JP7141138B2 - システムトリートメント方法 - Google Patents
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Description
[1]本願において開示されるシステムトリートメント方法は、
(a)髪に第1毛髪剤を塗布し、洗髪する工程、
(b)髪の毛先に尿素を含有する第2毛髪剤を噴霧する工程、
(c)髪にアミノ酸およびケラチンを含有する第3毛髪剤を噴霧し、スチームを吹き付ける工程、
(e)髪を水またはお湯で洗う工程、
(f)髪に第5毛髪剤を塗布する工程、
(g)髪にカチオンキトサンを含有する第6毛髪剤およびアニオンキトサンを含有する第7毛髪剤を塗布する工程、
(h)髪に第8毛髪剤を塗布する工程、
(j)髪を水またはお湯で洗う工程、
を有し、
前記第1毛髪剤は、グリチルリチン酸ジカリウム、茶葉エキスおよびオーガニックオイルを有し、
前記第5毛髪剤は、ステアリルアルコールおよびオーガニックオイルを有し、
前記第8毛髪剤は、ラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル/オクチルドデシル)およびオーガニックオイルを有する。
(a)髪に第1毛髪剤を塗布し、洗髪する工程、
(b)髪に第2毛髪剤を塗布する工程、
(c)髪に第3毛髪剤を塗布する工程、
(d)髪を水またはお湯で洗う工程、
を有し、
前記第1毛髪剤は、グリチルリチン酸ジカリウム、茶葉エキスおよびオーガニックオイルを有し、
前記第2毛髪剤は、ステアリルアルコールおよびオーガニックオイルを有し、
前記第3毛髪剤は、ラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル/オクチルドデシル)およびオーガニックオイルを有する、システムトリートメント方法であって、
毛質に基づいて、前記(a)~(d)工程のケアの頻度を変える、システムトリートメント方法である。
システムトリートメントは、前述したように複数の異なるトリートメントを髪に順次重ねて塗布することで、髪質を改善させるヘアトリートメントである。
(実施例1)
上記(A)~(J)工程に基づき、システムトリートメントを行った。その結果を、図1に示す。図1に示すように、システムトリートメントを行う前(Before)と、システムトリートメントを行った後(After)においては、明らかに髪の艶やまとまり感が異なり、良くなっていることが分かった。また、髪を手で触ったところ、髪の指通りや、保湿性(水分含有量)などもシステムトリートメントを行った後(After)において改善していることが分かった。また、このシステムトリートメントの効果の維持期間、即ち、システムトリートメントを行う前の髪質に戻るまでの期間は、約1か月~1か月半程度であった。
上記(A)~(J)工程において、(B)、(C)工程においては液状のトリートメントを用いたが、ここで、(D)、(G)、(H)のようなクリーム状のトリートメントを用いた場合、髪のゴワツキが生じた。これは、前述した強力なイオンコンプレックスによる髪のゴワツキと考えられる。
実施の形態1で説明した(A)~(J)工程に基づくシステムトリートメントは、美容室において美容師の施術により行うことができる。実施の形態1で説明した(A)~(J)工程に基づくシステムトリートメントは、複雑かつ専門性を有する工程であるため美容師の施術により行うことで、より良い効果を得ることができる。
以下の実施例においては、(HC1)工程のシャンプー剤HSとして、HIKARIシャンプー(株式会社日本製薬研究所製サンプル品)、(HC2)工程のトリートメント剤HTとして、HIKARIトリートメント(株式会社日本製薬研究所製サンプル品)、(HC3)工程のトリートメント剤HDMとして、HIKARIトリートメントディープマスク(株式会社日本製薬研究所製サンプル品)を用いた。各製品の成分をそれぞれ表3~表5に示す。
実施例1の(A)~(J)工程に基づくシステムトリートメントを行ったAさんおよびBさんについて、その後、Aさんには、1週間(7日)に2回の頻度で、(HC1)~(お流し2)の工程に基づくサブシステムトリートメントを行ってもらい、Bさんには、通常のホームケア(市販のシャンプー+市販の単一のトリートメント)を同様の頻度で行ってもらった。AさんとBさんの1カ月後の髪の状態を比較したところ、Aさんについて、Bさんより、明らかに髪の艶やまとまり感が保持され、また、髪を手で触ったところの、髪の指通りや、保湿性(水分含有量)なども保持されていることが分かった。
実施例1の(A)~(J)工程に基づくシステムトリートメントを行ったA1さん、A2さん、A3さんについて、1週間(月、火、水、木、金、土、日)について、以下のとおりサブシステムトリートメントを行ってもらった。
上記実施例aにおいては、被験者(Aさん、Bさん)として、普通毛、セミロングの方を対象としたが、毛質によっては、(HC1)~(お流し2)の工程に基づくサブシステムトリートメントの頻度を変えてもよい。例えば、軟毛の方は、1週間(7日)に1回の頻度で行うことが望ましく、剛毛の方は、1週間(7日)に3~4回の頻度で(一日おきに)行うことが望ましい。
上記実施例aおよび応用例1においては、美容院でのシステムトリートメントを行った後のホームケアにおいて、(HC1)~(お流し2)の工程に基づくサブシステムトリートメントを行ったが、美容院でのシステムトリートメントを行っていないお客様に対して、(HC1)~(お流し2)の工程に基づくサブシステムトリートメントや、(HC1)~(HC2)の工程に基づくサブシステムトリートメントを行ってもよい。
Claims (6)
- (a)髪に第1毛髪剤を塗布し、洗髪する工程、
(b)髪の毛先に尿素を含有する第2毛髪剤を噴霧する工程、
(c)髪にアミノ酸およびケラチンを含有する第3毛髪剤を噴霧し、スチームを吹き付ける工程、
(e)髪を水またはお湯で洗う工程、
(f)髪に第5毛髪剤を塗布する工程、
(g)髪にカチオンキトサンを含有する第6毛髪剤およびアニオンキトサンを含有する第7毛髪剤を塗布する工程、
(h)髪に第8毛髪剤を塗布する工程、
(j)髪を水またはお湯で洗う工程、
を有し、
前記第1毛髪剤は、グリチルリチン酸ジカリウム、茶葉エキスおよびオーガニックオイルを有し、
前記第5毛髪剤は、ステアリルアルコールおよびオーガニックオイルを有し、
前記第8毛髪剤は、ラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル/オクチルドデシル)およびオーガニックオイルを有する、システムトリートメント方法。 - 請求項1記載のシステムトリートメント方法において、
前記(c)工程と前記(e)工程との間に、
(d)髪にリンゴ酸を含有する第4毛髪剤を噴霧し、スチームを吹き付ける工程、を有する、システムトリートメント方法。 - 請求項1記載のシステムトリートメント方法において、
前記(h)工程と前記(j)工程との間に、
(i)髪にオーガニックオイルを塗布する工程、を有する、システムトリートメント方法。 - 請求項1記載のシステムトリートメント方法において、
前記(a)~(j)工程は、美容室において行われる、システムトリートメント方法。 - 請求項4記載のシステムトリートメント方法において、
前記(j)工程の後、
ホームケアとして、
(k)髪に第9毛髪剤を塗布し、洗髪する工程、
(l)髪に第10毛髪剤を塗布する工程、
(m)髪に第11毛髪剤を塗布する工程、
(n)髪を水またはお湯で洗う工程、
を有し、
前記第9毛髪剤は、グリチルリチン酸ジカリウム、茶葉エキスおよびオーガニックオイルを有し、
前記第10毛髪剤は、ステアリルアルコールおよびオーガニックオイルを有し、
前記第11毛髪剤は、ラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル/オクチルドデシル)およびオーガニックオイルを有する、システムトリートメント方法。 - 請求項5記載のシステムトリートメント方法において、
前記(k)~(n)工程のホームケアを、
1週間に2回以上行う、システムトリートメント方法。
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- 2020-12-23 JP JP2020213059A patent/JP7141138B2/ja active Active
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ZACCボタニカルスカルプシャンプー400mL,Amazon.co.jp,2018年06月17日,https://www.amazon.co.jp/ZACC-%E3%83%9C%E3%82%BF%E3%83%8B%E3%82%AB%E3%83%AB%E3%82%B9%E3%82%AB%E3%83%AB%E3%83%97-%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%97%E3%83%BC400mL/dp/B07DTPKMQ1 |
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