JP5980593B2 - フライカットによるフィルム状ワークの鏡面加工方法及び溝加工方法 - Google Patents
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Description
12 取り付け溝
13 ボルト
14 ボルト穴
15 テーパ穴
20 フライカット用バイト
21 単結晶ダイヤモンドバイト
22 金属シャンク
23 通し穴
26 角度調整機構
30 回転主軸
40 フィルム状ワーク
41 凹溝
43 鏡面
50 測定装置
51 台座
52 コラム
53 回転主軸
54 移動ステージ
55 撮像装置
56 同軸落射照明
57 テーパ部
58 突き当て棒
59 繰り出し機構
61 ワーク用テーブル
62 制御部
70 フィルム状ダミーワーク
71 凹溝
75 撮像装置
81 投光部
82 受光部
Claims (14)
- フライカット用バイトをフライカット用ジグに取り付けると共に、前記フライカット用バイトの取り付け位置の誤差量を、撮像装置を用いて測定する工程と、
前記フライカット用ジグを回転主軸に取り付ける工程と、
加工情報と前記取り付け位置の誤差量とに基づいて、前記回転主軸に対するフィルム状ワークの仮相対座標を決定し、加工装置の制御部に入力する工程と、
前記回転主軸を回転させると共に、前記仮相対座標に基づいてフィルム状ダミーワークを前記回転主軸に対して相対移動させることによって、当該フィルム状ダミーワークに溝を形成する工程と、
前記フィルム状ダミーワークに形成された前記溝の画像を取得する工程と、
前記画像に基づいて、加工結果の誤差量を解析する工程と、
前記加工装置の前記制御部が、前記加工結果の誤差量が小さくなるように前記仮相対座標を修正してフィルム状ワークの相対座標を決定する工程と、
前記フィルム状ダミーワークに代えて前記フィルム状ワークをワーク用テーブルに設置し、前記回転主軸を回転させると共に、前記相対座標に基づいてフィルム状ワークを前記回転主軸に対して相対移動させることによって、当該フライカット用バイトが当該フィルム状ワークの側端面に鏡面を形成するように、当該回転主軸に対する当該フィルム状ワークの相対位置が当該鏡面に平行に移動されていく工程と、
を備えたことを特徴とするフライカットによるフィルム状ワークの鏡面加工方法。 - 前記画像に基づいて、加工結果の誤差量を解析する工程において、
前記画像上の前記溝の幅と前記フライカット用バイトの刃先角度とに基づいて、加工結果の深さ方向の誤差量が解析されるようになっている
ことを特徴とする請求項1に記載のフライカットによるフィルム状ワークの鏡面加工方法。 - 前記フィルム状ワークは、金属箔または金属膜を有する
ことを特徴とする請求項1又は2のいずれかに記載のフライカットによるフィルム状ワークの鏡面加工方法。 - 前記フィルム状ワークは、樹脂を有する
ことを特徴とする請求項1又は2のいずれかに記載のフライカットによるフィルム状ワークの鏡面加工方法。 - 前記フライカット用バイトは、単結晶ダイヤモンドバイトを有する
ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載のフライカットによるフィルム状ワークの鏡面加工方法。 - 加工領域に空気を供給する工程
を更に備えたことを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載のフライカットによるフィルム状ワークの鏡面加工方法。 - 加工領域の空気を吸引する工程
を更に備えたことを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載のフライカットによるフィルム状ワークの鏡面加工方法。 - フライカット用バイトをフライカット用ジグに取り付けると共に、前記フライカット用バイトの取り付け位置の誤差量を、撮像装置を用いて測定する工程と、
前記フライカット用ジグを回転主軸に取り付ける工程と、
加工情報と前記取り付け位置の誤差量とに基づいて、前記回転主軸に対するフィルム状ワークの仮相対座標を決定し、加工装置の制御部に入力する工程と、
前記回転主軸を回転させると共に、前記仮相対座標に基づいてフィルム状ダミーワークを前記回転主軸に対して相対移動させることによって、当該フィルム状ダミーワークに溝を形成する工程と、
前記フィルム状ダミーワークに形成された前記溝の画像を取得する工程と、
前記画像に基づいて、加工結果の誤差量を解析する工程と、
前記加工装置の前記制御部が、前記加工結果の誤差量が小さくなるように前記仮相対座標を修正してフィルム状ワークの相対座標を決定する工程と、
前記フィルム状ダミーワークに代えて前記フィルム状ワークをワーク用テーブルに設置し、前記回転主軸を回転させると共に、前記相対座標に基づいてフィルム状ワークを前記回転主軸に対して相対移動させることによって、当該フライカット用バイトが当該フィルム状ワークに直線上の凹溝を形成するように、当該回転主軸に対する当該フィルム状ワークの相対位置が当該凹溝の延びる方向に移動されていく工程と、
を備えたことを特徴とするフライカットによるフィルム状ワークの溝加工方法。 - 前記画像に基づいて、加工結果の誤差量を解析する工程において、
前記画像上の前記溝の幅と前記フライカット用バイトの刃先角度とに基づいて、加工結果の深さ方向の誤差量が解析されるようになっている
ことを特徴とする請求項8に記載のフライカットによるフィルム状ワークの溝加工方法。 - 前記フィルム状ワークは、金属箔または金属膜を有する
ことを特徴とする請求項8又は9のいずれかに記載のフライカットによるフィルム状ワークの溝加工方法。 - 前記フィルム状ワークは、樹脂を有する
ことを特徴とする請求項8又は9のいずれかに記載のフライカットによるフィルム状ワークの溝加工方法。 - 前記フライカット用バイトは、単結晶ダイヤモンドバイトを有する
ことを特徴とする請求項8乃至11のいずれかに記載のフライカットによるフィルム状ワークの溝加工方法。 - 加工領域に空気を供給する工程
を更に備えたことを特徴とする請求項8乃至12のいずれかに記載のフライカットによるフィルム状ワークの溝加工方法。 - 加工領域の空気を吸引する工程
を更に備えたことを特徴とする請求項8乃至13のいずれかに記載のフライカットによるフィルム状ワークの溝加工方法。
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