JP5977704B2 - 車両 - Google Patents

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Description

本発明は、車両に関し、詳しくは、蒸発燃料を効果的に処理できる車両に関する。
燃料タンクで生じた蒸発燃料をクランクケースのエンジンオイルに吸収させる技術が従来から知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−61305号公報
上記特許文献1に係る技術では、燃料タンクの内部とクランクケースの内部とが蒸発燃料を通過させる配管で接続されるが、クランクケース内でエンジンオイルが高温となり、蒸発燃料がエンジンオイルに吸収され難くなった場合に、蒸発燃料が燃料タンク及びチャージ配管において圧力が高くなる場合が考えられるため、蒸発燃料をより効果的に処理することに改善の余地がある。
また、車両には、キャニスタのみで蒸発燃料を処理するものもあるが、この場合、キャニスタにそれ相応の容量を確保する必要があり、車両の小型化を阻害する場合がある。
本発明は係る実情に鑑みてなされたものであり、燃料タンクで生じた蒸発燃料をクランクケースのエンジンオイルに吸収させる車両であって、クランクケースとキャニスタとで蒸発燃料を効果的に処理し、使用するキャニスタの容量を小型化できる車両を提供することを目的とする。
上記課題の解決手段として、請求項1に記載の発明は、燃料を貯留する燃料タンク(13)と、エンジンオイルを収容するクランクケース(26)を有する内燃機関(25)と、前記燃料タンク(13)と前記クランクケース(26)とを連結し、前記燃料タンク(13)で生じた蒸発燃料を前記クランクケース(26)内に導入するクランクケースチャージ配管(40)と、を備える車両において、キャニスタ(47)と、前記クランクケースチャージ配管(40)から分岐し、前記キャニスタ(47)に接続するキャニスタ分岐配管(46)に取り付けられる第1チェックバルブ(48)と、を備え、前記第1チェックバルブ(48)は、前記クランクケースチャージ配管(40)内が所定圧以上になった際に開弁し、前記第1チェックバルブ(48)の開弁時に、前記クランクケースチャージ配管(40)から前記キャニスタ分岐配管(46)を通して蒸発燃料が前記キャニスタ(47)に供給されるようにしたことを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、前記クランクケースチャージ配管(40)における前記キャニスタ分岐配管(46)の分岐点よりも下流側で、前記クランクケースチャージ配管(40)に取り付けられ、前記クランクケースチャージ配管(40)における前記燃料タンク(13)側から前記クランクケース(26)側への蒸発燃料の流通のみを許容する第2チェックバルブ(45)をさらに備え、前記第2チェックバルブ(45)の開弁圧を、前記第1チェックバルブ(48)の開弁圧よりも小さくすることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、前記クランクケースチャージ配管(40)における前記キャニスタ分岐配管(46)の分岐点よりも上流側で、前記クランクケースチャージ配管(40)に取り付けられ、大気に開放する大気導入管(42)と、前記大気導入管(42)に取り付けられ、大気吸入のみを許容する第3チェックバルブ(42A)と、をさらに備えることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、前記キャニスタ(47)のパージポート(50)と、前記内燃機関(25)の吸気系と、を接続するキャニスタパージ配管(55)と、前記キャニスタパージ配管(55)に取り付けられるキャニスタパージコントロールバルブ(56)と、前記内燃機関(25)に設けられるブリーザ室(27S)と、前記吸気系と、を接続するブリーザ配管(39)と、前記ブリーザ配管(39)に取り付けられるブリーザパージコントロールバルブ(38)と、をさらに備え、前記キャニスタパージコントロールバルブ(56)及び前記ブリーザパージコントロールバルブ(38)の開閉をデュ−ティ制御し、蒸発燃料の戻し量を調整することを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、前記ブリーザ配管(39)は、前記吸気系におけるエアクリーナ(32)に、前記キャニスタパージ配管(55)は、前記吸気系において前記エアクリーナ(32)よりも下流側に位置するインレットパイプ(35)に接続されることを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、前記クランクケースチャージ配管(40)は、前記燃料タンク(13)と前記クランクケース(26)との間において上下方向に延び、前記キャニスタ分岐配管(46)は、前記クランクケースチャージ配管(40)の側枝として取り付けられることを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、前記クランクケースチャージ配管(40)における前記キャニスタ分岐配管(46)の分岐点よりも上流側で、前記クランクケースチャージ配管(40)に取り付けられ、大気に開放する大気導入管(42)が備えられ、前記大気導入管(42)が、前記クランクケースチャージ配管(40)の側枝として取り付けられることを特徴とする。
請求項8に記載の発明は、前記キャニスタ(47)は円筒状に形成され、前記内燃機関(25)の吸気系を構成する吸気ダクト(33)、燃料供給装置(34)、及びインレットパイプ(35)の下方で、前記クランクケース(26)の上面よりも上方の空間において、その軸方向を前後方向に向けて配置されることを特徴とする。
請求項9に記載の発明は、前記クランクケースチャージ配管(40)は、前記クランクケース(26)への接続部近傍で、左右に蛇行する形状に形成されることを特徴とする。
請求項1に記載の発明では、内燃機関停止かつ低温時には、蒸発燃料をクランクケース内に導入して、蒸発燃料をクランクケース内に貯留又はエンジンオイルに吸収させ、内燃機関駆動時又は内燃機関停止時で内燃機関温度及び内圧が高くクランクケース内に蒸発燃料を貯留等できず、クランクケースチャージ配管内が所定圧以上となった場合には、キャニスタに蒸発燃料を貯留することで、効果的に蒸発燃料を処理できる。そして、キャニスタにのみ又はクランクケースのみに導入することで蒸発燃料を処理する構成でないため、キャニスタの容量を小型化できる。
請求項2に記載の発明では、蒸発燃料がクランクケース側に主に流れるようにして、キャニスタの容量を好適に小型化できる。
請求項3に記載の発明では、燃料タンクが高温となり蒸発燃料が生じたときに、蒸発燃料をクランクケース及びキャニスタ側にのみ流通させ、燃料タンクが低温となり、燃料タンク内の空気及び蒸発燃料が収縮或いは液化したときは、外部から空気を吸入して燃料タンクの負圧化を抑制できる。
請求項4に記載の発明では、吸気系に導入される蒸発燃料等を調整して、始動性や空燃比を調整することができる。
請求項5に記載の発明では、キャニスタパージ配管内部の方がエアクリーナの内部よりも内燃機関側から負圧の作用の影響を大きく受けるため、キャニスタに貯留された蒸発燃料をインレットパイプに効率的に吸引できる。
請求項6に記載の発明では、仮に、クランクケースチャージ配管に液体が入ったとしても、燃料がキャニスタ側に流れないようにすることができる。
請求項7に記載の発明では、仮に、クランクケースチャージ配管に液体が入ったとしても、燃料が大気導入管に流れないようにすることができる。
請求項8に記載の発明では、小型化したキャニスタを外力から保護しつつ、コンパクトに配置できるため、車両をコンパクト化できる。
請求項9に記載の発明では、悪路等を走行し、エンジンオイルが飛散して、仮にクランクケースチャージ配管に入ったとしても、キャニスタ側に侵入することを防止できる。
本発明の実施形態に係る車両の一例である自動二輪車の右側面である。 上記自動二輪車の右側面を右前方から見た斜視図である。 上記自動二輪車の左側面を左前方から見た斜視図である。 上記自動二輪車の蒸発燃料処理システムの概略構成を示した図である。 上記実施形態の変形例に係る自動二輪車の左側面を左前方から見た斜視図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づき説明する。なお、以下の説明に用いる図面において、矢印FRは車両の前方を、矢印UPは車両の上方をそれぞれ示している。
図1に示す本発明の第1の実施形態に係る鞍乗型車両としての自動二輪車1の車体フレーム2は、前端を構成するヘッドパイプ3と、ヘッドパイプ3の上部から後斜め下方へ延出し、その後部4Bが角度を変えて下方に湾曲するメインフレーム4と、メインフレーム4の後部4Bから後方へ延出する左右一対のリヤフレーム5L,5Rと、ヘッドパイプ3の下部から後斜め下方へ延出するダウンフレーム6と、メインフレーム4の後部4Bから下方に延びるピボットプレート7と、ピボットプレート7から後斜め上方に延出し、リヤフレーム5L,5Rの前後方向略中央の位置に接続されるサポートフレーム8L,8Rと、を備えている。
なお、上記の部材のうち図中に表れない部材(例えば、リヤフレーム5L等)は、説明の便宜上、図中に括弧書きで符合を示している。以下の説明でも、図中に表れない部材は同様に取り扱う場合がある。
ヘッドパイプ3には、下部に前輪WFを支持する左右一対のフロントフォーク12L,12Rが図示省略するステアリングシャフトを介して回転自在に取付けられ、メインフレーム4の上部には、燃料を貯留する燃料タンク13が配置されている。
ピボットプレート7には、ピボット軸15が左右方向に沿って設けられ、ピボット軸15にスイングアーム16が上下スイング自在に支持されている。スイングアーム16の後端部は後輪WRを支持している。また、リヤフレーム5L,5Rには、前後方向に延出するシート18が支持されている。
メインフレーム4の下方において、単気筒空冷の内燃機関25が配置され、内燃機関25は、エンジンオイルを収容するクランクケース26と、クランクケース26の前部から上方に立ち上がるシリンダ27と、を備えている。シリンダ27は、内部に形成されたシリンダボアにピストンを摺動可能に収容するシリンダブロック28と、シリンダブロック28の上部に配置されるシリンダヘッド29と、シリンダヘッド29の上部を覆うヘッドカバー30と、を備えている。
図中L1は、シリンダブロック28内のシリンダボアの中心軸であるシリンダ軸線を示し、シリンダ軸線L1は、垂直方向に対してやや傾斜し、クランクケース26側から前上方に延びている。本実施形態では、シリンダ軸線L1がダウンフレーム6の延在方向に概略沿って延びている。
クランクケース26は、クランク軸及び変速機を収容しており、内燃機関25はパワーユニット型の内燃機関となっている。内燃機関25は、ダウンフレーム6の下部側面から後方に延びるようにダウンフレーム6に固着された左右一対の前側クランクケースハンガ31L,31Rにクランクケース26の前部が支持されるとともに、ピボットプレート7によってクランクケース26の後部が支持されて、車体フレーム2に支持されている。
シート18の前部下方におけるリヤフレーム5L,5Rと、サポートフレーム8L,8Rとの間の空間には、エアクリーナ32が配置され、エアクリーナ32は、これらリヤフレーム5L,5R及びサポートフレーム8L,8Rに適所を支持されている。エアクリーナ32及びシリンダ27は、吸気ダクト33、燃料供給装置34及びインレットパイプ35によって接続されて連通している。自動二輪車1の吸気系は、エアクリーナ32、吸気ダクト33、燃料供給装置34及びインレットパイプ35で構成される。
なお、吸気系では、エアクリーナ32側からシリンダ27側に向けて吸気が流れる。以下では、吸気の流れにおいて、エアクリーナ32側を上流側、シリンダ27側を下流側と呼ぶ場合がある。
図2は、自動二輪車1の右側面を右前方から見た斜視図であり、図3は、自動二輪車1の左側面を左前方から見た斜視図であり、図4は、自動二輪車1の蒸発燃料処理システムの概略構成を示した図である。以下、図2〜図4を参照し、吸気系及び蒸発燃料処理システムを構成する各部材について説明する。
図2を参照し、吸気ダクト33は、エアクリーナ32の前面から前方に延び、燃料供給装置34に接続されている。燃料供給装置34は、図2では図示省略する燃料ホース36(図4参照)によって燃料タンク13に接続され、燃料を供給される。本実施形態では燃料供給装置34がキャブレタであるが、スロットル弁を有するスロットルボディとインジェクタとで燃料供給装置を構成してもよい。この場合に、インジェクタは、スロットルボディと一体であっても、スロットルボディと別体でこれと離間して配置されるものであってもよい。また、本実施形態では、インレットパイプ35が燃料供給装置34と直接接続されるものであるが、インシュレータを介して接続するものでもよい。
燃料供給装置34及びインレットパイプ35の上方には、ブリーザパージコントロールバルブ(以下、BPCVと呼ぶ)38が配置されており、BPCV38は、シリンダ27に形成されたブリーザ室27Sとエアクリーナ32とを接続するブリーザ配管39の途中に設けられている。図4を参照し、エアクリーナ32は、クリーンサイド32Cとダーティサイド32Dとがエレメントによって仕切られており、ブリーザ配管39の後端部(下流側端部)は、エアクリーナ32のクリーンサイド32Cに連通している。
なお、詳しくは、ブリーザ配管39は、BPCV38を挟んでシリンダ27側とエアクリーナ32側とで分断するものであるが、その構造の詳細については説明を省略する。
BPCV38は、ソレノイドを内蔵しており、車両の適所に配置された車両制御装置の指令に応じて、ソレノイドを作動させて開閉し、内燃機関25内で生じてブリーザ室27Sに導かれたブローバイガス等をエアクリーナ32に導入させる。本実施形態において、BPCV38のソレノイドは、車両制御装置によってデューティ制御されており、一定期間ごとに開放するように制御される。
これにより、自動二輪車1では、ブローバイガス等の戻し量を調整可能となっている。なお、ブローバイガス等の戻し量は、例えば、エンジン回転数に応じて上記ソレノイドの開閉間隔を変化させる等して、増減の調整が可能となる。
図3を参照し、燃料供給装置34及びBPCV38の左方には、燃料タンク13とクランクケース26との間において上下方向に延び、これら燃料タンク13とクランクケース26とを連結するクランクケースチャージ配管40が設けられている。なお、図中では、便宜上クランクケースチャージ配管40の上側を切断して示している。
クランクケースチャージ配管40は、燃料タンク13で生じた蒸発燃料をクランクケース26内に導入するために設けられている。なお、以下では、燃料タンク13からクランクケース26への蒸発燃料の流れ方向において、燃料タンク13側を上流側、クランクケース26側を下流側と呼ぶ場合がある。
本実施形態のクランクケースチャージ配管40は、燃料タンク13の下面に設けられた図示省略するジョイントから下方に延びる上流側クランクケースチャージ配管40Uと、クランクケース26の後部上面から上方に延びる下流側クランクケースチャージ配管40Dと、を第1三方ジョイント41における2つのポートに接続して構成され、第1三方ジョイント41の残りのポートには、大気導入管42が接続されて後方に延びている。
クランクケースチャージ配管40の側枝として延びる大気導入管42は、エアクリーナ32の上面後側まで延びて開放し、その途中で大気吸入のみを許容する第3チェックバルブ42Aが設けられ、さらに第3チェックバルブ42Aよりも大気開放側に大気フィルタ42B(図4参照)が設けられている。
第3チェックバルブ42Aは、第1三方ジョイント41側の気圧がエアクリーナ32側よりも負圧となった際に開放して、第1三方ジョイント41側に空気を導入する機械式の弁である。なお、詳しくは、大気導入管42は、第3チェックバルブ42Aを挟んで第1三方ジョイント41側とエアクリーナ32側とで分断するものであるが、その構造の詳細については説明を省略する。
下流側クランクケースチャージ配管40Dにおいて、第1三方ジョイント41の下方(下流側)に位置する部位には、チャージフィルタ43が設けられ、チャージフィルタ43の下方(下流側)に位置する部位には、第2三方ジョイント44が設けられ、第2三方ジョイント44の下方(下流側)に位置する部位には、第2チェックバルブ45が設けられている。なお、詳しくは、下流側クランクケースチャージ配管40Dは、チャージフィルタ43、第2三方ジョイント44及び第2チェックバルブ45の連結位置で分断するものであるが、その構造の詳細については説明を省略する。
チャージフィルタ43は、蒸発燃料に含まれる不純物を捕集するための部材であり、例えば、金属製メッシュのエレメントを備えるもの等で構成されている。
第2三方ジョイント44は、上下方向に沿って延びる2つのポートで下流側クランクケースチャージ配管40Dの一部を構成しており、残りのポートにキャニスタ分岐配管46を接続させている。
また、第2チェックバルブ45は、燃料タンク13側からクランクケース26側への蒸発燃料の流通のみを許容する機械式の弁であり、所定の開弁圧(以下、第1所定圧と呼ぶ)が設定されている。
キャニスタ分岐配管46は、クランクケースチャージ配管40の側枝として構成され、下流側クランクケースチャージ配管40Dから分岐し、第2三方ジョイント44から右方に延びつつ下方に延び、図2に示すように、キャニスタ47に接続されている。
キャニスタ分岐配管46には、クランクケースチャージ配管40内が所定圧以上になった際に開弁する機械式の第1チェックバルブ48が設けられている。ここで、上記した第2チェックバルブの開弁圧である第1所定圧は、第1チェックバルブ48の開弁圧である第2所定圧よりも小さく設定されている。
図1も参照し、キャニスタ47は側面視で、円筒状に形成され、吸気ダクト33、燃料供給装置34、及びインレットパイプ35の下方で、クランクケース26の上面よりも上方の空間において、その軸方向を前後方向に向けて配置されている。
キャニスタ47は、その前方を指向する端部に蒸発燃料を吸気系に供給するパージポート50及び蒸発燃料を燃料タンク13から導入するチャージポート51を備え、内蔵する活性炭に蒸発燃料を吸着可能である。ここで、キャニスタ分岐配管46は、キャニスタ47のチャージポート51に接続されている。
また、本実施形態のキャニスタ47は、その後方を指向する端部に、内部に貯留した不要物の排出のためのドレインポート52と、大気に開放する大気開放ポート53とを備えている。ドレインポート52は、大気開放ポート53よりも下方に位置している。
キャニスタ47は、その外周部に前後一対で挿通された保持部材54Aに、ピボットプレート7の右側上部に溶接等され車幅方向外側に延びる前後一対のブラケット54Bを挿入させることで、クランクケース26に取り付けられている。前後一対のブラケット54Bは板状であり、保持部材54Aは、ブラケット54Bに車幅方向外側から挿入されることで、ブラケット54Bに支持されている。
一方で、キャニスタ47のパージポート50と、吸気系におけるインレットパイプ35と間は、キャニスタパージ配管55によって接続されている。そして、キャニスタパージ配管55には、キャニスタパージコントロールバルブ(以下、CPCV)56が設けられている。
CPCV56は、クランクケース26の上面上方であって、キャニスタ47の前方に配置されている。なお、詳しくは、キャニスタパージ配管55は、CPCV56を挟んでキャニスタ47側とインレットパイプ35側とで分断するものであるが、その構造の詳細については説明を省略する。
本実施形態におけるCPCV56は、ソレノイドを内蔵しており、車両の適所に配置された車両制御装置の指令に応じて、ソレノイドを作動させて開閉し、キャニスタ47からインレットパイプ35側に向けて蒸発燃料を導入させる。本実施形態において、CPCV56のソレノイドは、車両制御装置によってデューティ制御されており、一定期間ごとに開放するように制御される。これにより、自動二輪車1では、蒸発燃料の戻し量を調整可能となっている。なお、蒸発燃料の戻し量は、例えば、エンジン回転数に応じて上記ソレノイドの開閉間隔を変化させる等して、増減の調整が可能となる。
ここで、図4を参照し、自動二輪車1における蒸発燃料処理システムにおける蒸発燃料の処理の基本的な流れについて説明すると、まず、第1チェックバルブ48が閉鎖状態であり、第2チェックバルブ45が開放状態である場合には、蒸発燃料は、燃料タンク13からクランクケース26内に導入される。
また、内燃機関25の駆動時又は内燃機関25の停止時で内燃機関温度及び内圧が高くクランクケース26内に蒸発燃料を貯留等できず、クランクケースチャージ配管40内が第2所定圧以上となった場合には、第1チェックバルブ48が開放し、キャニスタ47側に蒸発燃料が導入される。
なお、第1チェックバルブ48が開放した場合には、キャニスタ47側とクランクケース26側の双方に蒸発燃料が導入される場合もある。
そして、キャニスタ47に貯留された蒸発燃料は、典型的には、シリンダ27においてピストンが上死点から下死点に下がる場合に、シリンダ27側がその上流側の吸気系よりも負圧になることで引き込まれ、インレットパイプ35に導入される。
また、本実施形態の構成では、クランクケース26内に導入された蒸発燃料がブローバイガスと混在して、ブリーザ室27Sに導かれ、ブリーザ配管39を通して吸気系に供給される場合もある。
以上に記載したように本実施形態に係る自動二輪車1は、燃料タンク13と、クランクケース26及びシリンダ27を有する内燃機関25と、燃料タンク13とクランクケース26とを連結し、燃料タンク13で生じた蒸発燃料をクランクケース26内に導入するクランクケースチャージ配管40と、を備える。さらに、この自動二輪車1は、蒸発燃料を供給するパージポート50及び蒸発燃料を導入するチャージポート51を備え内蔵する活性炭に蒸発燃料を吸着可能なキャニスタ47と、クランクケースチャージ配管40から分岐し、キャニスタ47のチャージポート51に接続するキャニスタ分岐配管46と、キャニスタ分岐配管46に取り付けられる第1チェックバルブ48と、を備える。
そして、自動二輪車1では、第1チェックバルブ48は、クランクケースチャージ配管40内が所定圧(第2所定圧)以上になった際に開弁し、第1チェックバルブ48の開弁時に、クランクケースチャージ配管40からキャニスタ分岐配管46を通して蒸発燃料がキャニスタ47に供給されるようになっている。
このような自動二輪車1では、内燃機関25の停止かつ低温時には、蒸発燃料をクランクケース26内に導入して、蒸発燃料をクランクケース26内に貯留又はエンジンオイルに吸収させ、内燃機関25駆動時又は内燃機関25停止時で内燃機関25温度及び内圧が高くクランクケース26内に蒸発燃料を貯留等できず、クランクケースチャージ配管40内が所定圧以上となった場合に、キャニスタ47に蒸発燃料を貯留することで、効果的に蒸発燃料を処理できる。そして、キャニスタ47にのみ又はクランクケース26のみに導入することで蒸発燃料を処理する構成でないため、キャニスタ47の容量を小型化できる。なお、本発明に係る構成は、部材の設置スペースの少ない鞍乗型車両で、特に有効に利用できる。
また、本実施形態に係る自動二輪車1は、クランクケースチャージ配管40におけるキャニスタ分岐配管46の分岐点よりも下流側で、クランクケースチャージ配管40に取り付けられ、クランクケースチャージ配管40における燃料タンク13側からクランクケース26側への蒸発燃料の流通のみを許容する第2チェックバルブ45をさらに備え、第2チェックバルブ45の開弁圧を、第1チェックバルブ48の開弁圧よりも小さくしている。これにより、蒸発燃料がクランクケース26側に主に流れるようにして、キャニスタ47に導入される蒸発燃料の量を勘案等し、キャニスタ47の容量を好適に小型化できるようになる。
また、本実施形態に係る自動二輪車1は、クランクケースチャージ配管40におけるキャニスタ分岐配管46の分岐点よりも上流側で、クランクケースチャージ配管40に取り付けられ、大気に開放する大気導入管42と、大気導入管42に取り付けられ、大気吸入のみを許容する第3チェックバルブ42Aと、をさらに備える。これにより、燃料タンク13が高温となり蒸発燃料が生じたときに、蒸発燃料をクランクケース26及びキャニスタ47側にのみ流通させ、燃料タンク13が低温となり、燃料タンク13内の空気及び蒸発燃料が収縮或いは液化したときは、外部から空気を吸入して燃料タンク13の負圧化を抑制できる。
また、本実施形態に係る自動二輪車1は、キャニスタ47のパージポート50及び内燃機関25の吸気系を接続するキャニスタパージ配管55と、キャニスタパージ配管55に取り付けられるキャニスタパージコントロールバルブ56と、ブリーザ室27S及び吸気系を接続するブリーザ配管39と、ブリーザ配管39に取り付けられるブリーザパージコントロールバルブ38と、をさらに備え、キャニスタパージコントロールバルブ56及びブリーザパージコントロールバルブ38の開閉をデュ−ティ制御し、蒸発燃料の戻し量を調整可能となっている。これにより、吸気系に導入される蒸発燃料等を調整して、始動性や空燃比を調整することができる。
また、本実施形態に係る自動二輪車1では、ブリーザ配管39が吸気系におけるエアクリーナ32に、キャニスタパージ配管55が、吸気系においてエアクリーナ32よりも下流側に位置するインレットパイプ35に接続されている。これにより、キャニスタパージ配管55内部の方がエアクリーナ32の内部よりも内燃機関25側から負圧の作用の影響を大きく受けるため、キャニスタ47に貯留された蒸発燃料をインレットパイプ35に効率的に吸引できる。
また、本実施形態に係る自動二輪車1では、キャニスタ分岐配管46が、クランクケースチャージ配管40の側枝として取り付けられるとともに、大気導入管42が、クランクケースチャージ配管40の側枝として取り付けられている。これにより、仮に、クランクケースチャージ配管40に液体が入ったとしても、液体がキャニスタ47側、大気導入管42に流れないようにすることができる。
また、本実施形態に係る自動二輪車1では、キャニスタ47が円筒状に形成され、吸気ダクト33、燃料供給装置34、及びインレットパイプ35の下方で、クランクケース26の上面よりも上方の空間において、その軸方向を前後方向に向けて配置されている。これにより、小型化したキャニスタ47を外力から保護しつつ、コンパクトに配置できるため、車両をコンパクト化できる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
図5には、上記実施形態の変形例が示されている。この変形例では、クランクケースチャージ配管40における下流側クランクケースチャージ配管40Dが、クランクケース26への接続部近傍で、左右に蛇行する形状に形成されている。
このような構成では、悪路等を走行し、エンジンオイルが飛散して、仮にクランクケースチャージ配管40に入ったとしても、キャニスタ47側に侵入することを防止できる。
なお、この変形例においては、蛇行した下流側クランクケースチャージ配管40Dの振動を防止するためのリテーナ部材60がクランクケース26の上面に設けられている。リテーナ部材60は左右一対設けられ、クランクケース26の上面から上方に延び、側面視でS字状に形成されている。
そして、この変形例においては、下流側クランクケースチャージ配管40Dが、キャニスタ分岐配管46の分岐位置の下方で、右方に延びた後に湾曲して、左方に延びてキャニスタ分岐配管46の分岐位置の下方を通過し、その後、再び右方に湾曲してから下方に延びてクランクケース26の上面に接続している。
そして、リテーナ部材60は、S字状における円弧部が上下に並ぶように形成されており、上下の円弧部内側に下流側クランクケースチャージ配管40Dにおける左右方向に延びる部位を保持して、下流側クランクケースチャージ配管40Dの上下の移動を規制している。
また、上記実施形態では、本発明を自動二輪車1としたが、車両は、自動二輪車に限らず、三輪車や四輪車であってもよい。
また、エンジンは単気筒エンジンに限らず、多気筒エンジンに適用してもよい。
また、上記実施形態では、ブリーザ配管39が吸気系におけるエアクリーナ32に、キャニスタパージ配管55が、吸気系においてエアクリーナ32よりも下流側に位置するインレットパイプ35に接続される例を説明したが、これらは吸気系において実施形態と異なる位置で接続されていてもよい。
また、上記実施形態では、ブリーザパージコントロールバルブ38及びキャニスタパージコントロールバルブ56に関してソレノイドを内蔵し、電気的に制御されるものを説明したが、これらの弁は、機械式の弁であっても構わない。
また、ブリーザパージコントロールバルブ38及びキャニスタパージコントロールバルブ56はデューディ制御されて開閉すると説明したが、開閉の制御のみならず、エンジン回転数等に応じて、開度の制御等をしてより厳密な制御を行っても構わない。
また、上述の実施形態中においては、燃料供給装置34はキャブレタであるが、スロットル弁を有するスロットルボディとインジェクタとで燃料供給装置を構成してもよく、この場合に、インジェクタは、スロットルボディと別体でこれと離間して配置されるものでもよいと説明したが、この場合、より具体的には、インジェクタをインレットパイプ等に設ければよい。
また、上記実施形態では、第2チェックバルブ45の開弁圧を、第1チェックバルブ48の開弁圧よりも小さくしたが、キャニスタ47に主に蒸発燃料を処理させたい場合には、第2チェックバルブ45の開弁圧を、第1チェックバルブ48の開弁圧よりも大きくしてもよい。
1 自動二輪車(車両)
4 メインフレーム
5L,5R リヤフレーム
13 燃料タンク
25 内燃機関
26 クランクケース
27 シリンダ
27S ブリーザ室
32 エアクリーナ
33 吸気ダクト
34 燃料供給装置
35 インレットパイプ
38 ブリーザパージコントロールバルブ
39 ブリーザ配管
40 クランクケースチャージ配管
42 大気導入管
42A 第3チェックバルブ
45 第2チェックバルブ
46 キャニスタ分岐配管
47 キャニスタ
48 第1チェックバルブ
50 パージポート
51 チャージポート
55 キャニスタパージ配管
56 キャニスタパージコントロールバルブ

Claims (9)

  1. 燃料を貯留する燃料タンク(13)と、
    エンジンオイルを収容するクランクケース(26)を有する内燃機関(25)と、
    前記燃料タンク(13)と前記クランクケース(26)とを連結し、前記燃料タンク(13)で生じた蒸発燃料を前記クランクケース(26)内に導入するクランクケースチャージ配管(40)と、を備える車両において、
    キャニスタ(47)と、
    前記クランクケースチャージ配管(40)から分岐し、前記キャニスタ(47)に接続するキャニスタ分岐配管(46)に取り付けられる第1チェックバルブ(48)と、を備え、
    前記第1チェックバルブ(48)は、前記クランクケースチャージ配管(40)内が所定圧以上になった際に開弁し、
    前記第1チェックバルブ(48)の開弁時に、前記クランクケースチャージ配管(40)から前記キャニスタ分岐配管(46)を通して蒸発燃料が前記キャニスタ(47)に供給されるようにしたことを特徴とする車両。
  2. 前記クランクケースチャージ配管(40)における前記キャニスタ分岐配管(46)の分岐点よりも下流側で、前記クランクケースチャージ配管(40)に取り付けられ、前記クランクケースチャージ配管(40)における前記燃料タンク(13)側から前記クランクケース(26)側への蒸発燃料の流通のみを許容する第2チェックバルブ(45)をさらに備え、
    前記第2チェックバルブ(45)の開弁圧を、前記第1チェックバルブ(48)の開弁圧よりも小さくすることを特徴とする請求項1に記載の車両。
  3. 前記クランクケースチャージ配管(40)における前記キャニスタ分岐配管(46)の分岐点よりも上流側で、前記クランクケースチャージ配管(40)に取り付けられ、大気に開放する大気導入管(42)と、
    前記大気導入管(42)に取り付けられ、大気吸入のみを許容する第3チェックバルブ(42A)と、をさらに備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の車両。
  4. 前記キャニスタ(47)のパージポート(50)と、前記内燃機関(25)の吸気系と、を接続するキャニスタパージ配管(55)と、
    前記キャニスタパージ配管(55)に取り付けられるキャニスタパージコントロールバルブ(56)と、
    前記内燃機関(25)に設けられるブリーザ室(27S)と、前記吸気系と、を接続するブリーザ配管(39)と、
    前記ブリーザ配管(39)に取り付けられるブリーザパージコントロールバルブ(38)と、をさらに備え、
    前記キャニスタパージコントロールバルブ(56)及び前記ブリーザパージコントロールバルブ(38)の開閉をデュ−ティ制御し、蒸発燃料の戻し量を調整することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の車両。
  5. 前記ブリーザ配管(39)は、前記吸気系におけるエアクリーナ(32)に、前記キャニスタパージ配管(55)は、前記吸気系において前記エアクリーナ(32)よりも下流側に位置するインレットパイプ(35)に接続されることを特徴とする請求項4に記載の車両。
  6. 前記クランクケースチャージ配管(40)は、前記燃料タンク(13)と前記クランクケース(26)との間において上下方向に延び、
    前記キャニスタ分岐配管(46)は、前記クランクケースチャージ配管(40)の側枝として取り付けられることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の車両。
  7. 前記クランクケースチャージ配管(40)における前記キャニスタ分岐配管(46)の分岐点よりも上流側で、前記クランクケースチャージ配管(40)に取り付けられ、大気に開放する大気導入管(42)が備えられ、
    前記大気導入管(42)が、前記クランクケースチャージ配管(40)の側枝として取り付けられることを特徴とする請求項6に記載の車両。
  8. 前記キャニスタ(47)は円筒状に形成され、前記内燃機関(25)の吸気系を構成する吸気ダクト(33)、燃料供給装置(34)、及びインレットパイプ(35)の下方で、前記クランクケース(26)の上面よりも上方の空間において、その軸方向を前後方向に向けて配置されることを特徴とする請求項6又は7に記載の車両。
  9. 前記クランクケースチャージ配管(40)は、前記クランクケース(26)への接続部近傍で、左右に蛇行する形状に形成されることを特徴とする請求項6〜8のいずれか1項に記載の車両。
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