JP5977704B2 - 車両 - Google Patents
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Description
また、車両には、キャニスタのみで蒸発燃料を処理するものもあるが、この場合、キャニスタにそれ相応の容量を確保する必要があり、車両の小型化を阻害する場合がある。
なお、吸気系では、エアクリーナ32側からシリンダ27側に向けて吸気が流れる。以下では、吸気の流れにおいて、エアクリーナ32側を上流側、シリンダ27側を下流側と呼ぶ場合がある。
なお、詳しくは、ブリーザ配管39は、BPCV38を挟んでシリンダ27側とエアクリーナ32側とで分断するものであるが、その構造の詳細については説明を省略する。
これにより、自動二輪車1では、ブローバイガス等の戻し量を調整可能となっている。なお、ブローバイガス等の戻し量は、例えば、エンジン回転数に応じて上記ソレノイドの開閉間隔を変化させる等して、増減の調整が可能となる。
クランクケースチャージ配管40は、燃料タンク13で生じた蒸発燃料をクランクケース26内に導入するために設けられている。なお、以下では、燃料タンク13からクランクケース26への蒸発燃料の流れ方向において、燃料タンク13側を上流側、クランクケース26側を下流側と呼ぶ場合がある。
第3チェックバルブ42Aは、第1三方ジョイント41側の気圧がエアクリーナ32側よりも負圧となった際に開放して、第1三方ジョイント41側に空気を導入する機械式の弁である。なお、詳しくは、大気導入管42は、第3チェックバルブ42Aを挟んで第1三方ジョイント41側とエアクリーナ32側とで分断するものであるが、その構造の詳細については説明を省略する。
第2三方ジョイント44は、上下方向に沿って延びる2つのポートで下流側クランクケースチャージ配管40Dの一部を構成しており、残りのポートにキャニスタ分岐配管46を接続させている。
また、第2チェックバルブ45は、燃料タンク13側からクランクケース26側への蒸発燃料の流通のみを許容する機械式の弁であり、所定の開弁圧(以下、第1所定圧と呼ぶ)が設定されている。
キャニスタ47は、その前方を指向する端部に蒸発燃料を吸気系に供給するパージポート50及び蒸発燃料を燃料タンク13から導入するチャージポート51を備え、内蔵する活性炭に蒸発燃料を吸着可能である。ここで、キャニスタ分岐配管46は、キャニスタ47のチャージポート51に接続されている。
また、内燃機関25の駆動時又は内燃機関25の停止時で内燃機関温度及び内圧が高くクランクケース26内に蒸発燃料を貯留等できず、クランクケースチャージ配管40内が第2所定圧以上となった場合には、第1チェックバルブ48が開放し、キャニスタ47側に蒸発燃料が導入される。
なお、第1チェックバルブ48が開放した場合には、キャニスタ47側とクランクケース26側の双方に蒸発燃料が導入される場合もある。
また、本実施形態の構成では、クランクケース26内に導入された蒸発燃料がブローバイガスと混在して、ブリーザ室27Sに導かれ、ブリーザ配管39を通して吸気系に供給される場合もある。
そして、自動二輪車1では、第1チェックバルブ48は、クランクケースチャージ配管40内が所定圧(第2所定圧)以上になった際に開弁し、第1チェックバルブ48の開弁時に、クランクケースチャージ配管40からキャニスタ分岐配管46を通して蒸発燃料がキャニスタ47に供給されるようになっている。
そして、リテーナ部材60は、S字状における円弧部が上下に並ぶように形成されており、上下の円弧部内側に下流側クランクケースチャージ配管40Dにおける左右方向に延びる部位を保持して、下流側クランクケースチャージ配管40Dの上下の移動を規制している。
また、エンジンは単気筒エンジンに限らず、多気筒エンジンに適用してもよい。
また、ブリーザパージコントロールバルブ38及びキャニスタパージコントロールバルブ56はデューディ制御されて開閉すると説明したが、開閉の制御のみならず、エンジン回転数等に応じて、開度の制御等をしてより厳密な制御を行っても構わない。
4 メインフレーム
5L,5R リヤフレーム
13 燃料タンク
25 内燃機関
26 クランクケース
27 シリンダ
27S ブリーザ室
32 エアクリーナ
33 吸気ダクト
34 燃料供給装置
35 インレットパイプ
38 ブリーザパージコントロールバルブ
39 ブリーザ配管
40 クランクケースチャージ配管
42 大気導入管
42A 第3チェックバルブ
45 第2チェックバルブ
46 キャニスタ分岐配管
47 キャニスタ
48 第1チェックバルブ
50 パージポート
51 チャージポート
55 キャニスタパージ配管
56 キャニスタパージコントロールバルブ
Claims (9)
- 燃料を貯留する燃料タンク(13)と、
エンジンオイルを収容するクランクケース(26)を有する内燃機関(25)と、
前記燃料タンク(13)と前記クランクケース(26)とを連結し、前記燃料タンク(13)で生じた蒸発燃料を前記クランクケース(26)内に導入するクランクケースチャージ配管(40)と、を備える車両において、
キャニスタ(47)と、
前記クランクケースチャージ配管(40)から分岐し、前記キャニスタ(47)に接続するキャニスタ分岐配管(46)に取り付けられる第1チェックバルブ(48)と、を備え、
前記第1チェックバルブ(48)は、前記クランクケースチャージ配管(40)内が所定圧以上になった際に開弁し、
前記第1チェックバルブ(48)の開弁時に、前記クランクケースチャージ配管(40)から前記キャニスタ分岐配管(46)を通して蒸発燃料が前記キャニスタ(47)に供給されるようにしたことを特徴とする車両。 - 前記クランクケースチャージ配管(40)における前記キャニスタ分岐配管(46)の分岐点よりも下流側で、前記クランクケースチャージ配管(40)に取り付けられ、前記クランクケースチャージ配管(40)における前記燃料タンク(13)側から前記クランクケース(26)側への蒸発燃料の流通のみを許容する第2チェックバルブ(45)をさらに備え、
前記第2チェックバルブ(45)の開弁圧を、前記第1チェックバルブ(48)の開弁圧よりも小さくすることを特徴とする請求項1に記載の車両。 - 前記クランクケースチャージ配管(40)における前記キャニスタ分岐配管(46)の分岐点よりも上流側で、前記クランクケースチャージ配管(40)に取り付けられ、大気に開放する大気導入管(42)と、
前記大気導入管(42)に取り付けられ、大気吸入のみを許容する第3チェックバルブ(42A)と、をさらに備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の車両。 - 前記キャニスタ(47)のパージポート(50)と、前記内燃機関(25)の吸気系と、を接続するキャニスタパージ配管(55)と、
前記キャニスタパージ配管(55)に取り付けられるキャニスタパージコントロールバルブ(56)と、
前記内燃機関(25)に設けられるブリーザ室(27S)と、前記吸気系と、を接続するブリーザ配管(39)と、
前記ブリーザ配管(39)に取り付けられるブリーザパージコントロールバルブ(38)と、をさらに備え、
前記キャニスタパージコントロールバルブ(56)及び前記ブリーザパージコントロールバルブ(38)の開閉をデュ−ティ制御し、蒸発燃料の戻し量を調整することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の車両。 - 前記ブリーザ配管(39)は、前記吸気系におけるエアクリーナ(32)に、前記キャニスタパージ配管(55)は、前記吸気系において前記エアクリーナ(32)よりも下流側に位置するインレットパイプ(35)に接続されることを特徴とする請求項4に記載の車両。
- 前記クランクケースチャージ配管(40)は、前記燃料タンク(13)と前記クランクケース(26)との間において上下方向に延び、
前記キャニスタ分岐配管(46)は、前記クランクケースチャージ配管(40)の側枝として取り付けられることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の車両。 - 前記クランクケースチャージ配管(40)における前記キャニスタ分岐配管(46)の分岐点よりも上流側で、前記クランクケースチャージ配管(40)に取り付けられ、大気に開放する大気導入管(42)が備えられ、
前記大気導入管(42)が、前記クランクケースチャージ配管(40)の側枝として取り付けられることを特徴とする請求項6に記載の車両。 - 前記キャニスタ(47)は円筒状に形成され、前記内燃機関(25)の吸気系を構成する吸気ダクト(33)、燃料供給装置(34)、及びインレットパイプ(35)の下方で、前記クランクケース(26)の上面よりも上方の空間において、その軸方向を前後方向に向けて配置されることを特徴とする請求項6又は7に記載の車両。
- 前記クランクケースチャージ配管(40)は、前記クランクケース(26)への接続部近傍で、左右に蛇行する形状に形成されることを特徴とする請求項6〜8のいずれか1項に記載の車両。
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JP2013072284A JP5977704B2 (ja) | 2013-03-29 | 2013-03-29 | 車両 |
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JP2013072284A JP5977704B2 (ja) | 2013-03-29 | 2013-03-29 | 車両 |
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JP2014196687A JP2014196687A (ja) | 2014-10-16 |
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Family Applications (1)
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JP2013072284A Active JP5977704B2 (ja) | 2013-03-29 | 2013-03-29 | 車両 |
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JPS58174150A (ja) * | 1982-04-07 | 1983-10-13 | Nissan Motor Co Ltd | エンジンの燃料蒸気蒸散防止装置 |
JPS61125642U (ja) * | 1985-01-24 | 1986-08-07 | ||
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