JP5979895B2 - 文書管理システム、コンピュータプログラム、文書管理方法 - Google Patents

文書管理システム、コンピュータプログラム、文書管理方法 Download PDF

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    • G06F16/93Document management systems

Description

本発明は、文書管理サーバでインデックス情報を使用した文書検索を行う文書管理システムに関する。
文書にインデックス情報を関連付けることにより文書管理を行う文書管理システムでは、ユーザにより指定されたキーワードに合致するインデックス情報を有する文書を検索するインデックス検索が一般的に用いられている。
インデックス情報は、複数種類のインデックス定義(インデックスの種類または項目名または属性名とも言う)と、各文書に対して付与される各インデックス定義の値(インデックス値、属性値)とで構成される。インデックス定義(種類、項目名、属性名)は、文書管理システム全体(全てのデータベース)で全く同じ定義を使うよりも、文書管理単位それぞれ(例えばデータベース毎や管理階層毎)で必要となるインデックスの種類を定義する方が一般的である。ただし、様々な階層で自由にインデックスを定義すると管理が複雑になりすぎるため、インデックスを定義可能な階層を設けて、その階層における管理単位ごとにインデックスを定義可能にしているシステムもある。このような文書管理システムでインデックス検索を行う場合、検索対象にする管理単位を指定し、検索条件(インデックス定義と検索キーワード)をユーザに指定させ、当該指定された検索条件に基づいて検索を実行することが考えられる。
また、特許文献1では、文書ファイルを検索する検索対象範囲の指定を受け付けると(S401)、当該指定された検索対象範囲内に存在する文書ファイルのファイル名・位置情報・複数の属性名と属性値を取得して記憶する(S402〜S403)。そして、検索語(検索キーワード)の入力を受け付けると(S404)、記憶している属性値の中からその検索語に対応する複数の属性値を抽出する(S405)。そして、当該抽出した複数の属性値に対応する複数の属性名を取得し(S406)、当該取得した属性名を一覧表示し(S407)、当該一覧表示の中からユーザ所望の属性名が選択されると(S408)、当該選択された属性名と検索語を有する文書ファイルを抽出する(S409)。
特開2010−097296号公報
特許文献1のS402〜S403では、検索対象範囲内に存在する全ての文書ファイルに関して、ファイル名・位置情報・複数の属性名と属性値を取得する必要があるので、検索対象範囲を広範囲にすると、その情報を取得する処理に時間がかかってしまう。
また、文書管理単位それぞれでインデックスの種類を定義可能なシステムにおいて、複数の文書管理単位を検索対象範囲とした場合、インデックス定義に関する情報(インデックスの種類の情報)を取得する処理だけでも、かなり時間がかかってしまう。例えば、10種類のインデックスが定義された管理単位が10階層あった場合に、各階層(各管理単位)からインデックス定義の情報を取得するのに0.5秒かかるとすると、10階層からインデックス定義情報を取得すると5秒かかってしまう。
したがって、インデックス定義に関する情報を取得した後に、所望のインデックス定義と検索キーワードとをユーザに入力させるようなシステムでは、システムが全てのインデックス定義に関する情報を取得するまでユーザをかなり待たせることになってしまう。
上記課題を解決するために、本発明の文書管理システムは、複数の文書を管理する単位である管理単位それぞれで、インデックスの種類を定義する文書管理システムであって、1乃至複数の管理単位を検索範囲として選択する検索範囲選択手段と、インデックスの種類の取得先となる1乃至複数の管理単位をインデックス取得範囲として選択するインデックス取得範囲選択手段と、前記インデックス取得範囲選択手段で選択された前記インデックス取得範囲の管理単位に対して定義されているインデックスの種類を含む一覧を表示し、当該一覧からユーザにより選択されたインデックスの種類を用いて検索条件を設定する検索条件設定手段と、前記検索範囲選択手段で選択された前記検索範囲に属する管理単位で管理されている複数の文書の中から、前記検索条件設定手段で設定された検索条件に合致する文書を検索する検索手段と、を有することを特徴とする。
本発明によって、検索範囲と、インデックスの種類の取得先となるインデックス取得範囲とを個別に選択することができるので、検索範囲の広さの影響を受けずに、インデックスの種類を取得できる。
システム構成図 文書管理サーバ及びクライアントのハードウェア構成図 文書管理サーバのソフトウェア構成図 ツリー情報301のデータ構造図 インデックス定義情報302のデータ構造図 文書情報303(ファイル情報とインデックス値情報)のデータ構造図 クライアントのソフトウェア構成図 検索処理画面 検索範囲設定画面 インデックス定義絞込範囲設定画面 実施例1の検索処理のシーケンス図 実施例1の検索範囲設定処理の流れを示すフローチャート 実施例1のインデックス取得範囲絞込設定処理の流れを示すフローチャート 実施例1の検索処理の流れを示すフローチャート 実施例2の検索処理のメインシーケンス図 実施例2の検索処理の流れを示すフローチャート 実施例3の検索処理の流れを示すフローチャート
図1は、本発明の実施形態に係る文書管理システムの構成図である。該システムは、文書管理サーバ101とクライアント102とがLAN103等のネットワークを介して接続されている。
文書管理サーバ101は、文書や画像ファイルなどのコンテンツを管理する文書管理機能と、管理された文書の検索機能、およびアプリケーションサーバ機能とを提供するサーバである。クライアント102は、文書管理アプリケーションを介して文書管理サーバ101に接続し、コンテンツを操作する機能を提供する。
文書管理サーバ101とクライアント102は、一般的な情報処理装置(PC)のハードウェアで構成することができる。図2は、本実施形態に係る文書管理システムを構成する各PCのハードウェア構成図を示している。図2において、CPU201は、ROM203内のプログラム用ROMに記憶されたプログラムや、ハードディスク210からRAM202にロードされたOS(オペレーションシステム)やアプリケーション等のプログラムを実行する。すなわち、コンピュータ(CPU)が、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体に格納されたコンピュータプログラムを実行することにより、後述する各フローチャートの処理を実行する各処理部として機能する。RAM202は、CPU201のメインメモリであり、ワークエリア等として機能する。キーボードコントローラ204は、キーボード208や図示しないポインティングデバイス(マウス、タッチパッド、タッチパネル、トラックボールなど)からの操作入力を制御する。ディスプレイコントローラ205は、ディスプレイ209の表示を制御する。ディスクコントローラ206は、各種データを記憶するハードディスク(HD)やフレキシブルディスク(FD)等の外部メモリ210へのデータアクセスを制御する。ネットワークコントローラ(NC)207はネットワークに接続されて、ネットワークに接続された他の機器との通信制御処理を実行する。
(実施例1)
以下、本発明の実施例1に係るシステムの構成および処理の流れについて説明する。
<文書管理サーバの構成>
図3は、本発明の実施例1の文書管理システムにおいて、文書管理サーバ101が提供する各処理部の構成例を示している。文書管理サーバ101のCPU201は、プログラムを実行することにより各処理部304〜310として機能する。
なお、コンテンツやインデックスなどに関する情報301〜303は外部メモリ210に保持され、必要なときに文書管理サーバ101のRAM201にロードして処理に使用される。これらの情報301〜303については、DBやファイルなどで管理されていても良く、特に形態は問わない。
ツリー情報301は、文書管理サーバ101の論理的な階層情報を表わしており、ツリー情報管理部304を介して各処理部に提供される。このツリー情報301は、図4(a)の411〜414で表す項目で構成される。階層ID411は、文書管理サーバ101の各階層を一意に識別するためのID情報(階層の識別子情報)である。階層名称412は、ツリー情報301を画面に表示する際に使用する、各階層の名称を示す情報である。上位ID413は、各階層ID411の上位階層のIDを示しており、階層構造の親子関係を定義する情報である。ただし、最上位の階層415は、それ以上の上位階層が存在しないため、上位ID413の情報を持たない。
タイプ414は、各階層の種別を表わす。図4(a)の例では、文書管理の単位となる「ライブラリ」と、使用用途などに応じてライブラリを分類するために用いる「サイト」とがある。サイトは、複数階層を構成することが可能となっており、階層構造を用いてライブラリを細かく分類することができる。文書管理の単位となる各ライブラリには、インデックスの種類(名称)を定義することができるとともに、文書ファイルを格納できる。更に各ライブラリには、各ユーザにアクセス権を付与することができ、ユーザは各ライブラリに対して付与されているアクセス権に応じた文書操作ができるようになっている。図4(a)のツリー情報301を階層として表示すると、図4(b)の401のような形式となる。
なお、本実施例ではライブラリの直下に文書を格納するものとしているが、ライブラリの直下にフォルダを保存し、更に該フォルダの中に文書を格納することにより、該フォルダを用いて文書を分類して格納するようにしてもよい。
インデックス定義情報302は、タイプ414が「ライブラリ」である階層に対して定義されるインデックスの種類(インデックスの名称とタイプ)を示す情報であり、インデックス定義情報管理部305を介して各処理部に提供される。このインデックス定義情報302は、図5(c)の421〜424で表す項目で構成される。
インデックス定義ID421は、ライブラリに対して定義したインデックス定義情報を一意に識別するためのID情報(インデックス識別子情報)である。インデックス定義名称422は、インデックスの名称(項目名)を示しており、検索やインデックスの閲覧等を行う際に画面上に表示される。タイプ423は、各インデックス定義が表すデータ種別を表わしたものであり、本実施例では「テキスト」および「日時」のデータ種別があるものとする。ただし、これ以外の種別を設けることを制限するものではない。
ライブラリID424は、各インデックス定義情報が関連付けられているライブラリを特定するための階層IDであり、図4(a)の階層ID411のうちタイプ414がライブラリである階層IDのいずれかが指定されている。なお、本実施例では、ライブラリ毎にインデックスが定義されるので、インデックス定義名称422が同じであったとしても、関連付けられるライブラリ毎に別の定義情報として登録される。
文書情報303は、文書管理サーバ101の各ライブラリ内に格納する各文書(ファイル)を特定する「ファイル情報」と、各文書に付与されるインデックス値を特定する「インデックス値情報」とを連携させたものである。文書情報303は、文書情報管理部306を介して各処理部に提供される。
ファイル情報は、図6(d)の431〜434で表す項目で構成される。文書ID431は、文書管理サーバの各ライブラリに格納される各文書(各ファイル)を一意に識別するためのID情報(ファイル識別子情報)である。文書名称432は、文書ID431の文書(ファイル)の名称を示す情報である。ファイル433は、文書ID431が示すファイルの実体が保存されている。なお、ファイル433は、実体そのもののデータではなく、実体が存在する物理的な位置を示すパス情報であっても構わない。ライブラリID434は、文書ID431が示す文書(ファイル)が格納されるライブラリの階層ID情報である。すなわち、各文書は、図4(a)の論理的な階層構造におけるいずれかのライブラリに属することになる。
インデックス値情報は、図6(e)の441〜443で表す項目で構成される。文書ID441は、各インデックス値が対応づけられている文書を識別するためのID情報であり、図6(d)の文書ID431のうちのいずれかが指定されている。インデックス定義ID442は、各インデックス値がどのインデックス定義(インデックスの種類(項目名))に対する値であるかを特定するために、図5のインデックス定義ID421のうちのいずれかが指定されている。インデックス値443は、各文書に関連付けられたインデックス値を表わす情報である。このインデックス値443は、タイプ423で定義された各インデックス定義の種類に応じて予め決められた書式(日付等)で記載されるものとしてもよい。
ツリー処理制御部307は、クライアントからの処理要求に対して、ツリー情報301を使用した情報の提供する機能を持つ。本実施例では、指定されたツリー階層情報の提供や、指定された階層よりも下位の階層に関する一覧情報の提供などを行う。
インデックス処理制御部308は、クライアントからの処理要求に対してインデックス定義情報や文書に付与されたインデックス値情報を提供したり、検索処理部309で検索を行う際に情報提供したりする。例えば、指定されたライブラリのインデックス定義情報を抽出して提供したりする。
検索処理部309は、クライアントからの検索処理要求に対して、検索処理結果の文書情報を提供する機能を持つ。本実施例では、ツリー処理制御部307やインデックス処理制御部308、文書情報管理部306を使用して検索結果文書一覧の提供などを行う。
ネットワーク通信部310は、文書管理サーバ101のNC207であり、ネットワーク103と接続される。クライアント102からの処理要求は、ネットワークを経て、このネットワーク通信部310で受信した後、前述の各処理部に渡される。
<クライアントの構成>
図7は、実施例1の文書管理システムにおける、クライアント102の各処理部の構成例を示している。クライアント102のCPU201がプログラムを実行することにより、クライアント102は各処理部502、504〜509として機能する。
なお、検索範囲やインデックス定義範囲に関する情報501、503は、外部メモリ210に保持され、必要なときにクライアント102のRAM201にロードして処理に使用される。これらの情報については、DBやファイルなどで管理されていても良く、特に形態は問わない。
検索範囲情報501は、クライアント102におけるユーザの操作により、検索範囲として設定されたライブラリやサイトの情報を保存するための情報領域である。この検索範囲情報501は、図4(a)のツリー情報301の各階層の情報のうち、ユーザにより選択された階層の情報を格納する。この検索範囲情報501は、検索範囲情報管理部502を介して各処理部に提供される。
インデックス定義範囲情報503は、検索条件を指定する際に使用するインデックス定義(インデックスの種類(項目名))の情報を取得する対象として、クライアント102におけるユーザの操作により設定された階層(ライブラリ)を特定するための情報を保存する情報領域である。このインデックス定義範囲情報503は、図4(a)のツリー情報301の各階層の情報のうち、ユーザにより選択された階層の情報を格納する。このインデックス定義範囲情報503は、インデックス定義範囲情報管理部504を介して各処理部に提供される。
検索処理制御部505は、検索処理を行う際のクライアント102のメイン画面の制御、及びそのための内部処理を提供する機能を持つ。この検索処理を行う際の検索処理画面601は、図8のように、602〜611の部品で構成される。検索処理画面601は、まず、検索条件設定エリア602と、検索結果表示エリア611とに大きく分かれている。
検索条件設定エリア602は、検索範囲603、検索範囲選択ボタン604、インデックス定義絞込範囲選択ボタン605、条件式設定エリア606、検索実行ボタン610とで構成される。検索範囲603は、ユーザにより指定された検索範囲を表示する欄であり、検索実行ボタン610が押下されると、その時点で表示されている階層以下が検索対象範囲として確定される。検索範囲選択ボタン604がユーザにより押下されると、後述の図9の検索範囲設定画面701が表示される。
また、インデックス定義絞込範囲選択ボタン605がユーザにより押下されると、後述の図10のインデックス定義絞込範囲設定画面801が表示される。条件式設定エリア606は、インデックス定義絞込範囲設定画面で指定された階層以下のライブラリに対して設定されているインデックス定義(インデックスの種類)を用いて、検索の条件を設定するエリアである。
この条件式設定エリア606は、インデックス定義リスト607、条件値608、条件演算子609とで構成される。インデックス定義リスト607は、インデックス定義絞込範囲設定画面で指定された範囲(インデックス取得範囲)のライブラリに対して設定されているインデックス定義(インデックスの種類)を一覧表示するためのプルダウンリストであり、検索条件に指定する所望のインデックス定義をユーザに選択させるために使用する。
条件値608は、検索条件となるインデックス値をユーザに入力させるための入力エリアであり、ユーザは任意の文字列を指定することができる。本実施例において、この条件値608は単純な入力エリアとして定義するが、これに限るものではなく、インデックス定義リスト607で指定したインデックス定義のタイプに応じて入力フォーマットや入力形態を変化させるように構成してもよい。
条件演算子609は、インデックス定義リスト607で選択したインデックス定義と、条件値608で入力した条件値とを結び付けるための演算子である。例えば、条件演算子609は、「等しい(Equal)」、「等しくない(NotEqual)」、「古い(Older)」、「新しい(Newer)」などの選択肢を持つ。なお、条件演算子609に表示される選択肢はこれに限るものではなく、インデックス定義のタイプ毎にその表現や内容を変化させるようにしてもよい。
このように、条件式設定エリア606(インデックス定義リスト607、条件値608、条件演算子609のそれぞれ)で指定された条件にしたがって検索条件が設定されることになる。
検索実行ボタン610が押下されると、前述の検索範囲603および条件式設定エリア606で指定した範囲/条件に合致する文書の検索処理を行い、検索結果を検索結果表示エリア611に表示する。
検索結果表示エリア611は、検索条件に合致した文書情報を一覧表示するエリアであり、複数の文書を表示できるようにリスト形式で表示する。なお、本実施例では、検索結果に合致した文書名のみを表示するものとするが、これに限るものではなく、各文書に関連付けられているインデックス値やその他の情報を合わせてリスト内に表示するようにしても構わない。
検索範囲処理制御部506は、検索範囲を指定する際のクライアント102の画面の制御、及びそのための内部処理を提供する機能を持つ。この検索範囲を指定する際に表示される検索範囲指定画面701は、図9のように、702〜706の部品で構成される。検索範囲指定画面701は、ツリー操作エリア702と検索範囲確定ボタン706とで構成され、ツリー操作エリア702に表示されるデータは、文書管理サーバ101のツリー情報301から提供される。
ツリー操作エリア702は、ツリー情報301の各階層(サイトおよびライブラリ)を論理的な階層構造として表示するエリアである。ツリー操作エリア702に表示される各階層には、下位階層展開ボタン703、検索範囲選択チェックボックス704、階層名称705が表示されている。
下位階層展開ボタン703は、ユーザにより押下される毎に、当該押下された階層の下位階層の展開表示/非表示が切り替えられるボタンである。ボタンの表示は、展開表示中が「−」(マイナス)、展開非表示中が「+」(プラス)であり、ボタン押下ごとに切り替わる。
検索範囲選択チェックボックス704は、ユーザにより押下される毎に、当該押下された階層を検索範囲に含める/含めないが切り替えられるチェックボックスである。チェックボックスにチェックが入れられている状態が検索範囲として選択されている状態を表わす。なお、下位階層を有する階層に対してチェックを入れた場合には、当該チェックされた階層の下位階層全てがチェック状態となる。また、チェックを外した場合には、当該チェックが外された階層の下位階層全てのチェックが外れた状態となる。
階層名称705には各階層の階層名称412の情報が表示され、ユーザが各階層を識別できるようになっている。
検索範囲確定ボタン706が押下されると、検索範囲選択チェックボックス704がチェックされている階層が検索範囲として確定される。検索範囲として確定された階層の情報は、図8の検索処理画面601内の検索範囲603に表示される。
インデックス定義絞込処理制御部507は、図8のインデックス定義リスト607に表示するインデックス定義(インデックスの種類)の取得先を指定する際のクライアント102の画面の制御、及びそのための内部処理を提供する機能を持つ。このインデックス定義の取得先となるサイトやライブラリを絞込む際に表示されるインデックス定義絞込範囲設定画面801は、図10のように、802〜807の部品で構成される。インデックス定義絞込範囲設定画面801は、ツリー操作エリア802と、選択範囲(ツリー操作エリア802で選択中のサイトやライブラリ)に対して定義されているインデックス定義の一覧806、インデックス定義絞込範囲確定ボタン807とで構成される。ツリー操作エリア802およびインデックス定義一覧806に表示されるデータは、文書管理サーバ101のツリー情報301およびインデックス定義情報302に基づいて提供される。
ツリー操作エリア802に表示される各階層には、下位階層展開ボタン803、インデックス定義絞込範囲選択チェックボックス804、階層名称805が表示される。下位階層展開ボタン803および階層名称805は、図9で説明した下位階層展開ボタン703および階層名称705と同様の機能を有する。インデックス定義絞込範囲選択チェックボックス804は、検索範囲選択チェックボックス704と画面上の表示や動作は同様であるが、更に、所望のチェックボックス804が操作された際(すなわち所望の階層が選択または選択解除された際)に、インデックス定義一覧806の表示を更新するという機能が加えられている。インデックス定義絞込範囲選択チェックボックス804にチェックを入れると、その階層以下のライブラリに対して定義されているインデックス定義情報(インデックスの種類(項目名)の情報)を取得して、インデックス定義一覧806に表示する。また、逆にこのインデックス定義絞込範囲選択チェックボックス804からチェックを外すと、その階層以下のライブラリに対して定義されているインデックス定義情報をインデックス定義一覧806から削除する。
インデックス定義一覧806は、ツリー操作エリア802で選択中の範囲(選択中のライブラリ)に対して定義されているインデックス定義の名称422を一覧表示するエリアである。なお、選択中の範囲(定義絞込範囲として選択中のライブラリ)に対して同名のインデックス定義名称が複数定義されている場合には、当該同名のインデックス定義名称を重複して表示しないように制御する。したがって、ツリー操作エリア802でチェックボックスの1つを選択解除した場合でも、他の選択範囲に同名のインデックス定義が存在している場合には、インデックス定義一覧806から当該インデックス定義を削除しない。
インデックス定義絞込範囲確定ボタン807がユーザにより押下されると、インデックス定義絞込範囲選択チェックボックス804でチェックされている階層が、インデックス定義の取得対象となる階層として確定される。確定された階層(選択範囲)に対して定義されているインデックス定義は、前述の検索処理画面601のインデックス定義リスト607に設定する。
なお、インデックス定義リスト607で所望のインデックス定義が一旦選択された後にインデックス定義絞込範囲の変更が為された場合、当該一旦選択されていたインデックス定義がインデックス定義リスト607から削除されたとしても、インデックス定義リスト607で再度インデックス定義の変更指示が為されるまでの間は、前記一旦選択されていたインデックス定義を選択したままとする。
画面表示部508は、クライアントの画面全体を制御する機能を持っており、他の各制御部で行った処理内容の画面への反映、および画面上で為されたユーザの操作内容を通知することを行う。ネットワーク通信部509は、クライアント102のNC207であり、ネットワーク103と接続される。なお、各処理部は、ネットワーク通信部509を介して文書管理サーバ101へ処理要求を行い、処理結果を文書管理サーバから受信する。
<処理の説明>
図11は、クライアント102のディスプレイ209に表示された検索処理画面601を用いて検索処理を行う場合の、クライアント側の処理手順を示したものである。本処理手順の開始時点では、図8の検索処理画面601が表示されている状態とする。
ステップS901において、検索範囲選択ボタン604が押下されるのに応じて表示される図9の検索範囲指定画面701を用いて、検索対象にするライブラリ(またはサイト)の範囲を設定する。ステップS901の詳細フローについては、図12を用いて後述する。なお、検索処理画面起動時の初期状態として、予め決められた範囲(例えば全てのライブラリ)が検索対象範囲として選択されるようにシステムを設定することも可能であり、その場合には本ステップは省略可能である。
ステップS902において、インデックス定義絞込ボタン605が押下されるのに応じて表示される図10のインデックス定義絞込範囲設定画面801を使用して、インデックス定義リスト607に一覧表示するインデックス定義の取得対象とするライブラリ範囲の指定を行わせる。ステップS902の詳細フローについては、図13を用いて後述する。
ステップS903において、図8の条件式設定エリア606を介して、検索条件の指定をユーザに行わせる。ステップS903は、クライアント102の画面上において、上述したようにインデックス定義リスト607、条件値608、条件演算子609のそれぞれについてユーザに設定させる。
ステップS901〜S903の処理により検索条件が確定されると、ステップS904において、文書検索処理を実行する。文書検索処理の詳細フローについては、図14を用いて後述する。検索処理を行った結果、検索条件に合致した文書を、図8の検索結果表示エリア611に表示する。
ステップS905において、検索結果表示エリア611に表示された文書の中からユーザにより選択された少なくともいずれかの文書に対して、ユーザにより指定された任意の処理(例えばダウンロード、削除、インデックス変更など)を実行する。
また、S901〜S903の処理手順は、一回の検索処理を示したものであり、検索条件を変更して再検索を行いたい場合は、それぞれ必要なステップのみで条件を再設定して再検索できるようにしてもよい。
<検索範囲設定処理>
ステップS901の検索範囲設定処理の詳細について、図12を用いて説明する。図12は、検索範囲選択ボタン604がユーザにより押下されるのに応答して実行される処理フローを表わしたものである。以下で特に記載のない場合には、クライアント102の検索範囲処理制御部506が実行する処理とする。
ステップS1001において、検索範囲選択ボタン604が押下されるのに応じて、検索範囲設定画面701を表示する。初期表示状態では、「すべて」が最上位に表示されているのみとなる。
ステップS1002では、検索範囲設定画面701において、ユーザからどのような指示操作が為されたか判断する。下位階層展開ボタン703が押下されたと判断した場合には、階層の開閉操作に必要な階層情報を文書管理サーバ101から取得するために、当該展開指示が為された階層ID411を特定して、ステップS1003に進む。また、検索範囲選択チェックボックス704が押下されたと判断した場合には、ステップS1005に進む。また、検索範囲確定ボタン706が押下されたと判断した場合には、RAM202に追加した情報を削除し、設定画面を閉じて本処理を終了する。
ステップS1003における処理は、文書管理サーバ101のツリー処理制御部307により実行される。ツリー処理制御部307は、ツリー情報管理部304経由でクライアント102から指定された階層ID411に合致する上位ID413を有する階層情報を、ツリー情報301の中から取得し、クライアント102に送信する。すなわち、クライアントから指定された階層IDの下位階層の情報を取得して送信する。
ステップS1004では、文書管理サーバ101から送信されたツリー情報301の階層情報を、ツリー操作エリア702に表示する。具体的には、ステップS1002で押下された下位階層展開ボタン703の行の下に、一階層分右にインデントした形で下位階層の階層情報を挿入する。本処理が終了したら、ステップS1002に戻る。
ステップS1005において、ステップS1002で押下されたと判断された検索範囲選択チェックボックス704の対象の階層情報と、クリック後の状態(ON/OFFのいずれであるか)を取得し、RAM202に記憶する。
ステップS1006において、ステップS1005でRAM202に記憶した情報を元に以下の処理を行う。クリック後の状態が「ON(すなわち、当該階層を検索範囲に含める状態)」である場合には、検索範囲情報設定管理部502を使用して、その階層情報を検索範囲情報501に保存する。一方、クリック後の状態が「OFF(すなわち、当該階層を検索範囲に含めない状態)」である場合には、検索範囲情報設定管理部502を使用して、その階層情報を検索範囲情報501から削除する。
ステップS1007において、画面上の検索範囲選択チェックボックス704の選択状態を、ONの場合は「チェック状態」の表示に更新し、OFFの場合は「非チェック状態」の表示に更新する。S1007の処理が終了したら、ステップS1002に戻る。
<インデックス定義絞込処理>
ステップS902のインデックス定義絞込処理の詳細について、図13を用いて説明する。図13は、検索処理画面601のインデックス定義絞込範囲選択ボタン605がユーザにより押下されるのに応答して実行される処理フローを表わしたものである。以下のステップで特に記載のない場合には、クライアント102のインデックス定義絞込処理制御部507が実行する処理とする。
ステップS1101において、インデックス定義絞込範囲選択ボタン605が押下されるのに応じて、インデックス定義絞込範囲設定画面801を表示する。初期表示状態では、「すべて」が最上位に表示されているのみとなる。
ステップS1102では、インデックス定義絞込範囲設定画面801において、ユーザからどのような指示操作が為されたか判断する。下位階層展開ボタン803が押下されたと判断した場合には、階層の開閉操作に必要な階層情報を文書管理サーバ101から取得するために、当該展開指示が為された階層ID411を特定して、ステップS1103に進む。また、インデックス定義絞込範囲選択チェックボックス804が押下されたと判断した場合には、ステップS1105に進む。また、インデックス定義絞込範囲確定ボタン807が押下されたと判断した場合には、ステップS1118に進む。
ステップS1103における処理は、文書管理サーバ101のツリー処理制御部307により実行される。ツリー処理制御部307は、ツリー情報管理部304経由でクライアント102で特定された階層ID411に合致する上位ID413を有する階層情報を、ツリー情報301の中から取得し、クライアント102に送信する。すなわち、クライアントから指定された階層IDの下位階層の情報を取得して送信する。
ステップS1104では、文書管理サーバ101から送信されたツリー情報301の階層情報を、ツリー操作エリア802に表示する。具体的には、ステップS1102で押下された下位階層展開ボタン803の行の下に、一階層分右にインデントした形で下位階層の階層情報を挿入する。本処理が終了したら、ステップS1102に戻る。
ステップS1105において、ステップS1002で押下されたと判断されたインデックス定義絞込範囲選択チェックボックス804の対象の階層情報と、クリック後の状態(ON/OFF)を取得し、RAM202に記憶する。
ステップS1106において、RAM202に記憶した階層情報のタイプ414がライブラリであるかその他(本実施例では「サイト」)であるかを判断し、それぞれの次の処理に遷移する。タイプ414が「ライブラリ」の場合には、ステップS1109に進み、当該選択された階層情報をRAM202に保存する。一方、タイプ414が「ライブラリ以外」の場合には、当該指定された階層以下に存在するライブラリ階層の情報を文書管理サーバ101から取得するために、起点となる階層ID411を特定して、ステップS1107に進む。
ステップS1107における処理は、文書管理サーバ101のツリー処理制御部307により実行される。ツリー処理制御部307は、ツリー情報管理部304経由でクライアント102から特定された階層ID411に合致する上位ID413を有する階層情報を、ツリー情報301の中から取得し、当該取得した階層情報のタイプ414が「ライブラリ」かどうかを確認する。タイプ414が「ライブラリ」ではない場合には、取得する全ての階層情報のタイプ414が「ライブラリ」になるまで更にその下位の階層情報を取得する処理を繰り返す。そして、下位階層に存在するタイプ414が「ライブラリ」である階層情報を全て取得できたらクライアント102に送信する。ステップS1108では、文書管理サーバ101から送信された階層情報をRAM202に保存する。
ステップS1110は、RAM202に保存した階層情報の数に応じた回数繰り返し処理を行うループ処理の開始端であり、RAM202に保存されている各階層情報を順に処理対象として、ステップS1110〜S1116までの処理を実行する。
ステップS1111では、RAM202に保存されている未処理の階層情報を1件取得する。
ステップS1112では、ステップS1105で取得したインデックス定義絞込範囲選択チェックボックス804のクリック後の状態を確認する。ON状態(選択状態)であればステップS1113に進み、OFF状態(非選択状態)であればステップS1115に進む。
ステップS1113における処理は、文書管理サーバ101のインデックス処理制御部308により実行される。インデックス処理制御部308は、インデックス定義情報管理部305経由でクライアント102から指定された階層ID411に合致するライブラリID424を有するインデックス定義の情報を取得し、クライアント102に送信する。ステップS1114では、文書管理サーバ101から送信されたインデックス定義の情報を、インデックス定義範囲情報管理部504を使用してインデックス定義範囲情報503に保存する。
ステップS1115では、インデックス定義範囲情報管理部504を使用して、インデックス定義範囲情報503に保存されているインデックス定義の情報のうち、ステップS1111で取得した階層情報の階層ID411に合致するライブラリID424を有するインデックス定義の情報を削除する。
ステップS1116は、S1110のペアとなるループ終了端であり、ステップS1111で取得した階層情報をRAM202から削除し、未処理の階層情報が残っている場合はステップS1110に戻る。
ステップS1117において、インデックス定義絞込範囲設定画面801のインデックス定義一覧806に、選択中のライブラリに対して定義されているインデックス定義の名称422(インデックスの種類)を表示する。ンデックス定義一覧806に表示するインデックス定義の名称は、インデックス定義範囲情報503に保存されたインデックス定義の情報を全て取得して使用する。その際、同一名称のインデックス定義情報が存在する場合には、重複した名称は表示しないものとする。
ステップS1118では、インデックス定義一覧806に表示しているインデックス定義名称422が、検索処理画面601のインデックス定義リスト607で選択できるようにリストを更新する。
<文書検索処理>
ステップS904の文書検索処理の詳細について、図14を用いて説明する。図14は、検索処理画面601の検索実行ボタン610がユーザにより押下されるのに応じて実行される処理フローである。以下のステップで特に記載のない場合には、クライアント102の検索処理制御部505が実行する処理とする。
ステップS1201において、ユーザが入力/設定した検索範囲603、ならびに、条件式設定エリア606に設定された検索条件の情報を取得する。検索範囲603については、検索範囲情報501に格納された階層情報を検索範囲情報設定管理部502から取得する。取得した検索条件情報については、全てRAM202に保存する。
ステップS1202において、検索範囲で選択したツリー情報301のタイプ414がライブラリかその他(本実施例では「サイト」)であるかを判断し、それぞれの次の処理に遷移する。
タイプ414が「ライブラリ」の場合には、ステップS1205に進み、選択された階層情報をRAM202に保存する。
タイプ414が「ライブラリ以外」の場合には、指定した階層以下に存在するライブラリ階層の情報を文書管理サーバ101から取得するために、起点となる階層ID411を特定して、ステップS1203に進む。
ステップS1203における処理は、文書管理サーバ101のツリー処理制御部307により実行される。ツリー処理制御部307は、ツリー情報管理部304経由でクライアント102から特定された階層ID411に合致する上位ID413を有する階層情報を、ツリー情報301から取得し、その階層情報のタイプ414が「ライブラリ」かどうかを確認する。タイプ414が「ライブラリ」ではない場合には、取得する全ての階層情報のタイプ414が「ライブラリ」になるまで更にその下位の階層情報を取得する処理を繰り返す。そして、下位階層に存在するタイプ414が「ライブラリ」である階層情報を全て取得できたらクライアント102に送信する。ステップS1204では、文書管理サーバ101から送信された階層情報をRAM202に保存する。
ステップS1206は、RAM202に保存した階層情報の数に応じた回数繰り返し処理を行うループ処理の開始端であり、RAM202に保存されている各階層情報を順に処理対象として、ステップS1206〜S1213までの処理を実行する。
ステップS1207では、RAM202に保存されている未処理の階層情報を1件取得する。
ステップS1208では、S1201でRAM202に保存した検索条件情報を使用して検索条件データを作成し、当該作成した検索条件データとステップS1207で取得した階層情報とを、文書管理サーバ101の検索処理部309に対して送信する。送信する検索条件データは、検索条件情報に基づいて、インデックス定義リスト607、条件値608、条件演算子609の値/選択肢を、検索に使用できるXML形式のタグ情報に変換することで作成される。作成されるXMLは、以下のような形式となる。
<Query>
<Field>{インデックス定義リスト607の選択名称}</Field>
<Value Type=”TEXT”>{条件値608の入力値}</Value>
<Relation Type=”{条件演算子609の選択演算子}”></Relation>
</Query>
ステップS1209〜ステップS1211における処理は、文書管理サーバ101の検索処理部309により実行される。
ステップS1209では、クライアント102から送信された階層情報の階層ID411に合致するライブラリID424を有するインデックス定義の情報を、インデックス定義情報管理部305で管理されているインデックス定義情報302から取得し、文書管理サーバのRAM202に保存する。
ステップS1210では、クライアントから指定された検索条件XMLに合致する内容のインデックス定義情報が、S1209で保存したインデックス定義情報302の中に存在するかどうかを確認する。確認内容は、(1)<Field>タグに記載された名称がインデックス定義情報302のインデックス定義名称422と合致するか、(2)<Value>タグのType属性に記載されたタイプがインデックス定義情報302のタイプ423と合致するか、の2点とする。
合致するインデックス定義情報302が存在する場合には、クライアント102から受信した<Field>タグを以下のように修正し、ステップS1211へ進む。
<Field Id=”{インデックス定義情報302のインデックス定義ID421}”>{インデックス定義リスト607の選択名称}</Field>
一方、合致するインデックス定義情報302が存在しない場合には、ステップS1212へ進む。
ステップS1211において、文書情報管理部306を使用して検索処理を行う。具体的には、クライアント102から受信した階層情報の階層IDのライブラリに属する文書のうち、修正されたXMLの条件に合致するインデックス情報が設定されている文書情報303を取得し、クライアント102に送信する。
ステップS1212において、文書管理サーバ101の検索処理部309から取得した文書情報303を全てRAM202に追加保存する。
ステップS1213は、S1206のペアとなるループ終了端であり、ステップS1207で取得した階層情報をRAM202から削除し、未処理の階層情報が残っている場合はステップS1206に戻る。
ステップS1214では、RAM202に保存した文書情報303を全て取得し、検索結果表示エリア611に表示する。本実施例においては、文書名称を表示するように設定しているため、文書情報303の中の文書名称432が表示される。
(実施例2)
以下、本発明の実施例2に係るシステムの構成、および処理の流れについて図15と図16を用いて説明する。実施例2は、条件指定に使用するインデックスの取得タイミングが実施例1と異なる。実施例1から拡張を行う個所は、実施例1の図11、図14についてであり、それ以外の部分については、実施例1と同様であるため記載を省略する。
<処理の説明>
図15は、実施例2において、検索処理画面601を使用して検索処理を行う場合のクライアント側の処理手順を示したものである。本処理手順の開始時点では、検索処理画面601が表示されている状態とする。
図15のステップS1301とS1303〜S1306の各処理は、実施例1の図11で記載したステップS901〜ステップS905の処理と同様であるので、異なるステップS1302についてのみ説明する。
ステップS1302は、ステップS1301で検索範囲の指定が終了した後に実行される。ステップS1302では、インデックス定義範囲情報管理部504に設定済みのインデックス定義範囲情報503(サーバから取得済みのインデックス定義情報)があるか判断して、インデックス定義範囲情報503が存在している場合には、当該情報を取得するとともにステップ1303をスキップし、ステップS1304に進む。
一方、インデックス定義範囲情報503が存在しない場合には、実施例1と同様にステップS1303のインデックス定義範囲の絞込処理を行う。
<文書検索処理>
図16は、実施例2において、検索処理画面601の検索実行ボタン610が押下された場合に実行する処理フローを表わしたものである。
図16上のステップS1401〜S1412、S1415、S1416の各処理は、実施例1の図14で記載したステップS1201〜ステップS1214の処理と同様であるので、異なるステップS1413とステップS1414についてのみ説明する。
ステップS1413は、ステップS1412でライブラリ単位の検索結果をクライアントのRAMに格納した後に実行される。ステップS1413の処理は、文書管理サーバ101のインデックス処理制御部308を用いて実行される。ステップS1413では、クライアント102から処理中の階層ID411を受信し、その階層ID411に合致するライブラリID424を有するインデックス定義情報302をインデックス定義情報管理部305から取得し、クライアント102に送信する。
ステップS1414では、処理中のライブラリの階層ID411に合致するライブラリID424を有するインデックス定義範囲情報503を、インデックス定義範囲情報管理部504を介して検索して一括削除する。そして、S1413で文書管理サーバ101から送信されたインデックス定義情報302の情報を、インデックス定義範囲情報管理部504を使用してインデックス定義範囲情報503に保存する。これにより、インデックス定義の絞り込みの範囲が更新される。
(実施例3)
以下、本発明の実施例3に係るシステムの構成、および処理の流れについて図17を用いて説明する。実施例3は、条件式に指定したインデックス定義情報で検索結果がヒットしなかった場合、タイプ違いのインデックスが設定されていれば、その内容でも関連があるものとして検索を行う点が、実施例1と異なる点である。実施例1から拡張を行う個所は、実施例1の図14についてであり、それ以外の部分については、実施例1と同様であるため記載を省略する。
<文書検索処理>
図17は、実施例3において、検索処理画面601の検索実行ボタン610が押下された場合に実行する処理フローを表わしたものである。
図17上のステップS1501〜ステップS1510、ステップ1514〜ステップ1517の各処理は、実施例1の図14で記載したステップS1201〜ステップS1214の各処理と同様であるので、異なるステップS1511〜ステップ1513についてのみ説明する。
ステップS1511の処理は、合致するインデックス定義情報302が存在しないとステップS1510において判断した場合に実行される。
ステップS1511では、タイプ違いのインデックス定義情報302が存在するかを確認する。具体的には、<Field>タグは合致しているが<Value>タグのType属性が合致していないという状態のインデックス定義情報302が存在するかどうかの確認である。この状態のインデックス定義情報302が存在すると判断した場合には、ステップS1512に進み、存在しないと判断した場合には、検索結果がないという状態でステップS1515に進む。
ステップS1512では、タイプ違いのインデックス情報が存在するため、検索用のXMLの以下の2つのタグを変更する。
<Field Id=”{インデックス定義情報302のインデックス定義ID421}”>{インデックス定義リスト607の選択名称}</Field>
<Value Type=”{インデックス定義情報302のタイプ423}”></Type>
ステップS1513では、ステップS1512で変更したタグに基づいて、文書情報管理部306を使用して検索処理を行う。具体的には、クライアント102から受信した階層IDのライブラリに属する文書のうち、変更したXMLの条件に合致するインデックス情報が設定されている文書情報303を検索し、クライアント102に送信する。
(その他の実施例)
本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。その処理は、上述した実施例の機能を実現させるソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。

Claims (10)

  1. 複数の文書を管理する単位である管理単位それぞれで、インデックスの種類を定義する文書管理システムであって、
    1乃至複数の管理単位を検索範囲として選択する検索範囲選択手段と、
    インデックスの種類の取得先となる1乃至複数の管理単位をインデックス取得範囲として選択するインデックス取得範囲選択手段と、
    前記インデックス取得範囲選択手段で選択された前記インデックス取得範囲の管理単位に対して定義されているインデックスの種類を含む一覧を表示し、当該一覧からユーザにより選択されたインデックスの種類を用いて検索条件を設定する検索条件設定手段と、
    前記検索範囲選択手段で選択された前記検索範囲に属する管理単位で管理されている複数の文書の中から、前記検索条件設定手段で設定された検索条件に合致する文書を検索する検索手段と、
    を有することを特徴とする文書管理システム。
  2. 前記文書管理システムは、階層的に構成される複数のサイトを用いて前記管理単位を分類しており、
    前記検索範囲選択手段は、所望のサイトが前記検索範囲として指定された場合は、当該指定されたサイトの下位階層に属する管理単位を前記検索範囲として選択し、
    前記インデックス取得範囲選択手段は、所望のサイトが前記インデックス取得範囲として指定された場合は、当該指定されたサイトの下位階層に属する管理単位を前記インデックス取得範囲として選択することを特徴とする請求項1に記載の文書管理システム。
  3. 前記インデックス取得範囲選択手段は、複数の前記管理単位を表示し、当該表示されている管理単位がユーザの指示に基づき選択または選択解除されるのに応じて、当該選択中の管理単位に対して定義されているインデックスの種類を一覧表示する設定画面を用い、前記設定画面においてユーザにより確定されたときに選択中の管理単位を前記インデックス取得範囲として選択することを特徴とする請求項1または2に記載の文書管理システム。
  4. 前記検索手段は、前記検索条件設定手段で設定された検索条件と、前記検索範囲選択手段で選択された前記検索範囲に属する管理単位とに関する情報を、文書管理サーバに送信することによって、前記検索条件に合致する文書を検索させることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の文書管理システム。
  5. 前記文書管理サーバは、前記検索範囲に属する管理単位それぞれに対して定義されているインデックスの種類を取得し、前記検索条件に設定されているインデックスの種類が存在しないと判定した管理単位で管理されている文書に関しては前記検索条件に合致するか否かの判定を行わないことを特徴とする請求項4に記載の文書管理システム。
  6. 前記文書管理サーバは、前記検索範囲に属する管理単位それぞれに対して定義されているインデックスの種類の中に、前記検索条件に設定されているインデックスの種類が存在しないと判定した場合は、更に、前記検索範囲に属する管理単位それぞれに対して定義されているインデックスの種類の中にタイプは異なるが名称は同じインデックスの種類があるか判定し、あると判定した場合は、当該タイプは異なるが名称は同じであるインデックスの種類に基づいて前記検索条件に合致する文書を検索することを特徴とする請求項4に記載の文書管理システム。
  7. 前記インデックス取得範囲選択手段で選択された前記インデックス取得範囲の管理単位に対して定義されているインデックスの種類を記憶する記憶手段と、
    前記検索手段で検索した管理単位で定義されている最新のインデックスの種類を取得して、前記記憶手段で記憶されているインデックスの種類を更新する更新手段と、
    を更に有することを特徴とする請求項1に記載の文書管理システム。
  8. 請求項1乃至7のいずれか1項に記載の文書管理システムの各手段として、コンピュータを機能させるためのコンピュータプログラム。
  9. 請求項8に記載のコンピュータプログラムを格納した、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
  10. 複数の文書を管理する単位である管理単位それぞれで、インデックスの種類を定義する文書管理システムが実行する文書管理方法であって、
    前記文書管理システムの検索範囲選択手段が、1乃至複数の管理単位を検索範囲として選択する検索範囲選択工程と、
    前記文書管理システムのインデックス取得範囲選択手段が、インデックスの種類の取得先となる1乃至複数の管理単位をインデックス取得範囲として選択するインデックス取得範囲選択工程と、
    前記文書管理システムの検索条件設定手段が、前記インデックス取得範囲選択工程で選択された前記インデックス取得範囲の管理単位に対して定義されているインデックスの種類を含む一覧を表示し、当該一覧からユーザにより選択されたインデックスの種類を用いて検索条件を設定する検索条件設定工程と、
    前記文書管理システムの検索手段が、前記検索範囲選択工程で選択された前記検索範囲に属する管理単位で管理されている複数の文書の中から、前記検索条件設定工程で設定された検索条件に合致する文書を検索する検索工程と、
    を有することを特徴とする文書管理方法。
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