JP2010012562A - マイクロマシンおよびマイクロフライスマシン - Google Patents

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【課題】非接触で原点復帰した状態のワークと刃物との間の距離を自動的に測定できる、小型で故障が少なく、安価なマイクロマシンおよびマイクロフライスマシンを得る。
【解決手段】ベース板5にサーボモータで移動できるように取付けられたワーク支持台25と、ワーク支持台を原点に復帰させる原点復帰手段34と、ベース板にサーボモータ13で移動できるように取付けられた刃物支持台9と、刃物支持台を原点に復帰させる刃物支持台の原点復帰手段18と、ワーク支持台の原点復帰手段でワーク支持台が原点に位置させ、ワーク支持台に支持されているワーク21の原点と刃物支持台に支持されている刃物8の先端部との間の水平方向の距離を測定するCCDカメラ36を用いた測定装置と、設定された指定寸法のワークとなるようにワーク支持台25および刃物支持台9を移動させるサーボモータの駆動を制御するコンピューターとで構成している。
【選択図】図5

Description

本発明はベース板のサイズがA4ぐらいの大きさのマイクロマシンおよびマイクロフライスマシンに関する。
従来、微小部品や精密旋削加工はZ軸やX軸等の制御をPCに接続されたPC画面上で行なう超小型精密CNC旋盤が使用されている。
しかしながら、このような超小型精密CNC旋盤は、ワークと刃物の先端部との工具長は顕微鏡による測定か基準点接触方式または基準点差入力等の方式で、
すべてリミットスイッチを用いた接触式で全自動化されていなかった。
このため、ワークに接触応力が加わり、ワークに傷を付けたり、変形、破損させる恐れがあるという欠点があるとともに、リミットスイッチを用いた接触式の原点復帰は耐久性や正確性に欠けるという欠点があった。

特になし
本発明は以上のような従来の欠点に鑑み、非接触で原点復帰した状態のワークと刃物との間の距離を自動的に測定できる、小型で故障が少なく、安価なマイクロマシンおよびマイクロフライスマシンを提供することを目的としている。
本発明の前記ならびにそのほかの目的と新規な特徴は次の説明を添付図面と照らし合わせて読むと、より完全に明らかになるであろう。
ただし、図面はもっぱら解説のためのものであって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
上記目的を達成するために、本発明はベース板と、このベース板にZ軸あるいはX軸方向にサーボモータで移動できるように取付けられたワークを支持するチャックが設けられたワーク支持台と、このワーク支持台を原点に復帰させる原点復帰センサーを用いたワーク支持台の原点復帰手段と、前記ベース板にX軸あるいはZ軸方向にサーボモータで移動できるように取付けられた刃物を支持する刃物支持台と、この刃物支持台を原点に復帰させる原点復帰センサーを用いた刃物支持台の原点復帰手段と、この刃物支持台の原点復帰手段で刃物支持台が原点に位置するとともに、前記ワーク支持台の原点復帰手段でワーク支持台が原点に位置させた所で、前記ワーク支持台のチャックに支持されているワークの原点と刃物支持台に支持されている刃物の先端部との間の水平方向の距離を測定する、前記ベース板にアームを介して設けられたCCDカメラを用いた測定装置と、この測定装置で測定された測定値により、あらかじめ設定された指定寸法のワークとなるように前記ワーク支持台および刃物支持台を移動させるサーボモータの駆動を制御する加工ソフトを備えたコンピューターとでマイクロマシンを構成している。
本発明はベース板と、このベース板にZ軸あるいはX軸方向にサーボモータで移動できるように取付けられたワークを支持するチャックが設けられたワーク支持台と、このワーク支持台を原点に復帰させる原点復帰センサーを用いたワーク支持台の原点復帰手段と、前記ベース板にX軸あるいはZ軸方向にサーボモータで移動できるように取付けられた支持台と、この支持台を原点に復帰させる原点復帰センサーを用いた支持台の原点復帰手段と、前記支持台にX軸方向にサーボモータで移動できるように取付けられた工具を支持する工具支持台と、この工具支持台を原点に復帰させる原点復帰センサーを用いた工具支持台の原点復帰手段と、この工具支持台の原点復帰手段、支持台の原点復帰手段およびワーク支持台の原点復帰手段で工具支持台、支持台およびワーク支持台を原点に位置させた所で、工具支持台に支持された工具の先端部と前記ワーク支持台のチャックに支持されたワークの原点との間の水平方向および垂直方向の距離を、前記ベース板にアームを介して設けられた水平および垂直用のCCDカメラを用いた測定装置と、この測定装置で測定された水平方向および垂直方向の測定値により、あらかじめ設定された指定寸法のワークとなるように前記工具支持台、支持台およびワーク支持台を移動させるサーボモータの駆動を制御する加工ソフトを備えたコンピューターとでマイクロフライスマシンを構成している。
以上の説明から明らかなように、本発明にあっては次に列挙する効果が得られる。
(1)CCDカメラでワークと刃物の先端部との間の距離を、ワークに接触応力を加えたり、ワークに傷や変形、破損させることなく、非接触で容易に測定することができる。
したがって、小さなマイクロマシンであっても、CCDカメラは小さく、容易に安価に設置することができる。
(2)前記(1)によって、CCDカメラによってワークと刃物の先端部との間の距離を測定するので、従来の目測や顕微鏡を用いるものに比べ、短時間に正確に測定でき、ワークを正確に加工することができる。
(3)前記(2)によって、不良品の発生が少なく、効率よくワークを加工できるとともに、ワークの加工コストの低減を図ることができる。
(4)前記(1)によって、ワーク支持台および刃物台を非接触で原点復帰させることができる。
したがって、耐久性に優れ、正確に原点復帰させることができる。
(5)請求項2は加工されたワークの寸法を測定することができる。
したがって、正確に加工されているかどうかを知ることができる。
(6)請求項3はより正確にワークを加工することができる。
(7)請求項4も前記(1)〜(4) と同様な効果が得られる。
以下、図面に示す本発明を実施するための最良の形態により、本発明を詳細に説明する。
図1ないし図5に示す本発明を実施するための最良の第1の形態において、1は本発明のマイクロマシンで、このマイクロマシン1は、例えばA4サイズの大きさのマイクロマシン本体2と、このマイクロマシン本体2に制御盤4を介して加工ソフトによって駆動させる駆動装置としてのノートPC等のデイスプレイを備えるコンピューター3とで構成されている。
前記マイクロマシン本体2は図2ないし図4に示すように、例えばA4サイズの大きさのベース板5と、このベース板5にZ軸方向に固定されたZ軸ガイドレール6、6と、このZ軸ガイドレール6、6に沿ってZ軸方向に往復移動するZ
軸テーブル7と、このZ軸テーブル7に固定されたバイトやドリル等の刃物8が取付けられる刃物支持台9と、前記Z軸テーブル7をZ軸方向に往復移動させる該Z軸テーブル7の底面に固定されたナット10と螺合される送りねじ11をカップリング12を介して正・逆回転させる、前記ベース板5に固定された前記ノートPC等のコンピューター3の加工ソフトで駆動されるZ軸サーボモータ13と、前記Z軸テーブル7が原点位置に位置するとセンサー信号を前記ノートPC等のコンピューター3に出力する、該Z軸テーブル7に固定された遮光板14および、前記ベース板5に該遮光板14に入り込むように固定された発光素子15と受光素子16とが備えられたZ軸原点復帰センサー17とからなるZ軸原点復帰手段18と、前記ベース板5にX軸方向に固定されたX軸ガイドレール19、19と、このX軸ガイドレール19、19に沿ってX軸方向に往復移動するX軸テーブル20と、このX軸テーブル20に固定されたワーク21を支持するチャック22を前記ノートPC等のコンピューター3の加工ソフトで駆動されるモータ23を備えるワーク駆動装置24を支持するワーク支持台25と、前記X軸テーブル20をX軸方向に往復移動させる、該X軸テーブル20の底面に固定されたナット26と螺合される送りねじ27をカップリング28を介して正・逆回転させる、前記ベース板5に固定された前記ノートPC等のコンピューター3の加工ソフトで駆動するY軸サーボモータ29と、前記X軸テーブル20が原点位置に位置するセンサー信号を前記ノートPC等のコンピューター3に出力する、該X軸テーブル20に固定された遮光板30および、前記ベース板5に該遮光板30が入り込むように固定された発光素子31と受光素子32とが備えられたX軸原点復帰センサー33とからなるX軸原点復帰手段34と、前記ベース板5にアーム35を介して固定された原点位置の前記刃物支持台9の刃物8の先端部と前記ワーク支持台25のワーク21との間の水平方向の距離およびワークの大きさを測定することができ、測定信号を前記ノートPC等のコンピューター3に出力することができるCCDカメラ36を用いた測定装置37と、この測定装置37で測定された測定値により、あらかじめ設定された指定寸法のワークとなるように、前記ワーク支持台25および刃物支持台9を移動させるサーボモータ13、29の駆動を制御する加工ソフト38とで構成されている。
なお、刃物支持台9の原点復帰手段18やワーク支持台25の原点復帰手段34の動作シーケンスの一例としては、現在の位置を読み込み、決められた距離範囲内でZ軸・X軸原点復帰センサー17、33から十分離れる位置に移動させる。
しかる後、Z軸・X軸原点復帰センサー17、33の設置された方向に向かって、ある程度の高速で移動させる。
Z軸・X軸原点復帰センサー17、33の信号が入った時点で減速停止し、その後、逆方向に十分な低速で移動させ、Z軸・X軸原点復帰センサー17、33の信号が消える位置まで移動させ、停止させることで刃物支持台9およびワーク支持台25の原点に位置させる。
なお、具備したZ軸・X軸原点復帰センサー17、33に一定の間隔ごとにスパイク状に得られる信号(C相信号など)
がある場合には、Z軸・X軸原点復帰センサー17、33の信号が消えてから、更に決められた回数だけ、その信号が出力される位置まで移動し、停止させて、刃物支持台9およびワーク支持台25を原点に位置させる。
上記構成のマイクロマシン1はノートPC等のコンピューター3の加工ソフト38によって、Z軸原点復帰手段18のZ軸サーボモータ13の駆動およびZ軸原点復帰センサー17で刃物支持台9を原点に位置させる。
また、X軸原点復帰手段34のX軸サーボモータ29の駆動およびX軸原点復帰センサー33でワーク支持台25を原点に位置させる。
次に刃物支持台9およびワーク支持台25が原点に位置すると、測定装置37のCCDカメラ36によって、ワーク支持台25に支持されているワーク21のサイズを測定するとともに、刃物支持台9に支持されている刃物8の先端部とワーク支持台25に支持されているワーク21との間の水平方向の距離を測定し、その測定値をノートPC等のコンピューター3の加工ソフト38に入力する。
この測定値がノートPC等のコンピューター3の加工ソフト38に入力されると、加工の原点位置を修正して加工ソフト38でワーク駆動装置24のモータ23、Z軸サーボモータ13およびX軸サーボモータ29を駆動させ、刃物8でワーク21を所定寸法に加工する。
なお、ノーズ半径がある刃物8を使用する場合、ノーズ円弧内での全角度方向におけるノーズ半径中心から刃物8の先端部までの距離データテーブルを用いた測定装置を用いてもよい。
また、温度により伸縮がある場合、伸縮量の補正値の入力がされる測定装置を用いてもよい。
加工後、CCDカメラ36によって加工原点から突出した加工後のワークの寸法を測定し、目標値と誤差がある場合、誤差量に応じた補正値が加工ソフト38に入力される補正回路あるいはソフトウエアによる補正処理を行う測定装置37を用いてもよい。
前記本発明を実施するための最良の第1の形態では、Z軸方向に移動する刃物支持台9、X軸方向に移動するワーク支持台25を設けたものについて説明したが、本発明はこれに限らず、Z軸方向にワーク支持台25を移動させ、X軸方向に刃物支持台9を移動させるようにしても、同様な作用効果が得られる。
[発明を実施するための異なる形態]
次に、図6ないし図11に示す本発明を実施するための異なる形態につき説明する。なお、これらの本発明を実施するための異なる形態の説明に当って、前記本発明を実施するための最良の第1の形態と同一構成部分には同一符号を付して重複する説明を省略する。
図6に示す本発明を実施するための第2の形態において、前記本発明を実施するための最良の第1の形態と主に異なる点は、加工ソフト38が備えられたデスクトップPC等のコンピューター3Aを直接マイクロマシン本体2Aに接続した点で、このように構成したマイクロマシン1Aにしても、前記本発明を実施するための最良の第1の形態と同様な作用効果が得られる。
図7ないし図11に示す本発明を実施するための第3の形態において、前記本発明を実施するための最良の第1の形態と主に異なる点は、Z軸テーブル7にX 軸方向に移動するワーク支持台25を取付けるとともに、該ワーク支持台25のチャック22に支持されたワーク21を加工できる部位のベース板5にX軸方向のX軸ガイドレール41、41が固定されたX軸テーブル42と、このX軸テーブル42のX軸ガイドレール41、41に沿ってX軸方向に往復移動する刃物8が取付けられた刃物支持台9と、この刃物支持台9をX軸方向に往復移動させ、該刃物支持台9の底面に固定されたナット43と螺合される送りねじ44をカップリング45を介して正・逆回転させる、前記X軸テーブル42に固定されたPC等のコンピューター3の加工ソフト38で駆動するX軸サーボモータ46と、前記刃物支持台9が原点に位置するとセンサー信号をPC等のコンピューター3に出力する刃物支持台9に固定された遮光板47および、前記X軸テーブル42に該遮光板47が入り込むように固定された発光素子48と受光素子49とが備えられたX軸原点復帰センサー50とからなるX軸原点復帰手段51と、ワーク支持台25、Z軸テーブル7および刃物支持台9がそれぞれ原点に位置した所で、刃物支持台9に支持された刃物8の先端部と前記ワーク支持台25に支持されたワーク21との原点間の垂直方向の距離を測定する、前記ベース板5にアーム52を介して設けられた垂直用のCCDカメラ53を用いた測定値がPC等のコンピューター3の加工ソフト38へ出力される垂直測定装置54および、刃物8の先端部とワーク21との原点間の水平方向の距離を測定する、前記ベース板5にアーム35を介して設けられた水平用のCCDカメラ36を用いた測定値がPC等のコンピューター3の加工ソフト38へ出力される水平測定装置37とを用いた点で、このように構成されたマイクロフライスマシン55にしても、前記本発明を実施するための最良の第1の形態と同様な作用効果が得られる。
本発明はマイクロマシンやマイクロフライスマシンを製造する産業で利用される。
本発明を実施するための最良の第1の形態の概略説明図。 本発明を実施するための最良の第1の形態のマイクロマシン本体の平面図。 本発明を実施するための最良の第1の形態のマイクロマシン本体の正面図。 本発明を実施するための最良の第1の形態のマイクロマシン本体の側面図。 本発明を実施するための最良の第1の形態の概略ブロック図。 本発明を実施するための第2の形態の概略説明図。 本発明を実施するための第3の形態の概略説明図。 本発明を実施するための第3の形態の平面図。 本発明を実施するための第3の形態の正面図。 本発明を実施するための第3の形態の側面図。 本発明を実施するための第3の形態の概略ブロック図。
符号の説明
1、1A:マイクロマシン、
2、2A:マイクロマシン本体、
3、3A:コンピューター、 4:モニター、
5:ベース板、 6:X軸ガイドレール、
7:Z軸テーブル、 8:刃物、
9:刃物支持台、 10:ナット、
11:送りねじ、 12:カップリング、
13:Z軸サーボモータ、 14:遮光板、
15:発光素子、 16:受光素子、
17:Z軸原点復帰センサー、 18:Z軸原点復帰手段、
19:X軸ガイドレール、 20:X軸テーブル、
21:ワーク、 22:チャック、
23:モータ、 24:ワーク駆動装置、
25:ワーク支持台、 26:ナット、
27:送りねじ、 28:カップリング、
29:X軸サーボモータ、 30:遮光板、
31:発光素子、 32:受光素子、
33:X軸原点復帰センサー、 34:X軸原点復帰手段、
35:アーム、 36:CCDカメラ、
37:測定装置、 38:加工ソフト、
41:X軸ガイドレール、 42:X軸テーブル、
43:ナット、 44:送りねじ、
45:カップリング、 46:X軸サーボモータ、
47:遮光板、 48:発光素子、
49:受光素子、 50:X軸原点復帰センサー、
51:X軸原点復帰手段、 52:アーム、
53:垂直用のCCDカメラ、 54:垂直測定装置、
55:マイクロフライスマシン。

Claims (4)

  1. ベース板と、このベース板にZ軸あるいはX軸方向にサーボモータで移動できるように取付けられたワークを支持するチャックが設けられたワーク支持台と、このワーク支持台を原点に復帰させる原点復帰センサーを用いたワーク支持台の原点復帰手段と、前記ベース板にX軸あるいはZ軸方向にサーボモータで移動できるように取付けられた刃物を支持する刃物支持台と、この刃物支持台を原点に復帰させる原点復帰センサーを用いた刃物支持台の原点復帰手段と、この刃物支持台の原点復帰手段で刃物支持台が原点に位置するとともに、前記ワーク支持台の原点復帰手段でワーク支持台が原点に位置させた所で、前記ワーク支持台のチャックに支持されているワークの原点と刃物支持台に支持されている刃物の先端部との間の水平方向の距離を測定する、前記ベース板にアームを介して設けられたCCDカメラを用いた測定装置と、この測定装置で測定された測定値により、あらかじめ設定された指定寸法のワークとなるように前記ワーク支持台および刃物支持台を移動させるサーボモータの駆動を制御する加工ソフトを備えたコンピューターとからなることを特徴とするマイクロマシン。
  2. 測定装置はワーク支持台の原点位置での加工前のワークの寸法を測定するとともに、加工後のワークの寸法も測定することができることを特徴とする請求項1記載のマイクロマシン。
  3. 駆動装置は加工後のワークの寸法を、CCDカメラを用いた測定装置で測定し、誤差がある場合、誤差量に応じた補正値が入力されてワーク支持台および刃物支持台を移動させる補正回路あるいはソフトウエアによる補正処理が設けられていることを特徴とする請求項1記載のマイクロマシン。
  4. ベース板と、このベース板にZ軸あるいはX軸方向にサーボモータで移動できるように取付けられたワークを支持するチャックが設けられたワーク支持台と、このワーク支持台を原点に復帰させる原点復帰センサーを用いたワーク支持台の原点復帰手段と、前記ベース板にX軸あるいはZ軸方向にサーボモータで移動できるように取付けられた支持台と、この支持台を原点に復帰させる原点復帰センサーを用いた支持台の原点復帰手段と、前記支持台にX軸方向にサーボモータで移動できるように取付けられた工具を支持する工具支持台と、この工具支持台を原点に復帰させる原点復帰センサーを用いた工具支持台の原点復帰手段と、この工具支持台の原点復帰手段、支持台の原点復帰手段およびワーク支持台の原点復帰手段で工具支持台、支持台およびワーク支持台を原点に位置させた所で、工具支持台に支持された工具の先端部と前記ワーク支持台のチャックに支持されたワークの原点との間の水平方向および垂直方向の距離を、前記ベース板にアームを介して設けられた水平および垂直用のCCDカメラを用いた測定装置と、この測定装置で測定された水平方向および垂直方向の測定値により、あらかじめ設定された指定寸法のワークとなるように前記工具支持台、支持台およびワーク支持台を移動させるサーボモータの駆動を制御する加工ソフトを備えたコンピューターとからなることを特徴とするマイクロフライスマシン。
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