JP5977617B2 - 被処理体のマイクロ波処理方法及びマイクロ波処理装置 - Google Patents

被処理体のマイクロ波処理方法及びマイクロ波処理装置 Download PDF

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Description

本発明は、被処理体のマイクロ波処理方法及びマイクロ波処理装置に関する。
被処理体としての半導体ウエハ(以下、単に「ウエハ」という。)において、アモルファスシリコンの結晶化やドープされた不純物の活性化は、通常、ランプヒータを用いた熱処理によって実現されている。当該熱処理ではアモルファスシリコンが加熱されて溶融し、不純物が加熱されて活性化する。
また、ランプヒータを用いた熱処理では、ウエハ表面が加熱されて加熱を所望する部分へ熱が伝わるため、ウエハの表面に存在するトレンチやホールの形状が崩れることがある。そこで、近年、マイクロ波を用いた熱処理が検討されている(例えば、特許文献1参照。)。マイクロ波を用いた熱処理では、マイクロ波が照射されたウエハ内に、例えば、不純物の双極子が存在すると、該双極子がマイクロ波によって振動されて摩擦熱が発生し、該摩擦熱によって当該双極子の近傍が加熱される(誘電加熱)。すなわち、ウエハにおいて加熱を所望する部分に双極子を存在させれば、ウエハの表面を加熱することなく、当該部分のみを選択的に加熱することができる。
マイクロ波を用いた熱処理では、多方面からウエハへマイクロ波を照射するために、ウエハを収容したチャンバ内にマイクロ波を導入した後、該マイクロ波をチャンバの内面で反射させてチャンバ内で散乱させる。散乱したマイクロ波は異常放電を生じやすいので、チャンバ内はほぼ大気圧に保たれて異常放電の発生が抑制される。
特願2012−040095号明細書
ところで、ウエハの表面には半導体デバイスを構成するための種々の膜が形成されており、金属を含む膜も存在する。一方で、チャンバ内には酸素を含む大気が存在し、ウエハはマイクロ波で加熱されるため、ウエハの表面に熱酸化によって酸化物が発生することがある。例えば、マイクロ波を用いた熱処理でウエハの表面に珪化物を発生させる場合でも、珪化物に酸化物が混在してしまう。したがって、マイクロ波を用いる熱処理においては望まれない酸化物の発生を抑制する必要がある。
本発明の目的は、マイクロ波を用いる熱処理において酸化物の発生を抑制することができる被処理体のマイクロ波処理方法及びマイクロ波処理装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1記載のマイクロ波処理方法は、処理容器内の被処理体にマイクロ波を照射する被処理体のマイクロ波処理方法であって、前記処理容器内を外部よりも陽圧にして前記被処理体を前記処理容器内へ搬入する搬入ステップと、前記処理容器の天井部及び側壁部に設けられたガス導入ユニットから前記処理容器内に窒素ガスを導入して前記処理容器内から酸素ガスを排出する酸素ガス排出ステップと、前記酸素ガスが排出された処理容器内に前記マイクロ波を導入して前記被処理体に熱処理を施す熱処理ステップと、前記処理容器内を外部より陽圧にして前記被処理体を冷却する冷却ステップとを有し、前記酸素ガス排出ステップでは、前記被処理体を水平に回転させながら、前記ガス導入ユニットから前記窒素ガスを前記被処理体の表面へ直接吹き付けて前記処理容器内から酸素ガスを排出することを特徴とする。
請求項2記載のマイクロ波処理方法は、請求項1記載のマイクロ波処理方法において、前記酸素ガス排出ステップでは、前記被処理体の表面の近傍に存在する酸素ガスを前記窒素ガスによって押出して除去することを特徴とする。
請求項3記載のマイクロ波処理方法は、請求項1又は2記載のマイクロ波処理方法において、前記熱処理ステップでは、前記処理容器内を外部より陰圧に維持することを特徴とする。
請求項4記載のマイクロ波処理方法は、請求項1乃至3のいずれか1項に記載のマイクロ波処理方法において、前記冷却ステップでは、前記処理容器内へ前記窒素ガスを導入するとともに、前記被処理体を水平に回転させ、前記窒素ガスの導入中に前記被処理体の回転を停止することを特徴とする。
上記目的を達成するために、請求項5記載のマイクロ波処理装置は、被処理体を収容する処理容器と、前記処理容器内にマイクロ波を導入するマイクロ波導入ユニットと、前記処理容器内に窒素ガスを導入するために前記処理容器の天井部及び側壁部に設けられたガス導入ユニットを備えるマイクロ波処理装置であって、前記ガス導入ユニットは、前記マイクロ波導入ユニットによる前記処理容器内へのマイクロ波の導入に先立って、前記処理容器内へ前記窒素ガスを導入して前記処理容器内から酸素ガスを排出する際、水平に回転する前記被処理体の表面へ直接前記窒素ガスを吹き付けることを特徴とする。
請求項6記載のマイクロ波処理装置は、請求項5記載のマイクロ波処理装置において、前記処理容器は、該処理容器内に収容された前記被処理体と協働して前記被処理体の表面が面する隔離空間を画成する壁部を有し、前記ガス導入ユニットは前記隔離空間に前記窒素ガスを導入することを特徴とする。
請求項7記載のマイクロ波処理装置は、請求項5又は6記載のマイクロ波処理装置において、前記処理容器内のガスを排出するガス排出ユニットをさらに備え、前記ガス排出ユニットは外部から前記処理容器内へのガスの逆流を防止する逆流防止部を有することを特徴とする。
請求項8記載のマイクロ波処理装置は、請求項5乃至7のいずれか1項に記載のマイクロ波処理装置において、前記処理容器は前記被処理体の搬出入口を有し、前記処理容器の外部に配置され、前記搬出入口を所定のガスの流れで覆うように前記所定のガスを噴出するガス噴出ユニットをさらに備えることを特徴とする。
本発明によれば、被処理体の搬入時や冷却時に処理容器内を外部より陽圧にして外部から大気に含まれる酸素ガスが処理容器内へ流入するのを防止するとともに、マイクロ波による被処理体の熱処理に先だって、処理容器内に窒素ガスを導入して処理容器内から酸素ガスを排出するので、マイクロ波を用いる被処理体の熱処理において酸化物の発生を抑制することができる。
本発明の実施の形態に係るマイクロ波処理装置の構成を概略的に示す断面図である。 図1のマイクロ波処理装置が実行するマイクロ波熱処理のフローチャートである。 図1のマイクロ波処理装置において水平に回転するウエハの表面への窒素ガスの吹き付けの様子を説明するための断面図である。 図1における天井部をチャンバ内から眺めた底面図である。 図1のマイクロ波処理装置におけるウエハの熱処理時のウエハの移動の様子を説明するための断面図である。 図1のマイクロ波処理装置の第1の変形例の構成を概略的に示す断面図である。 図1のマイクロ波処理装置の第2の変形例の構成を概略的に示す断面図である。 図1のマイクロ波処理装置の第3の変形例の構成を概略的に示す断面図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
図1は、本実施の形態に係るマイクロ波処理装置の構成を概略的に示す断面図である。
図1において、マイクロ波処理装置10は、ウエハW(被処理体)を収容するチャンバ11(処理容器)と、チャンバ11内にマイクロ波を導入するマイクロ波導入機構12(マイクロ波導入ユニット)と、チャンバ11内においてウエハWを支持する支持機構13と、チャンバ11内に所定のガスを導入する2つのガス導入機構14(ガス導入ユニット)と、チャンバ11内を減圧排気する排気機構15(ガス排出ユニット)とを備える。
チャンバ11は、板状の天井部16と、該天井部16と対向する底部17と、天井部16及び底部17を連結する側壁部18とを備え、直方体状を呈する。天井部16、底部17や側壁部18は金属、例えば、アルミニウムやステンレスからなる。天井部16は図中上下方向(以下、単に「上下方向」という。)に関して貫通する複数のマイクロ波導入ポート19を有し、底部17は排気ポート20を有する。各側壁部18の内面は、チャンバ11内に導入されたマイクロ波を反射するように平坦に構成される。また、一の側壁部18にはウエハWの搬出入口21が設けられ、該搬出入口21にはゲートバルブ22が設けられ、該ゲートバルブ22は上下方向に移動して搬出入口21を開閉する。
支持機構13は、底部17を貫通して上下方向に沿って延在するシャフト23と、該シャフト23の上部から図中水平に展開する複数のアーム24と、シャフト23を回転させる回転駆動部25と、シャフト23を上下方向に昇降させる昇降駆動部26と、シャフト23の基台として機能し、回転駆動部25や昇降駆動部26が取り付けられるシャフト基部27とを有する。シャフト23はベローズ28によって覆われてチャンバ11の外部から遮断される。
支持機構13では、各アーム24の先端から突出するピン29によってウエハWが支持され、シャフト23が回転することによってアーム24に載置されたウエハWはチャンバ11内において図中水平に回転し(図中矢印で示す。)、シャフト23が昇降することによってウエハWはチャンバ11内において上下方向に移動する(図中白抜き矢印で示す。)。また、シャフト23の先端にはウエハWの温度を測定するための放射温度計30が設けられ、チャンバ11の外部に設けられた温度計測部31と配線32で接続される。
天井部16や側壁部18に設けられる各ガス導入機構14は複数の配管35を介して天井部16や側壁部18に開口する複数のガス導入口36に接続され、処理ガス、冷却ガス又はパージガスとして、例えば、窒素(N)ガス、アルゴン(Ar)ガス、ヘリウム(He)ガス、ネオン(Ne)ガス、酸素(O)ガス、水素(H)ガスをチャンバ11内へダウンフロー方式やサイドフロー方式で導入する。配管35にはマスフローコントローラや開閉バルブ(いずれも図示しない)が配され、処理ガス、冷却ガスやパージガスの種類や流量を制御する。なお、図1において、複数のガス導入口36は天井部16や側壁部18に開口するが、支持機構13にウエハWを載置するステージを配置し、該ステージの載置面に複数のガス導入口を開口させ、パージガス等をアップフロー方式でチャンバ11内へ導入してもよい。
排気機構15はドライポンプ等の排気装置を有し、排気管33を介して排気ポート20に接続される。排気ポート20は、支持機構13が支持するウエハWに関してガス導入口36が開口する側壁部18とは反対側の側壁部18の近傍に開口する。これにより、側壁部18のガス導入口36から導入されたパージガス等をチャンバ11内において水平方向に移動させ、該パージガス等をウエハWの表面に沿って流す。また、排気管33には圧力調整バルブ34が設けられ、チャンバ11内の圧力を調整する。
また、圧力調整バルブ34の上流側及び下流側にはそれぞれ、大気圧に対する陽圧状態にあるか否か、並びに、大気圧に対する陰圧状態であるか否かを監視する微差圧計51,52が設けられ、微差圧計51,52の監視によってチャンバ11内の圧力状態が所望の陽圧状態、又は陰圧状態に保たれる。さらに、圧力調整バルブ34の上流側の排気管33は分岐して大気圧に保たれた搬送モジュール(ローダモジュール)53に接続される。排気管33及び搬送モジュール53の間にはリリーフバルブ54が配され、チャンバ11内が過加圧状態になった際にリリーフバルブ54が開弁し、チャンバ11内の圧力を搬送モジュール53に逃がしてチャンバ11内の圧力を安全な範囲に収め、且つチャンバ11内を陽圧状態に保つ。
なお、マイクロ波処理装置10に排気機構15を必ず設ける必要はなく、排気機構15を設けない場合には、マイクロ波処理装置10が設置される工場が有する排気設備の排気ラインを排気ポート20へ直接接続する。
チャンバ11内において、アーム24と側壁部18の間には整流板37が配置される。整流板37には多数の貫通穴37aを有し、各貫通穴37aへチャンバ11内の雰囲気を流すことによってウエハW周りの雰囲気の流れを整える。
マイクロ波導入機構12は天井部16の上方に配置され、マイクロ波をチャンバ11内に導入する複数のマイクロ波ユニット38と、該複数のマイクロ波ユニット38に接続された高電圧電源39とを有する。
各マイクロ波ユニット38は、マイクロ波を生成するマグネトロン40と、生成されたマイクロ波をチャンバ11へ伝送する導波管41と、マイクロ波導入ポート19を塞ぐように天井部16に固定された透過窓42とを有する。
マグネトロン40は高電圧電源39に接続され、該高電圧電源39から高電圧電流が供給されて、種々の周波数、例えば、2.45GHzや5.8GHzのマイクロ波を生成する。マグネトロン40はマイクロ波処理装置10で実行される熱処理において最適な周波数のマイクロ波を選択的に生成する。
導波管41は矩形の断面、並びに角筒形状を有し、マイクロ波導入ポート19から上方へ立設され、マグネトロン40と透過窓42を接続する。マグネトロン40は導波管41の上端近傍に設けられ、マグネトロン40が生成したマイクロ波は、導波管41内において伝送されて透過窓42を介してチャンバ11内へ導入される。
透過窓42は誘電体材料、例えば、石英やセラミックスからなり、透過窓42及び天井部16の間はシール部材によって気密にシールされている。透過窓42からアーム24に支持されたウエハWまでの距離は、例えば、25mm以上とするのが好ましい。
マイクロ波ユニット38は、さらに、導波管41の途中に設けられたサーキュレータ43、検出器44、チューナ45及びサーキュレータ43に接続されたダミーロード46を有し、サーキュレータ43、検出器44及びチューナ45は、上方からこの順で配置される。サーキュレータ43及びダミーロード46は、チャンバ11内から反射するマイクロ波のアイソレータとして機能し、ダミーロード46はサーキュレータ43によって導波管41から分離された反射波を熱に変換して消費する。
検出器44はチャンバ11内からの反射波を検出し、チューナ45はマグネトロン40及びチャンバ11の間のインピーダンスを整合する。チューナ45は導波管41内へ突出可能に構成された導体板(図示しない)を有し、該導体板の突出量を制御することによって反射波の電力量が最少となるように上記インピーダンスを整合する。
マイクロ波処理装置10では、チャンバ11内へ導入されたマイクロ波が側壁部18等の内面によって反射されて散乱し、該散乱したマイクロ波が全方位からウエハWへ照射される。ウエハWへ照射されたマイクロ波は、ウエハW内の双極子を振動させて摩擦熱を発生させ、該摩擦熱によってウエハWが加熱される。すなわち、マイクロ波を用いた熱処理が実行される。このとき、シャフト23が回転して、散乱するマイクロ波がウエハWの各部へ満遍なく照射されるようにウエハWを図中水平に回転させる。また、マイクロ波が散乱するチャンバ11内が減圧されると、異常放電が生じるおそれがあるため、ウエハWにマイクロ波が照射される際、排気機構15の圧力調整バルブ34の圧力調整と、ガス導入機構14からのガス供給とによってチャンバ11内がほぼ大気圧に維持される。
図2は、図1のマイクロ波処理装置10が実行するマイクロ波熱処理(マイクロ波処理方法)のフローチャートである。
まず、排気機構15の圧力調整バルブ34の圧力調整と、ガス導入機構14からのガス供給とによってチャンバ11内を外部より陽圧にした後、ゲートバルブ22によって搬出入口21を開口し、該搬出入口21からウエハWをチャンバ11内へ搬入し(搬入ステップ)(ステップS21)、支持機構13によって支持させる。支持機構13は支持するウエハWを図中水平に回転させてチャンバ11内を浮遊する微量のパーティクルがウエハWの表面に付着するのを防止する。例えば、パーティクルがウエハWの表面に付着しても、ウエハWの回転による遠心力によってウエハWの外周へ向けて移動させられてウエハWの表面から除去される。
次いで、各ガス導入機構14によってパージガスとしての窒素ガスを大流量でチャンバ11内に導入し、該チャンバ11内の大気(酸素ガスを含む)を窒素ガスで排気ポート20からチャンバ11の外部へ押出して排出する(酸素ガス排出ステップ)(ステップS22)。このとき、図3に示すように、天井部16に設けられたガス導入機構14の複数のガス導入口36から回転するウエハWの表面へ窒素ガスを吹き付ける。ウエハWの表面に吹き付けられた窒素ガスはウエハWの表面との摩擦によって遠心力を受けてウエハWの表面に沿ってウエハWの周辺部へ向けて流れる(図中細矢印で示す。)。これにより、半導体デバイスが形成されるウエハWの表面の近傍に存在する酸素ガスを窒素ガスによって押出して確実に除去することができる。また、チャンバ11内の大気を窒素ガスで押出して排出する際、支持機構13によってウエハWを上下方向に移動させ、当該マイクロ波を用いた熱処理に適した位置へ配置する。
次いで、各ガス導入機構14から導入される窒素ガスの流量を漸減してチャンバ11内の窒素ガスの流れを安定させる(ステップS23)。このときも、遠心力によってウエハWの表面に吹き付けられた窒素ガスはウエハWの周辺部へ向けて流れ、ウエハWの表面の近傍に存在する酸素ガスを押出して除去する。なお、支持機構13によるウエハWの水平回転はチャンバ11内の窒素ガスの流れが安定してから開始してもよい。この場合も、ウエハWの水平回転開始後には、遠心力によるパーティクルの除去及びウエハWの表面の近傍に存在する酸素ガスの除去を行うことができる。
次いで、チャンバ11内への窒素ガスの導入を停止する一方、ウエハWの水平回転を継続したまま、マイクロ波導入機構12によってチャンバ11内へマイクロ波を導入し、該マイクロ波をチャンバ11の側壁部18等の内面によって反射させて散乱させ、該散乱させたマイクロ波を全方位からウエハWへ照射し、ウエハWを所望の熱処理温度まで加熱する(ステップS24)。
次いで、ウエハWの温度が所望の熱処理温度に達した後、チャンバ11内へのマイクロ波の導入量を調整して、ウエハWの温度を所望の熱処理温度に維持することにより、ウエハWへ熱処理を施す(熱処理ステップ)(ステップS25)。なお、ステップS24及び/又はステップS25において窒素ガスの導入を停止することなく継続してもよい。
マイクロ波はチャンバ11内において散乱するが、チャンバ11内において均等には散乱せずに定在波の発生によって偏在するため、ウエハWの各部に照射されるマイクロ波の量は同じではない。これに対して、本実施の形態ではウエハWが水平に回転するため、ウエハWの円周方向に関するマイクロ波の積算照射量は均等化され、ウエハWは円周方向に関して均等に加熱される。また、ウエハWの径方向に関するマイクロ波の積算照射量の均等化に関しては、各マイクロ波導入ポート19の位置を互いにオフセットさせて対応する。
図4は、図1における天井部をチャンバ内から眺めた底面図である。
図4において、マイクロ波導入ポート19a,19bは同一円周47a上に配置され、マイクロ波導入ポート19c,19dは同一円周47b上に配置され、円周47a、円周47bの中心は天井部16の中心Cに一致し、且つ円周47bは円周47aよりも半径が大きい。ここで、天井部16の中心Cは支持機構13に支持されたウエハWの中心と一致するため、マイクロ波導入ポート19c,19dはウエハWの半径方向に関してマイクロ波導入ポート19a,19bからオフセットしている。
この場合、チャンバ11内におけるウエハWの半径方向に関するマイクロ波の分布形態に応じてマイクロ波導入ポート19a,19bやマイクロ波導入ポート19c,19dから照射されるマイクロ波の量を調整する。具体的には、ウエハWの半径方向に関してウエハWの中心側に照射されるマイクロ波の量が多いときは、相対的にマイクロ波導入ポート19a,19bから照射されるマイクロ波の量を減少させ、マイクロ波導入ポート19c,19dから照射されるマイクロ波の量を増加させてウエハWの半径方向に関するマイクロ波の照射量を均等化する。また、ウエハWの半径方向に関してウエハWの外周側に照射されるマイクロ波の量が多いときは、相対的にマイクロ波導入ポート19a,19bから照射されるマイクロ波の量を増加させ、マイクロ波導入ポート19c,19dから照射されるマイクロ波の量を減少させてウエハWの半径方向に関するマイクロ波の照射量を均等化する。これにより、ウエハWの径方向に関するマイクロ波の積算照射量が均等化され、ウエハWは半径方向に関して均等に加熱される。
また、上述したように、マイクロ波はチャンバ11内において偏在するため、チャンバ11内においてウエハWを移動させることにより、ウエハWの熱処理温度を調整してもよい。例えば、図5に示すように、マイクロ波(図中矢印で示す。)が天井部16、底部17や側壁部18の内面で反射するチャンバ11内において、支持機構13によってウエハWを上下方向に移動させる。具体的には、チャンバ11内の上部にマイクロ波が偏在する場合、ウエハWを上方へ移動させる(図中実線で示す。)ことによってウエハWへのマイクロ波の照射量を増加させてウエハWの熱処理温度を上昇させることができ、また、ウエハWを下方へ移動させる(図中下線で示す。)ことによってウエハWへのマイクロ波の照射量を減少させてウエハWの熱処理温度を下降させることができる。さらに、ウエハWの熱処理を複数のステップに分けて実行する場合、各ステップにおけるウエハWのチャンバ11内の位置を変更してウエハWへ照射されるマイクロ波の量を変更し、各ステップにおけるウエハWの熱処理温度を変更してもよい。
なお、ウエハWを所望の熱処理温度まで加熱する際(ステップS24)においても、ウエハWを水平に回転させることによってウエハWの温度を円周方向に関して均一に上昇させることができ、また、支持機構13によってウエハWをマイクロ波が偏在する場所へ移動させ、ウエハWの温度を素早く上昇させることができる。
さらに、ウエハWへ熱処理を施す際、チャンバ11内の圧力は外部の圧力とほぼ同じ大気圧に維持されるが、圧力調整バルブ34の圧力調整とガス供給とによってチャンバ11内を外部より陰圧に維持してもよい。これにより、チャンバ11内に散乱するマイクロ波に起因する放電が生じて不必要な物質やガスが発生しても、不必要な物質やガスをチャンバ11内に留めることができ、もって、不必要な物質やガスがチャンバ11の外部へ流出するのを防止することができる。
次いで、ウエハWの熱処理が終了すると、チャンバ11内へのマイクロ波の導入を停止し、圧力調整バルブ34の圧力調整とガス供給とによってチャンバ11内を外部より陽圧にするが、ウエハWの水平回転は継続し、さらに、各ガス導入機構14からの窒素ガスのチャンバ11内への導入が再開される。このとき、側壁部18のガス導入口36から導入された窒素ガスはウエハWの表面に沿って流れ、また、天井部16のガス導入口36から導入された窒素ガスは遠心力を受けてウエハWの表面に沿って流れるので、各窒素ガスはウエハWの表面から熱を除去する冷却ガスとして機能し、ウエハWが窒素ガスによって冷却される(冷却ステップ)(ステップS26)。
但し、ウエハWが過冷却されてウエハWの温度が急激に低下すると、ウエハWにチャンバ11内を浮遊するパーティクルへ熱泳動力が作用せず、該パーティクルがウエハWに付着するおそれがあれため、チャンバ11内へ窒素ガスを導入している間にウエハWの水平回転を停止する。これにより、ウエハWが過冷却されてパーティクルが付着するのを防止する。一方、ウエハWの温度が高いままチャンバ11の外部へ搬出すると、該ウエハWが有する熱によって熱酸化反応が発生してウエハWの表面に熱酸化膜が形成される可能性があるので、ウエハWを500℃〜600℃まで冷却した後、外部へ搬出するのが好ましい。
次いで、チャンバ11内を外部より陽圧に維持したまま、ゲートバルブ22を移動させて搬出入口21を開放させ、チャンバ11内からウエハWを外部へ搬出する(ステップS27)。搬出入口21が開放すると、チャンバ11内と外部が連通するが、チャンバ11内が外部よりも陽圧に維持されるため、外部からチャンバ11内へ酸素ガスを含む大気が流入するのを防止することができる。これにより、次のウエハWの熱処理においてウエハWの表面等に酸化物が発生するのを確実に防止することができる。
図2のマイクロ波熱処理によれば、ウエハWの搬入時や冷却時にチャンバ11内を外部より陽圧にして外部から大気に含まれる酸素ガスがチャンバ11内へ流入するのを防止するとともに、マイクロ波によるウエハWの熱処理に先だって、チャンバ11内に窒素ガスを導入してチャンバ11内から大気(酸素ガスを含む)を排出するので、マイクロ波を用いるウエハWの熱処理において半導体デバイスが形成されるウエハWの表面に酸化物が発生するのを抑制することができる。
特に、天井部16に設けられたガス導入機構14の複数のガス導入口36から回転するウエハWの表面へ窒素ガスを吹き付けるので、ウエハWから遠心力を受けてウエハWの表面に沿ってウエハWの周辺部へ向けて流れる窒素ガスにより、ウエハWの表面の近傍に存在する酸素ガスを窒素ガスによって押出して確実に除去することができる。
以上、本発明について、上記実施の形態を用いて説明したが、本発明は上記実施の形態に限定されるものではない。
例えば、図6に示すように、天井部16から下方へ突出し、支持機構13に支持されたウエハWと協働して隔離空間Sを画成する壁部48を設けてもよい。該隔離空間SにはウエハWの表面が面し、天井部16の各ガス導入口36から窒素ガスが導入される。隔離空間Sの容積はチャンバ11内の容積よりも小さいため、パージガスとしての窒素ガスによって隔離空間Sから迅速に酸素ガスを除去することができ、熱処理時に半導体デバイスが形成されるウエハWの表面が酸素ガスと接触するのを防止することができ、もって、ウエハWの表面における酸化物の発生を確実に抑制することができる。
また、図7に示すように、排気管33へ逆流防止ユニット(逆流防止部)、例えば、アスピレータ49を設け、外部からチャンバ11内へ大気の逆流を防止してもよい。これにより、酸素ガスを含む大気がチャンバ11内へ逆流するのを防止することができ、もって、ウエハWの表面における酸化物の発生を確実に抑制することができる。
さらに、図8に示すように、チャンバ11の外部であってゲートバルブ22の斜め上方に所定のガス、例えば、酸素ガス以外の不活性ガスを下方に向けて噴出するガス噴出ユニット50を設けてもよい。ウエハWの熱処理が終了して搬出入口21が開放された際、チャンバ11内の窒素ガスが外部へ放出されるが、窒素ガスはウエハWからの輻射熱等によって加熱されているため、搬出入口21の上部から外部へ放出される。このとき、加熱された窒素ガスの放出の反作用として外部の比較的温度の低い大気(酸素を含む)が搬出入口21の下部からチャンバ11へ逆流するおそれがある。これに対応して、ガス噴出ユニット50は、ゲートバルブ22が搬出入口21を開放した際、該搬出入口21を不活性ガスの流れ(図中白矢印で示す。)で覆うように不活性ガスを噴出する。これにより、搬出入口21が外部から遮断されるので、酸素ガスを含む大気がチャンバ11内へ逆流するのを防止することができ、もって、ウエハWの表面における酸化物の発生を確実に抑制することができる。
S 隔離空間
W ウエハ
10 マイクロ波処理装置
11 チャンバ
12 マイクロ波導入機構
13 支持機構
14 ガス導入機構
15 排気機構
21 搬出入口
22 ゲートバルブ
38 マイクロ波ユニット
48 壁部
49 アスピレータ
50 ガス噴出ユニット

Claims (8)

  1. 処理容器内の被処理体にマイクロ波を照射する被処理体のマイクロ波処理方法であって、
    前記処理容器内を外部よりも陽圧にして前記被処理体を前記処理容器内へ搬入する搬入ステップと、
    前記処理容器の天井部及び側壁部に設けられたガス導入ユニットから前記処理容器内に窒素ガスを導入して前記処理容器内から酸素ガスを排出する酸素ガス排出ステップと、
    前記酸素ガスが排出された処理容器内に前記マイクロ波を導入して前記被処理体に熱処理を施す熱処理ステップと、
    前記処理容器内を外部より陽圧にして前記被処理体を冷却する冷却ステップとを有し、
    前記酸素ガス排出ステップでは、前記被処理体を水平に回転させながら、前記ガス導入ユニットから前記窒素ガスを前記被処理体の表面へ直接吹き付けて前記処理容器内から酸素ガスを排出することを特徴とするマイクロ波処理方法。
  2. 前記酸素ガス排出ステップでは、前記被処理体の表面の近傍に存在する酸素ガスを前記窒素ガスによって押出して除去することを特徴とする請求項1記載のマイクロ波処理方法。
  3. 前記熱処理ステップでは、前記処理容器内を外部より陰圧に維持することを特徴とする請求項1又は2記載のマイクロ波処理方法。
  4. 前記冷却ステップでは、前記処理容器内へ前記窒素ガスを導入するとともに、前記被処理体を水平に回転させ、前記窒素ガスの導入中に前記被処理体の回転を停止することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のマイクロ波処理方法。
  5. 被処理体を収容する処理容器と、前記処理容器内にマイクロ波を導入するマイクロ波導入ユニットと、前記処理容器内に窒素ガスを導入するために前記処理容器の天井部及び側壁部に設けられたガス導入ユニットを備えるマイクロ波処理装置であって、
    前記ガス導入ユニットは、前記マイクロ波導入ユニットによる前記処理容器内へのマイクロ波の導入に先立って、前記処理容器内へ前記窒素ガスを導入して前記処理容器内から酸素ガスを排出する際、水平に回転する前記被処理体の表面へ直接前記窒素ガスを吹き付けることを特徴とするマイクロ波処理装置。
  6. 前記処理容器は、該処理容器内に収容された前記被処理体と協働して前記被処理体の表面が面する隔離空間を画成する壁部を有し、
    前記ガス導入ユニットは前記隔離空間に前記窒素ガスを導入することを特徴とする請求項5記載のマイクロ波処理装置。
  7. 前記処理容器内のガスを排出するガス排出ユニットをさらに備え、
    前記ガス排出ユニットは外部から前記処理容器内へのガスの逆流を防止する逆流防止部を有することを特徴とする請求項5又は6記載のマイクロ波処理装置。
  8. 前記処理容器は前記被処理体の搬出入口を有し、
    前記処理容器の外部に配置され、前記搬出入口を所定のガスの流れで覆うように前記所定のガスを噴出するガス噴出ユニットをさらに備えることを特徴とする請求項5乃至7のいずれか1項に記載のマイクロ波処理装置。
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