JP5978473B2 - ハンドル装置 - Google Patents

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Description

本発明は、電気電子機器収納用キャビネット等の扉の鎖錠に用いられるハンドル装置に関するものである。
電気電子機器収納用キャビネット等の扉の鎖錠装置として、特許文献1、特許文献2に示されるようなリンク式のハンドル装置が広く用いられている。リンク式のハンドル装置は、ハンドル本体の表側に枢着された取手を操作することにより、裏面側の係止爪がリンク機構を介して箱本体の係止片を締め付けクランプする構造であり、強固な締付け力を得ることができるので扉を箱本体に強く密着させることができ、優れた防水性を確保できる利点がある。
このようなリンク式のハンドル装置には、特許文献1に示されるように係止爪を上向きに設けたものと、特許文献2に示されるように上向きの係止爪と下向きの係止爪とを設けたものがある。しかしいずれのものにおいても、上向きの係止爪が箱本体の係止片を締め付けクランプする際に、ハンドル装置には下向きの反力が作用し、ハンドル装置が固定されている扉を箱本体に対して押下げる。扉は自重により元々垂れ下がる傾向にあるため、この反力により扉の垂れ下がりが更に助長される。このため、扉の下端部やそれに対向する箱本体側に扉の垂れ下がり防止用のブッシュを取付けるなどの対応が必要であった。
また、電気電子機器収納用キャビネット等の扉には右開きと左開きの2種類があるが、製造コストの点からは箱本体と扉とを上下反転させ、ハンドル装置のみを上下逆に付け替えて対応できるようにすることが好ましい。しかし、従来のハンドル装置では箱本体の係止片の位置が右開きと左開きとで異なるので、2個の係止片を使用するか、あるいは係止片を交換しなければならず、作業性が悪く、製造コストの上昇原因となっていた。
さらに、特許文献1のハンドル装置では係止爪が上側にあるので箱本体との締め付け部が扉に対して上方に偏った位置となり、アンバランスとなるという問題があった。なお特許文献2のハンドル装置はこのような問題はないものの、構造が複雑化するため製造コストの増加を招くという問題があった。
特許第3560323号公報 特開2011−168986号公報
従って本発明の主な目的は上記した従来の問題点を解決し、ハンドル装置によるクランプを行なうことによって扉が押し下げられることがなく、扉の垂れ下がり防止用のブッシュを取付ける必要がないハンドル装置を提供することである。また本発明のその他の目的は、扉の開き方向を左右逆にする場合にも、組み換えの容易なハンドル装置を提供することである。
上記の課題を解決する為になされた本発明は、扉に固定される縦長のハンドル本体の表側に、手前方向に引き起こし可能に取手を枢着し、この取手とリンク機構を介して連結された係止爪が箱本体の係止片を締め付けクランプするハンドル装置であって、この係止爪をハンドル本体に対して下向きのみに設け、係止爪が箱本体の係止片を上方から挟みつけるように締め付けクランプする構造としたことを特徴とするものである。
なお請求項2のように、ハンドル本体の上下の取付位置の略中央に、係止爪を配置することが好ましく、請求項3のように、取手の先端部裏面に、取手を引き起こしたときにハンドル本体と当接する引き起こし角度規制部を形成することが好ましい。
また請求項4のように、ハンドル本体の扉への取付面よりも内側に、リンク機構の軸ピンを位置させた構造とすることが好ましく、請求項5のようにハンドル本体の扉への取付面に沿うように、リンク機構の軸ピンを位置させることが好ましい。
請求項1のハンドル装置は、従来と同様に扉を箱本体に締め付けクランプすることができるものであるが、従来とは異なり係止爪をハンドル本体に対して下向きのみに設けたことにより、ハンドル装置によるクランプを行なう際に扉は持ち上げられる方向の反力を受ける。このため従来のように、扉の垂れ下がり防止用の部品を設ける必要がない。
請求項2のハンドル装置は、ハンドル本体の上下の取付位置の略中央に係止爪を配置したので、扉の開き方向を左右逆にするためにハンドルを上下逆に付け替えた場合にも、係止爪の位置が変わらない。従って箱本体側の係止片の位置も変える必要がなくなり、組み換え性が容易となる。
請求項3のハンドル装置は、取手の先端部裏面に引き起こし角度規制部を形成したので、取手の開閉角度を確実に規制することができる。
請求項4のハンドル装置は、表面側にリンク機構の軸ピンがないため安全であるうえ、美観にも優れるという利点がある。
請求項5のハンドル装置は、リンク機構の軸ピンの両端部が扉側の部材により押えられ、外れにくくなるという利点がある。
本発明のハンドル装置を電気電子機器収納用キャビネットに取付けた状態を示す斜視図である。 ハンドル取付位置における縦断面図である。 取手を閉じた状態の斜視図である。 取手を閉じた状態の正面図である。 取手を引き起こした状態の斜視図である。 取手を引き起こした状態の正面図である。 係止爪の位置を示す正面図である。 引き起こし角度規制部を示す背面斜視図である。 扉への取付状態を示す断面図である。
以下に本発明の好ましい実施形態を示す。
図1は本発明のハンドル装置を電気電子機器収納用キャビネットに取付けた状態を示す斜視図であり、図2はハンドル取付位置における縦断面図である。これらの図において、1は電気電子機器収納用キャビネットの箱本体、2はその扉である。図1に示すように、扉2は左側を蝶番3により箱本体1に枢着された右開き扉である。扉2の右端部には本発明の縦長のハンドル装置が、上下方向に取付けられている。また箱本体1の右端部にはハンドル装置のための係止片4が設けられている。
図3から図6に本発明のハンドル装置の構造を示す。これらの図において、10は扉に固定される縦長のハンドル本体である。ハンドル本体10は角枠状のもので、取手11が手前方向に引き起こし可能に枢着されている。取手11を枢着している軸ピン12はハンドル本体10の上端付近にある。またハンドル本体10の裏面側には、係止爪13が下向きのみに設けられている。係止爪13はその上部を軸ピン14によってハンドル本体10に枢着されている。なおこの軸ピン12と軸ピン14の位置については後述する。
図4に示されるように、取手11の裏面と係止爪13とは、リンクプレート15によって連結されてリンク機構を構成している。すなわち、取手11とリンクプレート15とはリンクピン17により連結され、リンクプレート15と係止爪13とはリンクピン18により連結されている。図5、図6のように取手11を手前方向に引き起すと、リンクプレート15が係止爪13を上方に回転させる。逆に図3、図4のように取手11をハンドル本体10側に倒すと、リンクプレート15が係止爪13を下方に回転させ、図2に示したように係止爪13は箱本体1の係止片4を上方から挟みつけるように締め付けクランプする。
このためクランプ操作の際には、ハンドル装置は箱本体1の係止片4から上向きの反力を受け、ハンドル装置が固定されている扉2は箱本体1に対して押し上げられる。従って従来のような扉2の垂れ下がり防止用の部品を設ける必要がなくなる。
本実施形態においては、図7に示すようにハンドル本体10の上下の取付位置19、20の略中央に係止爪13が配置されている。前記したように、同一形状の扉2を右開き用と左開き用との両方に使用するには、箱本体1と扉2とを上下反転させるとともに、ハンドル装置は一旦取り外して上下を反転させて付け直す。このとき、係止爪13の位置を上記のように設定しておけば、係止爪13が噛み合う箱本体1側の係止片4の位置は変える必要がない。このため単にハンドル装置を上下反転させるだけで、対応することが可能となる。
なお図8に示すように、取手11の先端部裏面には略台形の引き起こし角度規制部21が突設されている。この引き起こし角度規制部21は、取手11を引き起こしたときにハンドル本体10の裏面当接部22と当接し、最大引き起こし角度を規制する役割を持つものである。
次に図9を参照しつつ、軸ピン12と軸ピン14の位置について説明する。
図9は扉2のパネル23にハンドル装置を取付けた状態を示す断面図である。パネル23には、予めハンドル装置取付用の角孔を形成しておくことはいうまでもない。この図に示すように、リンク機構の軸ピン12と軸ピン14はパネル23へのハンドル本体10の取付面よりも内側(扉2の内側)に位置し、リンク機構の全体も取付面よりも内側にある。このためハンドル装置の表側の露出部分である取手11などは薄型に構成することができる。
また図9に示すように、ハンドル本体10の扉2のパネル23への取付面に沿うように、リンク機構の軸ピン12、14を位置させてある。このような構造とすることによって、軸ピン12、14の端部はパネル23によって確実に抜け止めされ、繰り返し使用しても脱落するおそれがない。
なお、図5、図6に示されるように、取手11は薄く構成されているが、その中間部分は強度を得るためにやや厚くなっている。
図5に示すように、ハンドル本体10の下部には取手11を引き起こす時に指が入るように空間部30が形成されている。この空間部30の上方にはシリンダー錠31が設けられている。また取手11の対応する位置には、シリンダー錠31の操作孔32が設けられている。さらに取手11の裏面にはシリンダー錠31の係止片33との係合部が形成され、シリンダー錠31によって取手11を引き起こせないように鎖錠することができる。
ハンドル本体10の表面側には、取手11を収納するための凹部34が形成されている。これによって取手11の露出部分の厚みを薄くしている。ただ、リンクピン18に軸支されるリンクプレート15の箇所は凹部34の内部に突出しており、これを避けるために取手11の裏面は一部切り欠かれている。
以上に説明したように、本発明のハンドル装置は、従来と同様に扉2を箱本体1に締め付けクランプすることができるものであるが、係止爪13を下向きのみに設けたので、扉2の垂れ下がりが防止され、垂れ下がり防止用の部品を設ける必要がない。またハンドル本体の上下の取付位置の略中央に係止爪13を配置すれば、扉2の開き方向を左右逆にする際の組み換え作業性が容易となる利点がある。
1 箱本体
2 扉
3 蝶番
4 箱本体の係止片
10 ハンドル本体
11 取手
12 軸ピン
13 係止爪
14 軸ピン
15 リンクプレート
17 リンクピン
18 リンクピン
19 取付位置
20 取付位置
21 引き起こし角度規制部
22 裏面当接部
23 扉のパネル
30 空間部
31 シリンダー錠
32 操作孔
33 シリンダー錠の係止片
34 凹部

Claims (5)

  1. 扉に固定される縦長のハンドル本体の表側に、手前方向に引き起こし可能に取手を枢着し、この取手とリンク機構を介して連結された係止爪が箱本体の係止片を締め付けクランプするハンドル装置であって、この係止爪をハンドル本体に対して下向きのみに設け、係止爪が箱本体の係止片を上方から挟みつけるように締め付けクランプする構造としたことを特徴とするハンドル装置。
  2. ハンドル本体の上下の取付位置の略中央に、係止爪を配置したことを特徴とする請求項1に記載のハンドル装置。
  3. 取手の先端部裏面に、取手を引き起こしたときにハンドル本体と当接する引き起こし角度規制部を形成したことを特徴とする請求項1に記載のハンドル装置。
  4. ハンドル本体の扉への取付面よりも内側に、リンク機構の軸ピンを位置させたことを特徴とする請求項1に記載のハンドル装置。
  5. ハンドル本体の扉への取付面に沿うように、リンク機構の軸ピンを位置させたことを特徴とする請求項4に記載のハンドル装置。
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