し直交する方向に結合
され全体として閉断面の角柱状に形成されている。そし
て、面部2.2と面板部3,3とは、第2図乃至第5図
に示すように軸方向中央部位の長さしの部分は最大肉厚
部4(例えば、4mlの肉厚)に形成されており、端部
は最小肉厚部5(例えば、2mlの肉厚)に形成されて
いる。そして、最大肉厚部4と最小肉厚部5との間は傾
斜部6とされている。なお、最大肉厚部4と最小肉厚部
5とは、第4図および第5図に示すように面部2,2お
よび面板部3゜3に形成されるものとしたが、第6図お
よび第7図に示すように面部2,2あるいは面板部3.
3のいずれか一方に形成してもよく、これに限定される
ものではない。
第8図乃至第11図は、本発明による衝撃吸収材1の変
形例を示すもので、この衝撃吸収材1は、円筒状でその
軸方向中央部位の長さLの部分は最大肉厚部4(例えば
、4m+sの肉厚)に形成されており、端部は最小肉厚
部5(例えば、2關の肉厚)に形成されている。そして
、最大肉厚部4と最小肉厚部5との間は傾斜部6とされ
ている。
なお、以上の衝撃吸収材1において、最大肉厚部4と最
小肉厚部5の形成は第12図に示すように衝撃吸収材1
の中央部を最大肉厚部4とし、端部を最小肉厚部5とし
てこの間を傾斜部6としたもの、あるいは、第13図に
示すように、長さしの部分を最大肉厚部4とし、長さL
lの部分を最小肉厚部5として、最大肉厚部4と最小肉
厚部5との間を傾斜部6としてもよく、これらに限定さ
れるものではない。
なお、これらの衝撃吸収材1で断面円状のものは、管材
を押出し加工により形成することかでき、断面角状のも
のは管材の押出し引抜き加工、あるいは、面部2,2と
面板部3,3とを溶接する等により製造することができ
る。
上記のようにして構成された衝撃吸収材1は、第14図
に例示するように自動車のドア7.7内空間部に梁材と
して第14図左方のドア7のように横梁状に、同図右方
のドア7のようにクロス状等として配置される。
また、衝撃吸収材1は、第15図に示すように、その端
部を扁平に抑圧加工してこの扁平部8に長孔部9を形成
し、この長孔部9に図示しないボルトを挿通しドアの部
材に固着するようにすることができる。
このようにした結果、第14図の実施例の場合について
みると、ドア7.7の外面側から他の車輌が衝突したよ
うな場合、第1図における矢印下方向から衝撃吸収材1
の面ll52に衝撃力Fが加わると面部2および面板部
3に曲げ応力が作用するが、面部2および面板部3はそ
の軸方向中央部位において最大肉厚を有し、両端部位に
おいて最小肉厚を有して、衝撃荷重に対するたわみが最
大となる部位でのたわみが最小となる肉厚を有する構造
となっているので衝撃吸収材1には湾曲が生じるのみと
なり、衝撃吸収材1が折れることが防止される。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明は、断面円または角状の管材
をその軸方向中央部位において最大肉厚を有し、両端部
位において最小肉厚を有するように形成したので、自動
車のドアに適用したとき衝突による衝撃を受けてもドア
が1箇所で鋭く折れ曲ることがなく、乗員を傷付けるこ
とが防止でき、ドア以外の部分に使用しても同様の効果
が生じるので自動車の安全性を一層高めることができる
とともに重量的にも軽くて丈夫な構造を安価に提供でき
る等の効果を奏する。
X挽断面図、第11図は第9図の■規正面図、第12図
は本発明の肉厚の変形例を示す部分断面図、第13図は
本発明の肉厚の他の変形例を示す部分断面図、第14図
は本発明を自動車のドアに適用した場合を示す斜視図、
第15図は衝撃吸収材のドアへの取付部の一例を示す斜
視図、第16図は従来の衝撃吸収材の一部斜視図、第1
7図は同寸法例を示す側面図である。
1・・・衝撃吸収材、2・・・面部、3・・・面板部、
4・・最大肉厚部、5・・・最小肉厚部、7・・・ドア
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す斜視図、第2図は同縦
断面図、第3図は同横断面図、第4図は第2図のIV−
IV視断面図、第5図は第2図の■視正面図、第6図は
本発明の変形例を示す端面図、第7図は本発明の他の変
形例を示す端面図、第8図は本発明の更に他の変形例を
示す斜視図、第9図は第8図の縦断面図、第10図は第
9図のX−出願人代理人  佐  藤  −雄 第2図 第3図 第4図 第5図 第12図 第13図 第6図 第7図 L× 第9図 第10図 第11図 第17図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、断面円または角状の管材からなり、その軸方向中央
    部位において最大肉厚を有し、両端部位において最小肉
    厚を有することを特徴とする車体の衝撃吸収材。 2、衝撃荷重を受ける面部と、これに対し所要の間隔を
    おいて平行に対置される面部と、これら面部を継ぐ垂直
    方向の面板部とで形成された断面角形状を有し、前記相
    対向する面部または面板部の少くとも一方がその軸方向
    中央部位において最大肉厚を有し、両端部位において最
    小肉厚を有することを特徴とする車体の衝撃吸収材。
JP17598590A 1990-07-03 1990-07-03 車体の衝撃吸収材 Pending JPH0463720A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0612136U (ja) * 1992-07-27 1994-02-15 日本発条株式会社 自動車の車体補強用部材
US5540016A (en) * 1990-01-09 1996-07-30 Norsk Hydro A.S. Structural beam
JPH0995197A (ja) * 1995-09-29 1997-04-08 Aisin Keikinzoku Kk 車体側部のエネルギー吸収構造
KR100519053B1 (ko) * 2002-12-12 2005-10-06 한국과학기술원 자동차 도어용 임팩트 빔
US7648191B2 (en) * 2003-10-03 2010-01-19 Nippon Steel Corporation Automobile strength member

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