JP5982070B1 - まつ毛用洗浄剤 - Google Patents

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Abstract

【課題】まつ毛の伸張作用を促進することができるまつ毛用洗浄剤を提供する。【解決手段】洗浄成分を有し、さらに、ビタミンD成分と育毛成分と抜け毛防止成分とを有するまつ毛用洗浄剤により、マイボーム腺の閉塞度合いを減少させるとともに、まつ毛の伸張作用を実現した。ビタミンDがビタミンD3であり、育毛成分がニンジンエキスであり、抜け毛防止成分がクジェルマニエラギタラエキスであることが好ましい。また、洗浄成分がイソステアリル酸又はその誘導体であることが好ましい。【選択図】図2

Description

本発明は、まつ毛用洗浄剤に関する。さらに詳しくは、本発明は、まつ毛の伸張作用を促進することができるまつ毛用洗浄剤に関する。
マイボーム腺機能不全(MGD)は、現在、ドライアイの最大のリスクファクターと言われている。このマイボーム腺機能不全は、目元を不衛生にしている場合に起こりやすい症状であり、マイボーム腺がきちんと機能しない状態になって、目の乾燥感を引き起こす。また、マイボーム腺機能不全は、充血やゴロゴロとする異物感等、ドライアイの様々な症状を引き起こすとされている。こうした症状は、アイメイクを施す女性に起こりやすいが、メイクをしない男性であっても目元を不衛生にしている場合には起こりやすいとされている。
マイボーム腺を清潔に保つための手段として、目元の洗浄が医師等により勧められている。目元を洗浄することにより、マイボーム腺が清潔な状態になり、慢性的なドライアイの予防や改善につながるとされ、効果的な目元の洗浄が提案されている。
例えば特許文献1には、ドライアイの症状の処置のための処方物が提案されている。この処方物は、天然産のホホバワックス又はその成分を取り込み、人工涙液及び点眼液の拡散を増強し、点眼液を安定化するとされている。そして、この処方物は、ホホバワックスで補った涙液の性能が向上したことにより、刺激及び不快感が軽減され、ぼやけた視覚が鮮明になるとされている。同文献1では、目を潤滑させるのに有効な量のワックス、マッコウ鯨油又はオレンジラフィー油を含有する眼科用組成物であって、そのワックスは、ホホバワックスあるいはその成分又は誘導体からなる群から選択される眼科用組成物を提供している。
特表2007−528897号公報
本発明者は、ドライアイの予防や改善に効果のある目元の洗浄剤について研究を重ねている過程で、特定の洗浄剤で目元を洗うことにより、マイボーム腺機能不全(MGD)型ドライアイの改善にとどまらず、洗浄剤への添加成分によっては、まつ毛の伸張にも大きな効果があることを見出した。
本発明は、上記知見に基づいてなされたものであって、その目的は、まつ毛の伸張作用を促進することができるまつ毛用洗浄剤を提供することにある。
本発明者は、まつ毛用の洗浄剤であることの特殊性を考慮し、マイボーム腺の閉塞度合いを減少させるとともに、まつ毛の伸張作用を実現できるまつ毛用洗浄剤を種々の研究に基づいて開発することができた。
本発明に係るまつ毛用洗浄剤は、洗浄成分を有し、さらに、ビタミンD成分と育毛成分と抜け毛防止成分とを有することを特徴とする。
このまつ毛用洗浄剤は、洗浄成分を有する液体洗浄剤であるので、目元の洗浄を効果的に行ってマイボーム腺の閉塞度合いを減少させることができる。さらに、このまつ毛用洗浄剤は、ビタミンDを有するので、洗浄された目元に育毛成分と抜け毛防止成分とが供給され、洗浄されてマイボーム腺の閉塞度合いが減少した目元にビタミンDを効果的に作用させることができる。その結果、まつ毛の生育(育成)を促進させることができる。また、さらに育毛成分を含有させることにより、このまつ毛用洗浄剤は、ビタミンDと相互作用して、まつ毛の生育(育成)をより促進させることができる。また、このまつ毛用洗浄剤は、抜け毛防止成分を有するので、洗浄されてマイボーム腺の閉塞度合いが減少した目元に効果的に作用させることができ、健全なまつ毛として維持することができる。
本発明に係るまつ毛用洗浄剤において、前記ビタミンDは、ビタミンD3であることが好ましい。前記育毛成分は、ニンジンエキスであることが好ましい。前記抜け毛防止成分は、クジェルマニエラギラタエキスであることが好ましい。
本発明に係るまつ毛用洗浄剤において、前記洗浄成分が、イソステアリン酸又はその誘導体であることが好ましい。
本発明によれば、まつ毛の伸張作用を促進することができるまつ毛用洗浄剤を提供することができる。このまつ毛用洗浄剤は、まつ毛を洗浄するに際して、まつ毛の根本部分を洗浄してマイボーム腺の閉塞度合いを減少させることができる。その結果、このまつ毛用洗浄剤は、まつ毛の根本部分の健全性を向上させ、維持することができ、まつ毛の発育と抜け毛防止を実現することができる。
本発明に係るまつ毛用洗浄剤を用いて使用する前と2ヶ月使用した後の写真である。 まつ毛用洗浄剤を使用したときのマイボーム腺閉塞度の結果を示すグラフである。 まつ毛用洗浄剤を使用したときのまつ毛の長さの結果を示すグラフである。 まつ毛用洗浄剤を使用したときのまつ毛の汚れの結果を示すグラフである。
本発明に係るまつ毛用洗浄剤について説明する。なお、本発明は以下の実施形態に限定されるものではなく、その要旨の範囲内で種々変形して実施することができる。
[まつ毛用洗浄剤]
本発明に係るまつ毛用洗浄剤は、洗浄成分を有する洗浄剤であって、さらに、ビタミンD成分と育毛成分と抜け毛防止成分とを有することに特徴がある。このまつ毛用洗浄剤は、洗浄成分を有する液体洗浄剤であるので、目元の洗浄を効果的に行ってマイボーム腺の閉塞度合いを減少させることができる。さらに、このまつ毛用洗浄剤は、ビタミンDを有するので、洗浄された目元に育毛成分と抜け毛防止成分とを供給できるようになり、洗浄されてマイボーム腺の閉塞度合いが減少した目元にビタミンDを効果的に作用させることができる。その結果、このまつ毛用洗浄剤は、まつ毛の生育(育成)を促進させることができる。また、さらに育毛成分を含有させることにより、このまつ毛用洗浄剤は、ビタミンDと相互作用して、まつ毛の生育(育成)をより促進させることができる。また、このまつ毛用洗浄剤は、抜け毛防止成分を有するので、洗浄されてマイボーム腺の閉塞度合いが減少した目元に効果的に作用させることができ、健全なまつ毛として維持することができる。
こうした作用を有するまつ毛用洗浄剤によれば、まつ毛の伸張作用を促進することができ、さらにまつ毛の根本部分の健全性を向上させ、維持することができる。その結果、このまつ毛用洗浄剤は、まつ毛の発育と抜け毛防止を実現することができる。
以下、まつ毛用洗浄剤の構成成分を説明する。
(ビタミンD)
ビタミンDは、健康な血管機能を維持する作用があると言われ、まつ毛の生育(育成)を促進させることができる成分として作用すると推測される。ビタミンDとしては、例えば、ビタミンD2(エルゴカルシフェロール)、ビタミンD3(コレカルシフェロール)、ビタミンD4、ビタミンD5、ビタミンD6、ビタミンD7、1,25−ジヒドロキシコレカルシフェロール等を挙げることができる。これらのビタミンDの中でも、植物由来のビタミンD2(エルゴカルシフェロール)と、動物由来のビタミンD3(コレカルシフェロール)を用いることが好ましく、特にビタミンD3(コレカルシフェロール)を用いることが好ましい。
こうしたビタミンD(特に好ましくはビタミンD3)は、まつ毛用洗浄剤中に、0.00002質量%(0.2ppm)以上、0.002質量%(20ppm)以下の範囲内で含まれていることが好ましい。ビタミンD(特にビタミンD3)をこの範囲内とすることにより、洗浄されてマイボーム腺の閉塞度合いが減少した目元にビタミンD(特にビタミンD3)をより効果的に作用させることができる。その含有量が0.00002質量%未満でも含有さえしていればある程度作用するが、前記の作用が十分でない場合がある。一方、その含有量が0.002質量%を超えても前記の作用は生じるが、その作用の程度の変化が小さい。なお、より好ましい含有量は、0.00002質量%以上、0.0005質量%以下の範囲内であり、ビタミンD(特にビタミンD3)をさらに効果的に作用させることができる。
(育毛成分)
育毛成分は、まつ毛の育毛を促進させることができる成分として作用する。育毛成分としては、ニンジンエキス等のエキス類を挙げることができる。ニンジンエキスとしては、オタネニンジンエキスを好ましく用いることができる。オタネニンジンエキスは、育毛促進の効果がある。その理由としては、血行促進作用、皮膚の酸化防止作用、皮膚や毛の保湿作用が関与していると考えられている。オタネニンジンエキス以外の他の成分として、血行促進作用を示すものとしては、プラセンタエキス、カプノサイシン、ニンニクエキス、センブリエキス、アルガンオイル、イチョウ葉エキス、オランダカラシ、ホホバオイル等を挙げることができる。皮膚の酸化防止作用を示すものとしては、アラムの実、ソウハクヒエキス、プロアントシアニジン、イチョウ葉エキス、ワイルドヤム、ニンニクエキス、アルガンオイル、ホホバオイル等を挙げることができる。保湿作用が関与しているものとしては、ソウハクヒエキス、褐藻エキス、バイオポリリン酸、オランダカラシ、パンテノール、ホホバオイル等を挙げることができる。
こうしたニンジンエキス(特に好ましくはオタネニンジンエキス)は、まつ毛用洗浄剤中に、溶媒を含んだエキスとして、0.000001質量%(0.01ppm)以上、0.0001質量%(1ppm)以下の範囲内で含まれていることが好ましい。ニンジンエキス(特にオタネニンジンエキス)をこの範囲内とすることにより、洗浄されてマイボーム腺の閉塞度合いが減少した目元でのまつ毛の生育(育成)を、ビタミンDと相互作用して、より促進させることができる。その含有量が0.000001質量%未満でも含有さえしていればある程度作用するが、前記の作用が十分でない場合がある。一方、その含有量が0.0001質量%を超えても前記の作用は生じるが、その作用の程度の変化が小さい。なお、より好ましい含有量は、0.000001質量%以上、0.00005質量%以下の範囲内であり、ニンジンエキス(特にオタネニンジンエキス)をさらに効果的に作用させることができる。
(抜け毛防止成分)
抜け毛防止成分は、まつ毛の抜け毛を防止することができる成分として作用する。また、抜け毛防止成分は、保湿成分としての効果もある。抜け毛防止成分としては、クジェルマニエラギラタエキス、ヒノキチオール、パントテン酸カルシウム、ペンタデカン酸グリセリド等を挙げることができる。なかでも、抜け毛防止成分として、クジェルマニエラギラタエキスを用いることが好ましい。このクジェルマニエラギラタエキスは、主成分としてフコイダンを含む。そのフコイダンには、U−フコイダン、G−フコイダン、F−フコイダンがあり、育毛作用や組織再生促進作用を有している。特に海草由来のフコイダンを主成分とするクジェルマニエラギラタエキスは、育毛作用に優れ、好ましく用いることができる。
こうしたクジェルマニエラギラタエキスは、まつ毛用洗浄剤中に、溶媒を含んだエキスとして0.000002質量%(0.02ppm)以上、0.0002質量%(2ppm)以下の範囲内で含まれていることが好ましい。クジェルマニエラギラタエキスをこの範囲内とすることにより、洗浄されてマイボーム腺の閉塞度合いが減少した目元に効果的に作用させることができ、健全なまつ毛として維持することができる。その含有量が0.000002質量%未満でも含有さえしていればある程度作用するが、前記の作用が十分でない場合がある。一方、その含有量が0.0002質量%を超えても前記の作用は生じるが、その作用の程度の変化が小さい。なお、より好ましい含有量は、0.000002質量%以上、0.00005質量%以下の範囲内であり、クジェルマニエラギラタエキスをさらに効果的に作用させることができる。
(洗浄剤)
洗浄剤は、通常、まつ毛用洗浄剤のほとんどを構成する。まつ毛用洗浄剤を構成する洗浄剤は、まつ毛用洗浄剤中、85質量%以上を構成する水と、その水に含まれる洗浄成分とを有する。洗浄成分としては、イソステアリン酸、ポリグリセリル−4ラウリルエーテル等を挙げることができる。イソステアリン酸は各種のバリエーションが準備されているが、なかでも、イソステアリン酸PEG−25グリセリル、ポリグリセリル−4ラウリルエーテル等を好ましく挙げることができる。
この洗浄成分は、まつ毛用洗浄剤中、0.5質量%以上、5質量%以下の範囲内であることが好ましい。洗浄成分をこの範囲内とすることにより、目元の洗浄を効果的に行ってマイボーム腺の閉塞度合いを減少させることができる。その結果、ビタミンD、育毛成分、抜け毛防止成分を効果的に作用させることができる。その含有量が0.5質量%未満では洗浄作用が十分でない場合がある。一方、その含有量が5質量%を超えても前記の作用は生じるが、その作用の程度に変化がないことがあるとともに、場合によっては目にしみることがある。なお、より好ましい含有量は、0.5質量%以上、2質量%以下の範囲内である。
(その他の成分)
本発明に係るまつ毛用洗浄剤には、通常、他の各種成分が含まれていてもよい。例えば、育毛成分や抜け毛防止成分の抽出溶媒がそれらの育毛成分や抜け毛防止成分とともに含まれることがある。そうした抽出溶媒としては種々のものを挙げることができ、例えば、1,3−ブチルグリコール(BGと略すことがある。)を好ましく挙げることができる。ただし、これ以外の抽出溶媒が含まれていてもよい。なお、このBGは、さらさら感を得ることができる保湿性のある液状水溶性成分としても作用するので好ましく使用できる。さらに、BGは、多価アルコールの一種で水とのなじみもよく、皮膚への刺激も少ないという利点があることから好ましく用いることができる。このBGが育毛成分や抜け毛防止成分の抽出溶媒として用いられる場合には、まつ毛用洗浄剤中、5質量%以上、15質量%以下の範囲内であることが好ましい。
また、他の成分としては、例えば、シルクアミノ酸、アミノ酸ブレンド、セラミドブレンド等を挙げることができる。これらの成分は、それぞれ、まつ毛用洗浄剤中、0.000001質量%(0.01ppm)以上、0.00002質量%(0.2ppm)以下の範囲内で含まれていてもよい。
シルクアミノ酸は、まつ毛を健康的にする効果が期待される成分である。具体的には、加水分解シルクおよびその含有成分グリシン、タウリン等を挙げることができる。また、アミノ酸ブレンドは、傷んだまつ毛を補修する効果が期待される成分であり、複数種のアミノ酸をブレンドして配合したものである。ブレンドするアミノ酸としては、アルギニン、リシンHCl、グルタミン酸、ロイシン、ヒスチジンHCl、セリン、バリン、アスパラギン酸Na、トレオニン、イソロイシン、アラニン、フェニルアラニン、プロリン、チロシン等を挙げることができる。アミノ酸ブレンドは、これらのアミノ酸を2種以上配合することが好ましい。また、セラミドブレンドは、傷んだまつ毛を補修する効果が期待される成分であり、まつ毛にも含まれるセラミドを複数種ブレンドして配合したものである。
本発明に係るまつ毛用洗浄剤には、塩化ナトリウム、キサンタンガム、アルギニン、フェノキシエタノール、グリチルリチン酸二カリウム、クエン酸、ポリアクリル酸ナトリウム、フィチン酸、グリシン、タウリン、酸化銀、ラウリルイルラクチレートナトリウム、リシンHCl(L−リシン塩酸塩)、セリシン、グルタミン酸、ロイシン、ヒスチジンHCl(L−ヒスチジン塩酸塩)、バリン、セリン、トレオニン、アスパラギン酸ナトリウム、イソロイシン、アラニン、アラントイン、フェニルアラニン、セラミドNP、プロリン、コレステロール、セラミドAP、チロシン、フィストフィンゴシン、カルボマー、イノシン酸二ナトリウム、グアニル酸二ナトリウム、セラミドEOP、コーン油、等を挙げることができる。まつ毛用洗浄剤には、これらを1種又は2種以上配合することができる。なお、これらの成分は、まつ毛用洗浄剤中、その成分に応じて任意の割合で含まれていることが好ましく、0.000001質量%(0.01ppm)以上、0.7質量%以下の範囲内の程度で配合される。
まつ毛用洗浄剤の構成成分の分析は、各成分の通常の分析手段で定性分析や定量分析を行うことができる。例えば、分析手段として、ガスクロマトグラフィーと液体クロマトグラフィーを用いることができる。これらの分析手段は、当業者が通常行う微量成分分析手段であり、その分析条件も適宜設定して分析(定性分析や定量分析)を行うことができる。ガスクロマトグラフィーでは、気化可能な成分物質に対して好ましく分析でき、キャリアガスの種類、カラムの種類、カラムの温度制御等の条件を任意に設定して高感度の微量分析を行うことができる。液体クロマトグラフィーでは、気化しない成分物質に対しても好ましく分析でき、圧力、溶媒の種類、カラムの種類、カラムの温度制御、ディテクター(検出器)の種類等の条件を任意に設定して高感度の微量分析を行うことができる。
上記した各構成成分の含有量は、こうしたガスクロマトグラフィーや液体クロマトグラフィーで分析する。例えば、後述の実験例で用いるイソステアリン酸PEG−25グリセリル等の洗浄成分は、ガスクロマトグラフィーで好ましく分析することができる。コレカルシフェロール(ビタミンD3)等のビタミンD成分は、ガスクロマトグラフィー又は液体クロマトグラフィーで好ましく分析することができる。オタネニンジンエキス等の育毛成分は、液体クロマトグラフィーで好ましく分析することができる。クジェルマニエラギラタエキス等の抜け毛防止成分は、液体クロマトグラフィーで好ましく分析することができる。なお、上記したその他の成分についても、ガスクロマトグラフィー又は液体クロマトグラフィーで分析することができる。各構成成分の測定にあたっては、それぞれの構成成分に含まれる主要な成分を検出することにより、その主要成分を基準値や検量値にするなどにより、それぞれの定性分析や定量分析を行うことができる。
(製造方法)
まつ毛用洗浄剤は、各構成成分を混ぜて製造することができる。先ず、秤量した原料を水に混合し、その後、70℃〜80℃前後で加熱撹拌して、水中に溶解し、均一化させる。このとき、秤量した原料を、油性成分と水性成分をそれぞれ溶解した後に混合し、均一化させてもよい。その場合は、先ず、油性成分を溶解し、水性成分を溶解し、それぞれの溶解液を混合して均一化することができる。こうしてまつ毛用洗浄剤を製造することができる。まつ毛用洗浄剤は各構成成分を所定量投入して混ぜて製造されるが、その投入は、製造されたまつ毛用洗浄剤の各構成成分の含有量が既述の範囲内になるように秤量されて行われる。通常、配合割合と含有割合が同じになることは、前記したガスクロマトグラフィーや液体クロマトグラフィーでの分析によって確認済みである。したがって、まつ毛用洗浄剤の製造時に投入される各構成成分の配合割合は、製造されたまつ毛用洗浄剤に含まれる各構成成分の含有割合と一致する。
(マイボーム腺とまつ毛育成)
マイボーム腺は、脂質を出す器官であり、目の縁に通常20個〜30個並んでいて涙の蒸発や安定に関係している。ここから分泌される脂質が涙の蒸発を抑えるとともに、目の表面に涙を安定させる重要な役割を担っている。この脂質の分泌に障害が生じると、マイボーム腺機能不全(MGD:meibomian gland dysfunction)という状態になる。マイボーム腺が閉塞していて機能しない場合には、目の充血、乾燥感、異物感を生じ、ドライアイの大きなリスクファクターとなる。特に、目の縁をアイメイクする女性の多くは、マイボーム腺が閉塞しやすく、その結果、炎症を引き起こしやすい。また、男性であっても、目やに、ほこり、花粉、フケ等で目元を不衛生にしている場合には、マイボーム腺が閉塞しやすく、その結果、炎症を引き起こしやすい。また、近年、目元が不衛生な場合、顔に常在しているデモテックスと呼ばれるダニが、まつ毛の毛穴に棲みついて、炎症を生じ、さらにその炎症を悪化させるという問題がある。
本発明に係るまつ毛用洗浄剤を用いて目元を洗浄することにより、上記問題を解決し、マイボーム腺のつまりを無くす(開口部の閉塞度を低減させる)ことができる。マイボーム腺の閉塞度の低減は、ドライアイを改善することができるとともに、まつ毛の育成環境を向上させることができる。まつ毛の育成環境の向上は、まつ毛の生長(育毛)と、まつ毛の抜け防止に寄与し、その効果の大きいことが後述の実験例より証明された。
実験例により、本発明をさらに詳しく説明する。
[実験1]
(まつ毛用洗浄剤A)
実験1のまつ毛用洗浄剤Aは、下記の各構成成分を混ぜて製造した。先ず、秤量した各成分原料を水に混合した。その後、水に混合した成分原料を75℃前後で加熱撹拌して、水中に溶解し、均一化させた。試験に用いたまつ毛用洗浄剤Aの成分と含有量を以下に示す。残部は水である。
・イソステアリン酸PEG−25グリセリル:1質量%
・コレカルシフェロール(ビタミンD):0.000025質量%
・オタネニンジン根エキス:0.000002質量%
・クジェルマニエラギラタエキス:0.000004質量%
(試験方法)
被験者を30歳〜79歳の男女計20名とし、平行群間比較試験(オープン試験)で行った。各被験者は、2ヶ月間、起床時と就寝時にまつ毛用洗浄剤Aを使用した。使用方法としては、各被験者は、起床後と就寝前に使用した。被験者のうち女性被験者は、通常使用しているアイメイクアップリムーバー等で通常通りの洗顔を行った。男性被験者及び前記洗顔後の女性被験者は、その後、まつ毛用洗浄剤Aを手に取り、目元に伸ばし、まつ毛の根元の汚れを落とすように軽くマッサージして洗い流した。
こうした試験を行い、使用する前、1ヶ月経過後、2ヶ月経過後における目の状態、マイボーム腺の閉塞度、まつ毛の長さ、まつ毛の汚れ度について調べた。その結果を、図1〜図4にそれぞれ示した。なお、図1において、(A)(C)は使用前の写真であり、(B)(D)は2ヶ月経過後の写真である。
(マイボーム腺の閉塞度の評価)
マイボーム腺は目の縁に通常20個〜30個並んでいるが、そのマイボーム腺の閉塞度を以下のスコアで評価し、図2に示した。結果は20人の範囲と平均値で示した。使用前の0日はスコア平均が3.31であった。1ヶ月経過時はスコア平均が2.63であった。2ヶ月経過時はスコア平均が2.31であった。マイボーム腺の閉塞度は、使用期間の経過と共に改善した。
・スコア0:閉塞なし
・スコア1:25%以下が閉塞
・スコア2:25%を超え50%以下が閉塞
・スコア3:50%を超え75%以下が閉塞
・スコア4:75%を超えて閉塞
(まつ毛の長さ)
まつ毛の長さを写真から評価し、図3に示した。結果は20人の範囲と平均値で示した。使用前の0日はまつ毛の長さ平均が7.44mmであった。1ヶ月経過時はまつ毛の長さ平均が8.38mmであった。2ヶ月経過時はまつ毛の長さ平均が8.90mmであった。まつげの長さは、使用期間の経過と共に伸長した。
(まつ毛の汚れ度)
まつ毛の汚れ度を以下のスコアで評価し、図4に示した。結果は20人の範囲と平均値で示した。使用前の0日はスコア平均が0.75であった。1ヶ月経過時はスコア平均が0.19であった。2ヶ月経過時はスコア平均が0.00であった。まつげの汚れ度は、使用期間の経過と共に改善した。
・スコア0:クリア
・スコア1:ほんの少し汚い
・スコア2:少し汚い
・スコア3:汚い
・スコア4:とても汚い
以上の試験によって、被験者は、まつ毛用洗浄剤Aの使用により、目の不快感の解消、まつ毛の衛生の向上、マイボーム腺のつまりの解消、まつ毛の伸張という結果が得られ、本発明の効果を確認できた。また、被験者は、乾燥感がなく、ドライアイの改善も感じ取ることができた。
[実験2及び比較実験1〜6]
以下の実験2及び比較実験1〜6のまつ毛用洗浄剤を用いて試験した。試験は、被験者に対し、実験1のような2ヶ月間という長期間ではなく、2週間という短期間であるが、実験1と同様の効果が得られているか否かについての感応評価試験を行った。以下では、実験2及び比較実験1〜6のまつ毛用洗浄剤B〜Hの構成成分と、その感応評価の結果を示す。
(実験2)
実験2のまつ毛用洗浄剤Bは、実験1のまつ毛用洗浄剤Aの構成成分を以下の含有割合に変更して製造した。
・イソステアリン酸PEG−25グリセリル:2質量%
・コレカルシフェロール(ビタミンD):0.00025質量%
・オタネニンジン根エキス:0.00002質量%
・クジェルマニエラギラタエキス:0.00004質量%
(比較実験1)
比較実験1のまつ毛用洗浄剤Cは、実験1のまつ毛用洗浄剤Aの構成成分を以下のように変更して製造した。このまつ毛用洗浄剤Cは、ビタミンDを含有させていない。
・イソステアリン酸PEG−25グリセリル:1質量%
・オタネニンジン根エキス:0.000002質量%
・クジェルマニエラギラタエキス:0.000004質量%
(比較実験2)
比較実験2のまつ毛用洗浄剤Dは、実験1のまつ毛用洗浄剤Aの構成成分を以下のように変更して製造した。このまつ毛用洗浄剤Dは、オタネニンジン根エキスを含有させていない。
・イソステアリン酸PEG−25グリセリル:1質量%
・コレカルシフェロール(ビタミンD):0.000025質量%
・クジェルマニエラギラタエキス:0.000004質量%
(比較実験3)
比較実験3のまつ毛用洗浄剤Eは、実験1のまつ毛用洗浄剤Aの構成成分を以下のように変更して製造した。このまつ毛用洗浄剤Eは、クジェルマニエラギラタエキスを含有させていない。
・イソステアリン酸PEG−25グリセリル:1質量%
・コレカルシフェロール(ビタミンD):0.000025質量%
・オタネニンジン根エキス:0.000002質量%
(比較実験4)
比較実験4のまつ毛用洗浄剤Fは、実験1のまつ毛用洗浄剤Aの構成成分を以下のように変更して製造した。このまつ毛用洗浄剤Fは、ビタミンDとオタネニンジンエキスを含有させていない。
・イソステアリン酸PEG−25グリセリル:1質量%
・クジェルマニエラギラタエキス:0.000004質量%
(比較実験5)
比較実験5のまつ毛用洗浄剤Gは、実験1のまつ毛用洗浄剤Aの構成成分を以下のように変更して製造した。このまつ毛用洗浄剤Gは、ビタミンDとクジェルマニエラギラタエキスを含有させていない。
・イソステアリン酸PEG−25グリセリル:1質量%
・オタネニンジン根エキス:0.000002質量%
(比較実験6)
比較実験6のまつ毛用洗浄剤Hは、実験1のまつ毛用洗浄剤Aの構成成分を以下のように変更して製造した。このまつ毛用洗浄剤Hは、オタネニンジンエキスとクジェルマニエラギラタエキスを含有させていない。
・イソステアリン酸PEG−25グリセリル:1質量%
・コレカルシフェロール(ビタミンD):0.000025質量%
(感応評価試験)
実験2及び比較実験1〜6のまつ毛用洗浄剤B〜Hを、それぞれ2名の男性被験者に対して2週間使用した。使用方法は、実験1と同様の方法で行った。具体的には、被験者は、2週間、起床時と就寝時に通常通りの洗顔を行い、その後、まつ毛用洗浄剤を手に取り、目元に伸ばし、まつ毛の根元の汚れを落とすように軽くマッサージして洗い流した。
(感応評価結果)
感応評価として、被験者に対して問診し、不快感等の感応評価を行った。さらに、被験者のまつ毛の長さを測定した。
問診による感応評価では、全ての被験者は、まつ毛用洗浄剤B〜Hのいずれの場合も、まつ毛用洗浄剤Aの使用時と同様、「目の不快感が解消してまつ毛の衛生感の向上が感じられた」という結果が得られた。また、全ての被験者は、まつ毛用洗浄剤B〜Hのいずれの場合に、「目にしみることがなかった」という結果が得られた。このことから、洗浄成分を含有するまつ毛用洗浄剤B〜Hは、洗浄成分が効果的に作用し、マイボーム腺の閉塞度が実験1と同様に改善されているものと推察できた。
また、被験者は、保湿作用のあるクジェルマニエラギラタエキスを含むまつ毛用洗浄剤B,C,D,Fの場合に、「乾燥感がなく、ドライアイの改善を感じ取ることができた」という結果が得られた。
まつ毛の伸びについては、試験期間が2週間であったにもかかわらず、ビタミンDとオタネニンジンエキスを含むまつ毛用洗浄剤B,Eでは、1mm程度の伸びが確認された。しかし、ビタミンDとオタネニンジンエキスのいずれかを含まないまつ毛用洗浄剤C,D,F,G,Hでは、明らかな伸びは認められなかった。
以上の実験結果により、「発明を実施するための形態」欄に記載の洗浄成分、ビタミンD、育毛成分及び抜け毛防止成分の作用効果とそれらの含有量の範囲を裏付けた。特にまつ毛用洗浄剤A,Bを用いた具体的な実験A,Bでは、洗浄成分であるイソステアリン酸PEG−25グリセリルは1質量%〜2質量%の範囲で本発明の作用効果があることを確認した。ビタミンDであるコレカルシフェロールは0.000025質量%〜0.00025質量%の範囲で本発明の作用効果があることを確認した。育毛成分であるオタネニンジン根エキスは0.000002質量%〜0.00002質量%の範囲で本発明の作用効果があることを確認した。抜け毛防止成分であるクジェルマニエラギラタエキスは0.000004質量%〜0.00004質量%の範囲で本発明の作用効果があることを確認した。

Claims (2)

  1. 洗浄成分を有し、さらに、0.00002質量%以上、0.002質量%以下のビタミンD3と、溶媒を含んだエキスとして0.000001質量%以上、0.0001質量%以下のオタネニンジンエキスと、溶媒を含んだエキスとして0.000002質量%以上、0.0002質量%以下のクジェルマニエラギラタエキスとを有することを特徴とするまつ毛用洗浄剤。
  2. 前記洗浄成分が、イソステアリン酸又はその誘導体である、請求項1に記載のまつ毛用洗浄剤。
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