JP5647651B2 - マイクロ波処理装置の洗浄方法 - Google Patents

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Description

本発明は、マイクロ波処理装置の洗浄方法に関し、特に、マイクロ波処理装置の処理容器内の洗浄方法に関する。
被処理体としてのウエハにおいて、アモルファスシリコンの結晶化やドープされた不純物の活性化は、通常、ランプヒータを用いた熱処理によって実現されている。当該熱処理ではアモルファスシリコンが加熱されて溶融して結晶化され、不純物がドープされた部分が加熱されて不純物が活性化する。
ランプヒータを用いた熱処理では、ウエハ表面が加熱されて加熱を所望する部分へ熱が伝わるため、ウエハの表面に存在するトレンチやホールの形状が崩れることがある。そこで、近年、熱処理としてマイクロ波を用いた処理が検討されている(例えば、特許文献1参照。)。マイクロ波を用いた処理では、マイクロ波が照射されたウエハ内に、例えば、不純物の双極子が存在すると、該双極子がマイクロ波によって振動されて摩擦熱が発生し、該摩擦熱によって当該双極子の近傍が加熱される(誘電加熱)。すなわち、ウエハ内部の加熱を所望する部分に双極子を存在させれば、ウエハの表面を加熱することなく、ウエハ内部の当該部分のみを選択的に加熱することができる。また、マイクロ波を用いた処理では、上述した選択的加熱によって不必要な部分を加熱することがないので、エネルギー効率が高く、消費電力を低減することができる。
マイクロ波を用いた処理では、多方面からウエハへマイクロ波を照射するために、マイクロ波処理装置においてウエハを収容したチャンバ(処理容器)内にマイクロ波を導入した後、該マイクロ波をチャンバの内面で反射させてチャンバ内で散乱させる。散乱したマイクロ波は異常放電を生じやすいので、チャンバ内はほぼ大気圧に保たれて異常放電の発生が抑制される。
ところで、マイクロ波処理装置においてマイクロ波を用いた処理を繰り返して行うと、メンテナンスのためにチャンバを大気開放する必要があるが、チャンバを大気開放した際、外部からパーティクルや金属原子等がチャンバ内に進入することがある。
ウエハにプラズマ処理を施すプラズマ処理装置は、チャンバ内を減圧するための真空ポンプ、例えば、ターボ分子ポンプを備えており、チャンバ内へ進入したパーティクル等をターボ分子ポンプによってチャンバ内の大気ごとチャンバの外部へ排出する。
特願2012−040095号明細書
しかしながら、プラズマ処理とは異なるマイクロ波を用いた処理はほぼ大気圧下で行われるため、マイクロ波処理装置はターボ分子ポンプ等の真空ポンプを備えていない。したがって、メンテナンスの際にチャンバ内に進入したパーティクル等を強制的に排出することができず、当該パーティクル等によってチャンバ内が汚染される可能性がある。
本発明の目的は、パーティクル等による処理容器内の汚染を防止することができるマイクロ波処理装置の洗浄方法を提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1記載のマイクロ波処理装置の洗浄方法は、被処理体を収容する処理容器と、前記処理容器内にマイクロ波を導入するマイクロ波導入ユニットと、前記処理容器内にガスを導入するガス導入ユニットとを備えるマイクロ波処理装置の洗浄方法であって、洗浄用の被処理体を前記処理容器内に搬入する搬入ステップと、前記ガス導入ユニットから前記処理容器内に前記ガスを導入すると共に前記処理容器内に導入された前記ガスを前記処理容器内から排出するガス導入ステップと、前記処理容器内に前記マイクロ波を導入して、前記処理容器内にプラズマを発生させることなく前記処理容器内を加熱することにより、前記処理容器内で剥離した物質を前記処理容器内に形成された前記ガスの流れによって前記処理容器内から排出するマイクロ波導入ステップと、前記洗浄用の被処理体を前記処理容器内から搬出する搬出ステップとを有することを特徴とする。
請求項2記載のマイクロ波処理装置の洗浄方法は、請求項1記載のマイクロ波処理装置の洗浄方法において、前記搬入ステップと、前記ガス導入ステップと、前記マイクロ波導入ステップと、前記搬出ステップとからなる一連の工程を繰り返すことを特徴とする。
請求項3記載のマイクロ波処理装置の洗浄方法は、請求項1又は2記載のマイクロ波処理装置の洗浄方法において、前記マイクロ波導入ステップにおいて前記処理容器内に導入される前記マイクロ波の出力値は、半導体デバイス製造用の被処理体にマイクロ波を用いた処理を施す際に前記処理容器内に導入される前記マイクロ波の出力値よりも大きいことを特徴とする。
請求項4記載のマイクロ波処理装置の洗浄方法は、請求項1乃至3のいずれか1項に記載のマイクロ波処理装置の洗浄方法において、前記洗浄用の被処理体が吸収する前記マイクロ波の量は、半導体デバイス製造用の被処理体が吸収する前記マイクロ波の量よりも少ないことを特徴とする。
本発明によれば、洗浄用の被処理体が搬入された処理容器内にガスが導入され、さらにマイクロ波が導入されるので、被処理体がマイクロ波による誘電加熱及び誘導加熱によって加熱されて輻射熱を生じるとともに、処理容器の壁部がマイクロ波による誘導加熱によって加熱される。これにより、壁部に付着したパーティクルや金属原子が熱応力によって剥離し、処理容器内に導入されたガスの流れによって処理容器の外部へ排出されるため、パーティクル等による処理容器内の汚染を防止することができる。
本発明の実施の形態に係るマイクロ波処理装置の洗浄方法が適用されるマイクロ波処理装置の構成を概略的に示す断面図である。 本実施の形態に係るマイクロ波処理装置の洗浄方法としてのチャンバ洗浄処理のフローチャートである。 図1におけるチャンバ内に窒素ガスが導入された際に形成されるガスの流れを示す断面図である。 図1におけるチャンバ内にマイクロ波が導入された際のマイクロ波の散乱の様子を示す断面図である。 図2のチャンバ洗浄処理において小さいダミーウエハを用いる場合を説明するための断面図である。 図2のチャンバ洗浄処理の第1の変形例のフローチャートである。 図2のチャンバ洗浄処理の第2の変形例のフローチャートである。 図2のチャンバ洗浄処理を実行した際にチャンバ内から排出される金属原子の密度の変化を示すグラフである。 図2のチャンバ洗浄処理を実行した際にチャンバ内から排出されるパーティクルの数の変化を示すグラフである。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
図1は、本実施の形態に係るマイクロ波処理装置の洗浄方法が適用されるマイクロ波処理装置の構成を概略的に示す断面図である。
図1において、マイクロ波処理装置10は、ウエハW(被処理体)を収容するチャンバ11(処理容器)と、チャンバ11内にマイクロ波を導入するマイクロ波導入機構12(マイクロ波導入ユニット)と、チャンバ11内においてウエハWを支持する支持機構13と、チャンバ11内に所定のガスを導入する2つのガス導入機構14(ガス導入ユニット)と、チャンバ11内を減圧排気する排気機構15とを備える。
チャンバ11は、板状の天井部16と、該天井部16と対向する底部17と、天井部16及び底部17を連結する側壁部18とを備え、直方体状を呈する。天井部16、底部17や側壁部18は金属、例えば、アルミニウムやステンレスからなる。天井部16は図中上下方向(以下、単に「上下方向」という。)に関して貫通する複数のマイクロ波導入ポート19を有し、底部17は排気ポート20を有する。各側壁部18の内面は、チャンバ11内に導入されたマイクロ波を反射するように平坦に構成される。また、一の側壁部18にはウエハWの搬出入口21が設けられ、該搬出入口21にはゲートバルブ22が設けられ、該ゲートバルブ22は上下方向に移動して搬出入口21を開閉する。
支持機構13は、底部17を貫通して上下方向に沿って延在するシャフト23と、該シャフト23の上部から図中水平に展開する複数のアーム24と、シャフト23を回転させる回転駆動部25と、シャフト23を上下方向に昇降させる昇降駆動部26と、シャフト23の基台として機能し、回転駆動部25や昇降駆動部26が取り付けられるシャフト基部27とを有する。シャフト23はベローズ28によって覆われてチャンバ11の外部から遮断される。
支持機構13では、各アーム24の先端から突出するピン29によってウエハWが支持され、シャフト23が回転することによってアーム24に載置されたウエハWはチャンバ11内において図中水平に回転し(図中矢印で示す。)、シャフト23が昇降することによってウエハWはチャンバ11内において上下方向に移動する(図中白抜き矢印で示す。)。また、シャフト23の先端にはウエハWの温度を測定するための放射温度計30が設けられ、チャンバ11の外部に設けられた温度計測部31と配線32で接続される。
天井部16や側壁部18に設けられる各ガス導入機構14は複数の配管35を介して天井部16や側壁部18に開口する複数のガス導入口36に接続され、処理ガス、冷却ガス又はパージガスとして、例えば、窒素(N)ガス、アルゴン(Ar)ガス、ヘリウム(He)ガス、ネオン(Ne)ガス、酸素(O)ガス、水素(H)ガスをチャンバ11内へダウンフロー方式やサイドフロー方式で導入する。配管35にはマスフローコントローラや開閉バルブ(いずれも図示しない)が配され、処理ガス、冷却ガスやパージガスの種類や流量を制御する。なお、図1において、複数のガス導入口36は天井部16や側壁部18に開口するが、支持機構13にウエハWを載置するステージを配置し、該ステージの載置面に複数のガス導入口を開口させ、パージガス等をアップフロー方式でチャンバ11内へ導入してもよい。
排気機構15は、排気管33を介して排気ポート20に接続される。排気管33には圧力調整バルブ34が設けられ、チャンバ11内の圧力を調整する。なお、マイクロ波処理装置10に排気機構15を必ず設ける必要はなく、排気機構15を設けない場合には、マイクロ波処理装置10が設置される工場が有する排気設備の排気ラインを排気ポート20へ直接接続する。
チャンバ11内において、アーム24と側壁部18の間には整流板37が配置される。整流板37には多数の貫通穴37aを有し、各貫通穴37aへチャンバ11内の雰囲気を流すことによってウエハW周りの雰囲気の流れを整える。
マイクロ波導入機構12は天井部16の上方に配置され、マイクロ波をチャンバ11内に導入する複数のマイクロ波ユニット38と、該複数のマイクロ波ユニット38に接続された高電圧電源39とを有する。
各マイクロ波ユニット38は、マイクロ波を生成するマグネトロン40と、生成されたマイクロ波をチャンバ11へ伝送する導波管41と、マイクロ波導入ポート19を塞ぐように天井部16に固定された透過窓42とを有する。
マグネトロン40は高電圧電源39に接続され、該高電圧電源39から高電圧電流が供給されて、種々の周波数、例えば、2.45GHzや5.8GHzのマイクロ波を生成する。マグネトロン40はマイクロ波処理装置10で実行される熱処理において最適な周波数のマイクロ波を選択的に生成する。
導波管41は矩形の断面、並びに角筒形状を有し、マイクロ波導入ポート19から上方へ立設され、マグネトロン40と透過窓42を接続する。マグネトロン40は導波管41の上端近傍に設けられ、マグネトロン40が生成したマイクロ波は、導波管41内において伝送されて透過窓42を介してチャンバ11内へ導入される。
透過窓42は誘電体材料、例えば、石英やセラミックスからなり、透過窓42及び天井部16の間はシール部材によって気密にシールされている。透過窓42からアーム24に支持されたウエハWまでの距離は、例えば、25mm以上とするのが好ましい。
マイクロ波ユニット38は、さらに、導波管41の途中に設けられたサーキュレータ43、検出器44、チューナ45及びサーキュレータ43に接続されたダミーロード46を有し、サーキュレータ43、検出器44及びチューナ45は、上方からこの順で配置される。サーキュレータ43及びダミーロード46は、チャンバ11内から反射するマイクロ波のアイソレータとして機能し、ダミーロード46はサーキュレータ43によって導波管41から分離された反射波を熱に変換して消費する。
検出器44はチャンバ11内からの反射波を検出し、チューナ45はマグネトロン40及びチャンバ11の間のインピーダンスを整合する。チューナ45は導波管41内へ突出可能に構成された導体板(図示しない)を有し、該導体板の突出量を制御することによって反射波の電力量が最小となるように上記インピーダンスを整合する。
マイクロ波処理装置10では、チャンバ11内へ導入されたマイクロ波が側壁部18等の内面によって反射されて散乱し、該散乱したマイクロ波が全方位からウエハWへ照射される。ウエハWへ照射されたマイクロ波は、ウエハW内の双極子を振動させて摩擦熱を発生させ、主に摩擦熱によってウエハWが加熱される。すなわち、マイクロ波を用いた処理が実行される。このとき、シャフト23が回転して、散乱するマイクロ波がウエハWの各部へ満遍なく照射されるようにウエハWを図中水平に回転させる。
また、マイクロ波処理装置10では、マイクロ波が散乱するチャンバ11内が減圧されると、異常放電が生じるおそれがあるため、ウエハWにマイクロ波が照射される際、排気機構15の圧力調整バルブ34によってチャンバ11内がほぼ大気圧に維持される。
図2は、本実施の形態に係るマイクロ波処理装置の洗浄方法としてのチャンバ洗浄処理のフローチャートである。本チャンバ洗浄処理は、主としてメンテナンスのために大気開放されたチャンバ11が閉じられた後であって、半導体デバイス製造用のウエハWへのマイクロ波を用いた処理、例えば、熱処理が施される前に実行される。なお、本チャンバ洗浄処理は、チャンバ11が大気開放された後だけでなく、連続するウエハWへの処理、例えば、加熱処理の間に実行することもできる。
図2において、まず、排気機構15の圧力調整バルブ34の圧力調整とガス供給によってチャンバ11内を外部より陽圧にした後、ゲートバルブ22によって搬出入口21を開口し、該搬出入口21から半導体デバイス製造用のウエハWとは異なるダミーウエハWdをチャンバ11内へ搬入し(搬入ステップ)(ステップS21)、支持機構13によって支持させる。
次いで、ゲートバルブ22によって搬出入口21を閉鎖した後、各ガス導入機構14によって所定のガス、例えば、窒素ガスをチャンバ11内に導入するとともに、排気機構15によって導入された窒素ガスを含むチャンバ11内のガスをチャンバ11の外部へ排出してチャンバ11内においてチャンバ11の外部へ向かうガスの流れを形成する(ガス導入ステップ)(ステップS22)。
具体的には、図3に示すように、天井部16に設けられたガス導入機構14の複数のガス導入口36からダミーウエハWdの表面へ窒素ガスが吹き付けられ、ダミーウエハWdの表面に吹き付けられた窒素ガスはダミーウエハWdの表面に沿って流れた後、整流板37を通過してダミーウエハWdの下方を排気ポート20に向けて流れる。また、側壁部18に設けられたガス導入機構14の複数のガス導入口36からチャンバ11内へ図中水平方向に窒素ガスが吹き出され、該吹き出された窒素ガスは整流板37を通過してダミーウエハWdの下方へ回り込むか、ダミーウエハWdの表面に沿って流れた後、整流板37を通過してダミーウエハWdの下方へ回り込み、排気ポート20へ向けて流れる。なお、図3中において窒素ガスの流れは矢印で示される。
次いで、マイクロ波導入機構12によってマイクロ波導入ポート19からチャンバ11内へマイクロ波を導入し(マイクロ波導入ステップ)(ステップS23)、該マイクロ波をチャンバ11の側壁部18等の内面によって反射させて散乱させる(図4参照。)。散乱させたマイクロ波は全方位からダミーウエハWdへ照射されるとともに、天井部16、底部17及び側壁部18へも照射される。
ダミーウエハWdへ照射されたマイクロ波は、主に、ダミーウエハWd内の双極子を振動させて摩擦熱を発生させ、ダミーウエハWdは摩擦熱によって加熱される(誘電加熱)。加熱されたダミーウエハWdは天井部16、底部17及び側壁部18の表面へ向けて熱を輻射する。なお、ダミーウエハWdが導体や半導体からなる場合、ダミーウエハWdにはマイクロ波によって渦電流が発生し、該渦電流がダミーウエハWdを流れる際に熱が発生する(誘導加熱)。この場合、ダミーウエハWdからの輻射熱には誘電加熱による熱だけではなく、誘導加熱による熱も含まれる。
また、天井部16、底部17及び側壁部18(以下、「側壁部18等」と略す。)は表面がイットリアやアルマイト等の誘電体で覆われるが、内部はアルミニウムやステンレスからなるため、側壁部18等へ照射されたマイクロ波は側壁部18等の内部に渦電流を発生させ、該該渦電流は当該内部を流れる際、当該内部の抵抗に見合った熱を側壁部18等に発生させる(誘導加熱)。特に、側壁部18等の表面の近傍は表皮効果によって優先的に渦電流が流れるため、側壁部18等の表面の近傍が誘導加熱によって積極的に加熱される。
すなわち、側壁部18等の表面の近傍はダミーウエハWdからの輻射熱や内部を流れる渦電流によって積極的に加熱されて高温になり、チャンバが大気開放された際にチャンバ11内へ進入して側壁部18等の表面へ付着したパーティクルや金属原子は、高温の側壁部18等の表面の近傍から熱応力を受けて側壁部18等から容易に剥離する。剥離したパーティクルや金属原子はチャンバ11の外部へ向かうガスの流れによってチャンバ11内から排出される。
次いで、所定の時間、例えば、数分が経過した後、各ガス導入機構14からの窒素ガスの導入、及び各マイクロ波導入機構12からのマイクロ波の導入を停止し、圧力調整バルブ34によってチャンバ11内を外部より陽圧にする。その後、ゲートバルブ22によって搬出入口21を開口し、搬出入口21からダミーウエハWdを搬出する(搬出ステップ)(ステップS24)。
次いで、ダミーウエハWdの搬入、窒素ガスの導入、マイクロ波の導入及びダミーウエハWdの搬出からなる一連の工程を所定回数実行したか否かを判定し(ステップS25)、ステップS25の判定の結果、一連の工程を所定回数実行していない場合は、ステップS21へ戻り、一連の工程を所定回数実行した場合は、本処理を終了する。
図2のチャンバ洗浄処理によれば、ダミーウエハWdが搬入されたチャンバ11内に窒素ガスが導入され、さらにマイクロ波が導入されるので、ダミーウエハWdがマイクロ波による誘電加熱によって加熱されて輻射熱を生じるとともに、側壁部18等がマイクロ波による誘導加熱によって加熱される。これにより、側壁部18等の表面に付着したパーティクル等が熱応力によって剥離し、チャンバ11内に導入された窒素ガスの流れによってチャンバ11の外部へ排出されるため、パーティクル等によるチャンバ11内の汚染を防止することができる。特に、誘導加熱は効率がよいため、側壁部18等の内部へヒータを埋め込む必要を無くすことができ、もって、マイクロ波処理装置10の構成を簡素化することができるとともに、側壁部18等の加熱の際の消費エネルギーを低減することができる。
上述した図2のチャンバ洗浄処理では、ダミーウエハWdの搬出入のために搬出入口21が開口される際、予めチャンバ11内が外部より陽圧にされるため、外部からパーティクルや金属原子がチャンバ11内に進入するのを防止することができる。
また、上述した図2のチャンバ洗浄処理では、ダミーウエハWdの搬入、窒素ガスの導入、マイクロ波の導入及びダミーウエハWdの搬出からなる一連の工程が繰り返されるので、側壁部18等の表面に付着したパーティクル等へ熱応力を繰り返し作用させることができ、もって、パーティクル等を確実に剥離させることができる。
さらに、上述した図2のチャンバ洗浄処理では、ダミーウエハWdが搬入されたチャンバ11内へマイクロ波が導入されるので、マイクロ波はダミーウエハWdに吸収され、チャンバ11内において散乱するマイクロ波が減少する。これにより、散乱したマイクロ波に起因する異常放電が発生するのを防止することができる。
なお、側壁部18等へ付着するパーティクルに双極子が含まれる場合、パーティクル内の双極子がマイクロ波によって直接、誘電加熱されるので、パーティクルへ直接熱応力を作用させることができ、パーティクルの剥離の効率を向上することができる。
以上、本発明について上記実施の形態を用いて説明したが、本発明は上記実施の形態に限定されるものではない。
例えば、上述した図2のチャンバ洗浄処理では、先にチャンバ11内へ窒素ガスを導入し、その後にチャンバ11内へマイクロ波を導入したが、先にチャンバ11内へマイクロ波を導入し、その後にチャンバ11内へ窒素ガスを導入してもよく、この場合も、熱応力によって剥離したパーティクル等を窒素ガスの流れによってチャンバ11の外部へ排出される。
また、上述した図2のチャンバ洗浄処理では、ダミーウエハWdが搬入されたチャンバ11内に導入されるマイクロ波の出力値は、半導体デバイス製造用のウエハWにマイクロ波を用いた処理を施す際にチャンバ11内に導入されるマイクロ波の出力値と変わらないが、前者を後者よりも大きくしてもよい。これにより、ダミーウエハWdのマイクロ波による誘電加熱や側壁部18等のマイクロ波による誘導加熱を促進することができ、もって、パーティクルや金属原子の熱応力による剥離を促進することができる。
さらに、上述した図2のチャンバ洗浄処理では、ダミーウエハWdの大きさが半導体デバイス製造用のウエハWの大きさと変わらないが、図5に示すように、ダミーウエハWdを導体デバイス製造用のウエハWよりも小さく形成してもよい。この場合、ダミーウエハWdが吸収するマイクロ波の量は、半導体デバイス製造用のウエハWが吸収するマイクロ波の量よりも少なくなるので、マイクロ波はより積極的に側壁部18等へ吸収され、その結果、側壁部18等の誘導加熱をより促進することができる。
また、上述した図2のチャンバ洗浄処理において、チャンバ11内にマイクロ波を導入する際、ダミーウエハWdを支持機構13によって水平に回転させてもよく、若しくは、回転させなくてもよいが、側壁部18等へのダミーウエハWdからの輻射熱の均等化の観点からは、ダミーウエハWdを水平に回転させるのが好ましい。
上述した図2のチャンバ洗浄処理では、ダミーウエハWdの搬入、窒素ガスの導入、マイクロ波の導入及びダミーウエハWdの搬出からなる一連の工程が繰り返されるが、ダミーウエハWdへのマイクロ波の照射の際、ダミーウエハWdは消耗せず、発塵しないため、上記一連の工程を繰り返すことなく、図6に示すように、ダミーウエハWdをチャンバ11内に収容したまま、長時間に亘ってチャンバ11内へマイクロ波を導入してもよく、また、図7に示すように、ダミーウエハWdをチャンバ11内に収容したまま、チャンバ11内への窒素ガスの導入及びマイクロ波の導入のみを繰り返した後、窒素ガスの導入及びマイクロ波の導入が所定回数実行されたか否かを判定し(ステップS70)、所定回数実行された場合にダミーウエハWdをチャンバ11から搬出してもよい。この場合、チャンバ11内に収容したままのダミーウエハWdからの熱が側壁部18等へ長時間に亘って輻射されるので、パーティクルや金属原子を熱応力によって確実に剥離させることができる。
次に、本発明の実施例を具体的に説明する。
まず、マイクロ波処理装置10においてメンテナンスのために大気開放されたチャンバ11が閉じられた後に図2のチャンバ洗浄処理を実行した。チャンバ11内へは2000Wのマイクロ波を導入し、1枚のダミーウエハWdに対するマイクロ波の照射時間を5分とした(実施例1)。なお、マイクロ波が照射されたダミーウエハWdの温度は約620℃まで上昇した。このときのチャンバ11内から排出される金属原子の密度(メタルコンタミ)を計測してグラフに示した。
図8は、図2のチャンバ洗浄処理を実行した際にチャンバ内から排出される金属原子の密度の変化を示すグラフである。
図8において、チャンバ11内に1枚目のダミーウエハWdを搬入してマイクロ波を導入した際には、ナトリウム(Na)、カリウム(K)やアルミニウム(Al)の密度が1.0E+10(原子/cm)以上であることが確認されたが、3枚目のダミーウエハWdを搬入してマイクロ波を導入した際には、全ての金属原子の密度が1.0E+10(原子/cm)未満に低下したことが分かった。すなわち、図2のチャンバ洗浄処理によってチャンバ11内から金属原子を除去でき、金属原子によるチャンバ11内の汚染を防止することができたのが分かった。
次いで、実施例1と同様に、マイクロ波処理装置10においてメンテナンスのために大気開放されたチャンバ11が閉じられた後に図2のチャンバ洗浄処理を実行した。このとき、チャンバ11内へは2400Wのマイクロ波を導入し、1枚のダミーウエハWdに対するマイクロ波の照射時間を5分とした。なお、マイクロ波が照射されたダミーウエハWdの温度は約660℃まで上昇した。このときのチャンバ11内から排出される、大きさが0.16μm以上のパーティクルの数を計測してグラフに示した。
図9は、図2のチャンバ洗浄処理を実行した際にチャンバ内から排出されるパーティクルの数の変化を示すグラフである。
図9において、チャンバ11内に1枚目のダミーウエハWdを搬入してマイクロ波を導入した際には、100個以上のパーティクルが確認されたが、2枚目のダミーウエハWdを搬入してマイクロ波を導入した際には、20個以下のパーティクルしか確認できず、4枚目のダミーウエハWdを搬入してマイクロ波を導入した際には、パーティクルを確認できなかった。すなわち、図2のチャンバ洗浄処理によってチャンバ11内からパーティクルを除去でき、パーティクルによるチャンバ11内の汚染を防止することができたのが分かった。
Wd ダミーウエハ
10 マイクロ波処理装置
11 チャンバ
12 マイクロ波導入機構
13 支持機構
14 ガス導入機構
15 排気機構

Claims (4)

  1. 被処理体を収容する処理容器と、前記処理容器内にマイクロ波を導入するマイクロ波導入ユニットと、前記処理容器内にガスを導入するガス導入ユニットとを備えるマイクロ波処理装置の洗浄方法であって、
    洗浄用の被処理体を前記処理容器内に搬入する搬入ステップと、
    前記ガス導入ユニットから前記処理容器内に前記ガスを導入すると共に前記処理容器内に導入された前記ガスを前記処理容器内から排出するガス導入ステップと、
    前記処理容器内に前記マイクロ波を導入して、前記処理容器内にプラズマを発生させることなく前記処理容器内を加熱することにより、前記処理容器内で剥離した物質を前記処理容器内に形成された前記ガスの流れによって前記処理容器内から排出するマイクロ波導入ステップと、
    前記洗浄用の被処理体を前記処理容器内から搬出する搬出ステップとを有することを特徴とするマイクロ波処理装置の洗浄方法。
  2. 前記搬入ステップと、前記ガス導入ステップと、前記マイクロ波導入ステップと、前記搬出ステップとからなる一連の工程を繰り返すことを特徴とする請求項1記載のマイクロ波処理装置の洗浄方法。
  3. 前記マイクロ波導入ステップにおいて前記処理容器内に導入される前記マイクロ波の出力値は、半導体デバイス製造用の被処理体にマイクロ波を用いた処理を施す際に前記処理容器内に導入される前記マイクロ波の出力値よりも大きいことを特徴とする請求項1又は2記載のマイクロ波処理装置の洗浄方法。
  4. 前記洗浄用の被処理体が吸収する前記マイクロ波の量は、半導体デバイス製造用の被処理体が吸収する前記マイクロ波の量よりも少ないことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のマイクロ波処理装置の洗浄方法。
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