JP5981892B2 - 門扉駆動装置 - Google Patents

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Description

本発明は、門扉駆動装置に関する。
門扉にチェーンを取り付け、チェーンと噛み合わされたスプロケットを回転させることで門扉を開閉する装置が提案されている(例えば、特許文献1)。
特開平11−36704号公報
一般的に、上記のようなチェーンとスプロケットとを用いて門扉を開閉するような装置では、駆動力を与えるスプロケット(以下、駆動スプロケットと称する)にチェーンをしっかりと噛み合わせるために、チェーンを介して駆動スプロケットの動きに従動するスプロケット(以下、従動スプロケットと称する)が設けられる。
従動スプロケットが設けられる軸(以下、従動軸と称する)と駆動スプロケットが設けられる軸(以下、駆動軸と称する)とは、共に装置本体から門扉側に突出して設けられている。これにより、例えば、装置の見栄えを良くすることや装置の保護を目的として、装置本体と各スプロケットとの間にカバー部材を設ける際に、カバー部材が各スプロケットの軸と干渉し、カバー部材によって装置を十分にカバーできない場合があった。その結果、チェーンが外部から視認され見栄えが悪い、雨等により装置(主としてチェーン)が劣化し装置の寿命が低下する等の問題が生じる場合があった。
本発明の一つの態様は、上記問題点に鑑みて成されたものであって、カバー部材によってカバーされる範囲が広い門扉駆動装置を提供することを目的の一つとする。
本発明の門扉駆動装置の一つの態様は、駆動装置本体と、前記駆動装置本体から突出する駆動軸に設けられ、門扉に接続されたチェーンと噛み合う駆動スプロケットと、前記駆動スプロケットに対して前記駆動軸の突出する向きに離間して設けられる支持部と、前記支持部から前記駆動装置本体側に突出する従動軸に設けられ、前記チェーンと噛み合う少なくとも1つ以上の従動スプロケットと、前記チェーンの進退方向に沿って設けられ、前記従動スプロケットと前記駆動装置本体との隙間を通過しながら前記チェーンの移動に伴って移動するチェーンカバー部材と、を備えることを特徴とする。
本発明の一つの態様によれば、カバー部材によってカバーされる範囲が広い門扉駆動装置が提供される。
本実施形態の門扉駆動装置を示す斜視図である。 本実施形態の門扉駆動装置を示す斜視図である。 本実施形態の門扉駆動装置を示す正面図である。 本実施形態の門扉駆動装置を示す図であって、図3におけるA−A断面図である。 参考例の門扉駆動装置を示す正面図である。 参考例の門扉駆動装置を示す図であって、図5におけるB−B断面図である。 本実施形態の他の一例を示す断面図である。 本実施形態の他の一例を示す断面図である。 本実施形態の他の一例を示す断面図である。 本実施形態の他の一例を示す図であって、図9における背面図である。 本実施形態の他の一例を示す斜視図である。 本実施形態の他の一例を示す斜視図である。
以下、図を参照しながら、本発明の実施形態に係る門扉駆動装置について説明する。
なお、本発明の範囲は、以下の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想の範囲内で任意に変更可能である。また、以下の図面においては、各構成をわかりやすくするために、実際の構造と各構造における縮尺や数等を異ならせる場合がある。
図1から図4は、本実施形態の門扉駆動装置1及び門扉駆動装置1を用いた門扉開閉システム2を示す図である。図1及び図2は、斜視図である。図3は正面図である。図4は図3におけるA−A断面図である。図1及び図2においては、駆動装置本体10は仮想線で示している。また、図2においては、チェーンカバー部材40の図示を省略している。
なお、以下の説明においてはXYZ座標系を設定し、このXYZ座標系を参照しつつ各部材の位置関係を説明する。この際、鉛直方向をZ軸方向、門扉100(図1から図4参照)の移動方向をX軸方向、Z軸方向及びX軸方向の両方と直交する方向をY軸方向とする。
本実施形態の門扉開閉システム2は、図1から図4に示すように、門扉100と、レール110と、門扉駆動装置1とを備えている。
門扉100は、図3に示すように、レール110上を移動する車輪120a,120bを有する。門扉100は、レール110の延在方向(X軸方向)に沿って移動可能となっている。門扉100の下端部近傍(−Z側端部近傍)には、門扉駆動装置1が取り付けられている。門扉100は、例えば、本実施形態においては、1本レール型門扉である。
門扉駆動装置1は、図1及び図2に示すように、駆動装置本体10と、支持部材20と、チェーン固定部材30と、チェーンカバー部材40と、チェーン50と、駆動スプロケット62と、第1従動スプロケット63aと、第2従動スプロケット63bと、基台70と、固定部材80a,80bとを備える。駆動スプロケット62と、第1従動スプロケット63aと、第2従動スプロケット63bとでチェーン駆動部64が構成されている。
駆動装置本体10は、本実施形態においては、例えば、直方体形状の外装ケースを有する。駆動装置本体10の外装ケース(以下、単に駆動装置本体10と称する場合がある)は、チェーンカバー部材40と対向する対向面13と、対向面13と略直交する側面14a,14bとを有している。
駆動装置本体10は、固定部材80a,80bによって、支持部材20の後述する連結部22を挟んで基台70と固定されている。
固定部材80a,80bは、断面視(ZX面視)L字形状の部材である。固定部材80a,80bは、それぞれ平板部81a,81bと、平板部82a,82bとを備えている。平板部81a,81b,82a,82bの主面には、主面に垂直な方向に貫通する貫通孔が、それぞれ2箇所ずつ形成されている。平板部82a,82bにおける貫通孔は、長円形状である。
平板部81a,81bと平板部82a,82bとは、略直交している。平板部81a,81bは、駆動装置本体10の側面14a,14bにそれぞれボルトで締結されている(図示は省略する)。平板部82a,82bは、支持部材20を介して基台70にボルトで締結されている。平板部81a,81b,82a,82bを締結するボルトは、それぞれ平板部81a,81b,82a,82bに形成された貫通孔を介して各部材同士を締結している。これにより、駆動装置本体10と、支持部材20と、基台70とが互いに固定される。
駆動装置本体10は、図4に示すように、モータ11と、減速機12とを備える。モータ11は、減速機12と接続されている。減速機12は、モータ11の回転を所定の減速比で減速し、減速したモータ11の回転を後述する駆動軸60を介して駆動スプロケット62に伝達する。
駆動スプロケット62は、駆動装置本体10から突出する駆動軸60に設けられている。駆動軸60は、駆動装置本体10の対向面13から対向面13に略垂直な方向(Y軸方向)の門扉100側(+Y側)に突出している。駆動軸60は、駆動装置本体10の減速機12に接続されており、モータ11の回転に伴って軸回り(Y軸回り)に回転する。駆動スプロケット62は、駆動軸60の回転に伴って軸回り(Y軸回り)に回転する。
駆動スプロケット62は、図2に示すように、門扉100に接続されたチェーン50と噛み合わされる。
支持部材20は、支持部21と、連結部22と、スプロケットカバー部23a,23bとを備える。
連結部22は、駆動装置本体10と支持部21とを連結する平板である。連結部22は、駆動装置本体10と基台70とに挟持され、固定部材80a,80bと共締めされることで駆動装置本体10及び基台70と固定されている。連結部22は、駆動装置本体10から門扉100側(+Y側)に突出している。
支持部21は、連結部22の門扉100側(+Y側)の端部から鉛直方向上方側(+Z側)に立ち上がる平板である。支持部21は、駆動スプロケット62に対して駆動軸60の突出する向き(+Y向き)に離間して設けられている。支持部21の駆動装置本体10側(−Y側)の内側面21aには、後述する第1従動軸61a及び第2従動軸61bが設けられている。
スプロケットカバー部23a,23bは、平面視(YZ面視)台形状の板状部材である。スプロケットカバー部23a,23bは、略直交する2つの側端面が支持部21と連結部22とにそれぞれ固着されている。スプロケットカバー部23a,23bの主面は、支持部21の内側面21aと連結部22の鉛直方向上方側(+Z側)の上面22aとに略直交して接続されている。スプロケットカバー部23a,23bは、チェーン駆動部64の周囲に、チェーン駆動部64を挟むようにして設けられている。スプロケットカバー部23a,23bの幅(Y軸方向長さ)は、例えば、本実施形態においては、鉛直方向下方側(−Z側)から鉛直方向上方側(+Z側)に向かうに従って小さくなっている。
第1従動スプロケット63aは、図2及び図4に示すように、第1従動軸61aに設けられている。第2従動スプロケット63bは、第2従動軸61bに設けられている。第1従動軸61a及び第2従動軸61bは、支持部21の内側面21aから駆動装置本体10側(−Y側)に突出している。第1従動軸61aと第2従動軸61bとが設けられる高さ(Z軸方向位置)は、駆動軸60が設けられる高さよりも上方側(+Z側)で、かつ、同一に設定されている。第1従動軸61a及び第2従動軸61bは、門扉100の移動方向(X軸方向)において、駆動軸60を挟むように設けられている。
上述した駆動軸60と第1従動軸61a及び第2従動軸61bとの配置関係により、第1従動スプロケット63aと第2従動スプロケット63bとは、図3に示すように、駆動軸60を挟んで、それぞれ斜め上方に設けられている。すなわち、第1従動スプロケット63aと第2従動スプロケット63bとは、門扉100の移動方向(X軸方向)において、駆動スプロケット62を挟むように設けられている。第1従動スプロケット63aと第2従動スプロケット63bとが設けられる高さは同一である。
駆動スプロケット62、第1従動スプロケット63a及び第2従動スプロケット63bは、図2及び図4に示すように、各軸の軸方向(Y軸方向)の位置が略同一となるように設けられている。言い換えると、駆動スプロケット62、第1従動スプロケット63a及び第2従動スプロケット63bは、回転面が同一となるように設けられている。回転面は、支持部21の内側面21aと略平行である。
第1従動スプロケット63a及び第2従動スプロケット63bは、図2に示すように、それぞれチェーン50と噛み合わされる。すなわち、第1従動スプロケット63a及び第2従動スプロケット63bは、チェーン50を介して駆動スプロケット62と接続されている。これにより、第1従動スプロケット63a及び第2従動スプロケット63bは、駆動スプロケット62の回転に伴って、それぞれ第1従動軸61a及び第2従動軸61bの軸回り(Y軸回り)に回転する。
チェーン固定部材30は、門扉100に固定されている。チェーン固定部材30は、門扉100の移動方向(X軸方向)に延在する長板状の部材である。チェーン固定部材30は、図4に示すように、下端側(−Z側)が折り曲げられ、断面(YZ面)形状がL字形状である。
図3に示すように、チェーン固定部材30の長手方向(X軸方向)の両端部には、チェーン固定部31a,31bがそれぞれ固定されている。チェーン固定部31a,31bには、それぞれチェーン50の端部が接続されている。チェーン固定部31a,31bにおけるチェーン50の端部が固定される高さ(Z軸方向位置)は、第1従動スプロケット63a及び第2従動スプロケット63bの上端(+Z側端部)の高さと略同一である。
チェーン固定部31aは、図2に示すように、断面視(XY面視)形状がL字形状の部材である。チェーン50の端部は、ボルトを介してチェーン固定部31aと固定されている。ボルトのチェーン固定部31aに対する長手方向位置(X軸方向位置)を変化させることにより、チェーン50に加えられるテンションを調整できる。図示は省略するが、チェーン固定部31bは、チェーン固定部31aと同様である。
チェーン50は、図3に示すように、一方側(+X側)のチェーン固定部31aから、第1従動スプロケット63a、駆動スプロケット62及び第2従動スプロケット63bをこの順で介して、他方側(−X側)のチェーン固定部31bまで取り回されている。図2に示すように、第1従動スプロケット63a及び第2従動スプロケット63bは、チェーン50と鉛直方向上方側(+Z側)で噛み合わされ、駆動スプロケット62は、チェーン50と鉛直方向下方側(−Z側)で噛み合わされる。
上記のようにチェーン50が取り回されることで、チェーン50の駆動スプロケット62と噛み合う部分は、駆動スプロケット62に鉛直方向上向き(+Z向き)に押し付けられる。これにより、駆動スプロケット62とチェーン50との噛み外れを抑制でき、駆動スプロケット62の駆動力を効率的にチェーン50に伝達することができる。
チェーン50は、駆動スプロケット62と第1従動スプロケット63a及び第2従動スプロケット63bとが回転することによって、進退動する。チェーン50の進退方向は、レール110の延在方向(X軸方向)と同一となるように設定されている。
チェーンカバー部材40は、図1に示すように、チェーン50の進退方向(X軸方向)に沿って設けられた部材である。チェーンカバー部材40の長さ(X軸方向長さ)は、チェーン固定部材30の長さと略同一である。チェーンカバー部材40は、側板部41と、天板部42と、固定板部43とを備える。
固定板部43は、チェーン固定部材30の鉛直方向上方側(+Z側)の端縁部と固定される平板である。これにより、チェーンカバー部材40は、チェーン固定部材30と固定され、結果として、門扉100に対して固定される。
天板部42は、固定板部43の鉛直方向下方側(−Z側)の端部から駆動軸60の軸方向(Y軸方向)の駆動装置本体10側(−Y側)に延出された平板である。天板部42は、図4に示すように、第1従動スプロケット63a(図示は省略する)及び第2従動スプロケット63bよりも、駆動装置本体10側(−Y側)に突出している。
側板部41は、図1及び図4に示すように、天板部42の駆動装置本体10側(−Y側)の端部から鉛直方向下方側(−Z側)に延出された平板である。側板部41は、第1従動スプロケット63a(図示は省略する)及び第2従動スプロケット63bと駆動装置本体10との隙間90に設けられている。
チェーンカバー部材40は、側板部41が隙間90を通過しながら、チェーン50の進退動に伴って、チェーン50の進退方向(X軸方向)に移動する。
駆動装置本体10に設けられたモータ11の回転は、減速機12及び駆動軸60を介して、駆動スプロケット62に伝達される。駆動スプロケット62、第1従動スプロケット63a及び第2従動スプロケット63b(チェーン駆動部64)は、それぞれチェーン50と噛み合わされているため、駆動スプロケット62が回転することにより、駆動スプロケット62と第1従動スプロケット63a及び第2従動スプロケット63bとは、協同してチェーン50をレール110の延在方向(X軸方向)へ進退動させる。そして、チェーン50はチェーン固定部材30を介して門扉100に固定されているため、門扉100は、チェーン50の移動に伴って、レール110の延在方向(X軸方向)に沿って移動する。これにより、門扉駆動装置1によって門扉100を駆動させることができる。すなわち、門扉開閉システム2によって、門扉100を開閉できる。
本実施形態によれば、第1従動スプロケット63a及び第2従動スプロケット63bが支持部材20から突出する第1従動軸61a及び第2従動軸61bに設けられているため、チェーンカバー部材40によって門扉駆動装置1をカバーできる範囲を広くすることができる。以下、参考例と比較しつつ詳細に説明する。
まず、参考例の門扉駆動装置1Aについて説明する。
なお、以下の説明において、本実施形態の門扉駆動装置1と同様の構成については、適宜同様の符号を付して説明を省略することがある。
図5及び図6は、参考例の門扉駆動装置1A及び門扉駆動装置1Aを用いた門扉開閉システム2Aを示す図である。図5は、正面図である。図6は、図5のB−B断面図である。
門扉駆動装置1Aは、図5及び図6に示すように、駆動装置本体10と、チェーン固定部材30と、チェーンカバー部材40Aと、チェーン50と、駆動スプロケット62と、第1従動スプロケット63Aaと、第2従動スプロケット63Abと、基台70Aとを備える。門扉駆動装置1Aは、門扉100に取り付けられている。
第1従動スプロケット63Aa及び第2従動スプロケット63Abは、本実施形態の第1従動スプロケット63a及び第2従動スプロケット63bに対して、駆動装置本体10から門扉100側(+Y側)に突出する第1従動軸61Aa及び第2従動軸61Abに設けられている点において異なる。
チェーンカバー部材40Aは、本実施形態のチェーンカバー部材40に対して、側板部41Aの鉛直方向長さ(Z軸方向長さ)が小さい点において異なる。
参考例の門扉駆動装置1Aでは、第1従動軸61Aa及び第2従動軸61Abが駆動装置本体10の対向面13から門扉100側(+Y側)に突出している。言い換えると、第1従動軸61Aa及び第2従動軸61Abと駆動軸60とが、共に駆動装置本体10から門扉100側(+Y側)に向かって突出している。これにより、チェーンカバー部材40Aの側板部41Aが、第1従動軸61Aa及び第2従動軸61Abと干渉してしまうため、側板部41Aを、駆動装置本体10と第1従動スプロケット63Aa及び第2従動スプロケット63Abとの間に深く入りこませることができない。その結果、参考例の門扉駆動装置1Aにおいては、側板部41Aの鉛直方向長さ(Z軸方向長さ)を大きくすることができない。
したがって、参考例の門扉駆動装置1Aでは、チェーンカバー部材40Aの側板部41Aによってチェーン50をカバーできる範囲が狭い。これにより、図5に示すように、参考例の門扉駆動装置1Aでは、チェーン50が弛んでいるような場合、門扉駆動装置1Aを駆動装置本体10側(+Y側)から視たときに、部分的に側板部41Aからはみ出したチェーン50が視認され、門扉駆動装置の見栄えが悪くなってしまう。
これに対して、本実施形態によれば、第1従動軸61a及び第2従動軸61bが支持部材20における支持部21の内側面21aから駆動装置本体10側(−Y軸側)に突出している。言い換えると、第1従動軸61a及び第2従動軸61bは、駆動装置本体10からは突出せず、駆動装置本体10と対向する支持部21から、駆動軸60の突出している向き(+Y向き)と逆向き(−Y向き)に突出している。これにより、チェーンカバー部材40の側板部41が、駆動装置本体10と第1従動スプロケット63a及び第2従動スプロケット63bとの隙間90に位置するようにして、チェーンカバー部材40を設けることができる。その結果、側板部41の鉛直方向(Z軸方向)長さを大きく設定でき、チェーンカバー部材40の側板部41によって門扉駆動装置1をカバーできる範囲を広くできる。
そのため、図3に示すように、チェーン50が弛んでいるような場合であっても、チェーン50がチェーンカバー部材40の側板部41からはみ出すことを抑制できる。したがって、本実施形態によれば、門扉駆動装置1を駆動装置本体10側から視たときに、チェーン50が視認されることを抑制でき、門扉駆動装置の見栄えを向上することができる。
また、本実施形態によれば、チェーンカバー部材40の側板部41によって、チェーン50をカバーできる範囲を広くできるため、チェーン50が雨に曝されること等も抑制でき、門扉駆動装置1(主としてチェーン50)が劣化することを抑制できる。したがって、本実施形態によれば、門扉駆動装置の寿命を向上させることができる。
また、本実施形態によれば、チェーンカバー部材40は、天板部42を備えている。そのため、天板部42によってチェーン50の鉛直方向上方側(+Z側)をカバーすることができる。これにより、本実施形態によれば、チェーン50が雨に曝されること等をより抑制できる。
また、本実施形態によれば、チェーン駆動部64の門扉100側(+Y側)に支持部材20の支持部21が設けられているため、チェーン駆動部64をカバーできる範囲を広くできる。
また、本実施形態によれば、支持部材20は、チェーン駆動部64の周囲に設けられたスプロケットカバー部23a,23bを備えている。そのため、本実施形態によれば、チェーン駆動部64をカバーする範囲をより広くできる。
また、本実施形態によれば、スプロケットカバー部23a,23bは、支持部21と連結部22とに接続して設けられているため、支持部材20の強度を向上させることができる。
なお、本実施形態においては、下記の構成を採用してもよい。
門扉駆動装置1においては、支持部材20を駆動装置本体10と基台70とで挟んで駆動装置本体10に固定する構成としたが、これに限られない。本実施形態は、以下に説明する図7〜12に示すような構成であってもよい。
図7は、本実施形態の他の一例である門扉駆動装置1Bを示す断面図である。
門扉駆動装置1Bは、図7に示すように、門扉駆動装置1に対して、支持部材20Bが駆動装置本体10Bの外装ケースと一体に形成されている点において異なる。
支持部材20Bは、連結部22Bと支持部21Bとを備える。連結部22Bは、駆動装置本体10Bと一体的に接続されている。連結部22Bは、例えば、駆動装置本体10Bから門扉100に向かうに従って、鉛直方向長さ(Z軸方向長さ)が小さくなるように形成されている。支持部21Bは、連結部22Bの門扉100側(+Y側)の端部から鉛直方向上方側(+Z側)に向かって立ち上がって設けられている。
この構成によれば、駆動装置本体10Bの外装ケースと支持部材20Bとを一体として形成できるため、支持部材20Bを駆動装置本体10Bに取り付ける手間を省ける。これにより、支持部材20Bが適切な位置及び角度からずれた状態で駆動装置本体10Bに取り付けられることを抑制できる。その結果、第1従動スプロケット63a及び第2従動スプロケット63bが駆動装置本体10B(主として、駆動スプロケット62)に対して傾いて設置されることを抑制できる。
図8は、本実施形態の他の一例である門扉駆動装置1Cを示す断面図である。
門扉駆動装置1Cは、図8に示すように、門扉駆動装置1に対して、支持部材20Cが駆動装置本体10の外装ケースの対向面13に取り付けられている点において異なる。
支持部材20Cは、連結部22Cと支持部21Cとを備える。連結部22Cは、駆動装置本体10の対向面13に固定されている。固定方法は、特に限定されず、例えば、ボルトで締結する方法等を選択できる。支持部21Cは、連結部22Cの門扉100側(+Y側)の端部から鉛直方向上方側(+Z側)に向かって立ち上がって設けられている。
この構成によれば、支持部材20Cを駆動装置本体10に取り付けることや、支持部材20Cを駆動装置本体10から取り外すことが容易である。
図9及び図10は、本実施形態の他の一例である門扉駆動装置1Dを示す図である。図9は、断面図である。図10は、背面図(ZX面図)である。図10においては、適宜図示を省略している。
門扉駆動装置1Dは、図9に示すように、門扉駆動装置1に対して、支持部材20Dが駆動装置本体10の外装ケースの対向面13に取り付けられている点において異なる。
支持部材20Dは、図9及び図10に示すように、連結部22Da,22Dbと、支持部21Dと、折曲部24a,24bとを備える。連結部22Da,22Dbは、それぞれ鉛直方向(Z軸方向)に延在する平板である。連結部22Dbは、図9に示すように、スペーサ25a,25bを介して駆動装置本体10の対向面13に固定されている。また、連結部22Daは、連結部22Dbと同様にして、駆動装置本体10の対向面13に固定されている。
折曲部24bは、連結部22Dbの鉛直方向上方側(+Z側)の端部から門扉100側(+Y側)に延出している。図示は省略するが、折曲部24aは、折曲部24bと同様にして、連結部22Daの鉛直方向上方側(+Z側)の端部から門扉100側(+Y側)に延出している。
支持部21Dは、図9及び図10に示すように、折曲部24a,24bの門扉100側(+Y側)の端部から鉛直方向上方側(+Z側)に立ち上がる平板である。支持部21Dは、折曲部24aと折曲部24bとを接続している。
この構成によれば、折曲部24a,24bが設けられていることにより、第1従動スプロケット63a及び第2従動スプロケット63bと駆動装置本体10との隙間90を十分に確保することが容易である。これにより、チェーンカバー部材40の側板部41が、隙間90を通過する際に、側板部41が駆動装置本体10と擦れることを抑制できる。
また、折曲部24a,24bが設けられていることにより、連結部22Da,22Dbを、例えば、図9及び図10に示すようにしてボルトで固定するような場合、固定するボルトやナットが門扉100に接近し過ぎることを抑制できる。
また、図10に示すように、連結部22Daと連結部22Dbとは、それぞれ離間して設けられている。これにより、駆動スプロケット62と第1従動スプロケット63a及び第2従動スプロケット63bとの高さ方向(Z軸方向)における相対位置関係に関わらず、駆動スプロケット62が支持部材20Dと干渉することを抑制できる。
図11及び図12は、本実施形態の他の一例である門扉駆動装置1Eを示す斜視図である。図12においては、チェーンカバー部材40の図示を省略している。
門扉駆動装置1Dは、図11及び図12に示すように、門扉駆動装置1に対して、支持部材20Eが駆動装置本体10の外装ケースの側面14a,14bに取り付けられている点において異なる。
支持部材20Eは、図12に示すように、連結部22Ea,22Ebと、支持部21Eとを備える。連結部22Ea,22Ebは、それぞれ軸方向(Y軸方向)に延在する平板である。連結部22Eaは、駆動装置本体10の側面14aにボルトで締結されている(図示は省略する)。連結部22Ebは、駆動装置本体10の側面14bにボルトで締結されている(図示は省略する)。連結部22Ea,22Ebの下端(−Z側端部)は、基台70Eの上面と当接している。
支持部21Eは、連結部22Eaの門扉100側(+Y側)の端部と連結部22Ebの門扉100側(+Y側)の端部とを繋ぐようにして設けられている。
この構成によれば、チェーン駆動部64に対して門扉100の移動方向(X軸方向)の両側に、連結部22Ea,22Ebがそれぞれ設けられている。これにより、チェーン駆動部64をカバーする範囲を広くすることができる。
なお、この構成において、チェーン駆動部64の周囲のうち鉛直方向下方側(−Z側)に、スプロケットカバー部を設けてもよい。この場合には、チェーン駆動部64をカバーする範囲をより広くすることができる。
上記説明した本実施形態においては、1つの支持部材に2つの従動スプロケットが取り付けられる構成としたが、これに限られない。例えば、本実施形態においては支持部材を2つ用いて、それぞれに1つずつ従動スプロケットが設けられる構成としてもよい。
また、上記説明した本実施形態においては、従動スプロケットが駆動スプロケットよりも高い位置(+Z側の位置)に設けられる構成としたが、これに限られない。本実施形態においては、従動スプロケットが駆動スプロケットよりも低い位置(−Z側の位置)に設けられるような構成であってもよい。
また、上記説明した本実施形態においては、従動スプロケットが2つ設けられた構成としたが、これに限られない。本実施形態においては、従動スプロケットが1つ、または、3つ以上設けられる構成としてもよい。
また、本実施形態においては、1本レール型の門扉に本発明を適用した例について説明したが、これに限られない。本発明が適用される門扉は、2本レール型門扉、バランス型門扉、車輪固定式ノンレール型門扉等であってもよい。
1,1B,1C,1D,1E…門扉駆動装置、10,10B…駆動装置本体、21,21B,21C,21D,21E…支持部、22,22B,22C,22D,22Da,22Db,22E,22Ea,22Eb…連結部、23a,23b…スプロケットカバー部、40…チェーンカバー部材、50…チェーン、60…駆動軸、61a…第1従動軸(従動軸)、61b…第2従動軸(従動軸)、62…駆動スプロケット、63a…第1従動スプロケット(従動スプロケット)、63b…第2従動スプロケット(従動スプロケット)、90…隙間、100…門扉

Claims (3)

  1. 駆動装置本体と、
    前記駆動装置本体から突出する駆動軸に設けられ、門扉に接続されたチェーンと噛み合う駆動スプロケットと、
    前記駆動スプロケットに対して前記駆動軸の突出する向きに離間して設けられる支持部と、
    前記支持部から前記駆動装置本体側に突出する従動軸に設けられ、前記チェーンと噛み合う少なくとも1つ以上の従動スプロケットと、
    前記チェーンの進退方向に沿って設けられ、前記従動スプロケットと前記駆動装置本体との隙間を通過しながら前記チェーンの移動に伴って移動するチェーンカバー部材と、
    を備えることを特徴とする門扉駆動装置。
  2. 前記駆動装置本体と前記支持部とを連結する連結部を備える、請求項1に記載の門扉駆動装置。
  3. 前記駆動スプロケットと前記従動スプロケットとの周囲に設けられるスプロケットカバー部を備える、請求項1または2に記載の門扉駆動装置。
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